JP2004203411A - クラフト紙袋 - Google Patents
クラフト紙袋 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004203411A JP2004203411A JP2002373366A JP2002373366A JP2004203411A JP 2004203411 A JP2004203411 A JP 2004203411A JP 2002373366 A JP2002373366 A JP 2002373366A JP 2002373366 A JP2002373366 A JP 2002373366A JP 2004203411 A JP2004203411 A JP 2004203411A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- kraft paper
- opening edge
- bag
- paper bag
- kraft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Bag Frames (AREA)
Abstract
【課題】内容物が充填されているクラフト紙袋を、口封レベルを合わせて口封できるようにするため、自動口封装置で口封する際、該クラフト紙袋を前記装置にセットする姿勢が水平位置に対し傾斜しているため、カッターによる切断線が口縁の波押し溶着部を外れ、非溶着部に掛り、その部分の積層されているクラフト紙の上端縁が離間して開口してしまい、該クラフト紙袋の再利用の際に充填される内容物が離間したクラフト紙間に入る問題の生じないクラフト紙袋を提供すること。
【解決手段】開口縁の表裏のクラフト紙袋を一体に接着した接着バンドを、開口縁とその直下を含む部位と、その下方部との少なくとも2位置に、互いに間隔を存して開口縁と平行に形成した。
【選択図】図1
【解決手段】開口縁の表裏のクラフト紙袋を一体に接着した接着バンドを、開口縁とその直下を含む部位と、その下方部との少なくとも2位置に、互いに間隔を存して開口縁と平行に形成した。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として粉体、粒体等の収納に使用されるクラフト紙袋の開口部の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
多層のクラフト紙で形成され、内容物充填ずみのクラフト紙袋の開口部を封じる工程における不良カットに起因し、再充填時に紙層間への充填物の誤充填等の発生を防止するクラフト紙袋としては、紙層間にポリフィルムを介装し、開口部を波押し加工し、開口部の不良開口を防止できるクラフト紙袋が既に提案されている。(例えば特許文献1参照)
【0003】
【特許文献1】
特開2002−160742号公報(第2頁、図1、図8)
【0004】
然し、内容物が充填されたクラフト紙袋の開口部を封じる工程においては、図4に示されるごとく自動口封装置Aの搬送路Bに沿って搬送される充填済クラフト紙袋Cの口縁部Dを円盤カッターのごときカッターEにより鎖線Fで示すごとく口封レベルGを合わせて口封できるように自動カットするものである。仮りに図5に示す充填済クラフト紙袋Hのごとく、充填内容物の偏り等、何等かの理由により傾斜姿勢で自動口封装置Aの搬送路Bにセットされ、搬送された場合には、波押し加工で口縁部Iの紙層全体が溶着されていても、カット線Jが非溶着部Kに入ってしまう不良カットという事態が生じ、符号Lで示すごとく、波押し加工が施されていない部分のクラフト紙層が開口されたままで、図示を省略した口封セクションで口封されて封止はされるものの、開封後は、符号Lで示す開口部分がそのまま残存することとなる。図4及び図5において符号Mは口封レベルを合わせたための切片である。
【0005】
近時、異物混入等の問題が取り上げられている一方で、資源活用の為、開封後のクラフト紙袋の再利用が図られており、前述のごとく、カット線Jが非溶着部Kに入ると、この部分のクラフト紙層間は符号Lで示すごとく遊離しているため、再充填時に被充填物が紙層間へ誤封入される問題が生じ、更には開封後の内容物の取り出し時に、紙層間に誤封入されていた異物たる被充填物が、内容物に混入してしまう問題も生ずる。
【0006】
