JP2001013771A - 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、抜け止め部材 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジ、及び、抜け止め部材

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JP2001013771A
JP2001013771A JP2000044158A JP2000044158A JP2001013771A JP 2001013771 A JP2001013771 A JP 2001013771A JP 2000044158 A JP2000044158 A JP 2000044158A JP 2000044158 A JP2000044158 A JP 2000044158A JP 2001013771 A JP2001013771 A JP 2001013771A
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Satoshi Kurihara
敏 栗原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信頼性の向上(抜け止め部材挿入時の相手部
材からのモールドバリ、削れ粉発生防止)とコストダウ
ンと再使用可能とを満足する軸用止め輪と、その止め輪
を用いたプロセスカートリッジの提供が目的である。 【解決手段】 回転体2を保持する回転体保持部材5
の、容器3からの抜け止め部材6が、樹脂材で構成さ
れ、回転体保持部材5への着脱時における抜け止め部材
6の最大応力が樹脂材の引張り降伏応力を超えない形状
の抜け止め防止部材6を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置におい
て、その内部に現像剤を搬送或は撹拌する回転体を有す
る現像剤収納部を有する現像装置および電子写真画像形
成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジ及びこれ
らに用いられる回転体保持部材の抜け止め部材に関する
ものである。
【0002】ここで、電子写真画像形成装置とは、電子
写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成する物
である。そして、電子写真画像形成装置の例としては、
例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えばレー
ザービームプリンタ、LEDプリンタ等)ファクシミリ
装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
【0003】また、プロセスカートリッジとは、帯電手
段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感光体
ドラムとを一体的にカートリッジ化し、このカートリッ
ジを画像形成装置本体に対して着脱可能とする物であ
る。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少な
くとも1つと電子写真感光体ドラムとを一体的にカート
リッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするもので
ある。更に、少なくとも現像手段と電子写真感光体ドラ
ムとを一体的にカートリッジ化して装置本体に着脱可能
とするものをいう。
【0004】また、トナー収納装置とは、その内部にト
ナーを搬送或は撹拌する回転体を有する、プロセスカー
トリッジが使用開始されるまでトナーを現像室に送り出
さないようにして貯留される枠体構成のトナー容器、使
用開始に際してトナー容器から送り出されたトナーを受
け入れる現像室を構成する現像枠体、廃トナーを溜める
クリーニング容器のいずれかを示すものである。
【0005】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た画像形成装置においては、電子写真感光体及び前記電
子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカート
リッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に
着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されて
いる。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置の
メンテナンスをサービスマンによらずにユーザー自身で
行うことができるので、格段に操作性を向上させること
ができた。そこでこのプロセスカートリッジ方式は、画
像形成装置において広く用いられている。
【0006】従来の画像形成装置おけるトナー収納装置
1内のトナーを搬送或は撹拌する回転体2は図8に示す
ように、駆動側の駆動源からの駆動力を受ける回転体保
持部材5と非駆動側のトナー容器3とに保持され、ま
た、回転体保持部材5とトナー容器3との間隙からトナ
ー容器3外へトナーが漏れるのを防止するためのシール
部材4をトナー容器3との間に狭持して、トナー容器3
に回転自在に装着されている。そして、回転体保持部材
5がトナー容器3から抜け落ちる方向に力が加わった
際、回転体保持部材抜け止め部材6(以下、抜け止め部
材6と記す)がトナー容器3と接触し、回転体保持部材
5がトナー容器3から脱落する事を防止している。ここ
