JP2004209809A - 鋼管内蔵の圧縮木材の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来、木材と鋼管、ワイヤ等の補強材とを組合せた補強木材を支柱に固定する。従って木材の利点は発揮できるが、耐腐蝕性と耐水性、耐圧縮性等の配慮がなく、雨曝しになる防護柵として、気象条件の激しい山間部、寒冷地では問題を残す。単に防護柵の改良であり、防音壁の役目又は臭気を回避する構成でなく、一面的な改良に留まる。
【構成】鋼管内蔵の圧縮木材による防護柵で、螺子部を備えた鋼管内蔵の圧縮木材と、二本の鋼管内蔵の圧縮木材を支持する連結材と、鋼管内蔵の圧縮木材と連結材を固定する螺子部に螺合される止め具と、固定された鋼管内蔵の圧縮木材と連結材と、支柱との間に設けられたフ゛ラケットと、フ゛ラケットと支柱を固定する止め具で構成した防護柵である。間伐材の利用、強度性、耐腐蝕性、耐水性、耐圧縮性等に優れた防護柵と、設置条件の厳しい雨曝しの状態又は気象条件の激しい山間部、寒冷地等において使用可能な防護柵を提供できる。
【選択図】 図41
【構成】鋼管内蔵の圧縮木材による防護柵で、螺子部を備えた鋼管内蔵の圧縮木材と、二本の鋼管内蔵の圧縮木材を支持する連結材と、鋼管内蔵の圧縮木材と連結材を固定する螺子部に螺合される止め具と、固定された鋼管内蔵の圧縮木材と連結材と、支柱との間に設けられたフ゛ラケットと、フ゛ラケットと支柱を固定する止め具で構成した防護柵である。間伐材の利用、強度性、耐腐蝕性、耐水性、耐圧縮性等に優れた防護柵と、設置条件の厳しい雨曝しの状態又は気象条件の激しい山間部、寒冷地等において使用可能な防護柵を提供できる。
【選択図】 図41
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、鋼管内蔵の圧縮木材と、この圧縮木材を利用した防護柵(カ゛ート゛レール、カ゛ート゛ハ゜イフ゜、横断防止柵、転落防止柵、停止柵等の防護柵、又は手摺、案内レール等の支持体)に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の防護柵は、圧延方式の波形アルミ・ スチール製金属製のカ゛ート゛板、又はワイヤ等のカ゛ート゛と、このカ゛ート゛を支持する金属製(鋼管)支柱とで構成されていた。この構成は、金属製であり、周囲との環境との不調和、又は衝撃時の破損による取替えの難易度と、また経時的な要因により、表面の汚れ、環境破壊等の問題点が指摘されている。これらの問題点を解消できる手段として、木材と金属製の芯材とを利用したカ゛ート゛板と、このカ゛ート゛板を支持する支柱とでなる防護柵が重宝される状況となってきた。従って、この種の木材及び金属製の芯材とを合体し、それぞれの特徴を発揮できる木製防護柵が要望される状況となり、これに関する文献も数件散見される。以下、この文献を概述する。
【0003】
特許文献1は特開平8−302631号の複合構造材及び複合構造材を用いた防護柵であり、内容は、鋼材で形成する支柱、ホ゛ルト等の金属製の骨組みを、木材で被覆する構成とすること、またカ゛ート゛に木質の横梁を採用した構成であり、在来の防護柵と遜色ない強度を維持し、かつ周辺環境との調和をはかることを意図する。
【0004】
また特許文献2は、特開平8−326023号の防護柵であり、内容は、木製の緩衝材に補強材を内蔵し、この補強材の両端を、支柱の緊締具に固定ナット等の止め具を利用して固止する構成であり、前述と略同様な効果と、緩衝効果の拡充を意図する。
【0005】
特許文献3は、特開2000−144661の補強木材及び転落防止柵であり、内容は、半割した半円形状の溝を備えた木材を、鋼管の外周辺に接着剤を介して設け、木材と鋼管とを一体化して構成とした補強木材を、支柱に架承した構成であり、特許文献1と略同じ効果を達成することを意図する。
【0006】
特許文献4は、特開2001−295223の補強木製高柵であり、内容は、木材をくり抜いて中空部を形成し、この中空部に補強材を挿入して補強木材を構成し、この補強木材を、支柱に架承した構成であり、特許文献1と略同じ効果を達成することを意図する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1〜4は、木材と鋼管、ワィヤ等の補強材との組み合せを介して補強木材を構成し、この補強木材を支柱に架承したことを特徴とする。従って、木材の利点は発揮できる。しかし、木材の耐腐蝕性と、耐水性、又は耐圧縮性等に関しての配慮がなく、雨曝しになる防護柵用として使用するには、問題を残すと考えられる。殊に、気温、気象条件等の激しい山間部、寒冷地等では、少なからず問題を残すことは明らかである。
【0008】
そして、前述の特許文献1〜4は、単に防護柵の改良であることから、防音壁としての役目、またこの種の防護柵に悪臭、各種の臭気、汚染等の公害を回避する構成を備えておらず、一面的な改良に留まっている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、間伐材等の芯に中空の鋼管を挿入した構成の鋼管内蔵の木材を圧縮して構成とした鋼管内蔵の圧縮木材とした構成であり、木材と鋼管との確実な一体化を確保すること、この圧縮木材と鋼管との特徴を個別に確保できるので、例えば、鋼管内蔵の圧縮木材の強度性の向上と、又は耐腐蝕性、耐水性、又は耐圧縮性等の飛躍的な向上、さらに雨曝しになる防護柵用としての使用の最適化を図ること、等を意図する。そして、この構成の鋼管内蔵の圧縮木材を、気温、気象条件等の激しい山間部、寒冷地等において、防護柵として使用可能とすることを意図する。殊に中心に鋼管を、圧縮過程前に内蔵することから、間伐材の中心部までの圧縮を図ること、又は断面視して、略均等な圧縮を図ること、等を意図する。
【0010】
請求項1は、芯に中空の鋼管を配した圧縮木材で囲繞した構成となった鋼管内蔵の圧縮木材であって、
この鋼管は当初の寸法と、特性を備えているのに対して、前記圧縮木材は、圧縮成形された圧縮寸法と、表面側の圧縮程度は、内面側の圧縮程度に対して圧縮された特性を備えている構成とした鋼管内蔵の圧縮木材である。
【0011】
請求項2の発明は、請求項1の目的を達成すること、及びこの鋼管内蔵の圧縮木材の強度と、圧縮木材と鋼管との一体化を達成すること、等を意図する。
【0012】
請求項2は、請求項1の鋼管の周辺に突起、ローレット、スリット、又凹凸等の係止部を形成し、圧縮木材との強度の一体化を図る構成とした鋼管内蔵の圧縮木材である。
【0013】
請求項3の発明は、請求項1の目的を達成すること、及びこの鋼管内蔵の圧縮木材の汎用性の向上を図り、防護柵としての使用と、当該鋼管内蔵の圧縮木材の優れた防音対策を図ること、等を意図する。
【0014】
請求項3は、請求項1の鋼管の周辺に空気孔を開設し、圧縮木材に形成した貫通孔と整合する構成とした鋼管内蔵の圧縮木材である。
【0015】
請求項4の発明は、請求項1の目的を達成すること、及びこの鋼管内蔵の圧縮木材の利用分野の拡充と、防護柵としての使用と、当該鋼管内蔵の圧縮木材は、自然木として自然・生活環境保護の向上を図ること、等を意図する。
【0016】
請求項4は、請求項1の鋼管を、収容室として活用し、この収容室に脱臭剤、消臭剤、芳香剤、防藻剤等を装填する構成とした鋼管内蔵の圧縮木材である。
【0017】
請求項5の発明は、請求項1に記載の強度性、耐腐蝕性、耐水性、又は耐圧縮性等に優れた鋼管内蔵の圧縮木材、又は間伐材の有効な利用と、設置条件の厳しい状況、例えば、雨曝しでの状態、又は気温、気象条件等の激しい山間部、寒冷地等において、使用可能とした簡便な防護柵の提供を意図する。
【0018】
請求項5は、請求項1〜請求項4に記載の鋼管内蔵の圧縮木材を利用した防護柵であって、
この防護柵は、鋼管内蔵の圧縮木材と、この鋼管内蔵の圧縮木材に挿入される螺子部を備えたインナースリーフ゛と、このインナースリーフ゛の螺子部に螺合される螺子部を備えた前記鋼管内蔵の圧縮木材に設けた貫通孔に挿入される止め具と、この止め具を介して前記鋼管内蔵の圧縮木材とフ゛ラケットとを固定するとともに、このフ゛ラケットを地中に立設した支柱に添接し、当該フ゛ラケットと支柱とを止め具を介して固定する構成とした鋼管内蔵の圧縮木材を利用した防護柵である。
【0019】
請求項6の発明は、請求項1に記載の強度性、耐腐蝕性、耐水性、又は耐圧縮性等に優れた鋼管内蔵の圧縮木材、又は間伐材の有効な利用と、設置条件の厳しい状況、例えば、雨曝しでの状態、又は気温、気象条件等の激しい山間部、寒冷地等において、使用可能とした防護柵の提供を意図する。
【0020】
請求項6は、請求項1〜請求項4に記載の鋼管内蔵の圧縮木材を利用した防護柵であって、
この防護柵は、鋼管内蔵の圧縮木材と、この鋼管内蔵の圧縮木材に挿入される螺子部を備えたインナースリーフ゛と、このインナースリーフ゛の螺子部に螺合される螺子部を備えた前記鋼管内蔵の圧縮木材に設けた貫通孔に挿入される止め具と、この止め具を介して前記鋼管内蔵の圧縮木材と連結材とを固定し、この連結材をフ゛ラケットに設けるとともに、当該連結材とフ゛ラケットとを止め具を介して固定し、このフ゛ラケットを地中に立設した支柱に添接し、当該フ゛ラケットと支柱とを止め具を介して固定する構成とした鋼管内蔵の圧縮木材を利用した防護柵である。
【0021】
請求項7の発明は、請求項1に記載の強度性、耐腐蝕性、耐水性、又は耐圧縮性等に優れた鋼管内蔵の圧縮木材、又は間伐材の有効な利用と、設置条件の厳しい状況、例えば、雨曝しでの状態、又は気温、気象条件等の激しい山間部、寒冷地等において、使用可能とした防護柵の提供を意図する。また低コストで、簡便なカ゛ート゛レール、カ゛ート゛ハ゜イフ゜、横断防止柵、転落防止柵、停止柵等の防護柵、又は手摺、案内レール等の支持体等の防護柵の提供を意図する。
【0022】
請求項7は、請求項1〜請求項4に記載の鋼管内蔵の圧縮木材を利用した防護柵であって、
この防護柵は、支柱に設けられる鋼管内蔵の圧縮木材と、この鋼管内蔵の圧縮木材に挿入される螺子部を備えたインナースリーフ゛と、このインナースリーフ゛の螺子部に螺合される螺子部を備えた前記鋼管内蔵の圧縮木材に設けた貫通孔と、この貫通孔と支柱に設けた取付孔を整合し、この整合した孔に挿入した止め具を介して前記鋼管内蔵の圧縮木材と支柱を固定する構成とした鋼管内蔵の圧縮木材を利用した防護柵である。
【0023】
【発明の実施の形態】
本発明の図面の内容を説明する。図1は金型装置の要部の斜視図、図2は図1の正面図である。また図3は木材の縮尺斜視図、図4〜図15は鋼管内蔵の圧縮木材のそれぞれ一例を示した縮尺斜視図である。以下、好ましい金型装置の各例を説明する。図4〜図16は環状鋼管内蔵の正六角形の圧縮木材(鋼管内蔵の圧縮木材)を成形する過程を示しており、図4は開放状態の金型装置に円形中空丸太(木材)を搬入する状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図、図5は図4の状態の中空丸太の中空部に鋼管を挿入した状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図、図6は図5の状態の鋼管内蔵の木材に鋼管の位置決め型材を取付けた状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図、図7は金型装置に挿入した木材をカ゛イト゛板で圧縮する状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図、また図8は金型装置に挿入した木材をカ゛イト゛板及び上下金型で圧縮する状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図、図9は金型装置に挿入した木材の圧縮完了状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図、次に図10は圧縮状態から上金型を数mm上昇して位置決め型材を取外す状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図、図11は上金型を数mm上昇した後、降下して再度圧縮する状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図、図12はカ゛イト゛板の図面上での左右方向への後退であって、上下金型においてセットされた状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図、また図13は図12の上下金型においてセットされた状態において、この上下金型を緊締具でセットした状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図、図14は図13の上下金型を緊締具でセットした状態から上金型押え部材が上昇して、緊締具でセットした上下金型内の鋼管内蔵の圧縮木材素材を開放した状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図、図15は開放された緊締具でセットした上下金型内の鋼管内蔵の圧縮木材素材を取出した状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図、図16は釜内に緊締具でセットした上下金型内の鋼管内蔵の圧縮木材素材を収容した一例を示す縮尺模式図を示す。また図17〜図28は、四角状鋼管内蔵の正六角形の圧縮木材(鋼管内蔵の圧縮木材)を成形する過程を示しており、この各図は、前記図4〜図15に準ずる。さらに図29〜図40は、六角状鋼管内蔵の正六角形の圧縮木材(鋼管内蔵の圧縮木材)を成形する過程を示しており、この各図は、前記図4〜図15に準ずる。
