JP2004200086A - 照明器具 - Google Patents

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Hitoshi Kuriaki
仁 栗秋
Hitoshi Nagao
均 長尾
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

【課題】セードを着脱する際の操作性を向上できる照明器具を提供することにある。
【解決手段】外周面に外ネジ部2aaが設けられると共に一端側が天井に取り付けられるソケット2と、開口を有しこの開口にソケット2が挿通されてランプの周を略覆うセード4と、外ネジ部2aaと螺合され締め付けることによりソケット2との間でセード4を挟持するホルダナット3と、を備えた照明器具において、ソケット2の外ネジ部2aaの上側に仮置き部6を設け、この仮置き部6にソケット2が挿通する開口部5aを有した仮止め部材5の開口周縁を載置し、この仮止め部材5の上にセード4を保持し、この状態でホルダナット3をソケット2に締め付けることによりホルダナット3とソケット2の間でセード4と仮止め部材5を挟持してなる照明器具。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ソケットとこのソケットに螺合するホルダナットと、を備え、ホルダナットをソケットに螺合することによりセードを保持する照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の照明器具としては、特開平8−36912号公報に開示されたものがある。図9は、これに開示された照明器具の分解斜視図、図10は、要部を示した斜視図である。このものは、外周面に外ネジ部2aが設けられると共に一端側がソケット支持部材を介して天井面に取り付けられるソケット2と、外ネジ部2aに螺合する内ネジ3aを有するホルダナット3と、上側にソケット2が挿通する開口4aを有しソケット2に装着されたランプ9の周を略覆うと共に開口周縁部がホルダナット3の一端側に載置されて取り付けられるセード4と、を備えて構成されている。
【0003】
これを詳しく説明すると、ソケット2は、ホルダナット3の内ネジ3aのネジ山に引っ掛かる寸法の突起2cを、その外周の180度方向に位置させて1対設けて形成している。
【0004】
ホルダナット3は、略中央部の円筒状の部分に、ソケット2の外ネジ2aに螺合する内ネジ3aを有するものである。そして、ホルダナット3の下側の内ネジ部3aに、ソケット2の突起2cと対向させて内ネジ部2aと垂直方向であってホルダナット3の略中央部まで伸び突起2cが通過する第1の凹部3eを設けると共に、ホルダナット3の上側の内ネジ部2aの第1の凹部3eより上側に、突起2cが通過し第1の凹部3eとホルダナット3の周方向に位置をずらした第2の凹部3fを設けている。そして、ホルダナット3の略中央部で第1の凹部3eと第2の凹部3fとをネジ方向に連通させて構成し、このように構成されたホルダナット3とソケット2の突起2cにより、ホルダナット3が一時的に係止される一時係止手段を構成している。
【0005】
このように構成された照明器具においては、天井に取り付けられたソケット2にセード4を装着する際には、セード4の開口4aにソケット2を挿通させ、セード4の内側にホルダナット3を配設し、ソケット2の第2の凹部3fとソケット2の突起2cとを合わせて押し上げ、それをさらに回転させて突起2cを第1の凹部3eに導けば、ホルダナット3が突起2cにより係止される。さらに、それを押し上げてホルダナット3の内ネジ3aをソケット2の外ネジ2aに螺合させて装着を行うことにより取り付けが完了するものとなる。また、取り外しに際しては、その反対の作業を行えばよい。
【0006】
このものは、セード4を取り外す際には、ホルダナット3がソケット2から離脱する直前で、ソケット2の突起2cがホルダナット3の内ネジ3aに設けた第1の凹部3eに係合して、その上方に位置する内ネジ3aのネジ山に引っ掛かってホルダナット3がソケット2に一時的に係止されて脱落せず、このため、ホルダナット3により取り付けられた部品(セード4)の落下が防げ、また、ホルダナット3のソケット2からの離脱位置を直前で知ることができ、その後にホルダナット3を回転させて突起2cを第2の凹部3fに導けばホルダナットの取り外しができて、セード4の取り外し時の操作性が向上する。また、その装着に際しても、ホルダナット3がソケット2に仮係止されてセード4の装着時の操作性も向上するものとなる。
【0007】
【特許文献1】