で、抜け止め部材6は金属製でトナー容器は樹脂製であ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の回転体保持
部材の抜け止め方法はすぐれたものである。
【0008】本発明は従来の技術を更に発展させたもの
である。
【0009】本発明はトナー収納装置内にモールドのバ
リや削り粉を混入させることなく再使用可能な抜け止め
部材、及びこれを備えたトナー収納装置、並びにプロセ
スカートリッジを提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】主要な本発明は請求項と
対応する番号を付して示せば以下のとおりである。
【0011】本出願に係る第1の発明は電子写真感光体
に形成された静電潜像を現像するための現像装置におい
て、(a)前記電子写真感光体に形成された静電潜像を
現像するために用いられる現像剤を収納するための現像
剤収納部と、(b)前記電子写真感光体に形成された静
電潜像を現像するために、前記現像剤収納部に収納され
ている現像剤を、前記電子写真感光体へ供給するための
現像部材と、(c)前記現像剤収納部に収納されている
現像剤を前記現像部材の設けられている方向へ送り出す
現像剤送り出し部材と、(d)前記現像剤送り出し部材
を支持して、前記現像装置の有するフレームに回転可能
に支持されている回転部材と、(e)前記回転部材が前
記フレームから抜け出るのを防止する樹脂製の抜け止め
部材であって、前記回転部材が侵入するための切り欠き
部と、前記回転部材の外周面の一部分と接触している、
互いに間隔をあけて設けられた複数個の接触部と、前記
回転部材の外周面とは間隔をあけて設けられた非接触部
であって、前記回転部材の外周面と沿った形状部分と、
を有する抜け止め部材と、を有することを特徴とする現
像装置である。
【0012】本出願に係る第10の発明は電子写真画像
形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおい
て、(a)電子写真感光体と、(b)前記電子写真感光
体に形成された静電潜像を現像するための現像装置であ
って、前記電子写真感光体に形成された静電潜像を現像
するために用いられる現像剤を収納するための現像剤収
納部と、前記電子写真感光体に形成された静電潜像を現
像するために、前記現像剤収納部に収納されている現像
剤を、前記電子写真感光体へ供給するための現像部材
と、前記現像剤収納部に収納されている現像剤を前記現
像部材の設けられている方向へ送り出す現像剤送り出し
部材と、前記現像剤送り出し部材を支持して、前記現像
装置の有するフレームに回転可能に支持されている支持
部材と、前記支持部材が前記フレームから抜け出るのを
防止する樹脂製の抜け止め部材であって、前記支持部材
が侵入するための切り欠き部と、前記支持部材の外周面
の一部分と接触している、間隔をあけて設けられた接触
部と、前記支持部材の外周面とは間隔をあけて設けられ
た非接触部であって、前記支持部材の外周面と沿った形
状部分と、を有する抜け止め部材と、を有する現像装置
と、を有することを特徴とするプロセスカートリッジで
ある。
【0013】本出願に係る第19の発明は電子写真画像
形成装置に用いられる、フレームに支持されている回転
部材が前記フレームから抜け出るのを防止するための樹
脂製抜け止め部材において、前記抜け止め部材が前記フ
レームに取り付けられる際に、前記回転部材が侵入する
ための切り欠き部と、前記抜け止め部材が前記フレーム
に取り付けられる際に、前記回転部材の外周面の一部分
と接触するように、互いに間隔をあけて設けられた複数
個の接触部と、前記回転部材の外周面とは間隔をあけて
設けられた非接触部であって、前記回転部材の外周面と
沿った形状部分と、を有することを特徴とする抜け止め
部材である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に実施の形態について説明す
る。本発明が適用される画像形成装置の実施の形態とし
てレーザービームプリンターについて説明する。
【0015】(実施の形態1)図1乃至図3を参照にし
て電子写真画像形成装置及びプロセスカートリッジの全
体構成を説明する。尚、図1はプロセスカートリッジを
装着した電子写真画像形成装置の全体構成を示す説明図
であり、図2及び図3はプロセスカートリッジの構成説
明図である。
【0016】(全体構成)この電子写真画像形成装置A
は、図1に示すように、電子写真画像形成プロセスによ
って記録媒体に画像を形成するものである。そして、像
担持体であるドラム形状の電子写真感光体(以下、感光
体ドラムと称す)にトナー像を形成する。そして前記ト
ナー像の形成と同期して、給送トレイ23aにセットし
た記録媒体22をピックアップローラ23b及び搬送ロ
ーラ23c等からなる搬送手段23で搬送する。次い
で、プロセスカートリッジBの有する前記感光体ドラム
に形成したトナー像を転写手段としての転写ローラ24
に電圧を印加することによって記録媒体22に転写す
る。その後トナー像の転写を受けた記録媒体22をガイ
ド23dで定着手段25へと搬送する。この定着手段2
5は駆動ローラ25a及びヒータを内蔵する定着回転体
25bからなり、通過する記録媒体22に熱及び圧力を
印加して転写されたトナー像を定着する。そしてこの記
録媒体22を排出ローラ23e,23fで反転搬送して
排出トレイ26へと排出する。
【0017】一方、前記プロセスカートリッジBは、図
1、図2に示すように、像担持体としての感光層を有す
る感光体ドラム10を回転し、その表面を帯電手段であ
る帯電ローラ28への電圧印加によって一様に帯電す
る。次いで、光学系21からの画像情報に応じたレーザ
