JP2004198077A - 加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明はマイクロコンピュータを用いた加熱調理器に関するものであり、加熱室内の温度が高温に上昇した場合、ドアをロックさせ、不用意にドアを開けさせないこととし、安全性の向上を目的とする。
【解決手段】ドア2を有する加熱室3と、加熱手段9と、制御手段7と、温度検出手段10と、入力手段5と、表示手段4と、ドアロック手段11とを備え、前記ドアロック手段11は、前記温度検出手段10により検出される加熱室内の温度によりドア2をロック、又は、解除できる構成とし、加熱室3が高温の時、不用意にドアを開けさせないことができる。
【選択図】 図2
【解決手段】ドア2を有する加熱室3と、加熱手段9と、制御手段7と、温度検出手段10と、入力手段5と、表示手段4と、ドアロック手段11とを備え、前記ドアロック手段11は、前記温度検出手段10により検出される加熱室内の温度によりドア2をロック、又は、解除できる構成とし、加熱室3が高温の時、不用意にドアを開けさせないことができる。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マイクロコンピュータを用いた加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
マイクロコンピュータによって制御される加熱調理器において、ヒータ使用により、ヒータ表面、及び、加熱室内の温度が高温となり、使用者が不用意にドアを開けると非常に危険である。近年、コンビニエンスストア等で、お客様自らが加熱調理器を使用する場合も増加してきている為、安全対策が求められている。
【0003】
従来、安全性を確保する為、ヒータの表面温度が基準温度値以上の時、ドアを開けると警報装置により警報するものがある(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、警報のみでは、安全に対して不十分である。それに対して、本発明は、加熱室内の温度が高温の場合、ドアをロックし、不用意にドアを開けさせないものである。
【0004】
また、ドアをロックする出願としては、ドアを閉じた時、ドアをロックし、ドアを開けた時に電源回路のドアスイッチを電磁コイルによってOFFさせ、電源スイッチが容着等によって閉成された場合にドアスイッチがOFFすることで電源回路をOFFし、安全性を確保できるものがある(例えば、特許文献2参照)。それに対して、本発明は、加熱室内の温度が高温の場合、電磁コイル(ソレノイド)によりドアを吸着させることで、不用意にドアを開けさせないことを目的としている。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−205711号公報
【特許文献2】
特開平05−087347号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、従来の加熱調理器においては、ヒータ調理等を実行し、加熱室内の温度が高温に上昇した場合、その事実を知らない第3者が不用意に加熱室のドアを開けてしまう場合があり、非常に危険であった。そこで、本発明は、調理実行中を含む全ての動作状態において、加熱室内の温度が高温に上昇した場合、ドアをロックさせ、不用意にドアを開けさせないこととし、安全性の向上を第一の目的とする。
【0007】
次に、加熱調理器の使用者が、ドアのロックがされている状態、すなわち、加熱室内が高温の場合において、さらに続けて加熱調理を希望する場合には、加熱室内の温度が低温となり、ドアのロックが解除されるまで待つ必要があり、非常に使い勝手が悪くなってしまう。そこで、本発明は、ドアロック解除キーを設け、使用者が、ドアロックされている状態で、ドアロック解除キーを入力すると、ドアロックが解除され、加熱室が高温の場合でも、ドアを開けることができ、続けて調理が実行できるようにしている。そして、一定時間経過後、加熱室が高温であれば再び、ドアロックすることとし、操作性の向上を第二の目的とする。
【0008】
また、ドアロックがされている状態とドアロック解除キーによりドアロックが解除されている状態とを区別して表示させなければ、使用者は、どちらの状態であるか判断できず、使い勝手が悪くなり、かつ、非常に危険である。そこで、本発明は、ドアロックされている状態とドアロック解除キーによりドアロックが解除されている状態とを区別して表示させることで、加熱調理器の状態が理解しやすくなり、安全に調理ができることを第三の目的とする。
【0009】
