JP2004214401A - 電子部品の放熱装置 - Google Patents

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Yoshiaki Ueda
義明 植田
Hatsuhiko Narita
初彦 成田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】経年変化或いは本体機器の振動等により電子部品に対して放熱器の密着性が低下するのを防止して、常に放熱器の放熱機能を最大限発揮させ、しかも、両面接着テープやばね片等を使用しないことから部品点数の削減ならびに組立て性の向上を図ると共に、放熱器の放熱能力以上の放熱作用を行えるように構成した。
【解決手段】プリント基板2上に実装されたLSI等の電子部品1の放熱装置であって、放熱器3を被放熱面部3a及び被放熱面3aに接続形成した熱伝導脚部3bにより構成して、被放熱面部3aを電子部品1の放熱面1aに接触するように、熱伝導脚部3bをプリント基板2のシャーシ4に設けて、電子部品1の発生熱を熱伝導脚部3bを通してシャーシ4側に放熱するように構成した。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子部品の放熱装置に関し、さらに詳しくは、プリント基板上に実装されるLSI等の電子部品が放熱した際に、シャーシ側に設置した放熱器によってシャーシ側に放熱するように構成した電子部品の放熱装置に関するものである。
【0002】
【特許文献1】
特開平7−210093号公報
【特許文献2】
特開平10−40823号公報
【0003】
【従来の技術】
従来この種の電子部品の放熱装置としては、図5或いは図6に示すようなものが知られている(特許文献1,2参照)。
【0004】
先ず、図5によれば、プリント基板1上に実装されたLSI等の電子部品2の放熱面2aに低熱抵抗性の両面接着テープ7を貼着し、両面接着テープ7にて放熱器3を貼り付けることによって、両面接着テープ7を介して放熱器3を電子部品2の放熱面2aに接触設置して放熱構造を構成していた。
【0005】
また、図6によれば、電子部品2の放熱面2aに直接放熱器3を接触設置し、且つ、過剰な押付け力が電子部品2に掛からないようにして放熱器3を略コ字状のばね片6にてプリント基板1に装着していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図5に示す従来装置においては、放熱器3を両面接着テープ7にてプリント基板1に固定していたので、両面接着テープ7が経年変化により粘着力を低下した場合、放熱器3が電子部品1上から脱落してしまうことがあった。
【0007】
また、図6に示す従来装置においては、電子部品2の保護のために、もとも放熱器3はばね力の小さいばね片6によって電子部品2上に設置されているために、本体機器が振動した場合などに電子部品2との間に十分な密着性を保持できず、熱伝導率を低下させてしまうことがあった。
【0008】
更に、上記従来装置のいずれにおいても、放熱器3をプリント基板1側に設置して、電子部品2の発熱を放熱器3のみで放熱するように構成していたために、放熱能力が不充分な場合も時にはあった。
【0009】
そこで、本発明は、かかる点に鑑み、経年変化或いは本体機器の振動等により電子部品に対して放熱器の密着性が低下するのを防止して、常に放熱器の放熱機能を最大限発揮させ、しかも、両面接着テープやばね片等を使用しないことから部品点数の削減ならびに組立て性の向上を図ると共に、放熱器の放熱能力以上の放熱作用を行えるように構成した電子部品の放熱装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、プリント基板上に実装された電子部品の放熱装置であって、被放熱面部及び被放熱面に接続形成した熱伝導脚部とを有する放熱器と、前記放熱器が一体に形成され、且つ被放熱面部を電子部品の放熱面に接触するように、熱伝導脚部を設けたプリント基板のシャーシとで構成し、電子部品の発生熱を熱伝導脚部を通してシャーシ側に放熱することを特徴とする。
【0011】
