JP2004216014A - 歯間ブラシホルダー - Google Patents
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Abstract
【課題】歯間ブラシ部分を交換する際の交換が容易で、歯間ブラシの向きを使い易い方向に向けて使用でき、また携帯に便利なようにコンパクトに収納できるようにする。
【解決手段】歯間ブラシ1を取り付けたブラシ回転部2からなるブラシヘッド部Aと、歯間ブラシ1を収納乃至取り出し可能なヘッドブラケット部Bと、該ヘッドブラケット部Bに一対の支軸7、7を介して開閉回転可能に軸支された一対のホルダーカバー体5、5からなるブラシホルダー・カバー部Cとから構成され、収納時にはブラシヘッド部Aを切欠部4内に収納しブラシホルダー・カバー部Cを閉鎖しヘッドブラケット部Bを外側からカバー可能であり、使用時にはブラシホルダー・カバー部Cを開放して延長ホルダー部を形成できる。
【選択図】図1
【解決手段】歯間ブラシ1を取り付けたブラシ回転部2からなるブラシヘッド部Aと、歯間ブラシ1を収納乃至取り出し可能なヘッドブラケット部Bと、該ヘッドブラケット部Bに一対の支軸7、7を介して開閉回転可能に軸支された一対のホルダーカバー体5、5からなるブラシホルダー・カバー部Cとから構成され、収納時にはブラシヘッド部Aを切欠部4内に収納しブラシホルダー・カバー部Cを閉鎖しヘッドブラケット部Bを外側からカバー可能であり、使用時にはブラシホルダー・カバー部Cを開放して延長ホルダー部を形成できる。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、歯間ブラシホルダーに関し、歯間ブラシ部分が角度可変となっている構造の長柄状の歯間ブラシホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】
歯間ブラシ部分が角度可変となっている構造の従来の長柄状の歯間ブラシホルダーとしては、ブラシホルダーの長手方向に対して直交方向に設けた支軸を介して歯間ブラシ部をブラシホルダーに回動可能に設けた構造のものがあり、歯間ブラシ部を長柄状の歯間ブラシホルダーに対して使い易い所定の角度に調整することができるようになっている。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−121942号公報
【特許文献2】
実公昭54−5165号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
また、上記のような従来の歯間ブラシホルダーは、歯間ブラシ部を交換する際には、ブラシホルダーから支軸部分を取り外して交換する必要があるが、その支軸部分をブラシホルダーから取り外す際に簡単に外すことができず、そのために時間が掛かったり、ブラシホルダー本体を破損したりして、交換が面倒であり、また歯間ブラシホルダーを旅行カバンなどに入れて携帯するような場合には、ホルダー部分が長柄状であるためにコンパクトに携帯できない不都合があった。
【0005】
本発明の課題は、これらの不都合を解消することにあり、歯間ブラシ部分を交換する際の交換が容易で、歯間ブラシの向きを使い易い方向に向けて使用でき、また携帯に便利なようにコンパクトに収納できるようにした歯間ブラシホルダーを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る発明は、歯間ブラシ1を取り付けたブラシ回転部2からなるブラシヘッド部Aと、該ブラシヘッド部Aのブラシ回転部2をシャフト体3の一端部に設けた切欠部4を介して対向するシャフト体3、3の対向内面に設けた水平回転軸3aにて軸支することによりブラシヘッド部Aを回転可能に軸支し且つ切欠部4内外に歯間ブラシ1を収納乃至取り出し可能なヘッドブラケット部Bと、該ヘッドブラケット部Bのシャフト体3の他端部両側に一対の支軸7、7を介して開閉回転可能に軸支された一対のホルダーカバー体5、5からなるブラシホルダー・カバー部Cとから構成され、収納時には、ブラシヘッド部Aを切欠部4内に収納しブラシホルダー・カバー部Cを閉鎖しヘッドブラケット部Bを外側からカバー可能であり、使用時には、ブラシホルダー・カバー部Cを開放してヘッドブラケット部Bとブラシホルダー・カバー部Cとによる延長ホルダー部を形成でき且つブラシヘッド部Aを切欠部4外側に取り出しできることを特徴とする歯間ブラシホルダーである。