特開平8−36912号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところが前記した照明器具では、ソケット2の突起2cは、ホルダナット3の内周面に設けられた第1の凹部3eや第2の凹部3fを通過することになるので、ホルダナット3がソケット2の突起2cに嵌合されるときやその嵌合が外れるときが、目視では、確認しづらいものとなっていた。また、ホルダナット3の嵌合が外れるまでセード4の重量がわからないままとなることがあり、その結果、セード4が重いものである場合は、その重量が一気にかかることになるので、セード4に重いものを使うには、他の配慮が必要なものとなっていた。
【0009】
本発明は、上記事由に鑑みてなしたもので、その目的とするところは、セードを着脱する際の操作性を向上できる照明器具を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明の照明器具は、外周面に外ネジ部が設けられると共に一端側が天井に取り付けられるソケットと、開口を有しこの開口に前記ソケットが挿通されてランプの周を略覆うセードと、前記外ネジ部と螺合され締め付けることにより前記ソケットとの間で前記セードを挟持するホルダナットと、を備えた照明器具において、前記ソケットの外ネジ部の上側に仮置き部を設け、この仮置き部にソケットが挿通する開口部を有した仮止め部材の開口周縁を載置し、この仮止め部材の上に前記セードを保持し、この状態で前記ホルダナットを前記ソケットに締め付けることにより前記ホルダナットと前記ソケットの間で前記セードと前記仮止め部材を挟持してなることを特徴とする。
【0011】
請求項2に係る発明の照明器具は、請求項1において、前記ソケットに設けられた仮置き部は、前記ソケットの外周に設けられた鍔状のものであることを特徴とする。
【0012】
請求項3に係る発明の照明器具は、請求項2において、前記仮止め部材は、開口部の中心に向かって突出する凸状の載置部を有し、前記仮置き部は、外周の一部に前記凸状の載置部が上下に貫通する切り欠き部を有し、前記凸状の載置部が前記切り欠き部を貫通して前記仮置き部に載置されるものであることを特徴とする。
【0013】
請求項4に係る発明の照明器具は、請求項3において、前記ソケットに外ネジ部の一部が凹状に陥没した凹状溝を上下方向に設け、この凹状溝に前記凸状の載置部がガイドされて前記切り欠き部に到達するものであることを特徴とする。
【0014】
請求項5に係る発明の照明器具は、請求項3又は4において、前記切り欠き部の近傍に前記仮置き部から上方向に突出する滑り落ち防止リブを設け、前記仮止め部材の凸状の載置部は、前記滑り落ち防止リブの上を超えて前記仮置き部に載置されるものであることを特徴とする。
【0015】
請求項6に係る発明の照明器具は、請求項5において、前記ホルダナットを締め付けるときの回転方向であって前記滑り落ち防止リブから所定の間隔に前記滑り落ち防止リブよりも高い回転止め用当接壁を設け、前記凸状の載置部が前記仮置き部の上面で摺動する範囲を前記所定の間隔で規制したことを特徴とする。
【0016】
請求項7に係る発明の照明器具は、請求項6において、前記回転止め用当接壁と前記滑り落ち防止リブの間に前記回転止め用当接壁と対向する固定用リブを設け、前記仮置き部に前記凸状の載置部を載置した状態で、前記ホルダナットを締め付けることにより、前記固定用リブの下方を前記凸状の載置部が回転方向に通過して前記回転止め用当接壁で当接され、さらに、前記固定用リブと前記回転止め用当接壁との間で前記凸状の載置部が上昇するものであることを特徴とする。
【0017】
請求項8に係る発明の照明器具は、請求項7において、前記凸状の載置部は、前記回転止め用当接壁に当接し、この回転止め用当接壁にガイドされながら前記仮止め部材が上昇するものであることを特徴とする。
【0018】
請求項9に係る発明の照明器具は、請求項7又は8において、前記滑り落ち防止リブの上に前記凸状の載置部を載せたときの前記凸状の載置部の上端の位置が前記固定用リブの下端の位置よりも高いものであることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)
本発明の請求項1〜4に対応した第1の実施の形態を図1〜図3を用いて説明する。図1は照明器具のセードの一部を切り欠いた分解斜視図、図2はこれの組み立て途中の図で、セードの一部を切り欠いた斜視図、図3は照明器具の組立てが終了した図で、セードの一部を切り欠いた斜視図である。
【0020】
この照明器具は、外周面に外ネジ部2aaが設けられると共に一端側が天井に取り付けられるソケット2と、開口4aを有しこの開口4aにソケット2が挿通されてランプの周を略覆うセード4と、外ネジ部2aaと螺合され締め付けることによりソケット2との間でセード4を挟持するホルダナット3と、ソケット2が挿通する開口部5aを有した仮止め部材5と、を備えて構成されている。
【0021】
ソケット2は、略円筒状をなしたソケット部と、ソケット部の上端に設けられた天板部と、を備えている。天板部は、その周囲が垂下しており、垂下した下端には、セード4の開口4aの周縁が当接する当接部2kが、リング状に形成されている。また、ソケット部は、外ネジ部2aaが設けられたソケットカバー2aと、この内側にソケットカバー2aと略同軸に設けられたランプソケット2bと、を備えている。
