JP2004206503A - 誘導表示装置および誘導案内システム - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、省電力で、かつ点灯時間が長く、非常時の誘導効果を顕緒とし、また通常時に、限られたスペースで避難誘導以外の有用な表示も行うことを可能にした誘導表示装置および誘導案内システムを得ることにある。
【解決手段】表示パターンの書換えが可能な表示パネルと駆動回路とフロント照明ユニットを備えた表示部、メモリ部、第1電源、第2電源、および前記表示部での表示パターンを制御する制御部とを備えた誘導表示装置において、前記表示パネルとしてメモリー性の動作モードを有する液晶表示パネルを用い、停電時以外は第2電源により電力を供給して案内誘導表示をし、停電時には第1電源より電力を供給して案内誘導表示とフロント照明の点灯を行うようにする。
【選択図】 図1
【解決手段】表示パターンの書換えが可能な表示パネルと駆動回路とフロント照明ユニットを備えた表示部、メモリ部、第1電源、第2電源、および前記表示部での表示パターンを制御する制御部とを備えた誘導表示装置において、前記表示パネルとしてメモリー性の動作モードを有する液晶表示パネルを用い、停電時以外は第2電源により電力を供給して案内誘導表示をし、停電時には第1電源より電力を供給して案内誘導表示とフロント照明の点灯を行うようにする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、停電などの非常時に避難誘導情報を表示する機能を有する誘導表示装置および誘導案内システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、病院、役所等の公共施設やデパートなどの店舗、ホテルやマンションなどの建物内には、火災などの非常時に備えて、避難者を安全な場所へと避難するための非常口が複数設けられている。これら非常口の近傍には、避難者に非常口の存在を認識させるための誘導表示灯が設置されている。
【0003】
また、敷地面積が広いフロアを有する建物内の通路および廊下等にいる避難者を非常口へと誘導するために、誘導方向を矢指するように表示された誘導表示灯が、建物内の通路および廊下等の壁面や天井等に複数設置されている。
【0004】
従来の誘導表示灯90は、図9に示すように、表示パネル91と制御部92と商用電源93と非常用電源94とから構成される。表示パネル91は非常口の文字や左右の誘導方向を示す矢印または非常口を示すマーク等を印刷したプラスチック板等で構成され、表示パネル91の内側には蛍光灯などのランプが設けられている。制御部92により、通常時は、商用電源93を用いて表示パネル31を明るく照らし、例えば足元灯、サイン灯等に利用することができる。
【0005】
停電時や火災、地震等の非常時に停電した場合は、非常用電源94を用いて表示パネル91を明るく照らすことにより、非常時の避難方向を誘導するものである。
【0006】
また、誘導方向の表示を点灯あるいは点滅させるように点灯制御させることにより、非常時の避難方向を誘導する誘導表示灯が提案されている。例えば、特許文献1を参照。
【0007】
【特許文献1】
特開平4−175997号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
デパートなどの建物内には誘導表示灯が少なくとも50個以上設置されており、その設置数や使用状況により増大してしまうといった問題を有していた。
【0009】
また、非常時に避難する場合は、どの非常口が安全か、または非常扉の開閉の有無などの情報が必要とされるが、上記した従来の誘導表示灯においては、非常時における表示情報が固定されており、より適切な情報を得ることが出来なかった。
【0010】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、省電力で、かつ表示時間が長く、誘導効果を顕著とし、また非常時以外に、限られたスペースで避難誘導以外の有用な案内表示も行うことを可能にした誘導表示装置および誘導案内システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の態様1は、表示パターンの書換えが可能な表示パネルと駆動回路とフロント照明ユニットを備えた表示部、メモリ部、第1電源、第2電源、および前記表示部での表示パターンを制御する制御部とを備え、前記表示パネルとしてメモリー性の動作モードを有する液晶表示パネルが用いられ、停電時以外は前記第2電源により電力が供給されて前記表示部に案内誘導表示パターンが表示され、停電時には前記第1電源より電力が供給されて前記表示部に避難誘導表示パターンが表示されるとともに、フロント照明の点灯が行なわれる誘導表示装置を提供する。表示パネルとしては、電圧非印加で表示内容が保持できるメモリー性の動作モードを有する液晶表示パネルを用いることが好ましい。表示内容の書換え以外は電力を消費しないからである。
