JP2004206957A - 車両用灯具 - Google Patents

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Hisaya Morishita
久弥 森下
Masashi Kobayashi
正史 小林
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Ichikoh Industries Ltd
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Abstract

【課題】車両用灯具を車両用ヘッドランプ等として使用する場合、車両のデザインの関係により寸法が制限される場合があるが、制限された寸法に収めることと、性能との両立が困難である。そのような場合でも、寸法と性能とを両立することを目的とする。
【解決手段】リフレクタをメインリフレクタ11と第1サブリフレクタ13と第2サブリフレクタ14とから構成する。電球6が照射する光の一部は、メインリフレクタ11で直接前方へ反射し、残りの光は、第1サブリフレクタ13で第2サブリフレクタ14の方向へ反射後、第2サブリフレクタ14で前方に反射する。第1サブリフレクタ13を内側に傾けたことにより、照射された光が拡散する前に、第1サブリフレクタ13でこの光を反射させるので、第1サブリフレクタ13の寸法を小さくできる。この結果、前方を照らす性能を高め、且つ、寸法も小さくできる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両用灯具にかかるものである。特に、この発明は、寸法的な制限がある場合でも、光源から照射される光を有効に利用し、性能の向上を図る車両用灯具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両用灯具は、寸法的な制約等がある場合、リフレクタの寸法を小さくするためにリフレクタを二つの範囲に分け、片方の範囲のリフレクタは光源からの光の一部を直接前方に反射し、もう一方のリフレクタは光源からの光の残りの部分を一度他方のリフレクタに反射し、さらにそこで前方に反射している(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−173313号公報(第3−5頁、第3図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前記の車両用灯具では、二つの範囲のリフレクタのうち、光源からの光を直接前方に反射する方のリフレクタで反射した反射光の一部が、他方のリフレクタに遮られる場合がある。また、光源からの光を直接前方に反射せずに、一度他方のリフレクタに向けて反射する方のリフレクタによって反射した反射光は、光源を通過後に他のリフレクタに到着し、そこで前方に反射される。これらのため、電球から照射された光を効率よく前方を照らす光として使えない場合がある。
【0005】
そこで、この発明は、寸法制限されている場合の車両用灯具において、必要な寸法に収め、なおかつ、性能を向上させることができる、車両用灯具を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、光源とリフレクタとを有する車両用灯具において、リフレクタは、一体に形成されているメインリフレクタと第1サブリフレクタ、及び、別体で形成されている第2サブリフレクタとから成り、各リフレクタは反射面を有し、メインリフレクタの前方には、反射面を有する第1サブリフレクタが内側に傾けられ、且つ、調整部により当該メインリフレクタの端部より外側に逃がされて設けられており、第2サブリフレクタは光源の前方に設けられており、当該第2サブリフレクタが有する反射面は第1サブリフレクタ及び前方に向けられ、更に、メインリフレクタの内側には逃げ部が設けられ、当該逃げ部は前記光源の挿通孔を有し、メインリフレクタは挿通孔に対し外側で、且つ、後方の位置になるよう逃げ部によって形成され、前記光源は当該挿通孔より挿通固定されることを特徴とする。
【0007】
即ち、この車両用灯具では、リフレクタをメインリフレクタと第1サブリフレクタ及び第2サブリフレクタとに分け、第1サブリフレクタを内側に傾けることにより、リフレクタの全幅の寸法を減少させている。この結果、車両用灯具全体の寸法を小さくすることができる。
【0008】