【0022】
ソケットカバー2aは、金属や合成樹脂などの材料で形成されており、ソケットカバー2aの外ネジ部2aaの上側には、仮置き部6が設けられている。仮置き部6は、ソケットカバー2aの外周に設けられた鍔状のものであり、鍔状の仮置き部6の一部は、後述する凸状の載置部5bが上下に貫通する切り欠き部6aが、ソケットカバー2aの外周の180度の位置に、2箇所、設けられている。また、外ネジ部2aaの一部には、凹状に陥没した凹状溝2abが、ソケットカバー2aの外周のおよそ180度の位置に、2箇所、略上下に形成されている。この凹状溝2abは、後術する凸状の載置部5bがガイドされて上下に通過するように設けられた溝であり、凹状溝2abの上端は、切り欠き部6aに通じている。また、ランプソケット2bの内周面には、所謂Eベース口金のランプが螺号するような内ネジが設けられており、ランプに電力が供給できるようになっている。なお、ここでは、ソケット2を、ソケットカバー2aと、ランプソケット2bと、の別々の部材に分けているが、これは一体のものでもかまわない。
【0023】
セード4は、透光性を有したガラスや合成樹脂で形成されており、その下部は、ホルダナット3がソケット2に螺号できるような開口4xを備えている。
【0024】
ホルダナット3は、下部が略円筒状をなし、その円筒の上部が略逆円錐台状に広がっている。略円筒状をなした内側には、外ネジ部2aと螺合される内ネジを有するとともに、略逆円錐台状に広がった上端には、仮止め部材5の開口周縁を載置する当接部が設けられている。
【0025】
仮止め部材5は、板状部材で中央にソケットが挿通する開口部5aを有した
ドーナツ型に形成されている。そして、開口部5aの周縁には、中心に向かって突出する凸状の載置部5bが一対、開口部5aの内周の180°の位置に形成されている。そして、この凸状の載置部5bは、前記したようにソケットカバー2aの凹状溝2abにガイドされるので、これに適した形状を有している。
【0026】
次に、この照明器具のセード4の取り付けを説明する。まず、ソケット2がセード4の開口4aを挿通するように、セード4を持ち上げる。さらに、この状態で、仮止め部材5の一対の凸状の載置部5bをソケットカバー2aの2箇所の凹状溝2abの下端にあわせる。これより凸状の載置部5bは、凹状溝2abにガイドされる。この状態で仮止め部材5を押し上げると、凸状の載置部5bは、凹状溝2abに沿ってソケットカバー2aの切り欠き部6aに到達する。さらに、仮止め部材5を回転させると、凸状の載置部5bは、仮置き部6に載置される。これにより仮止め部材5の開口部5aにソケット2が挿通され、仮止め部材5の開口周縁、すなわち凸状の載置部5bの仮置き部6への載置が終了し、セード4は、仮止め部材5の上で保持されるものとなる。(図2の状態)
さらに、ホルダナット3をソケット2(ソケットカバー2a)に締め付ける。このときセード4は、仮止め部材5の上で保持されているので、必ず手で支える必要はなく、むしろ、ソケット2を持って、ソケット2がホルダナット3の回転方向に回転しないようにすればよい。このようにしてホルダナット3を締め付けていくとホルダナット3が上昇して行く。なお、ホルダナット3を締め付けるときは、ホルダナット3が仮止め部材5に当接するまでは、セード4の重量がホルダナット3に加わらないので軽く締め付けられるものとなる。さらに、ホルダナット3を締め付けると、やがてホルダナット3は、仮止め部材5に当接し、ホルダナット3の締め付けと同時に仮止め部材5も上昇し、やがてはホルダナット3の上端とソケット2の当接部2kとの間で、セード4と仮止め部材5とが挟持されて、セード4の取り付けが完了する。(図3の状態)
また、セード4を取り外すときは、前記したものと逆の手順で行なえばよく、ポイントは、以下の通りである。すなわち、ホルダナット3を緩めるときは、セード4が仮止め部材5によって保持されているので、必ず手で支える必要はなく、むしろ、ソケット2を持って、ソケット2がホルダナット3の回転方向に回転しないようにすればよい。また、ホルダナット3の仮止め部材5との当接が離れた後においては、セード4の重量がホルダナット3に加わらないので、ホルダナット3を軽く緩めることができる。さらに、ホルダナット3をソケット2から外すときは、セード4が仮止め部材5によって保持されているので、セード4の重量を気にせずにホルダナット3をソケット2から外せばよい。最後に、片手でセード4を持ち上げながら仮止め部材5を回転させ、凸状の載置部5bを切り欠き部6aに合わせて、仮止め部材5を外し、さらにセード4を外せばよい。なお、このときセード4を回転させることにより仮止め部材5を回転させてもよい。なお、セード4の重量が加わるのは、凸状の載置部5bが切り欠き部6aの位置に合致したときであるので、切り欠き部6aより凸状の載置部5bを目視して、セード4が外れるとき、すなわちセード4の重量が加わるときを認識すればよい。