かかる構成において、被放熱面部に接続形成した熱伝導脚部をシャーシに設けるようにして放熱器を構成したことから、従来の両面接着テープやばね片を使用せず、部品点数の低減や組立て性の向上を図ると共に、シャーシ側に放熱器を設けたことにより、シャーシ自体が放熱機能を果たし得て、放熱効果を益々高めることができると共に、本体機器の振動等により電子部品との接触構造が影響されず、常に電子部品の十分なる放熱作用を果たし得ることができる。
【0012】
また、本発明の放熱器をシャーシに一体形成することにより、シャーシにプリント基板を単に組付けることによって放熱器が電子部品上に接触設置されることになり、益々部品点数の低減や組立て性の向上を図ることができると共に、放熱器の電子部品の接触性を確実なものとすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明における実施の形態について、図1乃至図4を用いて説明する。従来技術に対応する構成には、同一符号を付して説明する。
【0014】
先ず、図1に示す本発明に係る第1の実施の形態について、説明する。
【0015】
図1は第1の実施の形態における電子部品の放熱装置を描画した分解斜視図であり、プリント基板2上には、LSI等の発熱部品である電子部品1が実装されている。
【0016】
また、放熱器3は、略矩形状を呈する板形状の被放熱面部3aと被放熱面部3aの互いに対向する両側辺部をプレス成形等により略L字状に折曲形成した一対の放熱脚部3bとで構成している。
【0017】
放熱脚部3bは、プリント基板2をシャーシ4に組付ける前に予めシャーシ4にスポット溶接等により接合取付けされている。
【0018】
そして、シャーシ4にプリント基板2を組付けることによって、電子部品1の発熱面1a上には、放熱器3の被放熱面3aが接触設置されることになる。
【0019】
両放熱脚部3b間は、通気口3cが形成されていて、通気口3cはシャーシ4との間に空気流通路を形成されている。
【0020】
かかる構成により、被放熱面部3aに接続形成した熱伝導脚部3bをシャーシ4に接合設置して放熱器3を構成したことから、従来の両面接着テープやばね片を使用せず、部品点数の低減や組立て性の向上を図ると共に、シャーシ4側に放熱器3を設けたことにより、シャーシ4自体が放熱機能を果たし得て、放熱効果を益々高めることができると共に、本体機器(不図示)の振動等により電子部品1との接触構造が影響されず、常に電子部品1の十分なる放熱作用を果たし得ることができる。
【0021】
放熱器3は、シャーシ1とは別体で構成するも、熱伝導脚部3bを予めシャーシ4に取付けておき、シャーシ4にプリント基板2を設置する際に、被放熱面部3aが電子部品1の放熱面1aに接触して、放熱器3が電子部品1の放熱機能を果たすことになって、部品点数の低減や組立て性の向上を図ることができると共に、放熱器3の電子部品1の接触性を確実なものとすることができる。
【0022】
また、放熱器3の熱伝導脚部3bには、通気口3cが設けられており、放熱器3の放熱面部3aとシャーシ4との間に空気流通路が形成されることになり、空気流通路を空気(或いは冷却風)が流通することにより、放熱器3の放熱効果を益々高めることができる。
【0023】
また、放熱器3はシャーシ4に一体形成したことにより、益々部品点数の低減や組立て性の向上を図ることができると共に、放熱器の電子部品の接触性を確実なものとすることができる。
【0024】
次に、図2に示す本発明における第2の実施の形態について説明する。
【0025】
図2は第2の実施の形態を示す斜視図であり、放熱器3は、シャーシ4をプレス成形等により、切り起こし成形して一体に形成した点を特徴としている。
【0026】
すなわち、シャーシ4は、切り込み4aを入れることにより、一対の熱伝導脚部3bを切り起こし隆起させ、熱伝導脚部3b間を連結するように被放熱部3aを形成したもので、切り込み部4aによって通気口3cが形成されることになる。
【0027】
かかる構成によれば、第1の実施の形態と同様の作用効果を発揮する上に、放熱器3をシャーシ4に一体形成することにより、シャーシ4にプリント基板2を単に組付けることによって放熱器3が電子部品1上に接触設置されることになり、益々部品点数の低減や組立て性の向上を図ることができると共に、放熱器3の電子部品1の接触性を確実なものとすることができる。