【0007】
本発明の請求項2に係る発明は、上記請求項1に係る歯間ブラシホルダーにおいて、前記ブラシヘッド部Aのブラシ回転部2とヘッドブラケット部Bのシャフト体3、3の対向内面との回転周接界面には、ブラシヘッド部Aの回転を一端停止させる所定間隔の複数凹凸嵌合部を備えることを特徴とする歯間ブラシホルダーである。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の歯間ブラシホルダーの実施の形態を、図1に示す全体斜視図、図2(a)に示す正面断面図、図2(b)に示す側断面図に沿って以下に詳細に説明する。
【0009】
本発明の歯間ブラシホルダーは、図1に示すように、ブラシヘッド部Aとヘッドブラケット部Bとブラシホルダー・カバー部Cとにより構成されていて、ブラシヘッド部Aは、歯間ブラシ1を取り付けたブラシ回転部2と、該ブラシ回転部2を軸線Oを回転中心として回転可能に支持される軸孔部2aとにより構成される。
【0010】
該ブラシヘッド部Aのブラシ回転部2は、図1に示すように、ヘッドブラケット部Bに回転可能に取付けられている。
【0011】
ヘッドブラケット部Bは、シャフト体3の一端部に、その長手方向に切欠部4を設け、該切欠部4を介して対向するシャフト体3、3(以下、対向シャフト体3、3という)を備えたものである。
【0012】
ブラシ回転部2は、ヘッドブラケット部Bの対向シャフト体3、3の対向内面に嵌装されて、図2(a)に示すようにブラシ回転部2は、対向シャフト体3、3の対向内面に突出する水平回転軸3a、3aがブラシ回転部2の軸孔部2a内に嵌挿して回転可能に軸支されている。
【0013】
ブラシ回転部2に取り付けた歯間ブラシ1は、図1に示すように、ブラシ回転部2の回転により切欠部4内に収納でき、また、使用時には、図2(a)〜(b)に示すようにブラシ回転部2の回転により切欠部4内より外側に取り出すことができる。
【0014】
またブラシヘッド部Aのブラシ回転部2の両側面と、対向シャフト体3、3の対向内面の互いの摺接面部分には、図1及び図2(b)に示すように、所定間隔に複数の凹凸嵌合部2b、3bを備え、ブラシ回転部2は各々凹凸嵌合部により数カ所の回転角位置にて、一旦、回転停止できる停止ロック機構を設けるようにしてもよい。
【0015】
なおブラシヘッド部Aのブラシ回転部2の回転動作は、ブラシ回転部2又はブラシ回転部2のブラシ取付け基部2cを直接手指で触れて押しながら回転させることができる。
【0016】
図1に示すように、ヘッドブラケット部Bのシャフト体3他端部両側には、各々回転支軸7、7を介して開閉回転可能に軸支された一対のホルダーカバー体5、5からなるブラシホルダー・カバー部Cが設けられている。
【0017】
一対の各々ホルダーカバー体5、5は、ヘッドブラケット部Bのシャフト体3の一端部から他端部まで長手方向の半分ずつを被覆でき、図1及び図3(a)〜(b)に示すように、シャフト体3の一端面と前後面と側面の四面を外側から被覆するそれぞれ端面板部5aと前後面板部5b、5cと側面板部5dとから構成されていて、その各々ホルダーカバー体5、5内部の中空部6内に、ヘッドブラケット部Bの長手方向の半分ずつを嵌挿してヘッドブラケット部B全体をカバーできるサイズと形状を備えている。
【0018】
図1に示すように、前記一対の各々ホルダーカバー体5、5を支軸7、7を介してヘッドブラケット部Bから離反する方向(実線矢印方向)に回転させて開放し、それぞれ側面板部5d、5dを重ね合わせることにより、ヘッドブラケット部Bの他端部に、その長手方向に延長されたブラシホルダー部分が形成される。
【0019】
また前記一対の各々ホルダーカバー体5、5を、ヘッドブラケット部Bの方向(点線矢印方向)に回転させて閉鎖し、ヘッドブラケット部Bを空間部6内に嵌挿し、それぞれ前後面板部5b、5cの前端部を重ね合わせることにより、図3(a)〜(b)に示すようにヘッドブラケット部B全体を外側から各々ホルダーカバー体5、5によってカバーすることができる。
【0020】
図4(a)〜(c)は本発明の歯間ブラシホルダー使用方法の説明図であり、図4(a)(又は図1)に示すように、一対のホルダーカバー体5、5を支軸7を介して実線矢印方向に回転させて開放し、ホルダーカバー体5、5による延長したブラシホルダー部分を形成し、続いて、ブラシヘッド部Aのブラシ回転部2を回転させて、図4(b)に示すようにヘッドブラケット部Bの切欠部4内から収納されているブラシヘッド部Aの歯間ブラシ1を外側に取り出す。