【0012】
態様2は、周囲の明るさを検知する光感知手段を備え、停電時以外は周囲の明るさに応じて、第2電源から電力が供給されてフロント照明ユニットの点灯が行なわれる態様1に記載の誘導表示装置を提供する。非常時の誘導効果を大きくし、避難者に視認しやすくなるからである。
【0013】
態様3は、表示情報データが受信できる受信手段を備え、表示情報データが受信手段により受信されると制御部を介して前記表示部の表示パターンが書き換えられる態様1または2に記載の誘導表示装置を提供する。無線通信などの受信手段を用いることにより、表示部の表示パターンの書き換えを容易に行なうことができる。
【0014】
態様4は、非常扉の鍵のロック制御信号が送信される送信手段を備え、周囲の状態が安全か否かの表示情報データが受信手段にて受信されると警告表示が行なわれ、かつ近傍の非常扉の鍵のロック制御信号が制御部を介して送信手段により送信される態様1、2または3に記載の誘導表示装置を提供する。
【0015】
態様5は、メモリー性の動作モードを有する液晶表示パネルが、カイラルネマチック液晶表示パネルであって、3色以上の表示が行われる態様1、2、3または4に記載の誘導表示装置を提供する。メモリ性の動作モードを有する液晶表示素子としてカイラルネマチック液晶表示パネルを用いることが好ましい。広視角で明るい表示を行なうことができる。特に表示色が3色以上の表示であることが好ましい。表示の視認性が向上するからである。
【0016】
態様6は、態様1、2、3、4または5に記載の誘導表示装置と、災害などの発生を検知する災害検知機器と、災害検知機器からの信号を受信する防災受管理装置と、防災管理装置からの検知信号が受信され、この信号に基づいて誘導表示装置の表示部の表示パターンが決定されて表示情報データが出力される指示装置とが具備されている誘導案内システムを提供する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る誘導表示装置の概略構成の一例を示すブロック図である。本実施形態の誘導表示装置101は、少なくとも表示部109、制御部105、メモリ部110、受信装置112、第1電源107および第2電源108とから構成される。
【0018】
誘導表示装置101は、停電時以外において第2電源108を用いて表示部109の表示を行うようになっているが、火災や停電などの非常時は、表示情報データを受信装置112で受信すると、制御部105により第1電源107に切替えて動作できるようになっている。
【0019】
第1電源107としては、表示部109の表示を一定の時間以上表示させる容量があればよく、汎用の一次電池や二次電池を用いることができる。
【0020】
また、第2電源としては、商用電源などを用いることができるが、太陽電池を用いることが特に好ましい。メモリー性の動作モードを有するカイラルネマチック液晶表示パネルを用いる場合は、表示内容の書換え以外は電力を消費しないので、建物内の天井などに設置された照明などの光を利用して表示の書換えが可能となるからである。
【0021】
表示部109は、メモリ型表示パネル102とフロント照明ユニット103と駆動回路104より構成される。メモリ型表示パネル102とフロント照明ユニット103は、駆動回路104により駆動電圧を供給されることにより動作させる。フロント照明ユニット103は、停電時以外は第2電源から電力を供給させるので、必要に応じて点灯させることが好ましい。フロント照明ユニット103のランプとしては、例えば、発光ダイオードなどを用いることができる。
【0022】
メモリ型表示パネル102には、メモリ性の動作モードを有する液晶表示パネルを用いることが好ましい。特に好ましくは、カイラルネマチック液晶表示パネルを用いる。カイラルネマチック液晶表示パネルは、電圧の印加によって液晶相をフォーカルコニック状態とプレーナ状態に変化させて表示を行なう。電源を切っても表示状態を保持することができるため、通常時における電力が削減でき、非常時におけるバッテリーなどの第1電源の消耗を抑えることができるからである。
【0023】
また、光感知センサ111などの光感知手段を設けることが好ましい。光感知センサ111は、周囲の明るさを検知するものである。光感知センサ111により周囲の明るさを検知し、明るい場合は、フロント照明ユニットのランプを消灯状態にし、暗い場合はフロント照明ユニットのランプを点灯させる。実際に人々を誘導するために明かりが必要な場合にのみ点灯するので省エネルギーを実現でき、経済的である。また、光感知センサ111の検知により、表示部の表示パターンを切り替えて表示させるようにしてもよい。
【0024】
誘導表示装置101は、表示パターンの一部または全部となり得る表示情報データを受信する受信装置112から受け取る。受信装置112は、表示情報データを受信できる機能を有していればよく、有線通信、無線通信等の汎用の通信技術を使用できる。