前記問題を解決するため、クラフト紙袋の開口部の前記波押し加工の加工幅を広くした場合には、開口部近傍の袋体が硬くなり、充填、自動口封、開封その他の作業性が悪化する別の問題が発生する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来の充填済クラフト紙袋が有する前記開口部を封じる工程における問題点に鑑み、本発明は、図5に示されるごとく、前記自動口封装置Aに充填済クラフト紙袋Hが仮りに傾斜姿勢で導入され、カッターEによるカット線Jが口縁部Iから外れた非溶着部Kに入ったとしても、カット線Jの下方に別の波押し加工等による紙層の溶着部が存在し、クラフト紙層間の遊離を防止し、該クラフト紙袋の再利用に際しての再充填時における遊離紙層間への被充填物の誤封入の発生を防止でき、従って、再利用されたクラフト紙袋に起因する異物混入を皆無とすることを可能とし、しかも開口部近傍の袋体の硬化も防止できるクラフト紙袋を提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、請求項1の発明では、クラフト紙袋の袋体を構成している表裏のクラフト紙層が、それぞれ少なくとも2枚のクラフト紙の重ね合せた体とされており、表裏のクラフト紙層の各開口縁とその直下の部分とは、重ね合わせ体を形成している全クラフト紙が一体に接着された適宜幅の接着バンド部とされ、該接着バンド部は、袋体開口縁の全長にわたり、該開口縁とその直下とを含む位置と、開口縁下方部との少なくとも2位置に、互いに間隔を存して該開口縁と平行に形成されているという構成とした。
【0009】
請求項2の発明では、請求項1の発明に、表裏のクラフト紙袋の少なくとも最内層のクラフト紙とその外側のクラフト紙との少なくとも何れか一方は、防湿クラフト紙とされ、防湿層の接着能により重ね合わされるクラフト紙に接着され、接着バンド部を形成しているという構成を付加した。
【0010】
請求項3の発明では、請求項2の発明に、防湿層が合成樹脂フィルムで形成されているという構成を付加した。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1及び図1中X−X線拡大断面図たる図2は、請求項1及び請求項2の両発明を併せ適用した実施の一例を示しており、袋体1を構成している表裏のクラフト紙袋2、3が、図示例では、外層クラフト紙4と中層クラフト紙5と最内層クラフト紙6との3層構成とされ、外層クラフト紙4の内側面と、最内層クラフト紙の外側面とには、防湿層たる合成樹脂系の塗膜が形成され、それぞれ防湿クラフト紙とされている。
【0012】
前記表裏のクラフト紙袋2、3の各開口縁7、8とその直下の部分とは、それぞれの外層クラフト紙4、中層クラフト紙5及び最内層クラフト紙6の三者が、外層クラフト紙4の内面の防湿層たる合成樹脂系の塗膜と、最内層クラフト紙6の外面の防湿層たる合成樹脂系の塗膜との接着能、通常は感熱接着能により一体に接着されて適宜幅W1の接着バンド部9、10に形成されている。
【0013】
前記接着バンド部9、10の適宜間隔W2を存した下方部にも、前記接着バンド部9、10と同一構造の、適宜幅W3の接着バンド部11、12が形成されている。
【0014】
前記接着バンド部9、10、11、12は、袋体1の開口縁7、8の全長にわたり、該開口縁7、8と平行に形成されている。
【0015】
図3は第2の実施例を示しており、前記接着バンド部9、10、11、12と同一構造の適宜幅の接着バンド部13、14、15が3本形成された実施例であり、この実施例では個々の接着バンド部幅W4を図1、図2に示す接着バンド部9、10の幅W1、W2より狭くすることができ、開口縁7、8まわりの袋体1の柔軟性をそこなうことがより少なくなる。なお、個々の接着バンド部の幅、該バンド部の形成本数等は図示実施例に限定されるものではなく、間隔を存すた2本以上あれば良いことは勿論である。
【0016】
既述の各実施例では、外層クラフト紙4の内面の防湿層たる合成樹脂系の塗膜と、最内層クラフト紙6の外面の防湿層たる合成樹脂系の塗膜との感熱接着能により、接着バンド部9、10、11、12を形成してあるが、クラフト紙袋が特に防湿性を要求されていない場合は、接着バンド部形成部位にホットメルト系接着剤を利用して接着バンド部を形成してもよい。
【0017】
特に完全な防湿性が要求されるクラフト紙袋の場合には、請求項3の発明により外層クラフト紙4と最内層クラフト紙との防湿層を両クラフト紙間に介装した合成樹脂フィルムに置換するか、或は中間クラフト紙5を合成樹脂フィルムに置換してもよい。
