JP2004210480A - 紙葉類の処理装置における排出機構 - Google Patents

紙葉類の処理装置における排出機構 Download PDF

Info

Publication number
JP2004210480A
JP2004210480A JP2002382334A JP2002382334A JP2004210480A JP 2004210480 A JP2004210480 A JP 2004210480A JP 2002382334 A JP2002382334 A JP 2002382334A JP 2002382334 A JP2002382334 A JP 2002382334A JP 2004210480 A JP2004210480 A JP 2004210480A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide plate
guide
paper sheet
knob
slider
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002382334A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3685782B2 (ja
Inventor
Atsuyasu Imai
淳容 今井
Akira Kagaya
暁 加賀谷
Tsunemasa Suzuki
常正 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOOA GIKEN KK
Original Assignee
KOOA GIKEN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KOOA GIKEN KK filed Critical KOOA GIKEN KK
Priority to JP2002382334A priority Critical patent/JP3685782B2/ja
Publication of JP2004210480A publication Critical patent/JP2004210480A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3685782B2 publication Critical patent/JP3685782B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

【課題】オペレータが操作側から紙詰まり状態の紙葉の除去作業をすることができるように、ガイド板が単体でフィードローラから遠ざかる方向に移動し、詰まった紙葉を搬送手段の搬出方向に取り出せる紙葉類の処理装置における排出機構を提供すること。
【解決手段】フィードローラ1と、円弧状の案内部を有するガイド板4とからなる搬送手段Dのガイド板4は、その下端部が本体ケーシングAの内部フレーム6に揺動自在に軸支され、裏面所要位置で該フレーム6の案内部に摺動自在に案内される摺動子17の揺動案内溝18に案内され、摺動子17には下方への弾発力が付勢されるとともに、その降下端が前記揺動案内溝18の上端で位置決めされ、その上部で上面側へ突設される案内部19がガイド板4の裏面に接離自在に当接され、下部で上面側へ突設されるノブ20が、ガイド板4を貫通して上下に案内されるとともに、ノブ20の押し上げ上端が位置決めされる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、紙葉類の処理装置(例えば紙葉類計数装置など)において、所定の処理を済ませた紙葉類の搬送中の紙詰まりを解消する排出機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
これまでの紙葉類の処理装置、例えば紙葉類計数装置での紙葉類の搬送手段が、フィードローラと、フィードローラの外周に沿って所要の間隙をとって配される円弧案内部と平坦案内部を有するガイド板とから成るものでは、紙葉類がこの間隙に詰まると、図5(a)、(b)に示すように、オペレータは処理装置の背面にまわってガイド板の一部円弧案内部をカバーと共に開き、その部分の紙葉を露出させ、背面側へ取り出して紙詰まりを解消していた。
このように、オペレータが操作側から背面に移動して作業するため、紙詰まり処理作業が面倒である上、処理装置の背面上部または中間部に開閉機構を設けるために、当該部分のコンパクト化が避けられず、判定センサ手段や関連機構の設計自由度が制限されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、オペレータが操作側で詰まった紙葉の除去作業をすることができるように、ガイド板が単体でフィードローラから遠ざかる方向に移動し、詰まった紙葉を搬送手段の搬出方向に取り出せる紙葉類の処理装置における排出機構の提供をその目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の紙葉類の処理装置における排出機構は、紙葉類の処理装置において、フィードローラと、該フィードローラの外周面に沿ってその上部が接近する円弧案内部と該円弧案内部に続く平坦案内部を有するガイド板とから成る搬送手段において該ガイド板は、その下端部が本体ケーシングの内部フレームに揺動自在に軸支されるとともに、その裏面所要位置で該フレームの案内部に摺動自在に案内される摺動子の揺動案内溝に案内され、該摺動子には下方への弾発力が付勢されるとともに、その下降端が前記揺動案内溝の上端で位置決めされ、その上部では上面側へ突設される案内部がガイド板の裏面に接離自在に当接され、下部では上面側へ突設されるノブが前記ガイド板を貫通して上下に案内されるとともに、該ノブの押し上げ上端が位置決めされて成る。
【0005】
【発明の実施の形態】
