JP2003337690A - 販売促進支援システムおよび販売促進支援方法、管理サーバ、印刷物利用情報入力端末、並びにプログラムおよび記憶媒体 - Google Patents

販売促進支援システムおよび販売促進支援方法、管理サーバ、印刷物利用情報入力端末、並びにプログラムおよび記憶媒体

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JP2003337690A
JP2003337690A JP2002147367A JP2002147367A JP2003337690A JP 2003337690 A JP2003337690 A JP 2003337690A JP 2002147367 A JP2002147367 A JP 2002147367A JP 2002147367 A JP2002147367 A JP 2002147367A JP 2003337690 A JP2003337690 A JP 2003337690A
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Application number
JP2002147367A
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English (en)
Inventor
Masayoshi Sakakibara
正義 榊原
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 販売促進支援方法において、利用者が希望す
るカタログなどの販促コンテンツを店舗設置の装置で印
刷したとき、その効果を販促コンテンツの提供者に通知
できるようにする。 【解決手段】 データサーバ5に格納されている販促コ
ンテンツの電子データに基づいて配信サーバ16にて印
刷データを生成する。このとき、商品の利用者による購
買行為に関する情報を監視するための識別子を印刷デー
タに付す。配信サーバ16は、この印刷データをプリン
タ3に配信する。利用者がその印刷物を使用して商品を
購入したとき、販売店設置の印刷物利用情報入力端末6
は、印刷物に印刷されている識別子を読み取り、その結
果を管理サーバ7に通知する。管理サーバ7の料金算出
部60は、その識別子により表される利用状況に基づい
て、印刷物の出力処理に対する課金の提供者に対する負
担割合を調整することで、利用者による購買行為に関す
る情報を提供者に通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、販売促進支援方法
およびシステム、並びにこのシステムに使用される管理
サーバ、印刷物利用情報入力端末、さらにプログラムお
よび記憶媒体に関する。より詳細には、カタログやPR
文書などの販売促進用コンテンツを通信網経由でプリン
タなどの画像形成装置に送信して印刷物を生成し、この
生成した印刷物を利用者に提供することで商品の販売促
進を支援する手法における販売促進用コンテンツの利用
情報の取得方法に関する。
【0002】
【従来の技術】市場で商品を販売する際、広告宣伝活動
は、売れ行きに大きく影響を与える。従来、広告宣伝の
媒体としては、テレビCMなどの他に、チラシ、カタロ
グ、ダイレクト・メール、など各顧客単位で配布するも
のもある。
【0003】たとえば、顧客が商品やサービスを購入す
る際に、各社のカタログを取得して比較検討を行なうこ
とが一般的に行なわれている。しかし、カタログを取得
するには店舗まで出向き、所望の商品・サービスが記載
されているカタログを見つけ出さなければならない。比
較検討において顧客が必要とする情報は各カタログの一
部であることが多く、必要のないページはカタログ参照
時に邪魔であるばかりでなく紙資源の無駄にもなってし
まう。
【0004】一方、近年のインターネットの普及やブロ
ードバンドサービスなどの普及により、WWWサーバな
どだけでなく多種多様な情報機器をインターネットに常
時接続することが可能となってきた。このような状況で
はコンビニエンスストアなどの店舗に設置された複写機
のプリンタ機能がネットワーク資源を利用して動作する
ことが可能となり、顧客からの要求に基づいてネットワ
ークを介して取得したカタログデータを店舗設置の装置
で印刷するネットワーク印刷システムを構築することが
考えられる。この場合、たとえば企業のPRなどの目的
でWWWサーバなどにより提供するカタログ画像などの
販促コンテンツを一般の顧客が店舗設置の装置を利用し
て印刷物として入手することも可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、店舗に
設置された装置を利用して印刷出力するだけでは、情報
提供の効果を把握することができない。つまり、店舗設
置の装置を用いた印刷出力により広告宣伝活動をして
も、企業が期待するPR効果があったのかどうかを把握
することは困難である。
【0006】つまり、従来のままでは、企業が電子デー
タで提供するカタログ画像などの販促コンテンツを店舗
設置の装置を利用して印刷物として出力しても、必ずし
も、商品の販売促進活動を支援することとに繋がらない
という問題がある。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、店舗設置の装置を用いた印刷出力の方法を用い
た場合であっても、商品の販売促進活動を支援すること
ができる方法およびシステムを提供することを目的とす
る。また本発明は、上記システムに使用される検索エン
ジン、管理サーバ、あるいは画像形成装置を提供するこ
とを目的とする。さらに本発明は、販売促進支援方法や
システムを、電子計算機を用いてソフトウェアで実現す
るために好適なプログラムおよび当該プログラムを格納
したコンピュータ読取り可能な記憶媒体を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係る
販売促進支援方法は、市場における商品の販売を促進す
るための販売促進用コンテンツを表すデータサーバに格
納されている電子データを通信網経由で画像形成装置に
送信し、この画像形成装置において電子データに基づく
印刷物を生成し、この生成した印刷物を利用者に提供す
ることで、商品の販売促進を支援する販売促進支援方法
であって、利用者が希望する商品に関わるデータサーバ
に格納されている販売促進用コンテンツを表す電子デー
タに対応する印刷用のデータを画像形成装置に配信させ
る手順と、画像形成装置により印刷出力された印刷物に
表されている商品の利用者による購買行為に関する情報
を取得し、販売促進用コンテンツを提供する提供者に通
知する購買行為通知手順とを含む。
【0009】この購買行為通知手順は、たとえば、印刷
物の出力処理に対する課金の負担割合を調整すること
で、利用者による購買行為に関する情報を提供者に通知
することとするのが好ましい。
【0010】本発明に係る販売促進支援システムは、上
記本発明に係る販売促進支援方法を実施するシステムで
あって、販売促進用コンテンツを表す電子データに基づ
いて所定の記録用紙上に印刷出力して印刷物を生成する
画像形成部と、販売促進用コンテンツを表す電子データ
を格納するデータサーバと、利用者が希望する商品に関
わるデータサーバに格納されている販売促進用コンテン
ツを表す電子データに対応する印刷用のデータを画像形
成部に配信させる配信サーバと、画像形成部により印刷
出力された印刷物に表されている商品の利用者による購
買行為に関する情報を取得し、販売促進用コンテンツを
提供する提供者に通知する印刷物利用情報取得部とを備
えた。
【0011】本発明に係る販売促進支援システムにおい
ては、利用者が希望する商品に関わるデータサーバに格
納されている販売促進用コンテンツを特定したり、ある
いは特定した電子データの格納先を特定したり、さらに
はその電子データの提供者を特定する仕組みとして、デ
ータサーバに格納されている電子データに対して、電子
データの格納先、電子データが表す商品の属性、あるい
は電子データの提供者などを対応付けたデータテーブル
を記憶する格納内容データベースを備えたものとするこ
とが望ましい。
【0012】また従属項に記載された発明は、本発明に
係る販売促進支援システムのさらなる有利な具体例を規
定する。また、本発明に係る管理サーバ、あるいは印刷
物利用情報入力端末は、上記の本発明に係る販売促進支
援システムを構成するのに好適なものである。さらに、
本発明に係るプログラムは、本発明に係る販売促進支援
方法やシステムを、電子計算機(コンピュータ)を用い
てソフトウェアで実現するために好適なものである。な
お、プログラムは、コンピュータ読取り可能な記憶媒体
に格納されて提供されてもよいし、有線あるいは無線に
よる通信手段を介して配信されてもよい。
【0013】
【作用】上記構成による販売促進支援方法およびシステ
ムにおいては、たとえば、印刷に使用される要素データ
を保持するデータサーバと、要素データを収集して印刷
物を生成する画像形成装置、および印刷料金の課金方法
を決定・管理する管理サーバ、これら相互の通信を可能
にする通信網によりシステムが構成される。印刷料金は
カタログやPR情報などの要素データの広告主に相当す
る提供者に請求される。また、印刷物を利用した利用者
の購買行為を監視して、たとえばその購買行為の結果を
印刷代金の提供者への配分調整に利用することで、利用
者による購買行為に関する情報を提供者に通知する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明に係る販売促進支援システ
ムの一実施形態を示すブロック図である。図示するよう
に、本実施形態の販売促進支援システム1は、コンビニ
エンスストア(以下コンビニという)などに設置されて
いるネットワークプリンタ機能を備えた複写装置(それ
ぞれa,b,c,…,n;以下単にプリンタという)3
と、たとえば商品カタログやPRデータなどの販売促進
用デジタルコンテンツ(以下販促コンテンツともいう)
の提供者により管理されこの販促コンテンツを構成する
個々の要素データ(たとえばカタログ画像などの販促画
像)を保持するデータサーバ5とを備える。
【0016】販促コンテンツや販促用画像は、画像オブ
ジェクト、図形オブジェクト、あるいはテキストオブジ
ェクトなどの単一のオブジェクトからなるものであって
もよいし、それらの任意の組合せからなるものであって
もよい。
【0017】また販売促進支援システム1は、本発明に
係る検索サーバの機能を備え、ユーザからの出力要求に
応じたカタログなどの販促コンテンツの要素データを検
索・収集して、その販促コンテンツを示す印刷データを
生成しプリンタ3に送信するとともに、販促コンテンツ
を印刷出力する際の印刷料金情報を管理する管理サーバ
7と、この管理サーバ7により管理されている印刷料金
情報に基づいて課金処理する課金サーバ8とを備える。
管理サーバ7および課金サーバ8は、販売促進支援シス
テム1を管理する統轄センタSCに設置されている。
【0018】個々のプリンタ3と、個々のデータサーバ
5と、統轄センタSCとは、通信網9によりネットワー
ク接続されている。通信網9は、各プリンタ3、データ
サーバ5、および統轄センタSCを接続するものであれ
ばよく、たとえば局所的なLAN(ローカルエリアネッ
トワーク)であっても、あるいは公衆電話回線を利用し
た広域ネットワーク(WAN)であってもよい。また、
インターネット(Web)を利用したものであってもよ
い。なお、通信網9が公衆電話回線である場合には、ネ
ットワークインタフェースとしてモデム装置が、プリン
タ3、データサーバ5、統轄センタSC内の管理サーバ
7に備えられる。
【0019】また、販売促進支援システム1は、印刷物
利用情報入力端末6を備えている。印刷物利用情報入力
端末6は、提供者が提供した販促コンテンツが表す商品
