JP2004213182A - 広告配信システム、サーバ、複写機、及びプログラム - Google Patents

広告配信システム、サーバ、複写機、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】広告の利用頻度の高い複写機には、他の複写機と異なる内容の広告を配信する広告配信システムを提供する。
【解決手段】広告配信システム1において、広告主端末11−1は、広告配信事業者3のサーバ5に接続して、広告配信先の条件に適合する複写機13を抽出し、配信広告を作成登録する。また、作成した広告に広告番号107を付与し、抽出された複写機13に広告を配信する。複写機ユーザが、広告を出力し、広告主店舗等で使用すると、広告主は広告に付与された広告番号107をサーバ5にフィードバックする。広告の利用頻度の高い複写機13には特別な内容の広告を配信する。また、広告番号107のフィードバックにより、広告主への広告料金の返還、複写機の保守料金割引を行う。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークに接続されている複写機に広告を配信するシステムに関する。特に、広告の利用頻度が高い複写機には、他の複写機と異なる広告内容を配信するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
昨今のネットワークの普及に伴い、複写機、ファクシミリ、プリンタなどの情報機器のネットワーク化が進んでいる。このネットワークを介して、該情報機器に広告やニュースなどを配信するシステムが開示されている。
【0003】
例えば、ネットワークに接続されている複写機に、ネットワークからダウンロードした画像を合成する機能を付加することにより、広告入りモードを実現させ、当該モードのときに通常より安価な料金でのサービスを利用者に提供することにより、複写機を新たな広告媒体とする技術が知られている(特許文献1参照)。
【0004】
また、複写機の遠隔管理をするために使用されているシステムを利用して、広告主のニーズを満たす広告を、顧客に対して迅速且つ効率良く提供する技術が知られている(特許文献2参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−192760号公報
【特許文献2】
特開2002−165045号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術では、広告主が申し込んだ広告内容は全ての複写機に同一内容で配信され、配信先ごとに広告内容を変化させて広告配信を行うことができなかった。
【0007】
また、特許文献2では、複写機の遠隔管理をするために使用されているシステムを利用して、広告主のニーズを満たす広告を顧客に対して迅速かつ効率よく提供することを目的としているが、配信した広告を顧客が使用したか否かを把握することはできない。従って、顧客の広告の使用状況に応じて広告内容を変化させて配信することができなかった。
【0008】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、広告の利用頻度の高い複写機には、他の複写機と異なる内容の広告を配信する広告配信システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために第1の発明は、広告主端末と、複写機と、広告配信データベースを有するサーバとがネットワークを介して接続された広告配信システムであって、前記サーバは、前記広告主端末の申し込みに応じて、広告を前記複写機に配信する配信手段を具備し、前記複写機は、広告を特定し、印刷するごとに異なる特定情報を付けて広告を印刷する印刷手段を具備し、前記広告主端末は、前記複写機で印刷された広告の前記特定情報を、前記サーバに送信する送信手段を具備し、前記サーバは、前記特定情報を基にして前記広告配信データベースを書き換える書換え手段を具備することを特徴とする広告配信システムである。
【0010】
広告主端末は、広告発信を行う事業者、例えばパン販売店、薬局、ファーストフード店、美容院等がネットワークに接続するパソコン、携帯端末等、無線有線を問わない情報機器端末装置である。
複写機は、コンビニエンスストア、オフィス、スーパーマーケット、電気店、各種店舗等、或いは個人宅に設置され、ネットワークに接続して広告配信を印刷できる差別化された機能を有する。
サーバは、広告配信データベースを備え、広告配信システムを運営する広告配信事業者に設置される。
広告配信データベースは、広告主に関するデータを有する広告データと、複写機所有者に関するデータを有する複写機所有者データと、各複写機に対していずれの広告が使用されたことを示す広告情報と、複写機によって印刷された広告が使用されるにつれて、その複写機の優先度が高いものとなる優先順位情報とを保持する。
特定情報とは、広告が印刷された複写機と、印刷された広告と、印刷枚数を特定する広告番号である。
特定情報とは、広告が印刷された複写機と、印刷された広告と、印刷枚数を特定する広告番号を示すバーコードである。
特定情報は、サーバ又は複写機で生成される。
書換え手段は、広告配信データベースの広告情報を未使用から使用に書き換えるとともに優先順位情報を書き換えることである。また、サーバは優先順位情報に基づいて優先順位の高い複写機に別の広告を配信する。また、優先順位が高くなくなった複写機に対しては通常の広告を配信する。
サーバは、特定情報を受け取ると、この特定情報を持つ広告の広告料金の一部の返還を判断する広告料金返還判断手段を有する。
サーバは、特定情報を受け取ると、この特定情報を持つ広告を印刷した複写機の印刷料金の割引を判断する印刷料金割引判断手段を有する。
第1の発明の広告配信システムでは、サーバが広告主端末からの申し込みに応じて広告を複写機に配信し、複写機は広告を特定し、印刷するごとに異なる特定情報を付けて広告を印刷し、広告主端末は、複写機で印刷された広告の特定情報をサーバに送信し、サーバは特定情報を基にして広告配信データベースを書き換える。
【0011】
第2の発明は広告主端末と複写機に、ネットワークを介して接続され、広告配信データベースを有するサーバであって、前記広告主端末の申し込みに応じて、広告を前記複写機に配信する配信手段と、前記複写機で印刷され、印刷される毎に異なる特定情報が付された広告の、前記特定情報が前記広告主端末から送られると、この特定情報を受信する受信手段と、前記特定情報を基にして、広告配信データベースを書き換える書換え手段とを、具備することを特徴とするサーバである。
【0012】
第2の発明のサーバは、広告配信データベースを有し、広告主端末の申し込みに応じて、広告を複写機に配信し、複写機で印刷され、印刷される毎に異なる特定情報が付された広告の特定情報が広告主端末から送られると、この特定情報を受信し、特定情報を基にして広告配信データベースを書き換える。
【0013】
第3の発明は、広告主端末と、広告配信データベースを有するサーバに、ネットワークを介して接続された複写機であって、前記サーバから配信される広告を受信する受信手段と、前記広告を特定し、印刷するごとに異なる特定情報を生成する生成手段と、前記特定情報を付した広告を印刷する印刷手段と、を具備することを特徴とする複写機である。
