JP3656019B2 - 配管防音構造の建築方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、配管内を物体が通過する際に発生する音を防止し、配管の振動を防止する事により、配管騒音を防止する配管防音材と、当該配管防音材を誰でも容易に施工でき、しかも誰が施工しても同じ施工が出来る防音施工方法に関するものである。本発明は、配管内を気体、固体、液体が通過する配管には、広汎に利用出来る。具体的には、送風ダクト、工場の粉体、粒体等の搬送装置、集合住宅におけるゴミのシューター、戸建、事務所、集合住宅に於ける排水、給水、給湯配管等に好適に使用出来る。特に、配管を物体が通過する場合、音源が配管に密接した場合等、音が配管を透過したり、配管が曲折部等で振動する場合の様に音や振動を防止する必要のある所に広く用いると、効果が高いものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、配管の音や振動に対する対策としては、配管自体を重くする方法があった。これには、鉄製や鋳鉄製の配管を使用する方法や、セメントを管の外周につける方法が知られている。この方法によると、配管内の音の透過損失は増す。しかし、配管は曲折部を伴うのが通常であり、曲折部では、流れ方向が強制的に変えられる為、必然的に通過する物体により曲折部が大きく振動させられ、即ち配管自体が振動する。つまり、配管それ自体が発音源となるため、配管の重量を増加させても、音の発生を防止することは出来なかった。
【0003】
又、空気ダクト等では、アクティブノイズコントロールという方法によって、配管内で発生した音を瞬時に判断し、音と逆位相の音をスピーカーから発して、音を減衰させている。しかし、この方法は高コストであり、配管の径が大きくないと高周波の音に対応出来ない。特に、配管本体が音源となる場合は、配管それ自体の振動を抑制できないので、効果が得られない。又、固体や液体に対しては使用出来ない等の問題点があった。
【0004】
又、配管の周囲に、吸音材、遮音材、制振材、防振材を巻き付けたり、貼りつける事が行われている。この方法は、配管内の音や配管本体の振動を防止する上では非常に効果があるために、本発明者は、特平1−1175号明細書において、配管に対して貼付け可能なタイプの配管防音材を提案した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この配管防音材およびその施工方法は、配管それ自体の振動を著しく減衰させるという点で極めて優れたものであった。しかし、本発明者が、更に検討を進めたところ、新たに施工上の観点から、次の問題点があることが判明してきた。即ち、シート状物や異型部専用部材の貼り付けタイプを施工する際には、まず、直管部、エルボー部、分岐部等の各配管の全体を取り付け、次いで各配管の外周面に沿って配管防音材を取り付ける必要があった。これは、従来知られているいずれの配管防音材においても同様である。
【0006】
しかし、実際の建築現場においては、配管業者と貼付業者とが別のケースも多い。配管を取り付け終わった後には、パイプスペースや、天井と上階の床下スペースという狭い現場で配管防音材を取り付ける施工を行う必要がある。しかもこの現場には、配管構造以外の配線等も施工されているので、配管防音材の取り付け作業に必要な空間を確保することは困難である。
【0007】
この結果、配管の全体にわたって配管防音材を施工する事が出来ないケースや、配管防音材の施工箇所に作業者の手が届きにくい場合が多く、更にジョイントテープの張り忘れも発生しうる。
【0008】