【0028】
また、通気口3cによって、空気流8が生じて、被放熱部3aが発散した熱を飛散させて、放熱器3の放熱能力を高めることができる。
【0029】
次に、図3に示す本発明における第3の実施の形態について説明する。
【0030】
図3は第3の実施の形態を描画した分解斜視図で、シャーシ4をプレス成形等により略矩形状に陥没させて、陥没部の四方に熱伝導脚部3bを一体成形により隆起形成し、熱伝導脚部3bの先端部に被放熱面部3aを形成したもので、被放熱面部3aに接続形成した熱伝導脚部3bをシャーシ4に一体形成していることから、従来の両面接着テープやばね片を使用せず、部品点数の低減や組立て性の向上を図ると共に、シャーシ4側に放熱器3を設けたことにより、シャーシ4自体が放熱機能を果たしえて、放熱効果を益々高めることができると共に、本体機器(不図示)の振動等により電子部品1との接触構造が影響されず、常に電子部品1の十分なる放熱作用を果たし得ることができる。
【0031】
次に、図4に示す本発明における第4の実施の形態について説明する。
【0032】
図4は第4の実施の形態を描画した一部破断斜視図であり、シャーシ4として、外装金属筐体を使用している点で、第3の実施の形態と異なる点で、シャーシ4をプレス成形等により略矩形状に陥没させて、陥没部の四方に熱伝導脚部3bを一体成形により隆起形成し、熱伝導脚部3bの先端部に被放熱面部3aを形成した点は共通しているものであり、被放熱面部3aに接続形成した熱伝導脚部3bをシャーシ4に一体形成していることから、従来の両面接着テープやばね片を使用せず、部品点数の低減や組立て性の向上を図ると共に、シャーシ4側に放熱器3を設けたことにより、シャーシ4自体が放熱機能を果たしえて、放熱効果を益々高めることができると共に、本体機器(不図示)の振動等により電子部品1との接触構造が影響されず、常に電子部品1の十分なる放熱作用を果たし得ることができる。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、被放熱面部に接続形成した熱伝導脚部をシャーシに設けるようにして放熱器を構成したことから、従来の両面接着テープやばね片を使用せず、部品点数の低減や組立て性の向上を図ると共に、シャーシ側に放熱器を設けたことにより、シャーシ自体が放熱機能を果たし得て、放熱効果を益々高めることができると共に、本体機器の振動等により電子部品との接触構造が影響されず、常に電子部品の十分なる放熱作用を果たし得ることができる。
【0034】
また、本発明の放熱器をシャーシに一体形成することにより、シャーシにプリント基板を単に組付けることによって放熱器が電子部品上に接触設置されることになり、益々部品点数の低減や組立て性の向上を図ることができると共に、放熱器の電子部品の接触性を確実なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施の形態における電子部品の放熱装置を描画した分解斜視図である。
【図2】本発明に係る第2の実施の形態における電子部品の放熱装置を描画した斜視図である。
【図3】本発明に係る第3の実施の形態における電子部品の放熱装置を描画した分解斜視図である。
【図4】本発明に係る第4の実施の形態における電子部品の放熱装置を描画した一部破断斜視図である。
【図5】従来における電子部品の放熱装置を描画した分解斜視図である。
【図6】同じく従来における他の電子部品の放熱装置を描画した分解斜視図である。
【符号の説明】
1 電子部品
1a 放熱面
2 プリント基板
3 放熱器
3a 被放熱面部
3b 熱伝導脚部
3c 通気口
4 シャーシ

Claims (1)

  1. プリント基板上に実装された電子部品の放熱装置であって、
    被放熱面部及び前記被放熱面部に形成した熱伝導脚部とを有する放熱器と、
    前記放熱器が一体に形成され、且つ前記被放熱面部を前記電子部品の放熱面に接触するように、前記熱伝導脚部を設けた前記プリント基板のシャーシとで構成し、
    前記電子部品の発生熱を前記熱伝導脚部を通して前記シャーシ側に放熱することを特徴とする電子部品の放熱装置。
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