JP2004216277A - 塗料塗布装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】帯状基材上の塗布始端部で塗料の膜厚が部分的に厚くなったり、薄くなったりすることがなく、帯状基材の長手方向に均一な膜厚の塗膜を形成できる塗料塗布装置を提供する。
【解決手段】バルブ本体30に供給室32と流入室33とリターン室35を貫通する駆動軸36を設け、駆動軸36の駆動時、駆動軸36の先端ストッパー39によって係止され、供給弁ストッパー31に当接して流入室33から供給室32への塗料の流入を停止する算盤玉形状の供給弁38を駆動軸36上に塗料流入圧で摺動可能に設け、同時に、リターン弁ストッパー34との当接状態を離脱して流入室33内の塗料をリターン室35から塗料タンクにリターンするリターン弁40を駆動軸36に固定して設けた三方弁間欠バルブを用いる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、連続走行する帯状基材に塗料を塗布する塗料塗布装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、リチウムイオン電池や燃料電池等の電池においては、その製造工程において、カーボンペーパーやPETフィルム等の集電体上に活物質ペースト等の電池用ペーストを塗布することが行われている。
【0003】
このような電池用ペーストの塗付された塗布部材を作るためには、帯状基材をバックロールに巻回して、帯状基材に対向する位置に設けたノズルから走行する帯状基材上に電池用ペーストを吹き付け、ノズルへの電池用ペーストの供給と停止を繰り返すことにより、帯状基材上に電池用ペーストが塗布された部分と、電池用ペーストが塗布されていないリード線溶接部分とを交互に形成している。
【0004】
上記のように、間欠的に電池用ペーストを塗布する塗料塗布装置において、ノズルへの電池用ペーストの供給と停止を繰り返す従来の二方弁間欠バルブの概略構成図を図4に示す。
【0005】
図4において、バルブ本体1の内部は弁座2を挟んでペーストの入側貯留室1aと出側貯留室1bに分けられ、前記バルブ本体1の後部にシール部材3を介してシリンダ4を連設し、その内部は、前記シール部材3を貫通して先端5が前記バルブ本体1の入側貯留室1aおよび出側貯留室1b内に突出した駆動軸6の固定されたピストン7によって圧空室8aと圧空室8bに分けられている。
【0006】
また、前記駆動軸6の先端5には螺着されたナット9によって移動量が規制される弁体10が固定され、弁体10は出側貯留室1b内において前記弁座2に当接する弁部材11aと肉厚が薄く大径の円板11bにより形成されている。
【0007】
上記二方弁間欠バルブを用いて、走行する帯状基材上に電池用ペーストを塗布する間欠塗布装置は従来から考えられているが(例えば、特許文献1参照)、その装置によると、例えば、リチウム電池用ペーストの場合、吐出流量は約2〜3L/minであり、ペースト圧力が高くなり、ペースト圧力により弁部材11aが押されて弁体10は開放可能となるが、弁体10の開放後、ペーストが入側貯留室1aから出側貯留室1bに流出する際に、バルブ本体1の内壁面と弁体10の円板11bとの隙間が狭く、入側貯留室1a内のペーストの内圧が急激に高くなるため、塗布開始時にペーストが多量に送り込まれて帯状基材上の塗布始端部から約20mmまでペーストの膜厚が約30〜100μm厚くなる。
【0008】
一方、燃料電池用ペーストの場合、吐出流量は前記リチウム電池用ペーストの場合の約1/10の10〜20cc/minであり、ペースト圧力が極端に低く、弁体10の弁部材11aに加わるペースト圧力が低く、塗布開始時における弁体10の開放に遅れが生じ、帯状基材上の塗布始端部から約10mmまでペーストの膜厚が約5〜20μm薄くなる。
【0009】
【特許文献1】