ービーム光を露光開口部19を介して感光体ドラム10
へ照射して静電潜像を形成する。そしてこの潜像をトナ
ーを用いて現像手段20によって現像する。すなわち、
帯電ローラ28は感光体ドラム10に接触して設けられ
てあり、感光体ドラム10に帯電を行う。また、現像手
段20は、感光体ドラム10の現像領域へトナーを供給
して、感光体ドラム10に形成された潜像を現像する。
尚、光学系21はレーザーダイオード21a、ポリゴン
ミラー21b、レンズ21c、反射ミラー21dを有し
ている。
【0018】この現像手段20は、トナー容器3内のト
ナーをトナー溜り7へ供給し、トナー溜り7のある現像
室20bに取り付けた現像スリーブ8を回転させると共
に、現像ブレード9によって摩擦帯電電荷を付与したト
ナー層を固定磁石を内蔵した現像スリーブ8の表面に形
成し、そのトナーを感光体ドラム10の現像領域へ供給
する。そして、そのトナーを前記潜像に応じて感光体ド
ラム10へ転移させることによって、トナー像を形成し
て可視像化する。
【0019】そして転写ローラ24に前記トナー像と逆
極性の電圧を印加して、感光体ドラム10に形成された
トナー像を記録媒体22に転写した後に、クリーニング
手段11によって感光体ドラム10上の残留トナーを除
去する。ここでクリーニング手段11は、弾性クリーニ
ングブレード11aによって感光体ドラム10に残留し
たトナーを掻き落として除去トナー溜め11bへ集め
る。
【0020】前記感光体ドラム10等の各部品は、トナ
ー現像枠体12とトナー現像壁部材13、更にはクリー
ニング枠体14とを結合して構成するカートリッジ容器
内に収納してカートリッジ化している。即ち、トナー現
像枠体12とトナー現像壁部材13を溶着してトナーを
貯留するトナー室20a及び現像室20bを構成し、こ
の現像室20bに現像スリーブ8及び現像ブレード9等
の現像部材を取り付けている。またクリーニング枠体1
4には感光体ドラム10、帯電ローラ28、及びクリー
ニング手段11を構成する各部材を取り付けている。そ
して前記トナー現像枠体12とクリーニング枠体14と
を揺動可能に結合することによってプロセスカートリッ
ジBを構成する。
【0021】(ドラムシャッタ装置)このプロセスカー
トリッジBには画像情報に応じた光を感光体ドラム10
へ照射するための露光開口部19及び感光体ドラム10
を記録媒体22に対向するための転写開口部15が設け
てある。そして両開口部19,15を開閉可能なシャッ
タ部材16が取り付けてある。すなわち、前記転写開口
部15は、感光体ドラム10に形成されたトナー像を記
録媒体22に転写するためのものである。
【0022】そして画像形成装置Aは、図1に示すよう
に、装置本体17に対して開閉カバー18が軸18aを
中心にして回動可能に取り付けてある。そして、前記開
閉カバー18を開けると装置本体17の内部にはプロセ
スカートリッジBをガイドするためのガイド部材(レー
ル溝、不図示)が設けてある。そこで、操作者が該ガイ
ド部材に沿ってプロセスカートリッジBを着脱する。こ
のとき図3に示すようにプロセスカートリッジBの長手
方向の端壁に設けた第1突起34、第2突起35が前述
の装置本体17のガイド部材(不図示)に沿って案内さ
れる。
【0023】図1、図2、図3に示すようにシャッタ部
材16は回転自在に支持された回転支軸16cに夫々固
定された第1シャッタ部16a、アーム部16dで支持
された第2シャッタ部16bを有し、回転支軸16cに
装着したねじりコイルばね33のばね力で第1シャッタ
部16aが露光開口部19を閉じ、第2シャッタ部16
bが転写開口部15を閉じるように付勢され、プロセス
カートリッジBが装置本体17外にあるときは、第1シ
ャッタ部16a、第2シャッタ部16bは夫々露光開口
部19、転写開口部15を閉じている。
【0024】クリーニング枠体14に一体的に設けた把
手部材36を持ってプロセスカートリッジBを装置本体
17に装着する際、感光体ドラム10を覆う第2シャッ
タ部16bを支持するアーム部16dの先端部の長手方
向外方へ突出する係止突起16eが装置本体17に当
り、カートリッジ装着部へのそれ以上の進入をとめられ
た状態でプロセスカートリッジBは第1、第2突起3
4,35が装置本体17の不図示のガイド部材に沿って
前進し、シャッタ部材16は図3に示すように露光開口
部19、転写開口部15を開放する位置に来る。プロセ
スカートリッジBを装置本体17から取り外すと、ねじ
りコイルばね33のばね力でシャッタ部材16は露光開
口部19、転写開口部15を閉じる。
【0025】(実施の形態の要部)本発明の実施の形態
の主要部を図2、図4乃至図7に基づいて説明する。図
4、図5でもって本実施の形態のにおける抜け止め部材
の代表的形状を説明する。図6は図2のプロセスカート
リッジ内のトナー収納装置を上方向からみた一部分断面
図、図7は回転体保持部材の詳細を説明する側面図であ
る。
【0026】図2に示すように、トナー収納装置1内に
はトナーTが収納されており、このトナーTを回転体保
持部材5の軸中心を中心として回転する回転体2によっ
て撹拌・搬送し、トナー溜り7へと送り、送り込まれた
トナーTを回転する現像剤担持体たる現像スリーブ8に
よって担持し、トナー層厚を現像スリーブ8に当接した
ゴム等の弾性ブレード9によって規制しつつ、感光体ド
ラム10の潜像を現像する現像部へ送ることにより、現
像を行うようになっている。
【0027】次にトナー収納装置の構成を図6、図7に
より説明する。図6に示すように、回転体2はクランク
状であって、一端を回転体保持部材5に回転しないよう
に支持され、もう一端をトナー容器3のトナー現像枠体