【0021】
次に、ブラシヘッド部Aのブラシ回転部2を手指で回転させ、適宜な回転角度にて一旦停止させることにより、図4(c)に示すように、歯間ブラシ1の向きを水平180度の範囲内にて適宜な角度(垂直〜水平)の姿勢に変化させることができる。
【0022】
例えば、図4(c)に示すように、歯間ブラシ1をヘッドブラケット部Bの長手方向に対して90度の水平方向に回転させて、歯間ブラシ1の向きをヘッドブラケット部Bとホルダーカバー体5、5による延長したブラシホルダー部分の長手方向に対して90度の水平方向の姿勢にすることにより、ホルダー部分を手で縦方向に持ちながら、歯間ブラシ1を略水平方向にして口腔内に挿入し、楽な姿勢で歯間の清掃を行うことができる。
【0023】
上記ブラシヘッド部Aの歯間ブラシ1を取り替え交換する場合は、ヘッドブラケット部Bの対向シャフト体3、3を僅かに拡げ、対向シャフト体3、3の支軸部3a、3aから歯間ブラシ1を取り付けたブラシ回転部2を取り外し、新規な歯間ブラシ1を取り付けたブラシ回転部2を、対向シャフト体3、3の支軸部3a、3aに軸支して取り付けでき、簡単に交換することができる。
【0024】
【発明の効果】
本発明の歯間ブラシホルダーは、ブラシヘッド部と、ブラシヘッド部のブラシ回転部2を軸支し、歯間ブラシを収納、取り出し可能なヘッドブラケット部と、該ヘッドブラケット部に軸支された一対のホルダーカバー体からなるブラシホルダー・カバー部とから構成されているので、収納保管するような場合や、旅行カバンなどに入れて携帯するような場合における収納時には、ブラシヘッド部を切欠部内に収納して、ブラシホルダー・カバー部を閉鎖し、ヘッドブラケット部を外側からカバー可能であり、コンパクトに収納したり携帯できる効果があり、また使用時には、ブラシホルダー・カバー部を開放し、ヘッドブラケット部とブラシホルダー・カバー部とによる延長ホルダー部を形成でき、手で持ち易く、使い易くすることができる。
【0025】
また歯間ブラシ部分を交換する際には、ヘッドブラケット部から歯間ブラシを取り付けたブラシ回転部を取り外すことにより、歯間ブラシを簡単に取り外すことができ、また取り付ける際には、新規な歯間ブラシを取り付けたブラシ回転部をブラシヘッド部に軸支して取り付けることができ、簡単に歯間ブラシの交換が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の歯間ブラシホルダーの全体斜視図。
【図2】(a)〜(b)は本発明の歯間ブラシホルダーのブラシヘッド部とヘッドブラケット部の断面図。
【図3】(a)は本発明の歯間ブラシホルダーのカバー状態における正面図、(b)はその側面図。
【図4】(a)は本発明の歯間ブラシホルダーの歯間ブラシを収納した状態の全体正面図、(b)はその歯間ブラシを外側に取り出した状態の全体正面図、(c)はその歯間ブラシの角度を調整した状態の側面図。
【符号の説明】
A…ブラシヘッド部 B…ヘッドブラケット部 C…ブラシホルダー・カバー部
O…回転軸線
1…歯間ブラシ 2…ブラシ回転部 3…シャフト体 4…切欠部
5…ホルダーカバー体 5a…一端面板部 5b…前面板部 5c…後面板部
5d…側面板部 6…空間部 7…支軸部
【発明の属する技術分野】
本発明は、歯間ブラシホルダーに関し、歯間ブラシ部分が角度可変となっている構造の長柄状の歯間ブラシホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】
歯間ブラシ部分が角度可変となっている構造の従来の長柄状の歯間ブラシホルダーとしては、ブラシホルダーの長手方向に対して直交方向に設けた支軸を介して歯間ブラシ部をブラシホルダーに回動可能に設けた構造のものがあり、歯間ブラシ部を長柄状の歯間ブラシホルダーに対して使い易い所定の角度に調整することができるようになっている。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−121942号公報
【特許文献2】
実公昭54−5165号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
