JP2005221076A - エルボ部用遮音材 - Google Patents

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健 西村
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Abstract

【課題】 短時間で簡単に施工できる配管用遮音材を提供する。
【解決手段】 グラスウール、又はロックウールである無機繊維あるいはポリエチレン、又はポリウレタンである発泡系保温剤を材料を使って作られたエルボ部にフィットする形状に成形されたパイプカバー5と遮音シート4を貼り合わせて一体化され、且つ閉じる方向に弾性力を有して2つ割り形状になっているエルボ部用遮音材2を排水管1のエルボ部にフィットする形状に成型することにより、曲面を持つ配管のエルボ部に対して取付作業を容易にして作業時間を短くした。
【選択図】図1

Description

本発明は、ビルやマンションなどの配管における騒音を遮音する配管のエルボ用遮音材に関する。
従来、ビルやマンションなどの排水管における騒音を低減する方法としては、吸音材であるグラスウールを排水管に施工した上にシート状の遮音材を巻く方法が知られている。また、他の方法として、合成樹脂の吸音材と遮音シートを貼り合わせて一体化したシート状の遮音材を、排水管にフィットするように排水管の形に合わせて巻き付けてテープ等で止める方法が知られている。
また、住宅の床下や壁内に敷設された上下水道管の周りに被覆された住宅排水管に発泡樹脂製で半割れ形状をはめ合わせた単位体で、該単位体を長手方向に接合して連続体とし、各単位毎に両端をバンドで締め付け固定する技術も提案されている(特許文献1)。
更に、筒状に曲成し得る防音シートの内周面に軟質吸音シートを積層した排水管防音カバーにおいて、軟質吸音シートの幅方向の適所に長手方向に亘って切断用切り目をいれた排水管防音カバーも提案されている(特許文献2)。
また、シート状に連続したロックウールを充填した袋を遮音性を有する軟質シートの巻回方向に剥離自在に並設した排水管の防音カバーも提案されている(特許文献3)。
登録実用第3037740号公報 実開平04−119866号公報 実開平07−028295号公報
しかし、吸音材であるグラスウールを排水管に施工した後、更にシート状の遮音材を巻くのでは二度手間で施工に時間が掛かる。一方、吸音材と遮音シートを貼り合わせて一体化したシート状の遮音材を用いても、立体形状の排水管にフィットするように巻き付けるのは、作業性が悪く施工に時間が掛かり、特にエルボ部については非常に作業性が悪い。
また、特許文献1には、エルボ用部材は、コーナー用防音材として記載されているが、部材は2分割されていて扱い難く、特にエルボ部においては2つの部品を合体させるのに慣れを要する。
更に、特許文献2には、排水管の径が変わっても取り付けることができる排水管防音カバーについて記載されているが、成形品ではないので、取り扱いが面倒である。
また、特許文献3にはロックウールを充填した袋を遮音性を有する軟質シートの巻回方向に剥離自在に並設した排水管の防音カバーが記載されているが、エルボ部に巻き付ける際の成形方法などに関しての記載も示唆も無い。
本発明は、従来の技術が有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、短時間で簡単に施工できる配管用遮音材、特に短時間で取り付けられるエルボ部の部材を提供しようとするものである。
上記課題を解決すべく本発明は、排水管のエルボ部を包むように装着されるエルボ部用遮音材において、このエルボ部用遮音材は、遮音シートとエルボ部にフィットする形状に成形されたパイプカバーを貼り合わせてなり、且つ閉じる方向に弾性力を有する2つ割り形状としたものである。
エルボ部材用遮音材を2つ割り構造とすることで、部品は単体構成となり、作業時間が短くなると共に、2分割部品の場合のように片方を無くしたりすることがなくなる。
また本願発明においては、エルボ部材用遮音材を無機繊維又は発泡系保温材で形成するようにした。
更に、前記無機繊維はグラスウール、又はロックウールであり、前記発泡系保温剤はポリエチレン、又はポリウレタンであるようにした。
本発明のエルボ部材用遮音材は、部品構成を一体型部品とすることにより部品管理が楽になり、しかも閉じる方向に弾性力を有するので、部品装着が簡単で、しかも作業時間が短かくなる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。ここで、図1は本発明に係る配管用遮音材の施工状態の分解斜視図、図2は施工方法の説明図、図3は施工後の側面図、図4は図3のA−A線断面図である。
