JP2004202705A - 記録ヘッドおよび記録装置 - Google Patents

記録ヘッドおよび記録装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004202705A
JP2004202705A JP2002371213A JP2002371213A JP2004202705A JP 2004202705 A JP2004202705 A JP 2004202705A JP 2002371213 A JP2002371213 A JP 2002371213A JP 2002371213 A JP2002371213 A JP 2002371213A JP 2004202705 A JP2004202705 A JP 2004202705A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
frame
recording head
wires
wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002371213A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Noguchi
昭彦 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2002371213A priority Critical patent/JP2004202705A/ja
Publication of JP2004202705A publication Critical patent/JP2004202705A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Impact Printers (AREA)

Abstract

【課題】記録装置の小型化に好適な記録ヘッドおよびこの記録ヘッドを用いた記録装置を提供する。
【解決手段】記録ヘッド18は、この記録ヘッド18を内蔵する記録装置のキャリッジによって主走査方向に往復走行される際の往方向側の外縁近傍と、復方向側の外縁近傍とに記録ワイヤ列が配置される。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録ヘッドおよび記録装置に関し、例えば、ドットインパクト方式の記録ヘッドおよびこの記録ヘッドを用いた記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図14は、従来のドットインパクト方式の記録ヘッドの外観図である。また、図15は、この記録ヘッドの上面図である。この記録ヘッド1は、ノーズ2の略中央に形成された孔群3のそれぞれから記録ワイヤを突出可能に構成されている。ドットインパクトプリンタは、この記録ヘッド1から打ち出された記録ワイヤをインクリボンを介して記録用紙に当接させることによって、ドットを記録し、ドットの集合からなる画像を印刷する記録装置である(例えば、特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開平5−116345号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
近年、この種の記録装置はより一層の小型化が求められている。しかしながら、従来の記録装置においては、記録ヘッド1の略中央から記録ワイヤを突出させるため、図16に記録ヘッド1の移動ストロークS0及び移動範囲W0を示すように、記録ヘッド1が図15に示す距離Aだけ記録用紙Sより外側に張り出すこととなる。このため、この種の記録装置は、記録ヘッド1が外側に張り出す分だけ、左右の幅が大きくなってしまう。
【0005】
一方、記録装置の幅を小さくするには、記録ヘッドを小型化する方法が考えられる。しかしながら、記録ヘッドを性能を損なうことなく今まで以上に小型化するのは困難であった。
【0006】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、記録装置の小型化に好適な記録ヘッドおよびこの記録ヘッドを用いた記録装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、複数の記録ワイヤと、一端に前記複数の記録ワイヤのうちの1つが固定され、他端が回動支点となり回動可能な複数のワイヤレバーと、該複数のワイヤレバーを収容するフレームとを備え、複数の前記記録ワイヤによってワイヤ列を構成する記録ヘッドにおいて、前記記録ワイヤ列が前記フレームの外縁近傍に配置されるように、前記複数のワイヤレバーを、回動支点側を前記フレームの内側に向けて収容させたことを特徴とする。
【0008】
