JP2008187724A - 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラムおよび画像処理プログラムを記憶した記録媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラムおよび画像処理プログラムを記憶した記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】機密文書のコピーやファクシミリによる社外への漏洩を防止する画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラムを提供する。
【解決手段】機密文書検知にかかる初期パラメータ設定手段13と、画像の背景画像に埋め込まれた地紋パターンを、前記画像から抽出する地紋パターン抽出手段14と、出力禁止用地紋パターンを記憶する記憶手段15と、地紋パターン抽出手段により抽出した地紋パターンを出力禁止用地紋パターンと比較し、両パターンの一致を検出するパターン一致検出手段16と、前記両パターンの一致が検出されたときは、出力手段による画像データの出力処理を禁止する出力処理禁止手段と、当該出力禁止状態を提示する出力状態提示手段18と、出力禁止状態の解除を受け付ける出力禁止状態解除受付け手段19と、前記出力禁止状態の解除の受付けがあったときは、前記出力禁止状態を解除する出力禁止状態解除手段20とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、機密文書のたとえばコピーやファクシミリによる社外への漏洩を有効に防止することができる画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラムおよび画像処理プログラムを記憶した記録媒体に関する。
近年、画像処理技術、画像形成技術の向上によって、デジタルカラー複写機を用いて紙幣や有価証券等を複写した場合、その複写物と原本である本物とが容易に区別できないほど忠実な複写が可能となってきている。このため、紙幣や有価証券等のような特殊原稿については、複写を全く行なうことができないようにするか、あるいは、正しく複写できないようにする措置をとることが必要である。
また、例えば企業においては、紙幣や証券など特殊原稿以外の一般文書の場合にあっても、文書内容の機密保持の観点から、複写が禁止されている機密文書が多数存在する。このような機密文書についても、複写を全く行なうことができないようにするか、あるいは、正しく複写を行なうことができないようにする措置をとることが必要である。
このようなことから、従来、特殊原稿や機密文書等を複写することに規制力を及ぼすことを目的とする種々の発明がなされている。
たとえば、紙幣や有価証券等の特殊原稿を判別する技術として、特許文献1や特許文献2では、入力した画像データと予め登録してある特定のマーク(パターンデータ)とをパターンマッチング法で比較し、特定のマークが存在する場合に原稿が特殊原稿であるとして、その複写を禁止する。
また、複写禁止された機密文書を判別する技術として、例えば、特許文献3や特許文献4では、機密文書に付されたマーク(いわゆる「マル秘」のスタンプマークや複写禁止のマーク等)を検出し、前記マークが存在する場合には、その複写を禁止する。
さらに、複写を禁止したい原稿画像に地紋を埋め込むにより複写を抑制する技術として、特許文献5や特許文献6では、機密文書である原稿画像に用いる用紙の背景に、「複写禁止」等を表す地紋パターンが目立たないドットの大きさで作成されており、これを複写した場合には「複写禁止」等の文字が顕在化して紙面に表われる。すなわち、地紋パターンは、原稿画像においてはそれほど目立たず、原稿画像に含まれている情報の判読等に支障を及ぼさないが、地紋パターンが埋め込まれた原稿画像が複写されると、「複写禁止」等のメッセージが浮かび上がり、その複写物が複写禁止の機密書類であったことが一目瞭然となり、心理的に、複写に対する規制力を生じさせることができる。
なお、本願出願人により、文書画像の背景に地紋パターンを埋め込み、読み取った原稿画像から検知した地紋パターンが、所定の地紋パターンと同一の場合には、印刷出力を禁止する技術も提案されている。この技術では、原稿画像の画像データに含まれる背景画像に埋め込まれた背景ドットパターンを画像データから検出し、検出した地紋パターンを、記憶装置に記憶されている比較の基準となる地紋ドットパターンと比較し、その同一性を判定する。これにより、出力禁止画像を簡単に検出することができる。
特開平6−125459号 特開2001−86330号 特開平7−36317号 特開平7−87309号 特開平9−164739号 特開2001−197297号