また、上記のような従来の歯間ブラシホルダーは、歯間ブラシ部を交換する際には、ブラシホルダーから支軸部分を取り外して交換する必要があるが、その支軸部分をブラシホルダーから取り外す際に簡単に外すことができず、そのために時間が掛かったり、ブラシホルダー本体を破損したりして、交換が面倒であり、また歯間ブラシホルダーを旅行カバンなどに入れて携帯するような場合には、ホルダー部分が長柄状であるためにコンパクトに携帯できない不都合があった。
【0005】
本発明の課題は、これらの不都合を解消することにあり、歯間ブラシ部分を交換する際の交換が容易で、歯間ブラシの向きを使い易い方向に向けて使用でき、また携帯に便利なようにコンパクトに収納できるようにした歯間ブラシホルダーを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る発明は、歯間ブラシ1を取り付けたブラシ回転部2からなるブラシヘッド部Aと、該ブラシヘッド部Aのブラシ回転部2をシャフト体3の一端部に設けた切欠部4を介して対向するシャフト体3、3の対向内面に設けた水平回転軸3aにて軸支することによりブラシヘッド部Aを回転可能に軸支し且つ切欠部4内外に歯間ブラシ1を収納乃至取り出し可能なヘッドブラケット部Bと、該ヘッドブラケット部Bのシャフト体3の他端部両側に一対の支軸7、7を介して開閉回転可能に軸支された一対のホルダーカバー体5、5からなるブラシホルダー・カバー部Cとから構成され、収納時には、ブラシヘッド部Aを切欠部4内に収納しブラシホルダー・カバー部Cを閉鎖しヘッドブラケット部Bを外側からカバー可能であり、使用時には、ブラシホルダー・カバー部Cを開放してヘッドブラケット部Bとブラシホルダー・カバー部Cとによる延長ホルダー部を形成でき且つブラシヘッド部Aを切欠部4外側に取り出しできることを特徴とする歯間ブラシホルダーである。
【0007】
本発明の請求項2に係る発明は、上記請求項1に係る歯間ブラシホルダーにおいて、前記ブラシヘッド部Aのブラシ回転部2とヘッドブラケット部Bのシャフト体3、3の対向内面との回転周接界面には、ブラシヘッド部Aの回転を一端停止させる所定間隔の複数凹凸嵌合部を備えることを特徴とする歯間ブラシホルダーである。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の歯間ブラシホルダーの実施の形態を、図1に示す全体斜視図、図2(a)に示す正面断面図、図2(b)に示す側断面図に沿って以下に詳細に説明する。
【0009】
本発明の歯間ブラシホルダーは、図1に示すように、ブラシヘッド部Aとヘッドブラケット部Bとブラシホルダー・カバー部Cとにより構成されていて、ブラシヘッド部Aは、歯間ブラシ1を取り付けたブラシ回転部2と、該ブラシ回転部2を軸線Oを回転中心として回転可能に支持される軸孔部2aとにより構成される。
【0010】
該ブラシヘッド部Aのブラシ回転部2は、図1に示すように、ヘッドブラケット部Bに回転可能に取付けられている。
【0011】
ヘッドブラケット部Bは、シャフト体3の一端部に、その長手方向に切欠部4を設け、該切欠部4を介して対向するシャフト体3、3(以下、対向シャフト体3、3という)を備えたものである。
【0012】
ブラシ回転部2は、ヘッドブラケット部Bの対向シャフト体3、3の対向内面に嵌装されて、図2(a)に示すようにブラシ回転部2は、対向シャフト体3、3の対向内面に突出する水平回転軸3a、3aがブラシ回転部2の軸孔部2a内に嵌挿して回転可能に軸支されている。
【0013】
ブラシ回転部2に取り付けた歯間ブラシ1は、図1に示すように、ブラシ回転部2の回転により切欠部4内に収納でき、また、使用時には、図2(a)〜(b)に示すようにブラシ回転部2の回転により切欠部4内より外側に取り出すことができる。
【0014】
またブラシヘッド部Aのブラシ回転部2の両側面と、対向シャフト体3、3の対向内面の互いの摺接面部分には、図1及び図2(b)に示すように、所定間隔に複数の凹凸嵌合部2b、3bを備え、ブラシ回転部2は各々凹凸嵌合部により数カ所の回転角位置にて、一旦、回転停止できる停止ロック機構を設けるようにしてもよい。
【0015】
なおブラシヘッド部Aのブラシ回転部2の回転動作は、ブラシ回転部2又はブラシ回転部2のブラシ取付け基部2cを直接手指で触れて押しながら回転させることができる。
【0016】