【0024】
以下、鋼管内蔵の圧縮木材1の製造方法を、図4〜図15の一例を、代表例として説明する。図4(図1、図2参照する)は一次側の一方カ゛イト゛板2(長片:以下省略)と、一次側の他方カ゛イト゛板3(長片:以下省略)との間には上型本体4がセットされる。この際に、上型本体4の内面40、40を、この一次側の一方 カ゛イト゛板2に形成した一次側の一方カ゛イト゛板の一方内方傾斜面20と、位相位置となる(間欠的に設けた)一次側の他方カ゛イト゛板3に形成した一次側の他方カ゛イト゛板の他方内方傾斜面30と同じ傾斜面にしてセットされる。また上型本体4の外面41、41を、この一次側の一方カ゛イト゛板2に設けた一次側の一方カ゛イト゛板2a(短片:以下省略)の一方外方傾斜面21と、位相位置となる一次側の他方カ゛イト゛板3の一次側の他方カ゛イト゛板3a(短片:以下省略)の他方外方傾斜面31と同じ傾斜面にしてセットされる。
【0025】
一方、二次側の一方カ゛イト゛板5(長片:以下省略)と、二次側の他方カ゛イト゛板6(長片:以下省略)との間には下型本体7がセットされる。この際に、下型本体7の内面70、70を、この二次側の一方カ゛イト゛板5に形成した二次側の一方カ゛イト゛板の一方内方傾斜面50と、位相位置となる二次側の他方カ゛イト゛板6に形成した二次側の他方カ゛イト゛板の他方内方傾斜面60と同じ傾斜面にしてセットされる。また下型本体7の外面71、71を、この二次側の一方カ゛イト゛板5a(短片:以下省略)に設けた二次側の一方カ゛イト゛板の一方外方傾斜面51と、位相位置となる二次側の他方カ゛イト゛板6a(短片:以下省略)の二次側の他方カ゛イト゛板の他方外方傾斜面61と同じ傾斜面にしてセットされる。
【0026】
このセットされた状態で、図5の如く、下型本体7と、二次側の一方カ゛イト゛板5及び二次側の他方カ゛イト゛板6とで形成された空間Hに中空部100aを有する木材100が挿入される。この挿入後、中空部100aに鋼管8が挿入されるとともに、図6の如く、この鋼管8を所定の位置、又は鋼管8に設けた開口8aを所定の位置及び/又は方向等を所定の位置にセットするために、この鋼管8の少なくとも一端80aに位置決め型材9及び位置決め芯材900をセットする。この操作により、鋼管内蔵の木材101が構成される。この鋼管内蔵の木材101を、原則として図7〜図11の経過を辿って、鋼管内蔵の圧縮木材素材102が構成される。即ち、上型本体4と、一次側の一方カ゛イト゛板2及び一次側の一方カ゛イト゛板2aと、一次側の他方カ゛イト゛板3及び一次側の他方カ゛イト゛板3aとが、図示しないシリンタ゛ー等の一次移動手段を介して順次降下する。この降下が順次進行して行き最終的には、一次側の一方(他方)カ゛イト゛板2及び一次側の一方カ゛イト゛板2aと、二次側の一方(他方)カ゛イト゛板5a及び二次側の一方カ゛イト゛板5と、また一次側の他方カ゛イト゛板3a及び一次側の他方カ゛イト゛板3と、二次側の他方カ゛イト゛板6及び二次側の他方カ゛イト゛板6aとにそれぞれ合致する。従って、空間Hに挿入された中空部100aを有する木材100は、図7〜図11の如く、順次圧縮される。但し、図10において、上型本体4を僅か上昇して、一時圧縮を開放した状態で、位置決め型材9及び位置決め芯材900を引抜く(矢印で示す)。その後、一次側の一方(他方)カ゛イト゛板の一方(他方)内方傾斜面20(30)と、二次側の一方(他方)カ゛イト゛板の一方(他方)外方傾斜面51(61)とが接合し、また一次側の一方(他方)カ゛イト゛板の一方(他方)外方傾斜面21(31)と、二次側の一方(他方)カ゛イト゛板の一方(他方)内方傾斜面50(60)とが接合した図11となった時点で、圧縮が終了する。
【0027】
そして、圧縮が終了した時点で、図12〜図16の経過を辿る。即ち、下型本体7と上型本体4を残して、一次側の一方カ゛イト゛板2及び二次側の一方カ゛イト゛板5が合体状態で、また一次側の他方カ゛イト゛板3及び二次側の他方カ゛イト゛板6が合体状態で、それぞれ後退する。従って、この下型本体7の上に、上下金型10、11及び鋼管内蔵の圧縮木材素材102が位置する。その後、図13に示すように、上下金型10、11の袖片1001、1002・1103、1104に緊締具12を取付け、この上下金型10、11及び鋼管内蔵の圧縮木材素材102を固止する。そして、図14、図15の如く、上型押え部材1000を上方に移動して、上下金型10、11内の鋼管内蔵の圧縮木材素材102と、この鋼管内蔵の圧縮木材素材102を囲繞する上下金型10、11を緊締する緊締具12とが開放される。この開放された鋼管内蔵の圧縮木材素材102を囲繞する上下金型10、11及び緊締具12は、図16の如く、釜13に移動する。尚、図4〜図15に示した一工程によって、一本の鋼管内蔵の圧縮木材素材102が製造されるので、その都度、必要とする本数に相当した作業が行われる。この所定本数の鋼管内蔵の圧縮木材素材102は、窯13内で形状固定する。従って、鋼管8と圧縮木材103とは、この圧縮木材103に付与された圧縮力により、略中心に位置する鋼管8と圧縮木材103とは、接着材、ホ゛ルト等の余分の資材を利用しなくても一体化が可能となり、作業の簡略化・効率化、資材の節約化、二次公害の解消、又はコストの低廉化、等が図れる。尚、鋼管8に貫通孔800、又は吸音、防音、他の目的用の空気孔500、薬品投入孔(図示せず)等を設けた例では、木材100の圧縮時において、木汁、空気等の内蔵物の搬出路となり、圧縮の簡略化・迅速化、圧縮歪の解消、異物の排出等に役立てる。
【0028】
この移動が終了した時点で、金型装置は開放状態となり、次の作業に移る。即ち、前記4〜図15の経過を辿る。この形状固定された鋼管内蔵の圧縮木材1は、窯13より取出された後に、緊締具12及び上下金型10、11から開放される。この鋼管内蔵の圧縮木材1には、鋼管8自体が、所定の箇所に配置されるとともに、この鋼管8に設けられた貫通孔800、又は空気孔500、薬品投入孔等も同様に所定の箇所に設けられる。
【0029】
以上の操作、手順は、図17〜図28に示す鋼管内蔵の圧縮木材1の成形、又は図29〜図40に示す鋼管内蔵の圧縮木材1の成形にも適用される。
【0030】
この鋼管内蔵の圧縮木材1は、防護柵Aとして利用されるので、各例を説明する。図41〜図48は支柱14にフ゛ラケット、スリーフ゛管等の緊締具を介して鋼管内蔵の圧縮木材1を取付けた(架承した)一例であり、図41は一本の鋼管内蔵の圧縮木材1を取付けた例の分解斜視図、図42は二本の鋼管内蔵の圧縮木材1を取付けた例の分解斜視図を示す。図43は三本の鋼管内蔵の圧縮木材1を取付けた例の中間部を切断した断面図、図44は図43の正面図、図45は図43の背面図、また図46は図43の端部を切断した断面図、図47は図46の正面図、図48は図46の背面図である。また図49〜図55は支柱14に、鋼板ヒ゛ーム、連結材及びフ゛ラケット、スリーフ゛管等の緊締具を介して鋼管内蔵の圧縮木材1を取付けた一例であり、図49は二本の鋼管内蔵の圧縮木材1を取付けた例を示す分解斜視図、図50は図49の中間部を切断した断面図、図51は図50の正面図、図52は図50の背面図、また図53は図49の端部を切断した断面図、図54は図53の正面図、図55は図53の背面図、尚、図56は支柱14に、連結材及びフ゛ラケット、スリーフ゛管等の緊締具を介して鋼管内蔵の圧縮木材1を取付けた一例であり、三本の鋼管内蔵の圧縮木材1を取付けた例を示す分解斜視図である。次に図57〜図68は支柱14に設けた圧縮木材に、止め具等の緊締具を介して鋼管内蔵の圧縮木材1を取付けた一例であり、図57〜図62は二本の鋼管内蔵の圧縮木材1を取付けた例を示しており、図57は中間部を切断した断面図、図58は図57の正面図、図59は図57の背面図、また図60は図57の端部を切断した断面図、図61は図60の正面図、図62は図60の背面図、図63〜図68は三本の鋼管内蔵の圧縮木材1を取付けた例を示しており、図63は中間部を切断した断面図、図64は図63の正面図、図65は図63の背面図、また図66は図63の端部を切断した断面図、図67は図66の正面図、図68は図66の背面図である。さらに図69〜図71は支柱14に連結止め具及び止め具等の緊締具を利用して円形鋼管内蔵の圧縮木材1を、直接かつ突き合せ状態で取付けた一例であり、図69は中間部を切断した断面図、図70は図69の正面図、図71は図69の背面図である。また図72〜図74は支柱14に連結止め具及び止め具等の緊締具を利用して四角鋼管内蔵の圧縮木材1を、直接かつ突き合せ状態で取付けた一例であり、図72は中間部を切断した断面図、図73は図72の正面図、図74は図72の背面図である。
【0031】
● 支柱14に一本〜三本の鋼管内蔵の圧縮木材1を取付けた図41〜図48を説明する。この例では、支柱14に取付ける曲面部200aと、鋼管内蔵の圧縮木材1に取付けられる折曲げ端部200b、200b(200b)とを備えたフ゛ラケット200と、このフ゛ラケット200に複数設けた取付孔2000と、止め具210、210と、スリーフ゛管230とを主構成要素とする。従って、鋼管内蔵の圧縮木材1にフ゛ラケット200の各折曲げ端部200b(各を省略する)を添接し、この鋼管内蔵の圧縮木材1の貫通孔1a(鋼管8の貫通孔800)と、フ゛ラケット200の取付孔2000を整合し、この整合した連通孔(図示せず)に止め具210を挿入して、この止め具210の螺子部210aを、鋼管内蔵の圧縮木材1内に挿入したインナースリーフ゛300の螺子部3000に螺合する、この螺合により、鋼管内蔵の圧縮木材1にフ゛ラケット200が取付けられる。尚、圧縮木材103の貫通孔1aにスリーフ゛管230を挿入して、止め具210の挿入容易化、貫通孔1aと止め具210のクリアランス調整等を図る。この鋼管内蔵の圧縮木材1に固定されたフ゛ラケット200の曲面部200aを、支柱14に添接し、支柱の取付孔1400と、フ゛ラケット200の取付孔2000を整合し、この整合した連通孔(図示せず)に止め具220を挿入して、この止め具220の螺子部220aにナット240を螺合する。この螺合により、鋼管内蔵の圧縮木材1が支柱14に取付けられる。
【0032】
● 支柱14に二本又は数本の鋼管内蔵の圧縮木材1を取付けた図49〜図55を説明する。この例では、支柱14に取付ける曲面部200aと、鋼管内蔵の圧縮木材1に取付けられる折曲げ端部200b、200bとを備えたフ゛ラケット200と、このフ゛ラケット200に複数設けた取付孔2000と、止め具210、220、250と、前記鋼管内蔵の圧縮木材1を架承する多数の取付孔2600aを有する連結材260aとを主構成要素とする。従って、支柱14にフ゛ラケット200の曲面部200aを添接し、支柱14の取付孔1400と、フ゛ラケット200の取付孔2000とを整合し、この整合した孔(図示せず)に止め具220を挿入し、この止め具220の螺子部220aにナット240を螺合し、支柱14とフ゛ラケット200を固定する。そして、このフ゛ラケット200に一枚又は数枚の鋼板ヒ゛ーム260及び連結材260aを積層した状態で(鋼板ヒ゛ーム260等とする)添接し、フ゛ラケット200の取付孔2000と、鋼板ヒ゛ーム260の取付孔2600及び/又は連結材260aの取付孔2600aとを整合し、この整合した孔に止め具250を挿入し、この止め具250の螺子部250aにナット270を螺合し、フ゛ラケット200と鋼板ヒ゛ーム260等を固定する。この連結材260aに、鋼管内蔵の圧縮木材1を添接するとともに、鋼板ヒ゛ーム260等の空いている取付孔2600等と鋼管内蔵の圧縮木材1の貫通孔1aとを整合し、この整合した孔にスリーフ゛管230及び鋼管内蔵の圧縮木材1の貫通孔1aを介して止め具210を挿入する。この止め具210の螺子部210aを、鋼管内蔵の圧縮木材1間に挿入したインナースリーフ゛300の螺子部3000に螺合し、この両者を連結する。この螺合・連結により、鋼板ヒ゛ーム260等に鋼管内蔵の圧縮木材1が取付けられる(固定される)。他の鋼管内蔵の圧縮木材1も同じ方法で取付けられる。
【0033】
