JP2004198826A - 現像剤取扱い物品 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】アジテータ等の現像剤搬送部材20の回転軸25を、軸支持部材30の取付け孔35に差し込んで固定する際に、その軸先端部25aが軸支持部材30(の軸受け部31)の外側に位置し続ける形状(例えば折り曲げ形状)にした。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、現像剤を回転して搬送する現像剤搬送部材を備えた現像剤を取扱う物品に係り、特にプリンタ、複写機、ファクシミリ、複合機等の画像形成装置に使用されるカートリッジ式現像剤収納容器、現像剤回収装置、現像装置等の現像剤取扱い物品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現像剤取扱い物品の一例であるカートリッジ式現像剤収納容器(例えばトナーカートリッジ)は、図7に例示するように、円筒状の容器(本体)100の内部に粉末状の現像剤(一成分現像剤、二成分現像剤など)を入れ、その容器内部で回転するように支持配置されるコイル状等の形態からなる現像剤搬送部材としてのアジテータ120により現像剤を攪拌しながら所定の方向に搬送し、最終的にその容器の一部に開設された排出口から排出するようになっている。
【0003】
このような現像剤収納容器のなかには、図7に示すように、そのアジテータ120の回転軸125として、合成樹脂等からなる軸受部付のギヤ、カップリング等の軸支持部材130に開設される取付け孔135に差し込んで固定する差込固定型の回転軸を採用しているものがある(特許文献1)。図示の軸支持部材130は、取付け孔135が形成された円柱状の本体部131と、その一端部にアジテータを回転させる回転動力が伝えられるギヤが形成されたギヤ部132とからなる軸受付きギヤである。この軸支持部材130は、容器の端部に100aに回転自在に支持されており、また、アジテータ120はこの軸支持部材130に支持固定された回転軸125を中心に回転するようになっている。
【0004】
図7中の110は現像剤漏れ防止用のシールド部材、135aは差し込み固定される回転軸125に対する抜け止め固定用の隆起部、125bは抜け止め固定用の隆起部135aにより抜け止めされる回転軸部分である。図7bに示す軸受付ギヤ130は、同図aに示す同ギヤ130を180°回転させたときの状態で図示している。
【0005】
【特許文献1】特開平10−149006号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような現像剤搬送部材を採用する現像剤収納容器においては次のような問題がある。
【0007】
すなわち、現像剤搬送部材であるアジテータ120の前記差込固定型の回転軸125は、特にアジテータ全体が金属線材をコイル状に曲げ加工した廉価型のものである場合には、図8aに例示するように、その先端部125aがカッター140により自動切断されて作製されるため特有のバリ(先鋭な切り口残り)128が発生する。このため、同図bに例示するように、その回転軸125を軸支持部材130の取付け孔135に圧入するように差し込んで固定する際に、その先端部125aにおけるバリ128が取付け孔135の内面に接して傷つけることとなり、このときに軸支持部材130を構成する合成樹脂がバリ128によって削られてできる削りカス150が発生する。
【0008】
そして、この削りカスは、現像剤とともに現像装置にひいては現像ロールまで送られて現像工程に供されることがあり、これにより、その削りカスが存在する画像部分に白点や逆に黒点が現われるようになる。また最悪の場合には、現像ロールをはじめ感光ドラム等の像担持体や転写ロール等の表面を傷つけてしまうことがある。このような傷が発生した場合には、常にその同じ部分で画像欠陥が発生し続けてしまう。このような画質に関する不具合は、近年の高画質化の要請による現像剤(トナー)の小粒径化に伴い目立ちやすいものとなった。
【0009】
