JP2004204940A - サドル分水栓 - Google Patents

サドル分水栓 Download PDF

Info

Publication number
JP2004204940A
JP2004204940A JP2002374328A JP2002374328A JP2004204940A JP 2004204940 A JP2004204940 A JP 2004204940A JP 2002374328 A JP2002374328 A JP 2002374328A JP 2002374328 A JP2002374328 A JP 2002374328A JP 2004204940 A JP2004204940 A JP 2004204940A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
saddle
water supply
water
valve body
ground
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002374328A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Onuma
博明 大沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ONUMA SETSUBI KK
Original Assignee
ONUMA SETSUBI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ONUMA SETSUBI KK filed Critical ONUMA SETSUBI KK
Priority to JP2002374328A priority Critical patent/JP2004204940A/ja
Publication of JP2004204940A publication Critical patent/JP2004204940A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)

Abstract

【課題】新たな問題点を招来することなしに、地中に埋設されたサドル分水栓の弁体による給水の開始と停止との切り換えが容易にできるようにする。
【解決手段】給水の開始と停止とを切り換える弁体を有するサドル分水栓であって、上記弁体から延設された軸線回りに回転自在の栓棒を駆動する駆動装置を有し、上記駆動装置を遠隔操作によって駆動させると、上記駆動装置の駆動力によって上記栓棒が軸線回りに回転して上記弁体を回転させ、上記弁体の位置に応じて給水の開始と停止とが切り換わるようにした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、給水の開始と停止とを切り換える弁体を備えたサドル分水栓に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、水道管の本管に配設され、水道管の本管から分岐した給水用の配管に、水道管の本管から分水するサドル分水栓が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
実開昭54−173320号公報(図1〜図2)
こうしたサドル分水栓には、回転自在に配設された弁体が備えられており、この弁体を回転して、水道管の本管から給水用の配管への給水の開始と停止とを切り換えるようになされている。
【0004】
ここで、弁体が所定の位置に回転されて、水道管の本管から給水用の配管へ給水が行われているときに、宅地造成などの工事によって地中に埋設されている給水用の配管が損傷されると、当該損傷した給水用の配管から漏水してしまう。そこで、サドル分水栓の弁体を回転させて、水道管の本管から給水用の配管への給水を停止させる必要がある。
【0005】
しかしながら、サドル分水栓は水道管の本管や給水用の配管とともに地中に埋設されているので、地中に埋設されているサドル分水栓の弁体を給水停止のために回転するには、サドル分水栓の周囲の地盤を掘削しなければならず、作業が大がかりになってしまうという問題点があった。
【0006】
