JP2004200079A - 照明器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】反射板を含めた全ての金属性部材について器具本体を通じてアース導通させることが可能な照明器具を提供する。
【解決手段】器具本体1の長手方向両端にエンドプレート10を装着し、器具本体1の突片5をかしめると突片5とかしめ部12の端縁同士が摺接してお互いの塗膜が剥離し、器具本体1とエンドプレート10が突片5とかしめ部12により塗膜を介さずに金属部分で直接接触して導通する。また、反射板20を器具本体1に取り付ける際に固定部23を被固定部6に挿入(圧入)すると固定部23の傾斜面(基端部位23b)が被固定部6の内側面に摺接して互いの塗膜が剥離され、固定部23と被固定部6が塗膜を介さずに金属部分で直接接触して導通する。よって、反射板20を含めた全ての金属性部材について器具本体1を通じてアース導通させることが可能となる。
【選択図】 図1
【解決手段】器具本体1の長手方向両端にエンドプレート10を装着し、器具本体1の突片5をかしめると突片5とかしめ部12の端縁同士が摺接してお互いの塗膜が剥離し、器具本体1とエンドプレート10が突片5とかしめ部12により塗膜を介さずに金属部分で直接接触して導通する。また、反射板20を器具本体1に取り付ける際に固定部23を被固定部6に挿入(圧入)すると固定部23の傾斜面(基端部位23b)が被固定部6の内側面に摺接して互いの塗膜が剥離され、固定部23と被固定部6が塗膜を介さずに金属部分で直接接触して導通する。よって、反射板20を含めた全ての金属性部材について器具本体1を通じてアース導通させることが可能となる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、照明器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、日本工業規格(JIS)が国際電気標準会議(IEC)規格と整合されたことに伴って、照明器具においても人体が触れる虞のある非充電金属部を全てアース導通させることが要求されている。ところが、従来の照明器具においては、器具本体を構成する非充電金属部については器具本体に設けたアース端子によってアース導通させることができるが、反射板にはアース端子が設けられていなかった。そのため、例えば所謂富士型の天井直付け型の照明器具において、反射板に設けた突起を器具本体に当てて絶縁材料からなる塗膜を剥離し、反射板と器具本体を接触導通させるようにした照明器具が提案されている(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−6429号公報(第2−3頁、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、反射板以外の部材、例えば、器具本体の両端に取り付けられるエンドプレートなどの非充電金属部材を備えた照明器具においては、これらの部材についてもアース導通させることが必要である。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、反射板を含めた全ての金属性部材について器具本体を通じてアース導通させることが可能な照明器具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、少なくとも前面及び両端面が開放された箱状の器具本体と、器具本体にかしめ固定するためのかしめ部を有し器具本体の両端開口を塞ぐように器具本体に取り付けられるエンドプレートと、器具本体の前面に配設される反射板とを備え、器具本体、エンドプレート並びに反射板がそれぞれ金属板より形成され且つ表面が絶縁性を有する塗装材料の塗膜で覆われてなる照明器具であって、かしめ部と器具本体、器具本体と反射板をそれぞれ互いに相手の塗膜を剥離させて接触導通させたことを特徴とする。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、板状の固定部を反射板に形成するとともに固定部が挿入係止される袋状の被固定部を器具本体に形成し、固定部の基端部位を被固定部の開口寸法よりも小さい寸法から小さくない寸法まで傾斜する形状に形成したことを特徴とする。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1の発明において、板状の固定部を反射板に形成するとともに固定部が挿入係止される袋状の被固定部を器具本体に形成し、固定部の被固定部に挿入される部位に被固定部と摺接することで塗膜が剥離されるとともに被固定部表面の塗膜も剥離する爪を設けたことを特徴とする。
【0009】
請求項4の発明は、請求項1の発明において、反射板と器具本体の何れか一方に相手側にかしめ固定するためのかしめ片を設け、かしめ片により反射板と器具本体の双方の塗膜を剥離してなることを特徴とする。
【0010】
請求項5の発明は、請求項1の発明において、反射板を係止する突起をエンドプレートに設け、突起により反射板とエンドプレートの双方の塗膜を剥離してなることを特徴とする。
【0011】
請求項6の発明は、請求項1の発明において、金属板より形成され且つ表面が絶縁性を有する塗装材料の塗膜で覆われて器具本体の前面に配設される中間フレーム、並びに中間フレームの前面側に列設されてランプの直視を遮る複数の遮光片を具備するルーバと、中間フレームに設けた被係止部に係止する係止部を具備して器具本体に取着される取付部材とを備え、取付部材を器具本体にかしめ固定するとともにかしめ時に自己の塗膜が剥離されると同時に相手側の塗膜を剥離する突起を器具本体又は取付部材の少なくとも何れか一方に設けたことを特徴とする。
【0012】
請求項7の発明は、請求項1の発明において、金属板より形成され且つ表面が絶縁性を有する塗装材料の塗膜で覆われて器具本体の前面に配設される中間フレーム、並びに中間フレームの前面側に列設されてランプの直視を遮る複数の遮光片を具備するルーバと、中間フレームに設けた被係止部に係止する係止部を具備して器具本体に取着される取付部材とを備え、取付部材に中間フレームの塗膜を剥離して接触導通する剥離用爪部を設けたことを特徴とする。
【0013】
請求項8の発明は、請求項1の発明において、金属板より形成され且つ表面が絶縁性を有する塗装材料の塗膜で覆われて器具本体の前面に配設される中間フレーム、並びに中間フレームの前面側に列設されてランプの直視を遮る複数の遮光片を具備するルーバと、中間フレームに設けた被係止部に係止する係止部を具備して器具本体に取着される取付部材とを備え、中間フレームと摺接して互いの塗膜を剥離し且つ接触導通する突起を器具本体に設けたことを特徴とする。
【0014】
請求項9の発明は、請求項1の発明において、金属板より形成され且つ表面が絶縁性を有する塗装材料の塗膜で覆われて器具本体の前面に配設される中間フレーム、並びに中間フレームの前面側に列設されてランプの直視を遮る複数の遮光片を具備するルーバと、中間フレームに設けた被係止部に係止する係止部を具備して器具本体に取着される取付部材とを備え、中間フレームの被係止部に取付部材の係止部表面を引っ掻いて塗膜を剥離する歯形を形成したことを特徴とする。
【0015】