● 支柱14に二本又は数本の鋼管内蔵の圧縮木材1を取付けた図56を説明する。この例では、支柱14に取付ける曲面部200aと、鋼管内蔵の圧縮木材1に取付けられる折曲げ端部200b、200bとを備えたフ゛ラケット200と、このフ゛ラケット200に複数設けた取付孔2000と、止め具210、220、250と、前記鋼管内蔵の圧縮木材1を架承する多数の取付孔2600aを有する折曲げ形状の連結材260aとを主構成要素とする。従って、支柱14にフ゛ラケット200の曲面部200aを添接し、支柱14の取付孔1400と、フ゛ラケット200の取付孔2000とを整合し、この整合した孔(図示せず)に止め具220を挿入し、この止め具220の螺子部220aにナット240を螺合し、支柱14とフ゛ラケット200を固定する。そして、このフ゛ラケット200に一枚又は数枚の連結材260aを添接し、フ゛ラケット200の取付孔2000と、連結材260aの取付孔2600aとを整合し、この整合した孔に止め具250を挿入し、この止め具250の螺子部250aにナット270を螺合し、フ゛ラケット200と連結材260aを固定する。この連結材260aに、鋼管内蔵の圧縮木材1を添接するとともに、連結材260aの空いている取付孔2600aと鋼管内蔵の圧縮木材1の貫通孔1aとを整合し、この整合した孔にスリーフ゛管230及び鋼管内蔵の圧縮木材1の貫通孔1aを介して止め具210を挿入する。この止め具210の螺子部210aを、鋼管内蔵の圧縮木材1間に挿入したインナースリーフ゛300の螺子部3000に螺合し、この両者を連結する。この螺合・連結により、連結材260aに鋼管内蔵の圧縮木材1が取付けられる(固定される)。他の鋼管内蔵の圧縮木材1も同じ方法で取付けられる。
【0034】
● 支柱14に二本又は数本の鋼管内蔵の圧縮木材1を取付けた図57〜図68を説明する。この例では、鋼管内蔵の圧縮木材1内にインナースリーフ゛300を挿入する。この鋼管内蔵の圧縮木材1を支柱14に添接するとともに、インナースリーフ゛300の螺子部3000と、鋼管内蔵の圧縮木材1の貫通孔1a並びに支柱14の取付孔1400を整合し、この整合した孔に止め具220を挿入した後、当該止め具220の螺子部220aを、このインナースリーフ゛300の螺子部3000に向って挿入し、この螺子部220aを螺子部3000に螺合する。この螺合により、当該支柱14に鋼管内蔵の圧縮木材1が取付けられる。尚、取付孔1400にスリーフ゛管230を挿入することもあり得る。図中1bは圧縮木材103の上端を保護する木製、金属製等のキャッフ゜を示す。またこの例では、支柱14に圧縮木材103を設けた例であり、手摺としての利用も可能である(他の例も同じ)。
【0035】
● 支柱14に二本又は数本の鋼管内蔵の圧縮木材1を取付けた図69〜図74を説明する。この例では、支柱14に設けた鋼管内蔵の圧縮木材1内に連結止め具280を略クロス状に設置し、この螺子部280aを利用して、一方又は左右にインナースリーフ゛300を設け、このインナースリーフ゛300にそれぞれ鋼管内蔵の圧縮木材1を被嵌する。このインナースリーフ゛300の螺子部3000と、鋼管内蔵の圧縮木材1の貫通孔1aを整合し、この整合した孔に止め具220を挿入した後、当該止め具220の螺子部220aを、このインナースリーフ゛300の螺子部3000に向って挿入し、この螺子部220aを螺子部3000に螺合する。この螺合により、当該支柱14に鋼管内蔵の圧縮木材1が取付けられる。他の構成、効果等は、前述の各例に準ずる。
【0036】
図中400は一方側枠板、410は他方側枠板を示しており、この一方側枠板400には、一次側の一方カ゛イト゛板2及び二次側の一方カ゛イト゛板5が係止されており、シリンタ゛ー(図示せず)等の手段(二次移動手段)で、前進後退(図面では、左右移動)する。勿論、一次側の一方カ゛イト゛板2は昇降(図面では、上下移動)する。またこの他方側枠板410には、一次側の他方カ゛イト゛板3及び二次側の他方カ゛イト゛板6が係止されており、シリンタ゛ー等の手段で、前進後退する。勿論、一次側の他方カ゛イト゛板3は昇降する。
【0037】
図中420は台車、430はレールを示す。
【0038】
尚、図75〜図80は、鋼管内蔵の圧縮木材1の他の使用例を示しており、図75、図76(イ)〜(ハ)に示した実施態様は、鋼管8及び圧縮木材103には、空気孔500を設けて、吸音、防音等を意図する。また鋼管8に凹凸、突起、ローレット、スリット、突条、リフ゛、鉄筋等の係止片を設けて、圧縮木材103との一体化の強化、又は接着材等の無使用を意図する。(イ)は中空部100aに鋼管8を挿入した図を示す、また(ロ)は鋼管8内に芯材を挿入した図を示す、また(ハ)は空気孔500を開設した鋼管8が圧縮木材103に装填された図を示す。また図77、図78(イ)〜(ハ)は、鋼管8の外周面に突条510を設けた例であり、(イ)は中空部100aに突条510を有する鋼管8を挿入した図を示す、また(ロ)は鋼管8内に芯材を挿入した図を示す、また(ハ)は突条510を有する鋼管8が圧縮木材103に装填された図を示す。図79、図80(イ)〜(ハ)は、鋼管8の外周面に鉄筋520を設けた例であり、(イ)は中空部100aに鉄筋520を有する鋼管8を挿入した図を示す、また(ロ)は鋼管8内に芯材を挿入した図を示す、また(ハ)は鉄筋520を有する鋼管8が圧縮木材103に装填された図を示す。尚、脱臭剤、消臭剤、芳香剤、防藻剤等を装填する入り口(図示せず)を開設することも可能である。
【0039】
【実施例】
以下、本発明の一実施例の要部を説明する。
【0040】
1は中空部100aを有する木材100を圧縮した圧縮木材103の芯に中空の鋼管8を配した圧縮木材で(鋼管内蔵の圧縮木材)、この鋼管内蔵の圧縮木材1では、 鋼管8は当初の寸法と、特性を備えているのに対して、前記圧縮木材103は、圧縮成形された圧縮寸法と、表面側の圧縮程度は、内面側の圧縮程度に対して圧縮された特性を備えている。尚、鋼管8には、止め具210の螺子部210aを螺合する貫通孔800を設けるとともに、圧縮木材103には貫通孔1aを設ける。この貫通孔1aには、止め具210の軸部が挿設されるスリーフ゛管230が設けられる。
【0041】
また鋼管内蔵の圧縮木材1を利用した防護柵Aは、支柱14と、この支柱14に添接されるフ゛ラケット200と、支柱14及びフ゛ラケット200並びに鋼管内蔵の圧縮木材1の固定に関連する止め具210、220、ナット240等で構成する例と、又はさらに鋼板ヒ゛ーム260、連結材260a、止め具250、ナット270等で構成する例と、が考えられる。
【0042】
尚、支柱14は、鋼管で構成する例と、また鋼管に木製、金属性のキャッフ゜1bを設けた例、又は鋼管に圧縮木材103を嵌入し、この圧縮木材103に木製、金属性のキャッフ゜1bを設けた例、等がある。また圧縮木材103のみの場合もある。
【0043】
【発明の効果】
請求項1の発明は、芯に中空の鋼管を配した圧縮木材で囲繞した構成となった鋼管内蔵の圧縮木材であって、鋼管は当初の寸法と、特性を備えているのに対して、圧縮木材は、圧縮成形された圧縮寸法と、表面側の圧縮程度は、内面側の圧縮程度に対して圧縮された特性を備えている構成とした鋼管内蔵の圧縮木材である。本発明は、間伐材等の芯に中空の鋼管を挿入した構成の鋼管内蔵の木材を圧縮して構成とした鋼管内蔵の圧縮木材とした構成であり、木材と鋼管との確実な一体化が確保できること、この圧縮木材と鋼管との特徴を個別に確保できるので、例えば、鋼管内蔵の圧縮木材の強度性の向上と、又は耐腐蝕性、耐水性、又は耐圧縮性等の飛躍的な向上、さらに雨曝しになる防護柵用として使用するに最適であること、等の特徴がある。そして、この構成の鋼管内蔵の圧縮木材を、気温、気象条件等の激しい山間部、寒冷地等において、防護柵として使用可能な構成であり有益である。
【0044】
請求項2の発明は、請求項1の鋼管の周辺に突起、ローレット、スリット、又凹凸等の係止部を形成し、圧縮木材との強度の一体化を図る構成とした鋼管内蔵の圧縮木材である。本発明は、請求項1の目的を達成できること、及びこの鋼管内蔵の圧縮木材の強度と、圧縮木材と鋼管との一体化を達成できること、等の特徴がある。
【0045】
請求項3の発明は、請求項1の鋼管の周辺に空気孔を開設し、圧縮木材に形成した貫通孔と整合する構成とした鋼管内蔵の圧縮木材である。本発明は、請求項1の目的を達成できること、及びこの鋼管内蔵の圧縮木材の汎用性の向上を図り、防護柵としての使用と、当該鋼管内蔵の圧縮木材の優れた防音対策が図れること、等の特徴がある。
【0046】
請求項4の発明は、請求項1の鋼管を、収容室として活用し、この収容室に脱臭剤、消臭剤、芳香剤、防藻剤等を装填する構成とした鋼管内蔵の圧縮木材である。本発明は、請求項1の目的を達成できること、及びこの鋼管内蔵の圧縮木材の利用分野の拡充と、防護柵としての使用と、当該鋼管内蔵の圧縮木材は、自然木であり、自然・生活環境保護の向上が図れること、等の特徴がある。
【0047】
請求項5の発明は、請求項1〜請求項4に記載の鋼管内蔵の圧縮木材を利用した防護柵であって、防護柵は、鋼管内蔵の圧縮木材と、鋼管内蔵の圧縮木材に挿入される螺子部を備えたインナースリーフ゛と、インナースリーフ゛の螺子部に螺合される螺子部を備えた鋼管内蔵の圧縮木材に設けた貫通孔に挿入される止め具と、止め具を介して前記鋼管内蔵の圧縮木材とフ゛ラケットとを固定するとともに、フ゛ラケットを地中に立設した支柱に添接し、フ゛ラケットと支柱とを止め具を介して固定する構成とした鋼管内蔵の圧縮木材を利用した防護柵である。本発明は、請求項1に記載の強度性、耐腐蝕性、耐水性、又は耐圧縮性等に優れた簡便な鋼管内蔵の圧縮木材、又は間伐材の有効な利用と、設置条件の厳しい状況、例えば、雨曝しでの状態、又は気温、気象条件等の激しい山間部、寒冷地等において、使用可能とした簡便な防護柵を提供できる実益がある。
【0048】
請求項6の発明は、請求項1〜請求項4に記載の鋼管内蔵の圧縮木材を利用した防護柵であって、防護柵は、鋼管内蔵の圧縮木材と、鋼管内蔵の圧縮木材に挿入される螺子部を備えたインナースリーフ゛と、インナースリーフ゛の螺子部に螺合される螺子部を備えた鋼管内蔵の圧縮木材に設けた貫通孔に挿入される止め具と、止め具を介して鋼管内蔵の圧縮木材と連結材とを固定し、連結材をフ゛ラケットに設けるとともに、連結材とフ゛ラケットとを止め具を介して固定し、フ゛ラケットを地中に立設した支柱に添接し、フ゛ラケットと支柱とを止め具を介して固定する構成とした鋼管内蔵の圧縮木材を利用した防護柵である。本発明は、請求項1に記載の強度性、耐腐蝕性、耐水性、又は耐圧縮性等に優れた鋼管内蔵の圧縮木材、又は間伐材の有効な利用と、設置条件の厳しい状況、例えば、雨曝しでの状態、又は気温、気象条件等の激しい山間部、寒冷地等において、使用可能な防護柵を提供できる実益がある。
【0049】
請求項7の発明は、請求項1〜請求項4に記載の鋼管内蔵の圧縮木材を利用した防護柵であって、防護柵は、支柱に設けられる鋼管内蔵の圧縮木材と、鋼管内蔵の圧縮木材に挿入される螺子部を備えたインナースリーフ゛と、インナースリーフ゛の螺子部に螺合される螺子部を備えた鋼管内蔵の圧縮木材に設けた貫通孔と、貫通孔と支柱に設けた取付孔を整合し、整合した孔に挿入した止め具を介して鋼管内蔵の圧縮木材と支柱を固定する構成とした鋼管内蔵の圧縮木材を利用した防護柵である。本発明は、前述の請求項6の作用効果と同じ効果が期待できること、又は低コストで、簡便なカ゛ート゛レール、カ゛ート゛ハ゜イフ゜、横断防止柵、転落防止柵、停止柵等の防護柵、又は手摺、案内レール等の支持体等の防護柵を提供できること、等の特徴がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】金型装置の要部の斜視図
【図2】図1の正面図
【図3】木材の縮尺斜視図