また、損傷した給水用の配管からの漏水を停止させるために、給水用の配管の周囲の地盤を掘削して給水用の配管自体を露出させて潰す場合もあるが、こうすると給水用の配管の損傷が大きくなるので、その後の各種施工が面倒になってしまったり、あるいは、水の出が悪化するなど新たな問題点を招来することとなっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、従来の技術の有するこのような種々の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、新たな問題点を招来することなしに、地中に埋設されたサドル分水栓の弁体による給水の開始と停止との切り換えが容易にできるようにしたサドル分水栓を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、給水の開始と停止とを切り換える弁体を有するサドル分水栓であって、上記弁体から延設された軸線回りに回転自在の栓棒を駆動する駆動装置を有し、上記駆動装置を遠隔操作によって駆動させると、上記駆動装置の駆動力によって上記栓棒が軸線回りに回転して上記弁体を回転させ、上記弁体の位置に応じて給水の開始と停止とが切り換わるようにしたものである。
【0009】
また、本発明のうち請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、地中に埋設されたときに、上記栓棒の上記弁体が配設されている端部とは異なる端部を、一方の開口部から中空の内部空間に位置させるとともに、他方の開口部は地面近傍に位置させる作業用部材を有するようにしたものである。
【0010】
従って、本発明のサドル分水栓によれば、地中に埋設されたサドル分水栓の周囲の地盤を掘削することなしに、栓棒を軸線回りに回転させて弁体を回転させることができるので、弁体による給水の開始と停止との切り換えを容易に行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面に基づいて、本発明によるサドル分水栓の実施の形態の一例を詳細に説明するものとする。
【0012】
ここで、図1には本発明によるサドル分水栓の実施の形態の一例を示す概略構成一部断面図が示されている。
【0013】
このサドル分水栓10は、ボルト16とナット18とによって水道管の本管100の外周側に捲回されて固定的に配設されるバンド12ならびにサドル14と、サドル14に載置され分水のための流路20aを備えた胴20と、胴20の流路20a内に配設されたボール型の弁体22と、弁体22から延設され端部24aが胴20の外部に位置する栓棒24と、弁体22を位置決めする押さえ部材26と、押さえ部材26の開口部26aを塞ぐキャップ28と、栓棒24の端部24a近傍に配設された駆動装置30とを有して構成されている。
【0014】
なお、図1に示す状態は、既に、サドル分水栓10の押さえ部材26の開口部26aから穿孔機を挿入し、水道管の本管100の外壁に孔100aを穿設する作業を完了している状態である。
【0015】
ここで、胴20の流路20aは、水道管の本管100の孔100aに至る第1流路20bと、第1流路20bから側方に延長され胴20の開口部20Lにおいて開口する第2流路20cとからなるものである。
【0016】
そして、胴20の開口部20Lには、給水用の配管200が配設される。また、胴20の開口部20R側には、弁体22から延設された栓棒24の端部24aが位置している。
【0017】
この栓棒24は、略円柱状体であって、軸線回りに回転自在にOリング32を介して胴体20に配設されている。なお、符号34は、胴20の開口部20Rに配設された保護ナットである。この保護ナット34に栓棒24の外周側に突設された止めピン24cが係止されて、栓棒24が胴体20から抜け落ちるのが防止されている。
【0018】
そして、栓棒24は軸線回りに回転することによって、端部24b側のボール型の弁体22を回転させて、弁体22による水道管の本管100から給水用の配管200への給水の開始と停止との切り換えを行うものである。
【0019】
より詳細には、栓棒24を軸線回りに回転させることによって、弁体22を所定の位置に回転させると、図1に示すように、胴20の第1流路20bと第2流路20cとが連通し、水道管の本管100から給水用の配管200へ給水が可能な「開」の状態となる。こうした「開」の状態から、栓棒24を軸線回りに回転させることによって、弁体22を所定の位置に回転させると、図2に示すように、胴20の第1流路20bと第2流路20cとが弁体22によって遮断され、水道管の本管100から給水用の配管200へ給水が不可能な「閉」の状態となる。
【0020】