【0018】
個々の接着バンド部は、既述の特開2002−160742号公報所載の手段によって成形されることは勿論である。
【0019】
【発明の効果】
請求項1の発明によると、クラフト紙袋の開口縁に形成された接着バンド部が、該口縁に近接した少なくとも上下2位置に形成されているので、密封されているクラフト紙袋の口縁を自動口封装置で口封レベルを合わせて口封する際に、該クラフト紙袋が、搬送時の内容物の偏り、前記装置へのセット時の偏位セット等に起因して、口封すべき口縁が水平位置から大きく変位している場合でも、自動口封装置によるカット線が、接着バンド部より下方の非溶着部へ入る不良カットの可能性を零となし得る効果を奏する。
【0020】
その結果、クラフト紙袋の再利用時の再充填に際し、粉体、粒体等の被充填物が、前記不良カットにより、開口縁の互いに離間してしまったクラフト紙間に入り、再開封時に内容物と共に排出され、混入してしまう異物混入の可能性を無くしうる効果を奏する。
【0021】
また接着バンド部が上下に間隔を存して、少なくとも2本或はそれ以上の本数、形成されたとしても互いの間隔を存して形成されるので、開口縁近傍の袋体の硬化を減少させ、作業性を損うことを防止できる効果を奏する。
【0022】
請求項2及び請求項3の発明によると、防湿クラフト紙袋の防湿層を利用して接着バンド部を形成し得るので、製造工程増を伴なうことなく請求項1に係る発明のクラフト紙袋製造できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施の一例の略示正面図である。
【図2】図1中X−X線拡大断面図である。
【図3】本発明に係る第2の実施の一例の略示正面図である。
【図4】自動口封装置の正しい作用の一例の模式図である。
【図5】自動口封装置の不良作用の一例の模式図である。
【符号の説明】
1 袋体
2 表のクラフト紙層
3 裏のクラフト紙層
7、8 開口縁
9、10 接着バンド部
W2 間隔
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として粉体、粒体等の収納に使用されるクラフト紙袋の開口部の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
多層のクラフト紙で形成され、内容物充填ずみのクラフト紙袋の開口部を封じる工程における不良カットに起因し、再充填時に紙層間への充填物の誤充填等の発生を防止するクラフト紙袋としては、紙層間にポリフィルムを介装し、開口部を波押し加工し、開口部の不良開口を防止できるクラフト紙袋が既に提案されている。(例えば特許文献1参照)
【0003】
【特許文献1】
特開2002−160742号公報(第2頁、図1、図8)
【0004】
然し、内容物が充填されたクラフト紙袋の開口部を封じる工程においては、図4に示されるごとく自動口封装置Aの搬送路Bに沿って搬送される充填済クラフト紙袋Cの口縁部Dを円盤カッターのごときカッターEにより鎖線Fで示すごとく口封レベルGを合わせて口封できるように自動カットするものである。仮りに図5に示す充填済クラフト紙袋Hのごとく、充填内容物の偏り等、何等かの理由により傾斜姿勢で自動口封装置Aの搬送路Bにセットされ、搬送された場合には、波押し加工で口縁部Iの紙層全体が溶着されていても、カット線Jが非溶着部Kに入ってしまう不良カットという事態が生じ、符号Lで示すごとく、波押し加工が施されていない部分のクラフト紙層が開口されたままで、図示を省略した口封セクションで口封されて封止はされるものの、開封後は、符号Lで示す開口部分がそのまま残存することとなる。図4及び図5において符号Mは口封レベルを合わせたための切片である。
【0005】
近時、異物混入等の問題が取り上げられている一方で、資源活用の為、開封後のクラフト紙袋の再利用が図られており、前述のごとく、カット線Jが非溶着部Kに入ると、この部分のクラフト紙層間は符号Lで示すごとく遊離しているため、再充填時に被充填物が紙層間へ誤封入される問題が生じ、更には開封後の内容物の取り出し時に、紙層間に誤封入されていた異物たる被充填物が、内容物に混入してしまう問題も生ずる。
【0006】
