JP2004209253A - 圧力調理器の圧力調整バルブ用安全キャップ及び圧力調整バルブ用安全キャップを使用した圧力調理器 - Google Patents

圧力調理器の圧力調整バルブ用安全キャップ及び圧力調整バルブ用安全キャップを使用した圧力調理器 Download PDF

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Abstract

【課題】 目詰まりによる爆発の危険性を低下させ、圧力調整バルブが目詰まりをおこさないように保護し、かつ、圧力バルブの機能に対する使用者の不安感を除去する圧力調理器の圧力調整バルブ用安全キャップを使用した圧力調理器を提供すること。
【解決手段】 圧力調理器10において、圧力調整バルブ用安全キャップ20は、調理中に食物細片を捕捉し、圧力調整バルブ16の空気取入孔18,…の目詰まりを防止する。この圧力調整バルブ用安全キャップ20は、網目ケーシング体30と、取付フレーム40とうで構成されている。この圧力調整バルブ用安全キャップ20は、圧力調整バルブ16または圧力調理器10の蓋14の内表面にスナップ装着またはネジ装着される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、圧力調整バルブ用安全キャップ及びそれを使用した圧力調理器に関するものである。特に、圧力調整バルブを覆い、それを保護する安全キャップを有する圧力調理器に関するものである。
この種の圧力調理器とは、高温、高圧の蒸気を使用して鍋内の食物を調理する調理器具(鍋類)のことである。この鍋及びその蓋は、鍋内に気密空間を造るように工夫されている。鍋が熱せられると、鍋内の空気が膨張する。鍋内で膨張する空気は、外部に排出されず、鍋内の気圧を増加させる。その気圧の上昇により、水の沸点は増加する。このようなことから、圧力鍋は、鍋内の水や水蒸気を、標凖大気圧下における温度より以上に高温になることを可能にする。
通常、鍋では鍋内の水分は100℃付近で気化してしまう。気化した水分は、自由に散逸してしまい、鍋内の空気相は1気圧、温度は100℃を超えることができない。その結果、鍋に加わるエネルギーのかなりの部分が周囲の空気を温めるために、浪費されてしまうことになる。
圧力鍋は、高空気圧環境を創造するたけでなく、鍋内の水分及び食物内部の水分を100℃以上にすることができる。このことは、調理に次の3つの影響を与える。第1に、調理時間が通常の調理法に比べて、1/3から1/4に短縮される。第2に、調理時間の短縮と、密閉された蒸気はエネルギー効率を大幅に高める。一般に、圧力鍋は、通常の調理法の1/3から1/4のエネルギーしか必要としない。第3に、高温高圧調理は、高地又は寒冷地での調理を容易にする。
しかしながら、圧力鍋には鍋内気圧の過剰上昇による爆発の危険性がいつもつきまとう。圧力鍋は、鍋の内と外との空気の流通を阻害し、食物を高圧、高温で調理するものであるので、爆発の危険性は非常に現実的なものである。圧力鍋の製造業者は様々な方法で、この危険性を低めるようにしている。鍋に耐久性のより高い素材を使用するか、タイマーを設けて加熱時間を管理するか、圧力計を設けて内部の圧力を監視するか。あるいは、圧力調整バルブを装着するなどの方法を採用している。この中で、圧力調整バルブの装着をすることが最も広範囲に行われている方法である。
圧力調整バルブとは、圧力鍋に装着される器具である。前記圧力調整バルブの機能は、鍋内の気圧が事前設定された圧力を超えたときに、鍋内の高圧空気を外部に放出することである。この圧力調整バルブは、通常、圧力鍋の蓋に装着されている。この圧力調整バルブの鍋内の部分(バルブ本体下端部)は中空円筒形状のパイプからなり、このパイプの先端は閉ざされている。このパイプには、直径1[mm]から2[mm]の空気取入口が4個から5個穿設されている。前記圧力調整バルブの鍋外部分(バルブ本体上端部)は、空気排出ノズルの役目をしている。この空気排出ノズルは、錘やスプリング装置によって通常は閉じられている。当該バルブ内に入ってくる空気、蒸気の圧力が、ノズルを閉じている錘などによる圧力以上になると、バルブが開いて、鍋内の空気を排出する。これによって、圧力鍋内の気圧は低下する。
この形式の安全装置は広く使用されているが、バルブ本体下端部の空気取入口の目詰まりや、その性能にばくたる不安感を与えるという重大な欠陥があるとされている。
なお、空気取り入れ口の目詰まりを防止するというものではないが、圧力鍋の安全性について考慮した圧力鍋が提案されている(特許文献1参照)。
特開平6−90854号公報。
すなわち、従来のこの種の形式の安全装置によれば、以上のような構造をしているため、次の挙げる2つの重大な欠陥があった。
