JP2004203560A - 中間高速乗客コンベヤーの移動手摺装置 - Google Patents

中間高速乗客コンベヤーの移動手摺装置 Download PDF

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長屋  真司
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Abstract

【課題】低速手摺及び高速手摺の両者の相互隣接部において上記両者の掴み替え動作を乗客に積極的に促す中間高速乗客コンベヤーの移動手摺装置を得る。
【解決手段】乗降口2から踏板3に乗り込んだ乗客は当初に低速手摺6を掴んで低速移動し、次いで高速手摺7に掴み替えて高速移動する。そして、低速手摺6及び高速手摺7の両者の相互隣接部に設けた注意喚起体8により、低速手摺6を掴んで移動する乗客に対して注意喚起体8の視覚的注意喚起機能によって、手摺の掴み替えを要することを視覚的に呼びかける。
これにより、上記両者の相互隣接部において踏板3上の乗客に手摺の掴み替え動作を積極的に促すことができ、乗客が低速手摺6を掴み続けて上記両者の開口部に手が引き込まれる等の不具合の発生を未然に防止する
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、エスカレーター又は移動歩道であって主枠の長手中間において踏板が乗降口寄り部分よりも高速で移動する中間高速乗客コンベヤーの移動手摺装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
主枠の長手中間において踏板が乗降口寄り部分よりも高速で移動する従来の中間高速乗客コンベヤーにおいて、乗降口寄りには乗降口寄りにおける踏板の移動速度に対応した低速手摺が設けられ、また主枠の長手中間には長手中間における踏板の移動速度に対応した高速手摺が設けられる。このような移動手摺装置において、低速手摺及び高速手摺の両者の相互隣接部には開口部が形成され、また乗降口から踏板に乗り込んだ乗客は当初に低速手摺を掴んで低速移動し、次いで高速手摺に掴み替えて高速移動によって搬送される。
【0003】
前述の移動手摺装置において、乗客が上記両者の隣接部に気付かず低速手摺を掴み続けた場合に上記両者の開口部に手が引き込まれたり、バランスを崩したりする恐れがある。このような不具合の対策として、従来の中間高速乗客コンベヤーの移動手摺装置では上記両者の開口部に固定手摺を設けて、上記両者と固定手摺の間に形成された櫛歯状のかみ合わせ形態によるすき取り機構を設けたり、ブラシを設けたりして、上記両者の開口部に手が引き込まれることを防ぐように構成にしている。(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献 1】
特開平8−208169号公報(第3頁、図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の中間高速乗客コンベヤーの移動手摺装置では、乗客が手を固定手摺に接触すること自体を防ぐことができず、低速手摺及び高速手摺の両者と固定手摺の間に乗客の指等が挟まれる不具合を防ぐ対策として不十分であるという問題点があった。
【0006】
この発明は、かかる問題点を解消するためになされたものであり、低速手摺及び高速手摺の両者の相互隣接部において上記両者の掴み替え動作を乗客に積極的に促す中間高速乗客コンベヤーの移動手摺装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る中間高速乗客コンベヤーの移動手摺装置においては、主枠の幅方向における縁部に設けられて長手に沿って立設され主枠の乗降口寄りに配置された乗降口部欄干を移動する低速手摺と、主枠の長手中間に設けられて乗降口部欄干と直列状態に配置された中間欄干を移動する高速手摺と、低速手摺及び高速手摺の相互隣接部に設けられて視覚的注意喚起機能を有する注意喚起体とが設けられる。
【0008】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1〜図3は、この発明の実施の形態の一例を示す図で、図1は移動歩道からなる乗客コンベヤーを概念的に示す平面図、図2は図1の正面図、図3は図2のA部拡大図である。図において、乗客コンベヤーの主枠1の長手両端部にそれぞれ乗降口2が設けられる。そして、多数が無端状に連結された踏板3が主枠1内を循環移動し、乗降口2寄りでは踏板3が相互に近接した状態に配置されて低速移動し、また主枠1の長手中間では踏板3が相互に離れて低速移動時よりも高速となって高速移動する。
【0009】
また、主枠1の幅方向における縁部に設けられて長手に沿って立設され主枠1の乗降口2寄りに乗降口部欄干4が設けられ、また主枠1の長手中間には乗降口部欄干4に対して直列状態に配置された中間欄干5が設けられる。そして、乗降口部欄干4の外周に係合されて踏板3の低速移動速度に対応した速度で移動する低速手摺6が設けられる。また、中間欄干5の外周に係合されて踏板3の高速移動速度に対応した速度で移動する高速手摺7が設けられる。
【0010】
また、注意喚起体8が固定体によって形成されて欄干の要部をなすフレーム9から立設された支柱10の上端に装着され、低速手摺6及び高速手摺7の相互隣接部に形成された開口部に配置される。そして、注意喚起体8は例えば黄、オレンジ、赤等であって目立つ色、すなわち注意喚起色によって着色されて視覚的注意喚起機能が形成される。
