JP2004200897A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

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高志 齋藤
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雅朗 石川
Haike Guan
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Abstract

【課題】画像読取り手段により読み取った原稿画像に、記録紙への印刷または当該画像にかかる画像データの他の装置への転送を禁じるためのパターンが形成されている場合に、当該印刷または転送を禁じるか否かを検出するに際して、検出動作を管理者が望む形で行わせることができる画像処理装置を提供する。
【解決手段】原稿画像を読み取る画像読取り手段と、画像読取り手段により読み取った画像から地紋パターンを抽出し、当該地紋パターンを基準地紋パターンと比較することで、当該画像の記録紙への印刷または当該画像にかかる画像データの他の装置への転送が禁じられている画像か否かを判別する判別手段と、前記判別手段を外部装置から制御するための接続手段と、前記各手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像読取り手段により読み取った原稿画像に、記録紙への印刷または当該画像にかかる画像データの他の装置への転送を禁じるためのパターンが形成されている場合に、当該印刷または転送を禁じるか否かを検出することができる画像処理装置に関し、具体的には前記検出動作を管理者が望む形で行わせることができる画像処理装置および画像処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
特殊原稿、機密文書などのコピー機による複写を防止するために、様々な装置や方式が提案されている。紙幣・有価証券等を判別する方法としては、入力した画像データとあらかじめ登録してある特定のマーク(パターンデータ)とをパターンマッチング法で比較し、特定のマークが存在する場合に原稿が紙幣・有価証券等の複写を禁止された原稿であると判別する方法が提案されている(特許文献1、特許文献2参照)。
【0003】
一方、企業のオフィスなどにおいては、紙幣や証券などの特殊原稿以外の一般文書の場合でも、文書の内容の重要度や機密保持の観点から、複写禁止されている文書が多数存在する。一般に、このような複写禁止文書には、いわゆる「マル秘」のスタンプや複写禁止のスタンプなどが押されており、複写可能な文書と区別するようにしている。「マル秘」のスタンプマークの検出による複写禁止方法も特許文献3、特許文献4などに記載の技術が提案されている。
【0004】
また、文書の背景に地紋パターンを埋め込むことにより複写を抑制する方法も特許文献5に記載の技術等が提案されている。この方法では、紙文書の背景にベース領域とメッセージ領域を持つ地紋パターンを作成し、一方を複写機で複写した時に再現され易くし、もう一方を再現されにくくすることで、複写されるとメッセージ領域が浮び上がるものである。メッセージ領域を「複写禁止」のような文字形状にすることで、「複写禁止」のような文字を複写出力時に浮かび上がらせることができる。
【0005】
【特許文献1】
特開平6−125459号
【特許文献2】
特開平6−060165号
【特許文献3】
特開平7−036317号
【特許文献4】
特開平7−087309号
【特許文献5】
特開2001−197297号
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
複写機においてマル秘マークの検出により複写禁止を行う場合、当該マーク部分を隠蔽されると複写が可能となってしまう。紙幣等の場合は隠蔽された部分が再現されなくなるので複写物は意味をなさないが、オフィス等で利用される一般文書の場合はマーク部分が再現されずとも文書内容が再現されれば多くの場合問題ない。文書の背景全面に地紋パターンを埋め込んだ場合、地紋パターンを全て隠蔽すると文書そのものが隠蔽されてしまう。
したがって、地紋パターンを避けて文書内容のみ複写することは難しい。しかし、単に複写出力上でメッセージ領域が浮かび上がるだけでは、心理的な抑制効果にしかならず、複写自体はできてしまう。
【0007】
上記の問題を解決する方法・装置・プログラムとして本出願人は、読み取り(スキャン)対象原稿が紙等記録媒体への複写または画像データ取得を禁じられたものであるかを、原稿上の背景前面に埋め込まれた地紋パターンを検出することで知る技術を提案している。
