JP2004204991A - 膨張黒鉛製シール材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】膨張黒鉛材をリング状に形成してなるシール材であって、前記膨張黒鉛材の角部に断面が矩形状のはみ出し防止部材を加圧接合して膨張黒鉛製シール材を成型する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばパッキンやガスケット等のシールに使用されるリング状膨張黒鉛製のシール材に関し、さらに詳細には、耐熱性、耐腐食性、耐衝撃性に優れ、補強用部材が単にはみ出しを防止するための補強材でなく、部材そのものをパッキンとして使用し得る膨張黒鉛製シール材に関する。
【0002】
【従来の技術】
膨張黒鉛材は、耐熱性、耐薬品性、柔軟性、不透液性等を有していることから、従来、パッキンやガスケット等のシール材として広く使用されている。しかし、このような膨張黒鉛製のシール材をそのまま使用すると、機器側との装着部分の隙間にシール材がはみ出し、シール材の体積減少によるシール性の低下やシール材の損傷を招き、寿命低下をきたす欠点がある。
【0003】
そこで、従来、上述したような膨張黒鉛材の特性を損なうことなく隙間部へのはみ出しを防止することを目的として、図6に断面図で示すように、断面が矩形状の膨張黒鉛材101をリング状に形成し、その周方向の四隅の角部周縁を、ステンレス製の極薄鋼板等からなる断面がL型状の補強用金属片102a,102b,102c,102dで被覆保護して一体化した膨張黒鉛製シール材100が知られている(例えば特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
実公平2−4285号公報(第2頁、第1図)
【0005】
しかしながら、この膨張黒鉛製シール材100は、機器との接触対応面間の隙間部に対しては補強用のL型金属片102a,102b,102c,102dが対応し、隙間部へのはみ出し防止を図ってはいるが、これらL型金属片の膨張黒鉛材101と加圧接合される面が平坦かつ狭小であるため、密着強度が低く、外力に対して剥がれ易いという欠点があった。また、このような耐衝撃性の弱さに加え、耐熱性や耐腐食性の面でも十分とはいえなかった。
【0006】
さらにまた、このようなL型金属片の成型は、通常、絞り加工によって行なわれ、シール材の各サイズに対し成型金型を必要とするため、製造コストが高くなるという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記事情によりなされたもので、その目的とするところは、従来の膨張黒鉛製シール材が有する上述したような欠点を除去し、耐熱性、耐腐食性、耐衝撃性に優れ、安価に製造することができ、補強用部材が単にはみ出しを防止するための補強材でなく、部材そのものをパッキンとして使用し得る膨張黒鉛製シール材を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記目的は、膨張黒鉛材をリング状に形成してなるシール材であって、前記膨張黒鉛材の角部に断面が矩形状のはみ出し防止部材を加圧接合してなることを特徴とする膨張黒鉛製シール材を提供することによって達成される。
【0009】
また、本発明の上記目的は、前記はみ出し防止部材の前記膨張黒鉛材と加圧接合される面に網目状の凹凸が施されていることを特徴とする膨張黒鉛製シール材を提供することによって、より効果的に達成される。
【0010】
また、本発明の上記目的は、前記はみ出し防止部材は、インコネル線メッシュの撚糸を角型に編み上げた素材であることを特徴とする膨張黒鉛製シール材を提供することによって、より効果的に達成される。
【0011】
さらにまた、本発明の上記目的は、前記膨張黒鉛材は、断面が内径下方端部を傾斜状とした台形状に形成され、前記はみ出し防止部材は、この台形状膨張黒鉛材の鋭角部に設けられていることを特徴とする膨張黒鉛製シール材を提供することによって、より効果的に達成される。
【0012】
以下、本発明の内容を実施例に基づき詳述する。
【0013】
図1(A)は本発明の実施例に係わる膨張黒鉛製シール材(以下、「本シール材」という)の平面図、(B)は(A)のA−A断面図である。
【0014】