請求項10の発明は、請求項1の発明において、金属板より形成され且つ表面が絶縁性を有する塗装材料の塗膜で覆われて器具本体の前面に配設される中間フレーム、並びに中間フレームの前面側に列設されてランプの直視を遮る複数の遮光片を具備するルーバと、中間フレームに設けた被係止部に係止する係止部を具備して器具本体に取着される取付部材とを備え、中間フレームの被係止部を、その周縁が取付部材の係止部に摺接して塗膜を剥離する形状の開口としたことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)
本実施形態の照明器具は、図1に示すように前面及び長手方向の両端面が開放された箱状の器具本体1と、器具本体1にかしめ固定するためのかしめ部12を有し器具本体1の両端開口を塞ぐように器具本体1に取り付けられるエンドプレート10と、器具本体1の前面に配設される反射板20とを備えて天井面に配設されるものである。なお、器具本体1、エンドプレート10並びに反射板20は、何れも冷間圧延鋼板(SPCC)等の金属板より形成され、絶縁性を有する塗装材料(例えば、ポリエステルなど)の塗膜で表面が覆われている。
【0017】
器具本体1は、長手方向沿って並設される長尺の側壁1a,1aと、短手方向の断面形状が略台形である樋状の本体部1bとが一体に形成されている。本体部1b底面の長手方向中央には電源線やアース線を引き込むための引き込み孔2と、引き込み孔2から引き込んだ電源線及びアース線を接続する端子台3と、端子台3を介して電源線及びアース線に接続された電子安定器4とが設けられている。また、直管型の蛍光ランプ70の口金が着脱自在に装着される一対のランプソケット60を支持する支持板61が本体部1bの長手方向両端部に取り付けられている。さらに、側壁1a,1aの長手方向両端にはエンドプレート10をかしめ固定するための突片5が背面(上面)側の短手方向両端部より突設されている(図2乃至図4参照)。
【0018】
エンドプレート10は矩形平板状に形成されて器具本体1の長手方向両端の開口を塞ぐものであって、長手方向(器具本体1の短手方向)の両端には器具本体1の側壁1aに沿って突出する鍔部11が設けられるとともに、鍔部11先端の背面側には器具本体1の突片5によりかしめ固定されるかしめ部12が器具本体1の短手方向に沿って突設されている(図2乃至図4参照)。
【0019】
而して、器具本体1の長手方向両端にエンドプレート10を装着し、器具本体1の突片5をかしめると突片5とかしめ部12の端縁同士が摺接してお互いの塗膜が剥離し、器具本体1とエンドプレート10が突片5とかしめ部12により塗膜を介さずに金属部分で直接接触して導通することになる。このように突片5とかしめ部12のかしめ固定によって器具本体1へのエンドプレート10の取付と導通が同時且つ容易に行え、器具本体1を介してエンドプレート10をアース導通させることが可能となる。
【0020】
反射板20は、器具本体1の短手方向に沿った断面形状が略台形である長尺の反射部21と、反射部21の長手方向両端縁から側方へ突出する突出片22とが一体に形成されてなり、その内側に端子台3や電子安定器4を納め且つランプソケット60に装着された蛍光ランプ70を避けるようにして器具本体1の本体部1b内底面に取り付けられる。
【0021】
また反射板20には、図5に示すように突出片22の長手方向両端部において切り欠き23aにより突出片22から分断された板状の固定部23が形成されている。そして、器具本体1の本体部1a底面における長手方向両端部には、反射板20の固定部23が挿入係止される袋状の被固定部6が設けてある。ここで、固定部23の基端部位(切り欠き23aと固定部23の境界の部位)23bが被固定部6の開口寸法aよりも小さい寸法から小さくない寸法まで傾斜する形状に形成してある。
【0022】
而して、反射板20を器具本体1に取り付ける際に固定部23を被固定部6に挿入(圧入)すると固定部23の傾斜面(基端部位23b)が被固定部6の内側面に摺接して互いの塗膜が剥離され、固定部23と被固定部6が塗膜を介さずに金属部分で直接接触して導通することになる。このように固定部23を被固定部6に固定することで器具本体1への反射板20の取付と導通が同時且つ容易に行え、器具本体1を介して反射板20をアース導通させることが可能となる。
【0023】
ところで、固定部23の基端部位23bを上述のような形状に形成する代わりに、図6に示すように固定部23の先端中央部に先の尖った爪23cを設け、固定部23を被固定部6に挿入係止する際に爪23cの先端で被固定部6の塗膜を剥離するととともに爪23c自体の塗膜も剥離し、固定部23の爪23cと被固定部6を塗膜を介さずに金属部分で直接接触させて導通させるようにしても構わない。
【0024】
あるいは、固定部23と被固定部6で接触導通させる代わりに、図7に示すように反射板20の突出片22に略台形のかしめ片24を設け、このかしめ片24を器具本体1の本体部1a底面に貫設した矩形のかしめ孔1cにかしめて反射板20を器具本体1に固定する構造とし、かしめ孔1cの周縁とかしめ片24を摺接して双方の塗膜を剥離し、反射板20のかしめ片24と器具本体1の本体部1aを塗膜を介さずに金属部分で直接接触させて導通させるようにしても構わない。
【0025】
また、固定部23と被固定部6で接触導通させる代わりに、図8に示すように反射板20に係止する一対の突起13をエンドプレート10に切り起こし形成し、反射板20の反射部21の両端縁を突起13に係止して反射板20をエンドプレート10に固定するとともに、突起13を反射板20に摺接させて双方の塗膜を剥離し、反射板20とエンドプレート10の突起13を塗膜を介さずに金属部分で直接接触させて導通させるようにしても構わない。この場合、反射板20はエンドプレート10を介して器具本体1と導通することになる。
【0026】
(実施形態2)
本実施形態の照明器具は、器具本体1の前面に蛍光ランプ70が直視されるのを遮るためのルーバ30を備えたものであって、器具本体1やエンドプレート10等の基本的な構成要素は実施形態1と共通である。よって、共通の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
【0027】
ルーバ30は、図12に示すように略V字形の樋状に形成された中間フレーム31と、図9(c)に示すように全体が平板状であって前端縁が円弧状に形成された複数の遮光片32とを具備し、中間フレーム31の前面側に複数の遮光片32をほぼ等間隔に配置固定してなる。また、中間フレーム31並びに遮光片32は金属板より形成され且つ表面が絶縁性を有する塗装材料の塗膜で覆われている。なお、本実施形態では中間フレーム31が反射板の機能を兼ね備えており、実施形態1における反射板20は省略してある。
【0028】
上述のように構成されるルーバ30は、図10に示す取付部材40によって器具本体1に取り付けられる。取付部材40は、矩形帯状であって中央に丸孔41aが貫設された固定片41と、固定片41の長手方向両端から前方(図10における上方)へ曲げ起こされた一対のばね片42とが、例えばSK5等の炭素工具鋼のようにばね性を有する金属板を加工して一体に形成されている。また、ばね片42の先端部を略コ字状に折り曲げることで外側に突出する係止部43が設けてある。
【0029】