【0014】
第3の発明の複写機は、サーバから配信される広告を受信し、広告を特定し、印刷するごとに異なる特定情報を生成し、特定情報を付した広告を印刷する。
【0015】
第4の発明は、広告主端末と、広告配信データベースを有するサーバに、ネットワークを介して接続された複写機であって、前記サーバから配信される広告を受信する受信手段と、前記広告を特定し、印刷するごとに異なる特定情報をサーバから受信する手段と、前記特定情報を付した広告を印刷する印刷手段と、を具備することを特徴とする複写機である。
【0016】
第4の発明の複写機は、サーバから配信される広告を受信し、広告を特定し、印刷するごとに異なる特定情報をサーバから受信し、特定情報を付した広告を印刷する。
【0017】
第5の発明は、コンピュータを請求項8から請求項14のいずれかに記載されたサーバとして機能させるプログラムである。
【0018】
第5の発明のプログラムは、コンピュータを請求項8から請求項14のいずれかに記載されたサーバとして機能させるものであり、このプログラムをネットワークを介して流通させることもできる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0020】
(1.構成)
(1−1.広告配信システム1の構成)
図1は、本発明の実施の形態に係る広告配信システム1の構成を示す図である。広告配信システム1は、広告主端末11−1〜11−4、複写機13−1〜13−3、及び広告配信事業者3のサーバ5等で構成され、それぞれ互いにインターネットやイントラネット等のネットワーク9で接続されている。図1では、サーバ5はルータ7を介してネットワーク9に接続されている。
【0021】
図1に示す複写機13−1〜13−3は、例えばコンビニエンスストア、オフィス、スーパーマーケット、電気店、各種店舗等、或いは個人宅に設置される。尚、複写機は、複写・FAX・スキャナ等の機能が複合化されたものであってもよい。
【0022】
広告主端末11−1〜11−4は、広告発信を行う事業者、例えばパン販売店、薬局、ファーストフード店、美容院等がネットワークに接続するためのパソコン、携帯端末等、無線有線を問わない情報機器端末装置である。広告主端末11−1〜11−4は、PDA(Personal Digital Assistant)や、ネットワーク9に接続できるテレビ等であってもよい。
【0023】
広告配信事業者3は、本発明の広告配信システム1を機能させるサーバ5を有し、サーバ5はネットワーク9に接続される。図1ではサーバ5はルータ7を介してネットワーク9に接続される。
【0024】
(1−2.サーバ5の構成)
図2は、サーバ5の構成を示す図である。サーバ5は、CPU25、RAM27、ROM29、外部記憶装置CD−ROM31、入力用キーボード35、マウス37、ネットワーク接続アダプタ33、ハードディスク15が、それぞれシステムバス23に接続された構成である。ハードディスク15には、OS17、広告配信実行プログラム19、広告配信データベース21が記憶されており、本実施の形態は、広告配信実行プログラム19を実行することで実現される。広告配信データベース21の詳細については、図4から図8により後述する。
【0025】
(1−3.複写機13の構成)
図3は、オフィスや個人宅に設置される複写機13の構成を示す図である。複写機13は、通信部41、原稿読取部43、印刷枚数計数部45、記憶制御部47、記憶部49、入力部55、制御部59、印刷部67、表示制御部69、表示部71から構成され、それぞれがシステムバス57に接続されている。
【0026】
通信部41は、図1に示すインターネット等のネットワーク9に接続するモデム等の機能を有する。原稿読取部43は、複写機13にセットされたユーザの原稿を読み取る装置である。印刷枚数計数部45は、印刷枚数を計数する装置である。
【0027】
記憶制御部47は、記憶部49に関する機能を制御する。記憶部49は、広告データ記憶部51からなり、本実施の形態において広告主端末11−1〜11−4で作成され、配信される広告のデータを記憶する。
【0028】
入力部55は、ユーザが複写機13を操作する際に、例えば印刷枚数、縮小拡大率、用紙サイズ等を入力する装置である。
【0029】
制御部59は、ROM61、RAM63、CPU65からなり、CPU65は複写機13の機能を制御する。
【0030】
印刷部67は、複写機13の印刷機能を有する。ユーザに設定された枚数、用紙サイズ等で、原稿の複写を行う。
【0031】
表示制御部69は、表示部71に関する機能を制御する。表示部71は、液晶パネル等の表示装置であり、操作選択表示、画像表示を行う。尚、表示部71は、液晶パネルに表示されるボタン部分をユーザがタッチすることで入力装置と兼用してもよい。本実施の形態の複写機13は、液晶パネル等の表示部71に入力ボタン又は選択ボタンが表示され、ユーザがボタンを指でタッチして入力する入力部55と兼用される装置として説明する。
【0032】
(1−4.広告配信データベース21の構成)
次に、図4から図8により、広告配信データベース21について説明する。図4は、広告配信データベース21の構成を示す図である。広告配信データベース21は、広告データ73、複写機所有者データ75、広告情報77、優先順位情報78からなる。以下、それぞれについて説明する。
【0033】
広告データ73を図5に示す。広告データ73は、広告主端末11−1〜11−4を有する広告主79に関するデータ、及び広告内容等を示すデータである。広告主79に関するデータとしては、広告主79の名称、住所81、電話83、店舗の営業時間85等が記憶される。
【0034】
広告内容に関するデータとしては、広告内容87、画像89の有無、広告種類91、有効期間93等が記憶される。広告内容87は、例えば広告主79「ハチ公ベーカリー」の広告内容87は、4種類が作成されており、「パン全品10%OFF」(通常広告)、「パン全品11%OFF」(優先広告1)111、「パン全品12%OFF」(優先広告2)113、「パン全品13%OFF」(優先広告3)115が登録されている。
【0035】
後述するが、優先度の高い複写機13には、優遇された広告内容87の広告をっ配信する。図5の例では、一般的には「通常広告」の内容で複写機13に送信されるが、優先度の最も高い複写機13には「優先広告3」113が配信される。
【0036】
画像89の項目には、広告に商品や店舗等の画像を挿入するか否かを示す。図5では画像有を「○」、画像無を「×」で表示しているが、例えば使用画像のファイル名等を表示しても良い。広告種類91は、広告の種類を示す。例えば「05」はパンに関する広告、「12」は薬に関する広告を示す。有効期間93は、該当する広告の有効期間を示すものである。
【0037】
広告データ73の内容(広告主に関するデータと、広告内容に関するデータ)は、広告主79からの指示により作成され、広告主端末11−1〜11−4から広告配信事業者3のサーバ5に送られ、広告配信データベース21の広告データ73として記憶される。
【0038】