前記問題を解決するため、クラフト紙袋の開口部の前記波押し加工の加工幅を広くした場合には、開口部近傍の袋体が硬くなり、充填、自動口封、開封その他の作業性が悪化する別の問題が発生する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来の充填済クラフト紙袋が有する前記開口部を封じる工程における問題点に鑑み、本発明は、図5に示されるごとく、前記自動口封装置Aに充填済クラフト紙袋Hが仮りに傾斜姿勢で導入され、カッターEによるカット線Jが口縁部Iから外れた非溶着部Kに入ったとしても、カット線Jの下方に別の波押し加工等による紙層の溶着部が存在し、クラフト紙層間の遊離を防止し、該クラフト紙袋の再利用に際しての再充填時における遊離紙層間への被充填物の誤封入の発生を防止でき、従って、再利用されたクラフト紙袋に起因する異物混入を皆無とすることを可能とし、しかも開口部近傍の袋体の硬化も防止できるクラフト紙袋を提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、請求項1の発明では、クラフト紙袋の袋体を構成している表裏のクラフト紙層が、それぞれ少なくとも2枚のクラフト紙の重ね合せた体とされており、表裏のクラフト紙層の各開口縁とその直下の部分とは、重ね合わせ体を形成している全クラフト紙が一体に接着された適宜幅の接着バンド部とされ、該接着バンド部は、袋体開口縁の全長にわたり、該開口縁とその直下とを含む位置と、開口縁下方部との少なくとも2位置に、互いに間隔を存して該開口縁と平行に形成されているという構成とした。
【0009】
請求項2の発明では、請求項1の発明に、表裏のクラフト紙袋の少なくとも最内層のクラフト紙とその外側のクラフト紙との少なくとも何れか一方は、防湿クラフト紙とされ、防湿層の接着能により重ね合わされるクラフト紙に接着され、接着バンド部を形成しているという構成を付加した。
【0010】
請求項3の発明では、請求項2の発明に、防湿層が合成樹脂フィルムで形成されているという構成を付加した。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1及び図1中X−X線拡大断面図たる図2は、請求項1及び請求項2の両発明を併せ適用した実施の一例を示しており、袋体1を構成している表裏のクラフト紙袋2、3が、図示例では、外層クラフト紙4と中層クラフト紙5と最内層クラフト紙6との3層構成とされ、外層クラフト紙4の内側面と、最内層クラフト紙の外側面とには、防湿層たる合成樹脂系の塗膜が形成され、それぞれ防湿クラフト紙とされている。
【0012】
前記表裏のクラフト紙袋2、3の各開口縁7、8とその直下の部分とは、それぞれの外層クラフト紙4、中層クラフト紙5及び最内層クラフト紙6の三者が、外層クラフト紙4の内面の防湿層たる合成樹脂系の塗膜と、最内層クラフト紙6の外面の防湿層たる合成樹脂系の塗膜との接着能、通常は感熱接着能により一体に接着されて適宜幅W1の接着バンド部9、10に形成されている。
【0013】
前記接着バンド部9、10の適宜間隔W2を存した下方部にも、前記接着バンド部9、10と同一構造の、適宜幅W3の接着バンド部11、12が形成されている。
【0014】
前記接着バンド部9、10、11、12は、袋体1の開口縁7、8の全長にわたり、該開口縁7、8と平行に形成されている。
【0015】
図3は第2の実施例を示しており、前記接着バンド部9、10、11、12と同一構造の適宜幅の接着バンド部13、14、15が3本形成された実施例であり、この実施例では個々の接着バンド部幅W4を図1、図2に示す接着バンド部9、10の幅W1、W2より狭くすることができ、開口縁7、8まわりの袋体1の柔軟性をそこなうことがより少なくなる。なお、個々の接着バンド部の幅、該バンド部の形成本数等は図示実施例に限定されるものではなく、間隔を存すた2本以上あれば良いことは勿論である。
【0016】
既述の各実施例では、外層クラフト紙4の内面の防湿層たる合成樹脂系の塗膜と、最内層クラフト紙6の外面の防湿層たる合成樹脂系の塗膜との感熱接着能により、接着バンド部9、10、11、12を形成してあるが、クラフト紙袋が特に防湿性を要求されていない場合は、接着バンド部形成部位にホットメルト系接着剤を利用して接着バンド部を形成してもよい。
【0017】
特に完全な防湿性が要求されるクラフト紙袋の場合には、請求項3の発明により外層クラフト紙4と最内層クラフト紙との防湿層を両クラフト紙間に介装した合成樹脂フィルムに置換するか、或は中間クラフト紙5を合成樹脂フィルムに置換してもよい。
【0018】