【0011】
上記のように構成された中間高速乗客コンベヤーの移動手摺装置において、中間高速乗客コンベヤーに乗降口2から踏板3に乗り込んだ乗客は当初に低速手摺6を掴んで低速移動し、次いで高速手摺7に掴み替えて高速移動して搬送される。そして、低速手摺6及び高速手摺7の両者の相互隣接部に注意喚起体8が配置されているので、例えば低速手摺6を掴んで移動する乗客に対して注意喚起体8の視覚的注意喚起機能によって、手摺の掴み替え位置に到達して手摺の掴み替えを要することが視覚的に呼びかけられる。
【0012】
これにより、上記両者の相互隣接部において踏板3上の乗客に手摺の掴み替えを積極的に促すことができ、乗客が上記両者の相互隣接部に気付かず低速手摺6又は高速手摺7を掴み続けて上記両者の開口部に手が引き込まれたり、バランスを崩したりする不具合の発生を未然に防止することができる。
【0013】
実施の形態2.
図4は、この発明の他の実施の形態の一例を示す図で、前述の図3の平面図に相当する図である。なお、図4の他は前述の図1〜図3と同様に中間高速乗客コンベヤーの移動手摺装置が構成されている。図において、図1〜図3と同符号は相当部分を示し、低速手摺6及び高速手摺7の両者の相互隣接部に固定体11が配置されて、前述の注意喚起体8と同様に主枠1に固定される。そして、固定体11の上面に表意的造形手段により表現された注意表示からなる注意喚起体12が設けられる。
【0014】
上記のように構成された中間高速乗客コンベヤーの移動手摺装置においても、上記両者の相互隣接部に注意喚起体12が配置されているので、低速手摺6を掴んで移動する乗客に対して注意喚起体12の視覚的注意喚起機能によって、手摺の掴み替え位置に到達して手摺の掴み替えを要することが視覚的に呼びかけられる。したがって、詳細な説明を省略するが図4の実施の形態においても図1〜図3の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0015】
実施の形態3.
図5も、この発明の他の実施の形態の一例を示す図で、前述の図3相当図である。なお、図5の他は前述の図1〜図3と同様に中間高速乗客コンベヤーの移動手摺装置が構成されている。図において、図1〜図3と同符号は相当部分を示し、低速手摺6及び高速手摺7の両者の相互隣接部に注意喚起体13が設けられる。そして、注意喚起体13は透光材料製の固定体14及び固定体14を照明する光源体15によって構成される。
【0016】
上記のように構成された中間高速乗客コンベヤーの移動手摺装置においても、上記両者の相互隣接部に注意喚起体13が配置されているので、低速手摺6を掴んで移動する乗客に対して注意喚起体13の視覚的注意喚起機能によって、手摺の掴み替え位置に到達して手摺の掴み替えを要することが視覚的に呼びかけられる。したがって、詳細な説明を省略するが図5の実施の形態においても図1〜図3の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0017】
なお、固定体14及び光源体15の少なくとも一方を、例えば黄、オレンジ、赤等であって目立つ色、すなわち注意喚起色によって発光して視覚的注意喚起機能を形成する。これによって、一層上記両者の相互隣接部において踏板3上の乗客に手摺の掴み替えを積極的に呼びかけることができる。また、光源体15を繰り返して点滅することによっても踏板3上の乗客に手摺の掴み替えを積極的に呼びかけることができる。これらの実施の形態によって、図1〜図3の実施の形態と同様な作用が得られると共に、この作用を一層有効化することができる。
【0018】
【発明の効果】
この発明は以上説明したように、主枠の幅方向における縁部に設けられて長手に沿って立設され主枠の乗降口寄りに配置された乗降口部欄干を移動する低速手摺と、主枠の長手中間に設けられて乗降口部欄干と直列状態に配置された中間欄干を移動する高速手摺と、低速手摺及び高速手摺の相互隣接部に設けられて視覚的注意喚起機能を有する注意喚起体とを設けたものである。
【0019】
これによって、中間高速乗客コンベヤーに乗降口から踏板に乗り込んだ乗客は当初に低速手摺を掴んで低速移動し、次いで高速手摺に掴み替えて高速移動して搬送される。そして、低速手摺及び高速手摺の両者の相互隣接部に注意喚起体が配置されているので、例えば低速手摺を掴んで移動する乗客に対して注意喚起体の視覚的注意喚起機能によって、手摺の掴み替え位置に到達して手摺の掴み替えを要することが視覚的に呼びかけられる。これにより、上記両者の相互隣接部において踏板上の乗客に手摺の掴み替えを積極的に促すことができ、乗客が上記両者の相互隣接部に気付かず低速手摺又は高速手摺を掴み続けて上記両者の開口部に手が引き込まれたり、バランスを崩したりする不具合の発生を未然に防止する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1を示す図で、移動歩道からなる乗客コンベヤーを概念的に示す平面図。
【図2】図1の正面図。
【図3】図2のA部拡大図。
【図4】この発明の実施の形態2を示す図で、前述の図3の平面図に相当する図。
【図5】この発明の実施の形態3を示す図で、前述の図3相当図。
【符号の説明】
1 主枠、2 乗降口、4 乗降口部欄干、5 中間欄干、6 低速手摺、7高速手摺、8 注意喚起体、11 固定体、12 注意喚起体、13 注意喚起体、14 固定体、15 光源体。