広告主79が新規に広告配信の申し込みをした場合は、新たなレコードとしてデータが追加される。広告主79が、既に登録してある広告の条件を変更して広告配信を申し込む場合は、登録されているレコードの内容が更新される。
【0039】
次に、複写機所有者データ75を図6に示す。複写機所有者データ75には、複写機13−1〜13−3ごとの情報が記録される。複写機所有者データ75は、広告配信可能な複写機を設置する際等に、複写機所有者99の協力を得て登録される。また、複写機の定期的メンテナンス等の際に、実際の利用情報等を取得して更新することもできる。
【0040】
図6の製品ID95は、複写機ごとに付与される固有のIDである。広告配信エリア97は、複写機が設置されている住所情報である。複写機所有者99は、複写機の所有者名を示す。使用人数101は、該複写機のおよその使用人数を示す。広告傾向103は、該複写機使用者の需要に適合する広告ジャンル、例えば「パン」、「ケーキ」、「寿司」、「自動車」等が登録されている。また、広告料金105は、使用者人数×5(円)で計算される。
【0041】
広告主79が希望する広告配信先は、この複写機所有者データ75から検索される。例えば、広告主79が、広告配信エリア97を「渋谷区」、複写機所有者99を「オフィス」、広告傾向103を「パン」と指定すると、「渋谷区」、「オフィス」、「パン」のすべてに該当するレコードが抽出される。そして、抽出されたレコードの広告料金105の合計が、広告主79に請求される広告料金として算出される。
【0042】
尚、広告配信エリア97の抽出方法としては、例えば広告配信エリア97に複写機の詳細な設置住所(例えば「東京都渋谷区○○町1−2−3」)を登録し、もっと詳細な範囲での抽出、逆に広範囲での抽出も可能である。
【0043】
次に、広告情報77を図7に示す。広告情報77は、サーバ5が配信を終了した広告についての情報が記録される。製品ID95は、広告を配信した複写機13のID番号である。広告主79は、広告配信を申し込んだ広告主79の名称である。広告種類91は、配信した広告の種類を示す。例えば「05」はパンに関する広告、「12」は薬に関する広告を示す。
【0044】
広告番号107は、広告に付与された特定の番号である。例えば「1234−5678−0001」の広告番号107は、上位4桁「1234」は、複写機の製品ID95ごとに対応する固有の番号であり、中位4桁「5678」は広告主79ごとに異なるように付与された番号である。また、下位4桁「0001」は当該広告が印刷されるごとに付される番号である。従って、同一の広告が同一の複写機13で出力された場合でも、付される広告番号107は全て異なっている。
【0045】
実際にユーザ(複写機の利用者)が広告を持参して広告主79からサービス(例えば商品の割引)を受けた場合、広告主79は、印刷されている広告番号107からユーザが利用した複写機と、利用した広告との特定を行うことができる。
【0046】
使用確認109は、配信された広告が実際にユーザ(複写機の利用者)に使用されたか否かを確認する項目である。即ち、ユーザ(複写機の利用者)が広告を持参して広告主79のサービス(例えば商品の割引)を受けた場合、広告主79は、その広告が使用されたとする情報(即ち使用された広告に付されていた広告番号107)をサーバ5に送り、サーバ5は該当する使用確認109の項目を「使用」と更新する。有効期間93は、配信された広告の有効期間を示す。
【0047】
次に、優先順位情報78を図8に示す。図8に示す優先順位情報78は、広告主79が配信した広告について、実際に使用された回数が多い複写機13から順に上位3台までの製品ID95を抽出したものである。サーバ5は、この優先順位情報78を基に、複写機13の使用回数の高い順、上位3台には、通常広告とは異なる内容の広告を配信する。
【0048】
例えば、広告主79「ハチ公ベーカリー」が配信した広告では、複写機の製品ID95「EFGH」は出力された広告の使用回数が最も多く、17回使用されており、優先広告3(使用回数)115の項目には「EFGH(17回)」と記録される。従って、配信広告には、図5に示す「パン全品13%OFF(優先広告3)」115が印刷される。
【0049】
次に広告の使用回数が多い複写機13は、優先広告2(使用回数)113の項目に「ABCD(8回)」と記録される。従って、配信広告には、図5に示す「パン全品12%OFF(優先広告2)」113が印刷される。
【0050】
また広告の使用回数が3台目である複写機13は、優先広告1(使用回数)111の項目に「KIOL(4回)」と記録される。従って、配信広告には、図5に示す「パン全品11%OFF(優先広告1)」111が印刷される。
【0051】
使用回数は、同一の広告主79、同一の複写機13(即ち製品ID95)で印刷出力され実際に使用された回数である。即ち、図7で示した広告番号107の上位8桁が同じ広告(即ち同一の広告主79、同一の製品ID95)について、使用確認109項目の「使用」の数を計数したものである。
【0052】
従って、広告が使用されたとする情報(即ち使用された広告に付されていた広告番号107)が広告主79からサーバ5に送られ、サーバ5が図7の使用確認109項目を「使用」に変更すると同時に、「使用」の数が計算され、図8の優先順位情報78が更新される。
【0053】
(2.広告配信システム1の申し込み手順)
広告主79が、広告配信事業者3に広告配信システム1の利用を依頼し配信広告を登録する手順を、図9、図10に示す。まず広告主79は、パソコン等の広告主端末11−1をネットワーク9に接続し、広告配信事業者3のサーバ5に対して広告配信を申し込む目的で広告配信を問い合わせる(ステップ301)。
【0054】
サーバ5は、問い合わせを受け付け(ステップ302)、図13に示す広告配信先入力画面117などの広告配信先情報を広告主端末11−1に送信する(ステップ303)。広告主端末11−1は、広告配信情報を受信する(ステップ304)。広告配信情報とは、例えば広告配信先入力情報や、広告主79登録の為の情報等である。
【0055】
図13は、広告配信先入力画面117を示す。広告配信先入力画面117は、広告主端末11−1のパソコン等の表示装置に表示される。広告配信先入力画面117は、広告配信エリア97の選択領域、複写機所有者99の選択領域、広告主79が配信しようとする広告傾向103の選択領域を有し、選択決定時に操作する送信ボタン119、選択を初期状態に戻すためのクリアボタン121、選択操作を中止するためのキャンセルボタン123を備える。
【0056】
広告主端末11−1の操作者は、図13の広告配信先入力画面117にて、広告配信エリア97を選択する(ステップ305)。広告配信を希望する広告配信エリア97を例えば「渋谷区」と指定する。次に広告配信を希望する複写機所有者99を選択する(ステップ306)。例えば複写機所有者99を「オフィス」と指定する。次に配信しようとする広告傾向103を選択する(ステップ307)。例えば広告主端末11−1を所有する広告主79がパン屋さんとだすると、広告傾向103は「パン」を指定する。
【0057】
尚、条件選択方法は、複数の選択肢(例えば「パン」と「ケーキ」)等をAND条件で選択する方法、或いはOR条件で選択する方法等であってもよい。また、広告配信エリア97の選択では、キーワードを入力して、該キーワードを含むという条件設定をしてもよい。