また、請求項2に記載の発明は、複数のコアを有し、各コアにコイルが巻かれたフレームと、このフレームの各コアに対向するアーマチュアを有し、回動可能に保持された複数のレバーと、各レバーに固定されてレバーの回動により該フレームから突出する複数の記録ワイヤとを備え、記録装置内に移動可能に設けられたキャリッジによって所定方向に往復走行される記録ヘッドにおいて、前記複数の記録ワイヤは、往復走行される際の前記フレームの往方向側の外縁近傍と、前記フレームの復方向側の外縁近傍とから突出可能に配置されていることを特徴とする。
【0009】
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の構成において、前記複数の記録ワイヤは、往復走行される際の前記フレームの往方向側の外縁近傍と、前記フレームの復方向側の外縁近傍と、前記フレームの前記各外縁の間とから突出可能に配置されていることを特徴とする。
【0010】
また、請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の構成において、前記記録ワイヤは、前記フレームの各外縁に一列または複数列で配置され、各列の記録ワイヤは、この記録ヘッドの往復方向に対して垂直方向に配列されることを特徴とする。
【0011】
また、請求項5に記載の発明は、移動可能に設けられたキャリッジと、このキャリッジによって所定方向に往復走行され、複数の記録ワイヤを突出可能な記録ヘッドとを備え、プラテンに搬送された記録用紙に記録ヘッドの記録ワイヤをインクリボンを介して打ち付けて画像を記録する記録装置において、この記録ヘッドは、複数の記録ワイヤと、一端に前記複数の記録ワイヤのうちの1つが固定され、他端が回動支点となり回動可能な複数のワイヤレバーと、該複数のワイヤレバーを収容するフレームとを備え、複数の前記記録ワイヤによってワイヤ列を構成し、前記記録ワイヤ列が前記フレームの外縁近傍に配置されるように、前記複数のワイヤレバーを、回動支点側を前記フレームの内側に向けて収容させたことを特徴とする。
【0012】
また、請求項6に記載の発明は、移動可能に設けられたキャリッジと、このキャリッジによって所定方向に往復走行され、複数の記録ワイヤを突出可能な記録ヘッドとを備え、プラテンに搬送された記録用紙に記録ヘッドの記録ワイヤをインクリボンを介して打ち付けて画像を記録する記録装置において、この記録ヘッドは、複数のコアを有し、各コアにコイルが巻かれたフレームと、前記各記録ワイヤが固定されると共に、前記フレームの各コアに対向するアーマチュアを有し、回動可能に保持された複数のレバーとを有し、前記複数の記録ワイヤは、往復走行される際の前記フレームの往方向側の外縁近傍と、前記フレームの復方向側の外縁近傍とから突出可能に配置されていることを特徴とする。
【0013】
また、請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の構成において、前記複数の記録ワイヤは、往復走行される際の前記フレームの往方向側の外縁近傍と、前記フレームの復方向側の外縁近傍と、前記フレームの前記各外縁の間とから突出可能に配置されていることを特徴とする。
【0014】
また、請求項8に記載の発明は、請求項5乃至7のいずれかに記載の構成において、前記記録ワイヤは、前記フレームの各外縁に一列または複数列で配置され、各列の記録ワイヤは、この記録ヘッドの往復方向に対して垂直方向に配列されていることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳述する。以下に示す実施形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を限定するものではなく、本発明の範囲内で任意に変更可能である。
【0016】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。本発明の理解を容易とするために、本発明に係る記録ヘッドが適用される従来の記録装置について参考までに説明し、次いで、記録ヘッドについて詳述する。また、従来の記録装置としては、一般的なドットインパクトプリンタを例示する。
【0017】
図1は、ドットインパクトプリンタ10のプリンタ本体11を主に示す斜視図であり、図2は、図1のプリンタ本体11を主に示す側断面図である。ドットインパクトプリンタ10は、記録ヘッド18が備える多数の記録ワイヤを、インクリボン31を介して記録用紙に打ち付けてドットを記録することにより、文字を含む画像を印刷するものである。このドットインパクトプリンタ10にて用いられ得る記録用紙には、単票紙や連続紙などの普通紙の他に、通帳、葉書、封筒などがある。なお、単票紙は、単票複写紙であってもよく、連続紙は、連続複写紙であってもよい。
【0018】
ドットインパクトプリンタ10は、記録装置本体としてのプリンタ本体11と、プリンタ本体11に着脱自在に装着されたプッシュトラクタユニット12および排出ユニット13と、同じくプリンタ本体11に着脱自在に装着された給紙装置34(図2に簡略的に示す)と、プリンタ本体11の上方、下方をそれぞれ覆うアッパケースおよびロアケースとを有している。
【0019】