ところで、器具本体1の本体部1a底面における長手方向両端部には円筒形のかしめ用突起7が突設されており、取付部材40の固定片41に貫設した丸孔41aにかしめ用突起7を挿通してかしめることにより取付部材40が器具本体1の本体部1a底面に固定される。ここで、取付部材40の固定片41には先端が丸孔41a内に臨む一対の突起41bが形成されており、かしめ用突起7を丸孔41aに挿通した際に突起41bがかしめ用突起7の周面に摺接してかしめ用突起7(器具本体1)の塗膜を剥離するとともに自己の塗膜も剥離され、突起41bとかしめ用突起7が塗膜を介さずに金属部分で直接接触することになる。その結果、取付部材40を器具本体1に取り付けることで突起41b及びかしめ用突起7を介して取付部材40と器具本体1を接触導通させることができる。
【0030】
一方、ルーバ30の中間フレーム31の長手方向両端部には、取付部材40の一対のばね片42に設けた係止部43がそれぞれ係止する被係止部33が形成されている。この被係止部33は矩形の孔からなり、一の内周縁には略三角形の歯が多数列設された歯形34が形成されている(図12(b)参照)。すなわち、取付部材40のばね片42を内側に撓ませた状態で係止部43を中間フレーム31の被係止部33に挿入しばね片42から手を離せば、図13に示すようにばね片42が外側に開いて係止部43が被係止部33に係止されて中間フレーム31を取付部材40に取り付けることができる。ここでばね片42が元の状態に復帰する際に被係止部33の歯形34が係止部43の表面を引っ掻いて塗膜を剥離するとともに自己の塗膜も剥離され、係止部43と被係止部33が塗膜を介さずに金属部分で直接接触することになる。そのため、取付部材40にルーバ30(中間フレーム31)を取り付けることで係止部43と被係止部33を介して取付部材40とルーバ30を接触導通させることができ、結果的に取付部材40を介してルーバ30と器具本体1を接触導通させることができる。
【0031】
なお、被係止部33に歯形34を設ける代わりに、図14に示すように被係止部33を一つの角が隅切りされた形状とすることにより、その周縁が取付部材40の係止部43に摺接して塗膜を剥離する形状に形成してもよい。すなわち、取付部材40の係止部43を被係止部33に挿入係止する際に係止部33の隅切り部35が係止部43の端縁の塗膜を剥離するとともに自己の塗膜が剥離され、係止部43と被係止部33が塗膜を介さずに金属部分で直接接触することになる(図15参照)。
【0032】
あるいは、図16に示すように取付部材40のばね片42における係止部43の近傍に外側に向けて突出する剥離用爪部44を形成し、ルーバ30を取付部材40に取り付ける際に、図17に示すようにばね片42が元の状態に復帰する際のばね力により剥離用爪部44の先端で中間フレーム31の塗膜を剥離するとともに自己の塗膜が剥離されて取付部材40とルーバ30を塗膜を介さずに金属部分で直接接触させるようにしても構わない。
【0033】
また、図18に示すように中間フレーム31と摺接して互いの塗膜を剥離し且つ接触導通する突起8を器具本体1の本体部1b底面に突設するようにしてもよい。すなわち、取付部材40に中間フレーム31を取り付ける際に中間フレーム31の先端部が突起8の端縁に摺接して互いの塗膜が剥離されて金属部分で直接接触することになる。
【0034】
さらに、取付部材40にかしめ用突起7の塗膜を剥離する突起41bを設ける代わりに、図19に示すように器具本体1の本体部1b底面に設けた突起9で取付部材40の固定片41の塗膜を剥離し且つ自己の塗膜が剥離されるようにして器具本体1と取付部材40を接触導通させるようにしても構わない。
【0035】
【発明の効果】
請求項1の発明は、少なくとも前面及び両端面が開放された箱状の器具本体と、器具本体にかしめ固定するためのかしめ部を有し器具本体の両端開口を塞ぐように器具本体に取り付けられるエンドプレートと、器具本体の前面に配設される反射板とを備え、器具本体、エンドプレート並びに反射板がそれぞれ金属板より形成され且つ表面が絶縁性を有する塗装材料の塗膜で覆われてなる照明器具であって、かしめ部と器具本体、器具本体と反射板をそれぞれ互いに相手の塗膜を剥離させて接触導通させたことを特徴とし、エンドプレート並びに反射板を直接あるいは間接的に器具本体と接触導通させることができ、反射板を含めた全ての金属性部材について器具本体を通じてアース導通させることが可能となる。
【0036】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、板状の固定部を反射板に形成するとともに固定部が挿入係止される袋状の被固定部を器具本体に形成し、固定部の基端部位を被固定部の開口寸法よりも小さい寸法から小さくない寸法まで傾斜する形状に形成したことを特徴とし、反射板を器具本体に取り付ける際に固定部を被固定部に挿入すると固定部の傾斜面が被固定部と摺接して互いの塗膜が剥離され、固定部と被固定部とが塗膜を介さずに直接接触して両者が導通することになり、反射板の器具本体への取付と導通が同時且つ容易に行える。
【0037】
請求項3の発明は、請求項1の発明において、板状の固定部を反射板に形成するとともに固定部が挿入係止される袋状の被固定部を器具本体に形成し、固定部の被固定部に挿入される部位に被固定部と摺接することで塗膜が剥離されるとともに被固定部表面の塗膜も剥離する爪を設けたことを特徴とし、反射板を器具本体に取り付ける際に固定部を被固定部に挿入すると固定部の爪が被固定部と摺接して互いの塗膜が剥離され、固定部と被固定部とが塗膜を介さずに直接接触して両者が導通することになり、反射板の器具本体への取付と導通が同時且つ容易に行える。
【0038】
請求項4の発明は、請求項1の発明において、反射板と器具本体の何れか一方に相手側にかしめ固定するためのかしめ片を設け、かしめ片により反射板と器具本体の双方の塗膜を剥離してなることを特徴とし、反射板を器具本体に取り付ける際にかしめ片でかしめ固定すると互いの塗膜が剥離され、反射板と器具本体とが塗膜を介さずに直接接触して両者が導通することになり、反射板の器具本体への取付と導通が同時且つ容易に行える。
【0039】
請求項5の発明は、請求項1の発明において、反射板を係止する突起をエンドプレートに設け、突起により反射板とエンドプレートの双方の塗膜を剥離してなることを特徴とし、反射板をエンドプレートに取り付ける際に突起が反射板と摺接して互いの塗膜が剥離され、反射板とエンドプレートが塗膜を介さずに直接接触して両者が導通することになり、反射板の器具本体への取付と導通がエンドプレートを介して同時且つ容易に行える。
【0040】
請求項6の発明は、請求項1の発明において、金属板より形成され且つ表面が絶縁性を有する塗装材料の塗膜で覆われて器具本体の前面に配設される中間フレーム、並びに中間フレームの前面側に列設されてランプの直視を遮る複数の遮光片を具備するルーバと、中間フレームに設けた被係止部に係止する係止部を具備して器具本体に取着される取付部材とを備え、取付部材を器具本体にかしめ固定するとともにかしめ時に自己の塗膜が剥離されると同時に相手側の塗膜を剥離する突起を器具本体又は取付部材の少なくとも何れか一方に設けたことを特徴とし、取付部材を器具本体に取り付ける際に一方に設けた突起が自己の塗膜と相手側の塗膜を剥離するため、取付部材と器具本体とが塗膜を介さずに直接接触して両者が導通することになり、取付部材の器具本体への取付と導通が同時且つ容易に行える。