【0058】
選択が終了すると、広告主端末11−1の操作者は、図13の送信ボタン119をクリックし選択結果をサーバ5に送信する。この送信操作により、サーバ5に選択された条件で広告料金を問い合わせる(ステップ308)こととなる。
【0059】
サーバ5は、広告主端末11−1からの広告配信条件を受信し、その条件で料金問い合わせを受け付ける(ステップ309)。サーバ5は、該広告主端末11−1から受信した条件を基に、広告料金を算出する(ステップ310)。
【0060】
例えば広告主端末11−1からの広告配信条件が、図13に示すように、広告配信エリア97が「渋谷区」、複写機所有者99が「オフィス」、広告傾向103が「パン」であるとすると、サーバ5は、広告配信データベース21の複写機所有者データ75(図6)を、上記条件にて検索し、上記条件に適合する複写機(即ち製品ID95)を抽出する。尚、図6に示す広告傾向103が「パン、ケーキ、寿司」などのように複数個設定されているものでは、少なくとも1つが広告主端末11−1からの条件に含まれていれば、その製品ID95は条件を満たしているものとして抽出される。
【0061】
広告主端末11−1により設定された条件で、複写機所有者データ75(図6)の広告配信エリア79、複写機所有者99、広告傾向103を満たすすべてのレコードが抽出される。そして、抽出されたレコードの広告料金105の合計が、広告主79に請求される広告料金となる。
【0062】
次に、サーバ5は、算出された広告料金情報を広告主端末11−1に送信する(ステップ311)。広告主端末11−1は広告料金情報を受信し(ステップ312)、該料金に不服の場合(ステップ313の「不服」)は、広告配信条件を再入力する(ステップ314のYESから、ステップ305に戻る)。広告配信条件を再入力しない場合(ステップ314のNO)は、広告主端末11−1は終了通知をサーバ5に送り(ステップ315)、サーバ5は終了通知を受信し(ステップ316)処理を終了する。
【0063】
広告主端末11−1が、受信した広告料金情報に承服する場合(ステップ313の「承服」)は、料金の決済手段を選択する(ステップ317)。例えばクレジットカード支払い、或いは口座振込み等を選択する。
【0064】
次に、広告作成のステップに移る。広告主端末11−1は、サーバ5に広告作成方法問い合わせを行い(ステップ318)、サーバ5は問い合わせを受け付け(ステップ319)、広告作成情報を広告主端末11−1に送信する(ステップ320)。広告主端末11−1は、広告作成情報を受信する(ステップ321)。
【0065】
広告作成情報とは、例えば広告作成用テンプレート、広告用画像、広告作成用アプリケーションソフト等である。例えば、広告主端末11−1が、該広告作成用テンプレートに必要情報(店名、広告内容、有効期限等)を入力し、画像等を挿入すれば広告を簡単に作成することができる。
【0066】
次に、広告主端末11−1は、既に配信したことのある広告を再利用する場合には(ステップ322の「再利用」)、旧広告情報をサーバ5に要求する(ステップ324)。サーバ5は、要求を受け付け(ステップ325)、要求された旧広告情報を広告配信データベース21の広告データ73から読み出し(ステップ326)、広告主端末11−1に送信する(ステップ327)。
【0067】
広告主端末11−1は、旧広告情報を受信し(ステップ328)、新条件を設定して広告作成を行う(ステップ329)。新条件とは、例えば送られてきた旧広告情報を基に、広告内容87(図5)の「パン全品10%OFF」を「パン全品9%OFF」のように変更することであり、有効期間93や画像89等の変更をしてもよい。
【0068】
また、広告主端末11−1は、図5の広告内容87に示すように、「パン全品10%OFF(通常広告)」だけでなく、利用頻度の高い複写機13に対応するための優先広告の作成、「パン全品11%OFF(優先広告1)」111、「パン全品12%OFF(優先広告2)」113、「パン全品13%OFF(優先広告3)」115の作成も行う。
【0069】
配信広告を新規に作成する場合(ステップ322の「新規」)には、広告主端末11−1は、広告作成情報として送られてきた広告作成用テンプレート等を利用して、新規に広告作成を行う(ステップ323)。
【0070】
次に、広告主端末11−1は、新規或いは旧広告を変更して作成した広告の配信を、サーバ5に申し込む(ステップ330から図10の▲1▼へ)。
【0071】
サーバ5は、広告配信申込を受け付け(図10のステップ331)、広告が新規に作成された場合(ステップ332の「新規」)、広告配信データベース21の広告データ73に新規に広告登録を行う(ステップ334)。旧広告が再利用された場合には(ステップ332の「再利用」)、新条件で広告データ73に再登録する(ステップ333)。
【0072】
次にサーバ5は、ステップ317で指定された決済方法により、広告料金を決済する。決済手段が口座振込みの場合(ステップ335の「口座振込み」)で、期限内に納付されると(ステップ336の「納付」)、サーバ5は広告配信手続完了の通知を広告主端末11−1に送信する(ステップ337)。口座振込みが確認されないとき(ステップ336の「不納」から図9の▲2▼)、広告配信の申し込みは成立しない。
【0073】
また、決済手段がクレジットカードの場合(ステップ335の「クレジットカード」)、サーバ5は広告配信手続完了の通知を広告主端末11−1に送信する(ステップ337)。広告主端末11−1は、手続完了を確認する(ステップ338)。
【0074】
次に、サーバ5は、配信する複写機毎に広告配信を行う(ステップ339)。サーバ5の広告配信データベース21の広告情報77には、配信された広告に関する情報のレコードが追加登録される(ステップ342)。この時点では広告情報77の、広告番号107項目欄は空欄、使用確認115項目欄の初期値は「未使用」である。複写機13−1は、広告配信を受信し(ステップ340)、記憶部49の広告データ記憶部51に保存する(ステップ341)。
【0075】
広告番号107は、広告に付与される特定の番号であり、広告が印刷される時、図16に示すように「広告番号:1234−5678−0001」のように印刷される。上位4桁「1234」は、複写機の製品ID95ごとに対応する固有の番号であり、中位4桁「5678」は広告主79ごとに異なるように付与された番号である。また、下位4桁「0001」は当該広告が同じ複写機13で印刷されるごとに付される番号であり、1枚印刷されるごとに広告番号107は変わる。従って、同一の広告が同一の複写機13で出力された場合でも、付される広告番号107は全て異なっている。
【0076】
尚、広告番号107を数字で印刷する代わりに、広告番号107を示すバーコードにして広告に印刷してもよい。或いは広告番号107を、数字とバーコード両方で印刷してもよい。
【0077】
この広告番号107が印刷された広告を、ユーザ(複写機で広告を印刷したユーザ)が広告主79の店舗等に持参し、サービスの提供を受ける際に利用する。広告主79は、実際に使用された広告の広告番号107をサーバ5にフィードバックすることで、サーバ5の広告配信データベース21の内容を更新し、より効率のよい広告配信システム1を構築する。また、使用頻度の高い広告を印刷出力している複写機13には、通常広告とは異なる内容の優先広告を配信することにより、複写機所有者99や複写機ユーザの、本広告配信システム1に対する意識を高める。印刷された広告に関するフローチャートの詳細については、後述する。