ところが、この技術では、ある原稿をスキャンした場合の検出動作が述べられているが、動作は固定的である。検出精度が100%とは限らないので、対象となるパターンが存在する原稿であっても検出漏れがあったり、また対象外の原稿であっても過剰に対象であるとして検出してしまう可能性がある。
【0008】
本発明の目的は、検出漏れと過剰検出のどちらが重要視するかのユーザ(たとえば、画像処理装置の管理者)の要望に応えるために、ユーザが不正複写であるか否かの検出の設定等を調整できる画像処理装置および画像処理方法を提供することにある。
【0009】
本発明の他の目的は、検出対象となる原稿の種類に応じて、地紋パターンを変更したとしても、高精度で不正複写の検出を行うことができる画像処理装置および画像処理方法を提供することにある。
【0010】
本発明の更に他の目的は、原稿を読み取った時点での不正複写検出が行われた後あるいは出力禁止動作が終了した後に、装置を不正複写検出結果等に応じて制御することができる画像処理装置および画像処理方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1態様の画像処理装置は、原稿画像を読み取る画像読取り手段と、前記画像読取り手段により読み取った画像から地紋パターンを抽出し、当該地紋パターンを基準地紋パターンと比較することで、当該画像の記録紙への印刷または当該画像にかかる画像データの他の装置への転送が禁じられている画像か否かを判別する判別手段と、前記判別手段を外部装置から制御するための接続手段と、前記各手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】
第1態様では、前記画像読取り手段により読み取った原稿画像を印刷出力する印刷手段を備えることができ、また、前記画像読取り手段により読み取った原稿画像にかかるデータを他の装置に転送する通信手段を備えることができる。
【0013】
第1態様では、検出動作を管理者の望む形で動作させることができる。具体的には、検出漏れと過剰検出のどちらが重要視するかのユーザ(たとえば、画像処理装置の管理者)の要望に応えるために、当該ユーザが不正複写であるか否かの検出の設定等を調整することができる。
【0014】
また、第1態様では、前記制御手段は、外部装置からの制御により、前記判別手段における判別基準を変動させることができる。
【0015】
さらに、第1態様では、前記制御手段は、前記判別手段における判別基準を、前記画像読取り手段により読み取った画像が、記録紙への印刷または当該画像にかかる画像データの他の装置への転送が禁じられたものであるか否かの基準に適合するように、または適合しないように変動させることができる。
【0016】
またさらに、前記制御手段は、前記基準地紋パターンを変更することを特徴とする。
【0017】
本発明の第2態様の画像処理装置は、原稿画像を読み取る画像読取り手段と、前記画像読取り手段により読み取った画像から地紋パターンを抽出し、当該地紋パターンを基準地紋パターンと比較することで、当該画像の印刷または当該画像にかかる画像データの他の装置への転送が禁じられている画像か否かを判別する判別手段と、前記判別手段による判別結果に従い制御動作を行う制御手段とを備えたことを特徴とする。第1態様では、判別手段における設定等を接続手段を介して外部装置から変更等(制御)したが、第2態様では、判別手段は制御手段により制御される。
【0018】
第2態様では、前記画像読取り手段により読み取った原稿画像を印刷出力する印刷手段を備えることもできるし、前記画像読取り手段により読み取った原稿画像にかかるデータを他の装置に転送する通信手段を備えることができる。
【0019】
第2態様では、前記制御手段は、前記判別手段が前記画像読取り手段により読み取った原稿画像が記録紙への印刷を禁じられたものであると判別した場合には、前記印刷手段による当該原稿画像の前記記録紙への印刷を中止すること、当該画像の画素値を変更したうえで前記印刷手段による前記記録紙への印刷を行わせること、当該原稿画像にかかる画像データを外部装置へ送信しないこと、該画像データを蓄積しないこと、前記印刷手段による蓄積済みの原稿画像の記録紙への出力を禁止することができる。
【0020】
本発明は、画像処理方法に適用することができる。すなわち、当該画像処理方法の一態様では、原稿画像を読み取り、当該読み取った画像から地紋パターンを抽出し、当該地紋パターンを基準地紋パターンと比較することで、当該画像の記録紙への印刷または当該画像にかかる画像データの他の装置への転送が禁じられている画像か否かを判別する画像処理方法において、当該判別を外部装置から制御することができる。
