JP2004203056A - インクジェットプリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】インク漏れなくインクカートリッジの交換が可能であり、また沈降しやすいインクの使用を可能とし、かつ確実なインクの供給を可能にし、さらに簡単かつ確実に泡抜きが可能で、異種インクによる記録ができ便利で一層使用しやすい。
【解決手段】インクを噴射して記録媒体に記録するインクジェットヘッド3と、インクを貯留する交換可能なインクカートリッジ4と、インクカートリッジ4からインクジェットヘッド3に至るインク通路5と、インク通路5に備えられる可撓性部材で密閉して形成された中間インク貯留袋6と、インクカートリッジ4からインク貯留部側へ加圧して供給するインク加圧供給手段7とを備え、インクジェットヘッド3に対して中間インク貯留袋6を下方位置に配置して水頭差による負圧を与えるインクジェットプリンタ1であって、中間インク貯留袋6はインク通路5に着脱可能であり、異種インクを貯留した異種インクカセット82と交換可能に構成した。
【選択図】図11

Description

この発明は、インクを記録媒体に噴射して記録を行うインクジェットプリンタに関する。
インクジェットプリンタには、インクカートリッジとサブタンクを持つインク供給系を備えるものがあり、このインク供給系に関する従来技術として、例えば特開昭57−125079号公報に開示されるものがある。この技術は、注射器先端部からの気泡を供給系内に混入させないようにし、またインク残量検出をインクカートリッジではなくサブタンクにて行うものである。また、特開昭60−362664号公報で提案される技術は、サブタンクに流入するインクの泡立ちを抑えるようにしたサブタンクに関するものである。
このような従来のインクジェットプリンタに代えて、この出願人は、特願平9−273140号において、インクを噴射して記録媒体に記録するインクジェットヘッドと、インクを貯留する交換可能なインクカートリッジと、このインクカートリッジからインクジェットヘッドに至るインク通路と、このインク通路に備えられる可撓性部材で密閉して形成された中間インク貯留袋と、インクカートリッジからインク貯留部側へ加圧して供給するインク加圧供給手段とを備え、インクジェットヘッドに対して中間インク貯留袋を下方位置に配置して水頭差による負圧を与えるインクジェットプリンタを提案した。
特開昭57−125079号公報 特開昭60−362664号公報 特願平9−273140号
このインクジェットプリンタでは、インクカートリッジからインクジェットヘッドに至るインク供給系に密閉して形成された中間インク貯留袋を配置して密閉されており、インクジェットヘッドにインクが至る間に脱気の程度が落ちないようにし、脱気したインクを用いて記録媒体に噴射して安定した記録を行うことができる。また、分散インクを用いる場合、インクの沈降のために中間インク貯留袋の中に凝集したインクが沈降して溜ることがあっても、この中間インク貯留袋を手でもみ沈降をほぐすことができ、さらに中間インク貯留袋ごと新品と交換することも安価にできる。また、インクジェットヘッドに対して中間インク貯留袋を下方位置に配置して水頭差による負圧を与えることで、インクカートリッジを任意の位置に配置することが可能であり、インクジェットプリンタ設計上の制約が軽減され、かつ長時間連続して広幅、長尺記録が可能で、記録中にもインク交換が可能であり、さらにインクジェットヘッドヘの圧力のより安定化が可能である。
このインクジェットプリンタにおいて、小型化や操作性等の観点から中間インク貯留袋より下側にインクカートリッジを置く場合があるが、インクカートリッジ交換のときインクが逆流して漏れる問題がある。
また、分散インクを用いるとき長期の停滞で沈降することがあるが、中間インク貯留袋を手でもみ沈降をほぐしたり、中間インク貯留袋ごと新品と交換することもなく、さらに簡単且つ確実にインクの沈降を防止することが必要になる。
また、中間インク貯留袋に貯留されるインク量を検出し、このインク量に基づきインクの供給を制御するようにすると、インクカートリッジの配置位置にかかわらず中間インク貯留袋側へのインクの供給を適切に行うことができるが、この場合が中間インク貯留袋が可撓性部材で密閉して形成されており、インク量を簡単な構造で、かつ正確に検出可能な構造にする必要がある。
さらに、インクジェットヘッドのインク詰まりが生じた場合等には、インクジェットヘッド側から強力に吸引することがあるが、中間インク貯留袋が空同然になり密着する場合があり、中間インク貯留袋が密着すると記録時にインクをインクジェットヘッドに供給できなくなる場合がある。
また、インクジェットヘッドにインクが至る間に脱気の程度が落ちないようにしているが、最初の液の導入時中間インク貯留袋は空であり、インクと空気の置換が必要である。この時完全な気液置換ができない場合が多く、インクカートリッジの交換時等に空気が入いることがあり、簡単かつ確実に泡抜きすることが必要になる。