本発明の課題は、配管への配管防音材の施工、取り付けを容易とし、配管防音材の施工に必要な空間を確保できるようにし、また、誰が施工しても、短時間で優れた仕上がりが得られるようにすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、配管と配管防音材とからなる配管防音構造の建築方法であり、配管の外周に配管防音材を施工する方法であって、前記配管防音材が、遮音材、防振材、制振材、吸音材の中から少なくとも遮音材又は吸音材を含むように選ばれた材質からなる層を少なくとも2層以上組合せてなる、偏平形状に変形可能な筒状物からなり、前記筒状物が、シート状の原反の両端を接合することで製造されており、前記配管防音材中に前記配管の直管部を挿入したときに前記直管部の外周に前記配管防音材を密に接触させうるような外径寸法を有しており、前記直管部の外径と前記配管防音材の内径との差が20mm以下であり、かつ前記配管防音材中に前記直管部を挿入したときに前記配管防音材の内周面が前記直管部の外周に対して接着せずに移動可能であり、
前記直管部を挿入したときに復元するように偏平形状に変形させた前記配管防音材を準備し、前記偏平形状の配管防音材の内側に前記直管部を挿入し、前記偏平形状の配管防音材を復元させ、この配管防音材を前記直管部の外周面上で管軸方向へと向かって移動させ、前記配管防音材を前記直管部の所定位置で停止させ、前記配管防音材を前記直管部に取 り付け、次いで前記配管を前記配管用の枠に取り付けることを特徴とする、配管防音構造の建築方法に係るものである。
【0010】
本発明にかかる配管の外周に施工するための配管防音材は、遮音材、防振材、制振材、吸音材の中から選ばれた材質からなる層を少なくとも2層以上組合せてなる筒状物からなり、筒状物が偏平形状に変形可能な材質からなり、筒状物中に配管を挿入したときに配管の外周に筒状物を密に接触させうるような外径寸法を有しており、かつ筒状物中に配管を挿入したときに筒状物の内周面が配管の外周に対して接着せずに移動可能である。
【0011】
本発明者は、種々の試行錯誤の結果、遮音材、防振材、制振材、吸音材の中から選ばれた材質からなる層を少なくとも2層以上組合せてなる筒状物からなる配管防音材を予め作製し、この筒状物を偏平形状に変形可能な材質とし、筒状物中に配管を挿入したときに配管の外周に筒状物を密に接触させうるような外径寸法を付与し、筒状物中に配管を挿入したときに筒状物の内周面が配管の外周に対して接着せずに移動しうるようにした。この配管防音材を配管の直管部用として用い、即ち、直管部を配管防音材の中に挿入し、直管部の周囲に沿って筒状物を管軸方向にすべらせて所定位置で止めることによって、配管を枠に対して取り付ける前に直管部への配管防音材の取り付けを終了させることを想到した。
【0012】
この結果、配管防音材の取り付け作業は極めて容易になり、配管の全体にわたって配管防音材を施工することが容易になり、ジョイントテープの張り忘れもなくなり、誰が施工しても、短時間で優れた仕上がりが得られるようになった。
【0013】
ここで、筒状物中に配管を挿入したときに配管の外周に筒状物を密に接触させうるような外径寸法を付与するためには、配管の外径と筒状物の内径との差を20mm以下とし、10mm以下とすることが好ましい。
【0014】
更に、本発明者は、配管の異型部に、この異型部の形状に沿った形状の異型部材を取り付け、配管の直管部に配管防音材を取り付け、直管部と前記異型部との合わせ目をジョイントテープで止めることを想到した。この結果、配管の直管部と異型部との全体を枠に対して取り付ける前に、異型部を含んだ配管の全体にわたって極めて容易に配管防音材を施工できるようになった。
【0015】
配管の異型部用の部材は、(イ)異型管材に予め取り付けておくことができ、または、(ロ)異型管にピッタリ密接する様に2つ割り又は1カ所に背割りした異型部材を使用し、これを異型部に対して現場ではめ合わせることができる。
【0016】
【発明の実施形態】
以下、筒状の配管防音材、異型部用の配管防音材の構成材料について説明し、次に施工方法について説明する。
【0017】