本シール材1はリング状の膨張黒鉛材2と、この膨張黒鉛材2の角部に設けられたはみ出し防止部材3a,3b,3cにより構成されている。なお、このはみ出し防止部材3a,3b,3cは、前述した従来の膨張黒鉛製シール材100における補強用部材(L型金属片)に対応するものである。
【0015】
膨張黒鉛材2は、耐熱性、耐薬品性、柔軟性、不透液性等を有する公知の膨張黒鉛シートをテープ状に加工し、所定形状の金型に巻き付けてリング状に形成したものである。この膨張黒鉛材2の断面は、図1(B)に示すように、内径下方端部2uを傾斜状とした台形状に形成され、前記はみ出し防止部材3a,3b,3cは、この台形状膨張黒鉛材2の3つの鋭角部に設けられている。
【0016】
はみ出し防止部材3a,3b,3cは、Ni,Cr,Fe,C等を含有した合金として一般に知られているインコネル(米国Metal Technology Inc 商標名)線メッシュの撚糸を矩形状に編み上げた素材からなっている。この素材は、高温高圧条件に耐え、各種のガスや酸、アルカリ等による腐食に抵抗力を有し、また振動や衝撃にも優れた吸収性を有しているので、シール材に適用すると、単に補強用の部材として機能するのみならず、素材自体がパッキン材として機能するので、とくに好ましい。
【0017】
この他、はみ出し防止部材3a,3b,3cの素材には、別材質の高温高圧用編上げパッキン、ステンレスメッシュの成型品、ステンレスワイヤー、ステンレスバネ、ステンレスパイプ等を用いることも可能である。
【0018】
なお、本シール材1の形状や大きさ等は、本実施の形態に限らず、その用途に応じ種々のものに変更され得ることはいうまでもない。
【0019】
本シール材1は、図2(A)(B)に断面図で示すように、膨張黒鉛材2とはみ出し防止部材3a,3b,3cとが(A)の状態から(B)の状態に一体成型される。
【0020】
図3(A)(B)(C)(D)は、本シール材1の成型時に使用されるツールを点線矢印で示すようにセット順に示したもので、(A)は粗打ち用金型10を、(B)は仕上打ち用金型20を、(C)ははみ出し防止用金型30を、そして(D)は段付け用リング40を夫々断面図で示したものである。
【0021】
粗打ち用金型10、仕上げ打ち用金型20、はみ出し防止用金型30は、夫々上方より、押え型11,21,31、内径型12,22,32、外形型13,23,33よりなり、段付け用リング40は上リング41、下リング42が1セットとして準備される。このようなツールを用い、本シール材1は次のようにして成型される。
【0022】
先ず、膨張黒鉛シートをテープ状に加工し、規定重量になるように準備する。次に、粗打ち用金型10の内径型12に前記テープ状の膨張黒鉛シートを巻き付け、段付けリング40の下リング42と共に外形型13にセットする。この後、上リング41をセットして押え型11を外形型に挿入し、上方より加圧して膨張黒鉛材2をリング状に予備成型する。
【0023】
次に、はみ出し防止部材3a,3b,3cを規定長さ準備し、はみ出し防止用金型30の内径型32にセットする。これを外形型33にセットし、上から押え型31を挿入して加圧することにより、はみ出し防止部材3a,3b,3cを所定形状に予備成型する。なお、この成型時に、はみ出し防止部材3a,3b,3cの膨張黒鉛材2と加圧接合される面にはエンボス加工等により網目状の微細な凹凸が施される。このように加圧接合面に凹凸部を設けることにより、接合面積が増大され、また、膨張黒鉛材2がこの凹凸部に入り込むことにより両者の加圧接合による密着強度がアップされる。
【0024】
以上のとおり予備成型された膨張黒鉛材2とはみ出し防止部材3a,3b,3cを仕上打ち用金型20の内径型22と外形型23にセットした後、上から押え型21を挿入し、高圧で圧縮して一体成型を行う。かくして本シール材1が完成する。
【0025】
このように本シール材1では、はみ出し防止部材3a,3b,3cが膨張黒鉛材2の角部に強固に加圧接合されるので、外部からかなり強い衝撃や振動を受けても、従来の膨張黒鉛製シール材のように剥がれ落ちることがない。
【0026】
また、上述した成型方法は、通常のパッキン成型と同様であって従来のL型状補強用金属片のような絞り加工ではなく、さらにまた、L型状補強用金属片のように各サイズに対し成型金型を必要とせず、はみ出し防止用金型30を所定のサイズ、例えば50mm毎に用意すればよいので、製造コストを低減することができる。