特開2001−38276号公報(第3頁 段落0011〜段落0012)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、従来の塗料塗布装置によると、帯状基材上の塗布始端部で塗料の膜厚が部分的に厚くなったり、薄くなったりする。塗布始端部で塗料の膜厚が部分的に厚くなった場合は、後工程の圧延時に厚く塗布された塗膜が剥がれて脱落したり、また、塗布始端部で塗料の膜厚が部分的に薄くなった場合は、塗膜が形成された帯状基材を層状に重ねるとき、塗料の膜厚が部分的に薄くなった部分が数十層重なるため、スタック構成ができないという問題があり、これらの問題は、電池製造時、集電体上に活物質ペーストを塗布して触媒層を形成する場合のように、帯状基材上に活物質ペーストが塗布された部分と、活物質ペーストが塗布されていないリード線溶接部分とを交互に形成する必要のある間欠塗布装置においては顕著になる。
【0011】
本発明は上記の課題を解決するもので、走行する帯状基材上の塗布始端部で塗料の膜厚が部分的に厚くなったり、薄くなったりすることがなく、帯状基材の長手方向に均一な膜厚の塗膜を形成できる塗料塗布装置を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明は、バルブ本体の内部を供給弁ストッパーによって供給室と流入室に、リターン弁ストッパーによって前記流入室とリターン室にそれぞれ分け、前記供給室を帯状基材上に塗料を吹き付けるノズルに接続する供給路と、前記流入室を塗料タンクに接続する流入路と、前記リターン室を塗料タンクに接続するリターン路とをそれぞれ設け、前記バルブ本体の内部の供給室と流入室とリターン室を貫通し、シリンダによって軸方向に駆動される駆動軸を設け、前記駆動軸の駆動時、前記供給室内において、駆動軸の先端ストッパーによって係止され、前記供給弁ストッパーに当接して流入室から供給室への塗料の流入を停止する算盤玉形状の供給弁を駆動軸上に塗料流入圧で摺動可能に設け、同時に、前記リターン室内において、前記リターン弁ストッパーとの当接状態を離脱して流入室内の塗料をリターン室から塗料タンクにリターンするリターン弁を駆動軸に固定して設けた三方弁間欠バルブを用いた塗料塗布装置であり、走行する帯状基材上の塗布始端部で塗料の膜厚が部分的に厚くなったり、薄くなったりすることがなく、帯状基材の長手方向に均一な膜厚の塗膜を形成できるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、バルブ本体の内部を供給弁ストッパーによって供給室と流入室に、リターン弁ストッパーによって前記流入室とリターン室にそれぞれ分け、前記供給室を帯状基材上に塗料を吹き付けるノズルに接続する供給路と、前記流入室を塗料タンクに接続する流入路と、前記リターン室を塗料タンクに接続するリターン路とをそれぞれ設け、前記バルブ本体の内部の供給室と流入室とリターン室を貫通し、シリンダによって軸方向に駆動される駆動軸を設け、前記駆動軸の駆動時、前記供給室内において、駆動軸の先端ストッパーによって係止され、前記供給弁ストッパーに当接して流入室から供給室への塗料の流入を停止する算盤玉形状の供給弁を駆動軸上に塗料流入圧で摺動可能に設け、同時に、前記リターン室内において、前記リターン弁ストッパーとの当接状態を離脱して流入室内の塗料をリターン室から塗料タンクにリターンするリターン弁を駆動軸に固定して設けた三方弁間欠バルブを用いた塗料塗布装置であり、塗料流入圧で摺動可能な供給弁を駆動軸上に設けることにより、微少流量の塗料流入圧によっても供給弁を駆動でき、供給弁が算盤玉形状であることにより、流入室から供給室へ塗料が流入する場合、供給室の中心部分へも流速分布が生じ、供給室内部に塗料の滞留部分が生じないという作用を有する。
【0014】