個々の接着バンド部は、既述の特開2002−160742号公報所載の手段によって成形されることは勿論である。
【0019】
【発明の効果】
請求項1の発明によると、クラフト紙袋の開口縁に形成された接着バンド部が、該口縁に近接した少なくとも上下2位置に形成されているので、密封されているクラフト紙袋の口縁を自動口封装置で口封レベルを合わせて口封する際に、該クラフト紙袋が、搬送時の内容物の偏り、前記装置へのセット時の偏位セット等に起因して、口封すべき口縁が水平位置から大きく変位している場合でも、自動口封装置によるカット線が、接着バンド部より下方の非溶着部へ入る不良カットの可能性を零となし得る効果を奏する。
【0020】
その結果、クラフト紙袋の再利用時の再充填に際し、粉体、粒体等の被充填物が、前記不良カットにより、開口縁の互いに離間してしまったクラフト紙間に入り、再開封時に内容物と共に排出され、混入してしまう異物混入の可能性を無くしうる効果を奏する。
【0021】
また接着バンド部が上下に間隔を存して、少なくとも2本或はそれ以上の本数、形成されたとしても互いの間隔を存して形成されるので、開口縁近傍の袋体の硬化を減少させ、作業性を損うことを防止できる効果を奏する。
【0022】
請求項2及び請求項3の発明によると、防湿クラフト紙袋の防湿層を利用して接着バンド部を形成し得るので、製造工程増を伴なうことなく請求項1に係る発明のクラフト紙袋製造できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施の一例の略示正面図である。
【図2】図1中X−X線拡大断面図である。
【図3】本発明に係る第2の実施の一例の略示正面図である。
【図4】自動口封装置の正しい作用の一例の模式図である。
【図5】自動口封装置の不良作用の一例の模式図である。
【符号の説明】
1 袋体
2 表のクラフト紙層
3 裏のクラフト紙層
7、8 開口縁
9、10 接着バンド部
W2 間隔
Claims (3)
- クラフト紙袋の袋体を構成している表裏のクラフト紙層が、それぞれ少なくとも2枚のクラフト紙の重ね合せ体とされており、
表裏のクラフト紙層の各開口縁とその直下の部分は、重ね合わせ体を形成している全クラフト紙が一体に接着された適宜幅の接着バンド部とされ、
該接着バンド部は、袋体の開口縁の全長にわたり、該開口縁とその直下とを含む位置と、開口縁の下方部との少なくとも2位置に、互いに間隔を存して該開口縁と平行に形成されているクラフト紙袋。 - 表裏のクラフト紙層の少なくとも最内層のクラフト紙とその外側のクラフト紙との少なくとも何れか一方は、防湿クラフト紙とされ、防湿層の接着能により重ね合されるクラフト紙に接着されて接着バンド部を形成している請求項1記載のクラフト紙袋。
- 防湿層が合成樹脂フィルムで形成されている請求項1記載のクラフト紙袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002373366A JP2004203411A (ja) | 2002-12-25 | 2002-12-25 | クラフト紙袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002373366A JP2004203411A (ja) | 2002-12-25 | 2002-12-25 | クラフト紙袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004203411A true JP2004203411A (ja) | 2004-07-22 |
Family
ID=32811661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002373366A Pending JP2004203411A (ja) | 2002-12-25 | 2002-12-25 | クラフト紙袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004203411A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54109716U (ja) * | 1978-01-17 | 1979-08-02 | ||
JPH0245981U (ja) * | 1988-09-24 | 1990-03-29 | ||