を販売する場所、たとえば家電量販店やデパートなどに
設置される。なお、図中では、この印刷物利用情報入力
端末6を1つしか示していないが、商品を販売する各場
所に設置されるのはいうまでもない。
【0020】また図中、プリンタ3およびデータサーバ
5として複数を示しているが、これらの数は任意であ
り、たとえば、それぞれ1つずつであってもかまわな
い。また、統轄センタSCを1つで示しているが、複数
であってもよい。たとえば、地域ごとにプリンタ3やデ
ータサーバ5を統轄する地域統轄センタLSCを設置す
る場合などである。
【0021】また、個々の管理サーバ7ごとに課金サー
バ8を備える構成で示しているが、課金サーバ8は、個
々の管理サーバ7ごとに設置されている必要はなく、複
数の管理サーバ7ごとに1台の課金サーバ8が設けられ
る構成であってもよい。また、統轄センタSC内に課金
サーバ8が設置されてたものに限らず、課金サーバ8が
統轄センタSC外に設置され、単独に通信網9と接続さ
れ、通信網9を介して管理サーバ7(統轄センタSC)
と課金サーバ8とが接続される構成であってもよい。た
とえば、各地域ごとに管理サーバ7を備えた地域統轄セ
ンタLSCを設ける場合に、それら(各地域統轄センタ
LSC)を統轄する中央統轄センタCSCに、各地域統
轄センタLSCから取り寄せた情報に基づいて課金処理
する課金サーバ8を設置する場合などである。
【0022】データサーバ5は、ネットワーク印刷に使
用される要素データ(画像データ;たとえばページ単位
で構成される文書データ)を保持する。このデータサー
バ5としては、たとえばカタログやPR文書などの販促
コンテンツ(電子データ)を提供する提供者が管理する
WWWサーバなどを利用するとよい。データサーバ5に
格納される販促コンテンツを構成する各要素データ(画
像データ)を検索可能なデータ構造になっている。この
要素データは、Webを利用する場合には、HTML
(Hypertext Markup Language )やSGML(Standard
Generalized Markup Language)あるいはXML(Exte
nsible Markup Language)などのマークアップ付き言語
で記述された電子文書であることが望ましい。勿論、マ
ークアップ付き言語で記述された電子文書に限らず、紙
媒体のカタログをスキャナで読み取ることでページ単位
の画像データにしたものであってもよい。
【0023】マークアップ付き言語で記述された電子文
書の場合の「ページ単位」は用紙サイズの「ページ単
位」を意味するものではなく、これらの電子文書(いわ
ゆるホープページデータ)としての「ページ単位」を意
味する。したがって、1つの要素データを印刷物とした
ときには、複数ページに亘って印刷されることもある。
【0024】要素データのデータサーバ5における所在
を検索するため、管理サーバ7には検索に使用されるイ
ンデックス情報や検索機能を備えた検索エンジンが搭載
される。つまり、個々の要素データの実体はデータサー
バ5に格納されるが、その要素データを利用して印刷デ
ータにする際には、管理サーバ7が備えるインデックス
情報や検索機能を利用する。
【0025】インデックス情報には、個々の要素データ
に対するキーワード情報および要素データすなわち販促
コンテンツの提供者(カタログやPRなどの広告主)を
特定する提供者情報を含むものとする。キーワード情報
は、ユーザが希望する販促コンテンツ(たとえばカタロ
グ画像)を収集する際の検索に使用される。また、提供
者情報は、プリンタ3にてカタログ画像などの販促コン
テンツを印刷したことに対する課金処理のための課金デ
ータを生成する際に利用される。
【0026】これらの仕組みのため、図1に示すよう
に、管理サーバ7は、データサーバ5に格納されている
販促コンテンツを表す画像データの格納先、この画像デ
ータが表す商品の属性、および画像データ(すなわち販
促コンテンツ)の提供者を対応付けたデータテーブルを
記憶する格納内容データベース10と、利用者が希望す
る商品を表す希望キー情報を取得する希望条件取得部1
2と、希望条件取得部12が取得した希望キー情報と格
納内容データベース10とに基づいて、利用者の希望に
適合する商品に関わる販促用画像を表す画像データを特
定する検索サーバ14とを備える。
【0027】また管理サーバ7は、検索サーバ14によ
り特定された利用者の希望に適合する画像データを格納
内容データベース10に基づいてデータサーバ5から読
み出して、この画像データに対応する印刷データをプリ
ンタ3に配信させる配信サーバ16と、配信サーバ16
により配信された印刷データに対応する画像データであ
ってプリンタ3において生成される印刷物に使用された
画像データの提供者を格納内容データベース10に基づ
いて特定し、この特定した提供者に対して印刷物の出力
処理に対する課金処理を行なうための課金データを生成
する課金データ生成部18とを備える。
【0028】この構成では、たとえば、先ず市場におけ
る商品の販売を促進するための販促用画像を表す画像デ
ータをデータサーバ5に格納しておく。そして、利用者
が希望する商品に関する画像データをデータサーバ5か
ら読み出して通信網9を経由で管理サーバ7に送信し、
この送信された画像データに基づいて管理サーバ7にて
所定の印刷データに変換し、管理サーバ7からプリンタ
3に印刷データを送信し、プリンタ3にて印刷物を生成
する。そして、この生成した印刷物を利用者に提供す
る。これにより、コンテンツ提供者が販売を欲する商品
の販売促進を支援するシステムが構築される。
【0029】印刷物利用情報入力端末6は、プリンタ3
にて印刷出力された印刷物に表されている商品の、前記
印刷物を使用した利用者による購買行為に関する情報を
取得する。たとえば、印刷物には、その印刷物が表す商
品に対応した販促コンテンツの提供者とその商品とを対
応付けて示したバーコード(2次元コードを含む;可視
/不可視は不問)や数字コードなどの機械可読な識別子
を付しておく。なお、1つの印刷物に複数の商品が表さ
れているときには、それぞれの商品とその提供者とを対
応付けるように個別に識別子を付す。
【0030】このためたとえば、管理サーバ7は、利用
者の検索要求にあう商品のカタログページを収集して1
つの文書として印刷する。文書には出力したカタログ文
書を識別するIDコードと、カタログ文書に掲載されて
いる商品のIDコードを記載する。たとえば、各商品の
カタログはページ単位で構成され、各ページには文書識
別子と商品識別子をまとめたバーコードを印刷する。こ
のカタログはクーポン券の一種であり、クーポンとして
の有効期限を明示する。管理サーバ7は、このカタログ
文書の印刷イベント情報を管理する。ここで、印刷イベ
ント情報は、何時印刷出力されたか、その文書の要素デ
ータすなわち、各ページの文書識別子や商品識別子と対
応する情報を含む。
【0031】識別子が付された印刷物を持参して利用者
が家電量販店などに赴いて、商品購入時にカタログ文書
を提示する。販売店側は、その文書に表されている商品
が購入(予約でもよい)されると、店員はバーコードリ
ーダなどを具備する印刷物利用情報入力端末6により識
別子を読み取らせる。印刷物利用情報入力端末6は、読
み取った識別子の情報を通信網9を介して管理サーバ7
に送信する。なお、上記の有効期限内であれば利用者に
は何らかの特典(値引きや記念品等)が提供されてもよ
い。カタログ文書に有効期限が明示されていなければ、
管理サーバ7からの応答結果によりクーポンが有効であ
るかなどを確認してもよい。
【0032】管理サーバ7の課金データ生成部18は、
印刷物利用情報入力端末6により読み取られた識別子の
情報を解析して、印刷物利用情報入力端末6が読み取っ
た識別子が表す商品とその提供者とを特定する。これに
より、印刷物を利用した利用者の購買行動(実際の購買
に限らず予約も含む)に関する情報が取得できる。そし
て、課金データ生成部18は、印刷物の出力処理につい
ての課金(すなわち印刷代金)に対する負担割合を決定
し、この決定した負担割合に応じて提供者ごとの印刷料
金請求額を算出する。
【0033】なお、商行為としては、実際に商品を提供
する提供者とその商品の販促コンテンツを提供する提供
者とが同一でない場合もあり得るが、本実施形態におい
ては、実質的には両者を同一のものと見なしてもかまわ
ない。つまり、本実施形態において「利用者による購買
行為に関する情報を販売促進用コンテンツを提供する提
供者に通知する」とは、前記の2種類の提供者を含む。
またこのような場合、何れの提供者に対して課金処理す
るものであってもかまわない。
【0034】図2は、販売促進支援システム1に使用さ
れるプリンタ3の詳細例を示すブロック図である。この
プリンタ3は、コンビニに設置されているネットワーク
接続機能を備えた複写装置の印刷出力機能を利用したも
のである。すなわち、このような通信網9を介して統轄
センタSCに接続されたプリンタ3は、原稿から光学的
に読み取った画像を所定の記録用紙上に印刷出力する、
いわゆる複写機能を実現するものであるとともに、通信
網9を介して統轄センタSCから受け取った画像(印刷
データ)を記録用紙上に印刷出力する、いわゆるプリン
ト機能をも有している。
【0035】図示するように、このプリンタ3は、プリ
ンタ3内の各部の動作全体を制御する主制御部30と、
通信網9に接続された外部の機器つまり統轄センタSC
内の管理サーバ7との間の通信機能をなす通信部32と
を有する。本例のプリンタ3においては、利用者から入
力された印刷要求を統轄センタSC(具体的には管理サ
ーバ7)に送信し、印刷データを管理サーバ7から受信
する。
【0036】さらにプリンタ3は、使用者が所望する印
刷データの情報を入力するためのユーザインタフェース
部33を有する。たとえばユーザインタフェース部33
は、テンキーやカーソル移動キーなどの種々のキーやボ
タンなどを有するキー操作部33aと、LCDや有機E
Lなどの表示デバイスを備えた表示部33bとを有す
る。タッチパネルなど、キー操作部33aと表示部33
bとを兼ねる構成としてもよい。
【0037】利用者からの印刷要求入力は、プリンタ3
が備える入力手段としてのユーザインタフェース部33
を通して行なう。この利用者が入力する印刷要求には印
刷すべきデータを特定する情報が含まれる。なお、利用
者からの印刷要求を統轄センタSCにてプリンタ3を介
さない別の手段にて(たとえば電話依頼など)受け付け
る構成としてもよい。
【0038】また、プリンタ3は、通信部32を介して
印刷データを受け取り、印刷データを解析して、印刷デ
ータに対してプリント出力用の所定の処理をすることで
画像形成用データを生成する印刷処理部34と印刷処理
部34が生成した画像形成用データに基づいて画像を形
成する(印刷用紙に印字する)データ印刷部36とを有
するラスタースキャンベースのプリントエンジンを備え
る。印刷処理部34およびデータ印刷部36により画像
形成部37が構成される。
【0039】データ印刷部36は、光ビームを発するレ
ーザ光源と、印刷処理部34から出力された画像形成用
データに従ってレーザ光源を制御すなわち変調するレー
ザ駆動部と、レーザ光源から発せられた光ビームを感光
性部材(感光体ドラム)に向けて反射させるポリゴンミ
ラー(回転多面鏡)などを備える(何れも図示を割愛す
る)。
【0040】印刷処理部34は、画像データに対して、
周知技術に従って、複数好ましくは3つもしくは4つの
分解色を表すデータを生成しレンダリング(ラスタデー
タに展開)する。たとえばデジタルデータが表すYCr
Cb表色系から最低3つ(好ましくは4つ)、たとえば
CMY表色系あるいはCMYK表色系へのマッピングを
しプリント出力用に色分解されたラスタデータを生成す
る。
【0041】また印刷処理部34は、このようなラスタ
データ化の処理に際して、カラー画像のCMY成分を減
色するアンダーカラー除去(UCR)、あるいは減色さ