図1に示すように、ヘッドブラケット部Bのシャフト体3他端部両側には、各々回転支軸7、7を介して開閉回転可能に軸支された一対のホルダーカバー体5、5からなるブラシホルダー・カバー部Cが設けられている。
【0017】
一対の各々ホルダーカバー体5、5は、ヘッドブラケット部Bのシャフト体3の一端部から他端部まで長手方向の半分ずつを被覆でき、図1及び図3(a)〜(b)に示すように、シャフト体3の一端面と前後面と側面の四面を外側から被覆するそれぞれ端面板部5aと前後面板部5b、5cと側面板部5dとから構成されていて、その各々ホルダーカバー体5、5内部の中空部6内に、ヘッドブラケット部Bの長手方向の半分ずつを嵌挿してヘッドブラケット部B全体をカバーできるサイズと形状を備えている。
【0018】
図1に示すように、前記一対の各々ホルダーカバー体5、5を支軸7、7を介してヘッドブラケット部Bから離反する方向(実線矢印方向)に回転させて開放し、それぞれ側面板部5d、5dを重ね合わせることにより、ヘッドブラケット部Bの他端部に、その長手方向に延長されたブラシホルダー部分が形成される。
【0019】
また前記一対の各々ホルダーカバー体5、5を、ヘッドブラケット部Bの方向(点線矢印方向)に回転させて閉鎖し、ヘッドブラケット部Bを空間部6内に嵌挿し、それぞれ前後面板部5b、5cの前端部を重ね合わせることにより、図3(a)〜(b)に示すようにヘッドブラケット部B全体を外側から各々ホルダーカバー体5、5によってカバーすることができる。
【0020】
図4(a)〜(c)は本発明の歯間ブラシホルダー使用方法の説明図であり、図4(a)(又は図1)に示すように、一対のホルダーカバー体5、5を支軸7を介して実線矢印方向に回転させて開放し、ホルダーカバー体5、5による延長したブラシホルダー部分を形成し、続いて、ブラシヘッド部Aのブラシ回転部2を回転させて、図4(b)に示すようにヘッドブラケット部Bの切欠部4内から収納されているブラシヘッド部Aの歯間ブラシ1を外側に取り出す。
【0021】
次に、ブラシヘッド部Aのブラシ回転部2を手指で回転させ、適宜な回転角度にて一旦停止させることにより、図4(c)に示すように、歯間ブラシ1の向きを水平180度の範囲内にて適宜な角度(垂直〜水平)の姿勢に変化させることができる。
【0022】
例えば、図4(c)に示すように、歯間ブラシ1をヘッドブラケット部Bの長手方向に対して90度の水平方向に回転させて、歯間ブラシ1の向きをヘッドブラケット部Bとホルダーカバー体5、5による延長したブラシホルダー部分の長手方向に対して90度の水平方向の姿勢にすることにより、ホルダー部分を手で縦方向に持ちながら、歯間ブラシ1を略水平方向にして口腔内に挿入し、楽な姿勢で歯間の清掃を行うことができる。
【0023】
上記ブラシヘッド部Aの歯間ブラシ1を取り替え交換する場合は、ヘッドブラケット部Bの対向シャフト体3、3を僅かに拡げ、対向シャフト体3、3の支軸部3a、3aから歯間ブラシ1を取り付けたブラシ回転部2を取り外し、新規な歯間ブラシ1を取り付けたブラシ回転部2を、対向シャフト体3、3の支軸部3a、3aに軸支して取り付けでき、簡単に交換することができる。
【0024】
【発明の効果】
本発明の歯間ブラシホルダーは、ブラシヘッド部と、ブラシヘッド部のブラシ回転部2を軸支し、歯間ブラシを収納、取り出し可能なヘッドブラケット部と、該ヘッドブラケット部に軸支された一対のホルダーカバー体からなるブラシホルダー・カバー部とから構成されているので、収納保管するような場合や、旅行カバンなどに入れて携帯するような場合における収納時には、ブラシヘッド部を切欠部内に収納して、ブラシホルダー・カバー部を閉鎖し、ヘッドブラケット部を外側からカバー可能であり、コンパクトに収納したり携帯できる効果があり、また使用時には、ブラシホルダー・カバー部を開放し、ヘッドブラケット部とブラシホルダー・カバー部とによる延長ホルダー部を形成でき、手で持ち易く、使い易くすることができる。
【0025】
また歯間ブラシ部分を交換する際には、ヘッドブラケット部から歯間ブラシを取り付けたブラシ回転部を取り外すことにより、歯間ブラシを簡単に取り外すことができ、また取り付ける際には、新規な歯間ブラシを取り付けたブラシ回転部をブラシヘッド部に軸支して取り付けることができ、簡単に歯間ブラシの交換が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の歯間ブラシホルダーの全体斜視図。