12の長手方向の一方の端壁に回転自在に支持されてい
る。回転体2はジャーナル部2a1から半径方向に突出
するアーム部2a2先端をピン部2a3と結合した一体
の線状部材であり、回転体保持部材5と一体的となって
充填されたトナーの中を回転出来るようになっている。
【0028】図7に示すように、回転体保持部材5は、
はす歯ギア部5d1、突き当て部5d2、被保持部5d
3、シール部5d4、溝部5d5、先端切り欠き部5d
6を有する。
【0029】図6に示すように、先端切り欠き部5d6
は回転体保持部材5の端面の中心から半径方向に設けら
れアーム部2a2が丁度入る幅のみぞである。回転体保
持部材5の端面中心には回転体2のジャーナル部2a1
の嵌入する穴5d7が設けられ、先端切り欠き部5d6
に回転体2のアーム部2a2が嵌入している。そして、
被保持部5d3はトナー容器3の円筒突起部3bの内面
3b1で回転自在に支持されている。
【0030】また、トナー収納装置1内のトナーTが外
へ漏れ出ないようにするため、例えばニトリルゴムのオ
イルシール等からなるシール部材4はトナー容器3の円
筒突起部3bの内面3b1に沿って挿入し、この内面3
b1より縮径したシール部材取り付け穴3b3にシール
部材4の外周面4c2を圧入することにより固定する。
さらに、前記保持部材5のシール部5d4の一部と溝部
5d5及び先端切り欠き部5d6を前記シール部材4に
貫通してトナー容器3内部側に挿入させシール部材4の
リップ部4c1と前記シール部5d4が線接触すること
でトナーTの侵入を防止する。
【0031】ここで、溝部5d5及び先端切り欠き部5
d6はトナー収納装置1の中にある。先端切り欠き部5
d6には回転体2がはまり込んでおり、溝部5d5には
回転体保持部材5を取り付け後も、スラスト方向にわず
かに移動可能となるような位置に抜け止め部材6が取り
付けられ、組み込んだ回転体保持部材5がトナー容器3
から図6において左側に抜け出ないようにしてある。
【0032】はす歯ギア5d1及び突き当て部5d2は
トナー収納装置1の外側にあり、はす歯ギア5d1はこ
れと噛み合うはす歯ギアから駆動力を伝達される。回転
体保持部材5のはす歯ギア5d1のねじれ方向は右で、
回転方向は図6の左側から見て左回り(図2の矢印A3
の向き)である。この関係において、不図示のギア列を
介して、はす歯ギア5d1と噛み合う前述のはす歯ギア
から回転体保持部材5のはす歯ギア5d1へと駆動力が
伝達されると、はす歯の為スラスト力が発生し、回転体
保持部材5は突き当て部5d2がトナー容器3の円筒突
起部3bのストッパ部3b2に突き当たっていない場合
には突き当たるまで移動して止まる。
【0033】突き当て部5d2がトナー容器3の円筒突
起部3bのストッパ部3b2に突き当たっているとき
は、溝部5d5に組み込んだ抜け止め部材6はトナー容
器3の壁面3cに接触していない状態にあり、その状態
のまま回転体保持部材5は回転体2と一体的に図2にお
いて矢印A3の向きに回転して、トナーTを撹拌してい
る。
【0034】しかしながら、抜け止め部材6がステンレ
スあるいは鋼材にメッキを施した材質で構成された一般
に市販されている所謂E形止め輪から成っている場合、
回転体保持部材5の溝部5d5に抜け止め部材6をはめ
込む際、はめ込み力が5.5kgも必要であり、かつポ
リアセタール等のモールドで構成された回転体保持部材
5の溝部5d5が抜け止め部材6の端面によって削ら
れ、それに伴い発生したバリやモールド削れ粉がトナー
容器3の中に脱落するおそれがあり、回転体保持部材5
に抜け止め部材6をはめ込む工程の後工程で、バリ取り
やトナー容器3のエアーブローを行う必要があった。
【0035】また、前述のように、回転体保持部材5の
突き当て部5d2がトナー容器3の円筒突起部3bのス
トッパ部3b2に突き当たっているときは、本来、溝部
5d5に組み込んだ抜け止め部材6はトナー容器3の壁
面に接触していない状態で保たれたまま、回転体保持部
材5及び回転体2と一体的に回転するはずであるが、抜
け止め部材6に、加工の際生じた抜きバリが存在し、ト
ナー容器3の壁面3c側に抜きバリが向いている場合、
抜け止め部材6の抜きバリがトナー容器3と接触し、ト
ナー容器3の壁面3cを削ってしまい、その削れ粉がト
ナー容器3の中に脱落してトナーと混ざり合い画像に悪
影響を及ぼす可能性があるため、前記抜け止め部材6の
表裏検出を工程内で行い、抜きダレ側をトナー容器3の
側面側に向け組み付ける必要があった。
【0036】さらに、回転体保持部材5はリサイクル時
に再使用可能な部品であるが、抜け止め部材6をはめ込
む際またはリサイクルで抜け止め部材6を取り外す際
に、回転体保持部材5の溝部5d5が大きく削られてし
まうため、溝部5d5の削れ量をチェックした上で再使
用を行う必要があるだけでなく、抜け止め部材6を外す
為の抜去力が5.5kgも必要である為、抜き去る際に
トナー容器3の壁面を技去の為の治工具等で傷付ける可
能性があった。
【0037】本実施の形態における抜け止め部材6の代
表例を、図4に示す。本例では形状はE形軸用止め輪を
基本としている。図4において、回転体保持部材5の溝
部5d5に係合する内径dは溝部5d5と略同一径、外
径DはD=2d,切り欠き部であるはめ込み口の幅Mは
≒0.825d,内径dの中心を中心とする円弧である
肉抜き半径R(1)は内径dの中心を中心とする中心角
α=30度の円弧で且つR(1)≒0.781dの半径
を有し、肉抜き半径R(1)の一端側からなめらかにつ
らなる肉抜き半径R(2)は円弧であり、内径dの円と
交わる部分で終わる。R(2)≒0.3dの半径を有す
る。外径先端半径R(3)はR(3)≒0.125dの