【0025】
メモリ型表示パネル102は、複数の表示パターンを切り替えて表示できるものであり、この切り替えは、メモリ部110に内蔵されている固定データあるいは受信装置112で受信した表示情報データを利用して、制御部105により選択されることにより行う。
【0026】
案内誘導の表示パターンとは、非常口や非常階段などの文字、左右の誘導方向をそれぞれ矢指する矢印やシンボルを含む表示パターンをさす。また、広告表示やエレベータ、トイレの方向などを示す案内表示や工事中、安全、危険、停電発生などの警告表示なども含まれる。さらに、災害が発生した場合、災害の種類や安全に避難できる場所や方向などの情報表示をさす。
【0027】
誘導表示装置101の設置形態としては、例えば、建物内の廊下や階段の壁や非常口の上方の壁に直付に設置したり、デパートなどの会場内の天井に吊り下げるように設置してもよい。
【0028】
また、誘導表示装置101は、その近傍に設置された非常扉の鍵のロック制御信号が送信できる送信装置113を備えていることが望ましい。例えば、周囲の状態が安全か否かの表示情報データを受信装置112で受信すると、制御部により表示パターンが選択され警告表示または誘導表示を行う。さらに、近傍の非常扉の鍵のロック制御信号が送信装置113により送信され、非常扉の鍵の施錠または解錠が自動的に行なわれる。非常扉の鍵の状態と誘導表示装置101の表示パターンをリンクさせることにより、非常口の開閉の有無の識別が容易となる。
【0029】
図2は本発明の誘導案内システムの一例を示すブロック図である。本発明の誘導案内システム21は、複数の災害検知装置22が接続された防災管理装置23と接続され、複数の中継装置25を介して複数の誘導表示装置26と通信が可能な指示装置24とで構成されている。
【0030】
防災管理装置23は、建物内の保安事務室等に設置され、建物内の所定の位置、例えば天井に複数個分散して取り付けられている災害検知装置22、例えば火災検知器や煙検知器、またはガス漏れ検知器や震度計等と接続されており、災害検知装置22からの検知信号を受信して災害の種類や発生箇所を選択判定する機能を備えた汎用の防災設備を用いることができる。
【0031】
指示装置24は、防災管理装置23と近接して設置され、図示しないコンピュータおよびキーボード等の入力装置、通信装置、データベース等を備えている。また、指示装置24は防災管理装置23と接続してリンクしており、災害が発生したとき防災管理装置23より指示装置24に災害の種類と災害発生箇所等の災害データを含む信号が転送されるようになっている。この信号に基づいて表示情報データが指示装置24で作成され、中継装置25を介して複数の誘導表示装置26に表示情報データを送信することができる。
【0032】
中継装置25は、建物内のエリア別、階層別に設置されており、指示装置24から中継装置25および誘導表示装置26へのデータ転送は、有線通信、無線通信等の汎用の通信技術が使用できる。中継装置25から誘導表示装置26へのデータ転送は、特に、無線通信が好ましい。
【0033】
また、誘導表示装置26へのデータ転送は、携帯型の通信装置を用いることもできる。特定の誘導表示装置26の表示パターンを書換えてその場で確認する場合などにおいて都合がよい。
【0034】
【実施例】
(例1)
図3に本発明の誘導表示装置における通常時の案内誘導表示30の一例を示す。例えば、非常口の近傍に設置されている誘導表示装置や廊下や天井に設置されている誘導表示装置の誘導案内表示パターン31、32は、背景色を緑色で表示し、「非常口、No−A4」の文字31aおよび「非常口−B5」の文字32a、矢印32bを白色で表示させる。
【0035】
表示パネルとしては、電圧非印加で表示内容が保持できるメモリー性の動作モードを有するカイラルネマチック液晶表示パネルを用いているので、視角が広く明るく見やすい誘導表示装置を得ることができた。また、表示内容の書換え以外は電力を消費しないから、電力の消費を低減することができる。さらに、第2電源として太陽電池を用いたので、建物内の天井などに設置された照明などの光を利用して表示の書換えが可能である。
【0036】
(例2)
図4に本発明の誘導表示装置における案内表示40の一例を示す。例えば、エレベータの場所を示す案内表示やトイレの場所を示す案内表示パターン41、42を誘導表示装置の表示部に表示させることができる。この場合、表示部の背景色を白色とし、シンボルマークや矢印41a、42aを黒色としてもよい。3色以上の見栄えのよい表示をさせることにより、案内誘導の効果が期待できる。また、上記のような案内表示は、非常時以外は書換えが行なわれないので、電力の消費を低減することができる。
【0037】
(例3)