さらに、加熱室内の温度に応じてドアロックする場合とドアロックを解除する場合とを区別している為、その境界温度付近に検出温度が達した場合、ロック有りとロック無しが連続的に発生することとなり、非常に使い勝手が悪くなってしまう。そこで、本発明は、ドアロック無しから有りの状態になった場合とドアロック有りから無しの状態になった場合の各々において、一定時間の間、ドアロックの状態を保持することとし、使い勝手の良い加熱調理器を提供することを第四の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、下記の構成とした。すなわち、ドアを有し、被加熱物を収納する加熱室と、前記被加熱物を加熱する加熱手段と、前記加熱手段を制御する制御手段と、前記加熱室内の温度を検出する温度検出手段と、加熱出力の種類や加熱時間等を設定する為の入力手段と、設定された各種条件を表示する表示手段と、前記加熱室のドアをロックする為のドアロック手段とを備え、前記ドアロック手段は、前記温度検出手段により検出される加熱室内の温度に応じてドアをロック、又は、解除することができるものとした。これによって、調理実行中を含む全ての動作状態において、加熱室内の温度が高温に上昇した場合、ドアをロックさせ、不用意にドアを開けさせないことができ、安全性が向上するのである。
【0011】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、ドアを有し、被加熱物を収納する加熱室と、前記被加熱物を加熱する加熱手段と、前記加熱手段を制御する制御手段と、前記加熱室内の温度を検出する温度検出手段と、加熱出力の種類や加熱時間等を設定する為の入力手段と、設定された各種条件を表示する表示手段と、前記加熱室のドアをロックする為のドアロック手段とを備え、前記ドアロック手段は、前記温度検出手段により検出される加熱室内の温度に応じてドアをロック、又は、解除することができることにより、調理実行中を含む全ての動作状態において、加熱室内の温度が高温に上昇した場合、ドアをロックさせ、不用意にドアを開けさせないことにより、安全性を向上することができる。
【0012】
請求項2に記載の発明は、特に、請求項1に記載の入力手段において、入力手段は、ドアロック解除キーを有し、ドアロック手段により加熱室のドアがロックされている状態で、前記ドアロック解除キーを入力すると、ドアのロックが解除され、一定時間経過後、再びドアがロックされることにより、使用者は、加熱室が高温の場合でも、ドアのロックを解除することができ、続けて調理が可能である。そして、一定時間経過後、加熱室が高温であれば再び、ドアがロックする為、安全に使用することができる。
【0013】
請求項3に記載の発明は、特に、請求項1に記載の表示手段において、表示手段は、ドアロック手段によりドアがロックされている状態とドアロック解除キーによりドアロックが解除されている状態とが区別できる表示を行うことにより、使用者にとって、加熱調理器の状態が理解しやすくなり、安全に調理することができる。
【0014】
請求項4に記載の発明は、特に、請求項1に記載のドアロック手段において、ドアロック手段は、ドアロック無しから有りの状態になった場合とドアロック有りから無しの状態になった場合の各々において、一定時間の間、ドアロックの状態を保持することにより、加熱室内の温度がドアロックするか否かの境界温度付近に達した場合でも、ロック有りとロック無しが連続的に発生することがなく、使い勝手を良くすることができる。
【0015】
【実施例】
図1は加熱調理器の概略図である。図2は本発明の制御回路のブロック図である。図3はドアロック時の表示画面である。図4はドアロック解除キー6によるドアロック解除時の表示画面である。図5はドアロック機構の概念図(上図)である。図6は加熱室温度の加熱時間に対する温度変化図である。図7は、ドアロック設定キーを有する加熱調理器の概略図である。図8は、ドアロック表示マークを有するドアロック時の表示画面図である。図9は、調理終了表示図である。図10は、ドアロックLEDを有する加熱調理器の概略図である。
【0016】
図1に示すように加熱調理器1は、ドア2を有する、被加熱物を収納する為の加熱室3と加熱出力の種類や加熱時間等を表示する為の表示手段4を有し、各種条件の設定等に使用する入力手段5を有している。そして、入力手段5は、ドアロックを解除する為のドアロック解除キー6を有している。
【0017】
図2は制御回路のブロック図であり、本発明の加熱調理器1は制御手段7により制御される。そして、制御手段7はマイクロコンピュータ8を有しており、マイクロコンピュータ8のプログラムにより実際の制御を行う。
【0018】
マイクロコンピュータ8は、キーボード等の入力手段5から如何なるキーが押されたかのキー情報を読み込む。そして、その入力されたキー情報に基づいて表示手段4及び加熱手段9、ドアロック手段11を駆動する。また、マイクロコンピュータ8は、温度検出手段10から加熱室の温度情報を読み込む。そして、入力した温度情報に基づいてドアロック手段11を駆動する。
【0019】
図3はドアロック時の表示画面である。加熱室の温度が高温でドアロックしている場合の表示を示し、他の状態と区別する。
【0020】
図4はドアロック解除キー6によるドアロック解除時の表示画面である。ドアロックが解除されている場合の表示を示し、他の状態と区別している。
