JP3032130U - ガードレール - Google Patents

ガードレール

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JP3032130U
JP3032130U JP1996006043U JP604396U JP3032130U JP 3032130 U JP3032130 U JP 3032130U JP 1996006043 U JP1996006043 U JP 1996006043U JP 604396 U JP604396 U JP 604396U JP 3032130 U JP3032130 U JP 3032130U
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wood
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guardrail
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JP1996006043U
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English (en)
Inventor
孝治 原田
Original Assignee
株式会社エルファス
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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 景観と強度という双方の要請を満足するガー
ドレールを提供する。 【解決手段】 鋼管、H形鋼、I形鋼等の棒状の金属製
芯材を筒状の木材内に配置し、内部の芯材から横部材支
持金具を外部に突出させた支柱と、該支柱の支持金具に
固着された横部材とからなることを特徴とするガードレ
ールである。外部に露出するのは暖かみを感じさせる木
材であり、景観に優れたものとなる。支柱の内部は鋼
管、H形鋼、I形鋼等の棒状の金属製芯材であるから、
支柱の強度はこの芯材によって保たれる。横部材は芯材
から外部に突出した支持部材に固着されるから、支柱と
横部材との結合力も十分に得られる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本願考案は、車の飛び出し防止に車道に沿って敷設するガードレールに関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のガードレールは、金属製パイプの支柱にケーブルや鉄板の横部材を専用 の支持金具やボルトで固着したものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のガードレールは、車両が衝突したときに歩行者を守ることができるよう に、強度が大きく、かつ、粘り強さのある鋼製の部材で構成されていた。一方、 景観を重視する地域においては、できる限り木材等の天然素材を使用したいとい う要請があるが、ガードレールに関しては、その機能から安全性が優先され、金 属製とせざるを得なかった。本願考案は、景観と強度という双方の要請を満足す るガードレールを提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本願考案は、鋼管、H形鋼、I形鋼等の棒状の金属製芯材を筒状の木材内に配 置し、内部の芯材から横部材支持金具を外部に突出させた支柱と、該支柱の支持 金具に固着された横部材とからなることを特徴とするガードレールである。筒状 の木材の内径と芯材の外径とがほぼ等しい場合には、木材内部に芯材を嵌め込ん だだけで両部材が一体化されるが、製造上の都合で両部材にがたつきが生じる場 合には、両部材の間に樹脂を注入したり、ボルト結合を行うことで、一体化する ことができる。横部材は、従来と同様のケーブルや鉄板を用いるが、ケーブルを 用いた方が目立たずに景観的に優れている。
【0005】
【作用】 本願のガードレールの支柱は、外部に露出するのは暖かみを感じさせる木材で あり、景観に優れたものとなる。支柱の内部は鋼管、H形鋼、I形鋼等の棒状の 金属製芯材であるから、支柱の強度はこの芯材によって保たれる。横部材は芯材 から外部に突出した支持部材に固着されるから、支柱と横部材との結合力も十分 に得られることとなる。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、実施例を表した図面を参照しつつ、本考案を詳細に説明する。図1は実 施例のガードレール1の縦断面図、図2はガードレール1の正面図、図3は他の 実施例のガードレール20の横断面図である。
【0007】 図1、2のカードレール1は支柱2と横部材5からなる。支柱2は複数本が所 定間隔を隔て下部を地中に埋設することで立設されている。横部材5はワイヤー で3本が支柱2に平行に固着されている。
【0008】 支柱2は、内側の芯材3と外側の木材4からなる。芯材3は鋼製の丸パイプで 、上面は閉塞されている。また、横部材の支持金具を取り付ける取付ボルトを通 す穴16が3組設けられている。木材4は円筒状に内部がくり貫かれており、内 部の空洞には芯材が3が挿入される。また、横部材の支持金具を取り付けるため の穴9、取付ボルト8を入れるための穴10が3組設けられている。横部材の支 持金具6は鉄板を概略コ字形に加工したもので、穴9から芯材3に当接し、穴1 0から取付ボルト8を差し込んで、図1に示すように、芯材3に固定する。支持 金具6には横部材5であるワイヤーがUボルト7で固定される。穴10は木製の キャップ12で塞がれる。木材4の頂部には樹脂を注入するための穴11が設け られている。樹脂は、穴11および下部の木材4と芯材3の隙間14から注入さ れ、木材4と芯材3の隙間が樹脂で埋められて一体化する。穴11は樹脂を注入 した後に木製のキャップ13で塞がれる。樹脂は必ずしも隙間全体に充填する必 要はなく、上部と下部に充填すれば十分である。また、芯材3の外径と木材4の 内径をほぼ一致させれば、芯材と木材にがたつきを生じないので、樹脂を注入す る必要はなくなる。樹脂を注入する場合は木材の内径は芯材の外径よりもやや大 きくすることができるので、組み立て作業を容易に行うことができる。芯材と木 材とは樹脂により完全に一体化され、充分な強度を発揮できる。
【0009】 図3のカードレール20も支柱21と横部材22からなる。支柱2は複数本が 所定間隔を隔て下部を地中に埋設することで立設されている。横部材22はやは りワイヤーで上記実施例と同様に3本が支柱21に平行に固着されている。
【0010】 支柱21は、内側の芯材22と外側の木材23からなる。芯材22は鋼製の丸 パイプである。芯材22には横部材の支持金具24が3カ所溶接されている。支 持金具はL字形で、図3に示すように、Uボルト25により横部材22が固着さ れる。木材は筒形を2つ割りにした樋形の木材23a、23bからなる。支持金 具24に対応する部分は、切欠27が設けられ、芯材22を中に中に挟んで接合 され、ビス26で芯材に固定される。支持金具は2つ割りを接合した木材の接合 部から外部に突出するから、あらかじめ芯材に溶接などで取り付けることが可能 となり、ガードレールの組み立て作業がより容易となる。
【0011】 芯材は、実施例の丸パイプの他、角パイプ、H形鋼、I形鋼等の棒状の金属製 のものを用いることができる。木材の断面形状は、円形に限らず、四角形、角丸 形などとすることができる。木材は、芯材の全長にわたってこれを覆う必要はな く、地中に埋設される部分は芯材が露出してもよい。
【0012】
【考案の効果】
本願考案のガードレールは、支柱が内部の金属製の芯材と外部の木材からなる ので、木製の杭の外観を持ちつつ、芯材によって強度を付与され、景観的にも強 度的にも優れたものとなる。横部材は支持金具によって芯材に固着されるから、 横部材の強度も十分に保たれる。支柱の木材は、間伐材や木造家屋の廃材などを 使用できるから、木材資源の保護にも貢献する。木材と芯材との間に樹脂を注入 する場合は、木材の内径は芯材の外径よりもやや大きくすることができるので、 組み立て作業を容易に行うことができる。芯材と木材とは樹脂により完全に一体 化され、充分な強度を発揮できる。芯材と外側の木材とをボルト又はビス結合に より一体化する場合も、同様に、木材の内径は芯材の外径よりもやや大きくする ことができて組み立て作業が容易となり、充分な強度も得ることができる。木材 を2つ割りにした形状の樋状の2部材を接合して形成し、横部材支持金具をその 接合部から外部に突出させる場合は、支持金具をあらかじめ芯材に溶接などで取 り付けることが可能となり、ガードレールの組み立て作業がより容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のガードレール1の縦断面図である。
【図2】ガードレール1の正面図である。
【図3】実施例のガードレール20の横断面図である。
【符号の説明】
1 ガードレール 2 支柱 3 芯材 4 木材 5 横部材 6 支持金具 7 Uボルト 8 取付ボルト 9 穴 10 穴 11 穴 12 キャップ 13 キャップ 14 隙間 15 樹脂 16 穴 20 ガードレール 21 支柱 22 横部材 23a 木材 23b 木材 24 支持金具 25 Uボルト 26 ビス 27 切欠