【図4】環状鋼管内蔵の正六角形の圧縮木材(鋼管内蔵の圧縮木材)を成形する過程において、開放状態の金型装置に円形中空丸太(木材)を搬入する状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図5】図4の状態の中空丸太の中空部に鋼管を挿入した状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図6】図5の状態の鋼管内蔵の木材に鋼管の位置決め型材を取付けた状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図7】金型装置に挿入した木材をカ゛イト゛板で圧縮する状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図8】金型装置に挿入した木材をカ゛イト゛板及び上下金型で圧縮する状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図9】金型装置に挿入した木材の圧縮完了状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図10】圧縮状態から上金型を数mm上昇して位置決め型材を取外す状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図11】上金型を数mm上昇した後、降下して再度圧縮する状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図12】カ゛イト゛板の図面上での左右方向への後退であって、上下金型においてセットされた状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図13】図12の上下金型においてセットされた状態において、この上下金型を緊締具でセットした状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図14】図13の上下金型を緊締具でセットした状態から上金型押え部材が上昇して、緊締具でセットした上下金型内の鋼管内蔵の圧縮木材素材を開放した状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図15】開放された緊締具でセットした上下金型内の鋼管内蔵の圧縮木材素材を取出した状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図16】釜内に緊締具でセットした上下金型内の鋼管内蔵の圧縮木材素材を収容した一例を示す縮尺模式図
【図17】四角状鋼管内蔵の正六角形の圧縮木材(鋼管内蔵の圧縮木材)を成形する過程において、開放状態の金型装置に円形中空丸太(木材)を搬入する状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図18】図17の状態の中空丸太の中空部に鋼管を挿入した状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図19】図18の状態の鋼管内蔵の木材に鋼管の位置決め型材を取付けた状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図20】金型装置に挿入した木材をカ゛イト゛板で圧縮する状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図21】金型装置に挿入した木材をカ゛イト゛板及び上下金型で圧縮する状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図22】金型装置に挿入した木材の圧縮完了状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図23】圧縮状態から上金型を数mm上昇して位置決め型材を取外す状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図24】上金型を数mm上昇した後、降下して再度圧縮する状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図25】カ゛イト゛板の図面上での左右方向への後退であって、上下金型においてセットされた状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図26】図25の上下金型においてセットされた状態において、この上下金型を緊締具でセットした状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図27】図26の上下金型を緊締具でセットした状態から上金型押え部材が上昇して、緊締具でセットした上下金型内の鋼管内蔵の圧縮木材素材を開放した状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図28】開放された緊締具でセットした上下金型内の鋼管内蔵の圧縮木材素材を取出した状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図29】六角状鋼管内蔵の正六角形の圧縮木材(鋼管内蔵の圧縮木材)を成形する過程において、開放状態の金型装置に円形中空丸太(木材)を搬入する状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図30】図29の状態の中空丸太の中空部に鋼管を挿入した状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図31】図30の状態の鋼管内蔵の木材に鋼管の位置決め型材を取付けた状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図32】金型装置に挿入した木材をカ゛イト゛板で圧縮する状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図33】金型装置に挿入した木材をカ゛イト゛板及び上下金型で圧縮する状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図34】金型装置に挿入した木材の圧縮完了状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図35】圧縮状態から上金型を数mm上昇して位置決め型材を取外す状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図36】上金型を数mm上昇した後、降下して再度圧縮する状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図37】カ゛イト゛板の図面上での左右方向への後退であって、上下金型においてセットされた状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図38】図37の上下金型においてセットされた状態において、この上下金型を緊締具でセットした状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図39】図38の上下金型を緊締具でセットした状態から上金型押え部材が上昇して、緊締具でセットした上下金型内の鋼管内蔵の圧縮木材素材を開放した状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図40】開放された緊締具でセットした上下金型内の鋼管内蔵の圧縮木材素材を取出した状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図41】支柱にフ゛ラケット、スリーフ゛管等の緊締具を介して一本の鋼管内蔵の圧縮木材を取付けた例の分解斜視図
【図42】支柱にフ゛ラケット、スリーフ゛管等の緊締具を介して二本の鋼管内蔵の圧縮木材を取付けた例の分解斜視図
【図43】支柱にフ゛ラケット、スリーフ゛管等の緊締具を介して三本の鋼管内蔵の圧縮木材を取付けた例の中間部を切断した断面図
【図44】図43の正面図
【図45】図43の背面図
【図46】図43の端部を切断した断面図
【図47】図46の正面図
【図48】図46の背面図
【図49】支柱に鋼板ヒ゛ーム、連結材、フ゛ラケット、スリーフ゛管等の緊締具を介して二本の鋼管内蔵の圧縮木材を取付けた例の分解斜視図
【図50】図49の中間部を切断した断面図
【図51】図50の正面図
【図52】図50の背面図
【図53】図49の端部を切断した断面図
【図54】図53の正面図
【図55】図53の背面図
【図56】支柱に連結材、フ゛ラケット、スリーフ゛管等の緊締具を介して三本の鋼管内蔵の圧縮木材を取付けた例の分解斜視図
【図57】支柱に止め具の緊締具を介して二本の鋼管内蔵の圧縮木材を取付けた例の中間部を切断した断面図
【図58】図57の正面図
【図59】図57の背面図
【図60】図57の端部を切断した断面図
【図61】図60の正面図
【図62】図60の背面図
【図63】支柱に止め具の緊締具を介して三本の鋼管内蔵の圧縮木材を取付けた例の中間部を切断した断面図
【図64】図63の正面図
【図65】図63の背面図
【図66】図63の端部を切断した断面図
【図67】図66の正面図
【図68】図66の背面図
【図69】支柱に連結止め具及び止め具の緊締具を介して二本の円形鋼管内蔵の圧縮木材を取付けた例の中間部を切断した断面図
【図70】図69の正面図
【図71】図69の背面図
【図72】支柱に連結止め具及び止め具の緊締具を介して二本の四角鋼管内蔵の圧縮木材を取付けた例の中間部を切断した断面図
【図73】図72の正面図
【図74】図72の背面図
【図75】鋼管に空気孔を開設した例を示す図
【図76】鋼管に空気孔を開設した例であり、(イ)は中空部に鋼管を挿入した図、(ロ)は鋼管内に芯材を挿入した図、(ハ)は空気孔を開設した鋼管が圧縮木材に装填された図
【図77】鋼管の外周面に突条を設けた例を示す図
【図78】鋼管の外周面に突条を設けた例であり、(イ)は中空部に突条を有する鋼管を挿入した図、(ロ)は鋼管内に芯材を挿入した図、(ハ)は突条を有する鋼管が圧縮木材に装填された図
【図79】鋼管の外周面に鉄筋を設けた例を示す図
【図80】鋼管の外周面に鉄筋を設けた例であり、(イ)は中空部に鉄筋を有する鋼管を挿入した図、(ロ)は鋼管内に芯材を挿入した図、(ハ)は鉄筋を有する鋼管が圧縮木材に装填された図
【符号の説明】
1 鋼管内蔵の圧縮木材
1a 貫通孔
1b キャッフ゜
100 木材
100a 中空部
101 鋼管内蔵の木材
102 鋼管内蔵の圧縮木材素材
103 圧縮木材
2 一次側の一方カ゛イト゛板(長片)
2a 一次側の一方カ゛イト゛板(短片)
20 一次側の一方カ゛イト゛板の一方内方傾斜面
21 一次側の一方カ゛イト゛板の一方外方傾斜面
3 一次側の他方カ゛イト゛板(長片)
3a 一次側の他方カ゛イト゛板(短片)
30 一次側の他方カ゛イト゛板の他方内方傾斜面
31 一次側の他方カ゛イト゛板の他方外方傾斜面
4 上型本体
40 内面
41 外面
5 二次側の一方カ゛イト゛板(長片)
5a 二次側の一方カ゛イト゛板(短片)
50 二次側の一方カ゛イト゛板の一方内方傾斜面
51 二次側の一方カ゛イト゛板の一方外方傾斜面
6 二次側の他方カ゛イト゛板(長片)
6a 二次側の他方カ゛イト゛板(短片)
60 二次側の他方カ゛イト゛板の他方内方傾斜面
61 二次側の他方カ゛イト゛板の他方外方傾斜面
7 下型本体
70 内面
71 外面
8 鋼管
8a 開口
80a 一端
800 貫通孔
9 位置決め型材
900 位置決め芯材
10 上金型
1000 上型押え部材
1001 袖片
1002 袖片
11 下金型
1103 袖片
1104 袖片
12 緊締具
13 釜
14 支柱
1400 取付孔
200 フ゛ラケット
200a 曲面部
200b 折曲げ端部
2000 取付孔
210 止め具
210a 螺子部
220 止め具
220a 螺子部
230 スリーフ゛管
240 ナット
250 止め具
250a 螺子部
260 鋼管ヒ゛ーム
2600 取付孔
260a 連結材
2600a 取付孔
270 ナット
280 連結止め具
280a 螺子部
300 インナースリーフ゛
3000 螺子部
400 一方側枠板
410 他方側枠板
420 台車
430 レール
500 空気孔
510 突条
520 鉄筋
A 防護柵
H 空間
【産業上の利用分野】
本発明は、鋼管内蔵の圧縮木材と、この圧縮木材を利用した防護柵(カ゛ート゛レール、カ゛ート゛ハ゜イフ゜、横断防止柵、転落防止柵、停止柵等の防護柵、又は手摺、案内レール等の支持体)に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の防護柵は、圧延方式の波形アルミ・ スチール製金属製のカ゛ート゛板、又はワイヤ等のカ゛ート゛と、このカ゛ート゛を支持する金属製(鋼管)支柱とで構成されていた。この構成は、金属製であり、周囲との環境との不調和、又は衝撃時の破損による取替えの難易度と、また経時的な要因により、表面の汚れ、環境破壊等の問題点が指摘されている。これらの問題点を解消できる手段として、木材と金属製の芯材とを利用したカ゛ート゛板と、このカ゛ート゛板を支持する支柱とでなる防護柵が重宝される状況となってきた。従って、この種の木材及び金属製の芯材とを合体し、それぞれの特徴を発揮できる木製防護柵が要望される状況となり、これに関する文献も数件散見される。以下、この文献を概述する。
【0003】
特許文献1は特開平8−302631号の複合構造材及び複合構造材を用いた防護柵であり、内容は、鋼材で形成する支柱、ホ゛ルト等の金属製の骨組みを、木材で被覆する構成とすること、またカ゛ート゛に木質の横梁を採用した構成であり、在来の防護柵と遜色ない強度を維持し、かつ周辺環境との調和をはかることを意図する。
【0004】
また特許文献2は、特開平8−326023号の防護柵であり、内容は、木製の緩衝材に補強材を内蔵し、この補強材の両端を、支柱の緊締具に固定ナット等の止め具を利用して固止する構成であり、前述と略同様な効果と、緩衝効果の拡充を意図する。
【0005】