【0021】
上記方法では、外部装置から、前記判別基準を変動させることができる。また、前記判別基準を、読み取った画像が記録紙への印刷または当該画像にかかる画像データの他の装置への転送が禁じられたものであるか否かの基準に適合するように、または適合しないように変動させることができるし、たとえば外部装置から、前記基準地紋パターンを変更することもできる。
【0022】
また、上記方法の他の態様では、原稿画像を読み取り、当該読み取った画像から地紋パターンを抽出し、当該地紋パターンを基準地紋パターンと比較することで、当該画像の印刷または当該画像にかかる画像データの他の装置への転送が禁じられている画像か否かを判別する画像処理方法において、上記処理の全部または一部を外部装置から制御することを特徴とする。
【0023】
上記方法では、読み取った原稿画像が記録紙への印刷を禁じられたものであると判別した場合には、当該原稿画像の前記記録紙への印刷を中止すること、当該画像の画素値を変更したうえで前記記録紙への印刷を行わせること、当該原稿画像にかかる画像データを外部装置へ送信しないこと、該画像データを蓄積しないこと、蓄積済みの原稿画像の記録紙への出力を禁止することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
図1は本発明における処理例を示す基本フロー図である。図1において、画像処理装置は、画像読取り手段により原稿画像を読み取る(S101)。
判別手段はこの画像から地紋パターンを抽出し、当該地紋パターンを基準地紋パターンと比較することで、当該画像の記録紙への印刷または当該画像にかかる画像データが他の装置への転送が禁じられている画像か否かを判別する(S102)。ここで地紋パターンとは、原稿画像の背景を形成するパターンである。
【0025】
外部装置は、判別手段を制御することことができ(図1の(1)参照)、具体的には判別基準を変動させることができる。また、外部装置は、判別手段における判別基準を、前記画像読取り手段により読み取った画像が、記録紙への印刷または当該画像にかかる画像データの他の装置への転送が禁じられたものであるか否かの基準に適合するように、または適合しないように変動させることができる。さらに、外部装置は、は、基準地紋パターン自体を変更することもできる。
【0026】
ステップS102で、画像の記録紙への印刷・転送が禁じられていると判断されたときは(S102の「YES」)、制御手段による処理Aに以降し、画像の記録紙への印刷・転送が禁じられていると判断されたときは(S102の「NO」)制御手段による処理Bに移行する。ステップAでの処理は、たとえば印刷手段による印刷出力の禁止、通信手段による画像データの転送禁止である。また、印刷手段による印刷出力の禁止、通信手段による画像データの転送禁止を解除する処理であることもある。
【0027】
図2は本発明における他の処理例を示す基本フロー図である。図2におけるS201〜205の処理は、概略S201〜205の処理と同じである。ただし、図2では、外部装置が画像処理装置の判別手段を制御する(判別基準の変更等を制御する)のではなく、画像処理装置に装備された操作手段(操作パネル等)からユーザが判別手段を制御する。また、図2では外部装置は、制御手段による処理A,B、すなわち印刷手段による原稿画像の印刷、通信手段による画像データの転送等を制御することができる(図2の(2)参照)
【0028】
図3は本発明の画像処理装置の全体構成を示す説明図である。
図3の画像処理装置114は、スキャナ101と、画像処理部102(コピー用画像処理部103、地紋パターン検出部104および出力制御部105からなる)と、プロッタ106と、システムコントローラ107(CPU108、ROM109、RAM110から構成される)と、操作表示部111と、画像蓄積部112と、通信処理部113とからなる。スキャナ101が本発明における画像読取り手段および制御手段に相当し、地紋パターン検出部104が本発明の判別手段の機能を奏する。通信処理部113が本発明の接続手段および通信手段に相当する。プロッタ106が、本発明の印刷手段に相当する。
【0029】
図3において、実線矢印は主として画像データと制御データの流れを示し、点線矢印は制御データの流れを示している。ただし、本発明はこれに限定されるものではない。
【0030】