しかし、上述の技術では、原稿画像の画像データに含まれる背景画像に埋め込まれた地紋パターンを画像データから検出し、検出した地紋パターンを、記憶領域に記憶されている出力を禁止する地紋パターンと比較し、その同一性を判定することで、出力禁止データを検出することができるが、画像処理装置画像読取り前の機密文書検知モードなどの初期パラメータ設定、出力禁止データが検知されたとき出力禁止の状態の確認と解除処理などについは対応していない。
また、読み取り前の機密文書検知モード設定、出力禁止状態を解除するための管理者権限承認に対応していない。
本発明の目的は、画像処理装置のユーザインタフェースによる機密文書検知モードなどの初期パラメータ設定、出力禁止された状態の確認及び解除がきるようにすることである。
また、本発明の他の目的は、画像読み取る前の機密文書検知モード設定、機密文書が検知された後出力禁止状態の確認、解除処理を行うための管理者権限を認証できるようにすることである。
本発明の画像処理装置は、画像にかかる画像データを取得する画像取得手段と、前記画像取得手段により取得した前記画像データを出力する画像出力手段と、前記画像データの取得前に機密文書検知にかかる初期パラメータを設定を取得し、当該設定を行う初期パラメータ設定手段と、前記画像の背景画像に埋め込まれた少なくとも1つの背景ドットパターンを、前記画像から抽出する背景ドットパターン抽出手段と、出力禁止用背景ドットパターンを記憶する出力禁止用背景ドットパターン記憶手段と、前記背景ドットパターン抽出手段により抽出した背景ドットパターンを、前記出力禁止用背景ドットパターン記憶手段に記憶されている出力禁止用背景ドットパターンと比較し、両パターンの一致を検出するパターン一致検出手段と、前記パターン一致検出手段により前記両パターンの一致が検出されたときは、前記出力手段による前記画像データの出力処理を禁止する出力処理禁止手段と、前記パターン一致検出手段により前記両パターンの一致が検出されたときは、当該出力禁止状態を提示する出力状態提示手段と、前記パターン一致検出手段により前記両パターンの一致が検出されたときは、出力禁止状態の解除を受け付ける出力禁止状態解除受付け手段と、前記出力禁止状態解除受付け手段による前記出力禁止状態の解除の受付けがあったときは、前記出力禁止状態を解除する出力禁止状態解除手段とを備えたことを特徴とする。
本発明において背景ドットパターンは、画像読取り手段が認識できる大きさのドット(線のときは線幅)により構成される。すなわち、複写して残るかどうかは、ドットが複写機が認識できる大きさ大小によって決まる。
「背景ドットパターン」は、ドット配置などの特徴であり、たとえばいわゆる地紋パターンである。背景ドットパターンは、ドットが連続してなる線図であり、たとえば、散点状、格子状等、模様状のドットの群の繰り返しであり、文書(または、さらに線図)の背景すなわち、文字,線図部分を除き、原稿が白紙である場合には白で残された領域に一様に形成される。また、ドットパターンが、文字(「複写禁止」),記号(「×」)の形状に配置されているときは、当該ドットが形成されている領域はメッセージ領域となる。
本発明の画像処理装置では、前記画像取得手段は、原稿画像をスキャナにより読み取る原稿読取り手段または画像データを通信回線を介して他の装置から受信する画像受信手段とすることができる。また、前記画像出力手段は、前記画像取得手段により受け取った画像を、印刷出力する印刷手段または通信回線を介して他の装置に送信する画像送信手段とすることができる。なお、本発明においては、機密文書を作成するに際して、背景ドットパターンを印刷手段により文字等の印字と同時に形成してもよいし、予め背景ドットパターンが作成された用紙を用いてもよい。
本発明では、前記出力状態提示手段は、表示機能および/または音声出力機能を有することができ、前記出力禁止状態解除受付け手段はハードウェアまたはソフトウェアによるキー/ボタン入力機能を有することができる。
また、本発明では、前記背景ドットパターン抽出手段により抽出された背景ドットパターンおよび/または前記出力禁止用背景ドットパターン記憶手段に記憶された前記出力禁止用背景ドットパターンを表示する出力処理禁止画像表示手段を備えることができる。また、前記出力処理禁止画像表示手段は、前記パターン一致検出手段による、前記背景ドットパターン抽出手段により抽出された前記背景ドットパターンと、前記出力禁止用背景ドットパターン記憶手段に記憶された前記出力禁止用背景ドットパターンとの比較に際して、当該両パターンを表示することができる。
本発明では、内部処理履歴および外部入力情報を記録するログを表示するログ表示手段を備えることもできる。さらに、前記出力禁止状態解除手段は、画像処理装置のリセットを行う機能を備えリセットがされたときに、前記画像出力手段は前記画像の出力を行うようにもできる。
さらに、前記初期パラメータ設定手段は、前記初期パラメータの設定を取得する際に、管理者権限を認証する機能を有するようにでき、前記出力禁止状態解除手段は、前記出力禁止状態の解除を受付ける際に、管理者権限を認証する機能を有するようにもできる。