半径、その他の角部半径R(4)はR(4)≒0.06
3dの半径、板厚t=0.8mmである。
【0038】また本実施の形態の抜け止め部材6はコポ
リマーポリアセタールの成形品から成り、成形時のゲー
ト(不図示)を側面から一段落とした所に設けることに
より表裏両側面にバリが発生しない構成となっていると
共に、回転体保持部材5の溝部5d5にはめ込む際溝部
5d5を削らない様、もしくは、溝部5d5によって抜
け止め部材6の先端部が削られない様、はめ込み口Hの
先端側に図示片側にθ=15度の傾斜面が設けてある。
以上の様な材質・形状にすることにより、回転体保持部
材5の溝部5d5に着脱する際(図4のはめ込み口Mを
溝部5d5を越えるように開いた際)生ずる抜け止め部
材6の最大応力は肉抜きR(2)近傍での6.15Kg
f/mm2 に抑えることが出来、コポリマーポリアセタ
ールの引張降伏応力6.2Kgf/mm2を越えない形
状とすることが出来る。さらに、抜け止め部材6の溝部
5d5への着脱性を向上させるために、着脱時の最大応
力がコポリマーポリアセタールの引張降伏応力を越えな
いという条件を保ったまま、図5に示すような把手Gを
取付けることも可能である。なお、図5におけるJ,
K,L部分は内径dに対する寸法割合を括弧書して示し
た。
【0039】以上説明したように、本発明に基づく抜け
止め部材6を用いることにより、抜け止め部材6の着脱
時或は回転時に生ずるトナー容器3内へのモールドのバ
リや削れ粉の混入を防止出来、かつ、再使用可能な抜け
止め部材6を有するトナー収納装置及びプロセスカート
リッジの実現が可能となる。
【0040】なお、上述した実施の形態においては、樹
脂材料がコポリマーポリアセタール、板厚t=0.8m
mの場合の抜け止め部材の代表形状例について説明した
が、本発明はこれに限られるものではなく、樹脂材料、
板厚t、外径D、はめ込み口H、肉抜きR(1)及びR
(2)等のパラメーターを振り、構造解析を行うことに
よって、着脱の際生ずる最大応力が選定樹脂材料の引張
降伏応力を越えない形状を作り出し、これを抜け止め部
材として適用することも可能である。
【0041】更に、詳細に抜け止め部材について説明す
る。
【0042】回転保持部材5がトナー容器3から抜け出
るのを防止する樹脂製の抜け止め部材6は、回転保持部
材5の溝部5d5が侵入するための切り欠き部6aと、
回転保持部材5の溝部5d5の底の一部分と接触してい
る互いに間隔をあけて設けられた複数個の接触部6b
と、回転保持部材5の溝部5d5の底とは間隔をあけて
設けられた非接触部6cであって、回転保持部材5の外
周面に沿った形状部分と、を有する。ここで溝部5d5
の底は回転保持部材5の周方向に設けられており、回転
保持部材5の外周面の一部である。
【0043】抜け止め部材6の有する接触部6bは、切
り欠き部6aに続く部分端と、前記切り欠き部6aのは
め込み部Mと対向する部分とに配置されている。
【0044】抜け止め部材6は、回転保持部材5の外周
面に設けられている周方向の溝部5d5に、接触部6b
がスナップフィットによって嵌め込まれている。
【0045】抜け止め部材6は、接触部6bを結んで構
成された略円(C1)の内径(d)は、回転保持部材5
の外周面に設けられた溝部5d5の径と略同一径であ
る。また、抜け止め部材6の外周6dの外径(D)は前
記内径(d)の略2倍である。
【0046】抜け止め部材6の有する切り欠き部6aの
はめ込み口の幅(M)は、接触部6bを結んで構成され
た略円(C1)の内径(d)の略0.825倍である。
また、切り欠き部6aの端部と前記内径(d)の中心を
通過する鉛直線Lvとのなす角度(θ)が略15度であ
る。なお、ここで鉛直線Lvとは切り欠き部6aを下側
として見た場合のことである。
【0047】非接触部6cの回転保持部材5の外周面に
沿った形状部分は、接触部6bを結んで構成された略円
(C1)の中心を中心とした第二の円(C2)の一部分
であって、第二の円(C2)の半径(R1)は、前記略
円(C1)の内径(d)の略0.781倍である。
【0048】抜け止め部材6の有する円弧形状部分6c
1は、前記接触部6bを結んで構成された略円(C1)
の中心線Lh(鎖直線Lvに直角)からα=30度をな
す線Laに中心を有する第三の円(C3)の一部分であ
って、前記第三の円(C3)の半径は、前記略円(C
1)の内径(d)の略0.3倍である。
【0049】ここで円弧形状部分6c1は非接触部6c
の回転保持部材5の外周面に沿った形状部分に一端が接
すると共に接触部6bの端部と他端部が結ばれている。
【0050】上述した寸法割合の抜け止め部材6の寸法
の一例を挙げる。回転保持部材5の溝部5d5の底の直
径を8mmとした場合においては、接触部6bの直径d
=8mm、外径D=16mm、切り欠き部6aのはめ込
み口の幅M=6.6mm、非接触部6cの回転保持部材
5の外周面に沿った形状部分をなす第二の円C2の半径
R1は6.25mm、円弧形状部分6c1の半径R2は
2.5mm、外径先端半径R3=1mm、残りの面取り
及びコーナの丸め(8ケ所)8−R4=0.5mm、θ
=15度、α=30度である。
【0051】そして、上記寸法の抜け止め部材6の厚さ
t=0.8mmである。
【0052】次に上述寸法の抜け止め部材6の材質とそ
の機械的性質を検討してみる。
【0053】表1は市販樹脂(コポリマー)のヤング
率、ポアソン比、引張強さを示す。表1の樹脂名POM
はコポリマーポリアセタール、PPEはポニフェニレン
エーテル、PCはポリカーボネート、ABSはアクリロ
ニトリル/ブタジエン/スチレンである。樹脂名の頭に
冠した名称は商標名又は製造者名、樹脂名に続けて記載
した記号は製造者の付した記号である。
