JP2004211287A - 排水ヘッダー用防音装置および防音施工方法 - Google Patents

排水ヘッダー用防音装置および防音施工方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2004211287A
JP2004211287A JP2002378344A JP2002378344A JP2004211287A JP 2004211287 A JP2004211287 A JP 2004211287A JP 2002378344 A JP2002378344 A JP 2002378344A JP 2002378344 A JP2002378344 A JP 2002378344A JP 2004211287 A JP2004211287 A JP 2004211287A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drainage
soundproofing
unit
connection
header
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002378344A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Arakawa
雅弘 荒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
L Nissho KK
Original Assignee
L Nissho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by L Nissho KK filed Critical L Nissho KK
Priority to JP2002378344A priority Critical patent/JP2004211287A/ja
Publication of JP2004211287A publication Critical patent/JP2004211287A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)

Abstract

【課題】排水ヘッダーの防音対策における問題点を解消し、排水ヘッダーの防音を確実かつ簡単に行えるようにする。
【解決手段】排水枝管が接続される接続ユニット10A〜Cが複数個連結されてなり排水枝管から流入する排水を合流させて排水主管22へと排水する排水ヘッダー10に用いられる防音装置である。排水ヘッダー10の接続ユニット10A〜C毎に、接続ユニット10A〜Cを囲んで取り付けられる箱状の防音ユニット30a〜cを備え、防音ユニット30a〜cのうち、接続ユニット10A〜Cへの排水枝管の接続個所14、接続ユニット10A〜C同士の接続個所、および、接続ユニット10A〜Cと排水主管22との接続個所13には貫通部31…を有する排水ヘッダー用防音装置である。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、排水ヘッダー用防音装置に関し、詳しくは、住宅などの排水設備を構成する部品である排水ヘッダーからの騒音発生を防止する防音装置と、このような防音装置を用いて排水ヘッダーに防音施工を行う方法とを対象にしている。
【0002】
【従来の技術】
排水ヘッダーは、住宅などの排水設備に組み込まれる装置である。
従来の住宅では、風呂、トイレ、台所などの排水はそれぞれ別個に、排水管を介して、住宅外に設置された排水枡へと排水されていた。したがって、排水の発生個所の数だけ排水枡を設置する必要があり、施工の手間がかかるとともに、住宅の敷地が狭いと十分な数の排水枡を設置できないこともある。また、排水設備の管理や点検が面倒である。集合住宅の場合には、さらに住宅の個数分だけ、前記した排水管および排水枡の設備が必要になる。
【0003】
そこで、住宅の各所で発生する排水を全て合流させる排水ヘッダーを設け、排水ヘッダーでまとめられた排水を一括して排水枡へと送る技術が提案されている(特許文献1参照)。
一般的な排水ヘッダーの構造としては、Y継手などの配管継手が複数個、1直線上に並んで連結された構造になっている。各配管継手には、風呂などの排水発生個所につながる排水枝管が接続される。端部の配管継手には、排水枡につながる排水主管が接続される。排水個所すなわち排水枝管の数に合わせて、連結する配管継手の数を増減することで、様々な形態の住宅にも容易に対応できるようになっている。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−61248号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記したような排水ヘッダーでは、住宅の各所で発生した排水が全て、排水ヘッダーを通過して排水枡に送られ、複数個所の排水が合流するので、排水ヘッダーのところで、排水によって発生する騒音が大きくなり、居住者に不快な思いをさせることがある。排水が1本の排水管を直線的に通過するだけであれば、それほど大きな騒音は発生しない場合でも、排水ヘッダー内で、複数方向からの排水が合流して衝突したり、様々な方向から流入する排水が同じ方向に流れを曲げられたりすると、通常の排水管よりも格段に大きな騒音が発生する。