また、本発明の画像処理装置では、前記管理者権限を認証するためにユーザIDとパスワードを取得する管理者権限認証手段を備えるように構成できる。この場合、前記管理者権限認証手段は、外部インタフェースを介してセットされたICカードにより前記管理者権限を認証すること、外部インタフェースを介して、指紋、虹彩、音声、顔のうち少なくとも1つのバイオメトリクス情報を用いて、管理者権限を認証することができる。
本発明の画像処理方法では、画像データの取得前に機密文書検知にかかる初期パラメータの設定を行うステップ、前記画像の背景画像に埋め込まれた少なくとも1つの背景ドットパターンを、前記画像から抽出するステップ、前記背景ドットパターンを出力禁止用背景ドットパターンと比較して両パターンの一致を検出するステップ、前記一致が検出されたときは、前記画像データの出力処理を禁止するとともに、当該出力禁止状態を提示するステップ、を含むように構成でき、前記両パターンの一致が検出されたときは、出力禁止状態の解除を受け付けるステップ、前記出力禁止状態の解除の受付けがあったときは、前記出力禁止状態を解除するステップを有することを特徴とする。
本発明の画像処理プログラムは、上記各ステップを実行するプログラムからなることを特徴とする。この画像処理プログラムは、所定の持ち運びできる記憶装置に記憶させることができる。
本発明では機密文書が検知された場合、出力禁止された状態に画像処理装置のユーザインタフェース、オペレーションパネル等の操作表示手段により、出力禁止状態の画像データの確認、画像処理装置の内部と外部情報を記録するログ内容の確認、出力禁止された状態の解除と一般文書の複写できる状態にリセット、出力禁止された画像を出力することができる。また、画像読み取りの前に、画像処理装置の操作表示手段により機密文書検知出力禁止モードと機密文書検知しないモードなどの初期パラメータを設定することができる。また、機密文書検知モードなどの初期パラメータを設定、管理者として処理権限があるがどうかを認証することができ、機密文書が検知された場合出力禁止された状態を解除するため、管理者として処理権限があるがどうかを認証することができる。
したがって、本発明によれば、地紋が埋め込まれた紙文書を複写するとき、メッセージ領域が浮かび上がる機能を持つ地紋画像を自動検出することができる。地紋を識別することにより、人間の目で見る確認ではなく、機械が自動的に複写禁止文書の存在が検知でき、複写禁止の効果が得られる。
また、画像読み取る前機密文書検知モードなどの初期パラメータを設定し、機密文書が検知され、出力禁止状態になったとき、オペレーションパネル操作により、出力禁止状態の確認と出力禁止状態解除ができ、より確実なセキュリティ管理ができるという効果も得る。
図1は本発明の画像処理装置を示す機能ブロック図である。図1において画像処理装置1(後述する実施形態では1A〜1F)は、画像取得手段11と、画像出力手段12と、初期パラメータ設定手段13と、地紋パターン抽出手段14と、出力禁止用地紋パターン記憶手段15と、パターン一致検出手段16と、出力処理禁止手段17と、出力状態提示手段18と、出力禁止状態解除受付け手段19と、出力禁止状態解除手段20と、出力処理禁止画像表示手段21と、ログ表示手段22と、管理者権限認証手段23とからなる。
画像取得手段11は画像にかかる画像データを取得するもので、本実施形態では原稿読取り手段11Aと、画像受信手段11Bとからなる。画像出力手段12は、画像取得手段により取得した前記画像データを出力するもので、印刷手段12Aと画像送信手段12Bとからなる。初期パラメータ設定手段13は、画像データの取得前に機密文書検知にかかる初期パラメータを設定を取得し、当該設定を行うことができる。地紋パターン抽出手段14は、画像の背景画像に埋め込まれた少なくとも1つの地紋パターンを、前記画像から抽出することができる。出力禁止用地紋パターン記憶手段15は、出力禁止用地紋パターンを記憶することができる。パターン一致検出手段16は、地紋パターン抽出手段14により抽出した地紋パターンを、出力禁止用地紋パターン記憶手段15に記憶されている出力禁止用地紋パターンと比較し、両パターンの一致を検出することができる。
出力処理禁止手段16は、パターン一致検出手段16により両パターンの一致が検出されたときは、前記出力手段による画像データの出力処理を禁止することができる。出力状態提示手段17は、パターン一致検出手段15により両パターンの一致が検出されたときは、当該出力禁止状態を提示することができる。出力禁止状態解除受付け手段18は、パターン一致検出手段により前記両パターンの一致が検出されたときは、出力禁止状態の解除を受け付けることができる。出力禁止状態解除手段20は、出力禁止状態解除受付け手段による出力禁止状態の解除の受付けがあったときは、出力禁止状態を解除することができる。出力処理禁止画像表示手段21は、地紋パターン抽出手段14により抽出された地紋パターンおよび/または出力禁止用地紋パターン記憶手段15に記憶された出力禁止用地紋パターンを、パターン一致検出手段15による地紋パターン検出の際、または適時に表示することができる。ログ表示手段22は、内部処理履歴および外部入力情報を記録するログを表示することができる。管理者権限認証手段23は、管理者権限を認証するためにユーザIDとパスワードを取得することができる。