遮音材、防振材、制振材、吸音材の中から選ばれた少なくとも2層以上を組合せて、筒状物を製造する。筒状物は、これを押し潰すような方向に、偏平に変形させうるようにする。つまり、本発明の配管防音材の構成材料は、容易に折り曲げることができ、直管部を挿入したときに復元する事が条件である。これによって、筒状物を輸送したり、保管したりするときに、輸送や保管に必要なスペースを減らすことができる。
【0018】
配管防音材の内側は、直管部の外周面と密接しながらも、直管部の管軸方向へと向かって移動可能でなければならない。このためには、配管防音材の内側部を構成する各層の材質は、配管に対して接着、粘着することがなく、かつ動摩擦の少ない材質である必要がある。こうした材質としては、不織布、フェルト、織布、ニードルパンチカーペット、植毛ゴム、植毛プラスチック等の繊維、独立気泡体、連続気泡体、二枚のフィルムを用いて独立気泡構造部の凸部とフィルムのみの凹部を交互に有する物、網目状物、表面凹凸状のゴム;プラスチック;発泡体,片ダンボール状断面波型のゴム;プラスチック,ストロー状物を管外周に設けたものが好ましい。
【0019】
本発明で好適な遮音材としては、ゴムシート、プラスチックシート、金属シート(復元性を考えると出来るだけ薄いもの)で、ゴムシートやプラスチックシートと積層する方が良い。
【0020】
防振材としては、独立気泡シートや表面凹凸状シートが好適である。
制振材としては粘弾性体が挙げられ、出来るだけ剛性の異なる材質と積層すると拘束効果が生じる為好ましい。また、前記独立気泡シートや後述の吸音材も他種材料と積層して使用する事により制振効果が得られる。特に吸音材はやや圧縮して管と密接する様に使用した方が効果が得られる。これは異型部の様に管内の流れが変わる部位より直管部の方が効果が高い。異型部は粘着剤や、粘弾性体で一層強固に密着させる方が振動レベルを低下させる上で有効である。吸音としては、不織布、フェルト等の繊維系のもの、連続気泡構造を有する発泡体が良好である。
【0021】
又、本発明の筒状体を製造する際には、シート状の原反の両端を接合するが、この際には継ぎ目の隙間の大きさを少なくすることが好ましい。この場合には、特に、筒状物を構成する各層のうち、最も内側の層の末端面が一か所で突き合せされて接合されており、最も外側の層が、最も内側の層が接合されている位置とは別の位置で重ね合わされ、かつ接合されていることが好ましい。これによって、特に防音性能が向上する。
【0022】
特に、配管防音材が、架橋粘弾性体、発泡体、または独立気泡体を備えた制振層を備えている場合には、前記した最も内側の層と共に、架橋粘弾性体、発泡体、または独立気泡体を備えた制振層を重ね合わせると、配管防音材の全体の厚さが非常に大きくなる上、この重ね合わせた部分で剥離が生じやすくなる。しかし、最も内側の層の末端面を一か所で突き合せて接合するときに、架橋粘弾性体、発泡体、または独立気泡体を備えた制振層をも同時に突き合わせて接合するようにすると、これらの層が重ね合わされないので、剥離等の問題が生じにくくなる。
【0023】
ただし、この場合には各層の接合部分に隙間が生じやすくなり、これが音の漏れの原因となりうる。しかし、最も外側の層を、最も内側の層が接合されている位置とは別の位置で重ね合わせ、接合するようにすると、前記した隙間に起因する漏れも防止されるので、特に好ましい。
【0024】
また、施工面を考慮すると、配管防音材はハサミやカッターナイフ等で容易に切れる事が必要である。従って、特に金属シートを使用する場合には、厚さ0.5mm以下であることが好ましく、かつ鉛、銅、アルミニウムを使用することが最も適している。また、金属層を設ける場合には、金属層をできる限り配管防音材の外周側に設けることによって、筒状物に管を挿入するときに、金属の座屈が生じにくくなり、配管を挿入しやすくなる。
【0025】
また、異型部材は、予じめ管に貼付けておくことが、施工性、防音性能面で最も好ましい。配管の異型部と異型部材とは一体にセットし、梱包することが、最も好ましい。従って、異型部材をより早く施工する為には、予じめ一体成型品で1か所に背割りをするか、二ツ割りにして取り付け作業を容易にする事が望ましい。