特許文献3は、特開2000−144661の補強木材及び転落防止柵であり、内容は、半割した半円形状の溝を備えた木材を、鋼管の外周辺に接着剤を介して設け、木材と鋼管とを一体化して構成とした補強木材を、支柱に架承した構成であり、特許文献1と略同じ効果を達成することを意図する。
【0006】
特許文献4は、特開2001−295223の補強木製高柵であり、内容は、木材をくり抜いて中空部を形成し、この中空部に補強材を挿入して補強木材を構成し、この補強木材を、支柱に架承した構成であり、特許文献1と略同じ効果を達成することを意図する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1〜4は、木材と鋼管、ワィヤ等の補強材との組み合せを介して補強木材を構成し、この補強木材を支柱に架承したことを特徴とする。従って、木材の利点は発揮できる。しかし、木材の耐腐蝕性と、耐水性、又は耐圧縮性等に関しての配慮がなく、雨曝しになる防護柵用として使用するには、問題を残すと考えられる。殊に、気温、気象条件等の激しい山間部、寒冷地等では、少なからず問題を残すことは明らかである。
【0008】
そして、前述の特許文献1〜4は、単に防護柵の改良であることから、防音壁としての役目、またこの種の防護柵に悪臭、各種の臭気、汚染等の公害を回避する構成を備えておらず、一面的な改良に留まっている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、間伐材等の芯に中空の鋼管を挿入した構成の鋼管内蔵の木材を圧縮して構成とした鋼管内蔵の圧縮木材とした構成であり、木材と鋼管との確実な一体化を確保すること、この圧縮木材と鋼管との特徴を個別に確保できるので、例えば、鋼管内蔵の圧縮木材の強度性の向上と、又は耐腐蝕性、耐水性、又は耐圧縮性等の飛躍的な向上、さらに雨曝しになる防護柵用としての使用の最適化を図ること、等を意図する。そして、この構成の鋼管内蔵の圧縮木材を、気温、気象条件等の激しい山間部、寒冷地等において、防護柵として使用可能とすることを意図する。殊に中心に鋼管を、圧縮過程前に内蔵することから、間伐材の中心部までの圧縮を図ること、又は断面視して、略均等な圧縮を図ること、等を意図する。
【0010】
請求項1は、芯に中空の鋼管を配した圧縮木材で囲繞した構成となった鋼管内蔵の圧縮木材であって、
この鋼管は当初の寸法と、特性を備えているのに対して、前記圧縮木材は、圧縮成形された圧縮寸法と、表面側の圧縮程度は、内面側の圧縮程度に対して圧縮された特性を備えている構成とした鋼管内蔵の圧縮木材である。
【0011】
請求項2の発明は、請求項1の目的を達成すること、及びこの鋼管内蔵の圧縮木材の強度と、圧縮木材と鋼管との一体化を達成すること、等を意図する。
【0012】
請求項2は、請求項1の鋼管の周辺に突起、ローレット、スリット、又凹凸等の係止部を形成し、圧縮木材との強度の一体化を図る構成とした鋼管内蔵の圧縮木材である。
【0013】
請求項3の発明は、請求項1の目的を達成すること、及びこの鋼管内蔵の圧縮木材の汎用性の向上を図り、防護柵としての使用と、当該鋼管内蔵の圧縮木材の優れた防音対策を図ること、等を意図する。
【0014】
請求項3は、請求項1の鋼管の周辺に空気孔を開設し、圧縮木材に形成した貫通孔と整合する構成とした鋼管内蔵の圧縮木材である。
【0015】
請求項4の発明は、請求項1の目的を達成すること、及びこの鋼管内蔵の圧縮木材の利用分野の拡充と、防護柵としての使用と、当該鋼管内蔵の圧縮木材は、自然木として自然・生活環境保護の向上を図ること、等を意図する。
【0016】
請求項4は、請求項1の鋼管を、収容室として活用し、この収容室に脱臭剤、消臭剤、芳香剤、防藻剤等を装填する構成とした鋼管内蔵の圧縮木材である。
【0017】
請求項5の発明は、請求項1に記載の強度性、耐腐蝕性、耐水性、又は耐圧縮性等に優れた鋼管内蔵の圧縮木材、又は間伐材の有効な利用と、設置条件の厳しい状況、例えば、雨曝しでの状態、又は気温、気象条件等の激しい山間部、寒冷地等において、使用可能とした簡便な防護柵の提供を意図する。
【0018】
請求項5は、請求項1〜請求項4に記載の鋼管内蔵の圧縮木材を利用した防護柵であって、
この防護柵は、鋼管内蔵の圧縮木材と、この鋼管内蔵の圧縮木材に挿入される螺子部を備えたインナースリーフ゛と、このインナースリーフ゛の螺子部に螺合される螺子部を備えた前記鋼管内蔵の圧縮木材に設けた貫通孔に挿入される止め具と、この止め具を介して前記鋼管内蔵の圧縮木材とフ゛ラケットとを固定するとともに、このフ゛ラケットを地中に立設した支柱に添接し、当該フ゛ラケットと支柱とを止め具を介して固定する構成とした鋼管内蔵の圧縮木材を利用した防護柵である。
【0019】
請求項6の発明は、請求項1に記載の強度性、耐腐蝕性、耐水性、又は耐圧縮性等に優れた鋼管内蔵の圧縮木材、又は間伐材の有効な利用と、設置条件の厳しい状況、例えば、雨曝しでの状態、又は気温、気象条件等の激しい山間部、寒冷地等において、使用可能とした防護柵の提供を意図する。
【0020】
請求項6は、請求項1〜請求項4に記載の鋼管内蔵の圧縮木材を利用した防護柵であって、
この防護柵は、鋼管内蔵の圧縮木材と、この鋼管内蔵の圧縮木材に挿入される螺子部を備えたインナースリーフ゛と、このインナースリーフ゛の螺子部に螺合される螺子部を備えた前記鋼管内蔵の圧縮木材に設けた貫通孔に挿入される止め具と、この止め具を介して前記鋼管内蔵の圧縮木材と連結材とを固定し、この連結材をフ゛ラケットに設けるとともに、当該連結材とフ゛ラケットとを止め具を介して固定し、このフ゛ラケットを地中に立設した支柱に添接し、当該フ゛ラケットと支柱とを止め具を介して固定する構成とした鋼管内蔵の圧縮木材を利用した防護柵である。
【0021】
請求項7の発明は、請求項1に記載の強度性、耐腐蝕性、耐水性、又は耐圧縮性等に優れた鋼管内蔵の圧縮木材、又は間伐材の有効な利用と、設置条件の厳しい状況、例えば、雨曝しでの状態、又は気温、気象条件等の激しい山間部、寒冷地等において、使用可能とした防護柵の提供を意図する。また低コストで、簡便なカ゛ート゛レール、カ゛ート゛ハ゜イフ゜、横断防止柵、転落防止柵、停止柵等の防護柵、又は手摺、案内レール等の支持体等の防護柵の提供を意図する。
【0022】
請求項7は、請求項1〜請求項4に記載の鋼管内蔵の圧縮木材を利用した防護柵であって、
この防護柵は、支柱に設けられる鋼管内蔵の圧縮木材と、この鋼管内蔵の圧縮木材に挿入される螺子部を備えたインナースリーフ゛と、このインナースリーフ゛の螺子部に螺合される螺子部を備えた前記鋼管内蔵の圧縮木材に設けた貫通孔と、この貫通孔と支柱に設けた取付孔を整合し、この整合した孔に挿入した止め具を介して前記鋼管内蔵の圧縮木材と支柱を固定する構成とした鋼管内蔵の圧縮木材を利用した防護柵である。
【0023】
【発明の実施の形態】
本発明の図面の内容を説明する。図1は金型装置の要部の斜視図、図2は図1の正面図である。また図3は木材の縮尺斜視図、図4〜図15は鋼管内蔵の圧縮木材のそれぞれ一例を示した縮尺斜視図である。以下、好ましい金型装置の各例を説明する。図4〜図16は環状鋼管内蔵の正六角形の圧縮木材(鋼管内蔵の圧縮木材)を成形する過程を示しており、図4は開放状態の金型装置に円形中空丸太(木材)を搬入する状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図、図5は図4の状態の中空丸太の中空部に鋼管を挿入した状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図、図6は図5の状態の鋼管内蔵の木材に鋼管の位置決め型材を取付けた状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図、図7は金型装置に挿入した木材をカ゛イト゛板で圧縮する状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図、また図8は金型装置に挿入した木材をカ゛イト゛板及び上下金型で圧縮する状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図、図9は金型装置に挿入した木材の圧縮完了状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図、次に図10は圧縮状態から上金型を数mm上昇して位置決め型材を取外す状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図、図11は上金型を数mm上昇した後、降下して再度圧縮する状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図、図12はカ゛イト゛板の図面上での左右方向への後退であって、上下金型においてセットされた状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図、また図13は図12の上下金型においてセットされた状態において、この上下金型を緊締具でセットした状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図、図14は図13の上下金型を緊締具でセットした状態から上金型押え部材が上昇して、緊締具でセットした上下金型内の鋼管内蔵の圧縮木材素材を開放した状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図、図15は開放された緊締具でセットした上下金型内の鋼管内蔵の圧縮木材素材を取出した状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図、図16は釜内に緊締具でセットした上下金型内の鋼管内蔵の圧縮木材素材を収容した一例を示す縮尺模式図を示す。また図17〜図28は、四角状鋼管内蔵の正六角形の圧縮木材(鋼管内蔵の圧縮木材)を成形する過程を示しており、この各図は、前記図4〜図15に準ずる。さらに図29〜図40は、六角状鋼管内蔵の正六角形の圧縮木材(鋼管内蔵の圧縮木材)を成形する過程を示しており、この各図は、前記図4〜図15に準ずる。
【0024】
以下、鋼管内蔵の圧縮木材1の製造方法を、図4〜図15の一例を、代表例として説明する。図4(図1、図2参照する)は一次側の一方カ゛イト゛板2(長片:以下省略)と、一次側の他方カ゛イト゛板3(長片:以下省略)との間には上型本体4がセットされる。この際に、上型本体4の内面40、40を、この一次側の一方 カ゛イト゛板2に形成した一次側の一方カ゛イト゛板の一方内方傾斜面20と、位相位置となる(間欠的に設けた)一次側の他方カ゛イト゛板3に形成した一次側の他方カ゛イト゛板の他方内方傾斜面30と同じ傾斜面にしてセットされる。また上型本体4の外面41、41を、この一次側の一方カ゛イト゛板2に設けた一次側の一方カ゛イト゛板2a(短片:以下省略)の一方外方傾斜面21と、位相位置となる一次側の他方カ゛イト゛板3の一次側の他方カ゛イト゛板3a(短片:以下省略)の他方外方傾斜面31と同じ傾斜面にしてセットされる。
【0025】
一方、二次側の一方カ゛イト゛板5(長片:以下省略)と、二次側の他方カ゛イト゛板6(長片:以下省略)との間には下型本体7がセットされる。この際に、下型本体7の内面70、70を、この二次側の一方カ゛イト゛板5に形成した二次側の一方カ゛イト゛板の一方内方傾斜面50と、位相位置となる二次側の他方カ゛イト゛板6に形成した二次側の他方カ゛イト゛板の他方内方傾斜面60と同じ傾斜面にしてセットされる。また下型本体7の外面71、71を、この二次側の一方カ゛イト゛板5a(短片:以下省略)に設けた二次側の一方カ゛イト゛板の一方外方傾斜面51と、位相位置となる二次側の他方カ゛イト゛板6a(短片:以下省略)の二次側の他方カ゛イト゛板の他方外方傾斜面61と同じ傾斜面にしてセットされる。
【0026】
このセットされた状態で、図5の如く、下型本体7と、二次側の一方カ゛イト゛板5及び二次側の他方カ゛イト゛板6とで形成された空間Hに中空部100aを有する木材100が挿入される。この挿入後、中空部100aに鋼管8が挿入されるとともに、図6の如く、この鋼管8を所定の位置、又は鋼管8に設けた開口8aを所定の位置及び/又は方向等を所定の位置にセットするために、この鋼管8の少なくとも一端80aに位置決め型材9及び位置決め芯材900をセットする。この操作により、鋼管内蔵の木材101が構成される。この鋼管内蔵の木材101を、原則として図7〜図11の経過を辿って、鋼管内蔵の圧縮木材素材102が構成される。即ち、上型本体4と、一次側の一方カ゛イト゛板2及び一次側の一方カ゛イト゛板2aと、一次側の他方カ゛イト゛板3及び一次側の他方カ゛イト゛板3aとが、図示しないシリンタ゛ー等の一次移動手段を介して順次降下する。この降下が順次進行して行き最終的には、一次側の一方(他方)カ゛イト゛板2及び一次側の一方カ゛イト゛板2aと、二次側の一方(他方)カ゛イト゛板5a及び二次側の一方カ゛イト゛板5と、また一次側の他方カ゛イト゛板3a及び一次側の他方カ゛イト゛板3と、二次側の他方カ゛イト゛板6及び二次側の他方カ゛イト゛板6aとにそれぞれ合致する。従って、空間Hに挿入された中空部100aを有する木材100は、図7〜図11の如く、順次圧縮される。但し、図10において、上型本体4を僅か上昇して、一時圧縮を開放した状態で、位置決め型材9及び位置決め芯材900を引抜く(矢印で示す)。その後、一次側の一方(他方)カ゛イト゛板の一方(他方)内方傾斜面20(30)と、二次側の一方(他方)カ゛イト゛板の一方(他方)外方傾斜面51(61)とが接合し、また一次側の一方(他方)カ゛イト゛板の一方(他方)外方傾斜面21(31)と、二次側の一方(他方)カ゛イト゛板の一方(他方)内方傾斜面50(60)とが接合した図11となった時点で、圧縮が終了する。