【0078】
(3.広告利用と広告処理手順)
(3−1.複写機ユーザによる広告出力)
図11、図12に、複写機13−1のユーザが広告を印刷し、実際に使用した場合の広告配信システム1の処理手順を示す。
【0079】
前提として、例えば「渋谷区」の「オフィスA」に設置された複写機13−1(製品ID95が「ABCD」)を、ユーザが操作すると想定する。複写機13−1の表示部71には、図14に示す複写機待ち受け画面125が表示されている。図14に示す複写機13−1は、コピー、FAX、スキャナ等の複合機であり、コピーボタン127等の機能選択ボタン、コピーの機能選択(用紙選択、片面選択、倍率設定、枚数設定)ボタン、テンキー、スタートボタン131、広告印刷を要求する広告ボタン129等を備える。
【0080】
ユーザが、複写機13−1に原稿をセットし(ステップ401のYES)、図14のコピー機能を設定してスタートボタン131を押すと(ステップ402のNO)、複写機13−1は通常の複写印刷を行う(ステップ403)。
【0081】
ユーザが、複写機13−1に原稿をセットし(ステップ401のYES)、図14の広告ボタン129を選択すると(ステップ402のYES)、複写機13−1は、受信した広告を広告データ記憶部51から検索し(ステップ405)、表示部71の複写機待ち受け画面125を切り替えて、検索一覧を受信広告表示画面133(図15)として表示する(ステップ406)。
【0082】
図15の受信広告表示画面133には、例えば「ハチ公ベーカリー(パン屋)」135から配信された広告等の、検索された複数の配信広告の広告主79名称が表示される。広告が複数のページにわたる場合には、前後ページへの移動ボタンが表示される。決定ボタン137は、選択した配信広告の印刷を決定する場合に使用される。また、詳細ボタン139は、選択した配信広告についての詳細を知りたい場合に使用される。例えば詳細ボタン139を押すと、画面が切り替わり、該当する広告の詳細な内容やプレビューが表示される。
【0083】
尚、受信広告表示画面133に広告主79の名称が表示されるとしたが、複数の配信広告を縮小表示してもよい。
【0084】
また、ユーザが、複写機13−1に原稿をセットしないで(ステップ401のNO)、図14の広告ボタン129を選択すると(ステップ404のYES)、複写機13−1は、受信した広告を広告データ記憶部51から検索し(ステップ405)、表示部71の複写機待ち受け画面125を切り替えて、検索一覧を受信広告表示画面133(図15)として表示する(ステップ406)。
【0085】
次に、図15の受信広告表示画面133で、ユーザが「ハチ公ベーカリー(パン屋)」135を選択して決定ボタン137を押し(ステップ411のYES)、該広告を印刷する場合、スタートボタン131を押す(ステップ412のYES)。
【0086】
複写機13−1は、出力印刷する広告に、広告番号107を付与する(ステップ107)。即ち、上位4桁「1234」は、複写機の製品ID95ごとに対応する固有の番号であり、中位4桁「5678」は広告主79ごとに異なるように付与された番号である。また、下位4桁「0001」は当該広告が印刷されるごとに付される番号である。即ち複写機13−1で印刷される広告は、全て異なる広告番号107を付与される。
【0087】
複写機13−1は、付与した広告番号107をサーバ5に通知する(ステップ414)。サーバ5は、広告番号107を受信し(ステップ415)、広告配信データベース21の広告情報77の広告番号107項目に記憶する(ステップ416)。
【0088】
ステップ401で原稿セットがない場合には、複写機11−1は広告と原稿の合成印刷はないと判断し(ステップ417のNO)、広告のみの印刷処理を行い(ステップ419)、広告を出力する(ステップ420)。原稿セット無し(即ち、合成印刷無し)の場合の広告の例を図15に示す。図16は、「ハチ公ベーカリー」の広告が全面に印刷される。また、広告には広告番号107が印刷される。尚、「☆☆☆」142は当該広告が通常広告であることを示す表示である。
【0089】
ステップ401で原稿セットがある場合には、複写機11−1は広告と原稿を合成印刷する判断し(ステップ417のYES)、広告と原稿の合成処理を行った後(ステップ418)、印刷処理を行い(ステップ419)、広告を出力する(ステップ420)。原稿セット有り(即ち、合成印刷有り)の場合の広告の例を図17に示す。図17は、ユーザがセットした原稿と、「ハチ公ベーカリー」の広告とが合成されて印刷される。また、広告には広告番号107が印刷される。
【0090】
尚、ステップ411で広告の選択が無く(ステップ411のNO)、タイムアウトした場合(ステップ407のYES)、画面表示は図14の複写機待ち受け画面125に戻る。原稿セットがあり(ステップ408のYES)、通常印刷の要求(即ちスタートボタン131が押される)が有れば(ステップ409のYES)、複写機11−1は通常印刷を行う(ステップ403)。ステップ408で原稿セットが無ければ処理を終了する(ステップ408のNO)。
【0091】
また、ステップ411で広告の選択があり(ステップ411のYES)、印刷要求が無く(ステップ412のNO)、タイムアウトした場合(ステップ410のYES)は、画面表示は図14の複写機待ち受け画面125に戻る。原稿セットがあり(ステップ408のYES)、通常印刷の要求(即ちスタートボタン131が押される)が有れば(ステップ409のYES)、複写機11−1は通常印刷を行う(ステップ403)。ステップ408で原稿セットが無ければ処理を終了する(ステップ408のNO)。
【0092】
(3−2.複写機ユーザによる広告使用)
複写機ユーザは、例えば図16の「ハチ公ベーカリー」の広告を印刷出力して取得し(ステップ421から図12の▲3▼)、印刷広告141をハチ公ベーカリーに持参して、広告内容87「各種パン 全品10%OFF」のサービスを受けたとする。
【0093】
広告主79である「ハチ公ベーカリー」は、印刷広告141を受領する(図12のステップ422)。
【0094】
(3−3.広告使用情報の送信)
広告主端末11−1は、本発明の広告配信システム1にログインすべく、ネットワーク9を介してサーバ5に接続要求を行う(ステップ423)。
【0095】
サーバ5は、広告主端末11−1からの接続要求を受け付け(ステップ424)、ユーザ認証を要求する(ステップ425)。ここでの「ユーザ」とは、広告主端末11−1を広告配信システム1の使用者として「ユーザ」と称する。
【0096】
広告主端末11−1は、ユーザ認証要求を受信し(ステップ426)、ユーザ情報をサーバ5に送信する(ステップ427)。ユーザ情報とは、広告配信システム1へ、ユーザとしてログインするためのパスワード等である。
【0097】