【0054】表2は本実施例形状(板厚0.8mmの場
合)の樹脂による最大応力を示す。
【0055】表2に示すように、樹脂材料としては、ポ
リフェニレンエーテル、ポリカーボネート樹脂でも着脱
の際生ずる最大応力が引張降伏応力を越えることはな
い。又、本実施例に示した各部の寸法関係を保ったまま
相似的に拡大、縮小すれば着脱の際生ずる最大応力が、
引張降伏応力を越えることはない。
【0056】なお、抜け止め防止部材の厚さは0.7m
m〜2.5mmのものを採用できる。
【0057】さらに、本実施の形態ではトナー容器から
なるトナー収納装置について述べたが、例えば、現像枠
体からなるトナー収納装置の現像剤担持体保持部材の抜
け止めやクリーニング容器からなるトナー収納装置の像
担持体保持部材の抜け止めに、本発明の抜け止め部材を
用いても良い。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回転体を回転可能に保持する回転部材の、容器からの脱
落防止の為の抜け止め部材を、樹脂材により構成し、前
記抜け止め部材を前記回転部材に着脱する際生ずる、前
記抜け止め部材の最大応力が前記樹脂材の引張降伏応力
を越えない形状とすることにより、容器内にモールドの
バリや削れ粉を混入させることなく、再使用可能な抜け
止め部材を備えた現像収納装置並びにプロセスカートリ
ッジを提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子写真画像形成装置の縦断面図である。
【図2】プロセスカートリッジの縦断面図である。
【図3】プロセスカートリッジの斜視図である。
【図4】抜け止め部材を示し(a)は正面図(b)は側
面図である。
【図5】把手付抜け止め部材の正面図である。
【図6】図2のプロセスカートリッジのトナー収納装置
の要部を上方向からみた一部分断面図である。
【図7】本発明に係る回転体保持部材の詳細を説明する
側面図である。
【図8】従来のトナー収納装置の要部を上方向からみた
一部分断面図である。
【符号の説明】
A…電子写真画像形成装置 B…プロセスカートリッジ T…トナー 1…トナー収納装置(現像剤収納部) 2…回転体(現像剤送り出し部材) 2a1…ジャーナ
ル部 2a2…アーム部 2a3…ピン部 3…トナー容器 3b…円筒突起部 3b1…内面 3
b2…ストッパ部 3b3…シール部材取り付け穴 3
c…壁面 4…シール部材 4c1…リップ部 4c2…外周面 5…回転体保持部材(回転部材) 5d1…はす歯ギア
部 5d2…突き当て部 5d3…被保持部 5d4…
シール部 5d5…溝部 5d6…先端切り欠き部 5
d7…穴 6…抜け止め部材 7…トナー溜まり 8…現像スリーブ(現像部材) 9…弾性ブレード(現像部材) 10…電子写真感光体ドラム 11…クリーニング手段 11a…弾性クリーニングブ
レード 11b…トナー溜め 12…トナー現像枠体 13…トナー現像壁部材 14…クリーニング枠体 15…転写開口部 16…シャッタ部材 16a…第1シャッタ部 16b
…第2シャッタ部 16c…回転支軸 16d…アーム
部 16e…係止突起 17…装置本体 18…開閉カバー 18a…軸 19…露光開口部 20…現像手段 20a…トナー室 20b…現像室 21…光学系 21a…レーザーダイオード 21b…
ポリゴンミラー 21c…レンズ 21d…反射ミラー 22…記録媒体 23…搬送手段 23a…給送トレイ 23b…ピック
アップローラ 23c…搬送ローラ 23d…ガイド
23e…排出ローラ 23f…排出ローラ 24…転写ローラ 25…定着手段 25a…駆動ローラ 25b…定着回
転体 26…排出トレイ 28…帯電ローラ 33…ねじりコイルばね 34…第1突起 35…第2突起 36…把手部材

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真感光体に形成された静電潜像を
    現像するための現像装置において、 (a)前記電子写真感光体に形成された静電潜像を現像
    するために用いられる現像剤を収納するための現像剤収
    納部と、 (b)前記電子写真感光体に形成された静電潜像を現像
    するために、前記現像剤収納部に収納されている現像剤
    を、前記電子写真感光体へ供給するための現像部材と、 (c)前記現像剤収納部に収納されている現像剤を前記
    現像部材の設けられている方向へ送り出す現像剤送り出
    し部材と、 (d)前記現像剤送り出し部材を支持して、前記現像装
    置の有するフレームに回転可能に支持されている回転部
    材と、 (e)前記回転部材が前記フレームから抜け出るのを防
    止する樹脂製の抜け止め部材であって、前記回転部材が
    侵入するための切り欠き部と、前記回転部材の外周面の
    一部分と接触している、互いに間隔をあけて設けられた
    複数個の接触部と、前記回転部材の外周面とは間隔をあ
    けて設けられた非接触部であって、前記回転部材の外周
    面と沿った形状部分と、を有する抜け止め部材と、 を有することを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 前記抜け止め部材の有する接触部は、前
    記切り欠き部の両端と、前記切り欠き部と対向する部分
    とに配置されていることを特徴とする請求項1に記載の
    現像装置。
  3. 【請求項3】 前記抜け止め部材は、前記回転部材の外
    周面に設けられている溝に、前記接触部がスナップフィ
    ットによって嵌め込まれていることを特徴とする請求項
    1または2に記載の現像装置。