【0027】
この実施の形態によると、ソケット2の外ネジ部2aaの上側に仮置き部6を設け、この仮置き部6にソケット2が挿通する開口部5aを有した仮止め部材5の開口周縁を載置し、この仮止め部材5の上にセード4を保持し、この状態でホルダナット3をソケット2に締め付けることによりホルダナット3とソケット2の間でセード4と仮止め部材5を挟持したことにより、セード4を仮止め部材5により簡単な操作で仮置きできるので、その後のホルダナット3の締め付けを、セード4を片手で支えながら行なわなくてもできるようになるうえに、ホルダナット3を締め付ける力を軽いものとすることができる。また、セード4を取り外す場合においても、ホルダナット3を緩める力を軽いものとすることができ、さらにホルダナット3がソケット2から外れるときも、セード2の力が加わらないものとなるので、セード4を着脱する際の操作性を向上できるものとなる。
【0028】
なお、照明器具が天井面より吊り下げられているような場合は、ホルダナット3を締め付けるさいに、片手でソケット2を持つことができ、従来、ホルダナット3の回転と同時にソケット2が回転していたものを防止できるので、さらにセード4を着脱する際の操作性を向上できるものとなる。
【0029】
また、ソケット2に設けられた仮置き部6は、ソケット2の外周に設けられた鍔状のものであることにより、仮置き部6を容易に形成でき、また仮止め部材5の開口周縁を載置しやすいものとすることができる。
【0030】
また、仮止め部材5は、開口部5aの中心に向かって突出する凸状の載置部5bを有し、仮置き部6は、外周の一部に凸状の載置部5bが上下に貫通する切り欠き部6aを有し、凸状の載置部5bが切り欠き部6aを貫通して仮置き部6に載置されるものであることにより、凸状の載置部5bが切り欠き部6aを貫通して、これを回転させることにより、凸状の載置部5bを仮置き部6に載置できるものとなるので、簡単な操作で着脱できるものとなる。また、セード4を取り外すさいは、切り欠き部6aから凸状の載置部5bが目視にて確認できるので、凸状の載置部5bが外れるとき、すなわち仮止め部材5が外れ、セード4の重量が加わるときが目視によりわかるものとなる。
【0031】
また、ソケット2に外ネジ部2aaの一部が凹状に陥没した凹状溝2abを上下方向に設け、この凹状溝2abに凸状の載置部5bがガイドされて切り欠き部6aに到達するものとしたことにより、凸状の載置部5bの先端を仮止め部材5の開口部5aから、ソケット2の軸方向に、より突出させることができるので、凸状の載置部5bが、より確実に仮置き部6に係合されるものとなる。
【0032】
なお、この仮止め部材5は、セード4と一体になっているものでもよく、特に、セード4の開口4xに凸状の載置部5bが備えられていれば同様に扱えるものとなる。また、この実施の形態においては、凸状の載置部5bや凹状溝2abは、その外周の180°の位置に2個もうけているが、例えば、120°の位置に3個設けたものであってもよい。
【0033】
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態を図4〜図8を用いて説明する。図4〜図6は、セードを取り付けるときの仮止め部材の動きを示す図で、図4は仮止め部材にソケットを挿通させる前の要部斜視図、図5は仮止め部材が仮置き部に載置されるときの動きを説明する要部斜視図、図6は仮止め部材が仮置き部に載置されてから取り付けが完了するまでを説明する要部斜視図である。また、図7、図8はセードを外すときの仮止め部材の動きを示す図で、図7は取り付け完了状態から仮止め部材が仮置き部に載置されるまでの動きを説明する要部斜視図、図8は仮止め部材が仮置き部から外されるときの動きを説明する要部斜視図である。なお、図4〜図8では、仮止め部材5の上に保持されているセードは図示されていないが、これは、説明上、図を見やすくするために省略したものであり、第1の実施の形態で説明したものと同じものが使われているものとする。また、ソケット2の外ネジ部や、外ネジ部の一部に設けられた凹状に陥没した凹状溝も図示されていないが、いずれの図においても省略しているものであり、第1の実施の形態で説明したものと同じものが使われているものとする。
【0034】
この照明器具は、第1の実施の形態における、仮止め部材5が仮置き部6の上にあるときの仮止め部材5の動きを規制する部材を追加したものである。このものは、外周面に外ネジ部が設けられると共に一端側が天井に取り付けられるソケット2と、開口を有しこの開口にソケットが挿通されてランプの周を略覆うセード(図示せず)と、外ネジ部と螺合され締め付けることによりソケット2との間でセード(図示せず)を挟持するホルダナット3と、ソケット2が挿通する開口部5aを有した仮止め部材5と、を備えて構成されている。
【0035】