【0006】
通常の排水管の場合、円管状の排水管に防音シートを巻き付けて防音を図ることが行われている。しかし、排水ヘッダーの場合は、複数方向に分岐された複雑な継手構造を有しているため、排水ヘッダーの複雑な外形に沿って防音シートを取り付けるのは、非常に面倒で時間のかかる作業であり、作業者の熟練度によって十分な防音機能が達成できない場合もある。
排水ヘッダーの外形に合わせて、予め工場などで防音カバーを作製しておくことも考えられる。ところが、住宅毎に異なる排水枝管の配置設計によって、排水ヘッダーを構成する配管継手の数や構造が変わることが頻繁にある。構造の異なる排水ヘッダー毎に、防音カバーを設計し直し作製するのは、極めて手間のかかる作業であり、防音カバーの製造コストも高くつくことになる。
【0007】
本発明の課題は、前記したような排水ヘッダーの防音対策における問題点を解消し、排水ヘッダーの防音を確実かつ簡単に行えるようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明にかかる排水ヘッダー用防音装置は、排水枝管が接続される接続ユニットが複数個連結されてなり、各排水枝管から流入する排水を合流させて排水主管へと排水する排水ヘッダーに用いられる防音装置であって、前記排水ヘッダーの前記接続ユニット毎に、接続ユニットを囲んで取り付けられる箱状の防音ユニットを備え、前記防音ユニットのうち、接続ユニットへの前記排水枝管の接続個所、接続ユニット同士の接続個所、および、接続ユニットと前記排水主管との接続個所には貫通部を有する。
【0009】
〔排水ヘッダー〕
本発明は、通常の建築施工に採用されている排水ヘッダーに適用できる。
一般住宅用、集合住宅用などによって、排水ヘッダーの材料や構造は異なるが、基本構造として、排水枝管が接続される接続ユニットが複数個連結されている。各排水枝管から流入する排水を合流させて排水主管へと排水する。
接続ユニットの材料は、鋼などの金属、合成樹脂、繊維強化樹脂、セラミックなどが使用される。
接続ユニットには、排水枝管が接続される枝管接続部と、枝管接続部と連通していて、合流した排水を流す本体部とを備える。
【0010】
通常は、本体部の軸方向に対して交差する方向に枝管接続部が配置されている。本体部と枝管接続部の配置構造として、Y字形や十字形、T字形などが挙げられる。本体部同士は互いに軸方向に連結可能な構造を有している。
排水ヘッダーの端部に配置される本体部の外端部には、排水主管と連結する排水流出部を設けることができる。排水流出部を設けない本体部の外端部には、閉塞蓋を設けることができる。
本体部同士の連結構造や、枝管接続部における排水枝管の連結構造などは、通常の配管継手と同様の連結構造を備えている。具体的には、嵌め込み構造やねじ込み構造、フランジ構造などがある。
【0011】
排水ヘッダーは、同構造の接続ユニットだけで構成してもよいし、構造の異なる接続ユニットを組み合わせて構成することもできる。通常、排水ヘッダーの中間位置に配置される接続ユニットと、両端位置に配置される接続ユニットとは、構造が異なる場合が多い。
〔防音ユニット〕
排水ヘッダーから発生する騒音が外部に漏れるのを防止または低減する。
防音ユニットは、接続ユニット毎に設けられる。防音ユニットは箱状をなし、接続ユニットを囲んで取り付けられる。
【0012】
但し、防音ユニットは、接続ユニットの前後、左右および上下の6面全てを囲んでもよいし、本発明の目的を損なわない範囲で、一部の面については省くこともできる。例えば、接続ユニットの底面については、接続ユニットの設置面や下方に設置される部材が、防音機能を果たすことで、防音ユニットの底面が存在しなくてもよい場合がある。この場合、前後左右の側面および上面からなり、底側が開口した箱状の防音ユニットになる。また、隣接して配置される防音ユニット同士で対面する側面については、片方の防音ユニットの側面で防音ができれば、他方の防音ユニットには側面が存在しなくてもよい場合がある。その他、防音ユニットの設置状況によって、箱構造を構成する6面の一部を省略することができる。
【0013】
箱状とは、一般的には直方体であるが、直方体の一部を変形させた形状のものや、直方体以外の多面体であってもよい。一部に曲面を有するものであってもよい。接続ユニットの外形状に対応する凹凸形状や段差などを有していてもよい。防音ユニットの内面と接続ユニットの外形との間には、部分的あるいは全体に隙間や空間を有していることができる。接続ユニットの部分的な形状変更に対応し易くしたり、細部構造の異なる複数種類の接続ユニットにも対応できたりするには、接続ユニットの外形との間に、ある程度の余裕をあけたほうが良い場合がある。
【0014】