そして、駆動装置30は、上記したように栓棒24の端部24a近傍に配設されて、駆動装置30の駆動力によって栓棒24を軸線回りに回転させるものである。また、この駆動装置30は、その駆動を遠隔操作によって制御可能となされている。こうした駆動装置30としては、例えば、遠隔操作を行うための操作装置300(図2参照)からの信号を受信して駆動の制御を行う制御手段を備えたモーターなどを用いることができる。
【0021】
以上の構成において、本発明によるサドル分水栓10を使用する場合には、まず、バンド12ならびにサドル14を、ボルト16とナット18とによって水道管の本管100の外周側に捲回して固定的に配設する。それから、弁体22が「開」の状態において、サドル分水栓10の押さえ部材26の開口部26aから穿孔機を挿入し、水道管の本管100の外壁に孔100aを穿設する作業を行う。
その後、弁体22を「閉」の状態にして、押さえ部材26の開口部26aをキャップ28によって塞ぎ、胴20の開口部20Lに給水用の配管200を取り付ける。
【0022】
それから、作業者は工具などによって栓棒24の端部24aを把持して栓棒24を軸線回りに回転させ、弁体22を所定の位置に回転させて「開」の状態とする(図1に示す状態参照)。その結果、胴20の第1流路20bと第2流路20cとが連通し、水道管の本管100から給水用の配管200へ給水が開始され、水道管の本管100から分岐した給水用の配管200に、水道管の本管100から第1流路20bならびに第2流路20cを経由して分水される。なお、図1においては、「開」の状態のときの水の流れを破線矢印で示している。
【0023】
こうして分水を行うサドル分水栓10を、作業者は水道管の本管100ならびに給水用の配管200とともに地中に埋設する。ここで、水道管の本管100は地面Gから数百cm(例えば、およそ120cm)の深さに位置するようにして埋設されるので、当該水道管の本管100に配設されたサドル分水栓10も地面Gから数百cmの深さに位置するようになる。
【0024】
そこで、サドル分水栓10の栓棒24の端部24aを被覆する作業用部材40を取り付けて、サドル分水栓10を地中に埋設する。この作業用部材40は、略筒状体であって、一方の開口部40aをサドル分水栓10の保護ナット34に嵌合させ、他方の開口部40bを地面G近傍に位置させて、開口部40bが蓋42によって封止された状態で、サドル分水栓10とともに地中に埋設される。
【0025】
従って、地中に埋設されたサドル分水栓10の栓棒24の端部24aは、地面Gから数百cmの深さに位置しながらも、土に埋もれることなく作業用部材40の中空の内部空間40c内に位置している。
【0026】
そして、サドル分水栓10の弁体22が所定の位置に位置して「開」の状態ときに(図1に示す状態参照)、即ち、水道管の本管100から給水用の配管200へ給水が開始されているときに、宅地造成などの工事によって地中に埋設されている給水用の配管200が損傷されると、当該損傷した給水用の配管200(図2に示す損傷箇所P参照)から漏水してしまう。
【0027】
そこで、作業者は、作業用部材40の開口部40bに位置する蓋42の周囲の地盤を掘削して、蓋42を開放する。この際、蓋42は地面G近傍に位置しているので、作業者が地盤を掘削する深さは非常に浅くて済み、作業は非常に容易に行える。
【0028】
こうして、蓋42が開放されると、作業用部材40の内部空間40cは地上と連通する。そこで、作業者は操作装置300を操作して、作業用部材40の内部空間40cに位置する栓棒24の端部24a近傍の駆動装置30に所定の信号を送信する。なお、図2においては、操作装置300から発振された所定の信号を一点鎖線で示している。
【0029】
すると、この操作装置300からの所定の信号を受信した駆動装置30が駆動して、栓棒24が軸線回りに回転し、弁体22が所定の位置に回転されて「閉」の状態となる(図2に示す状態参照)。その結果、胴20の第1流路20bと第2流路20cとが弁体22によって遮断され、水道管の本管100から給水用の配管200へ給水が停止され、水道管の本管100から分岐した給水用の配管200には分水されなくなる。こうして、損傷した給水用の配管200(図1に示す損傷箇所P参照)からの漏水が停止される。なお、図2においては、「閉」の状態のときの水の流れを破線矢印で示している。
【0030】
上記したようにして、本発明によるサドル分水栓10によれば、栓棒24の端部24a近傍に駆動装置30を配設するようにしたため、作業者が弁体22の回転を遠隔操作することができるようになり、地中に埋設されているサドル分水栓10の弁体22を給水停止のために回転するときも、サドル分水栓10の周囲の地盤を掘削する必要がなく、地中に埋設されたサドル分水栓10の弁体22による給水の開始と停止との切り換えを容易に行うことができる。