【0021】
図5はドアロック機構の概念図(上図)であり、ドアロック時、ソレノイド14を駆動させ、鉄心15を吸着させることで、ドアロック凸金具13をソレノイド14側に引き寄せ、ドア側のドアロック凹金具12に挿入することでドア2を加熱室3にロックさせる。
【0022】
図6は、加熱室温度の加熱時間に対する温度変化図で、横軸を調理スタートからの加熱時間とし、縦軸を加熱室3の温度としている。
【0023】
図7は、ドアロック解除キーとは、別に、ドアロック設定キー16を有する加熱調理器の概略図である。
【0024】
図8は、ドアロック表示マーク17を有するドアロック時の表示画面図であり、調理実行中の場合のように図3の表示画面を用いて、ドアロック状態を示せない場合において、ドアロックが働いていることを示すものである。
【0025】
図9は、調理終了表示図である。調理終了後、食品の取り忘れ防止の為、表示している。
【0026】
図10は、ドアロックLED18を有する加熱調理器の概略図であり、ドアロックが働いていることを示すものである。
【0027】
上記の構成において以下に実施例を順次説明していく。
【0028】
(実施例1)
図2の温度検出手段10は加熱室3の温度を検出し、温度情報を制御手段7に与えている。制御手段7のマイクロコンピュータ8は、入力された温度情報がドアロックの働く、ドアロック温度に到達しているかを判断する。そして、検出温度がドアロック温度に到達した場合、ドアロック手段11を駆動し、ドアをロックさせる。ドアロック手段11は、図5の概略図のようになっており、ドアロックが働く場合、まず、ソレノイド14が駆動し、鉄心15を吸着させることで、ドアロック凸金具13がソレノイド14側に引き寄せられる。そして、ドア2側のドアロック凹金具12にドアロック凸金具13が挿入されドア2はロックされる。したがって、使用者がヒータ調理等を実行した場合に、加熱室3が高温となった時、ドア2をロックさせ、第3者に不用意にドアを開けさせないことができるのである。
【0029】
また、ドアロックが働くドアロック温度は各使用者の使用実態に合わせて外部から入力手段5により温度変更が可能である。従って、使用者はドアロック温度を低く設定することでより安全に使用することができるのである。
【0030】
(実施例2)
使用者がヒータ調理等を実行し、加熱室3が高温となり、ドア2がロックされている場合において、さらに続けて調理の実行を希望する時には、ドアロック解除キー6を入力する。
【0031】
ドアロック解除キー6のキー入力情報は、図2の入力手段5を通じて、制御手段7に送られる。制御手段7のマイクロコンピュータ8は、ドアロック解除キー6のキー入力情報を受け取ると一定時間の間、ドアロック解除の判断をし、ドアロック手段11に対してドアロック解除の指令を出す。ドアロック手段11は、ドアロック解除の指令を受け取ると、図5のソレノイド14を停止させる。ソレノイド14が停止することで、ソレノイド14による鉄心15の吸着がなくなり、ドアロック凸金具13がソレノイド14とは反対側に戻る。それにより、ドア2のドアロック凹金具12からドアロック凸金具13が外れることになり、ドアロックが解除される。また、ドアロック解除キー6の入力から一定時間経過すると制御手段7のマイクロコンピュータ8は、ドアロック手段11に対してドアロックの指令を出す。ドアロック手段11は、ドアロックの指令を受け、再び、図5のソレノイド14を駆動させる。ソレノイド14が駆動することで、鉄心15が吸着し、ドアロック凸金具13がソレノイド14側に引き寄せられる。それにより、ドア2側のドアロック凹金具12にドアロック凸金具13が挿入され、ドア2は再び、ロックされる。したがって、使用者は、加熱室が高温の場合でも、ドアロック解除キー6を入力することでドアロックが解除でき、続けて調理が可能である。そして、一定時間経過後、加熱室が高温であれば再び、ドアロックし、安全に使用できるのである。
【0032】
また、入力手段5にドアロック解除キー6とは別にドアロック設定キー16を新たに設けた、他の実施の形態もあり得る。図7にドアロック設定キー16を追加した加熱調理器の概略図を示す。この場合、加熱室の温度に関わらず、調理中を含む全ての動作状態において使用者以外の第3者に不用意にドアを開けさせない為、使用者の意志によりドアロック設定キー16を入力することでドアをロックすることができるものである。こうすることで、より一層、安全に使用できるのである。
【0033】
(実施例3)
ドアロックしている場合、図2の表示手段4は図3の表示を行う。そして、ドアロック解除キー6の入力により、ドアロックが解除されている場合には、図2の表示手段4は図4の表示を行う。よって、使用者にとっては、ドアロックしている場合とドアロック解除キー6によりドアロックが解除されている場合とを区別して表示させることで、加熱調理器の動作状態が解りやすくなり、安全に調理ができるのである。
【0034】