スキャナ101は、本発明における画像読取手段であり、画像処理部102はデジタル回路により構成される。プロッタ106は画像データを紙に出力することができる。システムコントローラ107は、装置全体を制御するものであり、上述したようにCPU(Central Processing Unit)108、ROM(Read Only Memory)109、RAM(Random Access Memory)110から構成される。操作表示部111は、ユーザへの情報提示とユーザからの指示を受け付ける。画像蓄積部112は画像データを蓄積することができ、通信処理部113は、外部(図3では遠隔操作部115)との通信を行う。
【0031】
通常、画像処理装置114は、一装置(例えばデジタル複写機、デジタル複合機)として構成されるが、本発明は、画像処理装置114が複数の装置により構成されることを妨げるものではなく、いくつかの部分が連結して上記画像処理装置114の機能を奏する場合もある。
【0032】
画像処理部102は、上述したようにコピー用画像処理部103、地紋パターン検出部104、出力制御部105から構成される。
コピー用画像処理部103は、シェーディング補正や地肌除去、フィルタ処理、変倍処理、ガンマ補正処理、階調処理など、一般的なデジタル複写機が備える機能を持つ。これらは一般的なデジタル複写機が備える同等の回路構成と異なる点はないため、その説明は省略する。
【0033】
地紋パターン検出部104は、図4に示すようにドット検出部1041と、ドット密度判断部1042と、ベース領域ドット数判断部1043と、メッセージ領域ドット数判断部1044と不正複写判断部1045とからなる。
【0034】
ベース領域ドット数判断部1043とメッセージ領域ドット数判断部1044とは、それぞれ図示しない記憶領域を有する。ベース領域ドット数判断部1043は、黒ドット密度判断部1042でのドット密度計算の基準となるある面積内における出力を禁止する地紋パターン103のベース領域104のドット密度に対する同一性判断の許容値となる閾値と、一つの原稿用紙102が含んでいる出力を禁止する地紋パターン103のベース領域104のドット数に対する同一性判断の許容値となる閾値とを記憶保存している。メッセージ領域ドット数判断部1044は、黒ドット密度判断部1042でのドット密度計算の基準となるある面積内における出力を禁止する地紋パターン103のメッセージ領域105のドット密度に対する同一性判断の許容値となる閾値と、一つの原稿用紙102が含んでいる出力を禁止する地紋パターン103のメッセージ領域105のドット数に対する同一性判断の許容値となる閾値とを記憶保存している。
【0035】
地紋パターン検出部104においては、外部からその判断基準(強さ)を制御すること、または検出対象であるパターンデータを変更する(または、パターンに対応した検出回路を切り替える)ことが可能となっている。
出力制御部105は、地紋パターン検出部104にて判別の結果、画像データの出力を制御する。具体的には紙出力動作を中断したり、画像データを変更して(例えば全て白にする)実用上意味の無いものにしてから出力することができる。
【0036】
《通常の基本動作》
以下に、複写またはデータ取得が禁止されている対象文書(以下対象文書と記す)の検出動作と検出後の動作について従来の動作を説明する。なお、以下の説明では、図5に示した画像処理装置914は、図3に示した画像処理装置114と実質上異なり、ROM909、RAM910に書き込まれた制御プログラムの内容が、図3の画像処理装置114のROM109、RAM110に書き込まれた制御プログラムとは異なる。図5の画像処理装置914は、スキャナ901と、画像処理部902(コピー用画像処理部903、地紋パターン検出部904および出力制御部905からなる)と、プロッタ906と、システムコントローラ907(CPU908、ROM909、RAM910から構成される)と、操作表示部911と、画像蓄積部912と、通信処理部913とからなる。
【0037】
スキャナ901にて読み取った画像データはシステムコントローラ907の制御の下、画像処理部902へと送られる。画像処理部902内では、コピー用画像処理部903においてコピー用画像処理が行われ、地紋パターン検出部904において地紋パターン検出処理が行われる。コピー用画像処理と地紋パターン検出は同時に行われるのでもよいし、時間差を設けてもよい。時間差を設ける場合は、図示しない一時メモリで画像データの転送を遅延させてからコピー用画像処理に送る。これにより、コピー用画像処理画像処理よりも地紋パターンの検出処理が先行することになる。
【0038】
検出処理の結果、印刷や転送が禁止されていない通常の文書であった場合は、該検出結果が出力制御部905に送られ、あらかじめ決められた処理を行う。
