JP2531372Y2 - カートン - Google Patents

カートン

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JP2531372Y2
JP2531372Y2 JP912491U JP912491U JP2531372Y2 JP 2531372 Y2 JP2531372 Y2 JP 2531372Y2 JP 912491 U JP912491 U JP 912491U JP 912491 U JP912491 U JP 912491U JP 2531372 Y2 JP2531372 Y2 JP 2531372Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer case
carton
case
lid
rice
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP912491U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04100429U (ja
Inventor
久善 西井
和敬 真鍋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、お米などの穀類を収納
するのに使用されるカートンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、お米はビニール袋に収納した形態
でスーパーなどの店頭で販売されることが多くなってき
ている。このような形態のものとしては、一人暮らしや
小家庭などお米を多く使用しない消費者向けとして、例
えば1〜3kgの少量を袋詰めしたものが多い。そし
て、消費者はこのビニール袋に入ったお米を購入して持
ち帰った後、別の保管容器に移替えたり、或いは、ビニ
ール袋から直に必要量を取り出して使用している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、お米を
ビニール袋に入れた形態のものは、その形状が不安定で
保管しにくいという問題点があった。特に、開封後に少
しずつ使用する場合にはビニール袋に残っている中身を
誤ってこぼしてしまうことがある。また、ビニール袋か
ら直接取り出す場合には別の計量カップが必要であると
いう問題点があった。
【0004】本考案は、上記のような問題点に鑑み、お
米などの穀類を収納するのにカートンを使用することに
着目してなされたものであり、安定した状態で保管でき
ると共に開封後に計量機能を有するカートンを提供する
ことを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案のカートンは、上下が閉鎖された角筒状の外
ケースと、少なくとも上方が開口しており前記外ケース
の内側に一体的に配設された角筒状の内ケースとからな
り、前記外ケースの上部を切り離して蓋部分とする開封
手段を有すると共に該蓋部分には目盛が形成されている
ことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】上記構成からなるカートンは外ケースの上部が
蓋部分として切り離される。そして、この蓋部分は計量
カップの役目を果たす。また、中身を所定量だけ取り出
した後は、再び蓋部分を被せて保管状態とされる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0008】図1は本考案の一実施例としてのカートン
の斜視図を示しており、カートン1は、上下が閉鎖され
た角筒状の外ケース2と、上下共に開口しており外ケー
ス2の内側に一体的に配設された角筒状の内ケース3と
からなっている。そして、外ケース2の上部には摘み片
4の幅で上下にミシン目5が形成されており、この摘み
片4を引っ張りミシン目5に沿って外ケース2を帯状に
引き裂くことにより外ケース2の上部が蓋部分6として
開けられるようになっている。また、内ケース3の下端
は外ケース2の底面まで伸びていると共に、上端は外ケ
ース2の上面との間に間隔が設けられた状態で短くなっ
ている。そして、この間隔はミシン目5の幅より若干大
きくされている。また、蓋部分6となる外ケース2の上
部には押罫による目盛7,8が形成されている。
【0009】図2は上記カートン1を形成するブランク
板の展開図を示している。このブランク板10は板紙か
らなるもので、罫線により図示の如く各部分に区画され
ている。すなわち、前記外ケース2の側面を構成する外
側側板11,12,13,14がその長辺側で互いに連
設されていると共に、前記内ケース3の側面を構成する
内側側板15,16,17,18がその長辺側で互いに
連設されており、外側側板14と内側側板15とが連設
された状態となっている。そして、各外側側板11,1
2,13,14の一方の短辺側にはそれぞれ底板19,
20,21,22が、他方の短辺側にはそれぞれ天板2
3,24,25,26が連設されており、内側側板18
の長片端部には糊しろ片27が連設されている。また、
外側側板11には両側に切込みを有する摘み片4が設け
られていると共に、各外側側板11,12,13,14
に渡って摘み片4の幅で2列のミシン目5が形成されて
いる。また、ミシン目5は内側側板15の一部にかかる
ようにも形成されており、このミシン目5の内側には切
込み28により区画された部分を有している。さらに、
各外側側板11,12,13,14のミシン目5より外
側には押罫による目盛7,8がそれぞれ形成されてい
る。
【0010】上記構成からなるブランク板10を組み立
てるには、まず、内側側板15,16,17,18を罫