このものにおいて重要なことは、切り欠き部6aの近傍に仮置き部6から上方向に突出する滑り落ち防止リブ6bを設けたこと。さらに、仮止め部材5の凸状の載置部5bは、滑り落ち防止リブ6bの上を超えて仮置き部6に載置されることである。また、ホルダナット3を締め付けるときの回転方向、すなわち図6の矢印XXの方向であって、滑り落ち防止リブ6bから所定の間隔に滑り落ち防止リブ6bよりも高い回転止め用当接壁7を設け、凸状の載置部5bが仮置き部6の上面で摺動する範囲を所定の間隔で規制したことである。
【0036】
また、回転止め用当接壁7と滑り落ち防止リブ6bの間に回転止め用当接壁7と対向する固定用リブ8を設け、仮置き部6に凸状の載置部5bを載置した状態で、ホルダナット3を締め付けることにより、固定用リブ8の下方を凸状の載置部5bが回転方向すなわちXXの方向に通過して回転止め用当接壁7で当接され、さらに、固定用リブ8と回転止め用当接壁7との間で凸状の載置部5bが上昇するものであることである。また、凸状の載置部5bは、固定用リブ8と回転止め用当接壁7との間でガイドされながら仮止め部材5が上昇するものであることである。さらに、滑り落ち防止リブ6bの上に凸状の載置部5bを載せたときの凸状の載置部5bの上端の位置が固定用リブ8の下端の位置よりも高いものであることである。
【0037】
これらを詳しく述べると、滑り落ち防止リブ6bや回転止め用当接壁7や固定用リブ8は、いずれのものも、ソケット2具体的には、金属や合成樹脂などの材料で形成されたソケットカバー2aの外周に形成されている。滑り落ち防止リブ6bは、切り欠き部6aの端に真上に形成され、凸状の載置部5bが滑り落ちないような高さに形成され、ここでは凸状の載置部5bの高さ寸法よりも高いものとなっている。また、滑り落ち防止リブ6bのソケットカバー2aに対する直径方向の突出量は、仮置き部6の鍔状に突出した突出量と同じものになっている。
【0038】
また、回転止め用当接壁7は、仮置き部6からソケットカバー2aの外周に沿って上方向に形成されている。そして、その高さは、ソケットカバー2aの当接部2kと略同じ高さになるように設けられている。また、ソケットカバー2aに対する直径方向の突出量は、仮置き部6の鍔状に突出した突出量よりは少し少ないが、ほぼ同じぐらいのものとなっている。また、固定用リブ8は、ソケットカバー2aの外周に沿って、当接部2kと略同じ高さから下方に向かって形成されている。そして、固定用リブ8の下端と仮置き部6の上面との隙間は、凸状の載置部5bの高さ(厚み)よりも大きいものになっている。なお、ここでは固定用リブ8の下端と滑り落ち防止リブ6bの上端がほぼ同じ高さ方向の位置になっている。その他の第1の実施の形態と同一の構成部材には同一符号を付すことにより説明を省略する。
【0039】
次に、この照明器具のセードの取り付けを説明する。まず、ソケット2がセード(図示せず)の開口を挿通するように、セードを持ち上げる。さらに、この状態で、仮止め部材5の一対の凸状の載置部5bをソケットカバー2aの2箇所の凹状溝(図示せず)の下端にあわせる。(図4の状態)これより凸状の載置部5bは、凹状溝にガイドされる。この状態で仮止め部材5を押し上げると、凸状の載置部5bは、凹状溝2abに沿ってソケットカバー2aの切り欠き部6aに到達する。(図5における凸状の載置部5bがAの状態)ここでさらに仮止め部材5を押し上げ、滑り落ち防止リブ6bの上端よりも上に凸状の載置部5bを位置させる。(図5における凸状の載置部5bがBの状態)ここで仮止め部材5をホルダナット3の締め付け方向に回転させると、凸状の載置部5bは、滑り落ち防止リブ6bの上を超えて固定用リブ8に当接し、ここで仮止め部材5を下げると、仮止め部材5は仮置き部6の上に載置されるものとなる。(図5における凸状の載置部5bがCの状態)
次に、ホルダナット3をソケット2(ソケットカバー2a)に締め付ける。このときセードは、仮止め部材5の上で保持されているので、必ずしも手で支える必要はなく、むしろ、ソケット2を持って、ソケット2がホルダナット3の回転方向に回転しないようにすればよい。このようにしてホルダナット3を締め付けていくとホルダナット3が上昇していき、やがてホルダナット3は、仮止め部材5に当接する。さらにホルダナット3を締め付けると仮止め部材5が、締め付け方向、すなわちXXの方向に移動する。これにより固定用リブ8の下方を凸状の載置部5bが回転方向すなわちXXの方向に通過して回転止め用当接壁7で当接される。さらにホルダナット3を締め付けると固定用リブ8と回転止め用当接壁7との間で凸状の載置部5bがガイドされながら仮止め部材5が上昇していき、やがてはホルダナット3の上端とソケット2の当接部2kとの間で、セード4と仮止め部材5とが挟持されて、セード4の取り付けが完了する。(図6における凸状の載置部5bがDの状態)