プリンタ本体11は、本体フレームとしてのベースフレーム14と、シート案内フレーム15(図2参照)と、左サイドフレーム16および右サイドフレーム17と、記録ヘッド18およびキャリッジ19を備える印刷機構部20と、プラテン21、シート案内22およびピンチローラ25(図2参照)を備えるシート搬送機構部23とを有している。
【0020】
図2に示すように、ベースフレーム14とシート案内フレーム15とは平行に配置され、ベースフレーム14およびシート案内フレーム15の両端に左サイドフレーム16および右サイドフレーム17がそれぞれ立設して固定される。この左サイドフレーム16と右サイドフレーム17の間には、キャリッジガイド軸24およびプラテン21が回転可能に架け渡されている。シート案内22は、左サイドフレーム16と右サイドフレーム17の間に配設されて、シート案内フレーム15に嵌合して固定されている。
【0021】
さらに、左サイドフレーム16と右サイドフレーム17との間には、インクリボンカートリッジ38(図1に二点鎖線で示している)がベースフレーム14に対向して着脱自在に装着されている。このインクリボンカートリッジ38のインクリボン31は、記録ヘッド18とプラテン21との間に引き回される。これによって、記録ヘッド18からの後述する記録ワイヤの突出によりインクリボンのインクをプラテン21上の記録用紙(図2中、符号Sにて示す)に転写することができる。
【0022】
また、左サイドフレーム16および右サイドフレーム17の後方部には、プッシュトラクタユニット12を装着するためのトラクタユニット装着部が設けられ、左サイドフレーム16および右サイドフレーム17の上方部には、排出ユニット13を装着するための排出ユニット装着部が設けられる。
【0023】
プッシュトラクタユニット12は、記録用紙としての連続紙をシート搬送機構部23へ送り出すものである。また、給紙装置34は、記録用紙としての単票紙を1枚ずつシート搬送機構部23へ供給するものである。また、排出ユニット13は、連続紙または単票紙をシート搬送機構部23からプリンタ10の外へ引き出すものである。
【0024】
詳述すると、連続紙は、プッシュトラクタユニット12のトラクタベルト26の回転によりこのトラクタベルト26のピン27の作用で、シート搬送機構部23のシート案内22に案内され、このシート案内22とプラテン21との間のシート搬送経路28を経てプラテン21の前方へ向かって、矢印α方向に給送される。一方、単票紙は、給紙装置34から1枚ずつ(または1綴りずつ)シート案内22に案内され、シート搬送経路28を経てプラテン21の前方へ供給される。これら連続紙または単票紙は、記録ヘッド18によって文字が記録された後、排出ユニット13の排出ローラ29の回転により、矢印β方向に引き出される。
【0025】
なお、図2に示す符号32は、ベースフレーム14とシート案内フレーム15との間に開口して形成され、プリンタ10の下方からシート搬送機構部23内へ記録用紙Sを供給するためのボトムシート供給口である。
【0026】
キャリッジ19は、キャリッジガイド軸24に摺動自在に挿通されると共に、記録ヘッド18が載置される。キャリッジガイド軸24がプラテン21と平行に配置されることから、キャリッジ19は、プラテン21およびキャリッジガイド軸24の軸方向(長手方向)と一致する主走査方向に往復移動可能に設けられている。具体的には、キャリッジ19は、キャリッジ駆動モータ(図示せず)の正転または逆転により、タイミングベルト30(図2参照)を介してキャリッジガイド軸24に案内されて主走査方向における図1の左向きまたは右向きに走行される。
【0027】
次に、記録ヘッド18について説明する。図3は記録ヘッド18の外観を示す斜視図であり、図4は記録ヘッド18の上面図である。この記録ヘッド18は、ドットインパクト方式の記録ヘッドであり、ヘッド本体40にノーズ41が連接されて構成される。
【0028】
ヘッド本体40は、外側に放熱器39、42が配置されると共に、この放熱器39の内部にフレーム43が配置される。ここで、図5はフレーム43の平面図である。フレーム43は、軟磁性材料(例えばパーメンジュールや1%ケイ素鋼など)から構成され、両外縁の略中央から放射状に複数のコア53が配置されて構成される。ここで、図5において、符号Xで示す方向は主走査方向である。
【0029】
図6は、記録ヘッド18を、図5におけるVI−VI断面方向に見たときの断面図である。図6に示すように、ヘッド本体40は、フレーム43、ヨーク44、支点スペーサ37、スプリングホルダ46が順次積層されて構成される。ヨーク44及びサイドヨーク45には、フレーム43の各コア53に対向する位置に凹部が形成され、各凹部にワイヤレバー49が収容される。より具体的には、各ワイヤレバー49は、対向するコア53の放射方向に沿って配置され、基端側中央部50に設けられた支点軸51を中心に回動可能に支持される。すなわち、各ワイヤレバー49は、回動支点側をフレーム43の内側に向けて収容される。また、各ワイヤレバー49は、スプリングホルダ46に内蔵された復帰スプリング58によってノーズ41と反対方向へ付勢される。
