JPS60501302A - 引き裂き開口手段を有する筒状容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 引き裂き開口手段を有する筒状容器 本発明は、容器の内面となるべき面に融着可能な材料の層を有し、両端が閉ざさ れる筒状に接合されるようにした厚紙その他の剛性材料の基材を有する扁平な打 抜きブランクからできている粉体密封容器に関する。

この形式のｈ器は、本出願人自身のスエーデン特許８１０５３３４−０　（米国 特許出願第４１４０５６号に対応）によって公知である。この形式の筒状容器は 、液状及び乾燥物品のような種々の物品の包装に適している。この形式の容器は 、その内面の溶接ないしは融着可能な材料層を用いて、容器筒の内方において底 部４カバーないしは蓋が融着されることによって形成される。この容器の開口に は多少の困難があり、一般に頂部をナイフで切ることによって開口が行なわれる 。容器に特別の引き裂き開口カバーを設けることの可能性も存在する。容器を開 口した後、容器筒の内容物は、１回で使いきるか又は、別の再閉止カバーを容器 に適用することが必要になる。

容器の開口とそれを空にすることとを容易にし、再閉止カバーをもった容器を提 供するために、筒周シに延在する引き裂き開口手段によって容器を開放でき、こ の引き裂き開口によシ容器の上部を分離し、この上部が後に再閉止カバーとして 使用できるようにすると非常に有利である。容器内部から筒材料を切抜く引き裂 きワイヤを含む引き裂き開口手段は従来から知られている。しかしこの引き裂き ワイヤを用いると、容器の製造に高価で複雑カニ程が必要になる。また融着可能 な材料層は本来粘り強さを示すため、引き裂きワイヤによって筒の内側層を切抜 くことは困難である。筒全体を切抜く前に引き裂きワイヤが失なわれることもあ シ得る。この形式の筒状容器は、長手方向に延びるオーバーラツプ継手と共に形 成されることが多く、オーバーラツプ継手において２重の材料層を引き裂きワイ ヤ又は同種の引き裂き手段によって切抜くことには、もちろん特別の問題がある 。

従って、本発明の目的は、容器筒の回シに延在する引き裂き開口手段を有し、容 器筒の上部の簡単で迅速で安全な分離ができ、分離された部分は後に再閉止カバ ーとして使用され得るようにした、前記の形式の粉体密封容器を提供することに ある。

本発明によれば、容器筒は、縁部同士突合せ接合されておシ、容器の内面例おい て融着可能層に適用されて全接合縁に沿って延在する接合ス）　ＩＪツブによシ 、シール状態の下に一緒に保たれている。容器は、容器全周に延在する引き裂き 開口手段を一体に有している。引き裂き開口手段は、融着可能な材料の内側層か ら成る距離に終端する深さまで、全周に延在する線に沿って厚紙層を部分的に打 抜くことによって形成され、溶接可能な材料層は、厚紙基材中において成る距離 に厚紙材料の２本の打接線の内側に形成され、筒の全周に延在する切抜線に沿っ て切抜かれる。厚紙基材は、一方の縁部において、融着可能な内側層と共に側部 縁から先に突出する部分を有し、長手方向の縁部の継手に近接して、容器筒の外 面と接触している。これらの側面突出部分は、容器の引き裂き開口を可能にする ように指で掴むことのできる舌片を形成する。

本発明のその他の特徴は、図面を参照した以下の詳細な説明によって明らかとな ろう。しかし図面に示され以下に説明される本発明の実施例は、単に例示のため であシ、請求の範囲に含まれ得る多くの変形がなされうる。

図面中、第１図は、部分的に開放された全周に延在する引き裂き開口手段を有す る本発明による容器筒の斜視図である。第２図は本発明による完全に開放された 容器を対応して示す。第６図は本発明による容器の垂直断面図である。第４図は 容器筒を製造するための素材を示す。

第５図は容器筒の長手方向の緑継手の回シの領域を通る断片図である。第６図は 引き裂き開口手段の回りの領域の断面図である。第７図は引き裂き開口手段の領 域において内側からみた容器の一部分を示す。

〔実施例〕

図示した容器は、一般に、容器筒す々わちスリーブ１を有し、このスリーブの上 端と下端とは、端カバー２によシ閉ざされている。スリーブ１と端カバー２とは 、別別の材料からできていてもよいが、好ましくは同一の材料からできておル、 この材料は、厚紙層の本体すなわち基材６と、熱、特に高周波又は超音波の熱を 吸収しうる材料からできている中間層４と、融着可能な材料からできている内側 層５とから成っている。この目的に適合し、コンテナの製造に屡々用いられる材 料は、厚紙（基材３）、アルミニウム（中間層４）及びポリエチレンから成る積 層体であシ、この材料は、既に積層された状態で、製紙工場から供給される。