また、セード4を取り外すときは、前記したものと逆の手順で行なえばよい。すなわち、ホルダナット3を緩めると固定用リブ8と回転止め用当接壁7との間で凸状の載置部5bがガイドされながら仮止め部材5が下降していく。このとき凸状の載置部5bは、固定用リブ8があるので固定用リブ8に沿って下降する。そして、凸状の載置部5bの上端が固定用リブ8の下端よりも低くなったとときに、凸状の載置部5bがYYで示した方向に移動する。このとき凸状の載置部5bの下端は、滑り落ち防止リブ6bの上端よりも高い位置にあるので、凸状の載置部5bは、滑り落ち防止リブ6bに当接して、切り欠き部6aには、行かないものとなる。さらにホルダナット3を緩めると凸状の載置部5bは、仮置き部6の上に載置され、この上を摺動して、滑り落ち防止リブ6bに当接し、これ以上、凸状の載置部5bがYYで示した方向に移動しないものとなる。この状態でホルダナット3をさらに緩めてソケット2から取り外す。この状態では、セードは、仮止め部材5に保持されたままである。次に、仮止め部材5とセードを持ち上げて凸状の載置部5bを図8で示したA→B→Cの順で移動して、仮止め部材5を仮置き部6から取り外す。これによりセードの取り外しが終了する。
【0040】
この実施の形態によると、切り欠き部6aの近傍に仮置き部6から上方向に突出する滑り落ち防止リブ6bを設け、仮止め部材5の凸状の載置部5bは、滑り落ち防止リブ6bの上を超えて仮置き部6に載置されるものであることにより、仮止め部材5は、セード4と一緒に持ち上げて、滑り落ち防止リブ6bの上を超えない限りは、仮置き部6から取り外せないものとなるので、着脱のさいにセードが不意にソケット2より落下することがなくなる。さらに、セードを外す際は、必ずセードを持ち上げることになるので、セードを外す前にその重量がわかるものとなり、セードの重量がわからないままに、その重量が一気にかかるということがないものとなる。
【0041】
また、ホルダナット3を締め付けるときの回転方向であって滑り落ち防止リブ6bから所定の間隔に滑り落ち防止リブ6bよりも高い回転止め用当接壁7を設け、凸状の載置部5bが仮置き部6の上面で摺動する範囲を所定の間隔で規制したことにより、仮止め部材5が仮置き部6の上面で回転することがなくなり、セードが取り付けやすいものとなる。またセードを取り外す際も、仮止め部材5が仮置き部6の上面で回転する範囲が少なくなるので、取り外しやすいものとなる。
【0042】
また、回転止め用当接壁7と滑り落ち防止リブ6bの間に回転止め用当接壁7と対向する固定用リブ8を設け、仮置き部6に凸状の載置部5bを載置した状態で、ホルダナット3を締め付けることにより、固定用リブ8の下方を凸状の載置部5bが回転方向に通過して回転止め用当接壁7で当接され、さらに、固定用リブ8と回転止め用当接壁7との間で凸状の載置部5bが上昇するものであることにより、さらに仮止め部材5が仮置き部6の上面で回転することがなくなるので、さらにセードが取り付けやすいものとなる。またセードを取り外す際も、仮止め部材5が固定用リブ8の当接してガイドされながら凸状の載置部5bが下降するので、凸状の載置部5bが仮置き部6の上面で回転する範囲がさらに少なくなるので、さらに取り外しやすいものとなる。
【0043】
また、凸状の載置部5bは、固定用リブ8と回転止め用当接壁7との間でガイドされながら仮止め部材5が上昇するものであることにより、ガイドされている間は仮止め部材5ががたつかず、さらに操作性を向上できるものとなる。
【0044】
滑り落ち防止リブ6bの上に凸状の載置部5bを載せたときの凸状の載置部5bの上端の位置が固定用リブ8の下端の位置よりも高いものであることにより、ホルダナット3を緩めている途中で凸状の載置部5bが切り欠き部6aの上にくることがなくなるので、ホルダナット3をソケットカバー2より取り外すときにセードの重量が一気にかかるということがないものとなる。
【0045】
なお、第1の実施の形態、第2の実施の形態ともに、ソケット2に外ネジ部の一部が凹状に陥没した凹状溝2abを上下に設け、この凹状溝abに凸状の載置部5bがガイドされて切り欠き部6aに到達するものとして説明したが、どちらの実施の形態においても凹状溝2abは、ないものであってもかまわない。但し、この場合は、凸状の載置部5bの突出量が少なくなるが、仮止め部材5の開口部5aとソケット2(ソケットカバー2a)の外周との遊び(隙間)も考慮のうえ、仮置き部5との係合が十分確保できるのであればとくに問題はないものである。
【0046】
【発明の効果】
請求項1記載の発明にあっては、外周面に外ネジ部が設けられると共に一端側が天井に取り付けられるソケットと、開口を有しこの開口に前記ソケットが挿通されてランプの周を略覆うセードと、前記外ネジ部と螺合され締め付けることにより前記ソケットとの間で前記セードを挟持するホルダナットと、を備えた照明器具において、前記ソケットの外ネジ部の上側に仮置き部を設け、この仮置き部にソケットが挿通する開口部を有した仮止め部材の開口周縁を載置し、この仮止め部材の上に前記セードを保持し、この状態で前記ホルダナットを前記ソケットに締め付けることにより前記ホルダナットと前記ソケットの間で前記セードと前記仮止め部材を挟持してなることにより、セードを仮止め部材により簡単な操作で仮置きできるので、その後のホルダナットの締め付けを、セードを片手で支えながら行なわなくてもできるようになる。また、ホルダナットがソケットから外れるときも、セードの力が加わらないものとなるので、セードを着脱する際の操作性を向上できるものとなる。