第1に、空気取入口の目詰まりである。空気取入口に目詰まりが発生すると、鍋内の空気の逃げ道が閉ざされ、鍋内の空気圧が上昇する。空気圧の上昇に伴って爆発の危険性が高まる。空気取入口の目詰まりは、調理中の食物が孔を塞ぐこと、鍋使用後の手入れの不徹底などが原因となる。
第2に、圧力調整パルブの安全機能の実際の有効性は別として、当該バルブの外観が鍋の使用者に信頼できる装置であるという安心感を与えないことである。目詰まりをよく起こしそうな孔が4,5個しか開いていないのをみたときに、使用者はバルブの安全機能を信頼して安堵するよりも、それに対して不安を抱く事のほうが多い。この不安感を増長させるかのように、圧力鍋の使用説明書などは使用者にバルブの手入れの重要性を繰り返し訴えている。これらのことによって、多くの人が圧力鍋の利点を認めていながら、その大部分が潜在使用者の域にとどまっている。
本発明は、上述した点を鑑みてなされたものであり、その目的は、目詰まりによる爆発の危険性を低下させ、圧力調整バルブが目詰まりをおこさないように保護し、かつ、圧力バルブの機能に対する使用者の不安感を除去する圧力調理器の圧力調整バルブ用安全キャップ及び圧力調整バルブ用安全キャップを使用した圧力調理器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、調理中に食物細片が圧力調整バルブに到達するのを妨げ、空気取入孔が目詰まりをおこなさないようにすることを基本的着想とした。
この着想は、圧力調理器用に特に工夫され、革新的な器具によって達成される。この革新的な器具は、圧力調整バルブの空気取入れ孔を保護し、目詰まりを防止するものである。
詳しくは、それは、網目または多孔状表面をもつ構造物(以下、これを「圧力調理器の圧力調整バルブ用安全キャップ」とよぶ)で、圧力調理器の圧力調整バルブの周囲に装着されるものである。圧力調理器の圧力調整バルブ用安全キャップには、圧力調整バルブ本体の空気取入口と同じ寸法またはそれより少し小さめの孔が多数設けてある。
このように本発明に係る圧力調理器の圧力調整バルブ用安全キャップによれば、圧力調整バルブ本体の空気取入口と同じ寸法またはそれより少し小さめの孔が多数設けているため、調理中、これらの孔を塞ぐ可能性のある食物片が、当該圧力調理器の圧力調整バルブ用安全キャップによって捕られられてしまうことになって、食物が空気取入孔に到達するのを完全に防止する一方、高圧空気の外部排出効率を大いに改善する。したがって、前記圧力調理器の圧力調整バルブは、その機能を確実に発揮することができる。
本発明を実施するための最良の形態ついて図面を参照して説明する。
図1は、本発明を実施するための最良の形態に係る圧力調理器の圧力調整バルブ用安全キャップが適用された圧力調理器を示す断面図である。
図1において、本発明を実施するための最良の形態に係る圧力調整バルブ用安全キャップは、普通の圧力調理器10に使用される。圧力調理器10は、中空円筒形で底のある形状をした容器からなる鍋12と、この鍋12に載置固定されて密閉容器を形成できる蓋14と、調理中に前記鍋12及び蓋14から構成される密閉容器内の空気圧(熱せられた空気)が所定の圧力以上に達したときに排出させる圧力調整バルブ16とから構成されている。この圧力調整バルブ16は前記蓋14の中央に装着されている。この圧力調整バルブ16には圧力放出路(図示せず)が設けられている。
さらに詳しくは、前記圧力調整バルブ16は、図1に示すように、円筒形状をしたバルブ本体16Aと、蓋14の外部に露出して圧力調整錘を備えたバルブ本体上部部分16Bと、前記蓋14の下部に位置し後述する安全キャップ20によって覆われるバルブ本体下部部分16Cとから構成されている。前記圧力調整バルブ16のバルブ本体下部部分16Cには、いくつかの空気取入孔18,…が設けられている(例えば、バルブ本体下端面に1個、下端面に近い側面周囲に4個(ただし、図1では1個のみ示す)。これら空気取入孔18,…は、圧力放出通路(図示せず)を通して、圧力調整バルブ16のバルブ本体上部部分16Bに開けられた空気放出孔(図示せず)に連通されている。よって、調理中の圧力調理器10内の蒸気及び圧力は、空気取入孔18,…、空気放出孔を介して放出されることになる。
本発明を実施するための最良の形態に係る圧力調理器の圧力調整バルブ用安全キャップは、次の3つの方法により装着することができる。
(1)圧力調整バルブ16に直接装備する方法(以下、「第1の方法」という)。
(2)圧力調理器10の蓋14に直接装備する方法(以下、「第2の方法」という)。
(3)特別空間室に対して装着する方法(以下、「第3の方法という)。