また、請求項2にかかる発明は、光源とリフレクタとを有する車両用灯具において、リフレクタは、一体に形成されているメインリフレクタと第1サブリフレクタ、及び、別体で形成されている第2サブリフレクタとから成り、メインリフレクタはメイン反射面を有し、第1サブリフレクタは一次反射面を有し、第2サブリフレクタは二次反射面を有し、光源には発光部が内設しており、メイン反射面は光源内の発光部が照射する光のうち最後方から所定の角度までの範囲の光を前方に反射し、一次反射面は発光部が照射する光のうち所定の角度から最前方までの範囲の光を二次反射面に反射し、二次反射面は一次反射面からの光を前方に反射し、第2サブリフレクタは光源の前方に、二次反射面を外側、且つ、前方に向けて設けられ、第1サブリフレクタはメインリフレクタの前方にあり、メインリフレクタが反射した光を遮らない位置で、一次反射面が二次反射面に向くよう、メインリフレクタとの間に調整部を介して設けられ、更に、メインリフレクタの内側には逃げ部が設けられ、当該逃げ部は前記光源の挿通孔を有し、メインリフレクタは挿通孔に対し外側で、且つ、後方の位置になるよう逃げ部によって形成され、前記光源は当該挿通孔に挿通し、所定の位置に組み立てられ、この時の当該光源内の発光部の位置を基準として、前記リフレクタは構成されていることを特徴とする。
【0009】
即ち、この車両用灯具では、上記と同様に、リフレクタをメインリフレクタと、第1サブリフレクタ及び第2サブリフレクタとに分け、反射面をメイン反射面と、一次反射面及び二次反射面とに分けている。これらの反射面は、光源が照射した光のうち一部をメイン反射面で前方に反射させ、残りの光を一次反射面、二次反射面の作用上の組み合わせにより、前方に反射させている。この結果、電球が照射するほぼ全ての光を有効に活用出来るため、前方を照らす性能を高めることができる。
【0010】
また、請求項3にかかる発明は、光源とリフレクタとを有する車両用灯具において、リフレクタは、メインリフレクタとサブリフレクタとから成り、さらにサブリフレクタは、双方が有する反射面を組み合わせて光源からの照射光を前方に反射する第1サブリフレクタと第2サブリフレクタとから成り、メインリフレクタと第1サブリフレクタとは一体に形成され、第2サブリフレクタは別体に形成され、光源には発光部が内設しており、メインリフレクタは光源内の発光部付近に焦点を有する曲面の一部から成るメイン反射面を有し、第1サブリフレクタは発光部付近に焦点を有し、且つ、二次反射面との間に第2焦点を有する曲面の一部から成る一次反射面を有し、第2サブリフレクタは一次反射面との間の第2焦点付近に焦点を有する曲面の一部から成る二次反射面を有し、メイン反射面は光源内の発光部が照射する光のうち最後方から所定の角度までの範囲の光を前方に反射し、一次反射面は発光部が照射する光のうち所定の角度から最前方までの範囲の光を二次反射面に反射し、二次反射面は一次反射面からの光を前方に反射し、第2サブリフレクタは光源の前方に設けられ、当該第2サブリフレクタが有する二次反射面の向きは、一次反射面からの光を二次反射面で前方に反射できるよう、外側、且つ、前方に向けられ、第1サブリフレクタは、メインリフレクタとの間にある調整部により、メインリフレクタの前方で、且つ、メインリフレクタの端部よりも外側に逃がされた位置に設けられ、当該第1サブリフレクタは、発光部からの照射光を一次反射面が二次反射面に向けて反射できる角度に内側に傾けられており、さらに、メイン反射面で反射した光を遮らず、且つ、一次反射面での反射光が二次反射面に確実に到達する位置に前記調整部により調整されており、更に、メインリフレクタの内側には逃げ部が設けられ、当該逃げ部は前記光源の挿通孔を有し、メインリフレクタは挿通孔に対し外側で、且つ、後方の位置になるよう逃げ部によって形成され、前記光源は当該挿通孔に挿通し、所定の位置に組み立てられ、この時の当該光源内の発光部の位置を基準として、前記リフレクタは構成されていることを特徴とする。
【0011】
即ち、この車両用灯具では、上記と同様に、リフレクタをメインリフレクタと、第1サブリフレクタ及び第2サブリフレクタとに分けることにより、光源からの照射光を効率よく前方に反射できる。また、第1サブリフレクタを内側に傾けることにより、リフレクタの全幅の寸法を減少させている。この結果、寸法が制限されている車両用灯具において、所定の寸法に収めることが出来る上に、電球が照射するほぼ全ての光を有効に活用出来るため、前方を照らす性能を高めることができる。
【0012】
また、請求項4にかかる発明は、前記第1サブリフレクタと前記第2サブリフレクタとは、所定の範囲にのみ設けられていることを特徴とする。即ち、第1サブリフレクタ及び第2サブリフレクタを設けることにより前方を照らす性能を維持しつつ、これらのリフレクタが無い範囲を設けることにより、寸法的な制限が厳しい場合や特殊なデザインの車両に使用する車両用灯具においても、所定の寸法に収めることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が置換可能、且つ、容易に想定できるもの或いは実質的に同一のものが含まれる。尚、車両用灯具の光源として、ハロゲン電球、白熱電球および放電灯があるが、実施の形態としてハロゲン電球について説明する。