防音ユニットは、接続ユニットへの取り付けを可能にするために、複数の部材に分割構成しておいて、接続ユニットの外側に組み立て構成するようにしておくことができる。防音ユニットの一部に、開閉可能な部材や移動可能な部材、変形可能な部材を設けておいて、防音ユニットの部分的な移動や変形によって、防音ユニットの接続ユニットへと取り付けを容易にすることができる。
防音ユニットの基本的な材料は、防音性を有する材料である。但し、防音ユニットの組み立てや取り付けのための部品や構造など、一部の材料には防音機能のない材料が使用される場合のある。
【0015】
防音機能を果たす材料として、次に説明する防音面材が好ましい。
〔防音面材〕
防音ユニットの各面を構成し、防音機能を発揮する面状あるいは板状の材料である。
内面側に配置された吸音層と、吸音層の外面側に配置された遮音層と、遮音層の外面側に配置された表皮層とが積層された積層構造の防音面材が使用できる。吸音層は、騒音の吸収効率の良い材料である。通常の防音技術における吸音材料が使用できる。例えば、ウレタン発泡体、EPDM発泡体、フェルト、難燃性フェルト、塩ビ発泡体、ポリエチレン発泡体などの発泡体が使用できる。フェノールフォーム、シリコンスポンジ、モルトプレンなども使用できる。吸音層の厚みは、使用する材料や要求性能によっても異なるが、通常、3〜20mmに設定できる。
【0016】
遮音層は、騒音の通過を遮断する材料である。通常の防音技術における遮音材料が使用できる。例えば、ポリオレフィン系シートやゴムシートが使用できる。酸化鉄粉や硫酸バリウム、炭酸カルシウムなどを配合しておくと、遮音性が高まる。遮音層の厚みは、使用する材料や要求性能によっても異なるが、通常、1〜5mmに設定できる。
表皮層は、吸音層および遮音層を保護する機能を有する。防音ユニットの耐変形性や機械的強度を負担する。通常の防音技術における表皮材と同様の材料が使用できる。例えば、アクリル樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリエチレン発泡樹脂、ポリスチレン発泡樹脂、鉄板、アルミニウム板、マグネシウム板、鉛板、ゴム板、塩ビ板、硬質ウレタン板、木材などが使用できる。表皮層の厚みは、使用する材料や要求性能によっても異なるが、通常、1〜5mmに設定できる。
【0017】
上記した3層構造の防音面材では、防音ユニットの内部で発生した騒音を、まず、内面側の吸音層で吸収して減衰させる。吸音層を通過した音があっても、遮音層の存在によって、騒音が外部に漏れることを防止できる。遮音層で反射した音を吸音層で吸収減衰させることもできる。表皮層が存在することで、防音ユニットを構成するのに必要な剛性や形状維持性が付与できる。
なお、吸音層と遮音層と、あるいは、遮音層と表皮層とを一つの材料層で兼用することもできる。吸音層、遮音層および表皮層の全ての機能を一つの材料層で兼用することも可能である。但し、通常は、それぞれの機能に適した材料層を組み合わせるほうが、防音ユニットの構成に適した構造が得られる。
【0018】
〔貫通部〕
防音ユニットのうち、接続ユニットへの排水枝管の接続個所、接続ユニット同士の接続個所、および、接続ユニットと排水主管との接続個所など、防音ユニットを貫通して配置される部材が存在する個所には、貫通部を設けておくことができる。
貫通部の形状は、貫通部に配置される部材の断面形状に対応して設定される。一般的には円形が多い。円形を少し変形した楕円形や長円形、卵形なども採用される。角形であってもよい。貫通部の寸法は、貫通部に配置される部材の外径と、ほぼ同じであるか少し大きく設定しておくことができる。貫通部に配置される部材よりも小さな貫通部を設け、貫通部を弾力変形あるいは永久変形させて取り付けるようにすることもできる。
【0019】
貫通部は、防音ユニットの製造時点では貫通していなくてもよい。例えば、防音ユニットの貫通部になる位置に、貫通部の輪郭にしたがって、ミシン目や弱め線による切取線を設けておき、防音ユニットの使用時に切取線で切除して貫通部を形成することができる。このようにしておけば、排水枝管の配置に合わせて貫通部の設定を変更することができる。貫通部の設定が様々に異なる防音ユニットを用意しておく手間が省ける。
〔分割箱体〕
防音ユニットを、2個あるいはそれ以上の複数の部材からなる分割構造に構成できる。
【0020】
分割構造として、分割箱体が採用できる。分割箱体として、接続ユニットの連結方向と直交する左右方向に分割形成され、上面が開口する一対の分割箱体が採用できる。この場合、左右の分割箱体を合体させた状態で上面の開口を塞ぐ蓋体を使用することで、接続ユニットを囲む防音ユニットが構成できる。
分割箱体として、接続ユニットの連結方向で前後に分割形成されたものや、上下方向に分割形成されたものも使用できるが、作製および取り付けなどの取扱いを容易にするには、前記した左右の分割箱体が有利である。
蓋体は、分割箱体と別体で作製することもできるし、左右何れかの分割箱体に開閉自在に一体形成しておくこともできる。蓋体も左右に分割形成して、それぞれの側の分割箱体と一体形成しておくこともできる。
【0021】
開閉自在な蓋体は、防音ユニットの上面全体を構成していてもよいし、接続ユニットの点検口の個所などに対応する一部だけに配置していてもよい。