ちなみに、現像剤収納容器の組み立てに際しては、削りカスの取除き作業(例えば打撃振動を与えたりまたはエアーを吹付けて削りカスを落とす作業)や削りカスの有無についての検査作業を行っているが、それでも取除かれず、しかも発見されずに残存してしまうことが多い。これは、例えば、削りカスが取付け孔の奥の方に存在していることが多く発見しずらく、また、静電気で意外な部位に付着していることも多いことなどが原因になっている。
【0010】
また、このような削りカスによる問題対策として、例えば、図9a,bに例示するように、切断後の回転軸先端部125aに面取り加工126や全アール加工127を後工程で施すことが考えられる。しかし、この場合には大幅なコストアップを招いてしまう。また、同図cに例示するように取付け孔135を、前記抜け止め固定用隆起部135aを除き、バリの発生を見込んで回転軸120の径R1よりも大きな孔径R2で形成しておくという対策も考えられる。しかし、この場合には、回転軸125の固定が安定性に欠けてガタついたものとなり使用困難になる。また回転軸125が取付け孔135に対して斜め方向に差し込まれることでバリ128が取付け孔135の内面に接してしまい、結局のところ削りカスが発生してしまうこともある。
【0011】
以上のような問題は、上記カートリッジ式の現像剤収納容器に限られず、上記差込固定型の回転軸を有する現像剤搬送部材を備えた現像剤回収装置、現像装置等のような現像剤を取扱う物品であっても、同様に起こり得るものである。
【0012】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、差込固定型の回転軸を有する現像剤搬送部材を備えた現像剤取扱い物品として、コストアップや差込固定時のガタツキ等を誘発することなく、その回転軸の差し込み固定時に出る軸支持部材の削りカスに起因した画像欠陥や部品損傷の発生を簡易に防止することができる現像剤取扱い物品を提供することを主な目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の現像剤取扱い物品は、現像剤が収容される収容部を有する本体と、この本体の収容部内で差込固定型の回転軸を中心に回転して現像剤を搬送する現像剤搬送部材と、この現像剤搬送部材の回転軸が差し込まれて固定される取付け孔を有する軸支持部材とを備えた現像剤取扱い物品において、前記現像剤搬送部材の回転軸を、前記取付け孔に差し込み固定する際にその軸先端部が前記軸支持部材の外側に位置し続ける形状にしたことを特徴とするものである。
【0014】
この現像剤取扱い物品によれば、その組み立てに当たり、現像剤搬送部材の回転軸を軸支持部材の取付け孔に差し込んで固定する際、その回転軸先端部が前記軸支持部材の外側に位置し続けることになるため取付け孔に差し込まれることも接することもない。これにより、その回転軸先端部にバリが存在していても、そのバリが取付け孔の内壁に接することがないため、削りカスが発生することもない。
【0015】
ここで、「軸支持部材の外側」とは、その軸支持部材の外形を画する面から外部に飛び出た外の部分をいう。したがって、その軸支持部材の外側とは、図6a、bに例示するように、軸支持部材3の取り付け孔から最も外側に位置する部分3aに接する接線(点線L)よりも外側の部分を指すものではなく、現像剤搬送部材2の回転軸先端部2aが当該接線L1よりも内側となる部分に位置する場合も含む概念である。また、その軸支持部材の外側は、図6cに例示するように軸支持部材3が取り付け孔の形成される部位3bの周囲を囲むような凹部3bが形成されたような外形形態からなる場合にあっては、その凹部3bの空間部分も含む概念である。
【0016】
また、上記現像剤搬送部材の回転軸の形状は、回転軸の差し込み固定時に上記状態を実現できる形状であれば特に制約されるものでないが、例えば、その軸先端部が軸心の方向からずれて前記軸支持部材の外側に位置する方向に折り曲げた形状にするとよい。この場合には、目的とする回転軸の先端部側の形成を、比較的単純で安価な作業工程である折り曲げ加工により行うことができる。
【0017】