【0014】
(実施の形態1)
以下の説明は、本発明の車両用灯具を車両用ヘッドランプとして使用した場合と同様、車両用灯具が照射する方向を前方、電球の口金方向を後方として説明する。図1は、この発明の実施の形態1に係る車両用灯具を示す断面図である。図2は、図1に示した車両用灯具の、固定部材が設けられている部分の断面図である。図3は、図1に示した車両用灯具の照射光の反射経路である。図4は、図1に示した車両用灯具の要部斜視図である。尚、この実施の形態では、光源となる電球6に内接している発光部7は、実際には所定の大きさを有しているが、便宜上、点状で形成しているものとして説明している。同図に示す車両用灯具1は、ランプハウジング2とランプレンズ3とにより、灯室4が区画されている。灯室4内には、車両用灯具1の光源として電球6が配置されている。この電球6は、ゴムキャップ5を介してランプハウジング2に固定されている。
【0015】
電球6内には、通電により発光するフィラメントが発光部7および走行用発光部7aとして2つ内設しており、発光部7の後方に走行用発光部7aが設けられている。これらの発光部は、発光部7が車両の走行時のすれ違い時用、走行用発光部7aが車両の走行時用として設けられている。また、灯室4内には、一体に形成されたメインリフレクタ11および第1サブリフレクタ13および調整部18および逃げ部19と、第2サブリフレクタ14とがそれぞれ配置されている。これらの第1サブリフレクタ13と、調整部18と、メインリフレクタ11と、逃げ部19とは、外側から内側にかけて順に一体に形成されている。
【0016】
その形状は、第1サブリフレクタ後端部13bと、調整部外側端部18aとによって、第1角部20が形成されている。第1サブリフレクタ13は、この第1角部20から前方に向けて形成されている。また、調整部18は、第1角部20から内側に向かって形成されている。このため、第1角部20は、外側に山状に形成された角部となっている。また、第1サブリフレクタ13は、第1角部20から前方に向けて形成されているため、第1サブリフレクタ13の全ての部分が、調整部内側端部18bよりも横方向において、外側に位置している。また、調整部内側端部18bと、メインリフレクタ外側端部11aとによって、第2角部21が形成されている。調整部18は前記のように第1角部20から内側に向かって形成されているので、第2角部21から見ると外側に向かって形成されていることになる。メインリフレクタ11は第2角部21から後方に曲面を形成しながら設けられているが、調整部18が外側に向かって形成されているので、第2角部21は、リフレクタの内側、つまり、発光部7側に山状に形成されている。さらに、メインリフレクタ内側端部11bと、逃げ部外側端部19aとによって、第3角部22は形成されている。逃げ部19は、逃げ部内側端部19bが第3角部22よりも前方になるように形成されている。つまり、逃げ部19は第3角部22から内側に向けて、且つ、前方に傾けられて形成されている。このため、第3角部22は、後方に山状となった形状になっている。
【0017】
また、第2サブリフレクタ14は、電球6の前方に設けられている。第2サブリフレクタ前側端部14aが中心線32上にあり、そこから後方に向けて、横方向に広がりつつ第2サブリフレクタ後端部14bまで形成されている。当該第2サブリフレクタ14は、後方の面に複数のボス23が後方に向けて設けられている。さらに、前記逃げ部19には、当該ボス23と横方向が同じになる位置に、固定部25がボス23と同数設けられている。このボス23と固定部25を固定部材24で接続固定することにより、第2サブリフレクタ14は逃げ部19に固定されている。また、これらのメインリフレクタ11、第1サブリフレクタ13、第2サブリフレクタ14は、前方から見た形状がほぼ円形となっている。
【0018】
メインリフレクタ11の前面には、メイン反射面15が、第1サブリフレクタ13の内側を向いている面には、一次反射面16が、第2サブリフレクタ14の外側或いは前方を向いている面には二次反射面17が、それぞれ設けられている。また、発光部7の近傍の点を焦点F1、一次反射面16と二次反射面17との間の所定の位置に有する点を第2焦点F2、焦点F1を通る前後方向の直線を中心線32とする。メイン反射面15は、焦点F1を焦点とし、且つ、中心線32上に仮想の頂点であるメインリフレクタ頂点31を有する放物面の一部と、ほぼ一致する形状となっている。この結果、メイン反射面15は、発光部7から照射される光のうち、最後端照射光30から中間照射光29までの範囲の光を前方に反射させることができる。