図5に本発明の誘導表示装置における警告表示50の一例を示す。例えば、工事中の情報を表示する表示パターン51では、背景色を橙色とし、「工事中」の文字51および「につき非常開放中」の文字51bを黒文字とする。また、入室禁止の情報を表示させる表示パターン52では、背景色を橙色とし、「入室禁止」の文字とシンボルマーク52aを赤色、「〜期間〜2月から3月まで」の文字52bを黒色とする。3色以上の見栄えのよい表示をさせることにより、案内誘導の効果が期待できる。
【0038】
(例4、5)
図6、7にそれぞれ例4、5の場合の本発明の誘導表示装置における非常時の避難誘導表示60、70の一例を示す。たとえば、火災が発生し、火災発生箇所の近辺にある非常口の扉を防災の理由で閉鎖した場合、その非常口の近傍に設置された誘導表示装置の表示パターンは、図3に示す避難誘導表示パターン31から図6に示す避難誘導表示パターン61に切替わる。また、廊下や天井に設置された誘導表示装置の表示パターンは、図3に示す避難誘導表示32から図6に示す避難誘導表示パターン62に切替わる。
【0039】
このとき、避難誘導表示パターン61、62の背景色は赤色とし、避難情報を示す文字や矢印61a、62aは白文字とする。
【0040】
落雷や地震により停電した場合の表示70は、たとえば、図7に示す表示パターン71、72に切替わるようにする。このとき、電源は自動的に第1電源に切替わり、フロント照明が点灯する。表示画面71、72の背景色は黄色とし、表示情報の文字や図形71a、72aは白色とする。
非常時のより適切な情報を得ることができ、3色以上の見栄えのよい表示で啓発するできる。
【0041】
(例6)
本発明の誘導案内システムにおいては、例えば火災検知器によって火災を検知した場合、火災検知器により火災信号が送信される。その後、防災管理装置23は受信した火災信号を基にして建物内の火災位置を特定する。指示装置24は防災管理装置23からの火災位置情報を基に中継装置25を介して建物の各場所に設置された誘導表示装置26に対して制御信号を含む情報表示データを送信し、火災発生状況および最適な避難情報を提供することができる。
【0042】
このときに誘導表示装置26は火災発火点とは逆方向に矢指するような情報を表示させることにより、避難者に対して非常口への避難経路を認識させることができる。また、通常時において、他の情報を表示する誘導表示装置においても最適な避難情報を表示させることができるので、避難者に対する視認性が向上する。
【0043】
また、本発明の誘導案内システムの一例を示す模式図を図8に示す。予め非常扉81の上側にロック機構83を設けておき、その非常口81の近辺で火災等が発生した場合、近傍に設置された誘導表示装置82が中継装置84よりロック制御信号を含む表示情報データを受信すると、誘導表示装置82に図6の61に示す表示パターンが表示され、誘導表示装置82よりロック制御信号が送信されて非常扉81のロック機構84が作動し、非常口81の鍵が施錠される。避難者は、その非常口が安全か否かを遠くからでも認知できる。
【0044】
【発明の効果】
本発明によれば、通常時において、限られたスペースで避難誘導以外の有用な案内表示や警告表示を省電力で行うことができる。また、本発明の誘導表示装置のフロント照明ユニットのランプは、人々を誘導するために明かりが必要な場合にのみ点灯するので、省電力が実現できる。さらに、災害が発生した場合、どのような災害が発生したかを容易に知ることができ、避難する場合において、避難誘導以外の表示をしている誘導表示灯の画面を避難誘導表示に切り替えることが容易にできるので、避難誘導表示を探し辛くなる等の問題を解消することができ、非常時の誘導効果を顕緒とし避難時のパニック等を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の誘導表示装置の概略構成を示すブロック図。
【図2】本発明の誘導案内システムの一例を示すブロック図。
【図3】本発明の誘導表示装置における通常時の案内誘導表示の一例。
【図4】本発明の誘導表示装置における案内表示の一例。
【図5】本発明の誘導表示装置における警告表示の一例。
【図6】本発明の誘導表示装置における非常時の避難誘導表示の一例。
【図7】本発明の誘導表示装置における非常時の避難誘導表示の一例。
【図8】本発明の誘導案内システムの一例を示す模式図。
【図9】従来の誘導表示灯の概略構成を示すブロック図。
【符号の説明】
101、26:誘導表示装置
109:表示部
105:制御部
107:第1電源
108:第2電源
110:メモリ部
111:光感知センサ
112:受信装置
113:送信装置
21:誘導案内システム
22:災害検知装置
23:指示装置
24:防災管理装置
25:中継装置
30、40、50、60、70:表示画面
90:誘導表示灯
【発明の属する技術分野】
本発明は、停電などの非常時に避難誘導情報を表示する機能を有する誘導表示装置および誘導案内システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、病院、役所等の公共施設やデパートなどの店舗、ホテルやマンションなどの建物内には、火災などの非常時に備えて、避難者を安全な場所へと避難するための非常口が複数設けられている。これら非常口の近傍には、避難者に非常口の存在を認識させるための誘導表示灯が設置されている。