分割箱体を組み立てた状態で一体化させるために、分割箱体の一部に係合構造や嵌合構造を設けておくことができる。接着剤や粘着テープによる固定も採用できる。ステープルなどの金具による固定も採用できる。個々の分割箱体を排水ヘッダーに対して固定することで、分割箱体で構成される防音ユニットが構成されるようにすることもできる。
〔重ね合わせ片〕
複数の分割箱体を一体化させる手段として、分割箱体同士の対向個所に、接続ユニットに取り付けられた時に、互いに重ね合わせて接合される重ね合わせ片を有することができる。
【0022】
分割箱体同士の境界に重ね合わせ片が存在していれば、分割箱体同士の隙間から騒音が漏れることが防止できる。分割箱体の端面が突き合わせられているだけの場合に比べて一体性が高まり、防音ユニット全体の形状維持性も高まる。
重ね合わせ片が、先端側に向かって厚みが減ずるテーパー状をなしていれば、重ね合わせた部分が他の部分よりも厚みが増えてしまうことが防げる。先端側から差し込むようにして重ね合わせれば、重ね合わせの作業も容易である。特に、排水ヘッダーの底面と設置面との間など、狭い隙間の両側から重ね合わせ片を挿入して隙間の内部で重ね合わせるような場合に、作業が容易である。
【0023】
一対の重ね合わせ片として、一方は、厚み方向で内面側が除去されてなり、他方は、厚み方向で外面側が除去されてなるものが採用できる。互いの除去された面を重ね合わされて接合すれば、重ね合わせ部分で厚みが増えることが防げる。前記した積層構造の防音面材を使用して、内面側あるいは外面側の一部の層を切除すれば、上記のような除去構造を有する重ね合わせ片が容易に構成できる。
重ね合わせ片の重ね合わせ面に、粘着剤や接着剤を塗工し、その表面に剥離フィルムを設けておけば、使用時に剥離紙を剥がすだけで、重ね合わせ面に接合性を付与することができる。
【0024】
〔防音装置〕
排水ヘッダーの防音装置は、複数の防音ユニットで構成される。
防音装置を構成する防音ユニットは、全て同じものであってもよいし、寸法構造が異なる防音ユニットを組み合わせて防音装置を構成することもできる。
通常、互いに連結されて排水ヘッダーを構成する複数の接続ユニットのうち、中間部に配置される中間接続ユニットに取り付けられる中間防音ユニットと、端部に配置される端部接続ユニットに取り付けられる端部防音ユニットとを用いる。
【0025】
中間防音ユニットには、接続ユニットが連結される軸方向における前後の側面に貫通部が必要である。さらに、端部防音ユニットのうち、排水ヘッダーと排水主管との接続個所に配置される面にも貫通部が必要である。端部防音ユニットのうち、排水主管の接続個所とは反対側になる排水ヘッダーの端部側になる面には貫通部は不要である。通常、中間接続ユニットと端部接続ユニットとは軸方向の長さが異なるので、中間防音ユニットと端部防音ユニットとは、長さが異なるものになる。
基本構造が同じ防音ユニットを、貫通部の形成位置を変えるだけで、中間防音ユニットあるいは端部防音ユニットとして使用することもできる。
【0026】
〔防音施工〕
排水ヘッダーの防音施工は、排水ヘッダーへの防音ユニットの取り付けによって果たす。
防音ユニットの取り付けは、住宅などの所定位置に排水ヘッダーを設置したあとでもよいし、排水ヘッダーを設置する前であってもよい。複数の接続ユニットから排水ヘッダーを組み立てた状態で、各接続ユニットに対応する防音ユニットを取り付ければよい。取り付けられた複数の防音ユニットは、互いに固定しておいてもよいし、個々の防音ユニットが接続ユニットに固定されているだけで、防音ユニット同士は分離されたままでもよい。
【0027】
排水ヘッダーの設置後に防音ユニットを取り付ける方法として、以下の方法が採用できる。
左右の分割箱体と蓋体で構成される防音ユニットを用いる。
設置面に取付固定された排水ヘッダーに対して、それぞれの接続ユニット毎に、接続ユニットの左右側方から左右それぞれの分割箱体を被せ、左右の分割箱体を合体させる。次に、左右の分割箱体の上面開口を蓋体で塞ぐ。
この方法であれば、排水ヘッダーの設置後であっても、防音ユニットの取り付けが容易である。
【0028】
【発明の実施の形態】
図1〜5に示す防音装置30は、一般住宅用の排水ヘッダー10に取り付けて使用される。
〔排水ヘッダー〕
図6〜8に示すように、排水ヘッダー10は、閉塞端部用の接続ユニット10A、中間部用の接続ユニット10B、および、排水流出側端部用の接続ユニット10Cとの3個の接続ユニット10A〜Cを、軸方向で1直線上に並べて連結した構造を有している。中間部用の接続ユニット10Bの数は、2個あるいはそれ以上の任意の個数に変えることもできる。
【0029】
各接続ユニット10A〜Cは、金属や合成樹脂などの配管材料で作製されている。何れの接続ユニット10A〜Cも、基本構造として、円筒状の本体部12と、本体部12の左右に張り出す枝管接続口14,14と、本体部12の上部に張り出す点検口16とを有する。
本体部12同士を軸方向に順次接続することで、接続ユニット10A〜Cが連結される。図示を省略しているが、本体部12同士は、軸方向で互いに嵌合自在になっている。