なお、それぞれの方法に対して、スナップ式装着とネジ式装着とのいずれを使用してもよい。
[第1の方法について]
(スナップ式装着について)
まず、安全キャップ20を圧力調整バルブ16に直接装備する第1の方法に対してスナップ式装着を適用した場合の例を図2を参照して説明する。
図2は、本発明を実施するための第1の最良の形態に係る圧力調理器の圧力調整バルブ用安全キャップを圧力調整バルブに直接装備する際に、スナップ式装着を適用した場合について説明するための図であって、図2(a)は蓋部分を示す断面図、図2(b)は圧力調整バルブ用安全キャップの取付フレーム部分を示す平面図、図2(c)は圧力調整バルブ用安全キャップを示す側面図である。
これらの図において、前記安全キャップ20は、圧力調整バルブ16に対して着脱可能なカバーであって、圧力調整バルブ16のバルブ本体下部部分16Cに取り付けられる。前記安全キャップ20は、圧力調整バルブ16の空気取入孔18,…と同等またはそれよりやや小さめの孔が多数穿設されている網目ケーシング体30と、前記網目ケーシング体30に固定され当該網目ケーシング体30に附属した取付フレーム40とから構成されている。前記取付フレーム40は、網目ケーシング体30の上部表面の中央に位置している。前記網目ケーシング体30及び取付フレーム40は、双方とも圧力調理器10内の高温、高圧に耐えられる金属(例えばステンレス)または耐熱性プラスチックといった耐熱素材で形成されている。また、調理中の高温、高圧によって変形しないよう剛性をもって形成されている。前記網目ケーシング体30の孔は、圧力調整バルブ16の空気取入孔18,…の直径寸法と同等か、それより僅かに小さく形成されている。
前記網目ケーシング体30は、図2において逆円錐形で比較的に深い主要部分30Aと、図2において浅い円錐形の上部部分30Bとから構成されている。前記主要部分30Aの上縁と前記上部部分30Bの下縁とが結合して円周梁32を形成している。前記網目ケーシング体30は、圧力調理器10の圧力調整バルブ16の3倍以上の直径を有する。さらに、網目ケーシング体30の深さまたは高さは、圧力調整バルブ16のバルブ本体下部部分16Cの長さより長めになるように形成されている。その結果、安全キャップ20が圧力調整バルブ16を覆うように取り付けられたときには、網目ケーシング体30の内部表面と圧力調整バルブ16のバルブ本体下部部分16Cの外部表面との間には、空間が形成される。前記取付フレーム40は、図2(b)に示すように、その内側に伸縮性リング44を備えている。前記伸縮性リング44の内径は、圧力調理器10の圧力調整バルブ16のバルブ本体下部部分16Cの外径と同等(あるいは僅かに小さい)に形成されている。前記伸縮性リング44は、伸縮性のある素材で形成され、取付フレーム40の残り部分は、ゴ厶または耐熱伸縮性素材で形成されている。
前記安全キャップ20は、当該取付フレーム40を圧力調整バルブ16のバルブ本体下部部分16Cに押し嵌めるか滑り嵌めて、バルブ本体下部部分16Cの円周溝16D部分に位置させることにより、圧力調整バルブ16に取り付けられる。前記取付フレーム40の内側には、伸縮性リング44が有るので、取付フレーム40は圧力調整バルブ16のバルブ本体下部部分16Cの円周溝16D部分にぴったりと嵌まり込む。
前記圧力調整バルブ16のバルブ本体下部部分16Cの外周表面に設けられた円周溝16Dは、取付フレーム40の伸縮性リング44がそこにぴったりと嵌まり込むことによって、取付フレー厶40の圧力調整バルブ16への取り付けを確実なものにする。その結果、安全キャップ20は圧力調整バルブ16にしっかりと固定される。
安全キャップ20を圧力調整バルブ16に取り付けるにあたっては、多大な注意を払う必要がある。取付フレーム40(または伸縮性リング44)が圧力調整バルブ16のバルブ本体下部部分16Cの空気取入孔18,…を覆わないようにしなければならない。
前記安全キャップ20が圧力調整バルブ16に取り付けられると、調理中に安全キャップ20の網目ケーシング体30が目詰まりの原因となる食物の細片を捕らえる。したがって、圧力調整バルブ16の空気取入孔18,…の食物細片による目詰まりが防止されることになる。安全キャップ20の表面面積は、圧力調整バルブ16のバルブ本体下部部分16Cの面積、特にその空気取入孔18,…の開口面積よりかなり大きなものとなる。ゆえに、安全キャップ20の孔の全てが食物の細片によって詰まってしまうということは、安全キャップ20の孔が食物細片によって全て覆われてしまう以前に調理が完了してしまうことを考えると、ほぼ不可能である。前記安全キャップ20は硬質体であり、それが圧力調整バルブ16の空気取入孔18,…を覆うものであるので、圧力調整バルブ16の空気取入孔18,…の目詰まりを防止できる。