れたCMY成分を部分的にK成分と交換するグレー成分
交換(GCR)をする。さらにプリント出力処理部は、
出力データ(CMYKなど)に応答して作成される出力
画像のトナー像を調整するために、色分解の直線化また
は同様の処理をすることもある。
【0042】データ印刷部36は、レーザ光源が発生す
る光ビームをポリゴンミラー上の複数の面で反射させて
感光性部材を露光し、スキャン走査によって感光性部材
上に潜像を形成する。潜像が形成されると、当該技術分
野で公知の多数の方法のうち任意の方法に従って像を現
像し、カラー画像を可視像として所定の媒体に転写して
印刷物として出力する。
【0043】利用者は、プリンタ3を利用した販促コン
テンツの印刷出力サービスを受けるとき、最初にプリン
タ3のユーザインターフェース部33を介して統轄セン
タSCにアクセスし、希望する販促コンテンツを指定す
ることで、印刷出力を要求する。管理サーバ7は、この
要求を受け付けると、所定の検索処理を行なった後に印
刷データを生成し、この印刷データをプリンタ3に応答
する。これにより、利用者は、店頭などにおいて、希望
する商品カタログなどを入手することができるようにな
る。
【0044】図3は、販売促進支援システム1に使用さ
れる管理サーバ7の詳細例を示すブロック図である。こ
の管理サーバ7は、管理サーバ7内の各部の動作全体を
制御する主制御部50と、通信網9に接続されたプリン
タ3やデータサーバ5との間の通信機能をなす通信部5
2とを有する。たとえば、通信部52は、利用者からプ
リンタ3にて入力された印刷要求を受け付ける。また、
データサーバ5から販促コンテンツ用の要素データを受
信したり、あるいはこの要素データに基づいて生成した
印刷データをプリンタ3に送信する。また管理サーバ7
は、利用者からの指定された情報に応じた画面をプリン
タ3に応答するための応答画面生成部53と、通信部5
2を介して印刷要求情報を受信し、この印刷要求情報を
解析し、あるいはカタログ印刷のための要素データを収
集する際に使用される検索情報などを生成する要求解析
部54とを備える。
【0045】また管理サーバ7は、データサーバ5が保
持する販促コンテンツ用の要素データの格納状況を管理
するためのインデックス情報を登録した検索データベー
ス55と、要求解析部54が生成した検索情報と検索デ
ータベース55のインデックス情報とに基づいて利用者
が希望する要素データを収集する要素データ収集部56
とを備える。
【0046】要求解析部54は、図1に示した検索サー
バ14の一例である。検索データベース55は、図1に
示した格納内容データベース10の一例である。また、
応答画面生成部53および要求解析部54により、図1
に示した希望条件取得部12が構成される。さらに、要
求解析部54、検索データベース55、および要素デー
タ収集部56により、検索エンジン15が構成される。
【0047】たとえば、利用者が指定した印刷要求は要
求解析部54により解析され、その結果が応答画面生成
部53に通知される。応答画面生成部53は、この通知
に応じた画面データを生成し、プリンタ3に応答する。
また、利用者が指定した印刷要求は要求解析部54によ
り要素データを検索するための形式(たとえば検索式)
に変換され、検索データベース55を参照した要素デー
タ収集部56の検索・収集機能によって所望の要素デー
タをデータサーバ5から取得する。
【0048】また管理サーバ7は、要素データ収集部5
6が収集した要素データに基づいて1つの纏まった印刷
データ(印刷文書)を生成し、生成した印刷データをプ
リンタ3に送信する印刷データ生成部58を備える。要
素データ収集部56と印刷データ生成部58により、図
1に示した配信サーバ16が構成される。
【0049】印刷データ生成部58は、要素データ収集
部56から取得した要素データをもとに1つの印刷デー
タを生成する。またたとえば、印刷データ生成部58
は、ページ単位の要素データを束ねるだけでなく、検索
した内容や各要素データの目次ページや表紙ページ、あ
るいは目次ページを含む表紙ページなどを生成して、収
集した要素データに付加してもよい。
【0050】さらに管理サーバ7は、印刷データ生成部
58が生成した印刷データに基づいてプリンタ3にて印
刷出力するために要する印刷料金(総計)、およびコン
テンツ提供者ごとの印刷料金請求額(本発明に係る課金
データの一例)を算出する料金算出部60と、料金算出
部60が算出したコンテンツ提供者ごとの印刷料金請求
額の累積値を管理する料金情報管理部62とを備える。
料金算出部60および料金情報管理部62により、図1
に示した課金データ生成部18が構成される。
【0051】印刷データ生成部58にて生成された印刷
データは通信部52および通信網9を介して使用者が指
定したプリンタ3に送信され、そのプリンタ3で印刷出
力される。印刷が完了したら、プリンタ3は、その旨を
管理サーバ7に通知する。管理サーバ7は、この通知を
受信したら、料金算出部60が所定の算出方法に従って
コンテンツ提供者ごとに印刷料金請求額を算出し、その
印刷料金請求額を料金情報管理部62に登録済みの各情
報提供者の請求額情報に加算する。
【0052】料金情報管理部62は、販促コンテンツを
構成する要素データの提供者それぞれに対して印刷料金
を請求するための管理情報(すなわち前記請求額情報)
を保持している。個々の印刷要求に対する各提供者への
請求額は、印刷データに含まれる要素データの量に応じ
て決定される。たとえば、ある印刷データの印刷におい
て、印刷データ全体の料金をc、印刷データに含まれる
各提供者からの要素ページの総計(提供情報印刷総ペー
ジ)をn、ある提供者からの要素ページ数(提供ページ
数)をpとした場合、料金算出部60は、ある提供者へ
の請求額を下記式(1)により算出し、この算出結果
(請求額M)を料金情報管理部62に通知する。料金情
報管理部62は、登録済みの各情報提供者の請求額情報
に、この通知を受けた印刷料金請求額を加算する。これ
により、コンテンツ提供者ごとの印刷料金請求額の累積
値が管理される。
【数1】
【0053】図4は、料金算出部60が印刷料金請求額
を算出する方法を具体的に示した図である。料金算出部
60は、料金情報管理部62にて提供者IDごとに累積
の印刷金額を管理するために、先ず、表紙や目次など、
特定の提供情報に依存しない出力に関するものを除外し
て、印刷データに含まれる各提供者からの要素ページの
総計(提供情報印刷総ページ)nを求める。そして、各
提供者の利用度、すなわち、提供情報印刷総ページnに
対するその提供者の提供ページ数pの度合いに応じて、
印刷代金の総額cを配分する。
【0054】図示した例では、印刷総ページm=32ペ
ージ、単価@=10円、印刷料金c=@×n=10×3
2=320円、提供情報印刷総ページn=30ページで
あり、提供者IDが“comp001”の提供ページ数
p=3ページであるので、提供者IDが“comp00
1”である提供者への請求額であるM001は、下記式
(2)により、32円となる。
【数2】
【0055】なお、表紙や目次など、特定の提供情報に
依存しない出力に関するものについては、付加的な出力
サービスであるので、たとえば利用者が希望する場合に
のみ生成することとし、希望した利用者にその印刷出力
分を負担させる仕組みとしてもよい。この場合、その他
の条件が前例と同様であるとした場合、下記式(3)に
より、利用者への請求額M000は20円、提供者ID
が“comp001”である提供者への請求額M001
は30円、となる。
【数3】
【0056】図5は、管理サーバ7内の料金情報管理部
62が管理する、印刷金額管理テーブル(印刷料金請求
額のデータベース)の構成例を示す図である。コンテン
ツ提供者ごとに、その提供者を特定するための識別子と
して提供者IDコードを割り当て、この提供者IDコー
ドに対応付けて(つまり提供者ごとに)累積の印刷金額
を管理する。図示した例では、提供者“comp00
1”は、累積印刷金額が722円、提供者“comp0
02”は、累積印刷金額が1409円となっている。
【0057】課金サーバ8は、この料金情報管理部62
が管理する累積の印刷金額を参照して定期的に、たとえ
ば所定のサイクルであるいは所定の期日に決済処理をす
る。たとえば、1週間に1回または1ヶ月に1回という
頻度で、提供者ごとの印刷料金状況を纏め、請求リスト
を作成する。これにより、管理サーバ7は、各プリンタ
3を利用した販促コンテンツの印刷出力サービスのコス
ト負担を、その販促コンテンツを提供する各提供者に負
担させた状態で請求することができる。
【0058】課金データ生成部18は、さらに、印刷物
利用情報取得部64を備えている。印刷物利用情報取得
部64は、印刷物利用情報入力端末6により読み取られ
た識別子の情報を解析して、印刷物利用情報入力端末6
が読み取った識別子が表す商品とその提供者とを特定す
ることで、印刷物を利用した利用者の購買行為に関する
情報を取得する。そして、印刷物利用情報取得部64
は、その解析結果を料金算出部60に通知する。
【0059】つまり、課金データ生成部18は、印刷物
利用情報入力端末6により読み取られた識別子の情報を
解析して、印刷物利用情報入力端末6が読み取った識別
子が表す商品とその提供者とを特定し、印刷物の出力処
理についての課金(すなわち印刷代金)に対する負担割
合を決定し、この決定した負担割合に応じて提供者ごと
の印刷料金請求額を算出する機能を備える。
【0060】この際の印刷料金請求額を算出方法として
は、たとえば次の2つの方法が考えられる。第1の方法
は、1つの印刷ジョブにより得た印刷物に複数の商品が
表されている場合に、利用者が購入した商品に対応する
販促コンテンツを提供した提供者、つまり印刷結果が利
用者の購買行動に結びついた商品の提供者が、その1つ
の印刷ジョブの全体の印刷代金を負担するものである。
いわゆる勝者側が全額を負担する仕組み(以下勝者側負
担法ともいう)である。
【0061】第2の方法は、第1の方法とは逆に、利用
者が購入した商品に対応する販促コンテンツを提供しな
かった提供者、つまり印刷結果が利用者の購買行動に結
びつかなかった商品の提供者が、その1つの印刷ジョブ
の全体の印刷代金を負担するものである。購買行動に結
びつかなかった商品(提供者)が複数の場合には、その
複数で全額を応分する。いわゆる敗者側が全額を負担す
る仕組み(以下敗者側負担法ともいう)である。
【0062】なお、1つの印刷ジョブにより得た印刷物
に1つの商品のみが表されている場合には、敗者側を当
該システム運用者として、前記第1もしくは第2の方法
を適用してもよい。
【0063】料金算出部60は、前述の第1あるいは第
2の方法に従って、利用者の購買行為を反映(フィード
バック)させた印刷代金の負担割合を決定し、この決定
した負担割合に応じて提供者ごとの印刷料金請求額を算
出する。そして、料金算出部60は、この算出した提供
者ごとの印刷料金請求額を料金情報管理部62に通知す
る。料金情報管理部62は、登録済みの各情報提供者の
請求額情報に、この通知を受けた印刷料金請求額を加算
する。課金サーバ8は、この料金情報管理部62が管理
する累積の印刷金額を参照して定期的に決済処理をす
る。
【0064】ここで、料金算出部60が利用者の購買行
為を反映させた印刷代金の負担割合を決定してから課金
サーバ8が決済処理を完結させるまでの一連の処理方法
としては、たとえば、印刷イベント発生後に利用者の購
買行為が所定期間内に発生したことを条件として印刷料
金請求額に加算する第1の方法(以下未精算後日決済法
ともいう)と、印刷イベントの発生時点で第1実施形態
と同様にして印刷料金請求額に加算しておき、利用者の
購買が所定期間内に発生したことを条件として印刷料金
請求額を加算もしくは減算する第2の方法(以下既精算
後日調整法ともいう)とがある。
【0065】図6は、未精算後日決済法を採用する場合