【0026】
施工方法については、配管を配管防音材へと挿入し、配管防音材を管軸方向に移動させ、配管用継手の差し込み代を残して配管防音材の位置合わせを行う。直管部に複数の配管防音材を取り付けた場合には、隣り合う配管防音材の間にジョイントテープを貼付け、配管防音材の間に隙間が生じない様にする必要がある。また、配管防音材と異型部材との間にも、同様にジョイントテープを貼付け、処理する必要がある。
【0027】
異型部材は、予じめ配管に貼付けてある場合は、そのまま通常の異型管と同じ処理で良い。異型部材に1か所背割れを設けた場合や、異型部材を二ツ割にした場合は、異型部材を予じめ異型部に取り付けて配管すると、一層施工し易くなる。
【0028】
配管の防音工事も、他の防音工事と同様に、管と建物の壁、床、天井柱、梁等の躯体に接触させないことと、隙間を作らないこととの2点を守って、施工すれば良い。
【0029】
【実施例】
以下、更に詳細な実験結果について述べる。
(実施例1)
図1は、実施例1に用いた配管防音材を製造するためのシートの横断面の構成を示す断面図である。上から見て、順次に、不織布1、フィルム2、2枚のフィルム3によって形成された、凹凸状シートの上に架橋弾性体5と独立気泡体4とを交互に設けた制振シート40を備えている。また、制振シート40の下側の表面に対して、粘着層6の付いた非加硫ブチルゴムシート7が、一部重ね合わされている。
【0030】
制振層40を製造する際には、2枚のフィルム3を使用して、独立気泡体の凸部4を、2枚のフィルム3を融着一体化させて形成させた。凹部を同一平面上に交互に有するシート上に、水酸基末端液状ポリブタジエンゴムとイソシアネートとからなる架橋粘弾性体を塗布し、前記凹部内に架橋粘弾性体を設け、厚さ4mmのシートを作製した。このシートを制振層40として使用した。厚さ20μmのポリエステルフィルム2付きの厚さ2mmの不織布1を、不織布1のポリエステルフィルム2側の面が、制振層40の架橋粘弾性体に接するように、制振層40と張り合わせた。これによって、厚さ6mmの不織布付き制振シートを得た。架橋を完了させた後、このシートを切断し、幅320mm×長さ1000mmのシートを得た。次に、厚さ2mmの粘着層6付きの非加硫ブチルゴムシート7を切断し、幅380mm、長さ1000mmの寸法のシートを得た。非加硫ブチルゴムシート7の粘着層6側の表面に、凹凸架橋粘弾性体を形成した前記シートのフィルム面側を、幅が100mmとなるように貼付け、不織布1を上にした。この状態のシートを図1に示す。
【0031】
次に、図2に示すように、不織布1の上に、硬質塩化ビニルパイプ75A(以下、「VU管」という)8を置き、図1に示すシートの全体を、VU管8を回転させることによってVU管8に対して巻き付けた。VU管8を抜き取り、筒状の長さ1mの直管部用の配管防音材35を作製した。この配管防音材35を、図3に示すように折り曲げ、2つ折りにした。
【0032】
次いで、この配管防音材35の中に、図2に示すように、配管の直管部8を挿入し、両者を密着させることによって、配管防音構造を形成した。直管部8の外周に不織布1が設けられ、その外周に制振シート40が配設され、制振シート40は突き合わせ部9で突き合わされている。制振シート40の外周に、粘着層6付きの非加硫ブチルゴムシート7が設けられており、これが、突き合わせ部9から離れた所で重ねあわされている。この重ね合わせ部10の作用によって、音漏れのしにくい構造となっている。
【0033】
次に、異型部材として、図4に示す横断面を有するシートを使用した。即ち、離型紙12の上に非加硫ブチルゴム粘弾性体シート(厚さ1mm)11が設けられており、この上に厚さ2mmのフィルム2付き不織布1が設けられており、この上に、厚さ4mmの制振層40が設けられている。この制振層40は、独立気泡体4と架橋粘弾性体5とを備えており、2枚のフィルム3で作られており、独立気泡体4と架橋粘弾性体5とを凹凸シート上に交互に有している。この上に、粘着層6付き非加硫ブチルゴムシート7が積層されている。このシートを、異型部用に、図5に示すような形に打抜き、異型部材38を作製した。この異型部材38から離型紙12を除去し、VU管の90°エルボー部に対して貼り付けた。この異型部材の継ぎ目を、厚さ1mmの非加硫ブチルゴムからなるジョイントテープで塞いだ。
