JP2004215949A - 食器洗浄装置 - Google Patents

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JP2004215949A JP2003008101A JP2003008101A JP2004215949A JP 2004215949 A JP2004215949 A JP 2004215949A JP 2003008101 A JP2003008101 A JP 2003008101A JP 2003008101 A JP2003008101 A JP 2003008101A JP 2004215949 A JP2004215949 A JP 2004215949A
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Akitaka Mizoguchi
明隆 溝口
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Abstract

【課題】食器洗浄装置の縦方向の幅を抑え、多段化を可能とすると共に横方向に食器を収納することを可能とするコンベア式食器洗浄装置を提供しようとする。
【解決手段】課題解決のため、コンベア式食器洗浄装置に次の手段を採用する。
第1に、食器を内側及び底部を搬送方向と交差する方向に向けて立てた状態で搬送する食器保持手段を設けた循環式コンベアを設ける。
第2に、循環式コンベアの走行方向と交差する方向で搬送されてくる食器に向かい高圧水を噴射する洗浄ノズルを所望個数設けた洗浄部を設ける。
第3に、食器を立てた状態で整列させる食器収容部を設ける。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンベア式食器洗浄装置の改良に関するもので、特に丼等の深底食器を扱う業務用食器洗浄装置を主眼として開発されたものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、業務用の食器洗浄装置も特許文献1に記載された食器洗浄機のように、洗浄槽内に食器かごを収容したものであった。このような食器洗浄装置は、洗浄槽内への食器の収容、及び取り出しを人手によって行わなければならず、人件費の高騰につながっていた。
【0003】
そこで、特許文献2に示すように循環駆動されるコンベアにより食器の搬入、搬出をする食器洗浄機が開発された。しかし、洗浄水は上下方向に洗浄水を噴射するものであった。このため、第1に該食器洗浄装置を縦多段方式とすることが難しく、第2に、コンベアに洗浄用の丼を伏せておかなければならず、洗浄部での洗浄後に、収納する場合にも縦方向に収納する方式になり、横方向にはゆとりがあるが縦方向に制限がある場合等に一定の大きさのコンベア式食器洗浄装置を提供することが難しかった。
【0004】
【特許文献1】特開平11−76127号公報
【特許文献2】特開2002−143067号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、食器を内側及び底部を搬送方向と交差する方向に向けて立てた状態で搬送し、洗浄することにより食器洗浄装置の縦方向の幅を抑え、多段化を可能とすると共に横方向に食器を収納することを可能とするコンベア式食器洗浄装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、上記課題を解決するため、コンベア式食器洗浄装置に次の手段を採用する。
第1に、食器を内側及び底部を搬送方向と交差する方向に向けて立てた状態で搬送する食器保持手段を設けた循環式コンベアを設ける。
第2に、循環式コンベアの走行方向と交差する方向で搬送されてくる食器に向かい高圧水を噴射する洗浄ノズルを所望個数設けた洗浄部を設ける。
第3に、食器を立てた状態で整列させる食器収容部を設ける。
【0007】
第2の発明は、第1の発明の改良に関するものであって、循環式コンベアの食器搬送手段を定ピッチにしたものである。
【0008】
第3の発明は、第2の発明の改良に関するもので、食器収容部に洗浄終了に食器押し込み装置を設け、該食器押し込み装置を食器保持手段のピッチに合わせて作動するものとしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面に従って、実施例と共に本発明の実施の形態について説明する。図1は、コンベア式食器洗浄装置の一実施例を示す外観説明斜視図であり、図2が同内部機構の動作説明斜視図であり、図4が、同正面説明図である。コンベア式食器洗装置1は、食器搬送部2と食器洗浄部3と食器収納部4とを有する。
【0010】
図2に示されるように、実施例でのコンベア食器洗浄装置1の食器搬送部2、食器洗浄部3及び食器収容部4は、丼7やみそ汁椀8等の深底食器ライン5と、小鉢9やハーフラック10等の他の各種食器ライン6の2ラインを有している。本発明は、深底食器ライン5に係るものであり、2ラインに限定されるものではない。
【0011】
先ず、本発明が現れる深底食器ライン5について説明する。食器搬送部2は、駆動モータ11と、駆動モータ11により循環走行するチェーンコンベア12と、チェーンコンベア12に装備された丼7又はみそ汁椀8を立てた状態で保持する食器立て治具13とにより構成されている。深底食器ライン5においても更に、丼ラインとみそ汁椀ラインとに別れているが、食器搬送部2においては、食器立て治具13の大きさが異なるのみで両ラインに実質的に差はない。。
【0012】
食器搬送部2は、上流側が図1に示されるように食器投入口21とされ、中流に、図2に示されるように食器洗浄部3が配置され、下流側に、図2及び図3に示されるように食器収容部4が配置されている。
【0013】
食器搬送部2において、丼7又はみそ汁椀8を立てた状態というのは、図3等に示されるように丼7又はみそ汁椀8等の食器の底部を側面にした横向きの状態、すなわち通常の使用状態と伏せた状態の中間の状態にすることをいう。
【0014】