以下画像処理装置1の動作を詳細に説明する。
複写禁止原稿として、文書画像の背景を、目に見にくい地紋パターンで埋め尽くし、印刷した紙文書を図2に示す。図2では、文字画像の背景にドットが格子点状に配置されている。この格子は、本実施形態では、拡大図AおよびBに示すように、径が大きいドットaと、径が小さいドットbとにより構成されている。スキャナーやコピー機が読み取ることができる最小ドットの径は、ドットbの径よりは大きく、ドットaの径よりは小さくなるように設定されている。
図2において、ベース領域をドットaにより構成し、メッセージ領域をドットbにより構成したとする。メッセージ領域には、ドットaによるメッセージ(ここでは、「複写禁止」)が記載されており、図2の文書を複写機によりコピーすると、図3(A)に示すようにコピー後の紙文書に、白抜きの「複写禁止」の文字が浮かび上がる。ベース領域のドットを小さいドットで構成し、メッセージ領域のドットを大きいドットで構成した場合には、図3(B)に示すように、黒字の「複写禁止」の文字が浮かび上がる。以下、文書画像の背景に埋め込んだパターンを「地紋パターン」と呼ぶ。なお、メッセージは「複写禁止」、「日付」、「文書番号」などの文字、会社のロゴなどを設計することができる。
地紋の特徴は、ドット、線、模様等の配列で表すことができる。地紋をドットで表す場合には、特徴量は、配置方法、ドット密度、ドット径、ドット色等で表すことができる。また、地紋を直線で表した場合の特徴量は線の幅、線密度で表すことができる。ここで、地紋ベース領域の単位面積内のドット数、つまりドット密度を地紋ベース領域の特徴量とする。同じようにメッセージ領域では、ドット密度を地紋メッセージ領域の特徴量とする。なお、本発明では、文書画像の「目にみにくい地紋パターン」、すなわち背景地紋を、2種類のドットによりベース領域とメッセージ領域に分けて構成しているが、地紋をベース領域とメッセージ領域とに分けて構成することに限定はされない。たとえば、1種類の地紋パターン(例えば「+」,「−」等)により地紋を構成した場合であっても適用できる。
図4は、本実施形態の画像処理装置1Aをハードウェアブロックにより示す図である。図4において、画像処理装置1は、スキャナ101と、フィルタ処理部102と、変倍処理部103と、γ補正部104と、階調処理部105と、セレクタ106と、地紋パターン検出部107と、複写禁止文書判定部108と、プロッタ109と、システムコントローラ110と、音声処理部111と、オペレーションパネル操作部112とからなる。スキャナ101は、図1の画像取得手段11の原稿読取り装置11Aに対応する。地紋パターン検出部107は、図1の地紋パターン抽出手段14に対応する。複写禁止文書判定部108は図1のパターン一致検出手段15に対応する。システムコントローラ110は、図1における他の各手段は、CPUとRAMあるいはROM内のプログラムとの協働により実行することができる。音声処理部111は図1の出力状態提示手段18に対応する。オペレーションパネル操作部112は、図1の出力処理禁止手段17、出力状態提示手段18、出力禁止状態解除受付け手段19と、出力処理禁止画像表示手段21と、ログ表示手段22の機能の全部または一部に対応する。なお、図1の各機能は図4のハードウェア構成には限定されないことは言うまでもない。
ベース領域、メッセージ領域はそれぞれを1つもしくは複数個の特徴量で表わすことができる、この特徴量と比較される基準の特徴量は、予めシステムコントローラ110の図示しないメモリ(ROMあるいはRAM)に保存しておく。ここで、特徴量は、ベース領域とメッセージ領域のそれぞれの1つまたは複数のドット密度値とする。
スキャナ101により原稿画像が読み取られると、当該読取り画像にかかる画像データは、フィルタ処理部102に順次送られるとともに、地紋パターン検出部107での地紋の検出が行われる。
フィルタ処理部102において処理された画像データは変倍処理部103で適宜の倍率に変倍され、γ処理部104でγ補正がなされた後に階調処理部105において階調処理がなされセレクタ106に送られる。
一方、地紋パターン検出部107で原稿画像の地紋パターンが抽出される。