さらに、異種インクにより記録したい場合が生じることがあり、このような場合に簡単に異種インクによる記録ができれば、便利で一層使用しやすくなる。
この発明は、かかる点に鑑みてなされたもので、インク漏れなくインクカートリッジの交換が可能であり、また沈降しやすいインクの使用を可能とし、かつ確実なインクの供給を可能にし、さらに簡単かつ確実に泡抜きが可能で、異種インクによる記録ができ便利で一層使用しやすいインクジェットプリンタを提供することを目的としている。
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この発明の構成を以下のように構成した。
請求項1記載の発明は、『インクを噴射して記録媒体に記録するインクジェットヘッドと、
インクを貯留する交換可能なインクカートリッジと、
前記インクカートリッジから前記インクジェットヘッドに至るインク通路と、 前記インク通路に備えられる可撓性部材で密閉して形成された中間インク貯留袋と、
前記インクカートリッジからインク貯留部側へ加圧して供給するインク加圧供給手段とを備え、
前記インクジェットヘッドに対して前記中間インク貯留袋を下方位置に配置して水頭差による負圧を与えるインクジェットプリンタであって、
前記中間インク貯留袋は前記インク通路に着脱可能であり、異種インクを貯留した異種インクカセットと交換可能に構成したことを特徴とするインクジェットプリンタ。』である。
この請求項1に記載の発明によれば、異種インクにより記録したい場合が生じることがあると、中間インク貯留袋と異種インクカセットとを交換することで、簡単に異種インクによる記録ができ便利で一層使用しやすい。
請求項2に記載の発明は、『前記中間インク貯留袋内に、撹拌子を入れ、前記撹拌子をマグネット攪拌機で移動させてインクを攪拌可能に構成したことを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタ。』である。
この請求項2に記載の発明によれば、中間インク貯留袋の中に撹拌子を入れて、マグネット攪拌機の上に中間インク貯留袋を置き、内部を撹拌する。
請求項3に記載の発明は、『前記インクカートリッジに、撹拌子を入れ、前記撹拌子をマグネット攪拌機で移動させてインクを攪拌可能に構成したことを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタ。』である。
この請求項3に記載の発明によれば、インクカートリッジの中に撹拌子を入れて、例えばインクカートリッジをセットする前に撹拌する。即ち、マグネット攪拌機の上にインクカートリッジを数分置き、内部を撹拌した後セットする。
請求項4に記載の発明は、『前記中間インク貯留袋は、2枚のシート材の周辺を溶着して縦方向に配置され、この周辺部の最上部に出口栓を溶着すると共に、前記周辺部の最下部に入口栓を溶着したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のインクジェットプリンタ。』である。
この請求項4に記載の発明によれば、中間インク貯留袋では周辺部の最上部に出口栓を、最下部に入口栓を溶着することで完全な気液置換が人の手を介さずに容易にでき、しかも特に周辺部でのインクの滞留がすくなく、置換回数が大きい。さらに、2枚のシート材の周辺を溶着して中間インク貯留袋としているから、貯留するインク量に対する袋変形が大きい。
以下、この発明のインクジェットプリンタの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明するが、この発明は、この実施の形態に限定されるものではないことは勿論である。
先ず、インクジェットプリンタの参考例を図1及び図2に示す。図1はインクジェットプリンタの概略構成図、図2は中間インク貯留袋のインク量を制御する状態を示す図である。
インクジェットプリンタ1は、脱気したインクを噴射して記録媒体2に記録するインクジェットヘッド3と、インクを貯留する交換可能なインクカートリッジ4と、このインクカートリッジ4からインクジェットヘッド3に至るインク通路5と、このインク通路5に備えられる可撓性部材で密閉して形成された中間インク貯留袋6と、インクカートリッジ4からインク貯留部側へ加圧して供給するインク加圧供給手段7とを備えている。インク通路5は、インクカートリッジ側インク通路5bと、インクジェットヘッドインク通路5cから構成される。
このインクジェットプリンタ1では、脱気したインクを用いており、インクカートリッジ4からインクジェットヘッド3に至るインク供給系は、空気が混入しない密閉した構造になっている。記録媒体2としては、紙、フィルム等があるが特に限定されない。脱気インクとしては、インク中の溶存気体量が1ppm程度のものが好ましい。