【0031】
こうした本発明によるサドル分水栓10によれば、宅地造成などの工事によって地中に埋設されている給水用の配管200が損傷されるような突発的な事故が起きても、サドル分水栓10の周囲の地盤を掘削することなしに「閉」の状態にして漏水を停止できるので、短い作業時間で早急に対処することができる。そして、この際に掘削するのは地面G近傍に位置する蓋42の周囲だけなので、小さな範囲を浅く掘削すれば済み、狭いスペースでも作業が可能であってしかも作業のための費用は少なくて済む。
【0032】
また、本発明によるサドル分水栓10によれば、地中に埋設されたサドル分水栓10の弁体22によって給水の開始と停止との切り換えが容易に行えるので、上記した「従来の技術」の項に記載したように、給水用の配管200の周囲の地盤を掘削して給水用の配管200自体を露出させて潰す必要もなく、その後の各種施工が面倒になってしまったり、あるいは、水の出が悪化するなどの新たな問題点は招来されない。
【0033】
さらに、本発明によるサドル分水栓10によれば、駆動装置30や作業用部材40を配設するだけでなので、公知のサドル分水栓の構成を大きく変更したり、あるいは、他の複雑な構成を付加する必要がなく、簡単な構成でしかも安価に製造することができる。
【0034】
そして、本発明によるサドル分水栓10においては、簡単な構成で、しかも栓棒24を回転させて弁体22を通常の動作と同様にして回転させることで給水を停止させるので、作業者は何ら複雑な作業を行うことなしに短時間で作業を行うことができ、また、作業者の技能によらず確実にそして安全に弁体22による給水の開始と停止との切り換えができる。
【0035】
また、上記した実施の形態は、以下の(1)乃至(6)に示すように変形してもよい。
【0036】
(1)上記した実施の形態においては、作業用部材40の蓋42が地面G近傍に位置するようにしたが、これに限られるものではないことは勿論であり、作業用部材40の蓋42が地面Gに面一で位置しているようにしてもよい。このようにすると、掘削作業をすることなしに蓋42を開放することができるので、より一層作業時間を短縮することができる。
【0037】
また、作業用部材40の蓋42が地面G近傍に位置するときに、地中の蓋42の位置を地上から探知可能なように蓋42の材料を変更したり、あるいは、蓋42に発振器を付加するなどしてもよい。
【0038】
(2)上記した実施の形態においては、操作装置300からの信号に基づいて駆動される駆動装置30の駆動力によって栓棒24を軸線回りに回転させるようにしたが、これに限られるものではないことは勿論であり、例えば、駆動装置30に代わってワイヤー50を栓棒24の端部24aに配設してもよい(図3参照)。
【0039】
こうしてワイヤー50を配設した場合には、作業用部材40の蓋42が開放されて内部空間40cと地上とが連通した状態で、ワイヤー50の端部50aを作業者が把持して引っ張る。すると、栓棒24が軸線回りに回転して、弁体22を所定の位置に回転させて「閉」の状態とできる。
【0040】
この際、ワイヤー50が配設される栓棒24の端部24aの形状を、ワイヤー50の動きに追随し易い形状に変更するとよい。
【0041】
また、栓棒24の端部24aの形状に合わせた工具52を用いて、作業用部材40の蓋42が開放されて内部空間40cと地上とが連通した状態で、作業者が当該工具52によって栓棒24を軸線回りに回転させるようにしてもよい(図4参照)。このようにすると、サドル分水栓10の弁体22による給水の開始と停止との切り換えは、専用の工具52でのみ行うことができるので、仮に作業用部材40の蓋42が開放されてしまっても、いたずらでサドル分水栓の弁体が回転されるのを防止できる。
【0042】
さらには、栓棒24自体が外部からの駆動力ではなく自律的に軸線回りに回転するように構成してもよい。そして、栓棒24を軸線回りに回転させる手法に応じて、栓棒24や弁体22のなどの各種部材の材料を変更してもよい。
【0043】
(3)上記した実施の形態においては、作業用部材40の蓋42を開放してから、操作装置300からの信号によって栓棒24を軸線回りに回転させるようにしたが、これに限られるものではないことは勿論であり、操作装置300からの信号とこの信号を受信する駆動装置30とを適宜変更して、作業用部材40の蓋42を開放することなしに、操作装置300からの信号によって栓棒24を軸線回りに回転させるようにしてもよい。