JPH0642686U (ja) * | 1992-11-10 | 1994-06-07 | 千代田紙業株式会社 | 多層袋 |
JP2002160742A (ja) * | 2000-11-22 | 2002-06-04 | Meito Kk | フィルム内装紙袋用チューブ並びに同チューブよりなる袋 |
-
2002
- 2002-12-25 JP JP2002373366A patent/JP2004203411A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54109716U (ja) * | 1978-01-17 | 1979-08-02 | ||
JPH0245981U (ja) * | 1988-09-24 | 1990-03-29 | ||
JPH0642686U (ja) * | 1992-11-10 | 1994-06-07 | 千代田紙業株式会社 | 多層袋 |
JP2002160742A (ja) * | 2000-11-22 | 2002-06-04 | Meito Kk | フィルム内装紙袋用チューブ並びに同チューブよりなる袋 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
PL1676785T3 (pl) | Wielokrotnie zamykane opakowanie | |
JP4526884B2 (ja) | チャックテープ付き袋 | |
JPH07112746A (ja) | 易開封性密封袋 | |
US20110058755A1 (en) | Packaging pouch | |
JP2003034338A (ja) | ジッパ袋及びその製造方法 | |
JPS60501302A (ja) | 引き裂き開口手段を有する筒状容器 | |
EP1464587A1 (en) | Packaging of the stickpack type with improved opening and method for manufacturing the same | |
JP6161362B2 (ja) | スパウト付きパウチ容器の製造方法、および、スパウト付きパウチ容器 | |
KR101807647B1 (ko) | 양면접착이 가능한 고주파 유도가열 용기봉합체를 적용한 탬퍼기능을 갖는 콤팩트화장품용기 | |
JP2004203411A (ja) | クラフト紙袋 | |
JP4776533B2 (ja) | 包装袋及びその製造方法 | |
WO2002055300A1 (en) | Laminates and methods for manufacturing the same | |
JP2005281599A (ja) | リシールテープ及びパウチ容器 | |
JP2007176499A (ja) | 包装袋 | |
JP4082950B2 (ja) | スパウト付きパウチ容器の製袋方法 | |
JP2659583B2 (ja) | 易開封性密封容器 | |
US20080213520A1 (en) | Multi-Layer Film With Triple Coextrusion Film | |
JP7228213B2 (ja) | 重包装紙袋に用いるカットテープ付き補強紙 | |
JP2002160742A (ja) | フィルム内装紙袋用チューブ並びに同チューブよりなる袋 | |
CN219970595U (zh) | 一种调味瓶封口垫片 | |
JP7272835B2 (ja) | 生分解性袋体及びその製造方法 | |
JP2012035872A (ja) | 開封テープ、それを用いた包装袋の製造方法及び包装袋 | |
JP4168504B2 (ja) | 即席食品容器の湯切孔付き蓋 | |
JP2004175444A (ja) | 多重袋 | |
JP2854383B2 (ja) | 部分開封機能を有する蓋体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051214 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080317 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080401 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080909 |