インク加圧供給手段7は、一対の絞りローラ20を制御手段12の制御により回転し、インクカートリッジ4をつぶして絞り出しによる供給であり、インクカートリッジ4の配置位置にかかわらず中間インク貯留袋側へのインクの供給を適切に行うことができる。また、インクカートリッジ4をつぶして絞り出しによる簡単な構造で、中間インク貯留袋側にインクを供給することができる。
インクカートリッジ4は、樹脂で形成した密閉袋が好ましく用いられる。インクカートリッジ4の口栓4aに、インク通路5を形成する可撓性チューブのインク針5aの先端部が差し込まれ、これによりインク漏れなく接続可能な構造になっており、インクカートリッジ4の交換が容易である。
また、中間インク貯留袋6は、インクジェットヘッド3に対してH2だけ下方位置に配置され、インクジェットヘッド3には水頭差による負圧が与えられている。インクジェットヘッド3は、例えばピエゾ素子を用いて脱気したインクに圧力を与えて記録媒体2に噴射するものが好ましく用いられるが、特にピエゾ素子を用いたものに限定されない。
中間インク貯留袋6は、例えば樹脂、ゴム等の可撓性部材で密閉して形成され、中間インク貯留袋6の最上部には、混入する空気を抜くチューブ8が設けられている。
この参考例では、インクカートリッジ4のセットや交換に際し、インクカートリッジ4の口栓4aにインク針5aを差し込んでいるが、このときインク針5aの先端部から空気がインク通路5内に混入することがあるため、混入する空気を抜くチューブ8が設けられている。空気を抜くチューブ8には、開閉弁13が設けられ、インクカートリッジ4の交換等の初期時に開閉弁13を開き、インクカートリッジ4からインクを開閉弁13より高い位置まで供給して空気を抜き、この空気抜きが終了すると、開閉弁13を閉じて中間インク貯留袋6を密閉する。 このように、チューブ8が空気抜き手段を構成しているが、空気抜き手段は、中間インク貯留袋6に設けられるチューブ8に限定されず、インクカートリッジ4とインクジェットヘッド3との間に設けられ、密閉系のインク通路に混入する初期導入時の混入する空気を抜くものである。
このように、インクカートリッジ4からインクジェットヘッド3に至るインク供給系に密閉して形成された中間インク貯留袋6を配置して密閉されており、脱気したインクに空気が混入することが防止され、脱気したインクを用いて記録媒体2に噴射して安定した記録を行うことができる。また、インクジェットヘッド3に対して中間インク貯留袋6を下方位置に配置して水頭差による負圧を与えることで、長時間連続して広幅、長尺記録が可能であり、さらにインクジェットヘッド3ヘの圧力のより安定化が可能である。
また、インクジェットプリンタ1は、中間インク貯留袋6に貯留されるインク量を検出するインク量検出手段11と、このインク量に基づき一対の絞りローラ20を制御する制御手段12とを備えている。インク量検出手段11の上検出部11aと下検出部11bが、中間インク貯留袋6の上部6aに乗せた移動体11cの上限位置と下限位置とを検出するように構成される。移動体11cは、ガイド11dにより支持され、自重により中間インク貯留袋6の上部に乗せてある。 中間インク貯留袋6内のインク量が少なくなると、中間インク貯留袋6の上部の6a位置が下がり、移動体11cが下がるため、インク量検出手段11の下検出部11bが上部6aの下限位置を検出し、この検出信号に基づき制御手段12が一対の絞りローラ20を駆動し、インクカートリッジ4からインクが中間インク貯留袋側へ供給される。このインクの供給により中間インク貯留袋6内のインク量が多くなると、中間インク貯留袋6の上部6aの位置が上り、移動体11cが連動して上がりインク量検出手段11の上検出部11aが上部6aの上限位置を検出すると、この検出信号に基づき制御手段12が一対の絞りローラ20の駆動を停止し、インクカートリッジ4からのインクの供給が停止される。
このように、中間インク貯留袋6に貯留されるインク量を検出し、このインク量に基づき一対の絞りローラ20を制御することで、中間インク貯留袋側へのインクの供給を適切に行うことができ、インクジェットヘッド3ヘの圧力をより安定化することができる。なお、インク量検出手段11は、中間インク貯留袋6の重量からインク量を検出するようにしてもよい。
また、分散インクを用いる場合には凝集が生じ易く、凝集したインクが中間インク貯留袋6の中に沈降して溜まり、インクの流れを妨げる場合がある。このような事態が生じても、中間インク貯留袋6を可撓性部材で形成することで、中間インク貯留袋6を手でもみほぐすことにより、凝集したインクの沈降をほぐし、インクの流れをスムーズにすることが可能となる。さらに、中間インク貯留袋6ごと新品と交換することも安価にできる。
また、インクカートリッジ4から中間インク貯留袋6に至るインクカートリッジ側インク通路5bには、図2に示すように中間インク貯留袋6への入口部5b1にインクの逆流を規制する逆止弁300を備えている。逆止弁300は、弁体301及びスプリング302から構成されている。また、逆止弁300は、スプリング302を設けることなく、弁体301の自重のみでもよい。