【0003】
また、敷地面積が広いフロアを有する建物内の通路および廊下等にいる避難者を非常口へと誘導するために、誘導方向を矢指するように表示された誘導表示灯が、建物内の通路および廊下等の壁面や天井等に複数設置されている。
【0004】
従来の誘導表示灯90は、図9に示すように、表示パネル91と制御部92と商用電源93と非常用電源94とから構成される。表示パネル91は非常口の文字や左右の誘導方向を示す矢印または非常口を示すマーク等を印刷したプラスチック板等で構成され、表示パネル91の内側には蛍光灯などのランプが設けられている。制御部92により、通常時は、商用電源93を用いて表示パネル31を明るく照らし、例えば足元灯、サイン灯等に利用することができる。
【0005】
停電時や火災、地震等の非常時に停電した場合は、非常用電源94を用いて表示パネル91を明るく照らすことにより、非常時の避難方向を誘導するものである。
【0006】
また、誘導方向の表示を点灯あるいは点滅させるように点灯制御させることにより、非常時の避難方向を誘導する誘導表示灯が提案されている。例えば、特許文献1を参照。
【0007】
【特許文献1】
特開平4−175997号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
デパートなどの建物内には誘導表示灯が少なくとも50個以上設置されており、その設置数や使用状況により増大してしまうといった問題を有していた。
【0009】
また、非常時に避難する場合は、どの非常口が安全か、または非常扉の開閉の有無などの情報が必要とされるが、上記した従来の誘導表示灯においては、非常時における表示情報が固定されており、より適切な情報を得ることが出来なかった。
【0010】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、省電力で、かつ表示時間が長く、誘導効果を顕著とし、また非常時以外に、限られたスペースで避難誘導以外の有用な案内表示も行うことを可能にした誘導表示装置および誘導案内システムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の態様1は、表示パターンの書換えが可能な表示パネルと駆動回路とフロント照明ユニットを備えた表示部、メモリ部、第1電源、第2電源、および前記表示部での表示パターンを制御する制御部とを備え、前記表示パネルとしてメモリー性の動作モードを有する液晶表示パネルが用いられ、停電時以外は前記第2電源により電力が供給されて前記表示部に案内誘導表示パターンが表示され、停電時には前記第1電源より電力が供給されて前記表示部に避難誘導表示パターンが表示されるとともに、フロント照明の点灯が行なわれる誘導表示装置を提供する。表示パネルとしては、電圧非印加で表示内容が保持できるメモリー性の動作モードを有する液晶表示パネルを用いることが好ましい。表示内容の書換え以外は電力を消費しないからである。
【0012】
態様2は、周囲の明るさを検知する光感知手段を備え、停電時以外は周囲の明るさに応じて、第2電源から電力が供給されてフロント照明ユニットの点灯が行なわれる態様1に記載の誘導表示装置を提供する。非常時の誘導効果を大きくし、避難者に視認しやすくなるからである。
【0013】
態様3は、表示情報データが受信できる受信手段を備え、表示情報データが受信手段により受信されると制御部を介して前記表示部の表示パターンが書き換えられる態様1または2に記載の誘導表示装置を提供する。無線通信などの受信手段を用いることにより、表示部の表示パターンの書き換えを容易に行なうことができる。
【0014】
態様4は、非常扉の鍵のロック制御信号が送信される送信手段を備え、周囲の状態が安全か否かの表示情報データが受信手段にて受信されると警告表示が行なわれ、かつ近傍の非常扉の鍵のロック制御信号が制御部を介して送信手段により送信される態様1、2または3に記載の誘導表示装置を提供する。
【0015】
態様5は、メモリー性の動作モードを有する液晶表示パネルが、カイラルネマチック液晶表示パネルであって、3色以上の表示が行われる態様1、2、3または4に記載の誘導表示装置を提供する。メモリ性の動作モードを有する液晶表示素子としてカイラルネマチック液晶表示パネルを用いることが好ましい。広視角で明るい表示を行なうことができる。特に表示色が3色以上の表示であることが好ましい。表示の視認性が向上するからである。
【0016】