における管理サーバ7内の料金情報管理部62が管理す
る、未清算印刷料金管理テーブルの構成例を示す図であ
る。ここで、図6(A)はその基本ファイルの一例、図
6(B)は、基本ファイル中の印刷文書ID=#123
4についての仮精算情報のファイル(ファイル番号#F
1234)の一例である。利用者から要求された販促コ
ンテンツの1回の印刷出力(印刷イベント)ごとに、そ
のときの印刷物を特定する識別子として印刷文書IDを
割り当てる。そして、この印刷文書IDに対応付けて
(つまり印刷文書ごとに)、印刷イベントの発生日時、
この未清算印刷料金管理テーブルにそのデータを保持す
る期限(保持期限)、および仮精算情報を管理する。
【0066】ここで、仮精算情報は、図6(B)に示す
ように、料金算出部60により算出した図4に示すテー
ブルデータをファイルデータにし、図4中のデータ項目
の「請求金額」を「仮請求金額」に置き換えて、そのフ
ァイル番号を仮精算情報の欄に記録することで管理す
る。
【0067】図7は、未精算後日決済法を採用する場合
における管理サーバ7内の料金情報管理部62が管理す
る、コンテンツ提供者に請求する印刷金額管理テーブル
(印刷料金請求額のデータベース)の構成例を示す図で
ある。提供者を特定するためのIDコードを割り当て、
このIDコードに対応付けて(つまり提供者ごとに)累
積の印刷金額を管理する。
【0068】印刷イベント後の所定期間内に利用者が商
品を購入したときには、図7(A)に示すように、印刷
出力時に予め生成しておいた仮精算情報(図6(B))
により示される仮精算情報を参照して、前述の勝者側負
担法や敗者側負担法に従って各提供者への請求金額を改
めて算出する。一方、印刷イベント後の所定期間内に利
用者が商品を購入しなかったときには、仮精算情報をそ
のまま使う。
【0069】そして、図7(B)に示すように、提供者
IDコードに対応付けて(つまり提供者ごとに)管理さ
れている登録済みの各情報提供者の請求額情報に、印刷
料金請求額を加算する。
【0070】図8は、データサーバ5が保持する販促コ
ンテンツ用の要素データを管理するための検索データベ
ース55へのインデックス情報の登録例を示す図であ
る。
【0071】この検索データベース55は、たとえば、
各コンテンツ提供者が自前で登録・管理するものであっ
てもよいし、統轄センタSCが管理する管理サーバ7
に、コンテンツ提供者が所定の要素データに関する情報
を登録するものであってもよい。この検索データベース
55は、利用者が希望する要素データ検索のためのイン
デックス情報として、あるいは、管理サーバ7にて印刷
データを生成する際の要素データの収集時のデータ格納
先の識別子として参照される。
【0072】図8(A)に示すように、検索データベー
ス55は、各レコード(テーブルデータ)ごとに、個々
の製品を識別するための「製品識別子」、製品に関する
各文書データ名つまりカタログやPR文書などの販促コ
ンテンツを示す「コンテンツ内容」、利用者が希望する
商品の区分を示す「製品属性」、およびそのコンテンツ
を提供する提供者(たとえばカタログやPRなどの広告
主)を識別するための「提供者ID」の各項目を対応付
けて登録する。
【0073】この例は、提供者などが管理するWeb上
のデータサーバ5に要素データの実体を格納する場合で
あって、「製品識別子」として、各要素データへのリン
ク元となる製品案内のトップページのweb上の所在を
示すURL(Uniform Resource Locator)を利用してい
る。また、「コンテンツ内容」としては、「仕様」、
「外観」、「特徴」の各項目が用意されている。この
「仕様」、「外観」、「特徴」の各項目データとして
は、コンテンツ提供者が提供する製品トップページから
それぞれの要素データのWebページのへのリンク先を
示す参照子が記述される。そして、これに対応するよう
に、データサーバ5には、各商品ごとに、「仕様」、
「外観」、「特徴」のそれぞれに対応する単一ページの
文書が記憶されている。
【0074】なお図では、たとえば「仕様」であれば
“spec”や“shiyou”、外観であれば“ph
oto”や“gaikan”、「特徴」であれば“fe
ature”や“tokucho”などが項目データと
して記述されているが、その要素データのリンク先(所
在)が分かるものであればよく、これらに限らず、提供
者が自由にネーミングすることができる。
【0075】提供者がこれらの「コンテンツ内容」の項
目データを用意できないときには空欄(図では“−”で
示している)となる。また「コンテンツ内容」として、
その他の項目を用意してもよいのはいうまでもない。た
とえば、「仕様」、「外観」、「特徴」の各項目を任意
に纏めたカタログデータのページがある場合には、「合
成」の項目を設けるとよい。
【0076】前述のように、本例における「コンテンツ
内容」の項目データは、製品トップページから要素デー
タのWebページへのリンク先(所在)を示す参照子で
あるので、「製品識別子」+「コンテンツ内容」からな
るURLが、データサーバ5における、その製品のコン
テンツ内容の格納先を示す。よって、管理サーバ7は、
要素データを収集する際に、たとえば“prod2”の
“外観”の場合、”http://www.comp
1.co.jp/prod2/photo”の形式でそ
の要素データの格納先を参照するだけでよいので、要素
データの取得が極めて簡易になる。
【0077】「製品属性」としては、たとえば、テレ
ビ、ビデオ、パソコンなどの「製品種別」、「価格」、
および、テレビの場合には「サイズ」など、その「製品
種別」に対応した「細分項目」が用意されている。この
細分項目は、その「製品種別」に対応したものであり、
図示した例に限らない。
【0078】「製品属性」の項目データは、利用者が希
望した製品およびコンテンツ内容に対応する販促コンテ
ンツの各要素データがデータサーバ5に存在するか否か
を検索する際に参照される。また、「提供者ID」の項
目データは、個々のコンテンツ提供者を識別するもの
で、印刷料金の課金処理の際に参照される。
【0079】なお、検索データベース55は、各レコー
ドごとに、「製品識別子」、「コンテンツ内容」、「製
品属性」、および「提供者ID」の各項目を対応付けて
登録するものであればよく、その限りにおいて、データ
ファイルの管理方法は任意である。たとえば、図8
(A)に示すように、全てを一括して管理する単一ファ
イルであってもよいし、図8(B)に示すように、「製
品識別子」と「コンテンツ内容」とを対応付けたコンテ
ンツファイル、「製品識別子」と「製品属性」とを対応
付けた属性ファイル、「製品識別子」と「提供者ID」
とを対応付けた提供者ファイルというように、個別のフ
ァイルの組合せとしてもよい。勿論、これらの個別ファ
イルを任意に組み合わせたファイルであってもよい。
【0080】管理サーバ7は、登録更新部55aを利用
して、データサーバ5に格納されている要素データの情
報を、このような管理テーブルに登録する。この際に
は、たとえば、提供者から登録内容の資料提出を受けて
登録する形態としてもよいし、あるいは通信網9を介し
てデータサーバ5を管理する提供者から登録する形態と
してもよい。後者の場合、たとえば、認証を条件に登録
を認める手法を採用するなど、管理テーブルの破壊を防
止する手段を講じるのが望ましい。
【0081】またたとえば、登録された内容が利用者の
希望条件に適合しているときに、それらが検索時に抽出
され得るよう、事前に予備検索を試行しておくことが望
ましい。この場合、この予備検索が管理サーバ7の処理
に負担をかけることがないよう、たとえば提供者名や製
品名あるいは型番などを検索キーに加えるなど、適切な
検索キーを指定することが望ましい。
【0082】図9は、管理サーバ7における印刷データ
生成部58が生成する印刷データ(印刷文書)の一例を
示す図である。ここでは、図8に示したコンテンツ内容
(販促コンテンツ)のうち、仕様、外観、特徴が利用者
により指定されかつ希望商品に該当する商品が複数あり
それらが複数の提供者に属する場合を例示している。
【0083】データサーバ5には、各商品ごとに、仕
様、外観、特徴のそれぞれに対応する単一ページの文書
(要素データ)が記憶されており、要素データ収集部5
6は、利用者の希望に該当する文書をデータサーバ5か
ら収集し印刷データ生成部58に渡す。これを受けて印
刷データ生成部58は、図9に示すように、それらを纏
めるとともに、表紙や目次ページを付加して、1つの冊
子状の商品カタログ文書を生成する。
【0084】図10は、プリンタ3のユーザインターフ
ェース部33に表示される、利用者が希望する販促コン
テンツを指定するための入力画面の一例を示す図であ
る。ここでは、ユーザインターフェース部33のキー操
作部33aおよび表示部33bが、タッチパネルで構成
されている例で示している。
【0085】ここで、図10(A)に示す入力画面は、
利用者が希望する販促コンテンツに対応する商品の種別
を指定するための印刷メニュー画面の一例(基本画面)
である。この基本画面における商品の種別が、前述のデ
ータサーバ5に登録されている「製品種別」の項目デー
タ(データの中身)の商品ジャンルを示す。また、図1
0(B)は、図10(A)にて指定された商品種別に対
応する詳細選択画面の一例である。この詳細選択画面に
おける商品の種別が、前述のデータサーバ5に登録され
ている「製品種別」の項目データ(データの中身)に対
応する。また、図10(C)は、図10(B)にて指定
された商品種別に対応する商品についての「商品カタロ
グ出力設定」画面の一例である。
【0086】図10(A)に示す「商品カタログ印刷メ
ニュー」の基本画面には、たとえば「家電」、「トラベ
ル」、「不動産」など、取得したい情報種別(いわゆる
商品ジャンル)の一覧が表示されている。利用者は、こ
の基本画面にて、所望の種別選択ボタン33cにタッチ
する(押下する)ことで、カタログ印刷を希望する商品
のジャンルを指定する。すると、図10(B)に示す詳
細選択画面に進む。
【0087】図10(B)に示す「商品カタログ印刷メ
ニュー」詳細選択画面の画面は、図10(A)の基本画
面にて「家電」が選択された場合を示し、たとえば、
「テレビ」、「ビデオ」、「冷蔵庫」などが、取得した
い情報種別の詳細例の一覧が表示されている。また図1
0(A)の基本画面に表示を戻すための「戻る」ボタン
も用意されている。ここでも利用者は、この詳細選択画
面にて、所望の種別選択ボタン33cにタッチする(押
下する)ことで、カタログを希望する商品種別を指定す
る。すると、図10(C)に示す「商品カタログ出力設
定」画面に進む。
【0088】図10(C)に示す「商品カタログ出力設
定」画面は、図10(A)の基本画面にて「家電」が選
択され、図10(B)の詳細選択画面にて「テレビ」が
選択された後に表示される画面を例示している。
【0089】ここで、「商品の条件」の領域330、す
なわち取得したいカタログ情報の条件を指定するための
欄(条件入力フィールド)として、「価格」欄331お
よび「サイズ」欄332が用意されている。ここで、
「商品条件」は、前述のデータサーバ5に登録されてい
る「製品属性」中の「価格」、および「細分項目」に対
応するもので、「製品属性」中の「製品種類」に対応す
る詳細項目が変われば、それに応じて「サイズ」欄も他
の表示に切り替わる。
【0090】たとえば、「商品条件」の領域では、価格
帯とテレビのサイズが指定可能になっており、「価格」
の2つの欄に、図示しないテンキーなどで数値を入力す
ることで、カタログを希望する商品の価格帯を指定する
ことができる。また、両方に同じ数値を入力すると、単
一の価格を指定することができる。なお、「サイズ」の
欄については、「価格」の欄の入力形態と同様であるの
で、説明を割愛する。
【0091】また、「カタログの内容」の領域333に
は、印刷出力するカタログの項目を選択・指定するため