図2(a)は逆止弁300が開いた状態を示し、図2(b)は逆止弁300が閉じた状態を示す。
インクカートリッジ4からインクを中間インク貯留袋6へ供給する際には、図2(a)に示すように逆止弁300の弁体301がスプリング302により供給孔303を閉じる方向に付勢されており、インクがスプリング302に抗して弁体301を開き供給孔303から中間インク貯留袋6へ供給される。
インクカートリッジ4内のインクがなくなると、インクカートリッジ4が新たなものと交換される。この使用済のインクカートリッジ4を取り外すときに、インクカートリッジ側インク通路5bのインクカートリッジ4と接続した端部が開放されるために、中間インク貯留袋6に残るインクが逆流しようとするが、このインクの圧力で逆止弁300の弁体301がスプリング302の助力を得て供給孔303を閉じる方向へ移動して閉じてインクの逆流を規制する。このように逆止弁300がインクの逆流を規制することで、インク漏れなくインクカートリッジ4の交換が可能である。
また、インクカートリッジ4から中間インク貯留袋6に至るインクカートリッジ側インク通路5bの途中には、インクの逆流を規制する逆止弁300を備えてもよい。
次に、他の参考例を図3及び図4に示す。図3はインクジェットプリンタの概略構成図、図4は攪拌手段の構成を示す図である。この参考例では、図1及び図2の参考例と同じように構成されるものは同じ符号を付して説明を省略する。
この参考例では、インク加圧供給手段7が、中間インク貯留袋6よりインクカートリッジ4をH1高い位置に配置してインクの自然落差による供給構造であり、簡単な構造でインクカートリッジ4のインクを中間インク貯留袋側に供給することができる。インクカートリッジ4は、樹脂で形成した密閉袋が好ましく用いられる。インクカートリッジ4の口栓4aに、インク通路5を形成する可撓性チューブのインク針5aの先端部が差し込まれ、これによりインク漏れなく接続可能な構造になっており、インクカートリッジ4の交換が容易である。
また、インクカートリッジ4と中間インク貯留袋6との間のインクカートリッジ側インク通路5bには、開閉弁10が配置されている。インクカートリッジ4をインクカートリッジ側インク通路5bに接続し、開閉弁10を開いてインクを中間インク貯留袋側に供給し、インク供給系にインクカートリッジ4を接続する初期時に混入する空気抜き後に開閉弁10を閉じる。
また、インクジェットプリンタ1は、制御手段12がインク量検出手段11によるインク量に基づき開閉弁10を制御する。即ち、インク量検出手段11の下検出部11bが上部6aの下限位置を検出し、この検出信号に基づき制御手段12が開閉弁10を開き、インクカートリッジ4からインクが中間インク貯留袋側へ供給される。このインクの供給により中間インク貯留袋6内のインク量が多くなると、中間インク貯留袋6の上部6aの位置が上り、移動体11cが連動して上がりインク量検出手段11の上検出部11aが上部6aの上限位置を検出すると、この検出信号に基づき制御手段12が開閉弁10を閉じ、インクカートリッジ4からのインクの供給が停止される。
このように、中間インク貯留袋6に貯留されるインク量を検出し、このインク量に基づき開閉弁10を制御することで、中間インク貯留袋側へのインクの供給を適切に行うことができ、インクジェットヘッド3ヘの圧力をより安定化することができる。なお、インク量検出手段11は、中間インク貯留袋6の重量からインク量を検出するようにしてもよい。
また、インクジェットプリンタ1には、この発明の実施の形態の中間インク貯留袋6内のインクを攪拌する攪拌手段40を備えている。攪拌手段40は、マグネット円盤41をモータ42に回転可能に設け、このマグネット円盤41の回転により中間インク貯留袋6の内部に入れたマグネットボール43を移動させてインクを攪拌するように構成されている。
分散インクを用いる場合には凝集が生じ易く、凝集したインクが中間インク貯留袋6の中に沈降して溜まり、インクの流れを妨げる場合がある。このような事態が生じても、中間インク貯留袋6内のマグネットボール43を移動させてインクを攪拌することで、凝集したインクの沈降を防止し、インクの流れをスムーズにすることができ、沈降しやすいインクの使用が可能となる。
なお、図1及び図2に示す参考例のインクジェットプリンタ1にも、同様に中間インク貯留袋6内のインクを攪拌する攪拌手段40を備えることができる。
次に、さらに他の参考例を図5及び図6に示す。図5は中間インク貯留袋を配置した部分を示す図、図6は中間インク貯留袋の当板を示す図である。
この参考例では、中間インク貯留袋6がケース50の設けられた斜めの底板50a上に載置され、中間インク貯留袋6は斜めに傾斜して配置されている。中間インク貯留袋6の下部6bに、インクカートリッジ側インク通路5bが接続され、中間インク貯留袋6の上部6aにインクジェットヘッドインク通路5cが接続されている。