態様6は、態様1、2、3、4または5に記載の誘導表示装置と、災害などの発生を検知する災害検知機器と、災害検知機器からの信号を受信する防災受管理装置と、防災管理装置からの検知信号が受信され、この信号に基づいて誘導表示装置の表示部の表示パターンが決定されて表示情報データが出力される指示装置とが具備されている誘導案内システムを提供する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る誘導表示装置の概略構成の一例を示すブロック図である。本実施形態の誘導表示装置101は、少なくとも表示部109、制御部105、メモリ部110、受信装置112、第1電源107および第2電源108とから構成される。
【0018】
誘導表示装置101は、停電時以外において第2電源108を用いて表示部109の表示を行うようになっているが、火災や停電などの非常時は、表示情報データを受信装置112で受信すると、制御部105により第1電源107に切替えて動作できるようになっている。
【0019】
第1電源107としては、表示部109の表示を一定の時間以上表示させる容量があればよく、汎用の一次電池や二次電池を用いることができる。
【0020】
また、第2電源としては、商用電源などを用いることができるが、太陽電池を用いることが特に好ましい。メモリー性の動作モードを有するカイラルネマチック液晶表示パネルを用いる場合は、表示内容の書換え以外は電力を消費しないので、建物内の天井などに設置された照明などの光を利用して表示の書換えが可能となるからである。
【0021】
表示部109は、メモリ型表示パネル102とフロント照明ユニット103と駆動回路104より構成される。メモリ型表示パネル102とフロント照明ユニット103は、駆動回路104により駆動電圧を供給されることにより動作させる。フロント照明ユニット103は、停電時以外は第2電源から電力を供給させるので、必要に応じて点灯させることが好ましい。フロント照明ユニット103のランプとしては、例えば、発光ダイオードなどを用いることができる。
【0022】
メモリ型表示パネル102には、メモリ性の動作モードを有する液晶表示パネルを用いることが好ましい。特に好ましくは、カイラルネマチック液晶表示パネルを用いる。カイラルネマチック液晶表示パネルは、電圧の印加によって液晶相をフォーカルコニック状態とプレーナ状態に変化させて表示を行なう。電源を切っても表示状態を保持することができるため、通常時における電力が削減でき、非常時におけるバッテリーなどの第1電源の消耗を抑えることができるからである。
【0023】
また、光感知センサ111などの光感知手段を設けることが好ましい。光感知センサ111は、周囲の明るさを検知するものである。光感知センサ111により周囲の明るさを検知し、明るい場合は、フロント照明ユニットのランプを消灯状態にし、暗い場合はフロント照明ユニットのランプを点灯させる。実際に人々を誘導するために明かりが必要な場合にのみ点灯するので省エネルギーを実現でき、経済的である。また、光感知センサ111の検知により、表示部の表示パターンを切り替えて表示させるようにしてもよい。
【0024】
誘導表示装置101は、表示パターンの一部または全部となり得る表示情報データを受信する受信装置112から受け取る。受信装置112は、表示情報データを受信できる機能を有していればよく、有線通信、無線通信等の汎用の通信技術を使用できる。
【0025】
メモリ型表示パネル102は、複数の表示パターンを切り替えて表示できるものであり、この切り替えは、メモリ部110に内蔵されている固定データあるいは受信装置112で受信した表示情報データを利用して、制御部105により選択されることにより行う。
【0026】
案内誘導の表示パターンとは、非常口や非常階段などの文字、左右の誘導方向をそれぞれ矢指する矢印やシンボルを含む表示パターンをさす。また、広告表示やエレベータ、トイレの方向などを示す案内表示や工事中、安全、危険、停電発生などの警告表示なども含まれる。さらに、災害が発生した場合、災害の種類や安全に避難できる場所や方向などの情報表示をさす。
【0027】
誘導表示装置101の設置形態としては、例えば、建物内の廊下や階段の壁や非常口の上方の壁に直付に設置したり、デパートなどの会場内の天井に吊り下げるように設置してもよい。
【0028】
また、誘導表示装置101は、その近傍に設置された非常扉の鍵のロック制御信号が送信できる送信装置113を備えていることが望ましい。例えば、周囲の状態が安全か否かの表示情報データを受信装置112で受信すると、制御部により表示パターンが選択され警告表示または誘導表示を行う。さらに、近傍の非常扉の鍵のロック制御信号が送信装置113により送信され、非常扉の鍵の施錠または解錠が自動的に行なわれる。非常扉の鍵の状態と誘導表示装置101の表示パターンをリンクさせることにより、非常口の開閉の有無の識別が容易となる。
【0029】
図2は本発明の誘導案内システムの一例を示すブロック図である。本発明の誘導案内システム21は、複数の災害検知装置22が接続された防災管理装置23と接続され、複数の中継装置25を介して複数の誘導表示装置26と通信が可能な指示装置24とで構成されている。
【0030】