本発明の請求項2に記載の発明は、駆動軸上に塗料流入圧で摺動可能に設けた算盤玉形状の供給弁の面と駆動軸の軸線とがなす角度θ×2が90〜120度である請求項1に記載の塗料塗布装置であり、角度θ×2が90〜120度であることにより、塗料流入圧の供給弁の面に対する分力による供給弁の開放遅れおよび開放の速くなるのを防止するという作用を有する。
【0015】
本発明の請求項3に記載の発明は、駆動軸上に塗料流入圧で摺動可能に設けた算盤玉形状の供給弁の貫通孔と駆動軸の先端ストッパーにかけて同一寸法のテーパーを形成した請求項1に記載の塗料塗布装置であり、供給弁の貫通孔と駆動軸の先端ストッパーにかけて同一寸法のテーパーを形成したことにより、供給弁が駆動軸上を摺動する段階で、供給弁と駆動軸が線接触になるという作用を有する。
【0016】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0017】
(実施の形態)
図1は本発明の実施の形態であるリチウムイオン2次電池ペーストの塗料塗布装置の概略構成図であり、12は下流側リップ13と上流側リップ14と、前記下流側リップ13と上流側リップ14の間に形成されたスリットギャップG=0.5mm、塗布幅480mmの塗料押し出しスリット15と、前記スリット15への塗料供給源となる塗料の溜まりであるマニホールド16とより構成されるノズル、17は前記マニホールド16に接続され、ピストン18を矢印A方向もしくはB方向に移動させるエアーシリンダ19によってマニホールド16内の塗料を吸引、排出させる吸引手段、20は、供給路21が前記ノズル12のマニホールド16に、流入路22がフィルター23、ポンプ24を介して塗料タンク25に、リターン路26が塗料タンク25にそれぞれ接続された三方弁間欠バルブ、27はバックロール28に巻回され、前記ノズル12のスリット15を構成する下流側リップ13の先端と、距離d=200μmを隔てて対向走行する帯状基材、29は帯状基材27上に塗布された塗膜である。
【0018】
また、図2は前記図1の三方弁間欠バルブ20の概略構成図であり、30はその内部が供給弁ストッパー31によって供給室32と流入室33に、リターン弁ストッパー34によって前記流入室33とリターン室35にそれぞれ分けられたバルブ本体、36は前記バルブ本体30の内部の供給室32と流入室33とリターン室35を貫通し、シリンダ37によって軸方向に駆動される駆動軸、38は前記駆動軸36の駆動時、前記供給室32内において、駆動軸36の先端ストッパー39によって係止され、前記供給弁ストッパー31に当接して流入室33から供給室32への塗料の流入を停止し、駆動軸36の非駆動時、塗料流入圧で駆動軸36上を摺動可能な円錐の低辺部分を合わせた算盤玉形状の供給弁、40は前記算盤玉形状の供給弁38が供給弁ストッパー31に当接して流入室33から供給室32への塗料の流入を停止しているとき、前記リターン室35内において、前記リターン弁ストッパー34との当接状態を離脱する駆動軸36上の位置に固定して取付けられたリターン弁である。
【0019】
なお、前記図1の場合と同様、バルブ本体30の供給室32にはノズル12に接続する供給路21と、流入室33にはフィルター23、ポンプ24を介して塗料タンク25に接続する流入路22と、リターン室35には塗料タンク25に接続するリターン路26とがそれぞれ設けられている。
【0020】
図3(a)、(b)は前記図2の三方弁間欠バルブの一部拡大断面図であり、図3(a)に示すように、駆動軸36には先端ストッパー39にかけてテーパー41が形成され、図3(b)に示すように、駆動軸36上を摺動可能な算盤玉形状の供給弁38の貫通孔42にも前記駆動軸36のテーパー41と同一寸法のテーパー43が形成されている。
【0021】
従って、算盤玉形状の供給弁38が駆動軸36の先端ストッパー39に係止された状態では前記両テーパー41、43の面はピッタリと合い、テーパー41の前端部の径A−Aとテーパー43の前端部の径a−aは同じで、テーパー41の後端部の径B−Bとテーパー43の後端部の径b−bとは同じである。
【0022】