中間インク貯留袋6に貯留されるインク量を検出するインク量検出手段51は、検出部52が中間インク貯留袋6に当板53を介して当接し、この当板53の移動により検出部52が上下動して検出レバー54を回転させ、この検出レバー54の回転量から中間インク貯留袋6のインク量を検出するように構成されている。
当板53は、図6に示すように僅かに両側を屈曲させて、平面部53aと、この平面部53aの両側に傾斜部53bを有し、平面部53aに接続切欠き53cが形成されている。この当板53は、中間インク貯留袋6の上面に貼り付けて設けられ、中間インク貯留袋6の袋のしわをを矯正する。検出部52は中間インク貯留袋6に当板53を介して当接しており、この当板53の移動により確実に中間インク貯留袋6のインク量を検出することができる。
このように中間インク貯留袋6と検出部52が接触する部分に当板53を設け、この当板53を中間インク貯留袋側に取り付けている。また、当板53の検出部52との接触部を5mm丸以上大きさにし、接触圧力は1G/cm2、好ましくは0.3G/cm2以下とし、特にバネ等を用いるインク量検出手段51はこのバネ力を加味する。
また、インク量検出手段51の検出部52と、中間インク貯留袋6とを―体にはしないで、検出部52を当板53にただ乗せるだけも使用可能であり、メンテンナンス時の分解性がよい。
次に、他の参考例を図7に示す。図7は中間インク貯留袋を配置した部分を示す図である。
この参考例では、中間インク貯留袋6が2枚のシート材66,67の周辺部68を溶着して形成され、ケース50に垂直に配置されている。この中間インク貯留袋6の下部6bにインク入口6b1を設け、上部6aにインク出口6a1を設け、下部6bのインク入口6b1にインクカートリッジ側インク通路5bが接続され、上部6aのインク出口6a1にインクジェットヘッドインク通路5cが接続されている。中間インク貯留袋6の内部には、袋密着規制手段70を構成し袋密着防止のためのパイプ65が設けられ、インクがなくなり2枚のシート材66,67が密着しようとしてもパイプ65により密着が防止され、しかもインクがパイプ65内と流れる。
さらに、中間インク貯留袋6のシート材66に当板69が取り付けられ、インク量検出手段60の検出部61は当板69に常に接触するようになっており、検出部61は、中間インク貯留袋6の変形により中間インク貯留袋6のインク量を検出するように構成されている。
このように垂直に配置した中間インク貯留袋6の下部6bのインク入口6b1からインクを供給することで、インクが上部6aのインク出口6a1からインクジェットヘッド側へ供給されるから、インクに混入される泡を人手を介さずに泡抜きを簡単かつ確実でき、泡抜き弁が不要になる。また、垂直に配置した中間インク貯留袋6の変形によりインク量検出手段60の検出部61が作動し、中間インク貯留袋6のインク量を簡単かつ確実に検出することができる。
中間インク貯留袋6は図8の参考例に示すように、袋の厚さ約10mm、袋の液量35gで使用される。また、中間インク貯留袋6の上部には取付部68aが設けられ、この取付部68aに形成された一対の取付孔68a1により中間インク貯留袋6が縦方向に配置される。
次に、他の参考例を図9に示す。中間インク貯留袋6は、図9(c)に示すように、2枚のシート材66,67の周辺を溶着し縦方向に配置され、この周辺部68の最上部68aに、図9(c)に示すように出口栓600を溶接すると共に、周辺部68の最下部68bに入口栓601を溶接している。出口栓600及び入口栓601は、図9(b)に示すように、短軸と長軸とを有するリング状に形成され、中央に通路600a,601aを有している。この出口栓600及び入口栓601は、長軸を2枚のシート材66,67の接合面に向けて溶着される。 この中間インク貯留袋6では周辺部68の最上部68aに出口栓600を、最下部68bに入口栓601を溶接することで完全な気液置換が人の手を介さずに容易にでき、しかも特に周辺部68でのインクの滞留がすくなく、置換回数が大きい。さらに、2枚のシート材66,67の周辺を溶着して中間インク貯留袋6としているから、貯留するインク量に対する袋変形が大きい。
次に、他の参考例を図10に示す。図10は中間インク貯留袋を示す図である。
この参考例では、中間インク貯留袋6の一側上部に入口部6cが設けられ、他側上部に出口部6dが設けられ、入口部6cにインクカートリッジ側インク通路5bが接続され、出口部6dにインクジェットヘッドインク通路5cが接続されている。
中間インク貯留袋6内には、袋の密着を規制してインクの流れを確保する袋密着規制手段70が備えられている。この実施の形態では、袋密着規制手段70が複数の短いパイプ71を入口部6cから出口部6dに所定間隔で配置して構成される。
インクジェットヘッド3にインク詰まりが生じる場合には、インクジェットヘッド3側から強力に吸引することがあり、この場合には中間インク貯留袋6の上面と下面が密着するようになるが、袋密着規制手段70を構成するパイプ71により中間インク貯留袋6の密着が規制され、しかもパイプ71によりインクの流れが確保されるから、インクカートリッジ4からインクジェットヘッド3側にインクを確実に供給することができる。なお、袋密着規制手段70は、1本の長いパイプを配置して構成することもできる。