【0019】
一次反射面16は、焦点F1と、第2焦点F2との2つの点を焦点とする楕円の一部を、中心線32を中心として1回転してできた曲面とほぼ一致する形状となっている。この結果、一次反射面16は、発光部7からの光のうち、中間照射光29から最前端照射光28までの範囲の光を、二次反射面17側に反射させることができる。二次反射面17は、第2焦点F2を焦点とする放物線の一部を、中心線32を中心として1回転してできた曲面と、ほぼ一致する形状となっている。この結果、二次反射面17は、一次反射面16で反射し、第2焦点F2を通過した後、二次反射面17に到達した光を前方に反射させることができる。
【0020】
また、走行用発光部7aからの照射光も同様に、走行用最後端照射光30aから走行用中間照射光29aまでの範囲の光をメイン反射面15で前方に反射させることができる。また、走行用中間照射光29aから走行用最前端照射光28aまでの範囲の光を一次反射面16で二次反射面17側に反射し、二次反射面17に到達した光を当該二次反射面17で前方に反射させることができる。これらの一次反射面16と二次反射面17とは、調整部18の寸法、第1角部20および第2角部21の角度の兼ね合いにより、一次反射面16の2つ焦点のうちの中心線32上にない方の焦点と、二次反射面17の焦点とが、第2焦点F2上でほぼ同一の位置になるように形成されている。
【0021】
前記逃げ部19の、逃げ部内側端部19bの内側には、電球6の挿通孔26が設けられている。その挿通孔26の外側で、逃げ部19の後方の面には円筒形状の電球固定部27が設けられている。電球6はこの電球固定部27及び挿通孔26に挿通し、電球固定部27に固定される。この状態の電球6の発光部7の位置を基準として、当該車両用灯具1のリフレクタは構成されている。また、電球6の口金8にはコネクタ9が着脱可能に接続され、電気が供給される。
【0022】
以下、この車両用灯具1の動作について説明する。コネクタ9が口金8に接続された状態でランプスイッチ(図示省略)を通電側にすると、電球6内にある発光部7が通電により発光する。この発光により発光部7から照射される光のうち、最後端照射光30から中間照射光29までの範囲の光は、メイン反射面15で前方に反射される。その際、メイン反射面15の前方には第1サブリフレクタ13と第2サブリフレクタ14が設けられているが、第1サブリフレクタに対しては、第1サブリフレクタ13が調整部18により、横方向においてメイン反射面15よりも外側に逃がしてあり、また、第2サブリフレクタ14に対しては、メイン反射面15が設けられているメインリフレクタ11自体が、逃げ部19により第2サブリフレクタ14よりも外側に逃がしてあるので、前記のメイン反射面15で反射した反射光は、いずれのものにも遮られることなく前方を照射できる。発光部7から照射される残りの光、つまり、中間照射光29から最前端照射光28までの範囲の光は、一次反射面16によって二次反射面17に向けて反射される。二次反射面17に向けて反射された光は、第2焦点F2を通過後、二次反射面17に到達し、二次反射面17によって前方に反射される。このように、一次反射面16と二次反射面17、つまり、第1サブリフレクタ13と第2サブリフレクタ14とは、2つを組合せることにより、サブリフレクタ12として一つの作用をしている。
【0023】
これらと同様に、前記のランプスイッチを走行用にすると、走行用発光部7aが発光し、当該走行用発光部7aからの照射光が各反射面で反射される。照射光は範囲ごとにメイン反射面15、一次反射面16で分けて反射され、走行用最後端照射光30aから走行用中間照射光29aまでの範囲の光はメイン反射面15で前方に反射される。走行用中間照射光29aから走行用最前端照射光28aまでの範囲の光は一次反射面16で二次反射面17に向けて反射され、二次反射面17に到達した光は当該二次反射面17で前方に反射される。
【0024】
以上の車両用灯具1は、電球6の発光部7が照射する光のうち、最前端照射光28から中間照射光29までの範囲の光を、一次反射面16で二次反射面17の方向に反射させるよう、第1サブリフレクタ13を内側に傾けてある。通常この範囲の光は、当該車両用灯具1におけるメインリフレクタ外側端部11aの前方、つまり、メインリフレクタ11の前方で、且つ、外側の位置にある反射面(仮想メインリフレクタ33)で前方に反射させるが、当該車両用灯具1は、第1サブリフレクタ13を内側に傾けてあるため、この範囲の光りを反射する一次反射面16が、仮想メインリフレクタ33と比較して電球6に近づいている。これにより、照射された光が拡散する前に、第1サブリフレクタ13でこの光を反射させるので、第1サブリフレクタ13の寸法を小さくできる。また、通常の車両用灯具においては前記の範囲の光を反射する為に必要な仮想メインリフレクタ33が、当該車両用灯具1では不要になる。従って、発光部7からの光を直接前方に反射させる場合に比べて、リフレクタの全幅を小さくできる。また、発光部7から照射される光を2つの範囲に分けて、それぞれをメインリフレクタ11、サブリフレクタ12で前方に反射することにより、照射されるほぼ全域の光を、無駄なく一方向を照らす光として利用できる。