【0041】
請求項7の発明は、請求項1の発明において、金属板より形成され且つ表面が絶縁性を有する塗装材料の塗膜で覆われて器具本体の前面に配設される中間フレーム、並びに中間フレームの前面側に列設されてランプの直視を遮る複数の遮光片を具備するルーバと、中間フレームに設けた被係止部に係止する係止部を具備して器具本体に取着される取付部材とを備え、取付部材に中間フレームの塗膜を剥離して接触導通する剥離用爪部を設けたことを特徴とし、取付部材にルーバの中間フレームを取り付ける際に剥離用爪部が自己の塗膜と相手側の塗膜を剥離するため、ルーバの器具本体への取付と導通が取付部材を介して同時且つ容易に行える。
【0042】
請求項8の発明は、請求項1の発明において、金属板より形成され且つ表面が絶縁性を有する塗装材料の塗膜で覆われて器具本体の前面に配設される中間フレーム、並びに中間フレームの前面側に列設されてランプの直視を遮る複数の遮光片を具備するルーバと、中間フレームに設けた被係止部に係止する係止部を具備して器具本体に取着される取付部材とを備え、中間フレームと摺接して互いの塗膜を剥離し且つ接触導通する突起を器具本体に設けたことを特徴とし、取付部材によりルーバの中間フレームを器具本体に取り付ける際に器具本体の突起が自己の塗膜と中間フレームの塗膜を剥離するため、ルーバと器具本体とが塗膜を介さずに直接接触して両者が導通することになり、ルーバの器具本体への取付と導通が同時且つ容易に行える。
【0043】
請求項9の発明は、請求項1の発明において、金属板より形成され且つ表面が絶縁性を有する塗装材料の塗膜で覆われて器具本体の前面に配設される中間フレーム、並びに中間フレームの前面側に列設されてランプの直視を遮る複数の遮光片を具備するルーバと、中間フレームに設けた被係止部に係止する係止部を具備して器具本体に取着される取付部材とを備え、中間フレームの被係止部に取付部材の係止部表面を引っ掻いて塗膜を剥離する歯形を形成したことを特徴とし、ルーバの中間フレームを取付部材に取り付ける際に中間フレームの被係止部に形成した歯形で取付部材の係止部表面を引っ掻いて自己の塗膜及び相手側の塗膜を剥離するため、ルーバと取付部材とが塗膜を介さずに直接接触して両者が導通することになり、ルーバの器具本体への取付と導通が取付部材を介して同時且つ容易に行える。
【0044】
請求項10の発明は、請求項1の発明において、金属板より形成され且つ表面が絶縁性を有する塗装材料の塗膜で覆われて器具本体の前面に配設される中間フレーム、並びに中間フレームの前面側に列設されてランプの直視を遮る複数の遮光片を具備するルーバと、中間フレームに設けた被係止部に係止する係止部を具備して器具本体に取着される取付部材とを備え、中間フレームの被係止部を、その周縁が取付部材の係止部に摺接して塗膜を剥離する形状の開口としたことを特徴とし、ルーバの中間フレームを取付部材に取り付ける際に中間フレームの被係止部の周縁が取付部材の係止部に摺接して自己の塗膜及び相手側の塗膜を剥離するため、ルーバと取付部材とが塗膜を介さずに直接接触して両者が導通することになり、ルーバの器具本体への取付と導通が取付部材を介して同時且つ容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示し、(a)は反射板を外した状態の正面図、(b)は反射板を外した状態の断面図、(c)は反射板を取り付けた状態の左半断面図である。
【図2】同上の器具本体とエンドプレートの要部を示す平面図である。
【図3】同上の器具本体とエンドプレートの要部を示す一部省略した斜視図である。
【図4】同上の器具本体とエンドプレートの要部を示す一部省略した斜視図である。
【図5】(a)及び(b)は同上の器具本体と反射板の取付構造を説明する説明図である。
【図6】(a)及び(b)は同上の器具本体と反射板の他の取付構造を説明する説明図である。
【図7】同上の器具本体と反射板のさらに他の取付構造を説明する説明図である。
【図8】同上の反射板とエンドプレートの取付構造を説明する説明図である。
【図9】実施形態2を示し、(a)はルーバを外した状態の正面図、(b)はルーバを取り付けた状態の断面図、(c)はルーバを取り付けた状態の左半断面図である。
【図10】同上における器具本体と取付部材を示す一部省略した斜視図である。
【図11】同上における器具本体と取付部材を示す一部省略した側面図である。
【図12】(a)及び(b)は同上における取付部材とルーバの取付構造を説明する説明図である。
【図13】同上における取付部材とルーバの取付構造を説明する説明図である。
【図14】同上における中間フレームの他の構造の被係止部を示す平面図である。
【図15】同上における取付部材とルーバの取付構造を説明する説明図である。
【図16】同上における他の構造の取付部材を示す斜視図である。
【図17】同上における他の構造の取付部材と中間フレームの取付構造を説明する説明図である。
【図18】同上における取付部材と中間フレームのさらに他の取付構造を説明する説明図である。
【図19】同上における器具本体と取付部材の別の取付構造を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 器具本体
5 突片
10 エンドプレート
12 かしめ部
20 反射板
22 突出片
23 固定部
23b 基端部位
【発明の属する技術分野】
本発明は、照明器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、日本工業規格(JIS)が国際電気標準会議(IEC)規格と整合されたことに伴って、照明器具においても人体が触れる虞のある非充電金属部を全てアース導通させることが要求されている。ところが、従来の照明器具においては、器具本体を構成する非充電金属部については器具本体に設けたアース端子によってアース導通させることができるが、反射板にはアース端子が設けられていなかった。そのため、例えば所謂富士型の天井直付け型の照明器具において、反射板に設けた突起を器具本体に当てて絶縁材料からなる塗膜を剥離し、反射板と器具本体を接触導通させるようにした照明器具が提案されている(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−6429号公報(第2−3頁、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、反射板以外の部材、例えば、器具本体の両端に取り付けられるエンドプレートなどの非充電金属部材を備えた照明器具においては、これらの部材についてもアース導通させることが必要である。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、反射板を含めた全ての金属性部材について器具本体を通じてアース導通させることが可能な照明器具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、少なくとも前面及び両端面が開放された箱状の器具本体と、器具本体にかしめ固定するためのかしめ部を有し器具本体の両端開口を塞ぐように器具本体に取り付けられるエンドプレートと、器具本体の前面に配設される反射板とを備え、器具本体、エンドプレート並びに反射板がそれぞれ金属板より形成され且つ表面が絶縁性を有する塗装材料の塗膜で覆われてなる照明器具であって、かしめ部と器具本体、器具本体と反射板をそれぞれ互いに相手の塗膜を剥離させて接触導通させたことを特徴とする。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、板状の固定部を反射板に形成するとともに固定部が挿入係止される袋状の被固定部を器具本体に形成し、固定部の基端部位を被固定部の開口寸法よりも小さい寸法から小さくない寸法まで傾斜する形状に形成したことを特徴とする。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1の発明において、板状の固定部を反射板に形成するとともに固定部が挿入係止される袋状の被固定部を器具本体に形成し、固定部の被固定部に挿入される部位に被固定部と摺接することで塗膜が剥離されるとともに被固定部表面の塗膜も剥離する爪を設けたことを特徴とする。