次に、この発明の実施の形態を図11に示す。図11はインクジェットプリンタの概略構成図である。
この実施の形態では、図11(a)に示すように、インクジェットプリンタ1には、中間インク貯留袋6がインク通路5に着脱可能であり、異種インクを貯留した異種インクカセット82と交換可能に構成されている。図11(b)は、比較例を示し、中間インク貯留袋6がインク通路5から着脱できないようになっているが、この実施の形態のように異種インクにより記録したい場合が生じることがあると、中間インク貯留袋6と異種インクカセット82とを交換することで、簡単に異種インクによる記録ができ便利で一層使用しやすい。
図12は中間インク貯留袋の着脱構造を示す図である。この実施の形態では、インク通路5のインクカートリッジ側インク通路5bと、インクジェットヘッドインク通路5cの間に、連結部80が配置されている。この連結部80には、接続口部80a,80bが設けられ、この接続口部80a,80bの接続針80a1,80b1を中間インク貯留袋6に差し込むことで接続され、中間インク貯留袋6がインク通路5に着脱可能である。
分散インクと異なる異種インクを使用する時には、インクカートリッジ側インク通路5bの開閉弁81を閉じて中間インク貯留袋6を取り外して、異種インクを貯留した異種インクカセット82を接続口部80a,80bの接続針80a1,80b1に差し込んで交換する。このように異種インクにより記録したい場合が生じることがあると、中間インク貯留袋6と異種インクカセット82とを交換することで、簡単に異種インクによる記録ができ便利で一層使用しやすい。異種インクとして、例えば互いに種類の異なる布帛用のインク、もしくは同種の布帛用のインクであっても捺染効果の差異に応じて使い分けられる別規格のインク等である。
さらに、インク切換の他の実施の形態を図13及び図14に示す。図13はインクジェットプリンタの概略構成図、図14は切替弁のバルブ位置を示す図である。
この実施例のインクジェットプリンタ1は、多種類の布帛に対応できるように布帛に合わせた多種類のインクが用意され、切替弁V1,V2によって切り替えて使用されるようになっている。
異種インクを貯留した複数のインクカートリッジTKa,TKb及びインクカートリッジTKa’,TKb’を有し、この複数のインクカートリッジは中間インク貯留袋6A,6Bに切替弁V1,V2を介して接続され、この切替弁V1,V2の作動でインクジェットヘッドHD1,HD2へ供給するインクの切替を行うように構成されている。
中間インク貯留袋6A,6Bには切替弁V3,V4が設けられている。切替弁V3により洗浄液タンクTKc側とインクカートリッジTKa,TKb側とに切り替えられ、インクカートリッジTKa,TKbのインクの切替を行う時に洗浄液を供給してインク供給経路を洗浄する。また、切替弁V4により分岐路BRを介して洗浄液タンクTKc側とインクカートリッジTKa’,TKb’側とに切り替えられ、インクカートリッジTKa’,TKb’のインクの切替を行う時に洗浄液を供給してインク供給経路を洗浄する。
この実施の形態では、切替弁V1,V2,V3,V4に回転式の3方弁を用いており、図10において、切替弁V1のaポー卜にインクカートリッジTKaからインクAが供給され、bポートにインクカートリッジTKbからインクBが供給される。切替弁V2にはaポートにインクカートリッジTKa’からインクA’が供給され、bポートにインクカートリッジTKb’からインクB’が供給される。
インクAは材質A(例えば木綿)の布帛用のインクであり、インクBは材質B(例えばポリエステル)の布帛用のインクである。インクA’およびB’はそれぞれ材質Aの布帛用およびBの布帛用のインクではあるが、ぞれぞれインクA及びBとは濃度を異ならせたものである。
切替弁V3のaポートには洗浄液タンクTKcから洗浄液が供給され、bポートには切替弁V1のcポートの出力液が供給される。切替弁V3のcポートの出力液はインクジェットヘッドHD1に供給される。この出力液の流路には分岐が設けられ、分岐された分岐路BRが切替弁V4のaポートに接続される。
切替弁V4のbポートには切替弁V2のcポートの出力液が供給される。切替弁V4のcポートの出力液がインクジェットヘッドHD2に供給される。
切替弁V1,V2,V3,V4は図14に示すように3つの切替状態(バルブ位置(1)〜(3))を有する。図11において、バルブ位置(1)はストップ状態であり、流路を遮断する状態である。バルブ位置(2)はbポートとCポートを連通させる状態である。バルブ位置(3)はaポートとcポートを連通させる状態である。