【0025】
また、メイン反射面15の形状とほぼ同一の放物面の焦点であると同時に、一次反射面16の形状とほぼ同一の楕円の2つの焦点のうちの一つでもある焦点F1よりも、走行用発光部7aは後方にある。そのため、メイン反射面15で反射した走行用発光部7aからの照射光は、発光部7からの照射光を反射した光と比較して拡散されることとなる。また、一次反射面16で反射した走行用発光部7aからの照射光は、一次反射面16で反射した発光部7からの照射光と比較して、二次反射面17の内側寄りに到達する。このため、これらの光を二次反射面17で反射する場合も、発光部7からの光よりも、走行用発光部7aからの光の方が、拡散して前方に反射されることとなる。従って、走行用発光部7aを発光させた場合は車両前方の、より広い範囲を照らすことができる。また、発光部7からの光を前方に反射させた場合の光は、通常すれ違い用として遠方を照らさないようにしてあるため、この場合に走行用発光部7aからの光を反射させた光は、より遠方を照らすことができる。
【0026】
この結果、寸法が制限されている車両用灯具1において、所定の寸法に収めることが出来る上に、電球6が照射するほぼ全ての光を有効に活用出来るため、前方を照らす性能を高めることができる。また電球6は、その前方にある第2サブリフレクタ14に遮られ、外部から見えないので、消灯時の外観が従来と比べて斬新なものとなる。これらの結果、この車両用灯具1を車両用ヘッドランプとして使用することにより、車両のデザインの自由度が上がり、また、外観が従来には無いイメージとすることができる。
【0027】
(実施の形態2)
図5は、この発明の実施の形態2に係る車両用灯具を示す正面図である。図6は、図5に示した車両用灯具のA−A線断面図である。図7は、図5に示した車両用灯具のB−B線断面図である。図8は、図5に示した車両用灯具のA−A線断面部の照射光の反射経路を示す図である。図9は、図5に示した車両用灯具のB−B線断面部の照射光の反射経路を示す図である。図10は、図5に示した車両用灯具の要部斜視図である。この実施の形態2では、前方から見た場合、上記実施の形態1のように円形状に形成されたメインリフレクタ51の外側に、実施の形態1の第1サブリフレクタ13と同様の働きをする第1サブリフレクタ53が2ヶ所、この円形の中心を中心として点対称に所定の範囲で、調整部58を介して形成されている。メインリフレクタ51の外側で第1サブリフレクタ53が無い部分には、縁部59が調整部58を介さずにメインリフレクタ51の外側に直接形成されている。さらに、上記実施の形態1の第2サブリフレクタ14と同様に、第1サブリフレクタ53からの反射光を前方に反射できる位置、及び範囲に第2サブリフレクタ54は設けられている。
【0028】
第1サブリフレクタ53および調整部58若しくは縁部59と、メインリフレクタ51および逃げ部60とは、外側から内側にかけて一体に形成されている。これらの形状は、上記の実施の形態1と同様に、第1サブリフレクタ53と調整部58とは、外側に山状となった第1角部61を介して形成され、調整部58とメインリフレクタ51とは、内側に山状となった第2角部62を介して形成している。また、メインリフレクタ51と逃げ部60とは、後方に山状となった第3角部63を介して形成している。メインリフレクタ51を前方から見た場合の、前記の第1サブリフレクタ53および調整部58が無い範囲の部分には、メインリフレクタ外側端部51aの前方に縁部59が、一定の幅で設けられている。当該縁部59とメインリフレクタ外側端部51aとでは第4角部64を形成している。この縁部59は、第4角部64から前方に向かって形成しており、メインリフレクタ51は外側に広がるように形成しているため、第4角部64は外側に山状に形成している。また、第2サブリフレクタ54は、電球6の前方に設けられている。
【0029】