サーバ5は、広告主端末11−1からのユーザ情報を受信し(ステップ428)、登録ユーザでない場合(ステップ429のNO)、接続不能通知を広告主端末11−に送る(ステップ430)。広告主端末11−1は、接続不能通知を受信し(ステップ431)、ユーザ情報を再送信する場合(ステップ432のYES)はステップ427に戻る。ユーザ情報を再送信しない場合(ステップ432のNO)は、接続処理を終了する。
【098】
サーバ5が、広告主端末11−を登録ユーザであると認証した場合(ステップ429のYES)、広告主端末11−1に接続完了通知を送信する(ステップ433)。広告主端末11−1は、広告配信システム1への接続を完了する(ステップ434)。
【0099】
広告主端末11−1は、図示していないが各種メニューから広告番号入力項目を選択し、図18に示す広告番号入力画面145を表示する。広告番号入力画面145は、広告番号107の入力領域を有する。また、連続して広告番号を入力する場合に使用する連続入力ボタン147、広告番号107をサーバ5に送信する送信ボタン119を備える。また、広告番号107をクリアするクリアボタン121、広告番号107の入力をキャンセルするキャンセルボタン123を備える。
【0100】
広告主端末11−1が、広告番号入力画面145に、受領した広告に記載された広告番号107を入力し(ステップ435のYES)、送信ボタン119を押して広告番号107を送信すると(ステップ436)、サーバ5は広告番号107を受信する(ステップ437)。広告主端末11−1の操作者は、受領した広告に印刷されている広告番号107(図16)「1234−5678−0001」を目で見て広告主端末11−1に入力してもよいし、広告番号107がバーコードで印刷されている場合は、バーコードリーダを用いて読み取ってもよい。
【0101】
また、広告主端末11−1から1度に複数の広告番号107を入力する場合には、広告番号入力画面145の連続入力ボタン147を押して、複数の広告番号107を入力し、入力終了後に送信ボタン119を押してサーバ5に送信する。
【0102】
サーバ5は、受信した広告番号107と、広告情報77(図4、図7)に保存されている配信済みの広告番号とを比較する(ステップ439)。
【0103】
サーバ5は、受信広告番号107の有効性を判断する。例えば広告情報77(図7)を参照すると、広告主79「ハチ公ベーカリー」から例えば、広告番号107「1234−1563−0005」が送信されてきたとすると、中位4桁「1563」は「平成シューズ」を示す番号であるので入力ミスと判断され、広告番号107は無効と判断される。サーバ5が、受信広告番号107を無効と判断すると(ステップ439の「無効」)、無効通知を広告主端末11−1に送信し(ステップ440)、広告主端末11−1は無効通知を受信すると(ステップ441)、広告番号107の再入力を行い(ステップ442のYES)、ステップ435に戻る。広告番号107の再入力を行わない場合(ステップ442のNO)は、処理を終了する。
【0104】
(3−4.広告配信データベース21の更新)
サーバ5が、受信広告番号107を有効と判断すると(ステップ439の「有効」)、受信広告情報、即ち広告配信データベース21の広告情報77(図7)の使用確認109項目を「未使用」から「使用」に書き換える(ステップ443)。
【0105】
また、サーバ5は、同一広告主79から配信され同一複写機(製品ID95)で印刷された広告の、使用確認109項目(図7)の「使用」の数を計数し、使用者優先度を算出する(ステップ444)。使用者優先度は、図8に示す優先順位情報78に広告使用回数の多い複写機13を第3位まで登録したものである。サーバ5は、優先順位情報78を基に、使用回数の高い複写機(製品ID95)から上位3台には、通常広告とは異なる内容の広告を配信する。
【0106】
一方、使用回数の高い複写機(製品ID95)の上位3台から漏れた複写機には、通常の広告を配信する。
【0107】
使用者優先度を算出した結果、優先順位情報78の複写機(製品ID95)の使用回数順位が変更になる場合には、優先順位情報78が更新される。また、優先度順位の変更に伴い、複写機13−1に配信広告内容の変更がある場合には、サーバ5は複写機13−1に新たな広告内容87を配信する(ステップ445)。
【0108】
例えば、広告主79「ハチ公ベーカリー」から複写機13−1(製品ID95「ABCD」)に配信されていた通常広告(図16)の使用回数が増加し、優先順位情報78(図8)において第2位になった場合、複写機13−1(製品ID95「ABCD」)には「パン全品12%OFF(優先広告2)」113の広告内容87が配信される。「優先広告2」113の印刷広告は、図19と図20に示される。尚、図19は広告合成印刷の無い場合(ステップ417のNO)の印刷広告149、図20は広告合成印刷がある場合(ステップ417のYES)の「優先広告2」113の印刷広告153である。
【0109】
また、例えば図19に示す優先広告2には「優先広告2」113のマーク「★★☆」151が印刷されており、複写機13−1(製品ID95「ABCD」)ユーザは、「優先広告2」113を受信したことを確認できる。
【0110】
複写機13−1は、サーバ5から優先広告を受信し(ステップ446)、広告データ記憶部51に保存する(ステップ447)。
【0111】
また、同一複写機(製品ID95)の特定の広告種類91(例えばパンを示す「05」)の使用確認109項目(図7)の「使用」の数が所定の期間を経ても低かったとする。サーバ5は、その複写機での広告種類91「05」(パン)は、利用されていないと判断し、図6に示す複写機所有者データ75の広告傾向103から、「パン」を削除する。
【0112】
図21は、広告配信データベース21の複写機所有者データ75の更新を示す図である。図18(a)は更新前、図18(b)は更新後を示す。即ち、製品ID95「JKLM」の複写機は、所定期間を経ても「パン」に関する広告が利用されなかったため、広告傾向103「居酒屋、薬、パン」から「パン」が削除され、「居酒屋、薬」に更新されたものである。
【0113】
従って、広告主79が「パン」に係る広告配信を申し込む際に、図13の広告配信先入力画面117から広告配信エリア97「渋谷区」、複写機所有者99「オフィス」、広告傾向103「パン」を選択して複写機所有者データ75を検索すると、更新後の図18(b)では製品ID95「JKLM」の複写機は抽出されない。即ち、広告主79から送られる実際の広告利用状況を、サーバ5の広告配信データベース21にフィードバックして更新することで、複写機ごとに有効性の高い広告を配信することができる。
【0114】
尚、一旦広告傾向から削除された広告については、その後広告配信がされなくなるが複写機所有者が希望すれば、また、広告傾向に再登録することができる。
【0115】
(3−5.広告料金返還)
次に、サーバ5が、広告料金を広告主79に返還する場合(ステップ448のYES)、広告料金返還処理を行い(ステップ449)、広告料金返還通知を広告主端末11−1に送る(ステップ450)。広告主端末11−1は、広告料金返還通知を受信する(ステップ451)。
【0116】
広告料金は、前述したように広告主端末11−1が広告配信を依頼した時に、複写機所有者データ75(図6)のデータから算出され、一括で広告配信事業者3(サーバ5の所有者)に支払われている。