線部分で折り曲げて角筒状とし、糊しろ片27の外面に
おける糊しろ部分29を内側側板15の端部内面に貼り
付けることにより前記内ケース3を形成する。この場
合、糊しろ部分29は切込み28より内側に位置するよ
うにしている。次いで、外側側板11,12,13,1
4を罫線部分で折り曲げ内ケース3を覆うようにして角
筒状とし、内側側板15の外面における糊しろ部分30
に対して外側側板11の端部内面を貼り付けることによ
り外ケース2の側面を形成する。続いて、底板19,2
0,21,22を交互に貼り付けて外ケース2の底部を
閉鎖した状態としてから内容物であるお米を上部より投
入した後、天板23,24,25,26を交互に貼り付
けて頂部を閉鎖することにより図1に示すカートン1が
形成される。
【0011】このようにして形成されたカートン1を開
封するには、まず、摘み片4を引っ張ってミシン目5の
部分を帯状に引き裂いて取り除くことにより図3に示す
状態とする。次いで、外ケース2におけるミシン目5よ
り上部を蓋部分6として引き抜いて図4に示す容器本体
部分と図5に示す蓋部分6とに分離する。そして、内容
物のお米を容器本体部分から取り出す場合には、目盛
7,8を有する蓋部分6が計量カップとして使用され
る。また、内容物を必要量だけ取り出した後に閉じる際
には、蓋部分6を容器本体部分に被せて押し込むように
する。この場合、内ケース3の上端は図1の状態で外ケ
ース2の上面からミシン目5の幅より若干大きな間隔を
有しており、この分だけ内ケース3が短くなっているの
で、切り取られたミシン目5同士が当接するまで蓋部分
6が押し込まれる。
【0012】なお、上記実施例では、外ケース2と内ケ
ース3を一枚のブランク板10で形成した例を示した
が、これらを別のブランク板で形成して一体とするよう
にしてもよい。また、押罫による目盛7,8はブランク
板10を打ち抜く時に同時に形成したが、別工程で印刷
等により形成するようにしてもよいものである。
【0013】また、上記実施例では、摘み片4とミシン
目5により開封手段を構成したが、外ケース2の上部を
切り離す開封手段はこれに限定されるものではない。例
えば、ミシン目5の代わりに外ケースの内面にティアテ
ープを取り付けたものでもよいし、或いは、ブランク板
を構成する板紙に延伸フィルムを積層したものを用いる
こともできる。
【0014】
【考案の効果】以上説明したように、本考案のカートン
は、角筒状の一定した形状をしているので、お米などの
穀類を収納した場合に袋のように不安定な状態となるこ
とがなく、安定した状態で保管することができる。ま
た、切り離した蓋部分が容器本体部分と一体化できるの
で保管が容易である。また、切り離し可能な蓋部分が計
量カップの機能を持っているので、従来計量に使用して
いたカップ等を必要としない。特に、本考案のカートン
は、その保管が容易で場所を取らないことから、容量を
1〜3kg程度とすることにより、一人暮らしや小家庭
などお米を多く使用しない消費者向けとして適してい
る。さらに、例えば、牛乳カートンサイズとすれば場所
を取らないで冷蔵庫に入れることができるので低温保存
することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例としてのカートンの斜視図で
ある。
【図2】カートンを形成するブランク板の展開図であ
る。
【図3】カートンを開封した状態を示す斜視図である。
【図4】蓋部分を外した容器本体を示す斜視図である。
【図5】蓋部分の斜視図である。
【符号の説明】
1 カートン 2 外ケース 3 内ケース 6 蓋部分 7 目盛 8 目盛

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下が閉鎖された角筒状の外ケースと、
    少なくとも上方が開口しており前記外ケースの内側に一
    体的に配設された角筒状の内ケースとからなり、前記外
    ケースの上部を切り離して蓋部分とする開封手段を有す
    ると共に該蓋部分には目盛が形成されていることを特徴
    とするカートン。
JP912491U 1991-02-01 1991-02-01 カートン Expired - Lifetime JP2531372Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP912491U JP2531372Y2 (ja) 1991-02-01 1991-02-01 カートン

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JP912491U JP2531372Y2 (ja) 1991-02-01 1991-02-01 カートン

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Publication Number Publication Date
JPH04100429U JPH04100429U (ja) 1992-08-31
JP2531372Y2 true JP2531372Y2 (ja) 1997-04-02

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JP912491U Expired - Lifetime JP2531372Y2 (ja) 1991-02-01 1991-02-01 カートン

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JPH04100429U (ja) 1992-08-31

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