【0034】
前記配管防音材および異型部材を、それぞれ対応する直管部および異型部に対して取り付け、この取り付けと同時に、各直管部および異型部を図11および図12に示すような構造となるように施工した。図11に示す左右の配管のうちの一方を施工し、所要時間を測定し、表1に示した。
【0035】
ここで、筒状の直管部用の配管防音材の施工端部、直管部用の配管防音材の間および異型部の継ぎ目にはジョイントテープを張り、各継ぎ目の処理をすべて行った。
【0036】
VU管75Aは、4m/本の主管から切り出した。筒状の直管部用の配管防音材は、1m/本から切り出し、配管の寸法に合わせて、カッターナイフで二つ折りのままの状態で切断した。
【0037】
図11は、試験室の配管状況を示す図である。配管は左右対称であり、各々の上端にはトイレが設置されている。天井部は、天井取付け枠24が設けられている。片側の配管においては、直管部25の総延長の長さが4.5mであり、エルボー部26は4ケ所にあり、支持バンド27によって4ケ所で取り付けられている。
【0038】
図12は、図11の試験室の断面構造を示すものである。トイレ及びロータンク28から排水され、流下する排水の配管径路を示している。受音室29のマイク30から測定室31に接続した精密騒音計32、周波数分析器33により音の大きさを測定できる。図12に示すトイレのロータンクから8リットル排水し、排水配管内を流れ下る音を測定し、表1に示した。
【0039】
(実施例2)
図6に示す様に、厚さ2mm×幅320mm×長さ1000mmの不織布1、厚さ3mm×幅330×厚さ1000mmの粘着層付きポリエチレン連続気泡シート13、0.3mm厚×350mm幅×1000mm長さの粘着層付き鉛シート14、0.5mm厚の非加硫ブチル粘弾性体11付きの厚さ0.3mm、幅380mm×長さ1000mmのアルミニウムシート15を積層し、積層シート37を得た。このとき、不織布1、シート13、14、15は、各々50mmずつずらして貼った。不織布1面を上にして、この積層シートの上にVU管75Aを置き、VU管75Aを回転させながら、積層シートを巻き付けて貼った。次に、VU管75Aを抜き取り、筒状の長さ1mの直管部用の配管防音材を作り、二ツ折りにした。
【0040】
このように、各層1、13、14、15の突き合わせ部が、管側から直管外周の層でカバーされ、内外周差が少ない為、隙間ができにくく、それに伴って音漏れがしにくい構成となる。このために、各層1、13、14、15を、段状に少しずつずらしている。
【0041】
図7は実施例2で用いた異型部材を示す。異型部材として、上記の実施例2に係る筒状の直管部用の配管防音材と同じ断面構成を有している積層シート37を、図5に示す平面的形状となるように、打ち抜き加工した。VU管90°エルボ75Aに沿わせて、この異型部材を設置し、異型部材の継ぎ目をジョイントテープで貼り、図7に示すように、異型部材の内隅部を管軸方向に切断し、VU管90°エルボ75Aを取り出し、16の位置で1ヵ所背割りした異型部材42を得た。
【0042】
実施例1と同様にして、図11及び12に示す様に、配管防音材と異型部材との両方の施工を同時に行い、一方の配管を完了した。施工所要時間を表1に示した。また、施工した配管に、トイレロータンクから8リットルの排水を行い、排水配管内を流下する音を測定し、表1に示した。
【0043】
(実施例3)