閉塞端部用の接続ユニット10Aは、軸方向の一端に閉塞蓋11が取り付けられている。排水流出側端部用の接続ユニット10Cは、軸方向の一端に排水口部13が取り付けられ開口している。排水口部13には、図示しない排水枡につながる排水主管22が接続される。枝管接続口14には、風呂やトイレなどの排水発生個所につながる排水枝管24が接続される。点検口16には、開閉蓋17が取り付けられており、必要に応じて着脱できる。
【0030】
本体部12の下部には、左右に伸びる取付片18を有する。取付片18のU字溝にボルト26を通して、住宅の床下面などに固定する。これによって、排水ヘッダー10が設置される。
なお、図示した排水ヘッダー10では、全ての枝管接続口14に排水枝管24が接続された状態になっているが、実際には、左右の枝管接続口14の一方のみに排水枝管24が接続される場合もある。
このような構造の排水ヘッダー10に、防音装置30が取り付けられる。
〔防音装置〕
図1〜5に示すように、防音装置30は、排水ヘッダー10の接続ユニット10A〜Cそれぞれに対応する防音ユニット30a〜cで構成されている。
【0031】
何れの防音ユニット30a〜cも、基本構造として、上面、左右の側面、前後の側面および底面の6面が防音面材で構成された直方体の箱状をなしている。
<防音面材>
防音ユニット30a〜cを構成する防音面材は、ポリスチレン発泡樹脂板などからなる表皮層42、ゴムシートなどからなる遮音層44、および、ウレタン発泡体などからなる吸音層46の3層が積層された積層板材からなる。防音ユニット30a〜cの外面側に表皮層42が配置され、内面側に吸音層46が配置される。防音ユニット30a〜cの内部で発生する騒音は、吸音層46で吸音される。遮音層44は、吸音層46の外側に漏れる騒音が外部に漏れるのを遮断する。表皮層46は、吸音層46および遮音層44を保護し、防音面材の全体の形状維持性や機械的強度を負担する。
【0032】
防音面材の具体例を挙げる。
吸音層46:ウレタン発泡体、厚み5mm
遮音層44:ポリオレフィンシート、厚み1mm
表皮層42:ポリプロピレン樹脂、厚み4mm
<防音ユニットの全体構造>
防音ユニット30a〜30cは、基本的に共通する構造を備えているので、中間用防音ユニット30bを例にして説明する。
中間用防音ユニット30bは、排水ヘッダー10の中間用接続ユニット10Bと軸方向の長さが同じである。防音ユニット30bの左右の側面には、接続ユニット10Bの枝管接続口14に対応する位置および大きさで貫通孔31を有する。貫通孔31は円形である。防音ユニット30bの前後の側面には、本体部12の外形に対応する位置および大きさで貫通孔37を有する。貫通孔37は円の下部が膨らんだ逆卵形をなす。
【0033】
防音ユニット30bの底面のうち、接続ユニット10Bおよび隣接する接続ユニット10Cの取付片18に相当する個所は、上方側に段差がある段差片39となっている(図2、4参照)。段差片39は、取付片18および取付ボルト26よりも上方で本体部12に干渉しない範囲までに設けられている。したがって、この部分では、本体部12の下端が一部露出している。但し、露出部分はわずかであるので、防音機能に対する影響は少ない。
<分割箱体>
図4,5に示すように、防音ユニット30bは、直方体の箱形状を左右に2分割した対称形状の分割箱体32、34と、防音ユニット30bの上面を構成する蓋体36とに分割形成されている。
【0034】
分割箱体32、34の前後の側面には、貫通孔37に対応して、左右に分割された溝形状が形成されている。左右の溝形状が合わさって逆卵形の貫通孔37を構成する。
左右の分割箱体32,34は、底面にそれぞれ重ね合わせ片35を有する。重ね合わせ片35は、断面形状において、先端側ほど厚みが薄くなるテーパー形状を有する。但し、左右の重ね合わせ片35で、テーパー形状の傾斜辺が上下逆になっている。その結果、左右の分割箱体32,34を合体させると、左右の重ね合わせ片35の傾斜辺同士が上下に重なった状態で、接続ユニット10Bの下側に差し込まれる。その結果、左右の分割箱体32,34が位置決めされた状態で固定される。また、重ね合わせ片35、35の重ね合わせ個所には、騒音が漏れる隙間がなくなるので、防音機能が向上する。
【0035】
図5に示すように、左右の分割箱体32、34の前後の側面は、一方の側面は一定幅で内面側が切除された切除部33を有し、他方の側面は一定幅で外面側が切除された切除部33を有している。その結果、左右の分割箱体32、34を合体させると、両方の側面に有する切除部33、33が互いの切除面を当接させて噛み合わされるように嵌め込まれる。この切除部33、33も重ね合わせ片としての機能を発揮する。
合体された左右の分割箱体32、34の上面には、蓋体36が着脱自在に嵌め込まれる。蓋体36を取り外せば、排水ヘッダー10の点検口16および開閉蓋17が露出する。開閉蓋17を外せば、点検口16から排水ヘッダー10の内部を点検したり、詰まった異物を取り除いたりできる。
【0036】
<防音ユニット毎の相違構造>