第４図に製造すべき容器としての内側から示されている容器スリーブ用の平ら々 打抜きブランク６には、接金ス）　１７ツプ７が一方の縁部に形成されている。

接合ストリップ７の手部分７ａ１、例えば高周波溶接又は超音波載接によって、 スリーブブランク６の内面に結合され、第２の手部分７ｂは、スリーブブランク ６の外側に自由な樹脂材料とアルミニウムとの積層体でもよく、スリーブブラン ク６の内側層５に融着可能な樹脂層が向い合うように接合されるので、接合スト リップ７は、プラスチック層同士によって、スリーブブランク乙に融着される。

スリーブブランクをスリーブ形状に接合するには、いわゆる突合せ継手の形で端 縁同士で行い、接合ス）　＋７ツプ７の自由に吊下する手部分７ｂは、容器スリ ーブ（スリーブ素材６）のプラスチック層５と共に融着される。プラスチック材 料の一部は、突合せ継手８内にクリープすることによシ、厚紙製の基材６の向い 合う縁部を接合する。

端カバー２と底カバーとは、容器スリーブと同じ材料からできていてもよく、好 ましくは、スリーブ端内に圧入されることで上方に延びる端縁リングを形成され 、そして高周波または超音波技術によシスリーブの内側層と融着されることＫよ シ容器スリーブ内に形成される。

容器の上端と下端とが閉ざされた後に、この上下両端縁９は、容器筒の美麗で安 定な端止めを形成するように好ましくは内側に巻込まれる。容器スリーブの周方 向に容器を引き裂いて開口することができるように、厚紙製の基材６は２つの平 行な打抜き線１０によって形成され、これらの打抜き線の外側は、厚紙層内に成 る距離だけ延び、内側の中間層４及び融着可能な内側層１２から成る距離の深さ に終端している。また中間層４と溶接可能な内側層５とは、２つの平行な切抜線 １１によって切抜かれ、これらの切抜線は、厚紙材料の２つの打抜線１０によシ 画定された領域内に形成され、厚紙材料の内側の成る距離に１内側層５と中間層 ４との両方を通って延在している。スリーブブランク６は、掴み舌片１２を形成 するために接合ストリップ７と一体の側部縁において突出部分と一体的に形成さ れている。掴み舌片１２は厚紙の一連の打抜線１０として形成される。掴み舌片 １２は、スリーブ１の近接端の内面とゆるく係合している。スリーブ１の内側層 ５と中間層４とは内側から打抜かれ、厚紙層は外側から打抜かれているため、容 器を簡単に引き裂いて開放でき、それによシ、２対の打抜線１０．１１の間の箇 所に主に延在している２つの線領域１３に沿って基材３の層が切断される。その ため切断された表面は基材を通って延在し、厚紙材料の小部分４を残し、これに 対し引き裂き開口をすることによってきれいな引き裂き縁が得られる。打抜線１ ０と切抜線１１とは、好ましくは厚紙材料３の同じ深さに２対の線の全部の点が 存在するように形成するが材料の種類のちがいによって変更がなされ得る。

シールされた容器が望ましい場合には、シールス）　ＩＪツブ１５は２つの内側 の切抜線１１上に延在するに足る幅とする。シールストリップは内側層５にシー ル接合され、例えば融着される。シールス）　ＩＪツブ１５は、どんな種類のシ ール材からできていてもよく、またアルミニウムーポリエチレン積層体でも、容 易に引き裂き破断可能な簡単なプラスチックフィルムでもよい。シールストリッ プ１５は、第４図に鎖線で示したようにスリーブ素材６に既に適用されている。

シールストリップ１５は、掴み舌片１２上に延長しておシ、容器を引き裂いて開 口する際に、引き裂き力はシールストリップ１５、基材６（厚紙材料）、中間層 ４及び打抜線１０，１１の間の内側層５に作用される。シールス）　ＩＪツブ１ ５は、接合ストリップ７の接合の前又は後にスリーブブランク乙に適　。

用することができる。シールストリップ１５が接合ストリップ７の前に適用され れば、接合ストリップ７の部分１６は、容器が引き裂き開口された後に蓋ないし はカバーをスリーブに連結する折曲可能々継手を形成する。シールストリップ１ ５が接合ストリップ７の後に適用された場合には、即ち、容器の内側層として形 成された場合には、接合ストリップ７は、容器が引き裂き開口された時に切断さ れるので、容器から、蓋を完全に分離できる。