(ネジ装着について)
次に、安全キャップ20を圧力調整バルブ16に直接装備する第1の方法に対してネジ式装着を適用した場合の例を図3を参照して説明する。
図3は、本発明を実施するための第1の最良の形態に係る圧力調理器の圧力調整バルブ用安全キャップを圧力調整バルブに直接装備する際に、ネジ式装着を適用した場合の例を図3を参照して説明する。
図3は、本発明を実施するための第1の最良の形態に係る圧力調理器の圧力調整バルブ用安全キャップを圧力調整バルブに直接装備する際に、ネジ式装着を適用した場合について説明するための図であって、図3(a)は蓋部分を示す断面図、図3(b)は圧力調整バルブ用安全キャップの取付フレーム部分を示す平面図、図3(c)は圧力調整バルブ用安全キャップを示す側面図である。
この安全キャップ20’は、ネジの原理を応用して圧力調整バルブ16に装着することもできる。取付フレーム40’の内側にネジ溝40Aを切り、それを圧力調整バルブ16のバルブ本体下部部分16Cの外周部分に設けたネジ山16Eに合わせて螺合する方法である。
取付フレーム40’を回して圧力調整バルブ16のバルブ本体下部部分16Cに取り付ければ、図3に示すように、半円球形状をした安全キャップ20’は、図2に示す安全キャップ20と同様に、圧力調整バルブ16のバルブ本体下部部分16Cの外部表面と安全キャップ20’の内部表面との間に空間を残しながら圧力調整バルブ16に固定される。すなわち、安全キャップ20’が取り付けられたときに、圧力調整バルブ16は安全キャップ20’の網目ケーシング体30’に接触しない状態に保たれる。
(ネジ装着について)
次に、安全キャップ20を圧力調整バルブ16に直接装備する第1の方法に対してネジ式装着を適用した場合の例を図3を参照して説明する。
図3は、本発明を実施するための第1の最良の形態に係る圧力調理器の圧力調整バルブ用安全キャップを圧力調整バルブに直接装備する際に、ネジ式装着を適用した場合の例を図3を参照して説明する。
図3は、本発明を実施するための第1の最良の形態に係る圧力調理器の圧力調整バルブ用安全キャップを圧力調整バルブに直接装備する際に、ネジ式装着を適用した場合について説明するための図であって、図3(a)は蓋部分を示す断面図、図3(b)は圧力調整バルブ用安全キャップの取付フレーム部分を示す平面図、図3(c)は圧力調整バルブ用安全キャップを示す側面図である。
この安全キャップ20’は、ネジの原理を応用して圧力調整バルブ16に装着することもできる。取付フレーム40’の内側にネジ溝40Aを切り、それを圧力調整バルブ16のバルブ本体下部部分16Cの外周部分に設けたネジ山16Eに合わせて螺合する方法である。
取付フレーム40’を回して圧力調整バルブ16のバルブ本体下部部分16Cに取り付ければ、図3に示すように、半円球形状をした安全キャップ20’は、図2に示す安全キャップ20と同様に、圧力調整バルブ16のバルブ本体下部部分16Cの外部表面と安全キャップ20’の内部表面との間に空間を残しながら圧力調整バルブ16に固定される。すなわち、安全キャップ20’が取り付けられたときに、圧力調整バルブ16は安全キャップ20’の網目ケーシング体30’に接触しない状態に保たれる。
[第2の方法について]
(ネジ装着について)
次に、圧力調理器10の蓋14に直接装備する第2の方法に対してネジ式装着を適用した例について、図4及び図5を参照して説明する。
図4は、本発明を実施するための第2の最良の形態に係る圧力調理器の圧力調整バルブ用安全キャップを圧力調理器の蓋に直接装備する第2の方法について説明するための図である。
図5は、本発明を実施するための第2の最良の形態に係る圧力調理器の圧力調整バルブ用安全キャップを圧力調理器の蓋に直接装備する第2の方法に対して、ネジ式装着を適用した例について説明するための図である。
前記安全キャップ20”は、図4及び図5に示すように、円形の取付フレー厶40’と、その円周縁が取付フレーム40’によって固定されている網目ケーシング体30”とから構成されている。取付フレーム40’は、その円周外側面にネジ山40Sが切られている。圧力調理器10の蓋14の内面には、図4に示すようにリング状隆起14Aが圧力調整バルブ16を取り囲むように形成されている。蓋14のリング状隆起14Aの内径は、図4に示すように取付フレー厶40’の外径と同等に形成されている。前記網目ケーシング体30”の形体は、下方に向って凸形であるので、安全キャップ20”を蓋14に取り付けたときに、網目ケーシング体30”は圧力調整バルブ16に接触しない。