図5に地紋パターン検出部107の一例を示す。地紋パターン検出部107は、黒ドット検出部1071と、黒ドット密度判断部1072と、ベース領域ドット数判断部1703と、メッセージ領域ドット数判断部1704とを備えている。地紋パターン検出部107では、地紋のベース領域とメッセージ領域の特徴量(ドット密度値)を検出する。この地紋パターンは、複写禁止文書判定部108で、基準の地紋パターンと比較され、原稿画像が複写禁止文書であるか否かの判定がなされる。すなわち、検出したドット密度値とシステムコントローラ110の図示しないメモリのドット密度値と比較し、両者の差が設定した閾値より小さい場合黒いドットの数を累積する。ドットの数は設定した閾値より大きい場合、それぞれベース領域が存在、もしくはメッセージ領域が存在、もしくは両方存在と判断する。地紋のベース領域が存在、もしくはメッセージ領域が存在、もしくは両方存在と判断されるとき、予め決めた基準によって、複写禁止文書であるかどうかを判別する。例えば、地紋のベース領域が存在、もしくはメッセージ領域が存在する場合、複写禁止文書と判断する。あるいは地紋のベース領域とメッセージ領域は同時に存在する場合複写禁止文書と判断するなどの判断基準を設定できる。設定した基準に従って、複写禁止文書であるかどうかを判別する。複写禁止文書として判別された場合、セレクタ106に複写禁止文書が検出されたことを送信する。セレクタ106は複写禁止文書検知後の処理を選択する。普通文書と判断された場合、セレクタ106は通常処理の選択を行い、プロッタ109による印刷がなされる。複写禁止文書検知がなされても、複写禁止文書検知後の処理が選択されていない場合には、プロッタ109により印刷がなされる。複写禁止文書検知後の処理が選択されている場合には、セレクタ106は、プロッタ109の出力禁止状態になり、複写機が止められるか、画像の代わりに白い紙が出力される。また、ユーザインタフェースのオペレーションパネル操作部112には、例えば、「機密文書が複写されました。」といったメッセージが出力される。また、ユーザインタフェースの音声出力装置111に警告音が送られ、たとえば、音声出力装置111は「機密文書が複写されました。」の警告音を発生する。
原稿画像を読み取る前、機密文書検知モードなどの初期パラメータを設定するためには、操作者は管理者としての権限を持つ必要がある。また、機密文書であることが検知された後に、プロッタ109の出力が禁止された状態で、オペレーションパネル操作部112から操作するためにも管理者権限を持つ必要がある。オペレーションパネル操作部112からユーザIDとパスワードを入力し、それぞれと画像処理装置のメモリ領域に登録されたユーザIDとパスワードが一致する場合、管理者権限が認証され、オペレーションパネル操作部から入力操作ができるようになる。
以上の管理者権限を認証するため入力したユーザIDとパスワードを画像処理装置のログファイルに保存する。
管理者権限が認証された場合、機密文書検知処理するにはオペレーションパネル操作部112により機密文書検知モードを設定する。設定したモードはシステムコントローラ110のメモリに保存され、機密文書検知処理が行われる。機密文書検知をしないモードが設定された場合、複写禁止文書検知処理をせずに、通常の複写をする。また、機密文書検知するときの初期パラメータとして、検知閾値を設定する。閾値を厳しく設定する場合、より厳しく検知し、検出漏れが少なくする。閾値をゆるく設定すると誤検出が少なくなる。また、検出後の出力モードにも設定できる。オペレーションパネル操作部にメッセージを出力か音声出力部に警告音を出力する。初期設定のデータをシステムコントローラ110のメモリに保存される。上記の機密文書検知モードなどの初期パラメータを画像処理装置のログファイルに保存する。
機密文書が検知された場合、画像データが縮小されたサムネル画像を画像処理装置のログファイルに保存する。管理者権限が承認されたとき、オペレーションパネル操作部112で出力禁止の状態確認をすることができる。具体的には、画像データが縮小されたサムネル画像として、オペレーションパネに表示され、画像の内容を確認することができる。出力禁止された状態の画像処理装置1の内部と外部入力情報を記録するログ内容を確認することもできるし、オペレーションパネル操作部112によりログの内容をパネルに表示させることもできる。内部情報として読み取り時刻、画像処理装置の機番などが挙げられる。外部情報は複写したときの用紙サイズ、画像処理モード設定などのモード設定情報であり、これらを確認することもでき、必要であれば、出力紙にログファイルを出力することもできる。
管理者権限が認証された場合、出力禁止された状態を解除することができる。停止した画像処理装置がリセットされるときは、通常の処理ができるようにしたか否かを画像処理装置のログファイルに保存する。
管理者権限が認証された場合、出力禁止された状態を解除し、出力禁止画像データを出力させたかどうかを画像処理装置のログファイルに保存することができる。
図6は、外部ICカードインタフェース部113によってICカードの内容と画像処理装置のメモリ内に保存した認証情報を用いて、管理者権限を認証することができる画像処理装置1Bを示している。ICカードによって認証した結果はオペレーションパネル操作部112に送られる。管理者権限が認証された場合、オペレーションパネル操作部112による操作ができる。ICカードによる認証した内容は画像処理装置1Bのログファイルに保存される。