  4. 【請求項4】 前記抜け止め部材は、前記接触部を結ん
    で構成された略円(C1)の内径(d)は、前記回転部
    材の外周面に設けられた溝部の径と略同一径、また、前
    記抜け止め部材の外径(D)は前記内径(d)の略2倍
    であることを特徴とする請求項1から3の何れか1つに
    記載の現像装置。
  5. 【請求項5】 前記抜け止め部材の有する前記切り欠き
    部の幅(M)は、前記接触部を結んで構成された略円
    (C1)の内径(d)の略0.8倍である。また、前記
    切り欠き部の端部と前記内径(d)の中心を通過する鉛
    直線とのなす角度(θ)が略15度であることを特徴と
    する請求項1から4の何れか1つに記載の現像装置。
  6. 【請求項6】 前記非接触部の前記回転部材の外周面と
    沿った形状部分は、前記接触部を結んで構成された略円
    (C1)の中心を中心とした第二の円(C2)の一部分
    であって、前記第二の円(C2)の半径(R1)は、前
    記略円(C1)の内径(d)の略0.8倍であることを
    特徴とする請求項1から5の何れか1つに記載の現像装
    置。
  7. 【請求項7】 前記抜け止め部材の有する前記円弧形状
    部分は、前記接触部を結んで構成された略円(C1)の
    中心線から30度をなす線に中心を有する第三の円(C
    3)の一部分であって、前記第三の円(C3)の半径
    は、前記略円(C1)の内径(d)の略0.3倍である
    ことを特徴とする請求項1から6の何れか1つに記載の
    現像装置。
  8. 【請求項8】 前記抜け止め防止部材の厚さが0.7m
    m〜2.5mmである請求項1から7の何れか1つに記
    載の現像装置。
  9. 【請求項9】 前記樹脂材料としてはコポリマーポリア
    セタール、ポリフェニレンエーテル、ポリカーボネー
    ト、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレンの何れか
    である請求項1から8の何れか1つに記載の現像装置。
  10. 【請求項10】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能
    なプロセスカートリッジにおいて、 (a)電子写真感光体と、 (b)前記電子写真感光体に形成された静電潜像を現像
    するための現像装置であって、 前記電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するた
    めに用いられる現像剤を収納するための現像剤収納部
    と、 前記電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するた
    めに、前記現像剤収納部に収納されている現像剤を、前
    記電子写真感光体へ供給するための現像部材と、 前記現像剤収納部に収納されている現像剤を前記現像部
    材の設けられている方向へ送り出す現像剤送り出し部材
    と、 前記現像剤送り出し部材を支持して、前記現像装置の有
    するフレームに回転可能に支持されている支持部材と、 前記支持部材が前記フレームから抜け出るのを防止する
    樹脂製の抜け止め部材であって、前記支持部材が侵入す
    るための切り欠き部と、前記支持部材の外周面の一部分
    と接触している、間隔をあけて設けられた接触部と、前
    記支持部材の外周面とは間隔をあけて設けられた非接触
    部であって、前記支持部材の外周面と沿った形状部分
    と、を有する抜け止め部材と、 を有する現像装置と、 を有することを特徴とするプロセスカートリッジ。
  11. 【請求項11】 前記抜け止め部材の有する接触部は、
    前記切り欠き部の両端と、前記切り欠き部と対向する部
    分とに配置されていることを特徴とする請求項10に記
    載のプロセスカートリッジ。
  12. 【請求項12】 前記抜け止め部材は、前記回転部材の
    外周面に設けられている溝に、前記接触部がスナップフ
    ィットによって嵌め込まれていることを特徴とする請求
    項10または11に記載のプロセスカートリッジ。
  13. 【請求項13】 前記抜け止め部材は、前記接触部を結
    んで構成された略円(C1)の内径(d)は、前記回転
    部材の外周面に設けられた溝部の径と略同一径、また、
    前記抜け止め部材の外径(D)は前記内径(d)の略2
    倍であることを特徴とする請求項10から12の何れか
    1つに記載のプロセスカートリッジ。
  14. 【請求項14】 前記抜け止め部材の有する前記切り欠
    き部の幅(M)は、前記接触部を結んで構成された略円
    (C1)の内径(d)の略0.8倍であるまた、前記切
    り欠き部の端部と前記内径(d)の中心を通過する鉛直
    線とのなす角度(θ)が略15度であることを特徴する
    請求項10から13の何れか1つに記載のプロセスカー
    トリッジ。
  15. 【請求項15】 前記非接触部の前記回転部材の外周面
    と沿った形状部分は、前記接触部を結んで構成された略
    円(C1)の中心を中心とした第二の円(C2)の一部
    分であって、前記第二の円(C2)の半径(R1)は、
    前記略円(C1)の内径(d)の略0.8倍であること
    を特徴とする請求項10から14の何れか1つに記載の
    プロセスカートリッジ。
  16. 【請求項16】 前記抜け止め部材の有する前記円弧形
    状部分は、前記接触部を結んで構成された略円(C1)