上述のような構造を持つ安全キャップ20”を蓋14に取り付けたとき、取付フレーム40’を蓋14のリング状隆起14Aに螺合することによって、蓋14の内部表面に固定される。
前記圧力調整バルブ16のバルブ本体下部部分16Cは、安全キャップ20”によって覆われ、バルブ本体下部部分16Cの空気取入孔18,…の目詰まりは防止されることになる。
(スナップ式装着について)
次に、圧力調理器10の蓋14に直接装備する第2の方法に対してスナップ式装着を適用した例について、図4及び図6を参照して説明する。
図6は、本発明を実施するための第2の最良の形態に係る圧力調理器の圧力調整バルブ用安全キャップを圧力調理器の蓋に直接装備する第2の方法に対して、スナップ式装着を適用した例について説明するための図である。
この構成例は、図5に示すように取付フレーム40の円周外周部にネジ山40Sを設ける代わりに、安全キャップ20”の取付フレーム40”は伸縮性の素材で形成されている。取付フレーム40”の円周外側面は凸状に形成されている。蓋14のリング状隆起14Aには円周溝14Gが形成されていて、その形状は取付フレーム40”の凸状円周部とピッタリ合うように形成されている。安全キャップ20”は網目ケーシング体30”と取付フレーム40”とで構成され、取付フレーム40”の外周は蓋14のリング状隆起14Aの円周溝14Gの最深部分の直径と同等である。
取付フレーム40”を蓋14のリング状隆起14Aの円周溝14Gに嵌め込むことによって、取付フレーム40”は蓋14の内面に形成された円周溝14Gの中にぴったりと嵌まり込む。それゆえに、安全キャップ20”は蓋14に固定され、圧力調整バルブ16(または空気取入孔18,…が設けられたバルブ本体下部部分16C)は安全キャップ20”によって覆われる。
[第3の方法について]
(ネジ式装着について)
次に、特別空間室に対して装着する第3の方法に対してネジ式装着を適用した例について、図7及び図8を参照して説明する。
図7は、本発明を実施するための第3の最良の形態に係る圧力調理器の圧力調整バルブ用安全キャップを圧力調理器の特別空間室に対して装着する第3の方法について説明するための図である。
図8は、本発明を実施するための第3の最良の形態に係る圧力調理器の圧力調整バルブ用安全キャップを圧力調理器の特別空間室に対して装着する第3の方法に対して、ネジ式装着を適用した例について説明するための図である。
図7及び図8において、安全キャップ20’’’は、取付フレーム40’’’と、その円周縁が取付フレーム40’’’によって固定されている網目ケーシング体30’’’とから構成されている。取付フレーム40’’’は、その円周外側面にネジ山40Sが切られている。網目ケーシング体30’’’は、波状の網目板で、多数の平面部分30Cと稜線部分30Dによって構成されている。圧力調理器10の蓋14には、圧力調整バルブ16を中心に上方に身長するドーム状空間14Bの下部部分にはネジ溝14Sが切られている。蓋14のドー厶状空間14B下部部分の内径と安全キャップ20’’’の取付フレーム40’’’の外径はほぼ同等である。安全キャップ20’’’の取付フレーム40’’’を回して蓋14のドーム状空間14Bの下部部分に取り付ければ、安全キャップ20’’’は蓋14の内部表面上に固定される。
圧力調整バルブ16のバルブ本体上部部分16Bは、安全キャップ20’’’によって覆われ、圧力調整バルブ16のバルブ本体上部部分16Bの空気取入孔18,…の目詰まりは防止される。
蓋14にドーム状空間14Bが形成されていることによって、安全キャップ20’’’は、その構成要素である網目ケーシング体30’’’(これは多数の平面部分30Cで構成されている)を含めて、圧力調整バルブ16に接触することはない。
網目ケーシング体30’’’に稜線部分30Dがあることによって、食物細片が安全キャップ20’’’に張り付くことが少なくなるが、それでも平面部分30Cに食物細片が張り付くことがあり得る。
安全キャップ20’’’の稜線部分30Dが多いほど、安全キャップ20’’’が食物細片で覆い尽くされる可能性が少なくなる。これによって、安全キャップ20’’’が圧力調整バルブ16の目詰まりを防止する効率が高まることになる。
(スナップ式装着について)
次に、特別空間室に対して装着する第3の方法に対してスナップ式装着を適用した例について、図7及び図9を参照して説明する。
図9は、本発明を実施するための第3の最良の形態に係る圧力調理器の圧力調整バルブ用安全キャップを圧力調理器の特別空間室に対して装着する第3の方法に対して、スナップ式装着を適用した例について説明するための図である。