【0027】
次に、以上のとおり作られた本シール材1の使用方法について、図4及び図5に基づき説明する。
【0028】
図4は、本シール材1の使用例を示すもので、流体50が本体51とボンネット52の間の空隙を伝って漏れ出すことを防止するため、本シール材1を図示するようにボンネット52の上方に設けられた凹部53に矢印Y1方向から装着した後、押え蓋60を矢印Y2方向から加圧してシールする場合を示したものである。
【0029】
本シール材1を凹部53に装填するに際し、図5(A)にその要部を拡大して示すように、各部品の干渉を無くし組立てを容易にするため、本シール材1の内周面1fとボンネット52の側壁表面52fとの間に間隙dが設けられる。この状態において、本シール材1を上部から押え蓋60により矢印Y2方向から加圧して締め付けると、図5(B)に示すように本シール材1は変形し、はみ出し防止部材3a及び膨張黒鉛材2が側壁表面52fに密着すると同時に、間隙dにはみ出したはみ出し防止部材3aが上方に盛り上がって間隙dを完全にシールする。このとき本シール材1の外周面側でも、はみ出し防止部材3b,3c及び膨張黒鉛材2が同様に作用し、本体51との隙間を完全にシールする。このようにして流体50の漏れが防止される。
【0030】
【発明の効果】
以上に詳述したように、本発明に係わる膨張黒鉛製シール材は、耐熱性、耐腐食性に加え、はみ出し防止部材が膨張黒鉛材に強固に加圧接合されているので、耐衝撃性及び耐震性に優れている。
【0031】
また、絞り加工等とは異なり、成型方法が通常のパッキン成型と同様であり、はみ出し防止用金型もサイズ毎に準備する必要がないので、製造コストを低減することができ、製品を安価に量産することができる。
【0032】
とくに、はみ出し防止部材をインコネル線メッシュの撚糸を角型に編上げた素材により構成すれば、このはみ出し防止部材は単にはみ出しを防止するための補強材だけではなく、部材そのものをパッキンとして使用し得る膨張黒鉛製シール材を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の実施例に係わる膨張黒鉛製シール材の平面図、(B)は(A)のA−A断面図である。
【図2】(A)は一体成型前の状態を示す断面図、(B)は一体成型後の状態を示す断面図である。
【図3】本発明に係わる膨張黒鉛製シール材の成型時に使用されるツールの分解図で、(A)は粗打ち用金型、(B)は仕上げ打ち用金型、(C)ははみ出し防止用金型、(D)は段付け用リングの断面図である。
【図4】本発明に係わる膨張黒鉛製シール材の使用例を示す断面図である。
【図5】図4の要部拡大図で、(A)は使用前状態を、(B)は使用後状態を示す断面図である。
【図6】従来の膨張黒鉛製シール材の断面図である。
【符号の説明】
1 (本発明に係わる)膨張黒鉛製シール材
2 膨張黒鉛材
3a,3b,3c はみ出し防止部材
10 粗打ち用金型
20 仕上げ打ち用金型
30 はみ出し防止用金型
40 段付け用リング
100 (従来の)膨張黒鉛製シール材
101 膨張黒鉛材
102a,102b,102c,102d 補強用金属片
Claims (4)
- 膨張黒鉛材をリング状に形成してなるシール材であって、前記膨張黒鉛材の角部に断面が矩形状のはみ出し防止部材を加圧接合してなることを特徴とする膨張黒鉛製シール材。
- 前記はみ出し防止部材の前記膨張黒鉛材と加圧接合される面に網目状の凹凸が施されていることを特徴とする請求項1に記載の膨張黒鉛製シール材。
- 前記はみ出し防止部材は、インコネル線メッシュの撚糸を角型に編み上げた素材であることを特徴とする請求項1ないし請求項2に記載の膨張黒鉛製シール材。
- 前記膨張黒鉛材は、断面が内径下方端部を傾斜状とした台形状に形成され、前記はみ出し防止部材は、この台形状膨張黒鉛材の鋭角部に設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3に記載の膨張黒鉛製シール材。
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2002
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