現像剤搬送部材の回転軸について上記したような形状に形成する場合、少なくとも軸支持部材には、その回転軸にうち軸支持部材の外側に位置する軸先端部および取付け孔に差し込んで固定される部分の間となる中間部分を差し入れるための開口部を形成する必要がある。
【0018】
このような現像剤取扱い物品は、上記した差込固定型の回転軸を有する現像剤搬送部材を備えた物品であれば特に制約されるものではない。その具体例としては、例えば、前述したようにカートリッジ式の現像剤収納容器、現像剤回収装置、現像剤補給装置、プロセスカートリッジ、現像装置などが挙げられる。
【0019】
このうち、現像剤回収装置は、特に現像剤を回収する容器内で回転して回収される廃現像剤などをならすように搬送する現像剤搬送部材を備えたものである。また、現像剤補給装置は、現像剤収納容器等にある現像剤を現像装置に補給するものであり、その補給用の現像剤の搬送に使用する現像剤搬送部材を備えたものである。プロセスカートリッジは、画像形成プロセスに関連する構成部品の一部を一体化して画像形成装置本体に着脱自在に装着して使用するものであり、現像剤による画像が形成される感光体等の像担持体や、その像担持体を帯電させる帯電装置や、現像装置などの構成部品を備えたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施の形態1に係る現像剤カートリッジの要部を示すものである。この現像剤カートリッジ1は、現像剤を使用して画像の形成を行うプリンタ等の画像形成装置における現像装置に補給するための二成分現像剤Tを収納したものであって、その画像形成装置の本体に形成される当該カートリッジの装着部に着脱可能に装着されて使用されるものである。
【0021】
現像剤カートリッジ1は、その現像剤Tを収容する円筒状のケース10と、このケース10の中空内部で回転軸25を中心に回転するアジテータ20と、このアジテータ20の回転軸25が差し込まれて固定される取付け孔35を有する軸受部付のギヤ30とでその主要部が構成されている。この実施形態では、アジテータ20を除く、ケース10、軸受部付ギヤ20などの構成部品のほとんどを合成樹脂(プラスチック)成形品で形成している。
【0022】
ケース10は、実際には円筒状の外装体とその外装体の内部に回動自在に挿入される円筒状の内装体とからなる二重構造になっており、その外装体および内装体の対応する部位には現像剤Tが排出される排出口が形成されている。
【0023】
アジテータ20は、その本体部が鋼線(断面円形の線材)をケース10の筒状内部空間よりも少し小さい直径でスパイラル状に塑性変形させてコイル状にしたものであり、その少なくとも一端部側に回転中心となる回転軸25を形成してなるものである。図中の符号21は搬送コイル部を示す。なお、この回転軸25の先端部25aは、アジテータの製造ラインにおけるカッターにより自動切断されたままの状態(面取りやアール形状にする加工などを施さない状態)になっており、その切り口特有のバリが存在している可能性が高いものである。
【0024】
軸受部付ギヤ30は、図1や図2に示すように、取付け孔35が形成された円柱状の軸受け部31とその一端部に連続して形成されたギヤ部32とで構成されている。取付け孔35は、回転軸25が圧入されるようにするためアジテータ20の鋼線の直径とほぼ同じ孔径で形成されている。このギヤ部32は、現像剤カートリッジ1を画像形成装置に装着した際にその画像形成装置側に設けられた駆動ギヤと噛み合ってアジテータ用の回転動力を受け取るものである。
【0025】
また、この軸受部付ギヤ30は、ケース10の端部に嵌め込んで取り付けられる円盤状の蓋体40を介してケース10に回転可能に支持されるようになっている。つまり、蓋体40の中心部に開設した通し孔41に軸受部付ギヤ30の軸受け部31を差し入れた状態で蓋体40をケース10の端部に嵌め込むことで軸受部付ギヤ30が取り付けられている。図中の符号42は、上記通し孔41からの現像剤漏れを防止するためのシール材である。
【0026】
そして、この現像剤カートリッジ1においては、アジテータ20の回転軸25を、軸受部付ギヤ30の取付け孔35に差し込んで固定する際に、その軸先端部25aが軸受部付ギヤ30の外側に位置し続けるような形状に形成している。