図8は、直管部用の配管防音材39を2つ折りにした状態を示すものである。厚さ3mmのニードルパンチカーペット17と、架橋発泡体シート18との積層シートを製造した。基材を割布とした。架橋発泡体シート18としては、水酸基末端液状ポリブタジエンとイソシアネートとの架橋発泡体シートを使用した。シート18の寸法は、厚さ5mm×幅320mm×長さ1000mmであった。この積層シートに2カ所で折り込み部19を設け、かつ隙間があかない様に突き合わせ部9を形成した。次いで、この突き合せ面に、厚さ3mm×幅380mm×長さ1000mmの粘着層付きの非加硫ブチルゴムシート7の粘着面を押しつけ、更に反対面に折り返して外周を巻き付けた。これを直管部用の配管防音材とした。
【0044】
次に、実施例3の前記配管防音材と同一の断面構成を有する積層シートから、図5に示すような平面形状となるように打ち抜いた。このシートを、VU管90°エルボー75Aの周囲に沿わせ、ジョイントテープで巻き付け、エルボー外側を背割りした。次いで、VU管90°エルボー75Aをシートから取り除き、異型部材を得た。
【0045】
図10は、実施例3の異型部材50のエルボー部の外周を割った例である。施工時には、この背割り部16を左右に開いて、VU管90゜エルボーに沿わせて隙間なく背割り部16にジョイントテープを貼って取付け、直管部用の配管防音材との取り合い部分にもジョイントテープを貼った。
【0046】
実施例1,2と同様に直管部用の配管防音材と異型部材とを施工した。90°エルボー部は、配管取付時に取り付けた。施工所要時間を測定し、表1に示した。又、上階のトイレロータンクから8リットルの排水を流下させ、排水音を測定し、表1に示した。
【0047】
(実施例4)
図9は、実施例4の筒状の直管用の配管防音材45を、VU管75Aの外周に設けた例である。VU管8の外周に、厚さ2mmのポリエチレン独立気泡発泡体20を積層し、この外周に、厚さ1mmの軟質塩化ビニルシート21を積層し、この外周に、厚さ3mmのフェルト22を積層した。この積層シートをVU管75Aの外周に巻き付けた。内周の層と外周の層との間の長さの差に起因して発生する隙間に、連泡ポリエチレン発泡体23を充填し、その外周に、接着層付きの厚さ2mmの非加硫ブチルゴムシート7を設けた。最外周の非加硫ブチルゴムシート7の重ね合わせ部10を、内外周の差によって生じた隙間から離れた位置に設けた。
【0048】
次に、異型部材を作製した。異型部材の断面構成は、厚さ1mmの非加硫ブチルゴム粘弾性体シート、厚さ4mmのフィルム付き不織布、厚さ4mmの凹凸架橋粘弾性体シート、厚さ2mmの非加硫ブチルゴムシートを積層したシートを使用した。この積層シートを、図5に示す形に打ち抜き、VU管90°エルボー75Aに非加硫ブチルゴム粘弾性体面を貼りつけ、ジョイントテープで、貼り合せ部の隙間が生じないように貼付けた。
【0049】
前記の筒状の直管部用の配管防音材と、異型部材を使用して、実施例1と同様に施工した。所要時間を表1に示すと共に、排水音の測定結果を表1に示した。
【0050】
(比較例1)
厚さ4mmの粘着層付きの凹凸架橋粘弾性体制振シート(実施例1と同一のもの)、厚さ2mmの不織布、厚さ2mmの非加硫ブチルゴムシートの積層シートを作製した。この積層シートの寸法は、8mm厚×400mm幅×1000mmとした。これを直管部用の配管防音材として使用した。エルボー部材は、図5に示すものを、直管部用の積層シートと同じシートから打ち抜いて使用した。
【0051】
施工時には、まず配管の取付を終了した後、配管に上記防音部材を貼り付け、配管取付開始からの所要時間を測定し、表1に示した。又、施工後の配管に、上階のトイレロータンクから8リットルの水を流下させ、排水音を測定し、表1に示した。
【0052】
(比較例2)
厚さ20mmのグラスウールからなる幅900mmの長尺の巻物と、厚さ1.2mmの塩化ビニル製の遮音シートからなる幅910mmの長尺の巻物を用意した。配管を取付けた後、この積層体を配管に巻き付けた。施工時間を測定し、表1に示した。施工後の配管に対して、上階のトイレロータンクから、8リットルの水を流下させ、排水音を測定し、表1に示した。