【図2】(a)〜(b)は本発明の歯間ブラシホルダーのブラシヘッド部とヘッドブラケット部の断面図。
【図3】(a)は本発明の歯間ブラシホルダーのカバー状態における正面図、(b)はその側面図。
【図4】(a)は本発明の歯間ブラシホルダーの歯間ブラシを収納した状態の全体正面図、(b)はその歯間ブラシを外側に取り出した状態の全体正面図、(c)はその歯間ブラシの角度を調整した状態の側面図。
【符号の説明】
A…ブラシヘッド部 B…ヘッドブラケット部 C…ブラシホルダー・カバー部
O…回転軸線
1…歯間ブラシ 2…ブラシ回転部 3…シャフト体 4…切欠部
5…ホルダーカバー体 5a…一端面板部 5b…前面板部 5c…後面板部
5d…側面板部 6…空間部 7…支軸部
Claims (2)
- 歯間ブラシ1を取り付けたブラシ回転部2からなるブラシヘッド部Aと、該ブラシヘッド部Aのブラシ回転部2をシャフト体3の一端部に設けた切欠部4を介して対向するシャフト体3、3の対向内面に設けた水平回転軸3aにて軸支することによりブラシヘッド部Aを回転可能に軸支し且つ切欠部4内外に歯間ブラシ1を収納乃至取り出し可能なヘッドブラケット部Bと、該ヘッドブラケット部Bのシャフト体3の他端部両側に一対の支軸7、7を介して開閉回転可能に軸支された一対のホルダーカバー体5、5からなるブラシホルダー・カバー部Cとから構成され、収納時には、ブラシヘッド部Aを切欠部4内に収納しブラシホルダー・カバー部Cを閉鎖しヘッドブラケット部Bを外側からカバー可能であり、使用時には、ブラシホルダー・カバー部Cを開放してヘッドブラケット部Bとブラシホルダー・カバー部Cとによる延長ホルダー部を形成でき且つブラシヘッド部Aを切欠部4外側に取り出しできることを特徴とする歯間ブラシホルダー。
- 前記ブラシヘッド部Aのブラシ回転部2とヘッドブラケット部Bのシャフト体3、3の対向内面との回転周接界面には、ブラシヘッド部Aの回転を一端停止させる所定間隔の複数凹凸嵌合部を備えることを特徴とする請求項1記載の歯間ブラシホルダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003009244A JP2004216014A (ja) | 2003-01-17 | 2003-01-17 | 歯間ブラシホルダー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003009244A JP2004216014A (ja) | 2003-01-17 | 2003-01-17 | 歯間ブラシホルダー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004216014A true JP2004216014A (ja) | 2004-08-05 |
Family
ID=32898799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003009244A Pending JP2004216014A (ja) | 2003-01-17 | 2003-01-17 | 歯間ブラシホルダー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004216014A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10932557B2 (en) | 2017-09-19 | 2021-03-02 | World Wide Daily Holdings Company Limited | Dental cleaning tool with handle shield |
-
2003
- 2003-01-17 JP JP2003009244A patent/JP2004216014A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10932557B2 (en) | 2017-09-19 | 2021-03-02 | World Wide Daily Holdings Company Limited | Dental cleaning tool with handle shield |
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