の内容選択ボタンとして、「基本仕様」ボタン334
a、「外観」ボタン335a、および「商品の特徴」ボ
タン336aが用意されている。また「カタログの内
容」の領域における各ボタンに対応して、チェック欄3
34b,335b,336bが用意されている。
【0092】そして、「カタログの内容」の領域におけ
る各ボタンにタッチ(押下)することで、印刷出力した
い内容を指定することができる。たとえばボタンにタッ
チするごとに、選択・非選択を行なう。そして、選択が
有効なときには、対応するチェック欄にそのことを示す
マークが表示される。図の例では、「基本仕様」および
「外観」が選択されている。
【0093】また、「商品条件」を指定するための条件
入力フィールドへの入力や、印刷すべきカタログ内容の
指定が完了した後、この設定した条件および内容に該当
する情報検索(該当する商品カタログの検索)を管理サ
ーバ7に指示するための検索ボタン338と、図10
(B)の詳細選択画面に表示を戻すための「戻る」ボタ
ン339が用意されている。管理サーバ7は、この検索
指示を受けると、利用者が希望する条件に合致する商品
カタログデータを検索する。あるいは、データサーバ5
にその検索を指示する。管理サーバ7は、検索が完了す
ると、検索結果画面をプリンタ3に返す。
【0094】図11は、管理サーバ7がプリンタ3に返
す検索結果画面の一例を示す図である。ここでは、図1
0(A)の基本画面にて「家電」が選択され、図10
(B)の詳細選択画面にて「テレビ」が選択された後
に、図10(C)にて指定された条件およびカタログ内
容で検索した結果を例示している。
【0095】この検索結果画面には、図10(C)の画
面にて指定された商品条件およびカタログ内容で検索実
行した結果が示される「検索結果」の表示領域340が
用意されている。「検索結果」の表示領域は、さらに、
利用者が指定した内容を示す「検索内容」の領域341
と、該当商品数や印刷出力する際の所用ページ総数など
を示す「検索結果詳細」の領域342とに細分化されて
いる。利用者が希望する条件に該当する要素データがデ
ータサーバ5に格納されていない場合には、「検索結果
詳細」の領域には、たとえば“該当データはありませ
ん”などのメッセージが表示される。
【0096】また検索結果画面には、検索結果を印刷出
力するための「印刷」ボタン344、および図10
(B)の詳細選択画面に表示を戻すための「戻る」ボタ
ン346が用意されている。利用者は、この検索結果画
面にて確認した後、「印刷」ボタン344にタッチする
ことで、プリンタ3に印刷要求を指定することができ
る。
【0097】図12は、販売促進支援システム1におけ
る、利用者が希望する商品に対応した販促コンテンツの
検索処理、印刷処理、および課金処理の、各処理手順の
一例を示すフローチャートである。ここでは、前記未精
算後日決済法を適用した場合の処理手順の一例を示し、
商品カタログが印刷文書として生成された場合を例示す
る。
【0098】たとえば利用者は、コンビニなどに赴き、
そのコンビニに設置されているプリンタ3を介して管理
サーバ7にアクセスし、印刷データ要求を指定する。す
なわち、利用者は先ず、プリンタ3のユーザインターフ
ェース部33にて、カタログ印刷サービスメニューを指
定する(S100)。この指定を受けると、プリンタ3
の主制御部30は、管理サーバ7にアクセスする。これ
を受けて、管理サーバ7の応答画面生成部53は、図1
0(A)に示した印刷メニューの基本画面をプリンタ3
に応答する(S102)。
【0099】利用者は、プリンタ3のユーザインターフ
ェース部33に表示された印刷メニュー基本画面にて、
図10(A)の説明で示したようにしてボタン操作する
ことで、カタログ印刷を希望する商品ジャンルを指定す
る(S104)。これを受けて管理サーバ7の応答画面
生成部53は、図10(B)に示した印刷メニューの詳
細選択画面をプリンタ3に応答する(S106)。
【0100】利用者は、プリンタ3のユーザインターフ
ェース部33に表示された印刷メニュー詳細選択画面に
て、図10(B)の説明で示したようにしてボタン操作
することで、カタログ印刷を希望する商品種別を指定す
る(S108)。これを受けて、管理サーバ7の応答画
面生成部53は、図10(C)に示した商品カタログ出
力設定画面をプリンタ3に応答する(S110)。
【0101】利用者は、プリンタ3のユーザインターフ
ェース部33に表示された出力設定画面にて、図10
(C)の説明で示したようにして、希望する商品条件や
印刷内容を指定し、検索を指示する(S112)。これ
を受けて、管理サーバ7において、要求解析部54は、
利用者が希望する印刷要求を解析して検索データベース
55を検索するための検索式を生成して、この検索式を
要素データ収集部56に通知する(S114)。要素デ
ータ収集部56は、要求解析部54から受け取った検索
式と検索データベース55のインデックス情報(特に製
品条件を示す製品属性の部分)とを参照して該当するレ
コードが検索データベース55にあるか否かを検索する
(S115)。つまり、利用者が希望する印刷要求に該
当するレコードを検索することで、利用者が希望する販
促コンテンツがデータサーバ5に存在するか否かを判断
する。そして、要素データ収集部56は、該当レコード
がある場合にはその内容を、なければその旨をそれぞれ
応答画面生成部53に通知する。これを受けて、応答画
面生成部53は、図11に示した検索結果を示す画面を
プリンタ3に応答する(S116)。
【0102】利用者は、プリンタ3のユーザインターフ
ェース部33に表示された検索結果画面にて検索結果を
確認の後、問題がなければ「印刷」ボタンを押下するこ
とで印刷を指示する(S118)。これを受けて、プリ
ンタ3の主制御部30は、管理サーバ7に印刷データの
送信を要求する(S120)。
【0103】管理サーバ7は、プリンタ3から印刷デー
タの送信要求を受け取ると、該当レコードの要素データ
をデータサーバ5から収集する(S122)。すなわ
ち、要素データ収集部56は、先の検索結果と検索デー
タベース55のインデックス情報(特に要素データのリ
ンク先を示すコンテンツ内容の部分)とに基づいて利用
者が希望する要素データをデータサーバ5から収集す
る。たとえば、検索データベース55から取得したUR
L情報を参照して検索されたすべてのデータの送信をデ
ータサーバ5に要求する。データサーバ5は、要素デー
タ収集部56から要請された要素データを管理サーバ7
に送信する(S124)。そして、要素データ収集部5
6は、収集した各要素データを印刷データ生成部58に
渡す。
【0104】印刷データ生成部58は、要素データ収集
部56から受け取った各要素データに基づいて印刷デー
タを生成し(S126)、生成した印刷データをプリン
タ3に送信する(S128)。また、これと並行して、
料金算出部60は、印刷データに利用された要素データ
を提供した各提供者ごとの、全印刷代金に対する応分の
請求額を算出する(S130)。この請求額の算出は、
プリンタ3における印刷が完了するまでに終わっていれ
ばよい。なお、印刷データ生成部58は、生成した印刷
データをプリンタ3に送信した後にも、プリンタ3にお
ける印刷完了まで保持しておくとよい。プリンタ3から
の再送要請に対応するためである。
【0105】プリンタ3は、管理サーバ7から印刷デー
タを受信すると、この印刷データに基づいて印刷処理を
する(S132)。すなわち、印刷処理部34は、印刷
データをラスタデータに展開し、データ印刷部36に渡
す。データ印刷部36は、たとえば印刷処理部34から
受け取ったラスターデータに基づいてレーザ光を変調
し、この変調されたレーザ光で感光体ドラムを走査し
て、印刷データに対応する潜像を記録する。そして、こ
の潜像を所定の記録紙に転写することで印刷を完了させ
る。プリンタ3は、印刷が完了すると、その旨を管理サ
ーバ7に通知する(S134)。
【0106】管理サーバ7においては、プリンタ3から
印刷完了通知を受けると(S134)、料金算出部60
は、先に算出しておいた提供者ごとの印刷料金仮請求額
の情報(仮精算情報)を料金情報管理部62に通知する
(S136)。これを受けて、料金情報管理部62は、
印刷文書IDに対応付けて、その発生日時、データの保
持期限とともに、料金算出部60から通知された印刷料
金仮請求額の情報を、その印刷イベントの情報として、
図6に示した未清算印刷料金管理テーブルに追記する
(S150)。つまり、印刷出力時に印刷料金の精算方
法を仮算出し、精算法が確定していない未清算情報とし
て管理する。
【0107】この後、管理サーバ7は、利用者がその印
刷物を利用して商品を購入する行為を監視する(S15
2)。そして、商品購入行為が、未清算印刷料金管理テ
ーブルに記されている保持期限内に行なわれたか否かに
応じて課金の方法を決定する(S154)。つまり、未
清算情報の有効期限(利用者から見るとクーポンの有効
期限)を管理する。たとえば、保持期限内に購入されな
ければ、未清算印刷料金管理テーブルの仮精算情報に基
づいて、仮精算金額のまま課金処理する(S154−N
O,S156)。一方、保持期限内に商品購入があれ
ば、購入行為を反映させた課金処理をする(S154−
YES,S158)。課金サーバ8は、この料金情報管
理部62が管理する累積の印刷金額の料金情報を参照し
て、所定のタイミングでコンテンツ提供者に印刷代金を
課金する。
【0108】図13は、印刷後保持期限内に商品購入が
ない場合の課金処理(S156)の詳細例を示すフロー
チャートである。この図13に示す処理では、精算方法
が未確定な印刷料金情報の保持期限を所定時間ごとにチ
ェックし、保持期限が経過していると、第1実施形態の
算出法により求めてある仮請求金額を正式な印刷代金と
して確定させ、その印刷イベント情報を未清算印刷料金
管理テーブルから削除する。なお、この処理は、他の処
理と並行して動作する。
【0109】料金情報管理部62は、監視を開始する
と、先ず未清算印刷料金管理テーブルをワークメモリT
にロードし、その先頭要素(印刷イベント情報)を処理
対象要素データXとしてチェックする(S200)。そ
して、処理対象要素データXが空きのときには所定時間
(たとえば1時間程度)処理を休止する(S202−Y
ES、S220)。
【0110】なお、ワークメモリTにロード中は、商品
購入あった場合の課金処理(S158)を保留してお
く。本処理中に未清算印刷料金管理テーブルが書き換え
られてしまうことで不整合が生じないようにするためで
ある。
【0111】一方、処理対象要素データXがあるときに
は(S202−NO)、その要素データの「印刷日時」
および「保持期限」の各項目データに基づいて、保持期
限が切れているか否かを判断する(S204)。そし
て、期限切れのときには(S204−YES)、未清算
印刷料金管理テーブルTの仮精算情報の項目データ(つ
まり仮精算情報ファイル)で示される仮請求金額をその
まま、印刷金額管理テーブルの登録済みの各情報提供に
加算することで、料金情報を更新する(S206)。そ
して、処理対象要素データ(印刷イベント情報)を未清
算印刷料金管理テーブルから削除する(S208)。つ
まり、保持期限が経過したものに対しては、第1実施形
態の算出法による精算で印刷代金を確定し、料金情報
(印刷金額管理テーブル)を更新する。
【0112】保持期限が切れている要素データの削除の
後(S208)、あるいは処理対象要素データの保持期
限が切れていないときには(S204−YES)、処理
対象要素データXを次の印刷イベント情報に切り替えて
(S212)、ステップS202に戻り、同様の処理を
繰り返す。なお、未清算印刷料金管理テーブルの最後の
印刷イベント情報についての処理が終わってからステッ
プS202に戻ってきたときには、処理対象要素データ
Xが空きとなるので、所定時間処理を休止する(S20
2−YES、S220)。