Claims (4)

  1. 主枠の幅方向における縁部に設けられて長手に沿って立設され上記主枠の乗降口寄りに配置された乗降口部欄干を移動する低速手摺と、上記主枠の長手中間に設けられて上記乗降口部欄干と直列状態に配置された中間欄干を移動する高速手摺と、上記低速手摺及び高速手摺の相互隣接部に設けられて視覚的注意喚起機能を有する注意喚起体とを備えた中間高速乗客コンベヤーの移動手摺装置。
  2. 注意喚起体を、注意喚起色によって着色されて視覚的注意喚起機能が形成されたものとしたことを特徴とする請求項1記載の中間高速乗客コンベヤーの移動手摺装置。
  3. 注意喚起体を、固定体の上面に表意的造形手段により表現された注意表示によって視覚的注意喚起機能が形成されたものとしたことを特徴とする請求項1記載の中間高速乗客コンベヤーの移動手摺装置。
  4. 注意喚起体を、透光材料製の固定体及びこの固定体を照明する光源体によって視覚的注意喚起機能が形成されたものとしたことを特徴とする請求項1記載の中間高速乗客コンベヤーの移動手摺装置。
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US7413068B2 (en) 2005-01-14 2008-08-19 Kone Corporation Travelator, moving ramp or escalator

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