本発明に係る配管用遮音材は、図1に示すように、排水管1に装着するエルボ部用遮音材2と直管部用遮音材3とからなる。
エルボ部用遮音材2は、遮音シート4と排水管1のエルボ部にフィットする形状に成型されたグラスウール製のパイプカバー5を接着剤で貼り合わせてなる。直管部用遮音材3は、遮音シート6と排水管1の直管部にフィットする形状に成型されたグラスウール製のパイプカバー7を接着剤で貼り合わせてなる。
直管部用遮音材3の遮音シート6には、その巻きじまいに沿って両面テープ8が設けられている。なお、9は両面テープ8で遮音シート6の巻きじまいを固定した後に、その上から貼るジョイントテープ、10はエルボ部用遮音材2と直管部用遮音材3の突き合せ部、及び直管部用遮音材3と直管部用遮音材3の突き合せ部などに貼るジョイントテープである。
以上のように構成した本発明に係る配管用遮音材の施工方法について説明する。先ず、2つ割りになっているエルボ部用遮音材2を広げて排水管1のエルボ部を包むように装着する。ここで、エルボ部用遮音材2は、2つ割りになっているものの閉じる方向に適度な弾性力を有するためエルボ部から外れることなく、図2に示すように、排水管1のエルボ部に円滑に装着できる。
次いで、図2に示すように、直管部用遮音材3をその端部を先に装着したエルボ部用遮音材2に突き当てて隙間が生じないように排水管1の直管部に取り付け、両面テープ8で遮音シート6の巻きじまいを固定して装着する。
次いで、図3に示すように、両面テープ8で遮音シート6の巻きじまいを固定した後に、その上からジョイントテープ9を貼る。更に、エルボ部用遮音材2と直管部用遮音材3の突き合せ部、及び直管部用遮音材3と直管部用遮音材3の突き合せ部にジョイントテープ10を貼って施工は完成する。図4は排水管1の直管部に直管部用遮音材3を装着した状態の断面を示す。
なお、従来のシート状遮音材と本発明に係る配管用遮音材との施工時間を比較すると、100φの塩化ビニル管で直管部4m、90°エルボ2箇所に対する施工時間は、従来のシート状遮音材で約40分、本発明に係る配管用遮音材で約20分である。
吸音材としてのパイプカバー5,7は、グラスウールに限らず、例えばロックウールのような無機繊維、ポリエチレン、ポリウレタンなどの発泡系保温材で形成することができる。
また、吸音材の厚さは如何なる厚さにも対応可能であるが、施工スペースを考慮すると、10mm〜50mm、望ましくは10mm〜30mmがよい。
パイプカバー5,7と遮音シート4,6を貼り合わせる接着剤としては、溶剤系接着剤でなくてもよく、例えばホットメルトなどでもよい。
施工の対象となる配管は、塩化ビニル管、鋼管、鋳鉄管など如何なる配管でもよく、本発明に係る配管用遮音材は、直管部はもとより、エルボ部も90°、45°、ソケット、チーズ、Y管、フランジ付きなど如何なる配管の形状にも対応するように製造することができる。
通常における配管工事は複数箇所の作業であり、特に作業時間を要するエルボ部の遮音部材取付けにおいて作業時間短縮がなされ、かつ部品管理が楽になることにより、特に大型ビルなどの大規模な建設現場における工期短縮に貢献することが期待される。
本発明に係る配管用遮音材の施工状態の分解斜視図 施工方法の説明図 施工後の側面図 図3のA−A線断面図
符号の説明
1…排水管、2…エルボ部用遮音材、3…直管部用遮音材、4,6…遮音シート、5,7…パイプカバー、8…両面テープ、9,10…ジョイントテープ。

Claims (3)

  1. 排水管のエルボ部を包むように装着されるエルボ部用遮音材であって、このエルボ部用遮音材は、遮音シートとエルボ部にフィットする形状に成形されたパイプカバーを貼り合わせてなり、且つ閉じる方向に弾性力を有する2つ割り形状になっていることを特徴とするエルボ部用遮音材。
  2. 請求項1に記載のエルボ部用遮音材において、前記パイプカバーが無機繊維又は発泡系保温材で形成したことを特徴とするエルボ部用遮音材。
  3. 請求項2に記載のエルボ部用遮音材において、前記無機繊維がグラスウール、又はロックウールであり、前記発泡系保温剤がポリエチレン、又はポリウレタンであることを特徴とするエルボ部用遮音材。
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