閉塞端部用の接続ユニット10Aに取り付けられる閉塞端部用の防音ユニット30aは、基本構造は中間用防音ユニット30bと共通している。但し、排水ヘッダー10の端部に対応する側面には、貫通孔37は形成されていない。軸方向の長さは、中間用防音ユニット30bよりも長く設定されている。
排水流出側端部用の接続ユニット10Cに取り付けられる閉塞端部用の防音ユニット30cも、基本構造は中間用防音ユニット30bと共通している。但し、排水ヘッダー10の排水口部13に対応する側面に形成された貫通孔37cは、他の貫通孔37とは形成位置および外形が違っている。この防音ユニット30cも、軸方向の長さが、中間用防音ユニット30bよりも長く設定されている。
【0037】
〔防音施工〕
まず、前記した構造の排水ヘッダー10が、住宅の床下面などに設置される。排水ヘッダー10を構成する接続ユニット10A〜Cの選択や連結個数などは、予め設計された排水系統のレイアウトに合わせて決められている。通常は、工場などで組み上げられた排水ヘッダー10を、住宅などの建築現場に搬入して設置すればよい。建築現場で、必要な数の接続ユニット10A〜Cを連結して排水ヘッダー10を組み立てることも可能である。
排水ヘッダー10の設置は、排水ヘッダー10を所定位置に配置して、取付片18に通したボルト26を床下面に固定すればよい。床下面のコンクリート面に埋め込まれたボルトに、排水ヘッダー10の取付片18を挟み込み、ボルトの上からナットを締め付けて固定することもできる。取付片18を、床下面の取付溝や取付凹部に嵌め込むようにして取り付ける場合もある。
【0038】
排水ヘッダー10が固定された状態で、接続ユニット10A〜C毎に、防音ユニット10a〜cを取り付ける。防音ユニット10a〜cの寸法や形状、特に、貫通孔31、37の配置などは、排水ヘッダー10の設計に合わせて設定しておく。
図4、5に示すように、防音ユニット10a〜cの取り付け作業は、左右の分割箱体32、34を、排水ヘッダー10の左右外側から中央へと移動させて、接続ユニット10Bなどを挟み込むようにして覆う。左右の分割箱体32、34の重ね合わせ片35、35および切除部33、33を互いに重ね合わせて嵌め合わせる。重ね合わせ片35は、接続ユニット10A〜Cの本体部12の下面と設置面との間の隙間に差し込むようにし、左右の重ね合わせ片35の傾斜辺が本体部12の真下で重ね合わされて挟み込まれるようにする。接続ユニット10A〜Cの枝管接続部14および排水口部13は、防音ユニット10a〜cの貫通孔31、37に挿入配置される。
【0039】
左右の分割箱体32、34は、重ね合わせ片35による位置止定だけで固定されていてもよいが、より確実に固定して分解しないようにするには、重ね合わせ片35の傾斜辺や切除部33、33の当接面に接着剤を塗布しておいて、左右の分割箱体32、34を接着固定することが有効である。分割箱体32,34の対面個所に沿って粘着テープを貼ったり、接着剤を塗布しておいたり、ステープル金具を打ち付けたりして、接合することもできる。
次に、分割箱体32、34の上面に蓋体36を嵌め込む。これによって、接続ユニット10A〜Cのそれぞれが、底面、前後および左右の側面、さらには上面の6面全てを、防音ユニット30a〜cで囲まれた状態になる。防音ユニット30a〜cが隣接して取り付けられた個所では、隣接する防音ユニット30a〜cの防音面材が2重に存在する状態になり、より防音機能が高まる。
【0040】
蓋体36は、分割箱体32、34に接着固定することもできるが、必要に応じて取り外せるようにしておくことが望ましい。これは、接続ユニット10A〜Cの点検口16から、排水ヘッダー10の内部を点検したり内部に詰まった異物を取り出したりする作業を行い易くするためである。
蓋体36が、分割箱体32,34に嵌め込むだけの構造であれば、着脱が可能である。取り外し可能な粘着テープで固定しておくことも有効である。取り外し可能な金具で固定しておいてもよい。
排水ヘッダー10の各接続ユニット10A〜Cに防音ユニット30a〜cが取り付けられた後で、各枝管接続部14に排水枝管24を接続する。排水口部13には排水主管22が接続される。
【0041】
〔防音機能〕
このようにして防音施工が行われた排水ヘッダー10は、各排水枝管24からの排水流入によって発生する騒音が、各接続ユニット10A〜Cを囲む防音ユニット30a〜cによって、効率的に防音されて、外部に漏れることが防止できる。
特に、接続ユニット10A〜Cが、個々に、その上下前後左右の6面全てを防音ユニット30a〜cの防音面材で囲まれているので、個々の接続ユニット10A〜Cで発生した騒音を、その接続ユニット10A〜Cの個所で効果的に吸収したり減衰させたりすることができる。
【0042】
例えば、排水ヘッダー10の全体を一つの防音ボックスで囲んだ場合、防音ボックスの内部において、一つの接続ユニット10A〜Cで発生した騒音や振動が隣接する接続ユニット10A〜Cに伝搬して増幅されることがある。防音ボックスの内部空間で、騒音が反響して増幅されることもある。増幅された騒音のエネルギーを防音ボックスで吸収・減衰させようとすると、分厚い防音材を使用したり、高価な防音材を使用しなければならなくなる。