防災管理装置23は、建物内の保安事務室等に設置され、建物内の所定の位置、例えば天井に複数個分散して取り付けられている災害検知装置22、例えば火災検知器や煙検知器、またはガス漏れ検知器や震度計等と接続されており、災害検知装置22からの検知信号を受信して災害の種類や発生箇所を選択判定する機能を備えた汎用の防災設備を用いることができる。
【0031】
指示装置24は、防災管理装置23と近接して設置され、図示しないコンピュータおよびキーボード等の入力装置、通信装置、データベース等を備えている。また、指示装置24は防災管理装置23と接続してリンクしており、災害が発生したとき防災管理装置23より指示装置24に災害の種類と災害発生箇所等の災害データを含む信号が転送されるようになっている。この信号に基づいて表示情報データが指示装置24で作成され、中継装置25を介して複数の誘導表示装置26に表示情報データを送信することができる。
【0032】
中継装置25は、建物内のエリア別、階層別に設置されており、指示装置24から中継装置25および誘導表示装置26へのデータ転送は、有線通信、無線通信等の汎用の通信技術が使用できる。中継装置25から誘導表示装置26へのデータ転送は、特に、無線通信が好ましい。
【0033】
また、誘導表示装置26へのデータ転送は、携帯型の通信装置を用いることもできる。特定の誘導表示装置26の表示パターンを書換えてその場で確認する場合などにおいて都合がよい。
【0034】
【実施例】
(例1)
図3に本発明の誘導表示装置における通常時の案内誘導表示30の一例を示す。例えば、非常口の近傍に設置されている誘導表示装置や廊下や天井に設置されている誘導表示装置の誘導案内表示パターン31、32は、背景色を緑色で表示し、「非常口、No−A4」の文字31aおよび「非常口−B5」の文字32a、矢印32bを白色で表示させる。
【0035】
表示パネルとしては、電圧非印加で表示内容が保持できるメモリー性の動作モードを有するカイラルネマチック液晶表示パネルを用いているので、視角が広く明るく見やすい誘導表示装置を得ることができた。また、表示内容の書換え以外は電力を消費しないから、電力の消費を低減することができる。さらに、第2電源として太陽電池を用いたので、建物内の天井などに設置された照明などの光を利用して表示の書換えが可能である。
【0036】
(例2)
図4に本発明の誘導表示装置における案内表示40の一例を示す。例えば、エレベータの場所を示す案内表示やトイレの場所を示す案内表示パターン41、42を誘導表示装置の表示部に表示させることができる。この場合、表示部の背景色を白色とし、シンボルマークや矢印41a、42aを黒色としてもよい。3色以上の見栄えのよい表示をさせることにより、案内誘導の効果が期待できる。また、上記のような案内表示は、非常時以外は書換えが行なわれないので、電力の消費を低減することができる。
【0037】
(例3)
図5に本発明の誘導表示装置における警告表示50の一例を示す。例えば、工事中の情報を表示する表示パターン51では、背景色を橙色とし、「工事中」の文字51および「につき非常開放中」の文字51bを黒文字とする。また、入室禁止の情報を表示させる表示パターン52では、背景色を橙色とし、「入室禁止」の文字とシンボルマーク52aを赤色、「〜期間〜2月から3月まで」の文字52bを黒色とする。3色以上の見栄えのよい表示をさせることにより、案内誘導の効果が期待できる。
【0038】
(例4、5)
図6、7にそれぞれ例4、5の場合の本発明の誘導表示装置における非常時の避難誘導表示60、70の一例を示す。たとえば、火災が発生し、火災発生箇所の近辺にある非常口の扉を防災の理由で閉鎖した場合、その非常口の近傍に設置された誘導表示装置の表示パターンは、図3に示す避難誘導表示パターン31から図6に示す避難誘導表示パターン61に切替わる。また、廊下や天井に設置された誘導表示装置の表示パターンは、図3に示す避難誘導表示32から図6に示す避難誘導表示パターン62に切替わる。
【0039】
このとき、避難誘導表示パターン61、62の背景色は赤色とし、避難情報を示す文字や矢印61a、62aは白文字とする。
【0040】
落雷や地震により停電した場合の表示70は、たとえば、図7に示す表示パターン71、72に切替わるようにする。このとき、電源は自動的に第1電源に切替わり、フロント照明が点灯する。表示画面71、72の背景色は黄色とし、表示情報の文字や図形71a、72aは白色とする。
非常時のより適切な情報を得ることができ、3色以上の見栄えのよい表示で啓発するできる。
【0041】
(例6)
本発明の誘導案内システムにおいては、例えば火災検知器によって火災を検知した場合、火災検知器により火災信号が送信される。その後、防災管理装置23は受信した火災信号を基にして建物内の火災位置を特定する。指示装置24は防災管理装置23からの火災位置情報を基に中継装置25を介して建物の各場所に設置された誘導表示装置26に対して制御信号を含む情報表示データを送信し、火災発生状況および最適な避難情報を提供することができる。