以上の構成の塗料塗布装置により、厚み10μm、幅500mmの負極銅箔集電体である帯状基材27上に炭素材、CMCおよび水を混錬した負極用ペーストを、また、厚み20μm、幅500mmの正極アルミ箔集電体である帯状基材27上にLiCoO、導電性カーボンブラック、フッ素系樹脂、CMCおよび水を混錬した正極用ペーストを、それぞれ300〜400mmの所定のピッチで間欠的に塗布し、乾燥、圧延する。帯状基材27上への塗料塗布を停止するときは、三方弁間欠バルブの駆動軸36をシリンダ37によって軸方向に引き、先端ストッパー39で駆動軸36上を摺動する算盤玉形状の供給弁38を供給弁ストッパー31に押し付け、流入室33から供給室32への塗料の流入を遮断し、同時に、駆動軸36上に固定されたリターン弁40とリターン弁ストッパー34との当接状態を離脱させて流入室33からリターン室35への塗料の流入を開始させる。
【0023】
この場合、流入室33から供給室32への塗料の流入を遮断してノズル12への塗料供給を停止すると同時に、ノズル12のピストン18をエアーシリンダ19によって矢印A方向に移動させ、ノズル12のスリット15内やノズル12と帯状基材27の隙間に存在する塗料を吸引することにより、帯状基材27の塗布終端部における塗料切れがよくなる。
【0024】
次に、塗布再開時には、三方弁間欠バルブの駆動軸36をシリンダ37によって軸方向に押し出し、リターン弁40とリターン弁ストッパー34とを当接状態として流入室33からリターン室35への塗料の流入を遮断し、同時に、流入路22から流入室33に流入してくる塗料流入圧により算盤玉形状の供給弁38を駆動軸36上を摺動させ、供給弁38と供給弁ストッパー31の当接状態を離脱させて流入室33から供給室32への塗料の流入を再開させ、ノズル12のピストン18をエアーシリンダ19によって矢印B方向に移動させ、前記のように、吸引していた塗料をノズル12のマニホールド16内に戻すことにより、帯状基材27の塗布再開が安定して行われることになる。
【0025】
前記の場合、三方弁間欠バルブの流入室33から供給室32への塗料の流入、遮断を制御する供給弁38は、その貫通孔42のテーパー43が駆動軸36のテーパー41と同一寸法であるので、供給弁38が駆動軸36の先端ストッパー39に係止された状態では前記両テーパー41、43の面は面接触でピッタリと合うが、供給弁38が駆動軸36上を摺動する段階では、供給弁38と駆動軸36の接触は面接触ではなく、供給弁38の貫通孔42の径a−aにおけるテーパー43の前端部で線接触することになり、供給弁38と駆動軸36の接触抵抗は極めて小さなものとなるため、塗布開始時において流入路22から流入室33に流入してくる塗料が微少流量で塗料流入圧が小さくても、供給弁38の駆動軸36上の摺動が安定し、供給弁38の開放動作が確実に行われるものである。
【0026】
また、供給弁38の形状が円錐の低辺部分を合わせた算盤玉形状であるので、供給弁38の開放時、流入室33から算盤玉形状の供給弁38を超えて供給室32へ流れる塗料は供給弁38の算盤玉形状の傾斜面を下って供給室32の中心部分へも流れることになり、供給室32の中心部分に塗料の滞留が生じることがなくなる。
【0027】
以上のように、塗布開始時において流入路22から流入室33に流入してくる塗料が微少流量で塗料流入圧が小さくても、供給弁38の開放動作が確実に行われ、また、供給弁38の開放時、供給室32の中心部分に塗料の滞留が生じないということは、流入路22から流入室33に流入してくる塗料の塗料流入圧が供給室32内にスムーズに伝達されるということであり、塗布開始時において供給弁38の開放遅れによる塗布始端部での薄塗りがなくなると共に、流入室33から供給室32への塗料の流れの不均一性および塗料の流れの滞りによる流入室33内の塗料内圧の急上昇で塗布始端部に厚塗りが生じることもなくなり、結局、帯状基材27の長手方向に均一な膜厚の塗膜29を形成でき、塗膜29の形成された帯状基材27を所定の厚さに圧延しても、塗布始端部の剥がれによる塗膜29の脱落もなくなるという効果が得られる。