安全キャップ20’’’は、スナップ式装着法で蓋14の特別空間に取り付けることもできる。安全キャップ20’’’は、図9に示すように、取付フレーム40””が伸縮性の素材で形成されている。取付フレーム40””の円周外側面は、図9に示すように凸状に形成されている。蓋14のリング状隆起14Aには、円周溝14Gが形成されていて、その円周溝14Gの形状は取付フレーム40””の凸状円周部とぴったりと合うように形成されている。安全キャップ20’’’は、網目ケーシング体30’’’と取付フレーム40””で構成されており、取付フレーム40””の外径は蓋14のリング状隆起14Aの円周溝14Gの最深部の直径と同等である。
取付フレーム40””を蓋14のリング状隆起14Aの円周溝14Gに嵌め込むことによって、取付フレーム40””は蓋14の裏面に形成された円周溝14Gの中にピッタリと嵌まり込む。これにより、安全キャップ20’’’は、蓋14に固定され、圧力調整バルブ16(または空気取入孔18,…を設けたバルブ本体下部部分16C)は安全キャップ20’’’によって覆われる。
[第4の方法について]
(ネジ装着について)
次に、安全キャップ20aの構成と圧力調整バルブ16aとの構成を上述した各種安全キャップおよび圧力調整バルブと異ならせた構成例について図10を参照して説明する。
図10は、本発明を実施するための第4の最良の形態に係る圧力調理器の圧力調整バルブ用安全キャップで圧力調整バルブを覆う際に、ネジ式装着を適用した場合について説明するための図であって、図10(a)は蓋部分を示す断面図、図10(b)は圧力調整バルブ用安全キャップの取付フレーム部分を示す断面図、図10(C)は圧力調整バルブ用安全キャップを示す側面図である。なお、図10(c)においては、安全キャップの網目部分を一部破断して示している。
この安全キャップ20aは、図10(c)に示すように、薄椀型形状に形成されており、それ自体では閉鎖空間を形成していない。この安全キャップ20aは、図10(c)に示すように、薄椀型形状に形成された網目ケーシング30aと、前記薄椀型形状に形成された網目ケーシング30aの中心部に設けられた取付フレーム40aとからなる。前記取付フレーム40aの取付端部は、図10(c)に示すように、網目ケーシング30aの薄椀型形状の縁よりやや図示下側に位置するような長さに形成されている。また、前記取付フレーム40aは、図10(c)に示すように、網目ケーシング30aの取付位置より図示下側の下端部が閉じており、かつ、網目ケーシング30aの取付位置より図示上側の上端部が開放している中空棒状体で構成されている。前記取付フレーム40aは、図10(b)および図10(c)に示すように、網目ケーシング30aの取付位置より図示上側において前記中空まで例えば5つの空気取入孔18,…が穿設されている。また、前記取付フレーム40aは、図10(b)および図10(c)に示すように、前記中空棒状体における開放端側の内側にネジ溝40Aが設けられている。また、取付フレーム40aは、図10(b)に示すように、その外周がナット形状に形成されている。
また、前記網目ケーシング30aは、前記空気取入孔18,…の直径よりやや小さな網目に形成された金属製網によって椀型形状に形成されており、前記椀型形状の円周縁部分301を柔軟性のある材質で形成することより、前記蓋14の内面表面に密着する際の密着性を増加させることができる。
圧力調整バルブ16aは、前記取付フレーム40aの一部(一端が閉じ他端が開放した中空棒状体、網目ケーシング30aの取付位置より図示上側において前記中空まで貫通した空気取入孔18,…、および、ネジ溝40Aからなる)と、バルブ基体161とから構成されている。
前記バルブ基体161は、図10(a)に示すように、鋭の蓋14の中央部に前記蓋14の内外(図示上下)に所定の長さで突出している。前記バルブ基体161は、図10(a)に示すように、前記蓋14の外側については上述した各圧力調整バルブと同様の構造に構成されている。また、前記バルブ基体161は、図10(a)に示すように、鍋の蓋14の内側部分の端部が開放されていて、かつ、前記バルブ基体161の開放端部側にネジ山16Eが設けられている。
この網目ケーシング30aの取付フレーム40aの内側のネジ溝40Aを、前記バルブ基体161の下部部分の外周部分に設けたネジ山16Eに合わせ、かつ、前記取付フレーム40aを回してバルブ基体161の下部部分に取り付ければ、上述のような構造を持つ安全キャップ20aは蓋14に取り付けられることになる。これにより、前記網目ケーシング30aは、当該網目ケーシング30aの薄椀型形状の縁部分301と前記蓋14の内面とが当接して密着し、前記圧力調整バルブ16aを覆うことになる。
上述のような構造を持つ安全キャップ20aを蓋14に取り付けたとき、取付フレーム40aを蓋14のリング状隆起14Aに螺合することによって、蓋14の内部表面に固定される。