【0009】
請求項4の発明は、請求項1の発明において、反射板と器具本体の何れか一方に相手側にかしめ固定するためのかしめ片を設け、かしめ片により反射板と器具本体の双方の塗膜を剥離してなることを特徴とする。
【0010】
請求項5の発明は、請求項1の発明において、反射板を係止する突起をエンドプレートに設け、突起により反射板とエンドプレートの双方の塗膜を剥離してなることを特徴とする。
【0011】
請求項6の発明は、請求項1の発明において、金属板より形成され且つ表面が絶縁性を有する塗装材料の塗膜で覆われて器具本体の前面に配設される中間フレーム、並びに中間フレームの前面側に列設されてランプの直視を遮る複数の遮光片を具備するルーバと、中間フレームに設けた被係止部に係止する係止部を具備して器具本体に取着される取付部材とを備え、取付部材を器具本体にかしめ固定するとともにかしめ時に自己の塗膜が剥離されると同時に相手側の塗膜を剥離する突起を器具本体又は取付部材の少なくとも何れか一方に設けたことを特徴とする。
【0012】
請求項7の発明は、請求項1の発明において、金属板より形成され且つ表面が絶縁性を有する塗装材料の塗膜で覆われて器具本体の前面に配設される中間フレーム、並びに中間フレームの前面側に列設されてランプの直視を遮る複数の遮光片を具備するルーバと、中間フレームに設けた被係止部に係止する係止部を具備して器具本体に取着される取付部材とを備え、取付部材に中間フレームの塗膜を剥離して接触導通する剥離用爪部を設けたことを特徴とする。
【0013】
請求項8の発明は、請求項1の発明において、金属板より形成され且つ表面が絶縁性を有する塗装材料の塗膜で覆われて器具本体の前面に配設される中間フレーム、並びに中間フレームの前面側に列設されてランプの直視を遮る複数の遮光片を具備するルーバと、中間フレームに設けた被係止部に係止する係止部を具備して器具本体に取着される取付部材とを備え、中間フレームと摺接して互いの塗膜を剥離し且つ接触導通する突起を器具本体に設けたことを特徴とする。
【0014】
請求項9の発明は、請求項1の発明において、金属板より形成され且つ表面が絶縁性を有する塗装材料の塗膜で覆われて器具本体の前面に配設される中間フレーム、並びに中間フレームの前面側に列設されてランプの直視を遮る複数の遮光片を具備するルーバと、中間フレームに設けた被係止部に係止する係止部を具備して器具本体に取着される取付部材とを備え、中間フレームの被係止部に取付部材の係止部表面を引っ掻いて塗膜を剥離する歯形を形成したことを特徴とする。
【0015】
請求項10の発明は、請求項1の発明において、金属板より形成され且つ表面が絶縁性を有する塗装材料の塗膜で覆われて器具本体の前面に配設される中間フレーム、並びに中間フレームの前面側に列設されてランプの直視を遮る複数の遮光片を具備するルーバと、中間フレームに設けた被係止部に係止する係止部を具備して器具本体に取着される取付部材とを備え、中間フレームの被係止部を、その周縁が取付部材の係止部に摺接して塗膜を剥離する形状の開口としたことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)
本実施形態の照明器具は、図1に示すように前面及び長手方向の両端面が開放された箱状の器具本体1と、器具本体1にかしめ固定するためのかしめ部12を有し器具本体1の両端開口を塞ぐように器具本体1に取り付けられるエンドプレート10と、器具本体1の前面に配設される反射板20とを備えて天井面に配設されるものである。なお、器具本体1、エンドプレート10並びに反射板20は、何れも冷間圧延鋼板(SPCC)等の金属板より形成され、絶縁性を有する塗装材料(例えば、ポリエステルなど)の塗膜で表面が覆われている。
【0017】
器具本体1は、長手方向沿って並設される長尺の側壁1a,1aと、短手方向の断面形状が略台形である樋状の本体部1bとが一体に形成されている。本体部1b底面の長手方向中央には電源線やアース線を引き込むための引き込み孔2と、引き込み孔2から引き込んだ電源線及びアース線を接続する端子台3と、端子台3を介して電源線及びアース線に接続された電子安定器4とが設けられている。また、直管型の蛍光ランプ70の口金が着脱自在に装着される一対のランプソケット60を支持する支持板61が本体部1bの長手方向両端部に取り付けられている。さらに、側壁1a,1aの長手方向両端にはエンドプレート10をかしめ固定するための突片5が背面(上面)側の短手方向両端部より突設されている(図2乃至図4参照)。
【0018】
エンドプレート10は矩形平板状に形成されて器具本体1の長手方向両端の開口を塞ぐものであって、長手方向(器具本体1の短手方向)の両端には器具本体1の側壁1aに沿って突出する鍔部11が設けられるとともに、鍔部11先端の背面側には器具本体1の突片5によりかしめ固定されるかしめ部12が器具本体1の短手方向に沿って突設されている(図2乃至図4参照)。
【0019】
而して、器具本体1の長手方向両端にエンドプレート10を装着し、器具本体1の突片5をかしめると突片5とかしめ部12の端縁同士が摺接してお互いの塗膜が剥離し、器具本体1とエンドプレート10が突片5とかしめ部12により塗膜を介さずに金属部分で直接接触して導通することになる。このように突片5とかしめ部12のかしめ固定によって器具本体1へのエンドプレート10の取付と導通が同時且つ容易に行え、器具本体1を介してエンドプレート10をアース導通させることが可能となる。
【0020】
反射板20は、器具本体1の短手方向に沿った断面形状が略台形である長尺の反射部21と、反射部21の長手方向両端縁から側方へ突出する突出片22とが一体に形成されてなり、その内側に端子台3や電子安定器4を納め且つランプソケット60に装着された蛍光ランプ70を避けるようにして器具本体1の本体部1b内底面に取り付けられる。
【0021】
また反射板20には、図5に示すように突出片22の長手方向両端部において切り欠き23aにより突出片22から分断された板状の固定部23が形成されている。そして、器具本体1の本体部1a底面における長手方向両端部には、反射板20の固定部23が挿入係止される袋状の被固定部6が設けてある。ここで、固定部23の基端部位(切り欠き23aと固定部23の境界の部位)23bが被固定部6の開口寸法aよりも小さい寸法から小さくない寸法まで傾斜する形状に形成してある。