食器立て治具13は、丼7又はみそ汁椀8を立てた状態で、主たる洗浄面及び底部がチェーンコンベア12の走行方向に直交した方向(本発明は交差すれば良く必ずしも直交することに限定されない。)に向くように曲折された一対のバーによりなる。食器立て治具13は、一定間隔で設けられており、チェーンコンベア12が定速で走行することにより定ピッチで丼7及びみそ汁椀8を搬送可能としている。
【0015】
食器洗浄部3は、チェーンコンベア12の走行方向と交差する略水平方向(横方向)に、搬送されてくる食器に向かい高圧水を噴射する洗浄ノズル14を所望個数設けたものである。図示の実施例での食器洗浄部3は、走行方向左右に8組の洗浄ノズル14が設けられている。洗浄ノズル14は、高圧水発生ポンプ24と接続され高圧水を噴射する。洗浄ノズル14は、図5に示されるように、丼7及びみそ汁椀8の主たる洗浄面である内側及び底部に向かって高圧水を噴射し、洗浄する。尚、図2に示されるように食器洗浄部3の下流には、すすぎ噴射ノズル15が設けられている。
【0016】
丼ラインの食器収容部4は、方向転換シュート16と食器押し込み装置17と食器収容ガードレール18とによりなる。食器洗浄部3下流側のチェーンコンベア12の端部には、方向転換シュート16が設置されており、チェーンコンベア12の食器立て治具13より、丼7が、立てた状態のまま投入される。投入された丼7は、方向転換シュート16により、方向が転換される。食器収容部4に丼7の底部側を向けて位置させられる。尚、本実施例において、みそ汁椀ラインで運ばれてきたみそ汁椀8は、シューター33を介して食器収納かご34に収納されている。
【0017】
方向転換シュート16の末端には食器押し込み装置17が設置されている。食器押し込み装置17は、駆動モータ11により回転するクランク円板19と該クランク円板19で作動するリンク棒20とにより回転運動を直線運動に変換し、スライド軸22先端に装着されたプッシャー23を押し出し、丼7を押し、丼7を、立てた状態のまま(横にした状態)食品収容ガイドレール18上をスライドさせて奥方へ押し込むのである。尚、食器押し込み装置17は、食器保持手段のピッチに合わせて作動させるものであるため、チェーンコンベア12の駆動モータ11を利用することができる。
【0018】
次に、各種食器ライン6は、図2に示すように、高圧水を主として下方から噴射して食器を洗浄する食器洗浄部3を有し、該食器洗浄部3を通過する循環式コンベア31にて食器を食器投入口21より搬出口32に送る。該循環式コンベア31は、別設の駆動モータ35にて回動、循環する。
【0019】
尚、本実施例における各種食器ライン6の食器洗浄部3は、高圧水を主として下方から噴射して食器を洗浄するものであるので、食器投入口21への食器の搬入は、フェイスダウン(食器を伏せた状態、すなわち主たる洗浄面を下方に向けた状態)で行われる。各種食器洗浄ライン6で洗浄される食器には、皿、小鉢9やそれらを収納するハーフラック10等も含む。
【0020】
食器洗浄部3は、高圧水を主として下方から噴射して食器を洗浄するものであるので、洗浄ノズル14′は、循環式コンベア31の下方より上方に向かって、実施例では5本、循環式コンベア31の上方より下方に向かって2本設置されている。従って、循環式コンベア31は洗浄ノズル14′の噴射水が通過可能な構造になっているが、該循環式コンベア31は従来品と異なるところはない。
【0021】
更に、洗浄ノズル14′からの高圧水が噴射される循環式コンベ31上方には、高圧水で丼7が飛ばされないようにする食器押さえ装置36が設けられている。又、食器洗浄部3の下流側には、すすぎ噴射ノズル15が設けられており、残水を吹き飛ばしている。
【0022】
循環式コンベア31の搬出口32の直後には、分離シュート37がある。多種食器洗浄ライン6より搬出されたハーフラック10及び食器は小さな食器類が分離シュート37から食器受けかご34に落とされ、分離シュート37にて選別されなかったハーフラック10に関してはラックストックコンベア38により別設の収納器具39に収納される。
【0023】
【発明の効果】
本発明は、食器を内側及び底部を搬送方向と交差する方向に向けて立てた状態で搬送する食器保持手段を設けた循環式コンベアと、循環式コンベアの走行方向と交差する方向で搬送されてくる食器に向かい高圧水を噴射する洗浄ノズルを所望個数設けた洗浄部と、食器を立てた状態で整列させる食器収容部を有することを特徴とするコンベア式食器洗浄装置としたため、食器洗浄装置の縦方向の幅を抑え、多段化を可能とすると共に横方向に食器を収納することが可能となった。
【0024】
なお、請求項3記載の発明の効果ではあるが、食器収容部に洗浄終了食器の押し込み装置を設け、該食器押し込み装置を食器保持手段のピッチに合わせたことにより、食器搬送部の駆動源と食器押し込み装置の駆動源を同じものとすることができることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係るコンベア式食器洗浄装置の外観説明斜視図
【図2】同内部機構の動作説明斜視図
【図3】循環式コンベアと食器収容部の部分拡大斜視図
【図4】コンベア式食器洗浄装置の正面説明図
【図5】洗浄部での食器洗浄状態を示す側面説明図
【図6】食器押し込み装置の正面説明図
【符号の説明】
1.....コンベア式食器洗浄装置
2.....食器搬送部
3.....食器洗浄部
4.....食器収容部
5.....深底食器ライン
6.....各種食器ライン
7.....丼
8.....みそ汁椀
9.....小鉢
10....ハーフラック
11、35.駆動モータ
12....チェーンコンベア
13....食器立て治具
14、14′.洗浄ノズル
15....すすぎ噴射ノズル
16....方向転換シュート
17....食器押し込み装置
18....食器収容ガイドレール
19....クランク円板
20....リンク棒
21....食器投入口
22....スライド軸
23....プッシャー
24....高圧水発生ポンプ
31....循環式コンベア
32....搬出口
33....シュータ
34....食器収納かご
36....食器押さえ装置
37....分離シュート
38....ラックストックコンベア
39....収納器具