出力制御部905による該処理の第1の例では、画像データを紙に出力するものである。出力制御部905からプロッタ906に画像データが送られることによって実現する。出力制御部905による前記処理の第2の例は、画像データを画像蓄積部912に蓄積する。出力制御部905からシステムコントローラ907を経由して画像蓄積部912に画像データが送られ、蓄積される。出力制御部905による前記処理の第3の例は、画像データを外部へ送信する。出力制御部905からシステムコントローラ907を経由して通信処理部913へ画像データが送られ、外部へ送信される。または一旦画像蓄積部912に蓄積された上で、通信処理部913へ画像データが送られ、外部へ送信される。
【0039】
検出処理の結果、対象文書であった場合は、該検出結果が出力制御部905に送られ、出力制御部905は予め決められた処理を行う。非対象文書であった場合の処理の例と対応して記せば、出力制御部905による処理の第1の例は、画像データの紙への出力を制御するものである。この場合には、二つの詳細例があげられる。第1詳細例としては、複写動作を中断することである。この中断は、出力制御部905から直接プロッタ906に中断指令を送るか、またはシステムコントローラ907経由で中断指令を送ることによって実現する。第2詳細例では、画像データの画素値を変更することである。出力制御部905において、画素値を全て「白」を意味する0にしてしまう。これによって、出力された紙には文書内容が再現されないことになる。
【0040】
第2の例は、画像データの蓄積を制御するものである。第2の例でも二つの詳細例があげられる。第1詳細例としては、出力制御部905から蓄積用画像データを送ることを中断するものである。第2詳細例では、一旦蓄積した画像データを、検出結果を受けて消去する。
【0041】
出力制御部905による処理の第3の例は、外部への画像データ送信を制御するものである。出力制御部905から対象文書であるとの情報を得たシステムコントローラ907は外部への画像データ送信を行わない。以上が通常の複写動作または画像データ取得動作における対象文書検出動作および検出後の動作である。
続いて本発明の主たる動作について説明する。
【0042】
《第1具体例》
第1具体例として、対象文書の検出に先立って、地紋パターン検出部104を外部より制御する場合を説明する。すなわち、遠隔操作部115から検出の基準値変更指令を送り、通信処理部113経由で指令を受け取ったシステムコントローラ107は、指令に従って地紋パターン検出部104の制御データを発生し、該制御データを受け取った地紋パターン検出部104は該制御データに従って検出基準の変更を行う。
【0043】
より具体的には、対象文書の検出漏れを防ぎたい管理者からは、対象文書であると判定しやすい基準へと変更するよう指令を送る。指令を受け取ったシステムコントローラ107は、地紋パターン検出部104へ該当制御データを送信し、地紋パターン検出部104は基準値を対象文書であると判定しやすく変更する。判断基準変更は、例えばパターン同一性判断の許容値を対象文書であると判定しやすく(許容範囲を広く)変更することができる。
【0044】
または、逆に過剰検出を抑えるために、対象文書であると判定しにくいように検出基準の変更を行う。より具体的には、対象文書の過剰検出を防ぎたい管理者からは、対象文書であると判定しにくい基準へと変更するよう指令を送る。
指令を受け取ったシステムコントローラ107は、地紋パターン検出部104へ該当制御データを送信し、地紋パターン検出部104は基準値を対象文書であると判定しにくく変更する。この場合の判断基準変更は例えばパターン同一性判断の許容値を対象文書であると判定しにくく(許容範囲を狭く)変更することである。
【0045】
または、基準の値を変更する代わりに、対象とするパターンの特徴を変更する。より具体的には、対象文書の種類を変更したい管理者からは、対象文書の変更指令を送る。パターンの違いとは例えばドットサイズの違いである。指令を受け取ったシステムコントローラ107は、地紋パターン検出部104へ該当制御データを送信し、地紋パターン検出部104は制御データに従った検出処理へと変更される。制御データはパターンを表現するデータまたはパターンを識別するためのインデックスである。
【0046】
第1具体例では、パターン検出にあたって地紋パターン検出部104がドット検出を行っているが、ドットサイズの異なるパターンへと検出対象を変更する場合は、地紋パターン検出部104がドットサイズに対応したパラメータによって制御可能な場合は、このパラメータ値が制御データとなる。
【0047】