【0027】
そして、圧縮が終了した時点で、図12〜図16の経過を辿る。即ち、下型本体7と上型本体4を残して、一次側の一方カ゛イト゛板2及び二次側の一方カ゛イト゛板5が合体状態で、また一次側の他方カ゛イト゛板3及び二次側の他方カ゛イト゛板6が合体状態で、それぞれ後退する。従って、この下型本体7の上に、上下金型10、11及び鋼管内蔵の圧縮木材素材102が位置する。その後、図13に示すように、上下金型10、11の袖片1001、1002・1103、1104に緊締具12を取付け、この上下金型10、11及び鋼管内蔵の圧縮木材素材102を固止する。そして、図14、図15の如く、上型押え部材1000を上方に移動して、上下金型10、11内の鋼管内蔵の圧縮木材素材102と、この鋼管内蔵の圧縮木材素材102を囲繞する上下金型10、11を緊締する緊締具12とが開放される。この開放された鋼管内蔵の圧縮木材素材102を囲繞する上下金型10、11及び緊締具12は、図16の如く、釜13に移動する。尚、図4〜図15に示した一工程によって、一本の鋼管内蔵の圧縮木材素材102が製造されるので、その都度、必要とする本数に相当した作業が行われる。この所定本数の鋼管内蔵の圧縮木材素材102は、窯13内で形状固定する。従って、鋼管8と圧縮木材103とは、この圧縮木材103に付与された圧縮力により、略中心に位置する鋼管8と圧縮木材103とは、接着材、ホ゛ルト等の余分の資材を利用しなくても一体化が可能となり、作業の簡略化・効率化、資材の節約化、二次公害の解消、又はコストの低廉化、等が図れる。尚、鋼管8に貫通孔800、又は吸音、防音、他の目的用の空気孔500、薬品投入孔(図示せず)等を設けた例では、木材100の圧縮時において、木汁、空気等の内蔵物の搬出路となり、圧縮の簡略化・迅速化、圧縮歪の解消、異物の排出等に役立てる。
【0028】
この移動が終了した時点で、金型装置は開放状態となり、次の作業に移る。即ち、前記4〜図15の経過を辿る。この形状固定された鋼管内蔵の圧縮木材1は、窯13より取出された後に、緊締具12及び上下金型10、11から開放される。この鋼管内蔵の圧縮木材1には、鋼管8自体が、所定の箇所に配置されるとともに、この鋼管8に設けられた貫通孔800、又は空気孔500、薬品投入孔等も同様に所定の箇所に設けられる。
【0029】
以上の操作、手順は、図17〜図28に示す鋼管内蔵の圧縮木材1の成形、又は図29〜図40に示す鋼管内蔵の圧縮木材1の成形にも適用される。
【0030】
この鋼管内蔵の圧縮木材1は、防護柵Aとして利用されるので、各例を説明する。図41〜図48は支柱14にフ゛ラケット、スリーフ゛管等の緊締具を介して鋼管内蔵の圧縮木材1を取付けた(架承した)一例であり、図41は一本の鋼管内蔵の圧縮木材1を取付けた例の分解斜視図、図42は二本の鋼管内蔵の圧縮木材1を取付けた例の分解斜視図を示す。図43は三本の鋼管内蔵の圧縮木材1を取付けた例の中間部を切断した断面図、図44は図43の正面図、図45は図43の背面図、また図46は図43の端部を切断した断面図、図47は図46の正面図、図48は図46の背面図である。また図49〜図55は支柱14に、鋼板ヒ゛ーム、連結材及びフ゛ラケット、スリーフ゛管等の緊締具を介して鋼管内蔵の圧縮木材1を取付けた一例であり、図49は二本の鋼管内蔵の圧縮木材1を取付けた例を示す分解斜視図、図50は図49の中間部を切断した断面図、図51は図50の正面図、図52は図50の背面図、また図53は図49の端部を切断した断面図、図54は図53の正面図、図55は図53の背面図、尚、図56は支柱14に、連結材及びフ゛ラケット、スリーフ゛管等の緊締具を介して鋼管内蔵の圧縮木材1を取付けた一例であり、三本の鋼管内蔵の圧縮木材1を取付けた例を示す分解斜視図である。次に図57〜図68は支柱14に設けた圧縮木材に、止め具等の緊締具を介して鋼管内蔵の圧縮木材1を取付けた一例であり、図57〜図62は二本の鋼管内蔵の圧縮木材1を取付けた例を示しており、図57は中間部を切断した断面図、図58は図57の正面図、図59は図57の背面図、また図60は図57の端部を切断した断面図、図61は図60の正面図、図62は図60の背面図、図63〜図68は三本の鋼管内蔵の圧縮木材1を取付けた例を示しており、図63は中間部を切断した断面図、図64は図63の正面図、図65は図63の背面図、また図66は図63の端部を切断した断面図、図67は図66の正面図、図68は図66の背面図である。さらに図69〜図71は支柱14に連結止め具及び止め具等の緊締具を利用して円形鋼管内蔵の圧縮木材1を、直接かつ突き合せ状態で取付けた一例であり、図69は中間部を切断した断面図、図70は図69の正面図、図71は図69の背面図である。また図72〜図74は支柱14に連結止め具及び止め具等の緊締具を利用して四角鋼管内蔵の圧縮木材1を、直接かつ突き合せ状態で取付けた一例であり、図72は中間部を切断した断面図、図73は図72の正面図、図74は図72の背面図である。
【0031】
● 支柱14に一本〜三本の鋼管内蔵の圧縮木材1を取付けた図41〜図48を説明する。この例では、支柱14に取付ける曲面部200aと、鋼管内蔵の圧縮木材1に取付けられる折曲げ端部200b、200b(200b)とを備えたフ゛ラケット200と、このフ゛ラケット200に複数設けた取付孔2000と、止め具210、210と、スリーフ゛管230とを主構成要素とする。従って、鋼管内蔵の圧縮木材1にフ゛ラケット200の各折曲げ端部200b(各を省略する)を添接し、この鋼管内蔵の圧縮木材1の貫通孔1a(鋼管8の貫通孔800)と、フ゛ラケット200の取付孔2000を整合し、この整合した連通孔(図示せず)に止め具210を挿入して、この止め具210の螺子部210aを、鋼管内蔵の圧縮木材1内に挿入したインナースリーフ゛300の螺子部3000に螺合する、この螺合により、鋼管内蔵の圧縮木材1にフ゛ラケット200が取付けられる。尚、圧縮木材103の貫通孔1aにスリーフ゛管230を挿入して、止め具210の挿入容易化、貫通孔1aと止め具210のクリアランス調整等を図る。この鋼管内蔵の圧縮木材1に固定されたフ゛ラケット200の曲面部200aを、支柱14に添接し、支柱の取付孔1400と、フ゛ラケット200の取付孔2000を整合し、この整合した連通孔(図示せず)に止め具220を挿入して、この止め具220の螺子部220aにナット240を螺合する。この螺合により、鋼管内蔵の圧縮木材1が支柱14に取付けられる。
【0032】
● 支柱14に二本又は数本の鋼管内蔵の圧縮木材1を取付けた図49〜図55を説明する。この例では、支柱14に取付ける曲面部200aと、鋼管内蔵の圧縮木材1に取付けられる折曲げ端部200b、200bとを備えたフ゛ラケット200と、このフ゛ラケット200に複数設けた取付孔2000と、止め具210、220、250と、前記鋼管内蔵の圧縮木材1を架承する多数の取付孔2600aを有する連結材260aとを主構成要素とする。従って、支柱14にフ゛ラケット200の曲面部200aを添接し、支柱14の取付孔1400と、フ゛ラケット200の取付孔2000とを整合し、この整合した孔(図示せず)に止め具220を挿入し、この止め具220の螺子部220aにナット240を螺合し、支柱14とフ゛ラケット200を固定する。そして、このフ゛ラケット200に一枚又は数枚の鋼板ヒ゛ーム260及び連結材260aを積層した状態で(鋼板ヒ゛ーム260等とする)添接し、フ゛ラケット200の取付孔2000と、鋼板ヒ゛ーム260の取付孔2600及び/又は連結材260aの取付孔2600aとを整合し、この整合した孔に止め具250を挿入し、この止め具250の螺子部250aにナット270を螺合し、フ゛ラケット200と鋼板ヒ゛ーム260等を固定する。この連結材260aに、鋼管内蔵の圧縮木材1を添接するとともに、鋼板ヒ゛ーム260等の空いている取付孔2600等と鋼管内蔵の圧縮木材1の貫通孔1aとを整合し、この整合した孔にスリーフ゛管230及び鋼管内蔵の圧縮木材1の貫通孔1aを介して止め具210を挿入する。この止め具210の螺子部210aを、鋼管内蔵の圧縮木材1間に挿入したインナースリーフ゛300の螺子部3000に螺合し、この両者を連結する。この螺合・連結により、鋼板ヒ゛ーム260等に鋼管内蔵の圧縮木材1が取付けられる(固定される)。他の鋼管内蔵の圧縮木材1も同じ方法で取付けられる。
【0033】
● 支柱14に二本又は数本の鋼管内蔵の圧縮木材1を取付けた図56を説明する。この例では、支柱14に取付ける曲面部200aと、鋼管内蔵の圧縮木材1に取付けられる折曲げ端部200b、200bとを備えたフ゛ラケット200と、このフ゛ラケット200に複数設けた取付孔2000と、止め具210、220、250と、前記鋼管内蔵の圧縮木材1を架承する多数の取付孔2600aを有する折曲げ形状の連結材260aとを主構成要素とする。従って、支柱14にフ゛ラケット200の曲面部200aを添接し、支柱14の取付孔1400と、フ゛ラケット200の取付孔2000とを整合し、この整合した孔(図示せず)に止め具220を挿入し、この止め具220の螺子部220aにナット240を螺合し、支柱14とフ゛ラケット200を固定する。そして、このフ゛ラケット200に一枚又は数枚の連結材260aを添接し、フ゛ラケット200の取付孔2000と、連結材260aの取付孔2600aとを整合し、この整合した孔に止め具250を挿入し、この止め具250の螺子部250aにナット270を螺合し、フ゛ラケット200と連結材260aを固定する。この連結材260aに、鋼管内蔵の圧縮木材1を添接するとともに、連結材260aの空いている取付孔2600aと鋼管内蔵の圧縮木材1の貫通孔1aとを整合し、この整合した孔にスリーフ゛管230及び鋼管内蔵の圧縮木材1の貫通孔1aを介して止め具210を挿入する。この止め具210の螺子部210aを、鋼管内蔵の圧縮木材1間に挿入したインナースリーフ゛300の螺子部3000に螺合し、この両者を連結する。この螺合・連結により、連結材260aに鋼管内蔵の圧縮木材1が取付けられる(固定される)。他の鋼管内蔵の圧縮木材1も同じ方法で取付けられる。
【0034】
● 支柱14に二本又は数本の鋼管内蔵の圧縮木材1を取付けた図57〜図68を説明する。この例では、鋼管内蔵の圧縮木材1内にインナースリーフ゛300を挿入する。この鋼管内蔵の圧縮木材1を支柱14に添接するとともに、インナースリーフ゛300の螺子部3000と、鋼管内蔵の圧縮木材1の貫通孔1a並びに支柱14の取付孔1400を整合し、この整合した孔に止め具220を挿入した後、当該止め具220の螺子部220aを、このインナースリーフ゛300の螺子部3000に向って挿入し、この螺子部220aを螺子部3000に螺合する。この螺合により、当該支柱14に鋼管内蔵の圧縮木材1が取付けられる。尚、取付孔1400にスリーフ゛管230を挿入することもあり得る。図中1bは圧縮木材103の上端を保護する木製、金属製等のキャッフ゜を示す。またこの例では、支柱14に圧縮木材103を設けた例であり、手摺としての利用も可能である(他の例も同じ)。
【0035】
● 支柱14に二本又は数本の鋼管内蔵の圧縮木材1を取付けた図69〜図74を説明する。この例では、支柱14に設けた鋼管内蔵の圧縮木材1内に連結止め具280を略クロス状に設置し、この螺子部280aを利用して、一方又は左右にインナースリーフ゛300を設け、このインナースリーフ゛300にそれぞれ鋼管内蔵の圧縮木材1を被嵌する。このインナースリーフ゛300の螺子部3000と、鋼管内蔵の圧縮木材1の貫通孔1aを整合し、この整合した孔に止め具220を挿入した後、当該止め具220の螺子部220aを、このインナースリーフ゛300の螺子部3000に向って挿入し、この螺子部220aを螺子部3000に螺合する。この螺合により、当該支柱14に鋼管内蔵の圧縮木材1が取付けられる。他の構成、効果等は、前述の各例に準ずる。
【0036】