【0117】
広告主79(広告主端末11−1)から送られる実際の広告利用状況を、広告配信データベース21にフィードバックして更新し、より有効性のある広告配信システム1を構築するために、広告利用状況が広告主端末11−1から送られる度に、所定の広告料金を広告主79に返還する。広告料金返還により、広告主79の本実施の広告配信システム1に対する意識を高めてもらい、協力を得られるようにする。尚、広告料金返還金額の合計は、既に支払われた広告料金の例えば90%を上限に設定するようにしてもよい。
【0118】
(3−6.保守料金返還)
また、サーバ5は、複写機13−1に対して保守料金割引を行う場合(ステップ452のYES)、保守料金割引処理を行う(ステップ453)。即ち受信広告番号107から、実際に使用された広告を印刷した複写機13−1を特定することができる。該複写機13−1所有者に、複写機13−1の保守料金を割引くようにして、本実施の広告配信システム1に対する意識を高めてもらい、協力を得られるようにする。
【0119】
(4.広告利用と広告処理手順の別の実施の形態)
次に、複写機13−1のユーザが広告を印刷し、実際に使用した場合の広告配信システム1の別の実施の形態の処理手順を図22、図23に示す。
【0120】
図22のステップ512の「印刷要求有り」までは、図11のステップ412と同じであるので説明を省略する。
【0121】
印刷要求があると(ステップ512)、複写機13−1は、サーバ5に広告番号107要求(ステップ513)を行う。サーバ5は、要求を受け付け(ステップ514)、広告番号107を付与する(ステップ515)。即ち、別の実施の形態では、サーバ5が広告番号107を付与する。広告番号107については前述したので省略する。
【0122】
次に、サーバ5は付与した広告番号107を複写機13−1に送信し(ステップ516)、同時に広告番号107を広告配信データベース21の広告情報77の広告番号107項目に記憶する(ステップ517)。複写機13−1は、広告番号107を受信する(ステップ518)。
【0123】
ステップ519からの印刷処理以降のフローチャートは、図11、図12のステップ417からのフローチャートと同じであるので説明を省略する。
【0124】
(5.効果等)
このように、本実施の形態によれば、複写機のユーザは、地域に密着した広告情報を入手することができる。また、複写機のユーザは、割引情報が印刷された配信広告を広告主の店舗等に持参すれば、商品やサービスを割引料金で利用できる。
【0125】
また、複写機ユーザは、頻繁に広告を利用すれば、特別な優先広告を受けることができるようになる。
【0126】
複写機の所有者は、印刷出力された配信広告が実際に使用されることにより、保守料金の割引を受けることができる。
【0127】
広告主は、地域に密着した広告の配信が可能になるため、無駄な広告費用を削減し、広告効率を上げることができる。また、複写機ごとに、複写機ユーザのニーズに適応する広告配信を行うため、更に広告効率を上げることができる。また、複写機ユーザが持参した配信広告をチェックして、広告配信システム提供者にフィードバックすることで、広告料金が返還される。
【0128】
また、広告配信システムが使用されればされるほど、広告配信システムのデータベースに正確な情報が蓄積されるので、広告効率は益々上昇する。その結果、広告主は、広告費の削減と、商品やサービスの売上増が期待できる。また、広告主は、特別な優先広告を受け取れるように何度も広告を使用する複写機ユーザを、得意客として取り込むことができる。
【0129】
広告配信システム提供者は、広告主から所定の広告料金を取得することができる。また、広告主からは使用された配信広告の情報のフィードバックを受けるので、信頼性のあるデータベースを構築することができる。その結果、広告配信希望者(広告主)の増加を期待できる。
【0130】
また、広告配信システム提供者と複写機所有者とが、同一である場合には、広告情報が得られる複写機ということで、他の単機能の複写機との差別化を図ることができ、複写機のシェア拡大を期待できる。また、広告配信システム提供者は、配信広告1枚ごとの使用状況チェックが可能になるため、より正確なデータベースの構築が可能になる。
【0131】
尚、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に限られるものではない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【0132】
また、印刷料金とは、印刷に関する料金であって、例えば、保守料金、消耗品を購入する際に複写機所有者が負担する費用、故障の際の部品交換費用等をいう。上記実施例では保守料金を例に記載している。
【0133】
さらに、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
【0134】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0135】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD?ROM、CD?R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0136】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0137】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0138】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように本発明によれば、広告の利用頻度の高い複写機には、他の複写機と異なる内容の広告を配信する広告配信システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る広告配信システム1の構成を示す図
【図2】サーバ5の構成を示す図
【図3】複写機13の構成を示す図
【図4】広告配信データベース21を示す図
【図5】広告データ73を示す図
【図6】複写機所有者データ75を示す図
【図7】広告情報77を示す図
【図8】優先順位情報78を示す図
【図9】広告申込のフローチャート
【図10】広告申込のフローチャート
【図11】広告配信のフローチャート
【図12】広告配信のフローチャート
【図13】広告配信先入力画面117を示す図
【図14】複写機待ち受け画面125を示す図
【図15】受信広告表示画面133を示す図
【図16】原稿セット無しの場合の印刷広告141を示す図
【図17】原稿セット有りの場合の印刷広告143を示す図
【図18】広告番号入力画面145を示す図
【図19】原稿セット無しの場合の優先広告2の印刷広告149を示す図
【図20】原稿セット有りの場合の優先広告2の印刷広告153を示す図
【図21】複写機所有者データ75の更新を示す図
【図22】別の実施の形態の広告配信のフローチャート
【図23】別の実施の形態の広告配信のフローチャート
【符号の説明】
1・・・ 広告配信システム
3・・・ 広告配信事業者
5・・・ サーバ
7・・・ ルータ
9・・・ ネットワーク