【0113】図14は、印刷後保持期限内に利用者が印
刷物を利用して商品を購入した場合に、その購入行為を
反映させた課金処理をする処理(S158)の詳細例を
示すフローチャートである。
【0114】販売店では、利用者がカタログ文書を提示
して商品を購入すると、その文書に付してあるバーコー
ドなどの識別子を印刷物利用情報入力端末6により読み
取ることで、カタログ文書を特定する情報(印刷文書の
識別子)と利用者が購入した商品を特定する情報(要素
データ識別子)、すなわち利用者が購入した商品情報な
どに相当する文書IDおよび商品ID(カタログ出力に
より当該商品が購入されたことを示す文書利用情報)を
入力する(S300)。印刷物利用情報入力端末6は、
これらを纏めて文書利用情報として管理サーバ7に送信
する(S302)。管理サーバ7においては、印刷物利
用情報入力端末6から文書利用情報を受信すると(S3
04)、料金情報管理部62は、その文書利用情報を解
析する(S306)。
【0115】そして、料金情報管理部62は、先ず利用
者の商品購入時に利用したカタログ文書に対応する印刷
イベント情報が未精算管理テーブルに存在するか否かを
判定する(S308)。図13のステップS208との
関係で分かるように、印刷イベント情報がないというこ
とは、そのカタログ文書を利用した商品購入が、印刷出
力後保持期限内でなかったということを示す。この場合
(S308−NO)、料金情報管理部62は、印刷物利
用情報入力端末6への通知内容フラグを“処理NG”と
する(S310)。
【0116】一方、印刷イベント情報がある場合には
(S308−YES)、料金情報管理部62は、図7
(A)に示したように、勝者側負担法もしくは敗者側負
担法などに従って、カタログ文書の印刷代金の負担割合
を決定し(S320)、この負担割合で計算した請求金
額を、印刷金額管理テーブルの登録済みの各情報提供に
加算することで、料金情報を更新する(S322)。そ
して、処理対象要素データ(印刷イベント情報)を未清
算印刷料金管理テーブルから削除する(S324)。さ
らに、料金情報管理部62は、印刷物利用情報入力端末
6への通知内容フラグを“処理OK”とする(S32
6)。
【0117】料金情報管理部62は、通知内容フラグを
確定させると(S310,S326)、通知内容フラグ
を含む処理完了通知を通信部52を介して印刷物利用情
報入力端末6に送信する(S330)。印刷物利用情報
入力端末6は、この処理完了通知を受けたとき、通知内
容フラグが“処理OK”の場合には(S332−YE
S)、付加的な課金処理をする(S334)。たとえ
ば、印刷時点では利用者にも印刷料金を負担させておい
たときには、実際に購入した場合払い戻す課金処理をす
る。あるいは、販売店側は、商品値引きなどの処理を行
ってもよい。
【0118】以上説明したように、上記実施形態の処理
手順によれば、利用者の要求に応じた要素データを検索
して商品カタログなどの販促コンテンツの印刷物を出力
するようにした。また、情報提供者側にて印刷代金を負
担する仕組みとした。さらに、利用者の購買行為を監視
し、その監視結果を反映させた所定の負担割合に応じて
提供者ごとの印刷料金請求額を算出し、登録済みの各情
報提供者の請求額情報に、この印刷料金請求額を加算す
ることとした。
【0119】このため、利用者が望まない商品情報を出
力する虞れが減り、またこのことにより煩雑な出力操作
が不要になったり希望商品を見つける手間が省けるな
ど、利用者は、所望する適切な情報を簡易かつ効率的に
入手することができるようになる。
【0120】一方、情報提供者側にて印刷代金を負担す
る仕組みとしても、利用者が望まない商品情報を出力す
る虞れが減るので、情報提供者は、利用者が必要としな
い情報に対する提供コスト(つまり印刷代金)を負担す
る必要が少なくなる。また、システム全体としても、必
要のないページを印刷する虞れが少なくなくなるので、
紙資源の無駄を防止することができる。
【0121】また、情報提供者側にて印刷代金を負担す
る仕組みとしたので、利用者には費用負担が発生しな
い。これにより、利用者がこのシステムを使ってカタロ
グ印刷する機会が増えるようになり、コンテンツ提供者
側が期待するPR効果の向上が期待できるようになる。
利用者によるカタログ印刷の結果が商品購入に結びつく
機会(提供者側にとっては販売機会)が増え、結果とし
て、その商品の販売を促進することに結びつくので、企
業などが印刷代金を負担しても、不都合がなくなると考
えられる。
【0122】さらに、未精算後日決済法を採用する場合
には、先ずプリンタ3にて印刷物の出力が完了したこと
を管理サーバ7が受け取ると、料金算出部60は、印刷
イベントの発生日時、その印刷イベントの印刷物や提供
者ごとの枚数あるいは期限と提供者とを対応付けた未精
算印刷料金管理テーブルに、その印刷イベントの各デー
タと仮精算金額を記録する。そして、未精算印刷料金管
理テーブルに記録されている期限までに利用者の購買行
動があったことを条件として、利用者の購買行為を反映
させた所定の負担割合に応じて提供者ごとの印刷料金請
求額を算出し、登録済みの各情報提供者の請求額情報
に、この印刷料金請求額を加算する。一方、その印刷物
を利用した利用者の購買行為に関する情報(印刷物利用
情報)の入力がないまま所定期限が切れたら、仮精算金
額をそのまま各情報提供者の請求額情報(印刷金額管理
テーブル)に加算する。この方法を採用すれば、売上が
あった場合には負担が増すが、他の情報提供者に売上が
あった場合は情報提供料を負担しなくて済むという利点
がある。
【0123】このように、上記実施形態の販売促進支援
システムによれば、企業PRやカタログなどの情報を、
利用者への費用負担がなく、簡易な操作で印刷出力する
ことが可能であるとともに、企業などが適切なコストで
顧客に情報提供することが可能な、情報提供効果と費用
負担のバランスがとれた販売促進支援システムを構築す
ることができる。
【0124】また、印刷物を利用した利用者の購買行為
を監視する仕組みとしたので、店舗設置の装置を用いた
印刷出力により広告宣伝活動をしたことのよる効果を把
握することができ、企業が期待するPR効果があったの
かどうかを適切に把握することができる。つまり、顧客
がカタログを店舗設置の装置で印刷出力することとし、
情報を提供する企業が印刷料金を負担することで顧客の
利用促進が期待できるとともに、利用結果を課金処理に
反映させることで、費用対効果を把握することもでき
る。
【0125】上記実施形態の処理手順の説明では、未精
算後日決済法を適用する場合の管理テーブルの事例など
を説明したが、既精算後日調整法においても同様に管理
テーブルを用いて、決済処理をすればよい。ここでは、
その具体的説明は割愛する。
【0126】図15は、印刷データ生成部が生成する印
刷文書の変形例を示す図である。上記実施形態では、各
要素データごとにページ単位で要素データを保持し、そ
のページ単位で印刷出力することとし、印刷代金の全て
をコンテンツ提供者側にて負担することとしていた。こ
の場合、全ての印刷代金を提供者側にて負担するのは大
変な場合も生じる。このような場合には、印刷の全代金
を提供者が負担するのではなく、印刷料金の一部を利用
者に負担させる仕組みとしてもよい。
【0127】たとえば、一回当たりの印刷部数、用紙サ
イズ、モノクロ/カラーの印字モードなどの印刷条件に
応じて、コンテンツ提供者が負担する印刷料金を調整し
てもよい。またこの場合、提供者側にて負担する割合の
条件を登録する手段を設けてもよい。さらに、印刷出力
態様(レイアウト)を工夫することで、印刷コストを低
減するようにしてもよい。またこの場合、出力レイアウ
トを利用者に選択させ、それに応じて、利用者とコンテ
ンツ提供者が負担する印刷料金の負担割合を調整しても
よい。つまり、印刷出力に対する負担割合を印刷出力態
様(レイアウト)や印刷条件に応じて可変させてもよ
い。
【0128】またたとえば、印刷コスト低減のために、
図15に示すように、所定の配置条件に従って1ページ
内に要素データを再レイアウトしてもよい。また、この
際には、予めテンプレートを用意しておき、その中に各
要素データを貼り付けるようにしてもよい。またたとえ
ば、「外観」、「基本仕様」、「商品の特徴」などのカ
タログ内容についての各ページ単位の要素データをデー
タサーバ5に用意する場合、「外観」や「基本仕様」の
み、あるいは「外観」と「基本仕様」など、それらカタ
ログ内容の出力形態の任意の組合せを利用者が指定する
ことができるようにしてもよい。この場合、その出力形
態の任意の組合せに応じて適正な配置となるよう、各組
合せに対応したテンプレートを用意するとよい。また、
複数種類のテンプレートを用意しておき、利用者に選択
させるようにしてもよい。そして、たとえば各要素デー
タごとにページ単位で印刷出力する形態と、再レイアウ
ト(テンプレートを利用するものも含む)にて印刷出力
する形態とで、提供者側が負担する印刷代金の割合を調
整するなど、提供者側と利用者側とで印刷代金を応分す
るとよい。
【0129】なお、このように再レイアウトする仕組み
とする場合、データサーバ5に格納する要素データも、
それに応じたデータ構造とすることが望ましい。これ
は、要素データを単純にページ単位のデータとしておく
と、再配置の際には単に縮小して貼り付けるような処理
しかできず、必ずしも販促に好ましい印刷物とならない
可能性がある。これに対してたとえば、それぞれの要素
データのページデータをオブジェクト単位で抽出可能な
データ構造にしておくと、利用者が希望する要素データ
の中から、さらに情報提供として好ましいオブジェクト
のみを抽出して、それらを合成して、「仕様」、「外
観」、「特徴」の各項目を纏めて単一ページに再配置す
れば、商品PRとして好適な印刷物を利用者に提供でき
るようになる。またこうすることで、提供者の印刷費用
の負担を低減することができことに加えて、データサー
バ5は、オブジェクト単位で抽出可能な要素データとす
るだけでよいので、記憶容量はさほど増えない。
【0130】たとえば、ページ単位の各要素データごと
に、画像オブジェクトやテキストオブジェクトにタグと
抽出の際の優先順位を割り当てておく。また、その情報
を検索データベース55にも登録しておく。また、製品
ごとに、「外観」、「基本仕様」、「特徴」を任意に組
み合わせたテンプレートを管理サーバ7に用意する。そ
して、図15(A)に示すように、予め用意されたテン
プレートにおける「外観」、「基本仕様」、「特徴」の
各部分の領域サイズと、タグで示された抽出オブジェク
トと管理テーブル上の抽出の優先順位とを参照して、好
ましいオブジェクトを抜き出して、テンプレートに貼り
付けることで、新しいページデータを生成する。この際
には、オブジェクトを適宜変倍処理してから貼り付けて
もよい。
【0131】また、図15(B)に示すように、製品ご
とではなく、複数の製品について、「外観」、「基本仕
様」、「特徴」を任意に組み合わせたテンプレートを管
理サーバ7に用意し、前述同様に所定のオブジェクトを
抜き出して、そのテンプレートに貼り付けることで、新
しいページデータを生成するようにしてもよい。この場
合、提供者ごと、価格順、あるいはサイズ順など、その
配置を適宜選択もしくは利用者指定可能にしてもよい。
この場合の、各要素データ提供者が負担する印刷料金の
算出に際しては、たとえば、実質的な面積比率に応じて
負担割合を決定すればよい。ここで「実質的な面積比
率」といったのは、厳密な面積比率でなくてもよいとい
う程度の意味である。
【0132】なお、このように、所望のオブジェクトを
抽出可能なデータ構造とするのではなく、各テンプレー
トに応じた要素データを独立にデータサーバ5に保持す
るようにしてもよい。ただしこの場合には、データサー
バ5の記憶容量がその分だけ増えることになる。
【0133】なお、利用者にも応分の負担をしてもらう