切替弁V1〜V4の切替は、図示しない制御装置によって制御される。切替弁Vl〜V4の切替状態は制御装置にバルブ位置信号としてフィードバックされる。また、インク識別信号及び洗浄液識別信号が制御装置に伝達される。これら制御系の信号経路を破線によって示す。
インクジェットヘッドHD1,HD2は同じ色のインク用の単位ヘッドであり、例えばイエローヘッドY1,Y2である。マゼンタヘッドMl,M2、シアンヘッドC1,C2及びクロヘッドK1,K2についても全く同様なインク切替装置が設けられている。
このように異種インクにより記録したい場合が生じることがあると、切替弁V1〜V4の作動でインクジェットヘッドHD1,HD2へ供給するインクの切替を行うことで、簡単に異種インクによる記録ができ便利で一層使用しやすい。
さらに、この発明の中間インク貯留袋の形状と材質、インクの導入方法、中間インク貯留袋の内圧力、インクカートリッジ、分散インクに適用する場合の実施例についてより具体的に説明する。
[中間インク貯留袋の形状と材質]
中間インク貯留袋の形状は、図15及び図16に示すように丸袋100、角袋200等色々あるが、2枚のシートを貼り合わせた平袋がよい。図15では2枚のシート101を、図16では2枚のシート201をヒートシール101a,201aにより貼り合わせた平袋で示している。
そして形状は、丸形より四角が高さ方向の変位量が多く従つて容量が多く中間袋として有効である。材質は空気透過率の低いアルミニウム、ナイロン、PET等のラミネートしたシートを用いるとよい。特に、アルミニウム層の厚さは7ミクロン以上が空気透過率のために効果がある。袋の内側にはヒートシール性のあるポリエチレン(PE)を用いる。
使用した袋に用いたシートのラミネート層構成の一例を示す。又大きさは1辺が100mmを使用した。ナイロン15ミクロン、アルミニウム7ミクロン、ポリエチレン(PE)60ミクロンとし、この使用した袋の形状は、図7及び図8に示す。
[インクの導入方法]
インクの初期導入の注意点は、中間インク貯留袋の袋内の気泡を完全に取り除くことにある。即ち、完全な気液置換であり、この場合、予め中間インク貯留袋の袋を完全にインクで満たされたものを取り付けることも可能であるが、一般には空の状態においてインクを導入することが多い。初期導入時に中間インク貯留袋の袋に残る気泡は泡抜き作業にてヘッド側に抜き出す。又は上部に気泡をためて泡抜きパイプに付く弁を開いて泡を抜き出す。そして、中間インク貯留袋の袋内はインクで完全に満たされる。
具体的には図1を用いて説明する。インクカートリッジ4は容量1リットルの空気バリヤー性のある可撓性の長方形の平袋を用いた。口栓4aはゴム、インク通路5を形成する可撓性チューブの先端のインク針5aに接続する。可撓性チューブの太さは表面張力の影響で液が押し止まる力を小さくするため、内径3mmを用いた。一対の絞りローラ20を駆動すると、インクは上方に流出し中間インク貯留袋6にたまる。この時空気は中間インク貯留袋の内上部に溜まる。この空気を開閉弁l3を開いて放出し、そして開閉弁13を閉じ中間インク貯留袋を密閉する。開閉弁13の位置はインクジェットヘッド3より下側であることが望まししい。他の空気抜きの方法は、インクの出側口を最も高い位置に置きインクと共にインクジェットヘッド3側に流出させる場合もある。この作業は通常のインクジェットプリンタで行うインク吸引作業と全く同じである。
[中間インク貯留袋の内圧力]
インクカートリッジ4の袋より一対の絞りローラ20を駆動して中間インク貯留袋6にインクを供給している時も、インク供給が無いときも圧力の変化は無視できるほど小きい。通常のインク袋からのインク供給方式の圧力変化以下であった。更に詳しく言えばインクカートリッジ4はインク供給の無いときはインクジェットヘッド3よりもち出されるインクで収縮する方向に圧力が働く、またインクが流入することにより膨張する方向に圧力を生じる。この圧力は中間インク貯留袋の形状か満タンにならない範囲では小さい。通常の使用範囲は、中間インク貯留袋の満タンに対して2〜8割の範囲で使用するのがインクジェットヘッド3のインク使用から好都合である。
[インクカートリッジ]
上部に置いたインクカートリッジ4は絞り出しをしないでも使用上問題にならないくらいにインクは中間インク貯留袋の袋に流出した。インクカートリッジ4のインク残量検知は一対の絞りローラ20が駆動してから1分以内に満タンにならない時は、インク切れと判断する方法、またインクカートリッジ4にインク残量検知機を取り付けることもよい。
また、図17はインクカートリッジの他の実施の形態を示す。この実施の形態では、インクカートリッジ4に、撹拌子としてマグネットボール200を入れ、マグネットボール200をマグネット攪拌機201で移動させてインクを攪拌可能に構成している。
従来、分散インクは長期間(数か月)保存したものを使用する場合、インクカートリッジをゆすって、あるいはもんで内部を撹拌した後にインクジェットプリンタにセットすることが普通に行われている。しかし、インクカートリッジのままでユーザーへの輸送はインクカートリッジの損傷を考えるとできない。従って、口栓4aを有するインクカートリッジ4を箱202に詰めてユーザーに渡すようになっている。