【0044】
ここで、地中に埋設されている水道管の本管100に複数のサドル分水栓10が配設されている場合には、こうした複数のサドル分水栓10のそれぞれを識別可能なように所定の番号を予め付与しておくとよい。そして、こうした識別番号を操作装置300において入力可能なように変更し、複数のサドル分水栓10のうちの所定のサドル分水栓10を対象にした信号を操作装置300から送信する。すると、送信された信号の識別番号に一致するサドル分水栓10の駆動装置30のみが駆動して、作業用部材40の蓋42を開放することなしに、所定のサドル分水栓10の弁体22による給水の開始と停止との切り換えを行うことができる。
【0045】
(4)上記した実施の形態においては、略筒状体であって開口部40bを地面G近傍に位置させる作業用部材40を用いるようにしたが、これに限られるものではないことは勿論であり、サドル分水栓10が埋設される場所などに応じて作業用部材の形状や取り付け位置などを変更したり、あるいは、作業用部材を取り付けないようにしてもよい。
【0046】
例えば、図5に示すようなサドル分水栓10の栓棒24の端部24aを被覆するカバー状の作業用部材60を取り付けてもよい。さらに、栓棒24の端部24a近傍に配設された駆動装置62から延長されたケーブル64を、給水用の配管200に沿うようにして埋設する。そして、このケーブル64の端部は、ジョイント部64aが形成されて、住宅などの宅地内の地面G近傍に埋設された操作用ボックス66内に位置される。
【0047】
そして、給水用の配管200が損傷された場合には(図5に示す損傷箇所P参照)、作業者は宅地内の操作用ボックス66を開放し、操作用のリモコン68をケーブル64のジョイント部64aとワンタッチ式で接続する。それから、作業者が操作用のリモコン68を操作すると、駆動装置62が駆動して、作業用部材60内に端部24aが位置している栓棒24が軸線回りに回転し、弁体22が所定の位置に回転されて「閉」の状態となる。
【0048】
こうして操作用ボックス66を宅地内に埋設しておくと、サドル分水栓10が道路側の地中に埋設されていても、作業者が駆動装置62を遠隔操作するのに道路側の地盤を掘削する必要がない。また、作業用部材60は作業用部材40(図1参照)に比べて小型化することができ、ケーブル64も給水用の配管200に沿って埋設するので、道路側の地中に埋設する部材が少なくてすむ。
【0049】
(5)上記した実施の形態においては、駆動装置30などによって地中に埋設されたサドル分水栓10の弁体22を回転させる場合について説明したが、これに限られるものではないことは勿論であり、例えば、各種配管の回転可能な栓であって地中などに埋設されているものを動作させるときに駆動装置30などを用いることができる。
【0050】
(6)上記した実施の形態ならびに上記した変形例(1)乃至変形例(5)を、適宜組み合わせて構成してもよい。
【0051】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、新たな問題点を招来することなしに、地中に埋設されたサドル分水栓の弁体による給水の開始と停止との切り換えが容易にできるようになるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるサドル分水栓の実施の形態の一例で「開」の状態を示す概略構成一部断面図である。
【図2】図1に示すサドル分水栓が「閉」の状態を示す説明図である。
【図3】本発明によるサドル分水栓の実施の形態の他の例で「閉」の状態を示す説明図である。
【図4】本発明によるサドル分水栓の実施の形態の他の例で「閉」の状態を示す説明図である。
【図5】本発明によるサドル分水栓の実施の形態の他の例で「閉」の状態を示す説明図である。
【符号の説明】
10 サドル分水栓
12 バンド
14 サドル
16 ボルト
18 ナット
20 胴
20a 流路
20b 第1流路
20c 第2流路
20L,20R 開口部
22 弁体
24 栓棒
24a,24b 端部
24c 止めピン
26 押さえ部材
26a 開口部
28 キャップ
30,62 駆動装置
32 Oリング
34 保護ナット
40,60 作業用部材
40a,40b 開口部
40c 内部空間
42 蓋
50 ワイヤー
52 工具
64 ケーブル
64a ジョイント部
66 ボックス
68 リモコン
100 水道管の本管
100a 孔
200 給水用の配管
300 操作装置