ガイド板と摺動子の関係では、摺動子のノブはガイド板の紙葉案内面(表面)より突出できないから、弾発力に抗して押し上げるには、ノブ案内溝を前記表面より低い凹部に設けて指の押し上げ代を形成するものから、T形の押し上げ治具の使用によるものなども挙げられる。また、ノブの押し上げ上端での位置決めは前記ノブ案内溝に連通する横溝にコインや前記T形の押し上げ治具の幅広部を係着するなどで行なうほか、ノブ案内溝に弾発力が付勢された係合子(板バネ状のものや球状のもの)を設け、該係合子でノブの側面を拘束するものなどが挙げられる。
【0006】
【実施例】
本発明の紙葉類の処理装置における排出機構(以下、単に排出機構とする。)aの実施例を図面に基づき説明すると、図1に示したものは排出機構aを用いた紙葉類の処理装置としての紙葉類計数装置で、このものは本体ケーシングAと、本体ケーシングAの上部に設けられて給紙される紙葉類を堆積するホッパ手段Bと、本体ケーシングA内に設けられてホッパ手段Bに堆積された紙葉類を1枚ずつ繰り出す分別手段Cと、分別手段Cにより繰り出された紙葉類を搬送する搬送手段Dと、搬送される紙葉類の真偽や種類を判別する判定センサ手段Eと、判定センサ手段Eに判別された紙葉類を送り出すスタッカ羽根車27と送り出される紙葉類を収納するスタッカ28からなるスタッカ手段Fと、駆動手段Gとから成り、本発明の排出機構aは搬送手段Dに設けられている。
【0007】
排出機構aを図2から説明すると、フィードローラ1と、フィードローラ1の外周面に沿って上部が接近する円弧案内部2と円弧案内部2に続く平坦案内部3を有するガイド板4とから成る搬送手段Dのガイド板4は、その下端部裏面に設けた軸受部5が本体ケーシングAの内部フレーム6に設けた軸受け7に軸8で軸支されてフィードローラに対し接離自在となっている。さらに、平坦案内部3の円弧案内部2寄りの裏面には二股状の軸受け9が垂下され、軸受け9には横軸10が軸着され、軸受け9と軸受部5間の平坦案内部3の表面側には図3に示すように、所要幅の凹部11が設けられ、凹部11の幅方向中央にはノブ案内溝12が凹部11の上下端に渡って貫設され、凹部11の上方寄りに左右端からノブ案内溝12に連通する所要幅(10円硬貨の厚さを挿入できる幅)の横溝13を貫設してガイド板4は成っている。
一方、本体ケーシングAの内部フレーム6の平坦案内部3にほぼ平行な傾斜案内部14には、水平部15と垂直部16で逆T字形状とした摺動子17の水平部15を摺動自在に置き、垂直部16の上下方向中央部で上方から下方に向けて貫設された揺動案内溝18に横軸10が摺動自在に案内されている。垂直部16の上部は上面側ではT形に突設された案内部19がガイド板4の裏面に接離自在に当接され、垂直部16の下部では幅寸法を同一として上面側に突設したノブ20をノブ案内溝12に摺動自在に案内している。図2の運転状態では、ノブ20の突端が凹部11の底面より突出するが、平坦案内部3の表面より突出しない寸法でノブ20は形成される。垂直部16の下端には他端を内部フレーム6に係着したコイルスプリング21の一端を係着し、コイルスプリング21の弾発力を横軸10を介してガイド板4に付勢することにより、フィードローラ1の外周面とガイド板4の円弧案内部2の表面との間に紙葉類を搬送するに適した間隙22が形成される。
【0008】
上記搬送手段Dにおけるガイド板4と摺動子17による排出機構aは、正常な運転状態では、コイルスプリング21の弾発力によって摺動子17の降下端が揺動案内溝18の上端を横軸10に係合して位置決めされ、同時に前記弾発力はガイド板4を軸8を中心に左回転させようとするが、摺動子17の水平部15が内部フレーム6の傾斜案内部14に阻止されて回動できないため間隙22が一定に保持されて紙葉類が搬送される。
【0009】
次に、腰の弱くなった紙葉や劣悪状態の紙葉などの取り込みで紙詰まりの発生した場合について説明すると、
紙詰まりは間隙22で発生するため、オペレータは前カバー23を開けて図4に示すように、摺動子17のノブ20に指をかけ、コイルスプリング21の弾発力に抗してノブ20を押し上げると摺動子17が傾斜案内部14に案内されて押し上げられる。このとき、揺動案内溝18に案内される横軸10は揺動案内溝18の降下部24に案内されるため、ガイド板4は軸8を中心に僅かに左回転し、押し上げ上端で横溝13に仮想線で示すコイン25を挿し込みガイド板4を開状態とする。間隙22は広げられているのでジャム状態の紙葉26は操作側から搬出方向へ簡単に引き出され紙詰まりが解消される。
紙詰まりが解消するとコイン25を横溝13から抜き取れば、摺動子17がコイルスプリング21によって引き下げられ、同時に横軸10は揺動案内溝18によって押し上げられ、ガイド板4は軸8を中心に僅かに右回転し、揺動案内溝18の上端に横軸10を係合した状態では、コイルスプリング21の弾発力はガイド板4の右回転には作用しないから、所定の間隙22が一定に保持される。前カバー23を閉じて紙葉除去作業が完了する。
【0010】
【発明の効果】
本発明の排出機構によれば、オペレータは紙詰まりが発生しても通常と同じ方向から処理装置を操作して詰まった紙葉を除去できるため、紙葉の除去作業が容易となる。また、詰まった紙葉を除去するために必要なガイド板の開閉角度が小さく抑えられるから、背部に収める判定センサ手段や関連機構の設計自由度も大きくとれる上、該背部のスペースも制限されず紙葉類の処理装置自体の高機能化ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を施した紙葉類計数装置の説明図。
【図2】本発明の排出機構aの正常運転時の一側面の説明図。
【図3】図2の正面図。
【図4】排出機構aの紙詰まり発生時の紙葉の除去状態の説明図。
【図5】従来の紙葉の除去状態の説明図で、(a)はガイド板の上端部を背面のカバーと共に開閉するタイプを示し、(b)はガイド板の上部(円弧案内部)を背面のカバーと共に開閉するタイプを示す。
【符号の説明】
1 フィードローラ
2 円弧案内部
3 平坦案内部
4 ガイド板
5 軸受部
6 内部フレーム
7 軸受け
8 軸
9 軸受け
10 横軸
11 凹部
12 ノブ案内溝
13 横溝
14 傾斜案内部
15 水平部
16 垂直部
17 摺動子
18 揺動案内溝
19 案内部
20 ノブ
21 コイルスプリング
22 間隙
23 前カバー
24 降下部
25 コイン
26 紙葉
27 スタッカ羽根車
28 スタッカ
a 紙葉類の処理装置における排出機構