【0028】
なお、前記図3(a)、(b)に示す駆動軸36と供給弁38の一部拡大断面図において、供給弁38の面44と駆動軸36の軸線45とがなす角度θ×2が90度以下の鋭角の場合は、流入路22から流入室33に流入してくる塗料の塗料流入圧の供給弁38の面44に対する分力が小さくなり、塗料が微少流量であると、供給弁38の開放遅れによる塗布始端部で薄塗りが生じ易く、逆に、角度θ×2が120度以上の鈍角の場合は、塗料流入圧の供給弁38の面44に対する分力が大きくなり過ぎ、供給弁38の開放が速くなり、塗布始端部で厚塗りが生じ易いという問題があるので、角度θ×2が90〜120度であることが望ましい。
【0029】
また、スリットギャップGは塗料粘度によって適宜50〜500μmの範囲で設定される。
【0030】
【発明の効果】
以上のように、本発明の塗料塗布装置によれば、走行する帯状基材上の塗布始端部で塗料の膜厚が部分的に厚くなったり、薄くなったりすることがなく、帯状基材の長手方向に均一な膜厚の塗膜を形成できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるリチウムイオン2次電池ペーストの塗料塗布装置の概略構成図
【図2】図1の三方弁間欠バルブ20の概略構成図
【図3】(a)図2の三方弁間欠バルブの一部拡大断面図
(b)図2の三方弁間欠バルブの一部拡大断面図
【図4】従来の塗料塗布装置に用いる二方弁間欠バルブの概略構成図
【符号の説明】
1,30 バルブ本体
1a 入側貯留室
1b 出側貯留室
2 弁座
3 シール部材
4,37 シリンダ
5 先端
6,36 駆動軸
7,18 ピストン
8a,8b 圧空室
9 ナット
10 弁体
11a 弁部材
11b 円板
12 ノズル
13 下流側リップ
14 上流側リップ
15 スリット
16 マニホールド
17 吸引手段
19 エアーシリンダ
20 三方弁間欠バルブ
21 供給路
22 流入路
23 フィルター
24 ポンプ
25 塗料タンク
26 リターン路
27 帯状基材
28 バックロール
29 塗膜
31 供給弁ストッパー
32 供給室
33 流入室
34 リターン弁ストッパー
35 リターン室
38 供給弁
39 先端ストッパー
40 リターン弁
41,43 テーパー
42 貫通孔
44 面
45 軸線

Claims (3)

  1. バルブ本体の内部を供給弁ストッパーによって供給室と流入室に、リターン弁ストッパーによって前記流入室とリターン室にそれぞれ分け、前記供給室を帯状基材上に塗料を吹き付けるノズルに接続する供給路と、前記流入室を塗料タンクに接続する流入路と、前記リターン室を塗料タンクに接続するリターン路とをそれぞれ設け、前記バルブ本体の内部の供給室と流入室とリターン室を貫通し、シリンダによって軸方向に駆動される駆動軸を設け、前記駆動軸の駆動時、前記供給室内において、駆動軸の先端ストッパーによって係止され、前記供給弁ストッパーに当接して流入室から供給室への塗料の流入を停止する算盤玉形状の供給弁を駆動軸上に塗料流入圧で摺動可能に設け、同時に、前記リターン室内において、前記リターン弁ストッパーとの当接状態を離脱して流入室内の塗料をリターン室から塗料タンクにリターンするリターン弁を駆動軸に固定して設けた三方弁間欠バルブを用いた塗料塗布装置。
  2. 駆動軸上に塗料流入圧で摺動可能に設けた算盤玉形状の供給弁の面と駆動軸の軸線とがなす角度θ×2が90〜120度である請求項1に記載の塗料塗布装置。
  3. 駆動軸上に塗料流入圧で摺動可能に設けた算盤玉形状の供給弁の貫通孔と駆動軸の先端ストッパーにかけて同一寸法のテーパーを形成した請求項1に記載の塗料塗布装置。
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