また、地紋パターン検出部104がパターンに対応して複数種類搭載されており切り替え可能になっている場合は、使用する回路を識別するためのインデックス情報が制御データとなる。地紋パターン検出部104がロジック回路ではなくレジスタおよびALU等から成るプロセッサである場合は、プロセッサ上で動作するプログラムのパラメータを変更するか、プログラムにおけるドット検出関数を別のものにロードし直すという動作になる。
【0048】
また、対象文書の種類を変更する場合は、従来対象としていた文書が対象外になる場合もあれば、対象内(つまり対象文書種類が増える)場合もある。上記の例で具体的に説明すれば、2つのサイズのドットをそれぞれ検出することで実現される。なお、第1具体例においては、管理者が外部から指令を送ることになるが、管理者はあらかじめ決められた方法(例えばパスワードの入力)で管理者であることが認証されるものとする。
【0049】
《第2具体例》
第2具体例では、地紋パターン検出部104による検出結果に従った動作処理後の制御を行う。
まず、地紋パターン検出部104が対象文書であることを検出し、紙出力の中断を行う。さらに、以後の読取動作を禁止する。禁止された状態において、管理者は遠隔操作部115から読取禁止状態解除指令を送る。通信処理部113経由で指令を受け取ったシステムコントローラ107は、指令に従って読取禁止状態を解除する。なお、管理者が指令を送る際には、管理者はあらかじめ決められた方法(例えばパスワードの入力)で管理者であることが認証されるものとする。
また、本指令は操作表示部111経由で入力されるのでもよい。
【0050】
《第3具体例》
第3具体例では、検出結果に従った動作処理後の制御を行う。
まず、検出部104が対象文書であることを検出し、画像データの変更(例えば全て白)を行う。さらに以後の複写動作において常に画像データの変更(例えば全て白)を行うようにする。このような状態において、管理者は遠隔操作部115から画像データ変更解除指令を送る。通信処理部113経由で指令を受け取ったシステムコントローラ107は、指令に従って画像データ変更状態を解除する。なお、管理者が指令を送る際には、管理者はあらかじめ決められた方法(例えばパスワードの入力)で管理者であることが認証されるものとする。
また、本指令は操作表示部111経由で入力されるのでもよい。
【0051】
《第4具体例》
第4具体例では、検出結果に従った動作処理後の制御を行う。まず、検出部104が対象文書であることを検出し、当該画像データの外部への送信を行わない。さらに以後、新たな読取動作に伴う画像データ送信要求に対しても、画像データの外部への送信を行わない。または、蓄積された画像データ送信要求に対しても、画像データの外部への送信を行わない。このような状態において、管理者は遠隔操作部115から送信不可解除指令を送る。通信処理部113経由で指令を受け取ったシステムコントローラ107は、指令に従って送信不可状態を解除する。なお、管理者が指令を送る際には、管理者はあらかじめ決められた方法(例えばパスワードの入力)で管理者であることが認証されるものとする。
また、本指令は操作表示部111経由で入力されるのでもよい。
【0052】
《第5具体例》
第5具体例では、検出結果に従った動作処理後の制御を行う。
まず、検出部104が対象文書であることを検出し、当該画像データの蓄積を行わない。さらに以後、新たな読取動作に伴う蓄積要求に対しても、画像データの蓄積を行わない。このような状態において、管理者は遠隔操作部115から蓄積不可解除指令を送る。通信処理部113経由で指令を受け取ったシステムコントローラ107は、指令に従って蓄積不可状態を解除する。なお、管理者が指令を送る際には、管理者はあらかじめ決められた方法(例えばパスワードの入力)で管理者であることが認証されるものとする。
また、本指令は操作表示部111経由で入力されるのでもよい。
【0053】
《第6具体例》
第6具体例では、検出結果に従った動作処理後の制御を行う。
まず、検出部104が対象文書であることを検出する。検出後、蓄積済画像データの紙出力を禁止する。このような状態において、管理者は遠隔操作部115から出力不可解除指令を送る。通信処理部113経由で指令を受け取ったシステムコントローラ107は、指令に従って出力不可状態を解除する。なお、管理者が指令を送る際には、管理者はあらかじめ決められた方法(例えばパスワードの入力)で管理者であることが認証されるものとする。
また、本指令は操作表示部111経由で入力されるのでもよい。
【0054】
【発明の効果】
本発明の画像処理装置によれば、以下の効果を奏することができる。
(a)検出動作を管理者の望む形で動作させることができる。
(b)検出動作を管理者の望む傾向で動作させることができる。
(c)検出対象文書を管理者が変更したり追加したりすることができる。