【0053】
(比較例3)
塩化ビニルVU管75Aを配管し、配管に要した時間を測定し、表1に示した。この配管を取り付けた後、防音処理をしない状態で、上階のトイレロータンクから8リットルの水を流下させ、排水音を測定し、表1に示した。
【0054】
【表1】
Figure 0003656019
【0055】
以下、実施例及び比較例の試験結果をもとに、本発明の効果を述べる。
実施例1においては、騒音レベルは34dB(A)となり、騒音等級でN−30となった。
【0056】
これは天井、パイプシャフト等の無い状態での結果であり、非常に良好な結果である。又、施工時間も、直管部は筒状であって、二ツ折りが容易に出来る為、寸法合せによる切断も容易であり、直管を挿入して管軸方向へ移動させてセットし、継ぎ目をジョイントテープで貼るだけであり、比較例3の配管単体の工事と比べても10分しか違っていない。特にエルボー部は、予め貼った部材としている為、通常のVU管と全く同じ作業であった。
【0057】
実施例2は、音性能は騒音レベルは37dB(A)であり、騒音等級でN−35であり、良好であった。作業性は、実施例1と比べるとエルボー部への取付及び直管部の切断にやや時間を要したものの、防音工事と配管工事がほぼ20分で同程度で行える事を示している。又、従来使用されている比較例1,2と比べても良好である。
【0058】
実施例3は、音性能は騒音レベルで38dB(A)であり、騒音等級N−35であり、良好である。作業性は、実施例1と実施例2との中間となり、これも比較例1,2と比べて良好であった。
【0059】
実施例4は、音性能は騒音レベルで35dB(A)であり、騒音等級でN−30であり、良好であった。作業性も、予めエルボー部をVU管98エルボーに貼ったものである為、非常に早く作業が出来た。
【0060】
比較例1は、配管スペースに天井枠等が存在する場合は、若干作業に時間がかかった。音性能面では、騒音レベルは38dB(A)であり、騒音等級はN−35であり、良好であった。
【0061】
比較例2は、現在市販され、比較的多量に使用されているものである。
これは長尺の巻物で供給される為、どの様な管径にも適用出来るメリットはあるが、巻物から一定寸法を切り出す手間と、グラスウールを1回巻いて、更にその上から塩化ビニルシートを巻く為に、施工に非常に長い時間を要する。又、エルボーは決まった施工方法もなく、専用部材である為、特に時間を要した。
【0062】
音性能面では、騒音レベルが45dB(A)、騒音等級がN−40であり、パイプシャフトや天井を設けても、充分な効果とは言えない。
【0063】
比較例3は、戸建住宅等では非常に多用されている塩化ビニルVU管を使用し、実施例と比較するための一つの指標とした。音性能面では、騒音レベルが51dB(A)であり、騒音等級がN−45である。音クレームが多発するレベルと言える。
【0064】
【発明の効果】
以上の如く、本発明によって、施工性が非常に良くなると共に、防音性能も良好であった。
【0065】
又、予期しなかったメリットとして、例えば比較例1と比べると、長手方向は最外周部材のみの重ね合せですむ為、重ね合せ部分の材料が要らないため、コストが下がるだけでなく、見た目にもすっきりした形になった。又、使用材料が少なくなった分だけ重量も軽くなり、より作業性が向上した。
【0066】
本発明は、排水管のみならず、空調ダクト、空気輸送配管等への適用も出来る為、工業上利用価値は大である。特に、従来、管外周に次々と順次に配管防音材をはめていき、配管防音材を管軸方向に移動させて防音層を形成させていく方法は知られていなかった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1に係る直管部用の配管防音材を作製するための積層シートを示す断面図である。
【図2】 図1の積層シートを直管部8上に取り付けた状態を示す断面図である。
【図3】 図2の配管防音材35を2つ折りにしている状態を示す断面図である。