メインリフレクタ51の前面にはメイン反射面55が、第1サブリフレクタ53の内側を向いている面には一次反射面56が、第2サブリフレクタ54の外側或いは前方を向いている面には二次反射面57が、それぞれ設けられている。メイン反射面55は実施の形態1と同様の範囲で設けられており、焦点F1を焦点とし、且つ、中心線71上に仮想の頂点であるメインリフレクタ頂点70を有する放物面の一部と、ほぼ一致する形状となっている。この結果、メイン反射面55は、発光部7から照射される光のうち、最後端照射光30から中間照射光29までの範囲の光を前方に反射させることができる。
【0030】
一次反射面56は第1サブリフレクタ53に設けられているため、焦点F1と、第2焦点F2との2つの点を焦点とする楕円の一部を、中心線71と中心として第1サブリフレクタ53が設けられている範囲で回転させて得られた曲面と、ほぼ一致する形状となっている。この結果、この一次反射面56は、発光部7からの光のうち、中間照射光29から最前端照射光28までの範囲の光を、二次反射面57側に反射させることができる。また、2つの第1サブリフレクタ53は、メインリフレクタ51を前方から見た場合のメインリフレクタ51を形成する円形の中心を中心として点対称に設けられているので、一次反射面56同士は対面する関係となっている。
【0031】
二次反射面57は、前記一次反射面56とで、前記実施の形態1の一次反射面16と二次反射面17の作用と同様の作用をするために、第2焦点F2を焦点とする放物線の一部を、中心線71を中心として回転して得られた曲面とほぼ一致する形状となっており、この曲面が、前記一次反射面56が設けられている範囲に応対する範囲にのみ設けられている。つまり、一次反射面56は、リフレクタを前方から見た場合、当該リフレクタを形成する円形状の中心を中心として、点対称に2ヶ所、内側を向いて形成されているため、2つの二次反射面57は、それぞれ反対方向に外側を向いて形成されている。この結果、二次反射面57は、一次反射面56で反射し、第2焦点F2を通過した後、二次反射面57に到達した光を前方に反射させることができる。
【0032】
また、2つの二次反射面57の、それぞれの横方向(二次反射面57を正面から見た場合に、前後方向と直交する方向)の端にあたる二次反射面端部57a同士の間には、後方に向けてボス65が設けられている。また、前記逃げ部60には当該ボス65と横方向が同じ位置で、その数が当該ボス65と同数の固定部67が設けられている。これらのボス65と固定部67を固定部材66で結合することにより、第2サブリフレクタ54は、メインリフレクタ51に固定される。メインリフレクタ51の内側に設けられている逃げ部60には、挿通孔68及び電球固定部69が設けられている。電球6はこの電球固定部69及び挿通孔68に挿通し、電球固定部69に固定される。この状態の電球6の発光部7の位置を基準として、当該車両用灯具1のリフレクタは構成されている。
【0033】
以下、この車両用灯具1の動作について説明する。電球6の発光部7から照射される照射光で、メイン反射面55に向けて照射する範囲の光は、上記実施の形態1と同様にほぼ全てメイン反射面55で前方に反射する。その際、メイン反射面55の前方には第1サブリフレクタ53と第2サブリフレクタ54があるが、第1サブリフレクタ53は調整部58で外側に逃がされており、第2サブリフレクタ54に対しては、メインリフレクタ51自体を逃げ部60で第2サブリフレクタ54により外側に逃がしてあるので、メイン反射面55で反射した光は、いずれのものにも遮られることなく前方を照射できる。また、一次反射面56で反射する範囲の光、つまり最前端照射光28から中間照射光29までの範囲の光は、一次反射面56のある部分のみ一次反射面56で二次反射面57に向けて反射し、二次反射面57で前方に反射する。これらと同様に、前記のランプスイッチを走行用にすると、走行用発光部7aが発光し、当該走行用発光部7aからの照射光が各反射面で反射される。照射光は範囲ごとにメイン反射面55、一次反射面56で分けて反射され、走行用最後端照射光30aから走行用中間照射光29aまでの範囲の光はメイン反射面55で前方に反射される。走行用中間照射光29aから走行用最前端照射光28aまでの範囲の光は一次反射面56で二次反射面57に向けて反射され、二次反射面57に到達した光は当該二次反射面57で前方に反射される。
【0034】
以上の車両用灯具1は、電球6から照射される照射光のうち、中間照射光29から最後端照射光30までの範囲の光はほぼ全て前方に反射されるが、最前端照射光28から中間照射光29までの範囲の光は、サブリフレクタ52がある部分のみ前方に反射している。従来の車両用灯具と比較した場合にリフレクタの寸法が小さくなっているのはもちろん、上記の実施の形態1と比較した場合でも、サブリフレクタ52が部分的にしか存在しないので、所定の方向の寸法を小さくすることができ、ランプレンズ3も、リフレクタの形状に合わせて所定の方向の寸法を小さくすることができる。この結果、前方を照らす性能よりも寸法を重視する場合に、所定の方向の寸法を小さく出来ると同時に、前方を照らす性能はサブリフレクタ52が部分的に存在することにより、必要不可欠の性能を維持できる。従って、この車両用灯具1を車両用ヘッドランプとして使用することにより、車両のデザインの自由度がさらに向上し、デザインによる商品力を飛躍的に高めることができる。