    の中心線から30度をなす線に中心を有する第三の円
    (C3)の一部分であって、前記第三の円(C3)の半
    径は、前記略円(C1)の内径(d)の略0.3倍であ
    ることを特徴とする請求項10から15の何れか1つに
    記載のプロセスカートリッジ。
  17. 【請求項17】 前記抜け止め防止部材の厚さが0.7
    mm〜2.5mmである請求項10から16の何れか1
    つに記載のプロセスカートリッジ。
  18. 【請求項18】 前記樹脂材料としてはコポリマーポリ
    アセタール、ポリフェニレンエーテル、ポリカーボネー
    ト、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレンの何れか
    である請求項10から17の何れか1つに記載のプロセ
    スカートリッジ。
  19. 【請求項19】 電子写真画像形成装置に用いられる、
    フレームに支持されている回転部材が前記フレームから
    抜け出るのを防止するための樹脂製抜け止め部材におい
    て、 前記抜け止め部材が前記フレームに取り付けられる際
    に、前記回転部材が侵入するための切り欠き部と、 前記抜け止め部材が前記フレームに取り付けられる際
    に、前記回転部材の外周面の一部分と接触するように、
    互いに間隔をあけて設けられた複数個の接触部と、 前記回転部材の外周面とは間隔をあけて設けられた非接
    触部であって、前記回転部材の外周面と沿った形状部分
    と、 を有することを特徴とする抜け止め部材。
  20. 【請求項20】 前記抜け止め部材の有する接触部は、
    前記切り欠き部の両端と、前記切り欠き部と対向する部
    分とに配置されていることを特徴とする請求項19に記
    載の抜け止め部材。
  21. 【請求項21】 前記抜け止め部材は、前記回転部材の
    外周面に設けられている溝に、前記接触部がスナップフ
    ィットによって嵌め込まれていることを特徴とする請求
    項19または20に記載の抜け止め部材。
  22. 【請求項22】 前記抜け止め部材は、前記接触部を結
    んで構成された略円(C1)の内径(d)は、前記回転
    部材の外周面に設けられた溝部の径と略同一径、また、
    前記抜け止め部材の外径(D)は前記内径(d)の略2
    倍であることを特徴とする請求項19から21の何れか
    1つに記載の抜け止め部材。
  23. 【請求項23】 前記抜け止め部材の有する前記切り欠
    き部の幅(M)は、前記接触部を結んで構成された略円
    (C1)の内径(d)の略0.8倍であるまた、前記切
    り欠き部の端部と前記内径(d)の中心を通過する鉛直
    線とのなす角度(θ)が略15度であることを特徴する
    請求項19から22の何れか1つに記載の抜け止め部
    材。
  24. 【請求項24】 前記非接触部の前記回転部材の外周面
    と沿った形状部分は、前記接触部を結んで構成された略
    円(C1)の中心を中心とした第二の円(C2)の一部
    分であって、前記第二の円(C2)の半径(R1)は、
    前記略円(C1)の内径(d)の略0.8倍であること
    を特徴とする請求項19から23の何れか1つに記載の
    抜け止め部材。
  25. 【請求項25】 前記抜け止め部材の有する前記円弧形
    状部分は、前記接触部を結んで構成された略円(C1)
    の中心線から30度をなす線に中心を有する第三の円
    (C3)の一部分であって、前記第三の円(C3)の半
    径は、前記略円(C1)の内径(d)の略0.3倍であ
    ることを特徴とする請求項19から24の何れか1つに
    記載の抜け止め部材。
  26. 【請求項26】 前記抜け止め防止部材の厚さが0.7
    mm〜2.5mmである請求項19から25の何れか1
    つに記載の抜け止め部材。
  27. 【請求項27】 前記樹脂材料としてはコポリマーポリ
    アセタール、ポリフェニレンエーテル、ポリカーボネー
    ト、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレンの何れか
    である請求項19から26の何れか1つに記載の抜け止
    め部材。
  28. 【請求項28】 前記回転部材は、前記フレームに電子
    写真感光体ドラムを回転可能に支持するためのドラム
    軸、前記フレームに現像ローラを支持するための現像ロ
    ーラ軸、前記フレームに帯電ローラを支持するための帯
    電ローラ軸、現像剤収納部に収納されている現像剤を現
    像ローラの設けられている方向へ送り出す現像剤送り出
    し部材を前記フレームに支持する送り出し部材軸のいず
    れかであることを特徴とする請求項19〜27に記載の
    抜け止め部材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5024491B1 (ja) * 2012-02-21 2012-09-12 富士ゼロックス株式会社 粉体容器および画像形成装置
US8326185B2 (en) 2008-07-31 2012-12-04 Canon Kabushiki Kaisha Developing device having stirring portion with a sweeping edge to carry developer

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