【0030】
さらに、各ワイヤレバー49は、各コア53に対向する位置にアーマチュア60が設けられると共に、先端部55に一本の記録ワイヤ35が固定される。図6では、一本の記録ワイヤ35のみを示す。これによって、記録ヘッド18を正面から見たとき、図7に示すように、各記録ワイヤ35は、放射方向に配置されるコア53の放射方向中心付近、つまり、フレーム43の両外縁側の略中央領域に配置される。言い換えれば、本実施形態の記録ヘッド18は、フレーム43の略中央側にワイヤレバー49の回動支点(支点軸51)を配置し、ワイヤレバー49の回動支点と反対側に記録ワイヤ35を固定することによって、主走査方向(符号Xにて示す方向)における往方向側の外縁近傍と、復方向側の外縁近傍とに記録ワイヤ列35Lが配置される。より具体的には、各記録ワイヤ35は、主走査方向に対して垂直方向である副走査方向に間隔を空けて配置され、これによって、フレーム43の両外縁側に互いに平行な記録ワイヤ列35Lが配置される。
【0031】
一方、フレーム43の各コア53には、駆動コイルとしての電磁石コイル54がボビン56を介して組み付けられ、コア53及び電磁石コイル54によって電磁石59が構成される。これによって、電磁石59の電磁石コイル54に通電がなされて、この電磁石59の周囲に磁気回路63が形成されたとき、コア53が励磁されて発生した吸引力によってアーマチュア60がコア53に吸引され、ワイヤレバー49が支点軸(回動支点)51を中心としてノーズ41方向に回動する。これによって、記録ワイヤ35がノーズ41の先端ガイド65から突出する。この記録ワイヤ35の突出により、記録ヘッド18は、記録ヘッド18に対向配置されたインクリボン31のインクをプラテン21上の記録用紙に転写する。
【0032】
ノーズ41は、記録ワイヤ35の上述の突出動作を含む進退動作を案内するものである。つまり、記録ワイヤ35の進退動作は、ノーズ41内に形成された複数の中間ガイド64及び先端ガイド65により案内される。また、放熱器39及び42は、電磁石59の電磁石コイル54への通電によってこの電磁石コイル54が発熱するが、この発熱によるヘッド本体40の熱を放散させて、このヘッド本体40を冷却するものである。なお、図6中の符号68は、電磁石コイル54への通電を行う電気回路が配置された基板である。
【0033】
なお、図6及び図7においては、記録ヘッド18の一部を示している。実際の記録ヘッド18は、上記の構造を有するF段(前段)記録ヘッドユニットおよびR段(後段)記録ヘッドユニットが2段結合されて構成され、これにより、図8に示すように、記録ヘッド18の往方向側の外縁近傍と、復方向側の外縁近傍とに各2列の記録ワイヤ列35Lを配置するように構成されている。
【0034】
この記録ヘッド18による記録動作は、キャリッジ19が主走査方向に往復走行する間に、記録ヘッド18の記録ワイヤ35により一行文の記録がなされ、この一行文の記録がなされる度に、記録用紙が連続紙の場合には、図2に示すシート搬送機構部23のプラテン21、プッシュトラクタユニット12および排出ユニット13が、また、記録用紙Sが単票紙の場合は、シート搬送機構部23のプラテン21、ピンチローラ25および排出ユニット13が、それぞれ記録用紙を副走査方向に所定量(一般に行間分)搬送させ、これらの動作が繰り返されることにより実施される。
【0035】
ここで、図9は、記録用紙(符号Sにて示す)に印字を行う場合の記録ヘッド18の移動ストロークS1および移動範囲W1を示す図である。この図に示すように、本実施形態の記録ヘッド18は、両外縁に配置された記録ワイヤ35によって記録用紙Sの両端に印字するため、記録ヘッド18の外縁が記録用紙の幅より外側にほとんど張り出さないですむことが判る。
【0036】
以上説明したように、本実施形態の記録ヘッド18は、往復走行される際の往方向側の外縁近傍と、復方向側の外縁近傍とから記録ワイヤ35が突出されるように構成したことにより、記録ヘッド18が記録用紙の幅より外側に張り出さなくなる。これにより、本実施形態に係るドットインパクトプリンタ10は、略中央から記録ワイヤ35を突出させる従来の記録ヘッドを用いたものに比べて、記録ヘッドの移動ストロークおよび移動範囲を小さくでき、プリンタを小型化することができる。
【0037】
なお、本発明を上記実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0038】
上記実施形態では、記録ヘッド18の両外縁側に各二列の記録ワイヤ列35Lを配置する場合について述べたが、一列又は三列以上の記録ワイヤ列35Lを配置してもよい。また、図10に示すように、各外縁側の二列の記録ワイヤ列35Lを半ピッチずつずらして配置してもよい。
【0039】