前記実施形態の構造では、一つの接続ユニット10A〜Cで発生した騒音が、隣接する接続ユニット10A〜Cにそのまま伝達されたり、排水ヘッダー10の全体に伝搬されたりして、反響したり共鳴したりすることが抑制される。個々の接続ユニット10A〜Cと、その外側を囲む防音ユニット30a〜cとの間の空間は狭いので、騒音のエネルギーが増幅されることも少ない。個々の接続ユニット10A〜Cで発生する騒音のエネルギーが小さければ、それぞれの防音ユニット30a〜cで確実に防音できる。分厚い防音材や高価な防音材を使用しなくても、実用的に十分な性能で防音機能を発揮させることができる。
【0043】
排水ヘッダー10の構成、すなわち、接続ユニット10A〜Cの連結個数は、住宅の施工条件などによって様々に変更される。その場合でも、防音ユニット30a〜cの組み合わせを変えるだけで容易に対応できる。通常は、中間用の防音ユニット30bの使用個数を増やしたり、端部用の防音ユニット30a、cの配置を変えたりするだけでよい。
また、排水枝管24の一部で構造や取付位置が変わる程度であれば、該当する個所の防音ユニット30a〜cを修正するだけで、それ以外の個所では共通する防音ユニット30a〜cをそのまま使用できる。建築施工中などにおける排水系統の設計変更にも簡単に対応できることになる。建築物の増築や改築で、排水ヘッダー10の構成を一部変更する場合も、一部の防音ユニット20a〜cだけを取り外して、その部分の接続ユニット10A〜Cだけを交換したり追加したりすることができる。
【0044】
〔底面のない防音ユニット〕
前記実施形態の防音ユニット30a〜cにおいて、左右の分割箱体32,34を一体形成し、それぞれの底面を無くした変更構造も採用できる。
この場合、防音ユニット30は、前後左右の4側面で構成された角筒部分と、角筒部分の上面に取り付けられる蓋体34とで構成されることになる。角筒部分と蓋体34とを一体形成しておけば、下面が開口する箱状の防音ユニット30が構成できる。
底面のない防音ユニット30は、設置済みの排水ヘッダー10に対して、それぞれの接続ユニット10A〜C毎に、上方から被せるだけで、取り付けることができる。但し、各接続ユニット10A〜Cの底面側については、防音ユニット30による防音機能は果たせないので、床構造の防音性を良好にしておくことが望ましい。
【0045】
【発明の効果】
本発明にかかる排水ヘッダー用防音装置および防音施工方法は、排水ヘッダーの接続ユニット毎に、接続ユニットを囲んで取り付けられる箱状の防音ユニットを備えていることにより、各接続ユニットに流入する排水によって発生する騒音を、効率的に防音することができる。排水ヘッダーにおける接続ユニットの配置構造の変更にも容易に対応できる。接続ユニットの配置構造が異なる排水ヘッダー毎に、防音装置の全体構造を設計変更する手間とコストが低減される。
その結果、住宅などの建築物において、排水ヘッダーの採用による排水系統の施工作業性の向上や施工コストの削減などの利点を損なうことなく、排水ヘッダーにおける騒音問題を解消して、排水ヘッダーの普及あるいは需要拡大に大きく貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を表す防音装置の施工状態を示す一部切欠正面図
【図2】一部切欠平面図
【図3】底面図
【図4】取付作業を説明する断面図
【図5】分割箱体の平面図
【図6】排水ヘッダーの平面図
【図7】正面図
【図8】排水流出口側からみた側面図
【符号の説明】
10 排水ヘッダー
10A〜C 接続ユニット
12 本体部
13 排水流出部
14 枝管接続口
16 点検口
18 取付片
22 排水主管
24 排水枝管
30a〜c 防音ユニット
31、37 貫通孔
32、34 分割箱体
33 切除部
35 重ね合わせ片

Claims (5)

  1. 排水枝管が接続される接続ユニットが複数個連結されてなり各排水枝管から流入する排水を合流させて排水主管へと排水する排水ヘッダーに用いられる防音装置であって、
    前記排水ヘッダーの前記接続ユニット毎に、接続ユニットを囲んで取り付けられる箱状の防音ユニットを備え、
    前記防音ユニットのうち、接続ユニットへの前記排水枝管の接続個所、接続ユニット同士の接続個所、および、接続ユニットと前記排水主管との接続個所には貫通部を有する
    排水ヘッダー用防音装置。
  2. 前記防音ユニットが、
    内面側に配置された吸音層と、吸音層の外面側に配置された遮音層と、遮音層の外面側に配置された表皮層とが積層された防音面材で構成されている
    請求項1に記載の排水ヘッダー用防音装置。
  3. 前記防音ユニットが、前記接続ユニットの連結方向と直交する左右方向に分割形成されていて上面が開口する一対の分割箱体と、左右の分割箱体を合体させた状態で上面の開口を塞ぐ蓋体とを有する
    請求項1または2に記載の排水ヘッダー用防音装置。
  4. 前記防音ユニットが、互いに連結される複数の接続ユニットのうち、中間部に配置される中間接続ユニットに取り付けられる中間防音ユニットと、端部に配置される端部接続ユニットに取り付けられる端部防音ユニットとを備える