(d)対象文書を検出後、複写動作が禁止された当該装置を、管理者が遠隔操作で複写動作可能な状態へと復旧されることができる。
(e)対象文書を検出後、正常な複写動作が阻害されている当該装置を、管理者が遠隔操作で複写動作可能な状態へと復旧されることができる。
(f)対象文書を検出後、読取画像データを外部へ送信することが禁止された当該装置を、管理者が遠隔操作で送信動作可能な状態へと復旧されることができる。
(g)対象文書を検出後、読取画像データの蓄積が禁止された当該装置を、管理者が遠隔操作で蓄積動作可能な状態へと復旧されることができる。
(h)対象文書を検出後、蓄積画像データの紙出力が禁止された当該装置を、管理者が遠隔操作で紙出力動作可能な状態へと復旧されることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における処理例を示す基本フロー図である。
【図2】本発明における他の処理例を示す基本フロー図である。
【図3】複写禁止等の処理を行う本発明の画像処理装置の全体構成を示す説明図である。
【図4】図3における地紋パターン検出部の詳細を示す図である。
【図5】複写禁止等の処理を行う従来の画像処理装置の全体構成を示す説明図である。
【符号の説明】
101 スキャナ
102 画像処理部
103 コピー用画像処理部
104 地紋パターン検出部
105 出力制御部
106 プロッタ
107 システムコントローラ
108 CPU
109 ROM
110 RAM
111 操作表示部
112 画像蓄積部
113 通信処理部
114 画像処理装置
115 遠隔操作部
1041 ドット検出部
1042 ドット密度判断部
1043 ベース領域ドット数判断部
1044 メッセージ領域ドット数判断部
1045 不正複写判断部

Claims (26)

  1. 原稿画像を読み取る画像読取り手段と、
    前記画像読取り手段により読み取った画像から地紋パターンを抽出し、当該地紋パターンを基準地紋パターンと比較することで、当該画像の記録紙への印刷または当該画像にかかる画像データが他の装置への転送が禁じられている画像か否かを判別する判別手段と、
    前記各手段を制御する制御手段と、
    前記判別手段を外部装置から制御するための接続手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記画像地紋パターンは、前記原稿画像の背景を形成していることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画像読取り手段により読み取った原稿画像を印刷出力する印刷手段を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記画像読取り手段により読み取った原稿画像にかかるデータを他の装置に転送する通信手段を備えたことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の画像処理装置。
  5. 前記外部装置からの制御が、前記判別手段における判別基準を変動させることを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の画像処理装置。
  6. 前記外部装置からの制御が、前記判別手段における判別基準を、前記画像読取り手段により読み取った画像が、記録紙への印刷または当該画像にかかる画像データの他の装置への転送が禁じられたものであるか否かの基準に適合するように変動させることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記外部装置からの制御が、前記判別手段における判別基準を、前記画像読取り手段により読み取った画像が、記録紙への印刷または当該画像にかかる画像データの他の装置への転送が禁じられたものであるか否かの基準に適合しないように変動させることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  8. 前記外部装置からの制御が、前記基準地紋パターンを変更することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  9. 原稿画像を読み取る画像読取り手段と、
    前記画像読取り手段により読み取った画像から地紋パターンを抽出し、当該地紋パターンを基準地紋パターンと比較することで、当該画像の記録紙への印刷または当該画像にかかる画像データが他の装置への転送が禁じられている画像か否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段による判別結果に従い制御動作を行う制御手段と、