【0035】
なお、実施の形態2では、サブリフレクタ52は2組となっているが、数はそれ以上、または単数でも良い。また、その範囲及び位置は自由に決めて構わない。サブリフレクタ52により前方を照らす性能を維持しつつ、車両のデザインに合わせてサブリフレクタ52の数、位置及び範囲を変えることにより、デザインを自由に決めることができる。また、前記の実施の形態の第1サブリフレクタ13は、調整部18によって位置及び角度を変えてもよい。これらを変えることにより、第1サブリフレクタ13が反射する反射光の角度が変わり、それに伴い、第2サブリフレクタ14の寸法も変化する。従って、リフレクタを設計する際に、調整部18を変化させることにより第1サブリフレクタ13と第2サブリフレクタ14の寸法を変化させることができ、その中から、最適な寸法のリフレクタを得ることができる。また、実施の形態ではハロゲン電球を説明したが、電球はハロゲン電球以外の、白熱電球または放電灯でもよい。また、この発明は、車両用ヘッドランプに限らず、電球をとリフレクタを使用し、一方向に照射する灯具ならば、その用途は問わない。
【0036】
また、この発明は、車両用ヘッドランプに限らず、電球をとリフレクタを使用し、一方向に照射する灯具ならば、その用途は問わない。
【0037】
【発明の効果】
以上から明らかなように、この発明にかかる車両用灯具(請求項1)によれば、リフレクタの全幅の寸法を減少させることにより、車両用灯具全体の寸法を小さくすることができる。
【0038】
また、この発明にかかる車両用灯具(請求項2)によれば、反射面をメイン反射面と、一次反射面及び二次反射面とに分けることにより、電球が照射するほぼ全ての光を有効に活用出来るため、前方を照らす性能を高めることができる。
【0039】
また、この発明にかかる車両用灯具(請求項3)によれば、電球からの照射光の範囲ごとにリフレクタを分け、さらに、リフレクタの全幅を小さくすることにより、車両用灯具全体の寸法を小さくすることができ、且つ、前方を照らす性能を高めることができる。
【0040】
また、この発明にかかる車両用灯具(請求項4)によれば、第1サブリフレクタと第2サブリフレクタとを、所定の範囲にのみ設けることにより、当該車両用灯具を使用する車両のデザインの自由度を飛躍的に高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる車両用灯具の実施の形態1を示す一部断面図である。
【図2】実施の形態1の固定部材が設けられている部分の断面図である。
【図3】実施の形態1の照射光の反射経路を示す図である。
【図4】実施の形態1の要部の斜視図である。
【図5】この発明にかかる車両用灯具の実施の形態2の要部を示す正面図である。
【図6】図5のA−A線断面図である。
【図7】図5のB−B線断面図である。
【図8】A−A線断面部の照射光の反射経路を示す図である。
【図9】B−B線断面部の照射光の反射経路を示す図である。
【図10】実施の形態2の要部の斜視図である。
【符号の説明】
1 車両用灯具
6 電球
7 発光部(すれ違い用)
7a 走行用発光部
11 メインリフレクタ
12 サブリフレクタ
13 第1サブリフレクタ
14 第2サブリフレクタ
15 メイン反射面
16 一次反射面(第1サブリフレクタ)
17 二次反射面(第2サブリフレクタ)
18 調整部
19 逃げ部
20 第1角部(第1サブリフレクタ〜調整部)
21 第2角部(調整部〜メインリフレクタ)
22 第3角部(メインリフレクタ〜逃げ部)
26 挿通孔
27 電球固定部
28 最前端照射光
29 中間照射光
30 最後端照射光
32 中心線
51 メインリフレクタ
52 サブリフレクタ
53 第1サブリフレクタ
54 第2サブリフレクタ
55 メイン反射面
56 一次反射面(第1サブリフレクタ)
57 二次反射面(第2サブリフレクタ)
58 調整部
59 縁部
60 逃げ部
61 第1角部(第1サブリフレクタ〜調整部)
62 第2角部(調整部〜メインリフレクタ)
63 第3角部(メインリフレクタ〜逃げ部)
64 第4角部(縁部〜メインリフレクタ)
68 挿通孔
69 電球固定部
F1 焦点
F2 第2焦点

Claims (4)

  1. 光源とリフレクタとを有する車両用灯具において、