【0047】
請求項2記載の発明にあっては、前記ソケットに設けられた仮置き部は、前記ソケットの外周に設けられた鍔状のものであることにより、請求項1に記載した効果を奏するうえに、仮置き部を容易に形成でき、また仮止め部材の開口周縁を載置しやすいものとすることができる。
【0048】
請求項3記載の発明にあっては、前記仮止め部材は、開口部の中心に向かって突出する凸状の載置部を有し、前記仮置き部は、外周の一部に前記凸状の載置部が上下に貫通する切り欠き部を有し、前記凸状の載置部が前記切り欠き部を貫通して前記仮置き部に載置されるものであることにより、請求項2に記載した効果を奏するうえに、凸状の載置部が切り欠き部を貫通して、これを回転させることにより、凸状の載置部を仮置き部に載置できるものとなるので、簡単な操作で着脱できるものとなる。
【0049】
請求項4記載の発明にあっては、前記ソケットに外ネジ部の一部が凹状に陥没した凹状溝を上下方向に設け、この凹状溝に前記凸状の載置部がガイドされて前記切り欠き部に到達するものであることにより、請求項3に記載した効果を奏するうえに、凸状の載置部5bの先端を仮止め部材5の開口部5aから、ソケット2の軸方向に、より突出させることができるので、凸状の載置部が、より確実に仮置き部に係合されるものとなる。
【0050】
請求項5記載の発明にあっては、前記切り欠き部の近傍に前記仮置き部から上方向に突出する滑り落ち防止リブを設け、前記仮止め部材の凸状の載置部は、前記滑り落ち防止リブの上を超えて前記仮置き部に載置されるものであることにより、請求項3又は4に記載した効果を奏するうえに、仮止め部材は、セードと一緒に持ち上げて、滑り落ち防止リブの上を超えないと仮置き部6から取り外せないものとなるので、着脱のさいにセードが不意にソケットより落下することがなくなる。さらに、セードを外すさいは、必ずセードを持ち上げることになるので、セードを外す前にその重量がわかるものとなり、セードの重量がわからないままに、その重量が一気にかかるということがないものとなる。
【0051】
請求項6記載の発明にあっては、前記ホルダナットを締め付けるときの回転方向であって前記滑り落ち防止リブから所定の間隔に前記滑り落ち防止リブよりも高い回転止め用当接壁を設け、前記凸状の載置部が前記仮置き部の上面で摺動する範囲を前記所定の間隔で規制したことにより、請求項5に記載した効果を奏するうえに、仮止め部材が仮置き部の上面で回転することがなくなり、セードが取り付けやすいものとなる。またセードを取り外す際も、仮止め部材が仮置き部の上面で回転する範囲が少なくなるので、取り扱いやすいものとなる。
【0052】
請求項7記載の発明にあっては、前記回転止め用当接壁と前記滑り落ち防止リブの間に前記回転止め用当接壁と対向する固定用リブを設け、前記仮置き部に前記凸状の載置部を載置した状態で、前記ホルダナットを締め付けることにより、前記固定用リブの下方を前記凸状の載置部が回転方向に通過して前記回転止め用当接壁で当接され、さらに、前記固定用リブと前記回転止め用当接壁との間で前記凸状の載置部が上昇するものであることにより、請求項6に記載した効果を奏するうえに、固定用リブの下方を凸状の載置部が回転方向に通過して回転止め用当接壁で当接され、さらに、固定用リブと回転止め用当接壁との間で凸状の載置部が上昇するものであることにより、さらに仮止め部材が仮置き部の上面で回転することがなくなるので、さらにセードが取り付けやすいものとなる。またセードを取り外す際も、仮止め部材が仮置き部の上面で回転する範囲がさらに少なくなるので、さらに取り扱いやすいものとなる。
【0053】
請求項8記載の発明にあっては、前記凸状の載置部は、前記回転止め用当接壁に当接し、この回転止め用当接壁にガイドされながら前記仮止め部材が上昇するものであることにより、請求項7に記載した効果を奏するうえに、ガイドされている間は仮止め部材ががたつかず、さらに有用なものとできる。
【0054】
請求項9記載の発明にあっては、前記滑り落ち防止リブの上に前記凸状の載置部を載せたときの前記凸状の載置部の上端の位置が前記固定用リブの下端の位置よりも高いものであることにより、請求項7又は8に記載した効果を奏するうえに、ホルダナットを緩めている途中で凸状の載置部が切り欠き部の上にくることがなくなるので、ホルダナットをソケットカバーより取り外すときにセードの重量が一気にかかるということがないものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る照明器具のセードの一部を切り欠いた分解斜視図である。