【0027】
すなわち、この実施の形態では、アジテータ20の回転軸25を、その先端部25aが軸心の方向(一点鎖線)に対してほぼ直角の方向に折り曲げた形状にしている。図中の25bは、その回転軸25の折り曲げた折り曲げ部である。この回転軸25の折り曲げ作業は、折り曲げ加工機によって行われる。また、この折り曲げ部25bは、その一部(後述する軸先端部分25c)が軸受部付ギヤ30の外側に所定量だけ突出するような寸法に設定されている。
【0028】
また、このアジテータ20の回転軸25の形状構成に対応して軸受部付ギヤ30には、その回転軸25にうち軸受部付ギヤ30の外側に位置する軸先端部分25cおよび取付け孔35に差し込んで固定される固定部分25dの間となる中間部分25eを差し入れるための差込開口部37が形成されている。この差込開口部37は取付け孔35の外周の一部から軸受け部31の外側に連続して突き抜けた状態で形成されている。また、差込開口部37は、回転軸25の差し込む折り曲げ部25bを圧入しつつ開口部における最奥部37a内に最終的に固定するため、その開口部の幅を狭める方向に隆起する抜け止め固定用の隆起部38を有する形状になっている。
【0029】
このような折り曲げ形状からなる回転軸25を有するアジテータ20は、次のようにして、その回転軸25が軸受部付ギヤ30の軸受け部31に取り付けられる。
【0030】
すなわち、図2や図3に示すように、アジテータ20は、その折曲部25aを含む回転軸25を軸受け部31の取付け孔35および差込開口部37に対して圧入するように差し込む。詳しくは、回転軸35の差し込んで取り付けられる固定部分25dが取付け孔35に収められるように差し込まれ、その折曲部25b(の前記中間部分25e)が差込開口部37に収まるように差し込まれる。折り曲げ部25bについては、差込開口部37に形成された前記抜け止め固定用の隆起部38によって狭められた開口部分を通過するように差し込む必要があるため特に強い力で押し込むことになる。
【0031】
そして、この回転軸の折曲部25bが隆起部38を通過して開口部の最奥部37aに達することで、回転軸の固定部分25dが取付け孔35により固定されるとともに、回転軸の折曲部25bである前記中間部分25eが開口部の最奥部37aに保持されて固定される。これにより、アジテータ20における回転軸25は軸受部付ギヤ30の軸受け部31にガタツキもなく強固に固定される。
【0032】
この回転軸35の取り付け作業に際しては、その先端部25aが前記したように折り曲げられた形状になっているため、図3b〜cに示すように取付け孔35に差し込まれることも接することもない。これにより、その回転軸先端部25aに前記したカッター切断によるバリが存在することがあっても、そのバリが取付け孔35の内壁に接して傷つけることがないため、バリに起因した軸受け部31からの削りカスが発生することがない。このため、この現像剤カートリッジの組み立てに際しては、従来技術で行っていたような削りカスの取除き作業や削りカスの有無についての検査作業を省略することが可能となる。
【0033】
従って、このような回転軸25を有するアジテータ20を備えた現像剤カートリッジにおいては、上記したようなバリが現像剤Tのなかに紛れ込んで現像装置ひいてはその現像ロールまで搬送されることにより、そのバリの存在に起因した既述の画像欠陥や部品損傷等が発生することがない。
【0034】
なお、実施の形態1においては、アジテータ20の回転軸25を軸心の方向に対してほぼ直角の方向に折り曲げた形状にした場合について説明したが、図4に示すように、その軸心の方向(一点鎖線)に対して回転軸の折り曲げ部25bのなす角度(折り曲げ角度)αが直角以外の角度となるように折り曲げたものであっても構わない。その角度αとしては、30〜150°の範囲が好ましく、より好ましくは60〜120°の範囲(ただし、いずれの場合も90°を除く)である。
【0035】