最後に述べた場合、容器の開口を容易にするために１又は、蓋をもち上げて除ぐ 前又は後に接合ストリップ７を引裂いて除くことを容易にするために、第４図に 示すように弱め部分１７を接合ストリップ７に一体的に形成してもよい。第４図 には、きれいな直線状の引き裂き開口を与える弱め部分１７′の変形実施例が図 示されている。

厚紙材料の残シ部分１４は、引き裂き片１８を引き裂いて除いた後に基材３に残 留しているので、厚紙材料の残シ部分１４及びこれに接合された中間層４及び内 側層５０部分に対して、きれいな直線状の縁部に沿いシールストリップ１５も引 き裂いて除くことができる。

引き裂いて取除いたカバーを再び閉止するために、既知の形式の内側支持リング １９と一体的に容器を形成することもそきる。支持リング１９は、端カバー２を 連結する前にスリーブの内側に配設される。引き裂きストリップ１８が引き裂か れて除かれた時に形成されるスロット２０の上方のわずかな距離に支持リング１ ９を延長させるだけでよく、スリーブの開放縁の上方に延びる支持リング１９の 部分２１は、引き裂き開口されたカバー２２のキャリヤとなる。引き裂き開口の 開始は、それ自体既知の引き裂きストリップ１８が、容器のシールが保たれるよ うに設けられた引き裂き案内線２６で形成されていることによって容易にされる 。

６８°ｒ’ｑ’ｅ＝’＝ＶＷ’ｒ　ｌ−）　７．え。、ｃｏ−ｓｏｘ３ａ２（４ ）Ｆｉｆｅ、　４ 国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．　製造しようとする容器の内面側の面に融着可能な材料の層（５）を有し、 両端（２）において閉じたスリーブ（１）に接合される厚紙又は同種の剛性材料 の基材（３）を有する平らな打抜きブランク（６）からなる粉末密封容器であっ て、スリーブ（１）が端部同士接合されて、容器スリーブ（１）の内面において 融着可能層（５）に適用され全突合せ継手（８）Ｋ沿って延びる接合ストリップ （７）によυシール条件の下に合体されていることと、容器が、容器スリーブ（ １）の回シに延在する引き裂き開口手段ＯＱを有し、該引き裂き開口手段が、融 着可能な内側層（５）かられずかな距離隔だてられた深さまで厚紙材料（３）全 部分的に通って延在している２本の打抜線αυによシ形成されでいることと、融 着可能な内側層（５）が２本の切抜線（Ｌ］）に沿って完全に切抜かれ、これら の切抜線が基材（３）の２本の打抜線ＱＯの間の領域に設けられ、基材（３）中 に成る距離だけ延在していることと、基材（３）が融着可能々内側層（５）と共 に一方の縁部に突出耳部（３を有し、該耳部が長手方向の継手（８）に近接して 容器スリーブの外面と接触し、容器を引き裂き開口可能とするように掴み舌片ａ ２を形成したこととを特徴とする粉体密封容器。 ２、打抜き又は切抜き線（１０，ｊｌ）が、厚紙基材（３）と実質的に同じ深さ に設けられた２本の打抜き又は切抜き線（１０，１１）の点と共に両側から基材 （３）中に延長したことを特徴とする請求の範囲第１項に記載の粉体密封容器。 ＆　容器スリーブ（１）が内面にシールストリップＣ１５）を有し、シールスト リップ０９が全内面の回夛に掴み舌片α２上において延在し、内側切抜線０υの 両側の容器スリーブの融着可能な内側層にシール連結されたことを特徴とする請 求の範囲第１項又は第２項に記載の粉体密封容器。 ４、容器スリーブの融着可能な内側層（５）と接合ストリップ（７）との間に、 全周に亘って延びるシールストリップ０！１９を配設したことを特徴とする請求 の範囲第１〜３項のいずれかひとつに記載の粉体密封容器。 ５．２本の内側の切抜線（１１）間の領域において長手方向の継手（８）の両側 に接合スートリップ（７）が弱め部分α力を有することを特徴とする請求の範囲 第４項に記載の粉体密封等器。 ＆　容器スリーブの内部に配設されて引き裂き開口手段０樽の両側圧成る距離に 亘）突出した支持リング住１を有することを特徴とする請求 とつに記載の粉体密封容器。