11−1〜11−4・・・ 広告主端末
13−1〜13−3・・・ 複写機
15・・・ ハードディスク
17・・・ OS
19・・・ 広告配信実行プログラム
21・・・ 広告配信データベース
23、57・・・ システムバス
25、65・・・ CPU
27、63・・・ RAM
29、61・・・ ROM
31・・・ CD−ROM
33・・・ ネットワーク接続アダプタ
35・・・ キーボード
37・・・ マウス
41・・・ 通信部
43・・・ 原稿読取部
45・・・ 印刷枚数計数部
47・・・ 記憶制御部
49・・・ 記憶部
51・・・ 広告データ記憶部
55・・・ 入力部
59・・・ 制御部
67・・・ 印刷部
69・・・ 表示制御部
71・・・ 表示部
73・・・ 広告データ
75・・・ 複写機所有者データ
77・・・ 広告情報
78・・・ 優先順位情報
79・・・ 広告主
81・・・ 住所
83・・・ 電話
85・・・ 営業時間
87・・・ 広告内容
89・・・ 画像
91・・・ 広告種類
93・・・ 有効期間
95・・・ 製品ID
97・・・ 広告配信エリア
99・・・ 複写機所有者
101・・・ 使用人数
103・・・ 広告傾向
105・・・ 広告料金
107・・・ 広告番号
109・・・ 使用確認
111・・・ 優先広告1
113・・・ 優先広告2
115・・・ 優先広告3
117・・・ 広告配信先入力画面
119・・・ 送信ボタン
121・・・ クリアボタン
123・・・ キャンセルボタン
125・・・ 複写機待ち受け画面
127・・・ コピーボタン
129・・・ 広告ボタン
131・・・ スタートボタン
133・・・ 受信広告表示画面
135・・・ 広告表示
137・・・ 決定ボタン
139・・・ 詳細ボタン
141・・・ 原稿セット無しの場合の印刷広告
142・・・ 通常印刷のマーク
143・・・ 原稿セット有りの場合の印刷広告
145・・・ 広告番号入力画面
147・・・ 連続入力ボタン
149・・・ 原稿セット無しの場合の優先広告2の印刷広告
151・・・ 優先広告2のマーク
153・・・ 原稿セット有りの場合の優先広告2の印刷広告

Claims (18)

  1. 広告主端末と、複写機と、広告配信データベースを有するサーバとがネットワークを介して接続された広告配信システムであって、
    前記サーバは、
    前記広告主端末の申し込みに応じて、広告を前記複写機に配信する配信手段を、具備し、
    前記複写機は、
    前記広告を特定し、印刷するごとに異なる特定情報を付けて広告を印刷する印刷手段を、具備し、
    前記広告主端末は、
    前記複写機で印刷された広告の前記特定情報を、前記サーバに送信する送信手段を、具備し、
    前記サーバは、
    前記特定情報を基にして前記広告配信データベースを書き換える書換え手段を、具備することを特徴とする広告配信システム。
  2. 前記広告配信データベースは、
    広告主に関するデータを有する広告データと、
    複写機所有者に関するデータを有する複写機所有者データと、
    各複写機に対していずれの広告が使用されたことを示す広告情報と、
    複写機によって印刷された広告が使用されるにつれて、その複写機の優先度が高いものとなる優先順位情報と、
    を保持することを特徴とする請求項1記載の広告配信システム。
  3. 前記特定情報は、前記サーバで生成されることを特徴とする請求項1記載の広告配信システム。
  4. 前記特定情報は、前記複写機で生成されることを特徴とする請求項1記載の広告配信システム。
  5. 前記サーバは、前記優先順位情報に基づいて、第2の広告を配信する第2の配信手段を、
    更に、具備することを特徴とする請求項2記載の広告配信システム。
  6. 前記サーバは、前記特定情報を受け取ると、この特定情報を持つ広告の広告料金の一部の返還を判断する広告料金返還判断手段を、
    更に具備することを特徴とする請求項1記載の広告配信システム。
  7. 前記サーバは、前記特定情報を受け取ると、この特定情報を持つ広告を印刷した複写機の印刷料金の割引を判断する印刷料金割引判断手段を、
    更に具備することを特徴とする請求項1記載の広告配信システム。
  8. 広告主端末と複写機に、ネットワークを介して接続され、広告配信データベースを有するサーバであって、
    前記広告主端末の申し込みに応じて、広告を前記複写機に配信する配信手段と、
    前記複写機で印刷され、印刷される毎に異なる特定情報が付された広告の、前記特定情報が前記広告主端末から送られると、この特定情報を受信する受信手段と、
    前記特定情報を基にして、広告配信データベースを書き換える書換え手段と、
    を、具備することを特徴とするサーバ。
  9. 前記広告配信データベースは、
    広告主に関するデータを有する広告データと、
    複写機所有者に関するデータを有する複写機所有者データと、
    各複写機に対していずれの広告が使用されたことを示す広告情報と、
    複写機によって印刷された広告が使用されるにつれて、その複写機の優先度が高いものとなる優先順位情報と、
    を保持することを特徴とする請求項8記載のサーバ。
  10. 前記特定情報は、前記サーバで生成されることを特徴とする請求項8記載のサーバ。
  11. 前記特定情報は、前記複写機で生成されることを特徴とする請求項8記載のサーバ。
  12. 前記サーバは、前記優先順位情報に基づいて、第2の広告を配信する第2の配信手段を、
    更に、具備することを特徴とする請求項9記載のサーバ。
  13. 前記サーバは、前記特定情報を受け取ると、この特定情報を持つ広告の広告料金の一部の返還を判断する広告料金返還判断手段を、
    更に具備することを特徴とする請求項8記載のサーバ。
  14. 前記サーバは、前記特定情報を受け取ると、この特定情報を持つ広告を印刷した複写機の印刷料金の割引を判断する印刷料金割引判断手段を、
    更に具備することを特徴とする請求項8記載のサーバ。
  15. 広告主端末と、広告配信データベースを有するサーバに、ネットワークを介して接続された複写機であって、
    前記サーバから配信される広告を受信する受信手段と、
    前記広告を特定し、印刷するごとに異なる特定情報を生成する生成手段と、
    前記特定情報を付した広告を印刷する印刷手段と、
    を具備することを特徴とする複写機。
  16. 前記特定情報を前記サーバに送信する送信手段を、
    更に具備することを特徴とする請求項15記載の複写機。
  17. 広告主端末と、広告配信データベースを有するサーバに、ネットワークを介して接続された複写機であって、
    前記サーバから配信される広告を受信する受信手段と、
    前記広告を特定し、印刷するごとに異なる特定情報をサーバから受信する手段と、
    前記特定情報を付した広告を印刷する印刷手段と、
    を具備することを特徴とする複写機。
  18. コンピュータを請求項8から請求項14のいずれかに記載されたサーバとして機能させるプログラム。
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