    前記制御手段を外部装置から制御するための接続手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  10. 前記画像地紋パターンは、前記原稿画像の背景を形成していることを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
  11. 前記画像読取り手段により読み取った原稿画像を印刷出力する印刷手段を備えたことを特徴とする請求項9または10に記載の画像処理装置。
  12. 前記画像読取り手段により読み取った原稿画像にかかるデータを他の装置に転送する通信手段を備えたことを特徴とする請求項9から11の何れかに記載の画像処理装置。
  13. 前記制御手段は、前記判別手段が前記画像読取り手段により読み取った原稿画像が記録紙への印刷を禁じられたものであると判別した場合には、前記印刷手段による当該原稿画像の前記記録紙への印刷を中止させることを特徴とする請求項11に記載の画像処理装置。
  14. 前記制御手段は、前記判別手段が前記画像読取り手段により読み取った原稿画像が記録紙への印刷を禁じられたものであると判別した場合には、当該画像の画素値を変更したうえで前記印刷手段による前記記録紙への印刷を行わせることを特徴とする請求項11に記載の画像処理装置。
  15. 前記制御手段は、前記判別手段が前記画像読取り手段により読み取った原稿画像が記録紙への印刷を禁じられたものであると判別した場合には、当該原稿画像にかかる画像データの前記通信手段による外部装置への送信を禁止させることを特徴とする請求項11に記載の画像処理装置。
  16. 前記制御手段は、前記判別手段が前記画像読取り手段により読み取った原稿画像が記録紙への印刷を禁じられたものであると判別した場合には、該画像データを蓄積しないことを特徴とする請求項11に記載の画像処理装置。
  17. 前記制御手段は、前記判別手段が前記画像読取り手段により読み取った原稿画像が記録紙への印刷を禁じられたものであると判別した場合には、前記印刷手段による蓄積済みの原稿画像の記録紙への出力を禁止することを特徴とする請求項11に記載の画像処理装置。
  18. 原稿画像を読み取り、当該読み取った画像から地紋パターンを抽出し、当該地紋パターンを基準地紋パターンと比較することで、当該画像の記録紙への印刷または当該画像にかかる画像データの他の装置への転送が禁じられている画像か否かを判別する画像処理方法において、当該判別を外部装置から制御することを特徴とする画像処理方法。
  19. 前記外部装置から、前記判別の基準を変動させることを特徴とする請求項18に記載の画像処理方法。
  20. 前記外部装置からの制御が、前記判別基準を、読み取った画像が記録紙への印刷または当該画像にかかる画像データの他の装置への転送が禁じられたものであるか否かの基準に適合するように変動させることを特徴とする請求項18に記載の画像処理方法。
  21. 前記外部装置からの制御が、前記判別基準を、読み取った画像が記録紙への印刷または当該画像にかかる画像データの他の装置への転送が禁じられたものであるか否かの基準に適合しないように変動させることを特徴とする請求項18に記載の画像処理方法。
  22. 前記外部装置からの制御が、前記基準地紋パターンを変更することを特徴とする請求項18から21の何れかに記載の画像処理方法。
  23. 原稿画像を読み取り、当該読み取った画像から地紋パターンを抽出し、当該地紋パターンを基準地紋パターンと比較することで、当該画像の印刷または当該画像にかかる画像データの他の装置への転送が禁じられている画像か否かを判別する画像処理方法において、上記処理の全部または一部を外部装置から制御することを特徴とする画像処理方法。
  24. 読み取った原稿画像が記録紙への印刷を禁じられたものであると判別した場合には、当該原稿画像の前記記録紙への印刷を中止することを特徴とする請求項23に記載の画像処理装置。
  25. 読み取った原稿画像が記録紙への印刷を禁じられたものであると判別した場合には、当該画像の画素値を変更したうえで前記記録紙への印刷を行わせることを特徴とする請求項23に記載の画像処理装置。
  26. 読み取った原稿画像が記録紙への印刷を禁じられたものであると判別した場合には、当該原稿画像にかかる画像データを外部装置へ送信しないこと、該画像データを蓄積しないこと、または蓄積済みの原稿画像の記録紙への出力を禁止することを特徴とする請求項23に記載の画像処理装置。
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