Claims (1)

  1. 紙葉類の処理装置において、フィードローラと、該フィードローラの外周面に沿ってその上部が接近する円弧案内部と該円弧案内部に続く平坦案内部を有するガイド板とから成る搬送手段の該ガイド板は、その下端部が本体ケーシングの内部フレームに接離自在に軸支されるとともに、その裏面所要位置で該フレームの案内部に摺動自在に案内される摺動子の揺動案内溝に案内され、該摺動子には下方への弾発力が付勢されるとともに、その降下端が前記揺動案内溝の上端で位置決めされ、その上部で上面側へ突設される案内部がガイド板の裏面に接離自在に当接され、下部で上面側へ突設されるノブが前記ガイド板を貫通して上下に案内されるとともに、該ノブの押し上げ上端が位置決めされて成り、ノブを押し上げることにより、フィードローラの外周面とガイド板の円弧案内部の内周面間の間隙を広くして、オペレータの操作側ヘ詰まった紙葉類を引き出せることを特徴とする紙葉類の処理装置における排出機構。
JP2002382334A 2002-12-27 2002-12-27 紙葉類の処理装置における排出機構 Expired - Fee Related JP3685782B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002382334A JP3685782B2 (ja) 2002-12-27 2002-12-27 紙葉類の処理装置における排出機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002382334A JP3685782B2 (ja) 2002-12-27 2002-12-27 紙葉類の処理装置における排出機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004210480A true JP2004210480A (ja) 2004-07-29
JP3685782B2 JP3685782B2 (ja) 2005-08-24

Family

ID=32817926

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002382334A Expired - Fee Related JP3685782B2 (ja) 2002-12-27 2002-12-27 紙葉類の処理装置における排出機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3685782B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013149301A (ja) * 2013-05-09 2013-08-01 Oki Electric Ind Co Ltd 媒体処理装置
CN104200563A (zh) * 2009-06-17 2014-12-10 冲电气工业株式会社 介质处理装置
US20160297634A1 (en) * 2014-05-30 2016-10-13 Kyocera Document Solutions Inc. Automatic document feeder and image forming apparatus including the same

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104200563A (zh) * 2009-06-17 2014-12-10 冲电气工业株式会社 介质处理装置
JP2013149301A (ja) * 2013-05-09 2013-08-01 Oki Electric Ind Co Ltd 媒体処理装置
US20160297634A1 (en) * 2014-05-30 2016-10-13 Kyocera Document Solutions Inc. Automatic document feeder and image forming apparatus including the same
US9738471B2 (en) * 2014-05-30 2017-08-22 Kyocera Document Solutions Inc. Automatic document feeder and image forming apparatus including the same

Also Published As

Publication number Publication date
JP3685782B2 (ja) 2005-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0225804Y2 (ja)
US10252876B2 (en) Sheet processing apparatus
JP3552664B2 (ja) 画像形成装置
JP2004210480A (ja) 紙葉類の処理装置における排出機構
JPH0398947A (ja) 排紙装置
JP5652422B2 (ja) シート搬送装置および画像読取装置
JP2001301993A (ja) 画像記録装置
JP4370778B2 (ja) シート排出装置、および、これを有する画像形成装置
JPH04125248A (ja) 大量給紙搬送装置のカバー開閉装置
JP2018104141A (ja) 媒体搬送装置、後処理装置、記録装置
JP2022074904A (ja) 画像処理装置
JPH06156844A (ja) 紙幣収納装置
JP2001121783A (ja) シート排出装置
JPS5817941B2 (ja) フイルム取り出し装置
JP3099935B2 (ja) 給紙装置
JP2005001797A (ja) 媒体スタッカ装置
JPH0443890Y2 (ja)
JP5156558B2 (ja) 用紙搬送装置及びそれを備えた給紙装置及び画像形成装置
JP3913318B2 (ja) 画像形成装置の後処理装置
JP3752383B2 (ja) 自動処理装置
JP2004136999A (ja) シート給送装置及びこれを備えた画像読取装置並びに画像形成装置
JP2707788B2 (ja) 排紙収納装置
JPH08208095A (ja) 排紙装置
JP2006341987A (ja) 手差し給紙装置及び画像形成装置
JP3142625B2 (ja) シート状体搬送路の開閉機構

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040831

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050428

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050531

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080610

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090610

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees