JP2004200682A - 材料複合体の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、材料複合体、特に異種又はSOI材料のような非異種材料複合体の製造方法において、第1の材料のソース基板に所定の分離領域を形成するステップと、ソース基板を、第2の材料のハンドル基板に接合し、ソース−ハンドル複合体を形成するステップと、前記分離領域でソース基板を弱めるためにソース基板のアニール熱処理するステップを備える方法に関する。目的は、短い処理時間で、材料の損傷や破壊を低減し、簡単に実施でき、分離表面を高い質にできる上記方法を提供することである。
【解決手段】 本目的は、前記アニールが、熱処理ソース基板の分離前に止められるソース−ハンドル複合体への第1アニールステップと、この第1ステップより低い温度で行われる、第1ステップの後のソース−ハンドル複合体への第2のアニールステップとを含むことを特徴とする上記方法により解決される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、材料複合体、特に異種又は非異種の材料の複合体、とりわけシリコンオンインシュレータ(SOI)材料のような同質の材料の複合体の製造方法に関する。上記製造方法は、第1の材料からなるソース基板に予め設定された分離領域を形成するステップと、ソース基板を第2の材料からなるハンドル基板に取付け、ソース−ハンドル複合体を形成するステップと、予め設定された分離領域でソース基板を脆弱化するためにソース基板をアニール熱処理(thermal annealing)するステップとを含む。
異種構造又はSOI構造のような材料複合体、特にハンドル基板に付された半導体材料の薄膜からなるものは、マイクロデバイスウェーハの次の世代として工業上、かなりの注目を集めている。特にマイクロエレクトロニクス、光エレクトロニクス、又はマイクロメカニクスの分野で使用されるものとして注目されている。
半導体技術においては、ほんの数ナノメータ〜数マイクロメータの厚さの、厚さの変化が非常に少ない薄膜が求められている。更に、単結晶の薄膜は大きな興味の対象となっている。ハンドル基板上にそのような薄膜を作るのに非常に適した技術に、いわゆるSmart−Cut(登録商標)処理がある。Smart−Cut(登録商標)処理は、例えばSOI(シリコンオンインシュレータ)ウェーハを、高い質かつ低コストで製造するのに適した方法である。Smart−Cut(登録商標)処理を用いてSOIウェーハを得る1つの処理フローを図6及び図7に概略的に示す。
図6に示すように、2つの始めのウェーハ、例えばソース又は上部のシリコンウェーハ1′、及びハンドル又は土台のシリコンウェーハ2′が準備される。水素のような気体状の種、及び/又はヘリウムのような希ガスが注入されると、上部のシリコンウェーハ1′の特定の深さdの部分に、予め設定された分離領域5′が形成される。注入の代わりに、ウェーハ1′に気体状の種を入れ込むことが可能な任意の別の種類の処理を用いることができる。
予め設定された分離領域は、上部ウェーハ1′内での分離が起こりうる位置を定めている。注入の後、上部のウェーハ1′は2つの部分に分割される。2つの部分とは、厚さが用いられた注入のエネルギーによって決まる薄い部分3′、及び上部のウェーハ1′の残存物4′である。
次のステップでは、上部のウェーハ1′は、土台のウェーハ2′に注入された表面で接合される。接合は、分子の付着に基づいたいわゆる直接ウェーハ接合により優先的に達成される。しかしながら、他の接合技術、例えばウェーハ間の接着剤の層を用いた方法、陽極接合、又は静電気の処置補助を用いた方法を代わりに用いることができる。
図7に示すように、ウェーハ1′及び2′の接合ウェーハの複合体は、その後、炉7で加熱され、当該接合された複合体、特に注入されたウェーハ1′にエネルギーが供給され、接合したウェーハが脆弱化される。熱的分離の容量(a budget of thermal splitting)に対応する特定のエネルギーがウェーハ複合体に加えられた後、ソースウェーハ1′の分割は起こる。ここで、熱的容量(thermal budget)は、2つのパラメータ、すなわちアニール時間とアニール温度とで定まる特定のエネルギーの量である。当該分割は、熱的にのみでなく、ウェーハ複合体に加えられる任意の形の付加的なエネルギー、例えば機械的なエネルギー又は音のエネルギーによっても生じうる。
熱的分離の容量は、材料の熱的分離又は分裂に対する限界に相当する特定の熱的容量である。熱的容量は、分離が熱的に起こるのに必要なエネルギーの100%である。ここで用いている、熱的分離の容量の温度及び時間への依存性は、アニール時間の逆数はアニール温度の逆数の指数関数に比例するというアレニウスの法則に従う。異種接合構造が熱的分離する容量は、材料の数、材料の種類のような環境的技術的なパラメータ、注入条件及び接合条件に依存する。
その後、上部のウェーハ1′の残存物4′は分離され、SOI構造8′となる。SOI構造8′は、土台のシリコンウェーハ2′上に移された薄い単結晶のシリコン層3′を有している。
上記の例によれば、上部のウェーハ1′及び土台のウェーハ2′は双方ともシリコンからなる。接合され、続けて熱されたとき、ウェーハ上にほとんど圧力は加えられない。
異質接合構造、例えばSOQ(熔融シリカ上のシリコン)複合体、又は他の構造は、シリコン−酸素−シリコンの複合体のように、高い温度でアニールし、半導体材料を分離することができない。例えば、シリコンの熱膨張係数と熔融シリカの熱膨張係数との間の差異や、それぞれ熱膨張係数の温度依存性の違いは、特にアニールステップの間にその構造内に高い熱応力を発生させる原因となる。
注入がされずに接合された異種のウェーハ複合体では、この応力は、2つのウェーハの少なくとも1つにおける制御不能の破損の発生、及び/又はウェーハの接合が外れることの原因となる。異種接合のウェーハ複合体の少なくとも1つのウェーハが、例えばSmart−Cut(登録商標)処理で注入が行われるときは、接合温度とは異なる温度で分離が発生し、注入がなされたウェーハの残存部分が分離した後、異種ウェーハ複合体では、その応力が突然、変動する。それは、そのような分離の後の、ウェーハ複合体の不明確な破損の原因となる。
この問題に対処するため、異種ウェーハ複合体に対する熱処理の温度を低くすることができる。しかしながら、この温度低下は不明確な破損を避けるのに重要であろうが、ウェーハを分離するのに必要な熱的容量を達成するために、それに対応した非常に長いアニール時間を要する。この時間は、数日という範囲であり、これは非常に長期間であるので工業的な興味が維持され得ない。
例えばアスパー(Aspar)らが1998年にMRSの会報で発表した、上記の問題に対する別の解決策は、高い線量の水素注入を用いて、注入された領域で異種ウェーハ複合体のウェーハの分離を容易にするものである。しかしながら、この高い線量のイオン注入は、高価な処理である。
仏国特許発明第2755537号明細書には、注入がなされた基板と他の基板が接合した後、その注入された基板が薄くされる異種構造に薄膜を移し、複合体の分離の間、突然の応力変動を制限する方法が記載されている。この方法は付加的な処理ステップを必要とし、除去した材料は失われるので、大量な材料が消費される。
仏国特許発明2748851号明細書には、熱処理及び物理的な操作、例えば引張り力、せん断力又は曲げ力の組合せを用いて、より低い温度で構造を引き離す方法が開示されている。そのような力は、治具、流体、若しくは例えば欧州特許出願公開第0977242号明細書に記載されているような、別の機械的なエネルギーの供給源、又は噴射により加えることができる。
米国特許5677070号明細書には、引き離す温度を低くするための、Smart−Cut(登録商標)処理での2つの特定の方法が提案されている。第1の方法は、分離するためのウェーハへのホウ素の注入を用いた、付加的な注入ステップを基としている。この方法は、周囲の層への不都合なホウ素の添加がなされるという結果になり、特に付加的な注入ステップのため、高価であり、時間がかかる。
上記のタイプのうち第2の方法では、ウェーハの接合の前に予めアニールを行う。しかし、予めのアニールの温度は、注入されるウェーハの膨れ(ブリスタ)の発生の効果から制限され、結果として、熱処理のため、ウェーハの表面に非常に速く膨れが形成される。膨れの発生はアニールにより急速に発生し、ウェーハの接合に必要な、ウェーハの十分な平たさを損なわせる。接合の後、第2のアニールステップが低い温度で行われる。予めのアニールステップの間加えられ制限された熱的容量のため、第2のアニールステップは、注入されたウェーハを分離するための熱的容量に到達するのに、数日かかる。
本発明の目的は、短い処理時間で、材料の損傷や破壊のリスクを非常に低くし、より簡単に実施することができ、分離表面の高い質を得ることができる上記タイプの方法を提供することである。
本目的は、アニール熱処理が、ソース基板の分離の前に止められるソース−ハンドル複合体への第1のアニールステップと、第1のアニールステップより低い温度で行われる、第1のアニールステップの後のソース−ハンドル複合体への第2のアニールステップとを含むものであるという特徴を有する、上記のタイプの方法により解決される。
第1のアニールステップにおいて、第1の材料は予め熱的に脆弱化されるが、前記予め設定された分離領域でまだ熱的分離しない。第2のアニールステップが開始すれば、いくらかの熱的なエネルギーが第1の材料に既に伝えられており、低い温度が適用され、予め設定された分離領域での第1の材料の分離が容易にされる。
それゆえに、第2のアニールステップは、熱的なエネルギーをソース−ハンドル複合体に加えて、第1のアニールステップとは異なる熱的なエネルギーレベルでのソース基板の分離を助けるという可能性を提供する。分離している間に複合体の材料の不明確な破損がされるというリスクを非常に低く、ソース基板を熱的に分離することができる。正確な分離が、予め設定された分離領域、例えば注入された領域において起こる。
熱的分離は、分離のためのソース−ハンドル複合体の更なる取扱いをしなくともよく、それゆえに、仏国特許発明第2755537号明細書又は欧州特許出願公開第0977242号明細書で言及されているような機械的な補助での分離の間に起こる基板の品質低下のリスクを減じる。
第1のアニールステップのアニール温度を比較的高い値(第2のアニールステップのアニール時間を短くする値)に上げることができ、処理時間を減少させることができる。
本発明の有効な実施形態では、第2のアニールステップを少なくともソース基板(1)の熱的分離が起こるまで行う。第2のアニールステップの低い温度は、ソース材料の穏やかな熱的分離につながる。
第2のアニールステップの後、付加的なエネルギーが加えられることにより分離を起こすことは、更に有益である。このように、第2のアニールステップの処理時間を短くすることができる。
本発明の特に有益な実施形態では、付加的なエネルギーは機械的なエネルギーである。第2のアニールステップの後に加えられる機械的なエネルギーが、ソース−ハンドル複合体を分離するための、加えられる付加的なエネルギーの最終的な量において、非常に効果的であることは示されている。
本発明の好ましい実施形態では、第1のアニールステップをソース−ハンドル複合体が分離することができる熱的分離の容量のエネルギーより低いエネルギーで行う。このように、第1のアニールステップでは、最適なエネルギーをソース−ハンドル複合体に加えることができる。上記エネルギーは、当該構造が熱的分離する容量の100%未満である。これは、ソース−ハンドル複合体の不明確な破損を防止するが、第2のアニールステップ中又は第2のアニールステップ後にソース基板が急速な分離することを容易とするのに十分高い、ソース基板での熱エネルギーを発生させる。
本発明の更なる実施形態によれば、第1のアニールステップを、熱的分離する容量の温度及び時間の割合の約70〜99%で行う。この範囲は、第2のアニールステップで分離する処理時間を短くするのに、特に適している。
本発明の更なる例によれば、ソース−ハンドル複合体を、第1のアニールステップと第2のアニールステップとの間に冷却する。このように、本方法を、2つの異なる物理的なステップに分割することができる。
本発明の更なる好ましい例によれば、ソース−ハンドル複合体を、第1のアニールステップと第2のアニールステップとの間に、好ましくは18℃と25℃との間の温度に冷却する。この温度は更なる調整を必要とせず、第1のアニールステップと第2のアニールステップとの間のウェーハの扱いを容易にする。第1のアニールステップと第2のアニールステップとの間の温度は、第2のアニールステップの温度を下回るものとすることができる。
本発明の更なる好ましい変形例によれば、ソース−ハンドル複合体を、第1のアニールステップと第2のアニールステップとの間に、第2のアニールステップの温度に冷却する。これは、第1のアニールステップから第2のアニールステップへの移行を容易にし、処理時間を短くする。例えば、温度を、第1のステップの温度レベルから第2のステップの温度レベルへ直接冷却することができる。
本発明の別の有効な実施形態では、第1のアニールステップ及び/又は第2のアニールステップにおいて、アニール温度を段階的に低下させる。これにより、アニール時間を短くさせ、分離処理の生産性を上げることができる。
本実施形態の更なる好ましい実施形態では、第1の材料及び/又は第2の材料は、シリコン、A(III)B(V)半導体、A(III)B(V)半導体の合金、SiGe、炭化シリコン、合成石英及び熔融シリカからなる材料のグループのうちの少なくとも何れか1つである。これらの材料を用いると、例えばマイクロエレクトロニクス、オプトエレクトロニクス又はマイクロメカニクスのおいて、目下求められている異種構造のほとんどをカバーする異種の材料の複合体を生産することができる。それは、またSOIのような非異種材料の複合体もカバーする。
本実施形態の更なる有効な変形例によれば、ソース基板はシリコンウェーハであり、前記ハンドル基板は合成石英ウェーハである。本方法により、いわゆるSOQ(熔融シリカ上のシリコン)ウェーハを作ることができる。
以下、本発明の特定の実施形態を、添付図面を参照しながら詳細に説明し、明らかにする。
図1〜図5では、図6及び図7の場合と同一の参照符号を同一又は相当の要素及び部分を示すものとして使用する。
図1に、本発明の第1実施形態に対応する方法の第1のアニールステップを示す。そこには、炉7内で接合される第1のウェーハ1及び第2のウェーハ2からなるウェーハ複合体12を示す。炉7はアニール時間tの間、アニール温度Tに加熱される。第1のウェーハ1は、シリコンで作られたソースウェーハであり、一方第2のウェーハ2は、熔融シリカで作られたハンドルウェーハである。本発明の別の実施形態では、ウェーハ1及びウェーハ2は、マイクロエレクトロニクス又は類似の技術分野で用いられる、他のどの半導体、導体又は絶縁体にもすることができる。それらは、例えば、GaAs、InP又はGaNのようなA(III)B(V)半導体、A(III)B(V)半導体の合金、SiGe、炭化シリコン、合成石英及び熔融シリカ等がある。好ましくは、第1のウェーハと第2のウェーハとは互いに異なる材料とする。しかし、それらのウェーハ1,2は同じ材料とすることもできる。
ウェーハ1は、水素及び/又はヘリウムイオンを注入され、ウェーハ1の深さdで予め設定された埋込み分離領域5が形成されている。領域5(図1に、正面から線として示されている)は、ホウ素やリン等のような他のイオンの注入により、又は水素イオンとそれらのイオンの組合せによって作ることもできる。イオンを、例えばウェーハの製造中に、ウェーハ1に埋め込むこともできる。領域5を、例えば放射又は機械的な作用により起こるウェーハ1の結晶性の局部的な歪みにより、予め脆弱化することもできる。
図2に、本発明の第1実施形態に対応する方法の第2のアニールステップ22を示す。このステップでは、別の炉7′に配置されたウェーハ複合体12を、アニール温度Tに、アニール時間tの間、少なくとも、注入され予め分離されやすくされた分離エリア5でウェーハが分離するまで、加熱する。任意に、第2のアニールステップを行うのに、ウェーハ複合体を第1の炉7に残したままにすることができる。
結果構造8は、ハンドルウェーハに付された薄い単結晶のシリコン層3を含む。ウェーハ1の残存物4を、1つの部分として、構造8から取り除くことができる。
図3〜図5に、本発明の第1、第2及び第3実施形態に対応する方法を実施する間の温度の時間推移を例示的に示した温度及び時間のグラフを示す。各実施形態において、以下の処理条件を用いる。
ソース基板:シリコン
ハンドル基板:熔融シリカ又はシリコン
埋め込まれる酸素の厚さ:約50nm〜約1000nm
注入のエネルギー:約30keV〜約200keV
注入の線量:約1×1016cm−2〜約1×1017cm−2
第1のアニールステップの処理枠:約350℃〜約500℃の間で約数分間〜約数時間
第2のアニールステップの処理枠:約150℃〜約350℃の間で約数時間〜約数日間
図3に、本発明の第1実施形態に対応する方法を実施する間の温度の時間推移を例示的に示した温度及び時間のグラフを示す。この方法において、第2ステップにおける期間の間、温度は保たれる。
図3に示すように、第1のアニールステップ21で、ウェーハ複合体12を室温Tの炉7に搬入する。室温Tは18℃〜25℃の間の温度に相当する。それから、温度を間断なくアニール温度Tに上げる。アニール温度Tは、本例においては、約425℃である。それから、温度をTのレベルで数分間、保つ。上記の代わりに、温度をより長い期間の間、例えば数時間、保つことができる。その後は、温度を間断なく室温Tに下げる。
本発明の別の実施形態では、ウェーハ複合体12を、異なる温度の炉7に搬入する。炉7の温度は、炉の型と注入の条件とに従って、変えることができる。
第1のアニールステップ21で異種接合ウェーハ複合体12加えられたエネルギーは、ソース−ハンドルウェーハ複合体12の分離が起こるであろう、ウェーハ複合体12の分離熱的容量の約90%に該当する。第1のアニールステップ21は、予め設定された分離領域で脆弱化するが、ウェーハ1の分離又はウェーハ2の分離をすることなく、かつウェーハ複合体12の接合が外れることもない。
第2のアニールステップでは、ウェーハ複合体12を温度Tに加熱し、その後その温度でより長い時間t、例えば約1800分の間、保持する。矢印Hで示されるアニール時間及びアニール温度では、ウェーハ複合体は熱的に分離する。その後、分離したウェーハの部分を室温Tに冷却する。
図4に、本発明の第2実施形態に対応する方法を実施する間の温度の時間推移を例示的に示した温度及び時間のグラフを示す。この方法において、温度は第1のアニールステップ21′の後、第2のアニールステップ22の温度Tに直接、下げられる。
図5に、本発明の第3実施形態に対応する方法を実施する間の温度の時間推移を例示的に示した温度及び時間のグラフを示す。この方法において、温度は第1のアニールステップの間、段階的に下げられる。
本発明の第3実施形態において、ウェーハ複合体12を、第1のアニールステップ21で室温Tから温度Tに加熱し、更に約425℃のその温度Tで数分間保ち、その後いくつかの温度の段階T,T,Tを経て、室温Tに冷却する。図示の例では、ウェーハ複合体12をまず、温度Tより約20℃〜30℃低い温度Tに冷却する。その温度Tで、ウェーハ複合体12を2,3分の間保つ。その後、ウェーハ複合体12を、温度Tより更に20℃〜30℃低い温度Tに冷却する。数分後、ウェーハ複合体を、更に続けて、約350℃の温度Tに下げ、そこで数分間保ち、その後室温Tに冷却する。
第1のアニールステップ21の間、ウェーハ複合体12に加えられるエネルギーは、ウェーハ複合体12が熱的分離する容量の約90%に相当する。
第1のアニールステップ21に続く第2のアニールステップ23では、ウェーハ複合体12を、室温Tから約300℃の温度Tに加熱し、その温度で約60〜80分の間、分離が起こるまで保つ。第2のアニールステップ23でウェーハ複合体に加えられるエネルギーは、熱的分離する容量の約10%に対応する。分離点を矢印Eで示す。
本発明の別の実施形態(図示せず)では、第2のアニールステップ23を、分離が起こる前に止めることができる。その後、付加的なエネルギー量がウェーハ複合体12に加えられる。付加的なエネルギーは、ウェーハ複合体12の分離できる任意の形、例えば機械的なエネルギー、放射又は音響エネルギーで加えてもよい。
分離の後、構造8及びソースウェーハ1の残存物4を室温Tに冷却する。
23′で示すように、本発明の別の実施形態では、ウェーハ複合体12を、温度Tで、80分より長く、160〜200分までも、保つことができる。
図5に従う第3実施形態では、温度が段階的に下げられ、その後のステップは、熱的分離が起こる最後のステップの持続を短縮できるようにする。この変形例は、予め脆弱化するステップの最適化である。これは、第1及び/又は第2のアニールステップ21,23に適用されることができる。
以下に、図示実施形態の作用及び効果を説明する。
図3を参照すると、第1のアニールステップ21では、温度Tが高いほど、アニール時間は短くなる。用いられるアニール温度及びアニール時間の効果は、接合ウェーハ複合体の熱的容量の約90%に相当する。
熱的容量T,tで、初期の熱エネルギーがウェーハ複合体に加えられることができ、ウェーハ複合体のソースウェーハ1での予め設定され埋め込まれた分離領域を予め脆弱化する。上記ウェーハ複合体は後の分離現象の基礎となる。第2のアニールステップ22は、第1のアニールステップの後、第1のアニールステップ21の間で用いられた温度より、かなり低い温度で、行われる。予めの脆弱化の最適化は、第1アニールステップでだけでなく、第2アニールステップでも起こりうる。
図3に示すように、第1のアニールステップ21の温度は、約400℃〜450℃であるのに対して、第2のアニールステップの温度は400℃より下である。第2のアニールステップの間に、もたらされた熱エネルギーは、ウェーハ複合体を予め設定された分離領域5に沿って2つのウェーハの部分に分離するのを助ける。これは、クォーツ基板2及びその上のシリコンの薄膜3からなるSOQウェーハ8、又はシリコン基板及びその上のシリコンの薄膜からなるSOIウェーハを形成する。
図4を参照すると、図3に示す第1実施形態とほとんど同じアニール温度及びアニール時間が用いられる。第1のアニールステップ21′と第2のアニールステップ22との間の温度は、第2のアニールステップ22の温度Tに下げられる。アニールステップ21′,22は同じ炉7で行われる。これは第1のアニールステップから第2のアニールステップへの移行時間を短くし、それゆえに全体の処理時間を短縮する。
図5に示すように、第2のアニールステップ23のアニール時間を、第1のアニールステップでのウェーハ複合体12の約425℃の温度Tへの迅速な加熱、及び特定の温度レベルT,T,Tでの段階的な温度の引き下げにより短くすることができる。2つのアニールステップ21,23でウェーハ複合体12の構造に加えられる熱エネルギーは、ウェーハ複合体12が熱的分離する容量の100%に相当し、第2のアニールステップ23の温度Tでの特定の時間の後、ウェーハ複合体の領域5での熱的分離が起こる。
第1のアニールステップ21での温度の段階的な引き下げもまた、予め脆弱化させ、第2のアニールステップ23でのより簡単な分離が達成される。図5に示された温度のプロファイルの代わりに、ウェーハ複合体12の分離のための、任意の他の好ましい温度のプロファイルを用いることができる。
更に、第1のアニールステップで温度を変更して、温度の段階T,T,T又はTの間の温度を上げることができる。例えば、温度をTからTをこえてTへ引き下げ、更にTに高め、その後再びT及びTへ引き下げることもできる。
更に、第1のアニールステップと第2のアニールステップとを、2つのアニールステップの間の温度を室温Tに引き下げず、一つのアニールステップとして組み合わせることもできる。
上記のアニール時間及びアニール温度は、従来からの厚さ、ねじれ及び熱特性を有するシリコンと熔融シリカとからなるウェーハ複合体の分離に関係していることを更に考慮すべきである。他の特性又は異なる注入条件を有する他の基板を用いるときは、与える時間及び温度はそれに応じて適合させることを考慮すべきである。
本発明の第1実施形態に対応する方法の第1のアニールステップを示す図である。 本発明の第1実施形態に対応する方法の第2のアニールステップを示す図である。 本発明の第1実施形態に対応する方法を実施する間の温度の時間推移を例示的に示した温度及び時間のグラフである。 本発明の第2実施形態に対応する方法を実施する間の温度の時間推移を例示的に示した温度及び時間のグラフである。 本発明の第3実施形態に対応する方法を実施する間の温度の時間推移を例示的に示した温度及び時間のグラフである。 酸化、注入及びウェーハ接合を含む、従来のSmart−Cut(登録商標)処理の処理準備ステップを概略的に示した図である。 図6の従来のSmart−Cut(登録商標)処理で用いられるアニールステップの例示的配置を概略的に示す図である。
符号の説明
1…ソース基板、2…ハンドル基板、3…薄膜、4…残存物、5…分離領域、7…炉、8…材料複合体、12…ソース−ハンドル複合体、21,21′…第1のアニールステップ、22,23,23′…第2のアニールステップ。

Claims (15)

  1. 材料複合体(8)、特に異種材料複合体、又はシリコンオンインシュレータ(SOI)材料のような非異種材料複合体を製造する方法であり、
    第1の材料のソース基板(1)に予め設定した分離領域(5)を形成するステップと、
    前記ソース基板(1)を、前記第2の材料のハンドル基板(2)に接合し、ソース−ハンドル複合体を形成するステップと、
    前記予め設定した分離領域(5)で前記ソース基板(1)を脆弱化するためにソース基板(1)をアニール熱処理するステップと
    を備える前記方法において、
    前記アニール熱処理が、
    前記ソース基板(1)の分離の前に止められる、前記ソース−ハンドル複合体(12)への第1のアニールステップ(21,21′)と、
    前記第1のアニールステップ(21,21′)より低い温度で行われる、前記第1のアニールステップ(21,21′)の後の前記ソース−ハンドル複合体(12)への第2のアニールステップ(22,23,23′)と、
    を含む方法。
  2. 前記第2のアニールステップを少なくとも前記ソース基板(1)の熱的分離まで行うことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記分離は前記第2のアニールステップの後、付加的なエネルギーが加えられることにより行われることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記付加的なエネルギーは機械的なエネルギーであることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記第1のアニールステップ(21,21′)を、前記ソース−ハンドル複合体(12)が分離することができる熱的分離の容量のエネルギーより低いエネルギーで行うことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の方法。
  6. 前記第1のアニールステップ(21,21′)を、前記熱的分離の容量の前記エネルギーの約70〜99%で行うことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記第1のアニールステップ(21,21′)を、約350℃〜500℃で、約数分間〜約数時間、行うことを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の方法。
  8. 前記第2のアニールステップ(22,23,23′)を、約150℃〜350℃で、約数時間〜約数日間、行うことを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の方法。
  9. 前記ソース−ハンドル複合体(12)を、前記第1のアニールステップ(21,21′)と前記第2のアニールステップ(22,23,23′)との間に冷却することを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載の方法。
  10. 前記ソース−ハンドル複合体を室温(T)、好ましくは18℃と25℃との間の温度に冷却することを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記ソース−ハンドル複合体を前記第2のアニールステップ(22,23,23′)の温度に冷却することを特徴とする請求項9に記載の方法。
  12. 前記第1のアニールステップ(21,21′)及び/又は前記第2のアニールステップ(22,23,23′)は、アニール温度を段階的に低下させることを含む請求項1〜12の何れか一項に記載の方法。
  13. 前記第1の材料及び/又は前記第2の材料は、シリコン、A(III)B(V)半導体、A(III)B(V)半導体の合金、SiGe、炭化シリコン、合成石英及び熔融シリカからなる材料のグループのうちの少なくとも1つであることを特徴とする請求項1〜12の何れか一項に記載の方法。
  14. 前記ソース基板(1)はシリコンウェーハであり、前記ハンドル基板(2)は熔融シリカ又は合成石英からなるウェーハであることを特徴とする請求項1〜13の何れか一項に記載の方法。
  15. 前記予め設定された分離領域の形成のステップには、水素及び/又はヘリウムイオンを前記ソース基板(1)に注入することを含むことを特徴とする請求項1〜14の何れか一項に記載の方法。
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