また、上記実施形態では、記録ヘッド18の両外縁近傍だけに記録ワイヤ列35Lを配置する場合について述べたが、両外縁の間の領域に、さらに記録ワイヤ列35Lを配置してもよい。図11は、記録ワイヤ列35Lを4列配置した記録ヘッド18の変形例を示す図であり、図12は、この場合のフレーム43におけるコア53の配置位置を示す図である。
【0040】
また、本発明の記録ヘッド18は、図5に示すように、フレーム43の略中央の上方および下方に何ら部品を配置しないスペースが生じる(図5参照)。このスペースを利用すれば、図13に示すように、記録ヘッド18を大型化することなく、一部のコア53(図13において符号53Lにて示す)のサイズを大きくすることができる。コア53のサイズを大きくすることによって、対応する記録ワイヤ35(ワイヤレバー49)の吸引力を大きくすることが可能である。
【0041】
【発明の効果】
上述したように本発明によれば、記録装置の小型化に好適な記録ヘッドおよびこの記録ヘッドを用いた記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドットインパクトプリンタのプリンタ本体を主に示す斜視図である。
【図2】同プリンタ本体を主に示す側断面図である。
【図3】同プリンタの記録ヘッドの外観図である。
【図4】同記録ヘッドの上面図である。
【図5】同記録ヘッドのフレームの平面図である。
【図6】本実施形態の記録ヘッドの記録ワイヤの配置位置を示す図である。
【図7】同記録ヘッドの記録ワイヤの配置位置を説明するための図である。
【図8】同記録ヘッドの記録ワイヤの実際の配置位置を示す図である。
【図9】同記録ヘッドの移動ストロークS1及び移動範囲W1を示す図である。
【図10】同記録ヘッドの変形例を説明するための図である。
【図11】同記録ヘッドの変形例を説明するための図である。
【図12】同記録ヘッドの変形例を説明するための図である。
【図13】同記録ヘッドの変形例を説明するための図である。
【図14】従来のドットインパクト方式の記録ヘッドの外観図である。
【図15】従来の記録ヘッドの上面図である。
【図16】従来の記録ヘッドの移動ストロークS0及び移動範囲W0を示す図である。
【符号の説明】
1、18 記録ヘッド
10 プリンタ
11 プリンタ本体
19 キャリッジ
21 キャリッジガイド軸
21 プラテン
23 シート搬送機構部
24 キャリッジガイド軸
31 インクリボン
35 記録ワイヤ
35L 記録ワイヤ列
38 インクリボンカートリッジ
40 ヘッド本体
41 ノーズ
43 フレーム
49 ワイヤレバー
51 支点軸
53、53L コア
60 アーマチュア

Claims (8)

  1. 複数の記録ワイヤと、一端に前記複数の記録ワイヤのうちの1つが固定され、他端が回動支点となり回動可能な複数のワイヤレバーと、該複数のワイヤレバーを収容するフレームとを備え、複数の前記記録ワイヤによってワイヤ列を構成する記録ヘッドにおいて、
    前記記録ワイヤ列が前記フレームの外縁近傍に配置されるように、前記複数のワイヤレバーを、回動支点側を前記フレームの内側に向けて収容させたことを特徴とする記録ヘッド。
  2. 複数のコアを有し、各コアにコイルが巻かれたフレームと、このフレームの各コアに対向するアーマチュアを有し、回動可能に保持された複数のレバーと、各レバーに固定されてレバーの回動により該フレームから突出する複数の記録ワイヤとを備え、記録装置内に移動可能に設けられたキャリッジによって所定方向に往復走行される記録ヘッドにおいて、
    前記複数の記録ワイヤは、往復走行される際の前記フレームの往方向側の外縁近傍と、前記フレームの復方向側の外縁近傍とから突出可能に配置されていることを特徴とする記録ヘッド。
  3. 前記複数の記録ワイヤは、往復走行される際の前記フレームの往方向側の外縁近傍と、前記フレームの復方向側の外縁近傍と、前記フレームの前記各外縁の間とから突出可能に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の記録ヘッド。
  4. 前記記録ワイヤは、前記フレームの各外縁に一列または複数列で配置され、
    各列の記録ワイヤは、この記録ヘッドの往復方向に対して垂直方向に配列されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の記録ヘッド。
  5. 移動可能に設けられたキャリッジと、このキャリッジによって所定方向に往復走行され、複数の記録ワイヤを突出可能な記録ヘッドとを備え、プラテンに搬送された記録用紙に記録ヘッドの記録ワイヤをインクリボンを介して打ち付けて画像を記録する記録装置において、
    この記録ヘッドは、
    複数の記録ワイヤと、一端に前記複数の記録ワイヤのうちの1つが固定され、他端が回動支点となり回動可能な複数のワイヤレバーと、該複数のワイヤレバーを収容するフレームとを備え、複数の前記記録ワイヤによってワイヤ列を構成し、