Claims (2)

  1. 給水の開始と停止とを切り換える弁体を有するサドル分水栓であって、
    前記弁体から延設された軸線回りに回転自在の栓棒を駆動する駆動装置を有し、
    前記駆動装置を遠隔操作によって駆動させると、前記駆動装置の駆動力によって前記栓棒が軸線回りに回転して前記弁体を回転させ、前記弁体の位置に応じて給水の開始と停止とが切り換わる
    ことを特徴とするサドル分水栓。
  2. 請求項1に記載のサドル分水栓において、
    地中に埋設されたときに、前記栓棒の前記弁体が配設されている端部とは異なる端部を、一方の開口部から中空の内部空間に位置させるとともに、他方の開口部は地面近傍に位置させる作業用部材を有する
    ことを特徴とするサドル分水栓。
JP2002374328A 2002-12-25 2002-12-25 サドル分水栓 Pending JP2004204940A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002374328A JP2004204940A (ja) 2002-12-25 2002-12-25 サドル分水栓

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002374328A JP2004204940A (ja) 2002-12-25 2002-12-25 サドル分水栓

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004204940A true JP2004204940A (ja) 2004-07-22

Family

ID=32812382

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002374328A Pending JP2004204940A (ja) 2002-12-25 2002-12-25 サドル分水栓

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004204940A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202007004790U1 (de) * 2007-03-30 2008-08-07 Rehau Ag + Co Vorrichtung zur Verteilung von flüssigen und/oder gasförmigen Medien
KR102412312B1 (ko) * 2021-06-18 2022-06-23 오주이엔씨(주) 수도용 새들 분수전

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202007004790U1 (de) * 2007-03-30 2008-08-07 Rehau Ag + Co Vorrichtung zur Verteilung von flüssigen und/oder gasförmigen Medien
KR102412312B1 (ko) * 2021-06-18 2022-06-23 오주이엔씨(주) 수도용 새들 분수전

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100257219B1 (ko) 가스배관용 폴리에틸렌 밸브의 개폐 안전 구동장치 및 그 방법
US8196681B2 (en) Earth boring device
JP2004204940A (ja) サドル分水栓
KR101857597B1 (ko) 다기능 상수도관용 새들장치
KR100337135B1 (ko) 수평형 천공기
JP3218084B2 (ja) 管接続装置
AU2021202638B2 (en) Installment method of fluid control body, and fluid control device including fluid control body
JP5944705B2 (ja) 分岐開口連通方法
JP2004286228A (ja) 既設管の弁設置工法及びそれに用いられる弁
JP5275845B2 (ja) 制水体設置装置及び制水体設置方法
JP2007032060A (ja) 既設杭撤去装置
CN106051304A (zh) 无人船用压力平衡海底开孔设备
KR200288033Y1 (ko) 부단수 분기용 새들붙이 밸브
JP2807765B2 (ja) 既設管切断工法並びにその工法に使用する切断装置
JP5918931B2 (ja) 穿孔手段
JP2008215370A (ja) 既設管渠の更生方法、及び治具等
KR200204756Y1 (ko) 부단수 천공용 제수변
KR100803662B1 (ko) 제수변 개폐장치
KR200330200Y1 (ko) 칩제거 겸용 플러깅머신
JP4435960B2 (ja) サドル分水栓の止水方法および止水装置
JP2000088141A (ja) 遮断管路の再開工法
JP3393083B2 (ja) 配管の不断水施工方法及びその装置
JP2004060689A (ja) 浅層埋設型不断水分岐工事用切換弁
JP2000179742A (ja) 地下埋設管用弁駆動装置
JP2006193983A (ja) 鋼管削進機および地中推進工法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051021

A977 Report on retrieval

Effective date: 20080512

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080520

A02 Decision of refusal

Effective date: 20081202

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02