また、ヒータ調理等を実行している途中で加熱室の温度が高温となりドアがロックされている場合において、調理実行中には、調理の進行状況を示す残り時間表示等を行う必要があり、図3の表示が行えない。従って、調理実行中は、図8に示すようなドアロック表示マーク17を点灯させ、ドアロック状態を示す。さらに、調理終了後、食品の取り忘れ防止の為、図9のような終了表示を行っている為、加熱室が高温でドアロックが働いている場合において、調理終了時には、図3の表示が行えない。従って、調理終了後は図9の終了表示と図3のドアロック表示を交互に点灯させるものである。よって、こうすることで使用者は、さらに安全に調理ができるのである。
【0035】
また、さらに、ドアロック状態を図3、図8のようにLCDや蛍光表示管等を用いて表示する方法以外に他の実施の形態として、図10のドアロック状態を示すドアロックLED18を設けることでも可能である。
【0036】
(実施例4)
図6は、加熱室温度の加熱時間に対する温度変化図であり、横軸を調理開始からの加熱時間とし、縦軸を加熱室3の温度としている。加熱室3の温度が低温の状態から、使用者がヒータ調理等を実行した場合、加熱室3の温度は徐々に上昇していく。調理開始からドアロック温度に到達するまでの区間を図6において、ドアロック解除状態Aとする。図6のドアロック解除状態Aにおいて、加熱時間経過と共に加熱室3の温度が上昇し、ドアのロックが働くドアロック温度に到達した時、ドアロックがかかり、図6のドアロック有り状態Bに移行する。そして、この時、マイクロコンピュータ8は、ドアロック判定マスク時間Tを設定する。マイクロコンピュータ8は、マスク時間Tをカウントし、マスク時間中は、ドアロック判定を行わない。従って、図6のドアロック有り状態Bにおいて、加熱室の温度がドアロック温度に対して、上昇、下降を繰り返した場合においてもマスク時間T中はドアロックの状態を保持するのである。そして、ドアロック有り状態Bにおいて、ドアロック判定マスク時間T経過後、マイクロコンピュータ8はドアロック判定を行う。そして、図6のように、加熱室3の温度がドアロック温度未満となっている時は、ドアロック解除状態Cに移行するのである。従って、こうすることで、ドアロック無しから有りの状態になった場合とドアロック有りから無しの状態になった場合の各々において、ドアロック判定マスク中、ドアロックの状態を保持する為、使い勝手が良いのである。
【0037】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、下記の効果がある。
【0038】
(1)加熱室内の温度が高温に上昇した場合、ドアをロックさせ、不用意にドアを開けせないこととし、安全性が向上する。
【0039】
(2)ドアロック解除キーを設け、使用者が、ドアロックされている状態で、ドアロック解除キーを入力すると、ドアロックが解除され、加熱室が高温の場合でも、続けて調理が実行できるようにしている。そして、一定時間経過後、加熱室が高温であれば再び、ドアロックすることとし、操作性が向上する。
【0040】
(3)ドアロックされている状態とドアロック解除キーによりドアロックが解除されている状態とを区別して表示させることで、加熱調理器の状態が理解しやすくなり、安全に調理ができるのである。
【0041】
(4)ドアロック無しから有りの状態になった場合とドアロック有りから無しの状態になった場合の各々において、一定時間の間、ドアロックの状態を保持することとし、使い勝手の良い加熱調理器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における加熱調理器の概略図
【図2】本発明の実施例における制御回路のブロック図
【図3】本発明の実施例におけるドアロック時の表示画面図
【図4】本発明の実施例におけるドアロック解除キーによるドアロック解除時の表示画面図
【図5】本発明の実施例におけるドアロック機構の概念図(上図)
【図6】本発明の実施例における加熱室温度の加熱時間に対する温度変化図
【図7】本発明の実施例におけるドアロック設定キーを有する加熱調理器の概略図
【図8】本発明の実施例におけるドアロック表示マークを有するドアロック時の表示画面図
【図9】本発明の実施例における調理終了表示図
【図10】本発明の実施例におけるドアロックLEDを有する加熱調理器の概略図
【符号の説明】
1 加熱調理器
2 ドア
3 加熱室
4 表示手段
5 入力手段
6 ドアロック解除キー
7 制御手段
8 マイクロコンピュータ
9 加熱手段
10 温度検出手段
11 ドアロック手段
12 ドアロック凹金具
13 ドアロック凸金具
14 ソレノイド
15 鉄心
16 ドアロック設定キー
17 ドアロック表示マーク
18 ドアロックLED
【発明の属する技術分野】
本発明は、マイクロコンピュータを用いた加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