前記圧力調整バルブ16の一部を構成する前記取付フレーム40aに設けられた空気取入孔18,…は、安全キャップ20aの前記網目ケーシング30aによって覆われることになり、空気取入孔18,…の目詰まりは防止されることになる。
なお、前記取付フレーム40aの前記網目ケーシング30aの取付位置より図示下側の部分は、ツマミを形成していて、上記安全キャップ20aの装着、取り外しをする際に当該ツマミを持って回転させることにより、上記安全キャップ20aの装着、取り外しをすることができる。
また、前記蓋14は、例えば図5ないし図9に示すような特別な形状を形成させる必要がなく、図10(a)に示すような通常の形状のものを使用できることから、安価に提供できる。
(変形例)
上述した取付フレーム40(40’、40”、40’’’、40””)は円形であるが、、四角形、長方形、楕円形といった他の形状をとることも可能である。
図示された安全キャップ20(20’、20’’’)は湾曲表面を持っているが、これ(特に網目ケーシング体30(30’30”)は四角錐または三角錐といった平面を持つ形状とすることも可能である。
最後に、安全キャップ20の取付フレーム40を磁性素材で形成すれば、安全キャップ20は磁力を利用して蓋14の内側表面に取り付けることができる。取付フレーム40をカーボン核ステンレスといった磁性素材で形成するときには、ネジ式装着またはステップ式装着で構成する必要はない。
上述した鍋について安全性を実験した。
用意したものは、(1)この調整バルブ用安全キャップ装着圧力鍋と、(2)圧力計と、(3)3〜5〔mm〕の大きさに切断した羽毛(200〔g〕)と、(4)3〜5〔mm〕の大きさに切断した切断紙片と、、(5)コンプレッサーと、(6)その他の付属品とを用意した。
次の手順で実験の用意をした。
(a)調整バルブ用安全キャップ装着圧力鍋10の鍋12の鍋底にドリルでコンプレッサー用ホース装着金具装着用の孔を穿設するとともに、調整バルブ用安全キャップ装着圧力鍋10の上蓋14にドリルで圧力計の孔をドリルにて開ける。
(b)コンプレッサー用ホース装着金具を鍋底に穿設した孔に付け、圧力計を調整バルブ用安全キャップ装着圧力鍋蓋10の上蓋14の穿設した孔に取り付ける。
(c)調整バルブ用安全キャップ装着圧力鍋10の上蓋14を取り、先に用意しておいた羽毛200〔g〕と切断紙片200〔g〕を入れて蓋14を装着する。
(d)調理時と同じように圧力鍋を据えて、コンプレッサーを作動させて圧力鍋10に加圧送風を行い、圧力鍋10の内部に空気による対流現象を起こさせ、調理適正気圧(6〜16PSI)まで加圧を行い、圧力調整ウエイトが作動することを確認する。
(e)ついで、5分、10分、15分20分、25分、30分、間隔にて、コンプレッサーを止めて、上蓋14を取り外して調整バルブ用安全キャップ16に、羽毛、切断紙片の付着具合を観察した。
これらの観察結果は、上記時間帯(5分、10分、15分、20分、25分、30分、)の何れの時間帯おいても、調整バルブ用安全キャップ16に羽毛、切断紙片が付着していないことを確認できた。
送圧空気の対流実験は、加熱調理方法と同じ対流現象を圧力鍋の中に再現させることであり、これによって調整バルブ用安全キャップに羽毛、切断紙片が付着していない事を確認できた。
これは、送圧空気の対流実験は、加熱調理方法と同じ対流現象を圧力鍋の中に再現させることと考えられる。
加圧空気の空気圧調整は調圧力ウエェトが作動をしている場合は、適正な減圧空気調整と対流現象が平行して起きていると推測できる。
圧力鍋は少エネルギーで加熱調理効率を良くするが故に、極限近くまで、減圧調整穴のサイズを絞り込んで有るために、不用意なる急激な加熱は調理食材の急速なる膨張を招き、減圧口を塞ぎ圧力鍋の暴発につながる。
しかしながら、上記実験結果によって、本発明のように、減圧調整穴と同じ若しくは、若干小さ目のサイズの網目のフイルターを減圧調整穴に装着することにより、本来の減圧穴の機能を損なわず不慮の暴発事
故を防ぐに非常に有効な方法であることが証明できた。
以上説明したように本発明に係る圧力調理器の圧力調整バルブ用安全キャップによれば、圧力調整バルブ本体の空気取入口と同じ寸法またはそれより少し小さめの孔が網目ケーシング体に多数設けているため、調理中、これらの孔を塞ぐ可能性のある食物片が、当該圧力調理器の圧力調整バルブ用安全キャップによって捕られられてしまうことになって、食物が空気取入孔に到達するのを完全に防止する一方、高圧空気の外部排出効率を大いに改善する。したがって、前記圧力調理器の圧力調整バルブは、その機能を確実に発揮することができる。