【0022】
而して、反射板20を器具本体1に取り付ける際に固定部23を被固定部6に挿入(圧入)すると固定部23の傾斜面(基端部位23b)が被固定部6の内側面に摺接して互いの塗膜が剥離され、固定部23と被固定部6が塗膜を介さずに金属部分で直接接触して導通することになる。このように固定部23を被固定部6に固定することで器具本体1への反射板20の取付と導通が同時且つ容易に行え、器具本体1を介して反射板20をアース導通させることが可能となる。
【0023】
ところで、固定部23の基端部位23bを上述のような形状に形成する代わりに、図6に示すように固定部23の先端中央部に先の尖った爪23cを設け、固定部23を被固定部6に挿入係止する際に爪23cの先端で被固定部6の塗膜を剥離するととともに爪23c自体の塗膜も剥離し、固定部23の爪23cと被固定部6を塗膜を介さずに金属部分で直接接触させて導通させるようにしても構わない。
【0024】
あるいは、固定部23と被固定部6で接触導通させる代わりに、図7に示すように反射板20の突出片22に略台形のかしめ片24を設け、このかしめ片24を器具本体1の本体部1a底面に貫設した矩形のかしめ孔1cにかしめて反射板20を器具本体1に固定する構造とし、かしめ孔1cの周縁とかしめ片24を摺接して双方の塗膜を剥離し、反射板20のかしめ片24と器具本体1の本体部1aを塗膜を介さずに金属部分で直接接触させて導通させるようにしても構わない。
【0025】
また、固定部23と被固定部6で接触導通させる代わりに、図8に示すように反射板20に係止する一対の突起13をエンドプレート10に切り起こし形成し、反射板20の反射部21の両端縁を突起13に係止して反射板20をエンドプレート10に固定するとともに、突起13を反射板20に摺接させて双方の塗膜を剥離し、反射板20とエンドプレート10の突起13を塗膜を介さずに金属部分で直接接触させて導通させるようにしても構わない。この場合、反射板20はエンドプレート10を介して器具本体1と導通することになる。
【0026】
(実施形態2)
本実施形態の照明器具は、器具本体1の前面に蛍光ランプ70が直視されるのを遮るためのルーバ30を備えたものであって、器具本体1やエンドプレート10等の基本的な構成要素は実施形態1と共通である。よって、共通の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
【0027】
ルーバ30は、図12に示すように略V字形の樋状に形成された中間フレーム31と、図9(c)に示すように全体が平板状であって前端縁が円弧状に形成された複数の遮光片32とを具備し、中間フレーム31の前面側に複数の遮光片32をほぼ等間隔に配置固定してなる。また、中間フレーム31並びに遮光片32は金属板より形成され且つ表面が絶縁性を有する塗装材料の塗膜で覆われている。なお、本実施形態では中間フレーム31が反射板の機能を兼ね備えており、実施形態1における反射板20は省略してある。
【0028】
上述のように構成されるルーバ30は、図10に示す取付部材40によって器具本体1に取り付けられる。取付部材40は、矩形帯状であって中央に丸孔41aが貫設された固定片41と、固定片41の長手方向両端から前方(図10における上方)へ曲げ起こされた一対のばね片42とが、例えばSK5等の炭素工具鋼のようにばね性を有する金属板を加工して一体に形成されている。また、ばね片42の先端部を略コ字状に折り曲げることで外側に突出する係止部43が設けてある。
【0029】
ところで、器具本体1の本体部1a底面における長手方向両端部には円筒形のかしめ用突起7が突設されており、取付部材40の固定片41に貫設した丸孔41aにかしめ用突起7を挿通してかしめることにより取付部材40が器具本体1の本体部1a底面に固定される。ここで、取付部材40の固定片41には先端が丸孔41a内に臨む一対の突起41bが形成されており、かしめ用突起7を丸孔41aに挿通した際に突起41bがかしめ用突起7の周面に摺接してかしめ用突起7(器具本体1)の塗膜を剥離するとともに自己の塗膜も剥離され、突起41bとかしめ用突起7が塗膜を介さずに金属部分で直接接触することになる。その結果、取付部材40を器具本体1に取り付けることで突起41b及びかしめ用突起7を介して取付部材40と器具本体1を接触導通させることができる。
【0030】
一方、ルーバ30の中間フレーム31の長手方向両端部には、取付部材40の一対のばね片42に設けた係止部43がそれぞれ係止する被係止部33が形成されている。この被係止部33は矩形の孔からなり、一の内周縁には略三角形の歯が多数列設された歯形34が形成されている(図12(b)参照)。すなわち、取付部材40のばね片42を内側に撓ませた状態で係止部43を中間フレーム31の被係止部33に挿入しばね片42から手を離せば、図13に示すようにばね片42が外側に開いて係止部43が被係止部33に係止されて中間フレーム31を取付部材40に取り付けることができる。ここでばね片42が元の状態に復帰する際に被係止部33の歯形34が係止部43の表面を引っ掻いて塗膜を剥離するとともに自己の塗膜も剥離され、係止部43と被係止部33が塗膜を介さずに金属部分で直接接触することになる。そのため、取付部材40にルーバ30(中間フレーム31)を取り付けることで係止部43と被係止部33を介して取付部材40とルーバ30を接触導通させることができ、結果的に取付部材40を介してルーバ30と器具本体1を接触導通させることができる。
【0031】
なお、被係止部33に歯形34を設ける代わりに、図14に示すように被係止部33を一つの角が隅切りされた形状とすることにより、その周縁が取付部材40の係止部43に摺接して塗膜を剥離する形状に形成してもよい。すなわち、取付部材40の係止部43を被係止部33に挿入係止する際に係止部33の隅切り部35が係止部43の端縁の塗膜を剥離するとともに自己の塗膜が剥離され、係止部43と被係止部33が塗膜を介さずに金属部分で直接接触することになる(図15参照)。
【0032】
あるいは、図16に示すように取付部材40のばね片42における係止部43の近傍に外側に向けて突出する剥離用爪部44を形成し、ルーバ30を取付部材40に取り付ける際に、図17に示すようにばね片42が元の状態に復帰する際のばね力により剥離用爪部44の先端で中間フレーム31の塗膜を剥離するとともに自己の塗膜が剥離されて取付部材40とルーバ30を塗膜を介さずに金属部分で直接接触させるようにしても構わない。
【0033】
また、図18に示すように中間フレーム31と摺接して互いの塗膜を剥離し且つ接触導通する突起8を器具本体1の本体部1b底面に突設するようにしてもよい。すなわち、取付部材40に中間フレーム31を取り付ける際に中間フレーム31の先端部が突起8の端縁に摺接して互いの塗膜が剥離されて金属部分で直接接触することになる。
【0034】
さらに、取付部材40にかしめ用突起7の塗膜を剥離する突起41bを設ける代わりに、図19に示すように器具本体1の本体部1b底面に設けた突起9で取付部材40の固定片41の塗膜を剥離し且つ自己の塗膜が剥離されるようにして器具本体1と取付部材40を接触導通させるようにしても構わない。
【0035】