図7は、管理者権限を認証するための管理者権限認証部113を備えた画像処理装置1Cを示している。管理者権限認証部113は、図1の管理者権限認証手段22に対応する。外部インタフェース部によって画像処理装置に接続する管理者権限認証処理部114で認証する。外部インタフェース部には、指紋、虹彩、顔、音声などのバイオメトリクス情報を認識する装置を接続することができる。あらかじめバイオメトリクスデータを管理者権限認証部114に登録し、一つ若しくは複数の特徴を用いて、登録データにより管理者権限認証をする。認証した結果データをオペレーションパネル操作部に送る。管理者権限が認証された場合、オペレーションパネ操作部112による操作ができる。管理者権限認証した結果は、画像処理装置1Cのログファイルに保存する。
図8は、複写機の内部で、システムコントローラのCPU2041およびメモリ(ROM2042,RAM2043)を利用して、ソフトウェアで複写禁止文書検出処理を行う画像処理装置1Dを示している。機密文書検知処理の流れを図9に示す。
まず、スキャナ201により画像を入力する(S101)。入力した画像の一部をRAM2043にコピーする(S102)。パターンマッチングにより黒ドットを検出し(S103)、検出したある面積内ドットの密度を計算する(S104)。そして、計算したドットの密度と保存した地紋ベース領域の密度とを比較し(S105)、計算したドットの密度が閾値より小さい場合、つまりベース領域のドット密度と同じ場合、ベース領域のドット数を累積する(S106)。累積したドットの数は設定した閾値より大きい場合、地紋ベース領域が存在と判断する(S108)。
同じように計算したドットの密度と保存した地紋メッセージ領域の密度とを比較し(S109)、閾値より小さい場合、つまりメッセージ領域のドット密度と同じ場合、メッセージ領域のドット数を累積する(S110)。累積したドットの数は設定した閾値より大きい場合、地紋メッセージ領域が存在と判断する(S112)。
ベース領域やメッセージ領域が存在する場合には、予め決めた判断基準によって複写禁止文書であるかどうかを判断する。例えば、地紋ベース領域、もしくはメッセージ領域が存在する場合、複写禁止文書と判断する基準と地紋ベース領域、メッセージ領域は同時に存在する場合、複写禁止文書と判断する基準を選択ができる(S113)。後者はより厳しく設定した基準である。
複写禁止文書検知が検知された場合システムコントローラ204は出力禁止処理を行い、出力禁止状態になる。複写機が止めるか、出力が画像の代わりに白い紙がプロッタ203から出力される。
またシステムコントローラ204はユーザインタフェースのオペレーションパネル操作部206にメッセージが出力される。例えば、「機密文書が複写されました。」を表示する。システムコントローラ204はユーザインタフェースの音声出力装置(図8には図示していない)に警告音が送る。例えば、「機密文書が複写されました。」の警告音を発生する。
画像読み取る前、機密文書検知モードなどの初期パラメータを設定するためには、操作者は管理者としての権限を持つ必要である。また機密文書が検知された後、の出力禁止された状態ではオペレーションパネル操作部206から操作するためにも管理者権限を持つ必要がある。管理者権限を認証するには、図8に示したようにオペレーションパネル操作部206からユーザIDとパスワードを入力し、それぞれと画像処理装置のメモリ領域に登録されたユーザIDとパスワードが一致する場合、管理者権限が認証され、オペレーションパネル操作部206から入力操作ができるようになる。
上記の管理者権限を認証するため入力したユーザIDとパスワードを画像処理装置1Dのログファイルに保存する。
管理者権限が認証された場合、機密文書検知処理するにはオペレーションパネル操作部206により機密文書検知モードを設定する。設定したモードをシステムコントローラ204のメモリに保存され、機密文書検知処理を行う。機密文書検知しないモードが設定された場合、複写禁止文書検知処理をしないで、通常の複写をする。また、機密文書検知するときの初期パラメータとして、検知閾値を設定する。閾値を厳しく設定する場合、より厳しく検知し、検出漏れが少なくする。閾値をゆるく設定すると誤検出が少なくなる。また、検出後の出力モードにも設定できる。オペレーションパネル操作部206にメッセージを出力するか、音声出力部208に警告音を出力する。初期設定のデータを画像処理装置のメモリ領域に保存される。
上記の機密文書検知モードなどの初期パラメータを画像処理装置1Dのログファイルに保存する。
機密文書が検知され場合、画像データが縮小されたサムネル画像を画像処理装置のログファイルに保存することができる。管理者権限が承認されたとき、オペレーションパネル操作部206で出力禁止の状態確認をする。まず出力禁止された画像データを確認する。画像データが縮小されたサムネル画像として、オペレーションパネル操作部206に表示され、画像の内容を確認する。