本発明を実施するための最良の形態に係る圧力調理器の圧力調整バルブ用安全キャップが適用された圧力調理器を示す断面図である。 本発明を実施するための第1の最良の形態に係る圧力調理器の圧力調整バルブ用安全キャップを圧力調整バルブに直接装備する際に、スナップ式装着を適用した場合について説明するための図である。 本発明を実施するための第1の最良の形態に係る圧力調理器の圧力調整バルブ用安全キャップを圧力調整バルブに直接装備する際に、ネジ式装着を適用した場合について説明するための図である。 本発明を実施するための第2の最良の形態に係る圧力調理器の圧力調整バルブ用安全キャップを圧力調理器の蓋に直接装備する第2の方法について説明するための図である。 本発明を実施するための第2の最良の形態に係る圧力調理器の圧力調整バルブ用安全キャップを圧力調理器の蓋に直接装備する第2の方法に対して、ネジ式装着を適用した例について説明するための図である。 本発明を実施するための第2の最良の形態に係る圧力調理器の圧力調整バルブ用安全キャップを圧力調理器の蓋に直接装備する第2の方法に対して、スナップ式装着を適用した例について説明するための図である。 本発明を実施するための第3の最良の形態に係る圧力調理器の圧力調整バルブ用安全キャップを圧力調理器の特別空間室に対して装着する第3の方法について説明するための図である。 本発明を実施するための第3の最良の形態に係る圧力調理器の圧力調整バルブ用安全キャップを圧力調理器の特別空間室に対して装着する第3の方法に対して、ネジ式装着を適用した例について説明するための図である。 本発明を実施するための第3の最良の形態に係る圧力調理器の圧力調整バルブ用安全キャップを圧力調理器の特別空間室に対して装着する第3の方法に対して、スナップ式装着を適用した例について説明するための図である。 本発明を実施するための第4の最良の形態に係る圧力調理器の圧力調整バルブ用安全キャップで圧力調整バルブを覆う際に、ネジ式装着を適用した場合について説明するための図である。
符号の説明
10 圧力調理器
12 鍋
14 蓋
14A リング状隆起
14B ドーム状空間
14S ネジ溝
14G 円周溝
16、16a 圧力調整バルブ
16A バルブ本体
16B バルブ本体上部部分
16C バルブ本体下部部分
16D 円周溝
16E ネジ山
18 空気取入孔
20、20’、20’’’、20a 安全キャップ
30、30’30’’’30a 網目ケーシング体
40、40’、40’’’、40””、40a 取付フレーム
40S ネジ山
161 バルブ基体

Claims (7)

  1. 圧力調理器の圧力調整バルブを覆う保護装置であって、
    圧力調整バルブの空気取入孔と同等またはそれよりやや小さめの孔が多数穿設されていて、前記空気取入口を覆う網目ケーシング体と、
    前記網目ケーシング体に附属した取付フレームとを備えたことを特徴とする圧力調理器の圧力調整バルブ用安全キャップ。
  2. 有底容器と、当該容器を密閉できる蓋と、当該蓋に取り付けられ、かつ前記蓋を前記有底容器に密閉したときに、空気取入口を形成されたバルブ本体下端部が当該蓋の内側に、空気排出口が形成されている前記バルブ本体上端部が前記蓋の外側にそれぞれ位置し、密閉容器内が所定の圧力になったときに当該容器内の空気を大気に放出する圧力調整バルブとを備えてなる圧力調理器において、
    前記圧力調整バルブのバルブ本体下端部は、網目ケーシング体と、前記網目ケーシング体に附属した取付フレームとからなる圧力調理器の圧力調整バルブ用安全キャップによって覆われていることを特徴とする圧力調理器。
  3. 前記圧力調理器の圧力調整バルブ用安全キャップは、その取付フレームが圧力調整バルブの本体下端部に取り付けられることにより、前記圧力調整バルブの本体下端部が覆われることを特徴とする請求項2記載の圧力調理器。
  4. 前記圧力調理器の圧力調整バルブ用安全キャップは、その取付フレームが前記蓋の内側表面に取り付けられることにより、前記圧力調整バルブの本体下端部が覆われることを特徴とする請求項2記載の圧力調理器。
  5. 前記圧力調理器の圧力調整バルブ用安全キャップは、その取付フレームを磁力を利用して前記蓋の内側表面に取り付けられることを特徴とする請求項3記載の圧力調理器。
  6. 前記圧力調理器の圧力調整バルブ用安全キャップは、その取付フレームを磁力を利用して前記蓋の内側表面に取り付けられることを特徴とする請求項4記載の圧力調理器。
  7. 前記圧力調理器の圧力調整バルブ用安全キャップは、前記圧力調整バルブの本体下端部に螺合されることを特徴とする請求項3記載の圧力調理器。
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