図中400は一方側枠板、410は他方側枠板を示しており、この一方側枠板400には、一次側の一方カ゛イト゛板2及び二次側の一方カ゛イト゛板5が係止されており、シリンタ゛ー(図示せず)等の手段(二次移動手段)で、前進後退(図面では、左右移動)する。勿論、一次側の一方カ゛イト゛板2は昇降(図面では、上下移動)する。またこの他方側枠板410には、一次側の他方カ゛イト゛板3及び二次側の他方カ゛イト゛板6が係止されており、シリンタ゛ー等の手段で、前進後退する。勿論、一次側の他方カ゛イト゛板3は昇降する。
【0037】
図中420は台車、430はレールを示す。
【0038】
尚、図75〜図80は、鋼管内蔵の圧縮木材1の他の使用例を示しており、図75、図76(イ)〜(ハ)に示した実施態様は、鋼管8及び圧縮木材103には、空気孔500を設けて、吸音、防音等を意図する。また鋼管8に凹凸、突起、ローレット、スリット、突条、リフ゛、鉄筋等の係止片を設けて、圧縮木材103との一体化の強化、又は接着材等の無使用を意図する。(イ)は中空部100aに鋼管8を挿入した図を示す、また(ロ)は鋼管8内に芯材を挿入した図を示す、また(ハ)は空気孔500を開設した鋼管8が圧縮木材103に装填された図を示す。また図77、図78(イ)〜(ハ)は、鋼管8の外周面に突条510を設けた例であり、(イ)は中空部100aに突条510を有する鋼管8を挿入した図を示す、また(ロ)は鋼管8内に芯材を挿入した図を示す、また(ハ)は突条510を有する鋼管8が圧縮木材103に装填された図を示す。図79、図80(イ)〜(ハ)は、鋼管8の外周面に鉄筋520を設けた例であり、(イ)は中空部100aに鉄筋520を有する鋼管8を挿入した図を示す、また(ロ)は鋼管8内に芯材を挿入した図を示す、また(ハ)は鉄筋520を有する鋼管8が圧縮木材103に装填された図を示す。尚、脱臭剤、消臭剤、芳香剤、防藻剤等を装填する入り口(図示せず)を開設することも可能である。
【0039】
【実施例】
以下、本発明の一実施例の要部を説明する。
【0040】
1は中空部100aを有する木材100を圧縮した圧縮木材103の芯に中空の鋼管8を配した圧縮木材で(鋼管内蔵の圧縮木材)、この鋼管内蔵の圧縮木材1では、 鋼管8は当初の寸法と、特性を備えているのに対して、前記圧縮木材103は、圧縮成形された圧縮寸法と、表面側の圧縮程度は、内面側の圧縮程度に対して圧縮された特性を備えている。尚、鋼管8には、止め具210の螺子部210aを螺合する貫通孔800を設けるとともに、圧縮木材103には貫通孔1aを設ける。この貫通孔1aには、止め具210の軸部が挿設されるスリーフ゛管230が設けられる。
【0041】
また鋼管内蔵の圧縮木材1を利用した防護柵Aは、支柱14と、この支柱14に添接されるフ゛ラケット200と、支柱14及びフ゛ラケット200並びに鋼管内蔵の圧縮木材1の固定に関連する止め具210、220、ナット240等で構成する例と、又はさらに鋼板ヒ゛ーム260、連結材260a、止め具250、ナット270等で構成する例と、が考えられる。
【0042】
尚、支柱14は、鋼管で構成する例と、また鋼管に木製、金属性のキャッフ゜1bを設けた例、又は鋼管に圧縮木材103を嵌入し、この圧縮木材103に木製、金属性のキャッフ゜1bを設けた例、等がある。また圧縮木材103のみの場合もある。
【0043】
【発明の効果】
請求項1の発明は、芯に中空の鋼管を配した圧縮木材で囲繞した構成となった鋼管内蔵の圧縮木材であって、鋼管は当初の寸法と、特性を備えているのに対して、圧縮木材は、圧縮成形された圧縮寸法と、表面側の圧縮程度は、内面側の圧縮程度に対して圧縮された特性を備えている構成とした鋼管内蔵の圧縮木材である。本発明は、間伐材等の芯に中空の鋼管を挿入した構成の鋼管内蔵の木材を圧縮して構成とした鋼管内蔵の圧縮木材とした構成であり、木材と鋼管との確実な一体化が確保できること、この圧縮木材と鋼管との特徴を個別に確保できるので、例えば、鋼管内蔵の圧縮木材の強度性の向上と、又は耐腐蝕性、耐水性、又は耐圧縮性等の飛躍的な向上、さらに雨曝しになる防護柵用として使用するに最適であること、等の特徴がある。そして、この構成の鋼管内蔵の圧縮木材を、気温、気象条件等の激しい山間部、寒冷地等において、防護柵として使用可能な構成であり有益である。
【0044】
請求項2の発明は、請求項1の鋼管の周辺に突起、ローレット、スリット、又凹凸等の係止部を形成し、圧縮木材との強度の一体化を図る構成とした鋼管内蔵の圧縮木材である。本発明は、請求項1の目的を達成できること、及びこの鋼管内蔵の圧縮木材の強度と、圧縮木材と鋼管との一体化を達成できること、等の特徴がある。
【0045】
請求項3の発明は、請求項1の鋼管の周辺に空気孔を開設し、圧縮木材に形成した貫通孔と整合する構成とした鋼管内蔵の圧縮木材である。本発明は、請求項1の目的を達成できること、及びこの鋼管内蔵の圧縮木材の汎用性の向上を図り、防護柵としての使用と、当該鋼管内蔵の圧縮木材の優れた防音対策が図れること、等の特徴がある。
【0046】
請求項4の発明は、請求項1の鋼管を、収容室として活用し、この収容室に脱臭剤、消臭剤、芳香剤、防藻剤等を装填する構成とした鋼管内蔵の圧縮木材である。本発明は、請求項1の目的を達成できること、及びこの鋼管内蔵の圧縮木材の利用分野の拡充と、防護柵としての使用と、当該鋼管内蔵の圧縮木材は、自然木であり、自然・生活環境保護の向上が図れること、等の特徴がある。
【0047】
請求項5の発明は、請求項1〜請求項4に記載の鋼管内蔵の圧縮木材を利用した防護柵であって、防護柵は、鋼管内蔵の圧縮木材と、鋼管内蔵の圧縮木材に挿入される螺子部を備えたインナースリーフ゛と、インナースリーフ゛の螺子部に螺合される螺子部を備えた鋼管内蔵の圧縮木材に設けた貫通孔に挿入される止め具と、止め具を介して前記鋼管内蔵の圧縮木材とフ゛ラケットとを固定するとともに、フ゛ラケットを地中に立設した支柱に添接し、フ゛ラケットと支柱とを止め具を介して固定する構成とした鋼管内蔵の圧縮木材を利用した防護柵である。本発明は、請求項1に記載の強度性、耐腐蝕性、耐水性、又は耐圧縮性等に優れた簡便な鋼管内蔵の圧縮木材、又は間伐材の有効な利用と、設置条件の厳しい状況、例えば、雨曝しでの状態、又は気温、気象条件等の激しい山間部、寒冷地等において、使用可能とした簡便な防護柵を提供できる実益がある。
【0048】
請求項6の発明は、請求項1〜請求項4に記載の鋼管内蔵の圧縮木材を利用した防護柵であって、防護柵は、鋼管内蔵の圧縮木材と、鋼管内蔵の圧縮木材に挿入される螺子部を備えたインナースリーフ゛と、インナースリーフ゛の螺子部に螺合される螺子部を備えた鋼管内蔵の圧縮木材に設けた貫通孔に挿入される止め具と、止め具を介して鋼管内蔵の圧縮木材と連結材とを固定し、連結材をフ゛ラケットに設けるとともに、連結材とフ゛ラケットとを止め具を介して固定し、フ゛ラケットを地中に立設した支柱に添接し、フ゛ラケットと支柱とを止め具を介して固定する構成とした鋼管内蔵の圧縮木材を利用した防護柵である。本発明は、請求項1に記載の強度性、耐腐蝕性、耐水性、又は耐圧縮性等に優れた鋼管内蔵の圧縮木材、又は間伐材の有効な利用と、設置条件の厳しい状況、例えば、雨曝しでの状態、又は気温、気象条件等の激しい山間部、寒冷地等において、使用可能な防護柵を提供できる実益がある。
【0049】
請求項7の発明は、請求項1〜請求項4に記載の鋼管内蔵の圧縮木材を利用した防護柵であって、防護柵は、支柱に設けられる鋼管内蔵の圧縮木材と、鋼管内蔵の圧縮木材に挿入される螺子部を備えたインナースリーフ゛と、インナースリーフ゛の螺子部に螺合される螺子部を備えた鋼管内蔵の圧縮木材に設けた貫通孔と、貫通孔と支柱に設けた取付孔を整合し、整合した孔に挿入した止め具を介して鋼管内蔵の圧縮木材と支柱を固定する構成とした鋼管内蔵の圧縮木材を利用した防護柵である。本発明は、前述の請求項6の作用効果と同じ効果が期待できること、又は低コストで、簡便なカ゛ート゛レール、カ゛ート゛ハ゜イフ゜、横断防止柵、転落防止柵、停止柵等の防護柵、又は手摺、案内レール等の支持体等の防護柵を提供できること、等の特徴がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】金型装置の要部の斜視図
【図2】図1の正面図
【図3】木材の縮尺斜視図
【図4】環状鋼管内蔵の正六角形の圧縮木材(鋼管内蔵の圧縮木材)を成形する過程において、開放状態の金型装置に円形中空丸太(木材)を搬入する状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図5】図4の状態の中空丸太の中空部に鋼管を挿入した状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図6】図5の状態の鋼管内蔵の木材に鋼管の位置決め型材を取付けた状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図7】金型装置に挿入した木材をカ゛イト゛板で圧縮する状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図8】金型装置に挿入した木材をカ゛イト゛板及び上下金型で圧縮する状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図9】金型装置に挿入した木材の圧縮完了状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図10】圧縮状態から上金型を数mm上昇して位置決め型材を取外す状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図11】上金型を数mm上昇した後、降下して再度圧縮する状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図12】カ゛イト゛板の図面上での左右方向への後退であって、上下金型においてセットされた状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図13】図12の上下金型においてセットされた状態において、この上下金型を緊締具でセットした状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図14】図13の上下金型を緊締具でセットした状態から上金型押え部材が上昇して、緊締具でセットした上下金型内の鋼管内蔵の圧縮木材素材を開放した状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図15】開放された緊締具でセットした上下金型内の鋼管内蔵の圧縮木材素材を取出した状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図16】釜内に緊締具でセットした上下金型内の鋼管内蔵の圧縮木材素材を収容した一例を示す縮尺模式図
【図17】四角状鋼管内蔵の正六角形の圧縮木材(鋼管内蔵の圧縮木材)を成形する過程において、開放状態の金型装置に円形中空丸太(木材)を搬入する状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図18】図17の状態の中空丸太の中空部に鋼管を挿入した状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図19】図18の状態の鋼管内蔵の木材に鋼管の位置決め型材を取付けた状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図20】金型装置に挿入した木材をカ゛イト゛板で圧縮する状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図21】金型装置に挿入した木材をカ゛イト゛板及び上下金型で圧縮する状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図22】金型装置に挿入した木材の圧縮完了状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図23】圧縮状態から上金型を数mm上昇して位置決め型材を取外す状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図24】上金型を数mm上昇した後、降下して再度圧縮する状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図25】カ゛イト゛板の図面上での左右方向への後退であって、上下金型においてセットされた状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図26】図25の上下金型においてセットされた状態において、この上下金型を緊締具でセットした状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図27】図26の上下金型を緊締具でセットした状態から上金型押え部材が上昇して、緊締具でセットした上下金型内の鋼管内蔵の圧縮木材素材を開放した状