しかし、使用の前にユーザーが箱202からインクカートリッジ4を取り出して揉んだりするのは手間がかかる。また、インクカートリッジ4はそのままインク針5aにセットできるようインクカートリッジ4との位置関係が規制されている。これを分解したり、振動させることは位置関係が狂うため好ましくない。
これをなくすために、図17(a)に示すようにインクカートリッジ4の中にマグネットボール200を入れてインクカートリッジ4をセットする前に、マグネット攪拌機201の上にインクカートリッジ4を数分置き、内部を撹拌した後、図17(b)に示すようにインクカートリッジ受け210にセットする。
インクカートリッジ受け210には、口栓4aに接続する部分に接続部210aが形成されており、この接続部210aに箱202の開口部202aを挿入して位置決めしてインク針5aをインクカートリッジ4の口栓4aに接続する。
また、インクカートリッジ受け210にマグネット攪拌機201を組み込み、インクカートリッジ受け210にインクカートリッジ4をセットした状態で攪拌するようにすることもできる。
[分散インクに適用する場合]
分散インクを用いるときは、中間インク貯留袋の袋にインクの沈降物が溜まる場合がある。この時中間インク貯留袋のインクを攪拌することにより内部のインクを長期間の使用が可能になる。さらに、沈降が激しく堆積した様な場合は、中間インク貯留袋の袋を新品と交換してもコスト的に従来のインクタンクより安価である。
この発明は、インクを噴射して記録媒体に記録するインクジェットヘッドと、インクを貯留する交換可能なインクカートリッジと、インクカートリッジからインクジェットヘッドに至るインク通路と、インク通路に備えられる可撓性部材で密閉して形成された中間インク貯留袋と、インクカートリッジからインク貯留部側へ加圧して供給するインク加圧供給手段とを備えるインクジェットプリンタに適用できる。
インクジェットプリンタの概略構成図である。 中間インク貯留袋のインク量を制御する状態を示す図である。 インクジェットプリンタの概略構成図である。 攪拌手段の構成を示す図である。 中間インク貯留袋を配置した部分を示す図である。 中間インク貯留袋の当板を示す図である。 中間インク貯留袋を配置した部分を示す図である。 中間インク貯留袋を示す図である。 中間インク貯留袋を示す図である。 中間インク貯留袋を示す図である。 実施の形態のインクジェットプリンタの概略構成図である。 中間インク貯留袋の配置を示す図である。 インクジェットプリンタの概略構成図である。 切替弁のバルブ位置を示す図である。 2枚のシートを用いて形成した丸袋を示す図である。 2枚のシートを用いて形成した角袋を示す図である。 インクカートリッジの他の実施の形態を示す図である。
符号の説明
1 インクジェットプリンタ
2 記録媒体
3 インクジェットヘッド
4 インクカートリッジ
5 インク通路
6 中間インク貯留袋
7 インク加圧供給手段
30 逆止弁
82 異種インクカセット

Claims (4)

  1. インクを噴射して記録媒体に記録するインクジェットヘッドと、
    インクを貯留する交換可能なインクカートリッジと、
    前記インクカートリッジから前記インクジェットヘッドに至るインク通路と、 前記インク通路に備えられる可撓性部材で密閉して形成された中間インク貯留袋と、
    前記インクカートリッジからインク貯留部側へ加圧して供給するインク加圧供給手段とを備え、
    前記インクジェットヘッドに対して前記中間インク貯留袋を下方位置に配置して水頭差による負圧を与えるインクジェットプリンタであって、
    前記中間インク貯留袋は前記インク通路に着脱可能であり、異種インクを貯留した異種インクカセットと交換可能に構成したことを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 前記中間インク貯留袋内に、撹拌子を入れ、前記撹拌子をマグネット攪拌機で移動させてインクを攪拌可能に構成したことを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタ。
  3. 前記インクカートリッジに、撹拌子を入れ、前記撹拌子をマグネット攪拌機で移動させてインクを攪拌可能に構成したことを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタ。
  4. 前記中間インク貯留袋は、2枚のシート材の周辺を溶着して縦方向に配置され、この周辺部の最上部に出口栓を溶着すると共に、前記周辺部の最下部に入口栓を溶着したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のインクジェットプリンタ。
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