形態とする場合には、たとえば、プリンタ3(複写装
置)に連結されている課金処理装置(コイン投入機な
ど)を利用して、コインや紙幣の投入またはプリペイド
カード挿入を契機としてプリンタ3が動作可能にし、応
分を課金することとすればよい。また、ICカードや携
帯電話などを利用した電子マネーにより決済してもよ
い。
【0134】また、利用者の認識を行なう認証機能をプ
リンタ3に設け、認証条件に適合したことを条件として
プリンタ3が動作可能にし、応分を予め登録されている
口座から引き落とすなどの課金処理をしてもよい。この
利用者認識は、利用者が本人自身であることを認証でき
る手段、たとえば磁気カード、ICカード、ID番号お
よびパスワードの入力などによる認証、さらには指紋や
掌紋あるいは虹彩などの生態情報を利用した認証(バイ
オメトリクス)、などといった周知の認証技術を利用す
ればよい。
【0135】なお、上記の実施形態は、サービスセンタ
SC内に設置される管理サーバ7の機能部分をハードウ
ェアにて構成するものとして説明したが、これに限ら
ず、マイコンなどのCPU(中央演算処理装置)やパソ
コンなどの、いわゆる電子計算装置を利用し、ソフトウ
ェアにて、上記の処理機能を実現することもできる。
【0136】この場合、マイコンやパソコンなどの電子
計算装置は、利用者の希望条件の検索機能、課金データ
の処理機能、利用者の希望条件に適合する要素データを
1つの文書データに纏める機能などの各機能部分をソフ
トウェアとして備える。すなわち、前述のプリンタ3に
対する画面データの生成および配信の機能、利用者が希
望する要素データの検索機能や収集機能などの各機能を
実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記
憶媒体(たとえば図示しないRAMなど)から、装置の
コンピュータ(またはCPUやMPU)がプログラムコ
ードを読出し実行することによって、前述の実施形態で
述べた効果が達成される。この場合、記憶媒体から読み
出されたプログラムコード自体が前述の実施形態の機能
を実現することになる。なお、プログラムは、記憶媒体
を介して提供されるものに限らず、有線あるいは無線に
よる通信手段を介して配信されるプログラムデータをダ
ウンロードしたものであってもよい。
【0137】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することで各機能が実現されるだけでな
く、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュー
タ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)
などが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理
によって各機能が実現される場合であってもよい。さら
に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コ
ンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータ
に接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込
まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、機能
拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実
際の処理の一部または全部を行ない、その処理によって
前述の実施形態の各機能が実現される場合であってもよ
い。
【0138】以上、本発明を実施の形態を用いて説明し
たが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲
には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更また
は改良を加えることができ、そのような変更または改良
を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。また、
上記の実施形態は、クレームにかかる発明を限定するも
のではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の
組合せの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らな
い。
【0139】たとえば、上記実施形態では、利用者の希
望条件に合致する要素データを検索して収集して1つの
印刷物に纏めてプリンタで印刷する際、機械可読な識別
子を印刷物に付すようにし、販売店側では機械によりそ
の識別子を読み取ることで、利用者によるその印刷物を
利用した購買行為に関する情報を取得するようにしてい
たが、識別子を機械により読み取るのではなく、印刷物
やその印刷物が表す商品(利用者が購入したものに相当
する)の情報を人手により入力するものであってもよ
い。
【0140】また、上記実施形態では、利用者による印
刷物を利用した購買行為に関する情報を取得し、すなわ
ち、利用者の購買行為を監視し、その監視結果に基づい
て印刷物の出力処理に対する課金の負担割合を調整する
ことをもって、利用者による購買行為に関する情報を提
供者に通知することとしていたが、課金処理に反映させ
ることなく、監視結果そのものを直接に提供者に通知し
てもよい。
【0141】また、上記実施形態では、管理サーバ7に
備えられた検索エンジン15の機能部分を利用して、利
用者が希望条件に合致する要素データを検索していた
が、これに限らず、たとえば個々のデータサーバ5にも
検索機能を備え、管理サーバ7が各データサーバ5に検
索を依頼するように構成してもよい。また、データサー
バ5と管理サーバ7とを兼ねる兼用サーバとして構成し
てもよい。また検索エンジン15が備える検索データベ
ース55の構造は、上記実施形態で示した仕組みに限ら
ない。また、販売促進支援システム1として独自に検索
エンジンを用意するのではなく、たとえばWeb上の検
索サイトなど、検索専門の機関を利用してもよい。
【0142】また、上記実施形態では、利用者の希望条
件に適合する要素データを管理サーバ7にて1つの文書
データに纏めてからプリンタ3に配信する構成としてい
たが、これに限らず、たとえば、利用者の希望条件に適
合する要素データの検索結果をデータサーバ5やプリン
タ3に通知し、データサーバ5からプリンタ3に直接に
配信し、プリンタ3にて1つの文書データに纏めるよう
にしてもよい。こうすることで、管理サーバ7での処理
負担を軽減することができる。
【0143】また、プリンタ3に、管理サーバ7の一部
もしくは全部を含む構成として、スタンドアロンで動作
する仕組みとしてもよい。図16は、プリンタがスタン
ドアロンで動作する仕組みとしたシステム構成例を示す
図である。たとえば、既存の複写装置とパソコンとを利
用して図示したプリンタ3のハードウェアを構成し、後
述する処理手順を記録したプログラムをパソコンにイン
ストールするとよい。この例では、利用者が希望する商
品に関わる販売促進用コンテンツを特定する検索機能
は、検索エンジン検索エンジン15を搭載したWeb上
の検索サイトを利用している。プリンタ3には、この検
索サイトにアクセスし、希望条件を検索エンジン15に
通知する仕組みとして、希望条件取得部12が備えられ
る。検索エンジン15は、希望条件に合致した要素デー
タを検索したら、その結果をプリンタ3の画像形成部3
7と、統轄センタSCの課金データ生成部18に通知す
る。なお、この課金データ生成部18は、課金サーバ8
に備えられている。
【0144】画像形成部37は、検索サイトからの応答
結果に基づいてデータサーバ5から要素データを収集
し、1つのカタログ文書を生成してから印刷物を生成す
る。また、プリンタ3は、画像形成部37における印刷
物の生成条件を管理サーバ7に通知する印刷条件送信部
19を備える。管理サーバ7は、検索エンジン15から
の要素データの検索結果と、印刷条件送信部19からの
印刷条件とに基づいて、利用者や提供者に対しての印刷
代金の負担割合を計算し、コンテンツ提供者ごとの印刷
料金請求額の累積値を管理テーブルに記録する。課金サ
ーバ8は、この管理テーブルの情報に基づいて、決済処
理をする。
【0145】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、販促コ
ンテンツを店舗などに設置された装置で印刷する仕組み
を採用するとともに、印刷物を利用した利用者の購買行
為を監視する仕組みとした。
【0146】このため、店舗設置の装置を用いた印刷出
力により広告宣伝活動をしたことのよる効果を把握する
ことができ、企業が期待するPR効果があったのかどう
かを適切に把握することができる。
【0147】また、印刷代金を、その販促コンテンツの
提供者に負担させる仕組みとしつつ、利用者による印刷
物の利用状況の監視結果を提供者への課金処理に反映さ
せるようにすれば、企業PRやカタログなどの情報を、
利用者への費用負担がなく、簡易な操作で印刷出力する
ことが可能であるとともに、企業などが適切なコストで
顧客に情報提供することが可能な、情報提供効果と費用
負担のバランスがとれた販売促進支援システムを構築す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る販売促進支援システムの一実施
形態を示すブロック図である。
【図2】 プリンタの詳細例を示すブロック図である。
【図3】 管理サーバの詳細例を示すブロック図であ
る。
【図4】 管理サーバ内の料金算出部が印刷料金請求額
を算出する方法を具体的に示した図である。
【図5】 管理サーバ内の料金情報管理部が管理する印
刷金額管理テーブルの構成例を示す図である。
【図6】 未精算後日決済法を採用する場合における未
清算印刷料金管理テーブルの構成例を示す図である。
【図7】 未精算後日決済法を採用する場合における管
理サーバ内の料金情報管理部が管理する印刷金額管理テ
ーブルの構成例を示す図である。
【図8】 検索データベースのインデックス情報の登録
例を示す図である。
【図9】 管理サーバにおける印刷データ生成部が生成
する印刷文書の一例を示す図である。
【図10】 プリンタのユーザインターフェース部に表
示される印刷メニュー画面の一例を示す図である。
【図11】 管理サーバがプリンタに返す検索結果画面
の一例を示す図である。
【図12】 販売促進支援システムにおける処理手順の
一例を示すフローチャートである。
【図13】 印刷後保持期限内に商品購入がない場合の
課金処理の詳細例を示すフローチャートである。
【図14】 印刷後保持期限内の購入行為を反映させた
課金処理をする処理の詳細例を示すフローチャートであ
る。
【図15】 印刷文書の変形例を示す図である。
【図16】 プリンタに、管理サーバの一部の機能をを
含む構成として、スタンドアロンで動作する仕組みとし
たシステム構成例を示す図である。
【符号の説明】
1…販売促進支援システム、3…プリンタ、5…データ
サーバ、6…印刷物利用情報入力端末、7…管理サー
バ、8…課金サーバ、9…通信網、10…格納内容デー
タベース、12…希望条件取得部、14…検索サーバ、
15…検索エンジン、16…配信サーバ、18…課金デ
ータ生成部、30…主制御部、32…通信部、33…ユ
ーザインターフェース部、34…印刷処理部、36…デ
ータ印刷部、37…画像形成部、50…主制御部、52
…通信部、53…応答画面生成部、54…要求解析部、
55…検索データベース、56…要素データ収集部、5
8…印刷データ生成部、60…料金算出部、62…料金
情報管理部、64…印刷物利用情報取得部

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 市場における商品の販売を促進するため