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図28】開放された緊締具でセットした上下金型内の鋼管内蔵の圧縮木材素材を取出した状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図29】六角状鋼管内蔵の正六角形の圧縮木材(鋼管内蔵の圧縮木材)を成形する過程において、開放状態の金型装置に円形中空丸太(木材)を搬入する状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図30】図29の状態の中空丸太の中空部に鋼管を挿入した状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図31】図30の状態の鋼管内蔵の木材に鋼管の位置決め型材を取付けた状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図32】金型装置に挿入した木材をカ゛イト゛板で圧縮する状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図33】金型装置に挿入した木材をカ゛イト゛板及び上下金型で圧縮する状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図34】金型装置に挿入した木材の圧縮完了状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図35】圧縮状態から上金型を数mm上昇して位置決め型材を取外す状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図36】上金型を数mm上昇した後、降下して再度圧縮する状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図37】カ゛イト゛板の図面上での左右方向への後退であって、上下金型においてセットされた状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図38】図37の上下金型においてセットされた状態において、この上下金型を緊締具でセットした状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図39】図38の上下金型を緊締具でセットした状態から上金型押え部材が上昇して、緊締具でセットした上下金型内の鋼管内蔵の圧縮木材素材を開放した状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図40】開放された緊締具でセットした上下金型内の鋼管内蔵の圧縮木材素材を取出した状態であり、(イ)は要部正面図、(ロ)は断面図
【図41】支柱にフ゛ラケット、スリーフ゛管等の緊締具を介して一本の鋼管内蔵の圧縮木材を取付けた例の分解斜視図
【図42】支柱にフ゛ラケット、スリーフ゛管等の緊締具を介して二本の鋼管内蔵の圧縮木材を取付けた例の分解斜視図
【図43】支柱にフ゛ラケット、スリーフ゛管等の緊締具を介して三本の鋼管内蔵の圧縮木材を取付けた例の中間部を切断した断面図
【図44】図43の正面図
【図45】図43の背面図
【図46】図43の端部を切断した断面図
【図47】図46の正面図
【図48】図46の背面図
【図49】支柱に鋼板ヒ゛ーム、連結材、フ゛ラケット、スリーフ゛管等の緊締具を介して二本の鋼管内蔵の圧縮木材を取付けた例の分解斜視図
【図50】図49の中間部を切断した断面図
【図51】図50の正面図
【図52】図50の背面図
【図53】図49の端部を切断した断面図
【図54】図53の正面図
【図55】図53の背面図
【図56】支柱に連結材、フ゛ラケット、スリーフ゛管等の緊締具を介して三本の鋼管内蔵の圧縮木材を取付けた例の分解斜視図
【図57】支柱に止め具の緊締具を介して二本の鋼管内蔵の圧縮木材を取付けた例の中間部を切断した断面図
【図58】図57の正面図
【図59】図57の背面図
【図60】図57の端部を切断した断面図
【図61】図60の正面図
【図62】図60の背面図
【図63】支柱に止め具の緊締具を介して三本の鋼管内蔵の圧縮木材を取付けた例の中間部を切断した断面図
【図64】図63の正面図
【図65】図63の背面図
【図66】図63の端部を切断した断面図
【図67】図66の正面図
【図68】図66の背面図
【図69】支柱に連結止め具及び止め具の緊締具を介して二本の円形鋼管内蔵の圧縮木材を取付けた例の中間部を切断した断面図
【図70】図69の正面図
【図71】図69の背面図
【図72】支柱に連結止め具及び止め具の緊締具を介して二本の四角鋼管内蔵の圧縮木材を取付けた例の中間部を切断した断面図
【図73】図72の正面図
【図74】図72の背面図
【図75】鋼管に空気孔を開設した例を示す図
【図76】鋼管に空気孔を開設した例であり、(イ)は中空部に鋼管を挿入した図、(ロ)は鋼管内に芯材を挿入した図、(ハ)は空気孔を開設した鋼管が圧縮木材に装填された図
【図77】鋼管の外周面に突条を設けた例を示す図
【図78】鋼管の外周面に突条を設けた例であり、(イ)は中空部に突条を有する鋼管を挿入した図、(ロ)は鋼管内に芯材を挿入した図、(ハ)は突条を有する鋼管が圧縮木材に装填された図
【図79】鋼管の外周面に鉄筋を設けた例を示す図
【図80】鋼管の外周面に鉄筋を設けた例であり、(イ)は中空部に鉄筋を有する鋼管を挿入した図、(ロ)は鋼管内に芯材を挿入した図、(ハ)は鉄筋を有する鋼管が圧縮木材に装填された図
【符号の説明】
1 鋼管内蔵の圧縮木材
1a 貫通孔
1b キャッフ゜
100 木材
100a 中空部
101 鋼管内蔵の木材
102 鋼管内蔵の圧縮木材素材
103 圧縮木材
2 一次側の一方カ゛イト゛板(長片)
2a 一次側の一方カ゛イト゛板(短片)
20 一次側の一方カ゛イト゛板の一方内方傾斜面
21 一次側の一方カ゛イト゛板の一方外方傾斜面
3 一次側の他方カ゛イト゛板(長片)
3a 一次側の他方カ゛イト゛板(短片)
30 一次側の他方カ゛イト゛板の他方内方傾斜面
31 一次側の他方カ゛イト゛板の他方外方傾斜面
4 上型本体
40 内面
41 外面
5 二次側の一方カ゛イト゛板(長片)
5a 二次側の一方カ゛イト゛板(短片)
50 二次側の一方カ゛イト゛板の一方内方傾斜面
51 二次側の一方カ゛イト゛板の一方外方傾斜面
6 二次側の他方カ゛イト゛板(長片)
6a 二次側の他方カ゛イト゛板(短片)
60 二次側の他方カ゛イト゛板の他方内方傾斜面
61 二次側の他方カ゛イト゛板の他方外方傾斜面
7 下型本体
70 内面
71 外面
8 鋼管
8a 開口
80a 一端
800 貫通孔
9 位置決め型材
900 位置決め芯材
10 上金型
1000 上型押え部材
1001 袖片
1002 袖片
11 下金型
1103 袖片
1104 袖片
12 緊締具
13 釜
14 支柱
1400 取付孔
200 フ゛ラケット
200a 曲面部
200b 折曲げ端部
2000 取付孔
210 止め具
210a 螺子部
220 止め具
220a 螺子部
230 スリーフ゛管
240 ナット
250 止め具
250a 螺子部
260 鋼管ヒ゛ーム
2600 取付孔
260a 連結材
2600a 取付孔
270 ナット
280 連結止め具
280a 螺子部
300 インナースリーフ゛
3000 螺子部
400 一方側枠板
410 他方側枠板
420 台車
430 レール
500 空気孔
510 突条
520 鉄筋
A 防護柵
H 空間
Claims (7)
- 芯に中空の鋼管を配した圧縮木材で囲繞した構成となった鋼管内蔵の圧縮木材であって、
この鋼管は当初の寸法と、特性を備えているのに対して、前記圧縮木材は、圧縮成形された圧縮寸法と、表面側の圧縮程度は、内面側の圧縮程度に対して圧縮された特性を備えている構成とした鋼管内蔵の圧縮木材。 - 請求項1の鋼管の周辺に突起、ローレット、スリット、又凹凸等の係止部を形成し、圧縮木材との強度の一体化を図る構成とした鋼管内蔵の圧縮木材。
- 請求項1の鋼管の周辺に空気孔を開設し、圧縮木材に形成した貫通孔と整合する構成とした鋼管内蔵の圧縮木材。
- 請求項1の鋼管を、収容室として活用し、この収容室に脱臭剤、消臭剤、芳香剤、防藻剤等を装填する構成とした鋼管内蔵の圧縮木材。
- 請求項1〜請求項4に記載の鋼管内蔵の圧縮木材を利用した防護柵であって、
この防護柵は、鋼管内蔵の圧縮木材と、この鋼管内蔵の圧縮木材に挿入される螺子部を備えたインナースリーフ゛と、このインナースリーフ゛の螺子部に螺合される螺子部を備えた前記鋼管内蔵の圧縮木材に設けた貫通孔に挿入される止め具と、この止め具を介して前記鋼管内蔵の圧縮木材とフ゛ラケットとを固定するとともに、このフ゛ラケットを地中に立設した支柱に添接し、当該フ゛ラケットと支柱とを止め具を介して固定する構成とした鋼管内蔵の圧縮木材を利用した防護柵。 - 請求項1〜請求項4に記載の鋼管内蔵の圧縮木材を利用した防護柵であって、
この防護柵は、鋼管内蔵の圧縮木材と、この鋼管内蔵の圧縮木材に挿入される螺子部を備えたインナースリーフ゛と、このインナースリーフ゛の螺子部に螺合される螺子部を備えた前記鋼管内蔵の圧縮木材に設けた貫通孔に挿入される止め具と、この止め具を介して前記鋼管内蔵の圧縮木材と連結材とを固定し、この連結材をフ゛ラケットに設けるとともに、当該連結材とフ゛ラケットとを止め具を介して固定し、このフ゛ラケットを地中に立設した支柱に添接し、当該フ゛ラケットと支柱とを止め具を介して固定する構成とした鋼管内蔵の圧縮木材を利用した防護柵。 - 請求項1〜請求項4に記載の鋼管内蔵の圧縮木材を利用した防護柵であって、
この防護柵は、支柱に設けられる鋼管内蔵の圧縮木材と、この鋼管内蔵の圧縮木材に挿入される螺子部を備えたインナースリーフ゛と、このインナースリーフ゛の螺子部に螺合される螺子部を備えた前記鋼管内蔵の圧縮木材に設けた貫通孔と、この貫通孔と支柱に設けた取付孔を整合し、この整合した孔に挿入した止め具を介して前記鋼管内蔵の圧縮木材と支柱を固定する構成とした鋼管内蔵の圧縮木材を利用した防護柵。
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|---|---|---|---|
| JP2002382034A JP3537139B1 (ja) | 2002-12-27 | 2002-12-27 | 鋼管内蔵の圧縮木材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002382034A JP3537139B1 (ja) | 2002-12-27 | 2002-12-27 | 鋼管内蔵の圧縮木材の製造方法 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3537139B1 JP3537139B1 (ja) | 2004-06-14 |
| JP2004209809A true JP2004209809A (ja) | 2004-07-29 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002382034A Expired - Fee Related JP3537139B1 (ja) | 2002-12-27 | 2002-12-27 | 鋼管内蔵の圧縮木材の製造方法 |
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|---|---|
| JP (1) | JP3537139B1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101152420B1 (ko) | 2011-12-07 | 2012-06-07 | 조주영 | 조립식 목재 울타리 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3032130U (ja) | 1996-06-07 | 1996-12-17 | 株式会社エルファス | ガードレール |
| JP3706757B2 (ja) | 1998-11-17 | 2005-10-19 | 清 神山 | 転落防止柵 |
-
2002
- 2002-12-27 JP JP2002382034A patent/JP3537139B1/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
| KR101152420B1 (ko) | 2011-12-07 | 2012-06-07 | 조주영 | 조립식 목재 울타리 |
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|---|---|
| JP3537139B1 (ja) | 2004-06-14 |
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