出力禁止された状態の画像処理装置1Dの内部と外部入力情報を記録するログ内容を確認することができ、オペレーションパネル操作部206によりログの内容を表示させることができる。内部情報として読み取り時刻、画像処理装置の機番など。外部情報は複写したときの用紙サイズ、画像処理モード設定などのモード設定情報を確認することもでき、必要であれば、出力紙にログファイルを出力することもできる。
管理者権限が認証された場合、出力禁止された状態を解除することができる。止めた画像処理装置をリセットし、通常の処理ができるようにしたかどうかを画像処理装置のログファイルに保存することができる。
管理者権限が認証された場合、出力禁止された状態を解除し、出力禁止画像データを出力させるたかどうかを画像処理装置1Dのログに保存する。図8に示したように複写機の内部で、システムコントローラのCPU及びメモリを利用して、ソフトウェアで複写禁止文書検出処理を行うこともできる。
また、図10の画像処理装置1Eに示すように、画像処理装置1Eの外部ICカードインタフェース部207によってICカードの内容と画像処理装置のメモリ内に保存した認証情報を用いて、管理者権限を認証することもできる。管理者権限が認証された場合、オペレーションパネル操作部206による操作ができる。ICカードによる認証した内容は、画像処理装置1Eのログファイルに保存する。この場合には、システムコントローラ204のCPU2041及びメモリを利用して、ソフトウェアで複写禁止文書検出処理を行うことができる。
図11の画像処理装置1Fに示すように、外部インタフェース介して管理者権限認証処理部209で認証することができる。指紋、虹彩、顔、音声などのバイオメトリクス情報を認識する装置をつなげる。あらかじめバイオメトリクスデータを管理者権限認証部209に登録し、一つ若しくは複数の特徴を用いて、登録データにより管理者権限認証をする。認証した結果データをオペレーションパネル操作部に送る。管理者権限が認証された場合、オペレーションパネル操作部206による操作ができる。管理者権限認証した結果を画像処理装置1Fのログファイルに保存する。

本発明の画像処理装置を示す機能ブロック図である。 文書画像の背景を、目に見にくい地紋パターンで埋め尽くし、プリントアウトした紙文書を示す図である。 (A)はコピー後の紙文書に白抜きの「複写禁止」の文字が浮かび上がる様子を示す図、(B)はベース領域のドットを小さいドットで構成し、同じく黒字の「複写禁止」の文字が浮かび上がる様子を示す図である。 本発明の実施形態の画像処理装置を示す図である。 地紋パターン検出部の一例を示す図である。 本発明の実施形態の他の画像処理装置を示す図である。 本発明の実施形態の他の画像処理装置を示す図である。 本発明の実施形態の他の画像処理装置を示す図である。 機密文書検知処理の流れを示すフロー図である。 本発明の実施形態の他の画像処理装置を示す図である。 本発明の実施形態の他の画像処理装置を示す図である。
符号の説明
1,1A〜1F 画像処理装置
11 画像取得手段
12 画像出力手段
13 初期パラメータ設定手段
14 地紋パターン抽出手段
15 出力禁止用地紋パターン記憶手段
16 パターン一致検出手段
17 出力処理禁止手段
18 出力状態提示手段
19 出力禁止状態解除受付け手段
20 出力禁止状態解除手段
21 出力処理禁止画像表示手段
22 ログ表示手段
23 管理者権限認証手段
101 スキャナ
102 フィルタ処理部
103 変倍処理部
104 γ補正部
105 階調処理部
106 セレクタ
107 地紋パターン検出部
108 複写禁止文書判定部
109 プロッタ
110 システムコントローラ
111 音声処理部
112 オペレーションパネル操作部
113 外部ICカードインタフェース部
114 管理者権限認証処理部
201 スキャナ
202 画像処理部
203 プロッタ
204 システムコントローラ
206 オペレーションパネル操作部
207 ICカードインタフェース部
208 音声出力部

Claims (17)

  1. 画像にかかる画像データを取得する画像取得手段と、
    前記画像取得手段により取得した前記画像データを出力する画像出力手段と、
    前記画像データの取得前に機密文書検知にかかる初期パラメータを設定を取得し、当該設定を行う初期パラメータ設定手段と、
    前記画像の背景画像に埋め込まれた少なくとも1つの背景ドットパターンを、前記画像から抽出する背景ドットパターン抽出手段と、
    出力禁止用背景ドットパターンを記憶する出力禁止用背景ドットパターン記憶手段と、
    前記背景ドットパターン抽出手段により抽出した背景ドットパターンを、前記出力禁止用背景ドットパターン記憶手段に記憶されている出力禁止用背景ドットパターンと比較し、両パターンの一致を検出するパターン一致検出手段と、