    の販売促進用コンテンツを表す電子データを通信網経由
    で送信し、この送信された電子データに基づいて印刷物
    を生成し、この生成した印刷物を利用者に提供すること
    で、前記商品の販売促進を支援する販売促進支援システ
    ムであって、 前記販売促進用コンテンツを表す電子データに基づいて
    所定の記録用紙上に印刷出力して前記印刷物を生成する
    画像形成部と、 前記販売促進用コンテンツを表す電子データを格納する
    データサーバと、 前記利用者が希望する前記商品に関わる前記データサー
    バに格納されている前記販売促進用コンテンツを表す電
    子データに対応する印刷用のデータを前記画像形成部に
    配信させる配信サーバと、 前記画像形成部により印刷出力された前記印刷物に表さ
    れている前記商品の前記利用者による購買行為に関する
    情報を取得し、前記販売促進用コンテンツを提供する提
    供者に通知する印刷物利用情報取得部とを備えたことを
    特徴とする販売促進支援システム。
  2. 【請求項2】 前記印刷物利用情報取得部は、前記画像
    形成部により印刷出力された前記印刷物が利用される販
    売店に設置される入力端末と、当該入力端末と前記通信
    網を介して接続され、前記入力端末から送信された前記
    購買行為に関する情報を解析する利用情報解析部とを有
    することを特徴とする請求項1に記載の販売促進支援シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記データサーバに格納されている電子
    データと、当該電子データの提供者とを対応付けたデー
    タテーブルを記憶する格納内容データベースを備え、 前記印刷物利用情報取得部は、前記印刷物に使用された
    前記電子データの提供者を前記格納内容データベースに
    基づいて特定することを特徴とする請求項1に記載の販
    売促進支援システム。
  4. 【請求項4】 前記配信サーバにより配信された前記印
    刷用のデータに対応する電子データであって前記画像形
    成部において生成される前記印刷物に使用された前記電
    子データの提供者を特定し、前記印刷物利用情報取得部
    が取得した前記購買行為に関する情報に基づいて、前記
    特定した提供者に対して前記印刷物の出力処理に対する
    課金処理を行なうための課金データを生成する課金デー
    タ生成部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の販
    売促進支援システム。
  5. 【請求項5】 前記課金データ生成部は、前記印刷物利
    用情報取得部が取得した前記購買行為に関する情報が、
    前記画像形成部において前記印刷物が生成された後、予
    め定められた期限内に取得されたか否かに応じて前記印
    刷物の出力処理に対する課金の負担割合を決定すること
    を特徴とする請求項4に記載の販売促進支援システム。
  6. 【請求項6】 前記課金データ生成部は、前記画像形成
    部において生成される前記印刷物に使用された前記電子
    データの提供者が複数であることを条件として、それぞ
    れの前記提供者が提供する前記電子データの量に応じて
    前記印刷物の出力処理に対する課金の負担割合を決定す
    ることを特徴とする請求項4に記載の販売促進支援シス
    テム。
  7. 【請求項7】 前記画像形成部は、前記商品の前記利用
    者による購買行為に関する情報を監視するための機械可
    読な識別子を付して前記印刷物を生成し、 前記印刷物利用情報取得部は、前記画像形成部により印
    刷出力された前記印刷物に付されている前記識別子を機
    械により読み取ることで、前記利用者による購買行為に
    関する情報を取得することを特徴とする請求項1に記載
    の販売促進支援システム。
  8. 【請求項8】 市場における商品の販売を促進するため
    の販売促進用コンテンツを表すデータサーバに格納され
    ている電子データを通信網経由で送信し、この送信され
    た電子データに基づいて印刷物を生成し、この生成した
    印刷物を利用者に提供することで、前記商品の販売促進
    を支援する販売促進支援システムに使用される管理サー
    バであって、 前記利用者が希望する前記商品に関わる前記データサー
    バに格納されている前記販売促進用コンテンツを表す電
    子データに対応する印刷用のデータを前記印刷物を生成
    する画像形成装置に配信させる配信サーバと、 前記画像形成装置により印刷出力された前記印刷物に表
    されている前記商品の前記利用者による購買行為に関す
    る情報を取得し、前記販売促進用コンテンツを提供する
    提供者に通知する印刷物利用情報取得部とを備えたこと
    を特徴とする管理サーバ。
  9. 【請求項9】 前記印刷物利用情報取得部は、前記画像
    形成装置により印刷出力された前記印刷物が利用される
    販売店に設置される入力端末から送信された前記購買行
    為に関する情報を解析する利用情報解析部を有すること
    を特徴とする請求項8に記載の管理サーバ。
  10. 【請求項10】 前記データサーバに格納されている電
    子データと、当該電子データの提供者とを対応付けたデ
    ータテーブルを記憶する格納内容データベースを備え、 前記印刷物利用情報取得部は、前記印刷物に使用された
    前記電子データの提供者を前記格納内容データベースに
    基づいて特定することを特徴とする請求項8に記載の管
    理サーバ。
  11. 【請求項11】 前記配信サーバにより配信された前記
    印刷用のデータに対応する電子データであって前記画像
    形成装置において生成される前記印刷物に使用された前
    記電子データの提供者を特定し、前記印刷物利用情報取
    得部が取得した前記購買行為に関する情報に基づいて、
    前記特定した提供者に対して前記印刷物の出力処理に対
    する課金処理を行なうための課金データを生成する課金
    データ生成部を備えたことを特徴とする請求項8に記載
    の管理サーバ。
  12. 【請求項12】 前記課金データ生成部は、前記印刷物
    利用情報取得部が取得した前記購買行為に関する情報
    が、前記画像形成装置において前記印刷物が生成された
    後、予め定められた期限内に取得されたか否かに応じて
    前記印刷物の出力処理に対する課金の負担割合を決定す
    ることを特徴とする請求項11に記載の管理サーバ。
  13. 【請求項13】 前記課金データ生成部は、前記画像形
    成装置において生成される前記印刷物に使用された前記
    電子データの提供者が複数であることを条件として、そ
    れぞれの前記提供者が提供する前記電子データの量に応
    じて前記印刷物の出力処理に対する課金の負担割合を決
    定することを特徴とする請求項11に記載の管理サー
    バ。
  14. 【請求項14】 前記画像形成装置は、前記商品の前記
    利用者による購買行為に関する情報を監視するための識
    別子を付して前記印刷物を生成するものであり、 前記印刷物利用情報取得部は、前記画像形成部により印
    刷出力された前記印刷物に付されている前記識別子を解
    析することで、前記利用者による購買行為に関する情報
    を取得することを特徴とする請求項8に記載の管理サー
    バ。
  15. 【請求項15】 市場における商品の販売を促進するた
    めの販売促進用コンテンツを表すデータサーバに格納さ
    れている電子データを通信網経由で送信し、この送信さ
    れた電子データに基づいて印刷物を生成し、この生成し
    た印刷物を利用者に提供することで、前記商品の販売促
    進を支援する販売促進支援システムに使用される入力端
    末であって、 前記印刷物に付されている前記商品の前記利用者による
    購買行為に関する情報を監視するための識別子を読み取
    り、この読み取った情報を前記通信網を介して送信する
    ことを特徴とする印刷物利用情報入力端末。
  16. 【請求項16】 市場における商品の販売を促進するた
    めの販売促進用コンテンツを表すデータサーバに格納さ
    れている電子データを通信網経由で画像形成装置に送信
    し、この画像形成装置において前記電子データに基づく
    印刷物を生成し、この生成した印刷物を利用者に提供す
    ることで、前記商品の販売促進を支援する販売促進支援
    方法であって、 前記利用者が希望する前記商品に関わる前記データサー
    バに格納されている前記販売促進用コンテンツを表す電
    子データに対応する印刷用のデータを前記画像形成装置
    に配信させる手順と、 前記画像形成装置により印刷出力された前記印刷物に表
    されている前記商品の前記利用者による購買行為に関す
    る情報を取得し、前記販売促進用コンテンツを提供する
    提供者に通知する購買行為通知手順とを含むことを特徴
    とする販売促進支援方法。
  17. 【請求項17】 前記購買行為通知手順は、前記印刷物
    の出力処理に対する課金の負担割合を調整することで、
    前記利用者による購買行為に関する情報を前記提供者に
    通知することを特徴とする請求項16に記載の販売促進
    支援方法。
  18. 【請求項18】 市場における商品の販売を促進するた
    めの販売促進用コンテンツを表すデータサーバに格納さ
    れている電子データを通信網経由で画像形成装置に送信
    し、この画像形成装置において前記電子データに基づく
    印刷物を生成し、この生成した印刷物を利用者に提供す
    ることで、前記商品の販売促進を支援する販売促進支援
    処理をするためのプログラムであって、 コンピュータに、 前記利用者が希望する前記商品に関わる前記データサー
    バに格納されている前記販売促進用コンテンツを表す電
    子データに対応する印刷用のデータを前記画像形成装置
    に配信させる手順と、 前記画像形成装置により印刷出力された前記印刷物に表
    されている前記商品の前記利用者による購買行為に関す
    る情報を取得し、前記販売促進用コンテンツを提供する
    提供者に通知する購買行為通知手順とを実行させること
    を特徴とするプログラム。
  19. 【請求項19】 市場における商品の販売を促進するた
    めの販売促進用コンテンツを表すデータサーバに格納さ
    れている電子データを通信網経由で画像形成装置に送信
    し、この画像形成装置において前記電子データに基づく
    印刷物を生成し、この生成した印刷物を利用者に提供す
    ることで、前記商品の販売促進を支援する販売促進支援
    処理をするためのプログラムを格納したコンピュータ読
    取可能な記憶媒体であって、 コンピュータに、 前記利用者が希望する前記商品に関わる前記データサー
    バに格納されている前記販売促進用コンテンツを表す電
    子データに対応する印刷用のデータを前記画像形成装置
    に配信させる手順と、 前記画像形成装置により印刷出力された前記印刷物に表
    されている前記商品の前記利用者による購買行為に関す
    る情報を取得し、前記販売促進用コンテンツを提供する
    提供者に通知する購買行為通知手順とを実行させるプロ
    グラムを格納したことを特徴とする記憶媒体。
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