また、アジテータ20の回転軸25は、図5に例示するようにUターンする程度(前記角度αが180°近くになる程度)に極端に折り曲げた形状にすることも可能である。このような折り曲げ形状にした場合でも、その回転軸先端部25aは回転軸25の軸受け部31への取付けに際してその軸受け部外部に存在しつづけて取付け孔35に接することがない。ただし、この場合には、その曲げ部分25fが折り曲げ加工によりひび割れなどが発生して機械的強度が劣るおそれがあるため、その折り曲げ加工などを慎重に行う必要がある。
【0036】
さらに、実施の形態1においては、アジテータ20として現像剤を搬送する搬送部21がコイル形態のものを例示したが、この形態に限らず他の形態のものであってもよい。例えば、凹形状やクランク形状などや、オーガーのようにスパイラル状に巻かれた羽を有するような形態などであっても構わない。いずれの形態であっても、その端部に形成される回転軸について、その先端部が軸受け部の外側に位置し続けるような形状に構成すればよい。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の現像剤取扱い物品によれば、差込固定型の回転軸を有する現像剤搬送部材を備えたものであり、その回転軸の先端部に切断によるバリが存在するような場合であっても、その回転軸を前記した特定の形状にしているため、その回転軸の軸支持部材への差し込み固定時に軸支持部材の削りカスが発生することがなくなる。このため、かかる削りカスに起因した画像欠陥や部品損傷の発生を簡易に防止することができる。
【0038】
また、差込固定型の回転軸を単に特定の形状にするだけであるため、回転軸先端部の切断後に面取りやアール加工を行う必要がなく、また削りカスの取り除き作業やその検査作業を必ずしも行う必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る現像剤カートリッジの要部を示すものであり、(a)はその端部の概略断面図、(b)はそのアジテータにおける回転軸の取付け部の拡大上面図。
【図2】アジテータの回転軸と軸受部付ギヤとの分解斜視図。
【図3】アジテータの回転軸を軸受部付ギヤの軸受け部に取り付ける際の各作業工程を示す断面図および上面図。
【図4】アジテータの折り曲げ形状からなる回転軸の折り曲げ角度条件を示す説明図。
【図5】アジテータの回転軸を極端に折り曲げた構成例を示す説明図。
【図6】軸支持部材の外側の概念を説明するためのものであり、(a)はその一例を示す説明図、(b)はその他の例を示す説明図、(c)はさらにその他の例を示す説明図。
【図7】実施の形態に係る現像剤カートリッジの要部を示すものであり、(a)はその端部の概略断面図、(b)はそのアジテータの回転軸と軸受部付ギヤとの分解斜視図。
【図8】(a)は回転軸の切断作業とバリ発生の状態を示す説明図、(b)は回転軸先端部のバリによる削りカスの発生状態を示す要部説明図。
【図9】削りカスに対する従来の問題対策例を示すのものであり、(a)は面取りの対策例を示す説明図、(b)はアール加工の対策例を示す説明図、(c)は回転軸取付け孔の径を増大させる対策例を示す説明図。
【符号の説明】
1…現像剤カートリッジ(現像剤収容容器)、5…トナー補給装置(現像剤補給装置)、10…ケース(本体)、20…アジテータ(現像剤搬送部材)、25…差込固定型の回転軸、25a…軸先端部、25b…軸折り曲げ部、30…軸受部付ギヤ(軸支持部材)、T…現像剤。
Claims (2)
- 現像剤が収容される収容部を有する本体と、この本体の収容部内で差込固定型の回転軸を中心に回転して現像剤を搬送する現像剤搬送部材と、この現像剤搬送部材の回転軸が差し込まれて固定される取付け孔を有する軸支持部材とを備えた現像剤取扱い物品において、
前記現像剤搬送部材の回転軸を、前記取付け孔に差し込み固定する際にその軸先端部が前記軸支持部材の外側に位置し続ける形状にしたことを特徴とする現像剤取扱い物品。 - 前記回転軸の形状は、その先端部が軸心の方向からずれて前記軸支持部材の外側に位置する方向に折り曲げた形状である請求項1に記載の現像剤取扱い物品。
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