    リフレクタは、一体に形成されているメインリフレクタと第1サブリフレクタ、及び、別体で形成されている第2サブリフレクタとから成り、各リフレクタは反射面を有し、
    メインリフレクタの前方には、反射面を有する第1サブリフレクタが内側に傾けられ、且つ、調整部により当該メインリフレクタの端部より外側に逃がされて設けられており、
    第2サブリフレクタは光源の前方に設けられており、当該第2サブリフレクタが有する反射面は第1サブリフレクタ及び前方に向けられ、
    更に、メインリフレクタの内側には逃げ部が設けられ、当該逃げ部は前記光源の挿通孔を有し、メインリフレクタは挿通孔に対し外側で、且つ、後方の位置になるよう逃げ部によって形成され、前記光源は当該挿通孔より挿通固定されることを特徴とする車両用電灯。
  2. 光源とリフレクタとを有する車両用灯具において、
    リフレクタは、一体に形成されているメインリフレクタと第1サブリフレクタ、及び、別体で形成されている第2サブリフレクタとから成り、
    メインリフレクタはメイン反射面を有し、第1サブリフレクタは一次反射面を有し、第2サブリフレクタは二次反射面を有し、
    光源には発光部が内設しており、
    メイン反射面は光源内の発光部が照射する光のうち最後方から所定の角度までの範囲の光を前方に反射し、一次反射面は発光部が照射する光のうち所定の角度から最前方までの範囲の光を二次反射面に反射し、二次反射面は一次反射面からの光を前方に反射し、
    第2サブリフレクタは光源の前方に、二次反射面を外側、且つ、前方に向けて設けられ、
    第1サブリフレクタはメインリフレクタの前方にあり、メインリフレクタが反射した光を遮らない位置で、一次反射面が二次反射面に向くよう、メインリフレクタとの間に調整部を介して設けられ、
    更に、メインリフレクタの内側には逃げ部が設けられ、当該逃げ部は前記光源の挿通孔を有し、メインリフレクタは挿通孔に対し外側で、且つ、後方の位置になるよう逃げ部によって形成され、前記光源は当該挿通孔に挿通し、所定の位置に組み立てられ、この時の当該光源内の発光部の位置を基準として、前記リフレクタは構成されていることを特徴とする車両用灯具。
  3. 光源とリフレクタとを有する車両用灯具において、
    リフレクタは、メインリフレクタとサブリフレクタとから成り、さらにサブリフレクタは、双方が有する反射面を組み合わせて光源からの照射光を前方に反射する第1サブリフレクタと第2サブリフレクタとから成り、
    メインリフレクタと第1サブリフレクタとは一体に形成され、第2サブリフレクタは別体に形成され、
    光源には発光部が内設しており、
    メインリフレクタは光源内の発光部付近に焦点を有する曲面の一部から成るメイン反射面を有し、第1サブリフレクタは発光部付近に焦点を有し、且つ、二次反射面との間に第2焦点を有する曲面の一部から成る一次反射面を有し、第2サブリフレクタは一次反射面との間の第2焦点付近に焦点を有する曲面の一部から成る二次反射面を有し、
    メイン反射面は光源内の発光部が照射する光のうち最後方から所定の角度までの範囲の光を前方に反射し、一次反射面は発光部が照射する光のうち所定の角度から最前方までの範囲の光を二次反射面に反射し、二次反射面は一次反射面からの光を前方に反射し、
    第2サブリフレクタは光源の前方に設けられ、当該第2サブリフレクタが有する二次反射面の向きは、一次反射面からの光を二次反射面で前方に反射できるよう、外側、且つ、前方に向けられ、
    第1サブリフレクタは、メインリフレクタとの間にある調整部により、メインリフレクタの前方で、且つ、メインリフレクタの端部よりも外側に逃がされた位置に設けられ、当該第1サブリフレクタは、発光部からの照射光を一次反射面が二次反射面に向けて反射できる角度に内側に傾けられており、さらに、メイン反射面で反射した光を遮らず、且つ、一次反射面での反射光が二次反射面に確実に到達する位置に前記調整部により調整されており、
    更に、メインリフレクタの内側には逃げ部が設けられ、当該逃げ部は前記光源の挿通孔を有し、メインリフレクタは挿通孔に対し外側で、且つ、後方の位置になるよう逃げ部によって形成され、前記光源は当該挿通孔に挿通し、所定の位置に組み立てられ、この時の当該光源内の発光部の位置を基準として、前記リフレクタは構成されていることを特徴とする車両用灯具。
  4. 前記第1サブリフレクタと前記第2サブリフレクタとは、所定の範囲にのみ設けられていることを特徴とする請求項1、2または3に記載の車両用灯具。
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