【図2】同上の照明器具の組み立て途中の図で、セードの一部を切り欠いた斜視図である。
【図3】同上の照明器具の組立てが終了した図で、セードの一部を切り欠いた斜視図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る照明器具の仮止め部材にソケットを挿通させる前の要部斜視図である。
【図5】同上の照明器具の仮止め部材が仮置き部に載置されるときの動きを説明する要部斜視図である。
【図6】同上の照明器具の仮止め部材が仮置き部に載置されてから取り付けが完了するまでを説明する要部斜視図である。
【図7】同上の照明器具の取り付け完了状態から仮止め部材が仮置き部に載置されるまでを説明する要部斜視図である。
【図8】同上の照明器具の仮止め部材が仮置き部から外されるときの動きを説明する要部斜視図である。
【図9】従来例に係る照明器具の分解斜視図である。
【図10】同上の照明器具の要部を示した斜視図である。
【符号の説明】
2 ソケット
2a ソケットカバー
2b ランプソケット
2aa 外ネジ部
2ab 凹状溝
3 ホルダナット
4 セード
5 仮止め部材
5a 開口部
5b 凸状の載置部
6 仮置き部
6a 切り欠き部
6b 滑り落ち防止リブ
7 回転止め用当接壁
8 固定用リブ

Claims (9)

  1. 外周面に外ネジ部が設けられると共に一端側が天井に取り付けられるソケットと、開口を有しこの開口に前記ソケットが挿通されてランプの周を略覆うセードと、前記外ネジ部と螺合され締め付けることにより前記ソケットとの間で前記セードを挟持するホルダナットと、を備えた照明器具において、前記ソケットの外ネジ部の上側に仮置き部を設け、この仮置き部にソケットが挿通する開口部を有した仮止め部材の開口周縁を載置し、この仮止め部材の上に前記セードを保持し、この状態で前記ホルダナットを前記ソケットに締め付けることにより前記ホルダナットと前記ソケットの間で前記セードと前記仮止め部材を挟持してなる照明器具。
  2. 前記ソケットに設けられた仮置き部は、前記ソケットの外周に設けられた鍔状のものであることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 前記仮止め部材は、開口部の中心に向かって突出する凸状の載置部を有し、前記仮置き部は、外周の一部に前記凸状の載置部が上下に貫通する切り欠き部を有し、前記凸状の載置部が前記切り欠き部を貫通して前記仮置き部に載置されるものであることを特徴とする請求項2記載の照明器具。
  4. 前記ソケットに外ネジ部の一部が凹状に陥没した凹状溝を上下方向に設け、この凹状溝に前記凸状の載置部がガイドされて前記切り欠き部に到達するものであることを特徴とする請求項3記載の照明器具。
  5. 前記切り欠き部の近傍に前記仮置き部から上方向に突出する滑り落ち防止リブを設け、前記仮止め部材の凸状の載置部は、前記滑り落ち防止リブの上を超えて前記仮置き部に載置されるものであることを特徴とする請求項3又は4記載の照明器具。
  6. 前記ホルダナットを締め付けるときの回転方向であって前記滑り落ち防止リブから所定の間隔に前記滑り落ち防止リブよりも高い回転止め用当接壁を設け、前記凸状の載置部が前記仮置き部の上面で摺動する範囲を前記所定の間隔で規制したことを特徴とする請求項5記載の照明器具。
  7. 前記回転止め用当接壁と前記滑り落ち防止リブの間に前記回転止め用当接壁と対向する固定用リブを設け、前記仮置き部に前記凸状の載置部を載置した状態で、前記ホルダナットを締め付けることにより、前記固定用リブの下方を前記凸状の載置部が回転方向に通過して前記回転止め用当接壁で当接され、さらに、前記固定用リブと前記回転止め用当接壁との間で前記凸状の載置部が上昇するものであることを特徴とする請求項6記載の照明器具。
  8. 前記凸状の載置部は、前記回転止め用当接壁に当接し、この回転止め用当接壁にガイドされながら前記仮止め部材が上昇するものであることを特徴とする請求項7記載の照明器具。
  9. 前記滑り落ち防止リブの上に前記凸状の載置部を載せたときの前記凸状の載置部の上端の位置が前記固定用リブの下端の位置よりも高いものであることを特徴とする請求項7又は8記載の照明器具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012253005A (ja) * 2011-06-03 2012-12-20 Shinryu Ko Ledランプ
JP2019106267A (ja) * 2017-12-11 2019-06-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明器具ならびにそれを構成するソケットおよびランプ

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