【0042】
このときに誘導表示装置26は火災発火点とは逆方向に矢指するような情報を表示させることにより、避難者に対して非常口への避難経路を認識させることができる。また、通常時において、他の情報を表示する誘導表示装置においても最適な避難情報を表示させることができるので、避難者に対する視認性が向上する。
【0043】
また、本発明の誘導案内システムの一例を示す模式図を図8に示す。予め非常扉81の上側にロック機構83を設けておき、その非常口81の近辺で火災等が発生した場合、近傍に設置された誘導表示装置82が中継装置84よりロック制御信号を含む表示情報データを受信すると、誘導表示装置82に図6の61に示す表示パターンが表示され、誘導表示装置82よりロック制御信号が送信されて非常扉81のロック機構84が作動し、非常口81の鍵が施錠される。避難者は、その非常口が安全か否かを遠くからでも認知できる。
【0044】
【発明の効果】
本発明によれば、通常時において、限られたスペースで避難誘導以外の有用な案内表示や警告表示を省電力で行うことができる。また、本発明の誘導表示装置のフロント照明ユニットのランプは、人々を誘導するために明かりが必要な場合にのみ点灯するので、省電力が実現できる。さらに、災害が発生した場合、どのような災害が発生したかを容易に知ることができ、避難する場合において、避難誘導以外の表示をしている誘導表示灯の画面を避難誘導表示に切り替えることが容易にできるので、避難誘導表示を探し辛くなる等の問題を解消することができ、非常時の誘導効果を顕緒とし避難時のパニック等を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の誘導表示装置の概略構成を示すブロック図。
【図2】本発明の誘導案内システムの一例を示すブロック図。
【図3】本発明の誘導表示装置における通常時の案内誘導表示の一例。
【図4】本発明の誘導表示装置における案内表示の一例。
【図5】本発明の誘導表示装置における警告表示の一例。
【図6】本発明の誘導表示装置における非常時の避難誘導表示の一例。
【図7】本発明の誘導表示装置における非常時の避難誘導表示の一例。
【図8】本発明の誘導案内システムの一例を示す模式図。
【図9】従来の誘導表示灯の概略構成を示すブロック図。
【符号の説明】
101、26:誘導表示装置
109:表示部
105:制御部
107:第1電源
108:第2電源
110:メモリ部
111:光感知センサ
112:受信装置
113:送信装置
21:誘導案内システム
22:災害検知装置
23:指示装置
24:防災管理装置
25:中継装置
30、40、50、60、70:表示画面
90:誘導表示灯
Claims (6)
- 表示パターンの書換えが可能な表示パネルと駆動回路とフロント照明ユニットを備えた表示部、メモリ部、第1電源、第2電源、および前記表示部での表示パターンを制御する制御部とを備え、
前記表示パネルとしてメモリー性の動作モードを有する液晶表示パネルが用いられ、停電時以外は前記第2電源により電力が供給されて前記表示部に案内誘導表示パターンが表示され、停電時には前記第1電源より電力が供給されて前記表示部に避難誘導表示パターンが表示されるとともに、フロント照明の点灯が行なわれる誘導表示装置。 - 周囲の明るさを検知する光感知手段を備え、停電時以外は周囲の明るさに応じて、前記第2電源から電力が供給されてフロント照明ユニットの点灯が行なわれる請求項1記載の誘導表示装置。
- 表示情報データが受信できる受信手段を備え、表示情報データが受信手段により受信されると制御部を介して前記表示部の表示パターンが書き換えられる請求項1または2に記載の誘導表示装置。
- 非常扉の鍵のロック制御信号が送信される送信手段を備え、周囲の状態が安全か否かの表示情報データが受信手段にて受信されると警告表示が行なわれ、かつ近傍の非常扉の鍵のロック制御信号が制御部を介して送信手段により送信される請求項1、2または3に記載の誘導表示装置。
- メモリー性の動作モードを有する液晶表示パネルが、カイラルネマチック液晶表示パネルであって、3色以上の表示が行われる請求項1、2、3または4に記載の誘導表示装置。
- 請求項1、2、3、4または5に記載の誘導表示装置と、災害などの発生を検知する災害検知器と、災害検知器からの検知信号を受信する防災管理装置と、防災管理装置からの信号が受信され、この信号に基づいて誘導表示装置の表示部の表示パターンが決定されて表示情報データが出力される指示装置とが具備されている誘導案内システム。
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- 2002-12-26 JP JP2002375952A patent/JP2004206503A/ja not_active Withdrawn
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