    前記記録ワイヤ列が前記フレームの外縁近傍に配置されるように、前記複数のワイヤレバーを、回動支点側を前記フレームの内側に向けて収容させたことを特徴とする記録装置。
  6. 移動可能に設けられたキャリッジと、このキャリッジによって所定方向に往復走行され、複数の記録ワイヤを突出可能な記録ヘッドとを備え、プラテンに搬送された記録用紙に記録ヘッドの記録ワイヤをインクリボンを介して打ち付けて画像を記録する記録装置において、
    この記録ヘッドは、
    複数のコアを有し、各コアにコイルが巻かれたフレームと、前記各記録ワイヤが固定されると共に、前記フレームの各コアに対向するアーマチュアを有し、回動可能に保持された複数のレバーとを有し、
    前記複数の記録ワイヤは、往復走行される際の前記フレームの往方向側の外縁近傍と、前記フレームの復方向側の外縁近傍とから突出可能に配置されていることを特徴とする記録装置。
  7. 前記複数の記録ワイヤは、往復走行される際の前記フレームの往方向側の外縁近傍と、前記フレームの復方向側の外縁近傍と、前記フレームの前記各外縁の間とから突出可能に配置されていることを特徴とする請求項6に記載の記録装置。
  8. 前記記録ワイヤは、前記フレームの各外縁に一列または複数列で配置され、
    各列の記録ワイヤは、この記録ヘッドの往復方向に対して垂直方向に配列されていることを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載の記録装置。
JP2002371213A 2002-12-24 2002-12-24 記録ヘッドおよび記録装置 Pending JP2004202705A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002371213A JP2004202705A (ja) 2002-12-24 2002-12-24 記録ヘッドおよび記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002371213A JP2004202705A (ja) 2002-12-24 2002-12-24 記録ヘッドおよび記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004202705A true JP2004202705A (ja) 2004-07-22

Family

ID=32810143

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002371213A Pending JP2004202705A (ja) 2002-12-24 2002-12-24 記録ヘッドおよび記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004202705A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7329059B2 (en) Wire dot printer head and wire dot printer
US20050201799A1 (en) Armature, wire dot printer head and wire dot printer
JP2004202705A (ja) 記録ヘッドおよび記録装置
JP2004237681A (ja) 記録ヘッド及び記録装置
JP2003291378A (ja) 記録装置の記録ヘッド及び記録装置
JP2002316430A (ja) 記録装置の記録ヘッド及び記録装置
JP2004216617A (ja) 記録ヘッド及び記録装置
JP4061882B2 (ja) 記録装置の記録ヘッド制御方法及び記録装置
JP2003297627A (ja) 電磁石コイルのボビン、記録装置の記録ヘッド及び記録装置
JPS58194593A (ja) インパクトドツトプリンタ
JP2003220718A (ja) 記録装置の記録ヘッド及び記録装置
JP2001341332A (ja) 記録装置の記録ヘッド及び記録装置
JP2005119108A (ja) 記録ヘッド及び記録装置
JP4003376B2 (ja) 記録ヘッドのレバー支点押さえばね、記録装置の記録ヘッド及び記録装置
JP2004223890A (ja) 記録ヘッド及び記録装置
JP2001341334A (ja) 記録装置の記録ヘッド及び記録装置
JP2004243529A (ja) 記録ヘッド、記録装置およびアーマチュアの製造方法
JP2004223889A (ja) 記録ヘッド及び記録装置
JP2003260807A (ja) 記録ヘッド
JP2003251834A (ja) 記録装置
JPH0239388B2 (ja)
JP2002137843A (ja) 記録装置
JP2005081580A (ja) 記録ヘッド及び記録装置
JP2002264369A (ja) 記録装置の記録ヘッド及び記録装置
JP2003127440A (ja) 記録装置の記録ヘッド及び記録装置