【図4】 図3の配管防音材35の断面の構成を拡大して示す断面図である。
【図5】 エルボー部に取り付けるための異型部材38の平面的形状を示す平面図である。
【図6】 実施例2に係る直管部用の配管防音材を作製するための積層シート37を示す断面図である。
【図7】 実施例2で用いた異型部材42を示す斜視図である。
【図8】 実施例3で用いた直管部用の配管防音材39を2つ折りにしている状態を示す断面図である。
【図9】 実施例4の筒状の直管用の配管防音材を、VU管8の外周に設けた例を示す断面図である。
【図10】 図10は、実施例3の異型部材50のエルボー部の外周を割った例である。
【図11】 試験室の配管状況を示す図である。
【図12】 試験室の配置を示す模式図である。
【符号の説明】
1 不織布
2 フィルム
3 凹凸シートのフィルム
4 独立気泡体
5 架橋粘弾性体
6 粘着層
7 非加硫ブチルゴムシート
8 VU管、直管部
9 突き合わせ部
10 重ね合わせ部
11 非加硫ブチルゴム粘弾性体
12 離型紙
13 粘着層付ポリエチレン連続気泡シート
14 粘着層付鉛シート
15 アルミニウムシート
16 背割り
17 ニードルパンチカーペット
18 架橋発泡体
19 折り込み部
20 ポリエチレン独立気泡発泡体
21 軟質塩ビシート
22 フェルト
23 連続気泡ポリエチレン発泡体
24 天井取付枠
25 配管直管部
26 エルボー部
27 支持バンド
28 トイレ及びロータンク
29 受音室
30 マイク
31 測定室
32 精密騒音計
33 周波数分析器
35、39、45 直管部用の配管防音材
40 制振層

Claims (4)

  1. 配管と配管防音材とからなる配管防音構造の建築方法であり、配管の外周に配管防音材を施工する方法であって、
    配管防音材が、遮音材、防振材、制振材、吸音材の中から少なくとも遮音材又は吸音材を含むように選ばれた材質からなる層を少なくとも2層以上組合せてなる、偏平形状に変形可能な筒状物からなり、前記筒状物が、シート状の原反の両端を接合することで製造されており、前記配管防音材中に前記配管の直管部を挿入したときに前記直管部の外周に前記配管防音材を密に接触させうるような外径寸法を有しており、前記直管部の外径と前記配管防音材の内径との差が20mm以下であり、かつ前記配管防音材中に前記直管部を挿入したときに前記配管防音材の内周面が前記直管部の外周に対して接着せずに移動可能であり、
    前記直管部を挿入したときに復元するように偏平形状に変形させた前記配管防音材を準備し、前記偏平形状の配管防音材の内側に前記直管部を挿入し、前記偏平形状の配管防音材を復元させ、この配管防音材を前記直管部の外周面上で管軸方向へと向かって移動させ、前記配管防音材を前記直管部の所定位置で停止させ、前記配管防音材を前記直管部に取り付け、次いで前記配管を前記配管用の枠に取り付けることを特徴とする、配管防音構造の建築方法。
  2. 前記配管が前記直管部に加えて異型部を備えており、前記異型部がこの異型部の形状に沿った形状と防音作用とを有する異型部材を予め取り付けられており、前記直管部と前記異型部とを前記枠に対して取り付け、前記配管防音材と前記異型部材との合わせ目をジョイントテープで止めることを特徴とする、請求項1記載の方法。
  3. 前記配管防音材のうち前記配管に接する内側層が、独立気泡構造部の凸部とフィルムのみの凹部とが交互に設けられた積層フィルムからなることを特徴とする、請求項1または2記載の方法。
  4. 前記配管防音材が、前記配管に接する内側層と、架橋粘弾性体、発泡体、または独立気泡体を含む制振層とを備えており、前記内側層の一対の末端面が突き合わされて接合されており、かつ前記制振層の一対の末端面が突き合わされて接合されていることを特徴とする、請求項1−3のいずれか一つの請求項に記載の方法。
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