Claims (3)

  1. 食器を内側及び底部を搬送方向と交差する方向に向けて立てた状態で搬送する食器保持手段を設けた循環式コンベアと、循環式コンベアの走行方向と交差する方向で搬送されてくる食器に向かい高圧水を噴射する洗浄ノズルを所望個数設けた洗浄部と、食器を立てた状態で整列させる食器収容部を有することを特徴とするコンベア式食器洗浄装置。
  2. 食器を内側及び底部を搬送方向と交差する方向に向けて立てた状態で搬送する食器保持手段を定ピッチに設けた循環式コンベアと、循環式コンベアの走行方向と交差する方向から搬送されてくる食器に向かい高圧水を噴射する洗浄ノズルを所望個数設けた洗浄部と、食器を立てた状態で整列させる食器収容部を有することを特徴とするコンベア式食器洗浄装置。
  3. 食器収容部に洗浄終了食器の押し込み装置を設け、該押し込み装置を食器保持手段のピッチに合わせて作動させることを特徴とする請求項2記載のコンベア式食器洗浄装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100920336B1 (ko) 2007-12-06 2009-10-08 안희곤 식판자동세척기
CN109157175A (zh) * 2018-09-29 2019-01-08 宁波超胜商用厨房设备有限公司 餐具自动清洗回收系统
CN111743488A (zh) * 2020-08-05 2020-10-09 上海明略人工智能(集团)有限公司 碗筐传输系统及具有其的洗碗机

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