【発明の効果】
請求項1の発明は、少なくとも前面及び両端面が開放された箱状の器具本体と、器具本体にかしめ固定するためのかしめ部を有し器具本体の両端開口を塞ぐように器具本体に取り付けられるエンドプレートと、器具本体の前面に配設される反射板とを備え、器具本体、エンドプレート並びに反射板がそれぞれ金属板より形成され且つ表面が絶縁性を有する塗装材料の塗膜で覆われてなる照明器具であって、かしめ部と器具本体、器具本体と反射板をそれぞれ互いに相手の塗膜を剥離させて接触導通させたことを特徴とし、エンドプレート並びに反射板を直接あるいは間接的に器具本体と接触導通させることができ、反射板を含めた全ての金属性部材について器具本体を通じてアース導通させることが可能となる。
【0036】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、板状の固定部を反射板に形成するとともに固定部が挿入係止される袋状の被固定部を器具本体に形成し、固定部の基端部位を被固定部の開口寸法よりも小さい寸法から小さくない寸法まで傾斜する形状に形成したことを特徴とし、反射板を器具本体に取り付ける際に固定部を被固定部に挿入すると固定部の傾斜面が被固定部と摺接して互いの塗膜が剥離され、固定部と被固定部とが塗膜を介さずに直接接触して両者が導通することになり、反射板の器具本体への取付と導通が同時且つ容易に行える。
【0037】
請求項3の発明は、請求項1の発明において、板状の固定部を反射板に形成するとともに固定部が挿入係止される袋状の被固定部を器具本体に形成し、固定部の被固定部に挿入される部位に被固定部と摺接することで塗膜が剥離されるとともに被固定部表面の塗膜も剥離する爪を設けたことを特徴とし、反射板を器具本体に取り付ける際に固定部を被固定部に挿入すると固定部の爪が被固定部と摺接して互いの塗膜が剥離され、固定部と被固定部とが塗膜を介さずに直接接触して両者が導通することになり、反射板の器具本体への取付と導通が同時且つ容易に行える。
【0038】
請求項4の発明は、請求項1の発明において、反射板と器具本体の何れか一方に相手側にかしめ固定するためのかしめ片を設け、かしめ片により反射板と器具本体の双方の塗膜を剥離してなることを特徴とし、反射板を器具本体に取り付ける際にかしめ片でかしめ固定すると互いの塗膜が剥離され、反射板と器具本体とが塗膜を介さずに直接接触して両者が導通することになり、反射板の器具本体への取付と導通が同時且つ容易に行える。
【0039】
請求項5の発明は、請求項1の発明において、反射板を係止する突起をエンドプレートに設け、突起により反射板とエンドプレートの双方の塗膜を剥離してなることを特徴とし、反射板をエンドプレートに取り付ける際に突起が反射板と摺接して互いの塗膜が剥離され、反射板とエンドプレートが塗膜を介さずに直接接触して両者が導通することになり、反射板の器具本体への取付と導通がエンドプレートを介して同時且つ容易に行える。
【0040】
請求項6の発明は、請求項1の発明において、金属板より形成され且つ表面が絶縁性を有する塗装材料の塗膜で覆われて器具本体の前面に配設される中間フレーム、並びに中間フレームの前面側に列設されてランプの直視を遮る複数の遮光片を具備するルーバと、中間フレームに設けた被係止部に係止する係止部を具備して器具本体に取着される取付部材とを備え、取付部材を器具本体にかしめ固定するとともにかしめ時に自己の塗膜が剥離されると同時に相手側の塗膜を剥離する突起を器具本体又は取付部材の少なくとも何れか一方に設けたことを特徴とし、取付部材を器具本体に取り付ける際に一方に設けた突起が自己の塗膜と相手側の塗膜を剥離するため、取付部材と器具本体とが塗膜を介さずに直接接触して両者が導通することになり、取付部材の器具本体への取付と導通が同時且つ容易に行える。
【0041】
請求項7の発明は、請求項1の発明において、金属板より形成され且つ表面が絶縁性を有する塗装材料の塗膜で覆われて器具本体の前面に配設される中間フレーム、並びに中間フレームの前面側に列設されてランプの直視を遮る複数の遮光片を具備するルーバと、中間フレームに設けた被係止部に係止する係止部を具備して器具本体に取着される取付部材とを備え、取付部材に中間フレームの塗膜を剥離して接触導通する剥離用爪部を設けたことを特徴とし、取付部材にルーバの中間フレームを取り付ける際に剥離用爪部が自己の塗膜と相手側の塗膜を剥離するため、ルーバの器具本体への取付と導通が取付部材を介して同時且つ容易に行える。
【0042】
請求項8の発明は、請求項1の発明において、金属板より形成され且つ表面が絶縁性を有する塗装材料の塗膜で覆われて器具本体の前面に配設される中間フレーム、並びに中間フレームの前面側に列設されてランプの直視を遮る複数の遮光片を具備するルーバと、中間フレームに設けた被係止部に係止する係止部を具備して器具本体に取着される取付部材とを備え、中間フレームと摺接して互いの塗膜を剥離し且つ接触導通する突起を器具本体に設けたことを特徴とし、取付部材によりルーバの中間フレームを器具本体に取り付ける際に器具本体の突起が自己の塗膜と中間フレームの塗膜を剥離するため、ルーバと器具本体とが塗膜を介さずに直接接触して両者が導通することになり、ルーバの器具本体への取付と導通が同時且つ容易に行える。
【0043】
請求項9の発明は、請求項1の発明において、金属板より形成され且つ表面が絶縁性を有する塗装材料の塗膜で覆われて器具本体の前面に配設される中間フレーム、並びに中間フレームの前面側に列設されてランプの直視を遮る複数の遮光片を具備するルーバと、中間フレームに設けた被係止部に係止する係止部を具備して器具本体に取着される取付部材とを備え、中間フレームの被係止部に取付部材の係止部表面を引っ掻いて塗膜を剥離する歯形を形成したことを特徴とし、ルーバの中間フレームを取付部材に取り付ける際に中間フレームの被係止部に形成した歯形で取付部材の係止部表面を引っ掻いて自己の塗膜及び相手側の塗膜を剥離するため、ルーバと取付部材とが塗膜を介さずに直接接触して両者が導通することになり、ルーバの器具本体への取付と導通が取付部材を介して同時且つ容易に行える。
【0044】
請求項10の発明は、請求項1の発明において、金属板より形成され且つ表面が絶縁性を有する塗装材料の塗膜で覆われて器具本体の前面に配設される中間フレーム、並びに中間フレームの前面側に列設されてランプの直視を遮る複数の遮光片を具備するルーバと、中間フレームに設けた被係止部に係止する係止部を具備して器具本体に取着される取付部材とを備え、中間フレームの被係止部を、その周縁が取付部材の係止部に摺接して塗膜を剥離する形状の開口としたことを特徴とし、ルーバの中間フレームを取付部材に取り付ける際に中間フレームの被係止部の周縁が取付部材の係止部に摺接して自己の塗膜及び相手側の塗膜を剥離するため、ルーバと取付部材とが塗膜を介さずに直接接触して両者が導通することになり、ルーバの器具本体への取付と導通が取付部材を介して同時且つ容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示し、(a)は反射板を外した状態の正面図、(b)は反射板を外した状態の断面図、(c)は反射板を取り付けた状態の左半断面図である。
【図2】同上の器具本体とエンドプレートの要部を示す平面図である。