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼管、H形鋼、I形鋼等の棒状の金属製
    芯材を筒状の木材内に配置し、内部の芯材から横部材支
    持金具を外部に突出させた支柱と、該支柱の支持金具に
    固着された横部材とからなることを特徴とするガードレ
    ール
  2. 【請求項2】 鋼管、H形鋼、I形鋼等の棒状の金属製
    芯材を筒状の木材内に配置し、内部の芯材から横部材支
    持金具を外部に突出させた支柱と、該支柱の支持金具に
    固着された横部材とからなるガードレールにおいて、芯
    材と外側の木材との間に樹脂を注入し、両部材を一体化
    したことを特徴とするガードレール
  3. 【請求項3】 鋼管、H形鋼、I形鋼等の棒状の金属製
    芯材を筒状の木材内に配置し、内部の芯材から横部材支
    持金具を外部に突出させた支柱と、該支柱の支持金具に
    固着された横部材とからなるガードレールにおいて、芯
    材と外側の木材とをボルト又はビス結合により一体化し
    たことを特徴とするガードレール
  4. 【請求項4】 鋼管、H形鋼、I形鋼等の棒状の金属製
    芯材を筒状の木材内に配置し、内部の芯材から横部材支
    持金具を外部に突出させた支柱と、該支柱の支持金具に
    固着された横部材とからなるガードレールにおいて、前
    記筒状の木材を樋状の2部材を接合して形成し、横部材
    支持金具をその接合部から外部に突出させたことを特徴
    とするガードレール
JP1996006043U 1996-06-07 1996-06-07 ガードレール Expired - Lifetime JP3032130U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002047617A (ja) * 2000-08-04 2002-02-15 Kaihatsu Concrete Kk 落石防護柵の補強部材、落石防護柵および落石防護柵の補強方法
KR101498485B1 (ko) 2014-04-08 2015-03-05 나린건설(주) 펜스용 지주

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JP3432202B2 (ja) 2000-08-04 2003-08-04 開発コンクリート株式会社 落石防護柵の補強部材、落石防護柵および落石防護柵の補強方法
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