    請求項1〜3の何れかに記載の排水ヘッダー用防音装置。
  5. 排水枝管が接続される接続ユニットが複数個連結されてなり、各排水枝管から流入する排水を合流させて排水主管へと排水する排水ヘッダーに防音施工を行う方法であって、
    請求項3〜4の何れかに記載の排水ヘッダー用防音装置を用い、
    設置面に取付固定された排水ヘッダーに対して、接続ユニット毎に、接続ユニットの左右側方から前記左右の分割箱体を被せ、左右の分割箱体を合体させる工程(a)と、
    前記左右の分割箱体の上面開口を前記蓋体で塞ぐ工程(b)と
    を含む排水ヘッダーの防音施工方法。
JP2002378344A 2002-12-26 2002-12-26 排水ヘッダー用防音装置および防音施工方法 Pending JP2004211287A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002378344A JP2004211287A (ja) 2002-12-26 2002-12-26 排水ヘッダー用防音装置および防音施工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002378344A JP2004211287A (ja) 2002-12-26 2002-12-26 排水ヘッダー用防音装置および防音施工方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004211287A true JP2004211287A (ja) 2004-07-29

Family

ID=32815251

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002378344A Pending JP2004211287A (ja) 2002-12-26 2002-12-26 排水ヘッダー用防音装置および防音施工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004211287A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012057763A (ja) * 2010-09-10 2012-03-22 Hayakawa Rubber Co Ltd 排水管用防音装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012057763A (ja) * 2010-09-10 2012-03-22 Hayakawa Rubber Co Ltd 排水管用防音装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6541212B2 (ja) 管継手構造、配管構造、建物
JP2008063756A (ja) 排水集合管
KR101005788B1 (ko) 내부에 공동구를 형성한 골판형 합성상판 시스템
JP2004211287A (ja) 排水ヘッダー用防音装置および防音施工方法
JP2018059271A (ja) 継手および配管構造
JP2005221076A (ja) エルボ部用遮音材
JP5281814B2 (ja) 基礎パッキン及び基礎パッキンの設置方法
JP2001263573A (ja) 配管用遮音材
KR200378864Y1 (ko) 소음저감장치
JP3589860B2 (ja) 免震建物用排水管施工法
JP2012052641A (ja) 配管用防音部材
JP2010236689A (ja) 流体管用遮音カバー
JP2010101481A (ja) 合成樹脂製遮音排水管並びに遮音排水管継手
JP3040304B2 (ja) 放射線防護用設備機器ボックス
JP2010126936A (ja) 通風性防音シート
JPS62185933A (ja) 排水用堅管装置
JP2006291547A (ja) 浮き床工法及び浮き床構造
JP2009215725A (ja) 鋼製桁用防音板およびそれを用いた防音構造体
JP3049195B2 (ja) 配管防音構造およびその施工方法
JP4330110B2 (ja) 防音断熱カバー
JP5406399B2 (ja) 遮音内装構造
JP2022050961A (ja) 遮音カバー及び配管構造、遮音カバーの施工方法
JP4771873B2 (ja) 防音シート体
JP2009221815A (ja) 建物の構造
KR20030019809A (ko) 차음재 및 이를 이용한 벽체와 데크플레이트의 접합부차음시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051007

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070725

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070807

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071204