【図3】同上の器具本体とエンドプレートの要部を示す一部省略した斜視図である。
【図4】同上の器具本体とエンドプレートの要部を示す一部省略した斜視図である。
【図5】(a)及び(b)は同上の器具本体と反射板の取付構造を説明する説明図である。
【図6】(a)及び(b)は同上の器具本体と反射板の他の取付構造を説明する説明図である。
【図7】同上の器具本体と反射板のさらに他の取付構造を説明する説明図である。
【図8】同上の反射板とエンドプレートの取付構造を説明する説明図である。
【図9】実施形態2を示し、(a)はルーバを外した状態の正面図、(b)はルーバを取り付けた状態の断面図、(c)はルーバを取り付けた状態の左半断面図である。
【図10】同上における器具本体と取付部材を示す一部省略した斜視図である。
【図11】同上における器具本体と取付部材を示す一部省略した側面図である。
【図12】(a)及び(b)は同上における取付部材とルーバの取付構造を説明する説明図である。
【図13】同上における取付部材とルーバの取付構造を説明する説明図である。
【図14】同上における中間フレームの他の構造の被係止部を示す平面図である。
【図15】同上における取付部材とルーバの取付構造を説明する説明図である。
【図16】同上における他の構造の取付部材を示す斜視図である。
【図17】同上における他の構造の取付部材と中間フレームの取付構造を説明する説明図である。
【図18】同上における取付部材と中間フレームのさらに他の取付構造を説明する説明図である。
【図19】同上における器具本体と取付部材の別の取付構造を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 器具本体
5 突片
10 エンドプレート
12 かしめ部
20 反射板
22 突出片
23 固定部
23b 基端部位
Claims (10)
- 少なくとも前面及び両端面が開放された箱状の器具本体と、器具本体にかしめ固定するためのかしめ部を有し器具本体の両端開口を塞ぐように器具本体に取り付けられるエンドプレートと、器具本体の前面に配設される反射板とを備え、器具本体、エンドプレート並びに反射板がそれぞれ金属板より形成され且つ表面が絶縁性を有する塗装材料の塗膜で覆われてなる照明器具であって、かしめ部と器具本体、器具本体と反射板をそれぞれ互いに相手の塗膜を剥離させて接触導通させたことを特徴とする照明器具。
- 板状の固定部を反射板に形成するとともに固定部が挿入係止される袋状の被固定部を器具本体に形成し、固定部の基端部位を被固定部の開口寸法よりも小さい寸法から小さくない寸法まで傾斜する形状に形成したことを特徴とする請求項1記載の照明器具。
- 板状の固定部を反射板に形成するとともに固定部が挿入係止される袋状の被固定部を器具本体に形成し、固定部の被固定部に挿入される部位に被固定部と摺接することで塗膜が剥離されるとともに被固定部表面の塗膜も剥離する爪を設けたことを特徴とする請求項1記載の照明器具。
- 反射板と器具本体の何れか一方に相手側にかしめ固定するためのかしめ片を設け、かしめ片により反射板と器具本体の双方の塗膜を剥離してなることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
- 反射板を係止する突起をエンドプレートに設け、突起により反射板とエンドプレートの双方の塗膜を剥離してなることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
- 金属板より形成され且つ表面が絶縁性を有する塗装材料の塗膜で覆われて器具本体の前面に配設される中間フレーム、並びに中間フレームの前面側に列設されてランプの直視を遮る複数の遮光片を具備するルーバと、中間フレームに設けた被係止部に係止する係止部を具備して器具本体に取着される取付部材とを備え、取付部材を器具本体にかしめ固定するとともにかしめ時に自己の塗膜が剥離されると同時に相手側の塗膜を剥離する突起を器具本体又は取付部材の少なくとも何れか一方に設けたことを特徴とする請求項1記載の照明器具。
- 金属板より形成され且つ表面が絶縁性を有する塗装材料の塗膜で覆われて器具本体の前面に配設される中間フレーム、並びに中間フレームの前面側に列設されてランプの直視を遮る複数の遮光片を具備するルーバと、中間フレームに設けた被係止部に係止する係止部を具備して器具本体に取着される取付部材とを備え、取付部材に中間フレームの塗膜を剥離して接触導通する剥離用爪部を設けたことを特徴とする請求項1記載の照明器具。
- 金属板より形成され且つ表面が絶縁性を有する塗装材料の塗膜で覆われて器具本体の前面に配設される中間フレーム、並びに中間フレームの前面側に列設されてランプの直視を遮る複数の遮光片を具備するルーバと、中間フレームに設けた被係止部に係止する係止部を具備して器具本体に取着される取付部材とを備え、中間フレームと摺接して互いの塗膜を剥離し且つ接触導通する突起を器具本体に設けたことを特徴とする請求項1記載の照明器具。
- 金属板より形成され且つ表面が絶縁性を有する塗装材料の塗膜で覆われて器具本体の前面に配設される中間フレーム、並びに中間フレームの前面側に列設されてランプの直視を遮る複数の遮光片を具備するルーバと、中間フレームに設けた被係止部に係止する係止部を具備して器具本体に取着される取付部材とを備え、中間フレームの被係止部に取付部材の係止部表面を引っ掻いて塗膜を剥離する歯形を形成したことを特徴とする請求項1記載の照明器具。
- 金属板より形成され且つ表面が絶縁性を有する塗装材料の塗膜で覆われて器具本体の前面に配設される中間フレーム、並びに中間フレームの前面側に列設されてランプの直視を遮る複数の遮光片を具備するルーバと、中間フレームに設けた被係止部に係止する係止部を具備して器具本体に取着される取付部材とを備え、中間フレームの被係止部を、その周縁が取付部材の係止部に摺接して塗膜を剥離する形状の開口としたことを特徴とする請求項1記載の照明器具。
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JP2011165411A (ja) * | 2010-02-05 | 2011-08-25 | Hitachi Appliances Inc | 照明器具 |
JP2011228127A (ja) * | 2010-04-20 | 2011-11-10 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 照明器具 |
CN102392862A (zh) * | 2011-07-01 | 2012-03-28 | 惠州雷士光电科技有限公司 | 连接弹片及采用其的灯盘 |
JP2012190593A (ja) * | 2011-03-09 | 2012-10-04 | Mitsubishi Electric Corp | 照明器具 |
JP2018032643A (ja) * | 2017-11-30 | 2018-03-01 | 興和株式会社 | 照明装置 |
-
2002
- 2002-12-19 JP JP2002368833A patent/JP2004200079A/ja not_active Withdrawn
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