    前記パターン一致検出手段により前記両パターンの一致が検出されたときは、前記出力手段による前記画像データの出力処理を禁止する出力処理禁止手段と、
    前記パターン一致検出手段により前記両パターンの一致が検出されたときは、当該出力禁止状態を提示する出力状態提示手段と、
    前記パターン一致検出手段により前記両パターンの一致が検出されたときは、出力禁止状態の解除を受け付ける出力禁止状態解除受付け手段と、
    前記出力禁止状態解除受付け手段による前記出力禁止状態の解除の受付けがあったときは、前記出力禁止状態を解除する出力禁止状態解除手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記画像取得手段は、原稿画像をスキャナにより読み取る原稿読取り手段または画像データを通信回線を介して他の装置から受信する画像受信手段であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画像出力手段は、前記画像取得手段により受け取った画像を、印刷出力する印刷手段または通信回線を介して他の装置に送信する画像送信手段であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記出力状態提示手段は表示機能および/または音声出力機能を有することを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の画像処理装置。
  5. 前記出力禁止状態解除受付け手段はハードウェアまたはソフトウェアによるキー/ボタン入力機能を有することを特徴とする請求項1から4の何れかに記載の画像処理装置。
  6. 前記出力処理が禁止された画像データにかかる画像を表示する出力処理禁止画像表示手段を備えたことを特徴とする請求項1から5の何れか記載の画像処理装置。
  7. 前記出力処理禁止画像表示手段は、前記パターン一致検出手段による、前記背景ドットパターン抽出手段により抽出された前記背景ドットパターンと、前記出力禁止用背景ドットパターン記憶手段に記憶された前記出力禁止用背景ドットパターンとの比較に際して、当該両パターンを表示することを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 内部処理履歴および外部入力情報を記録するログを表示するログ表示手段を備えたことを特徴とする請求項1から6の何れかに記載の画像処理装置。
  9. 前記出力禁止状態解除手段は、画像処理装置のリセットを行う機能を備えリセットがされたときに、前記画像出力手段は前記画像の出力を行うことを特徴とする請求項1から7の何れかに記載の画像処理装置。
  10. 前記初期パラメータ設定手段は、前記初期パラメータの設定を取得する際に、管理者権限を認証する機能を有することを特徴とする請求項1から8の何れかに記載の画像処理装置。
  11. 前記出力禁止状態解除手段は、前記出力禁止状態の解除を受付ける際に、管理者権限を認証する機能を有することを特徴とする請求項1から9の何れかに記載の画像処理装置。
  12. 前記管理者権限を認証するためにユーザIDとパスワードを取得する管理者権限認証手段を備えたことを特徴とする請求項9または10に記載の画像処理装置。
  13. 前記管理者権限認証手段は、外部インタフェースを介してセットされたICカードにより前記管理者権限を認証することを特徴とする請求項11に記載の画像処理装置。
  14. 前記管理者権限認証手段は、外部インタフェースを介して、指紋、虹彩、音声、顔のうち少なくとも1つのバイオメトリクス情報を用いて、管理者権限を認証することを特徴とする請求項11に記載の画像処理装置。
  15. 画像データの取得前に機密文書検知にかかる初期パラメータの設定を行うステップ、
    前記画像の背景画像に埋め込まれた少なくとも1つの背景ドットパターンを、前記画像から抽出するステップ、
    前記背景ドットパターンを出力禁止用背景ドットパターンと比較して両パターンの一致を検出するステップ、
    前記一致が検出されたときは、前記画像データの出力処理を禁止するとともに、当該出力禁止状態を提示するステップ、
    を含む画像処理方法であって、
    前記両パターンの一致が検出されたときは、出力禁止状態の解除を受け付けるステップ、
    前記出力禁止状態の解除の受付けがあったときは、前記出力禁止状態を解除するステップを有することを特徴とする画像処理方法。
  16. 請求項14に記載の各ステップを実行するプログラムからなることを特徴とする画像処理プログラム。
  17. 請求項16に記載のプログラムを記憶したコンピュータに読取り可能な記録媒体。
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