マイクロコンピュータによって制御される加熱調理器において、ヒータ使用により、ヒータ表面、及び、加熱室内の温度が高温となり、使用者が不用意にドアを開けると非常に危険である。近年、コンビニエンスストア等で、お客様自らが加熱調理器を使用する場合も増加してきている為、安全対策が求められている。
【0003】
従来、安全性を確保する為、ヒータの表面温度が基準温度値以上の時、ドアを開けると警報装置により警報するものがある(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、警報のみでは、安全に対して不十分である。それに対して、本発明は、加熱室内の温度が高温の場合、ドアをロックし、不用意にドアを開けさせないものである。
【0004】
また、ドアをロックする出願としては、ドアを閉じた時、ドアをロックし、ドアを開けた時に電源回路のドアスイッチを電磁コイルによってOFFさせ、電源スイッチが容着等によって閉成された場合にドアスイッチがOFFすることで電源回路をOFFし、安全性を確保できるものがある(例えば、特許文献2参照)。それに対して、本発明は、加熱室内の温度が高温の場合、電磁コイル(ソレノイド)によりドアを吸着させることで、不用意にドアを開けさせないことを目的としている。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−205711号公報
【特許文献2】
特開平05−087347号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、従来の加熱調理器においては、ヒータ調理等を実行し、加熱室内の温度が高温に上昇した場合、その事実を知らない第3者が不用意に加熱室のドアを開けてしまう場合があり、非常に危険であった。そこで、本発明は、調理実行中を含む全ての動作状態において、加熱室内の温度が高温に上昇した場合、ドアをロックさせ、不用意にドアを開けさせないこととし、安全性の向上を第一の目的とする。
【0007】
次に、加熱調理器の使用者が、ドアのロックがされている状態、すなわち、加熱室内が高温の場合において、さらに続けて加熱調理を希望する場合には、加熱室内の温度が低温となり、ドアのロックが解除されるまで待つ必要があり、非常に使い勝手が悪くなってしまう。そこで、本発明は、ドアロック解除キーを設け、使用者が、ドアロックされている状態で、ドアロック解除キーを入力すると、ドアロックが解除され、加熱室が高温の場合でも、ドアを開けることができ、続けて調理が実行できるようにしている。そして、一定時間経過後、加熱室が高温であれば再び、ドアロックすることとし、操作性の向上を第二の目的とする。
【0008】
また、ドアロックがされている状態とドアロック解除キーによりドアロックが解除されている状態とを区別して表示させなければ、使用者は、どちらの状態であるか判断できず、使い勝手が悪くなり、かつ、非常に危険である。そこで、本発明は、ドアロックされている状態とドアロック解除キーによりドアロックが解除されている状態とを区別して表示させることで、加熱調理器の状態が理解しやすくなり、安全に調理ができることを第三の目的とする。
【0009】
さらに、加熱室内の温度に応じてドアロックする場合とドアロックを解除する場合とを区別している為、その境界温度付近に検出温度が達した場合、ロック有りとロック無しが連続的に発生することとなり、非常に使い勝手が悪くなってしまう。そこで、本発明は、ドアロック無しから有りの状態になった場合とドアロック有りから無しの状態になった場合の各々において、一定時間の間、ドアロックの状態を保持することとし、使い勝手の良い加熱調理器を提供することを第四の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、下記の構成とした。すなわち、ドアを有し、被加熱物を収納する加熱室と、前記被加熱物を加熱する加熱手段と、前記加熱手段を制御する制御手段と、前記加熱室内の温度を検出する温度検出手段と、加熱出力の種類や加熱時間等を設定する為の入力手段と、設定された各種条件を表示する表示手段と、前記加熱室のドアをロックする為のドアロック手段とを備え、前記ドアロック手段は、前記温度検出手段により検出される加熱室内の温度に応じてドアをロック、又は、解除することができるものとした。これによって、調理実行中を含む全ての動作状態において、加熱室内の温度が高温に上昇した場合、ドアをロックさせ、不用意にドアを開けさせないことができ、安全性が向上するのである。
【0011】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、ドアを有し、被加熱物を収納する加熱室と、前記被加熱物を加熱する加熱手段と、前記加熱手段を制御する制御手段と、前記加熱室内の温度を検出する温度検出手段と、加熱出力の種類や加熱時間等を設定する為の入力手段と、設定された各種条件を表示する表示手段と、前記加熱室のドアをロックする為のドアロック手段とを備え、前記ドアロック手段は、前記温度検出手段により検出される加熱室内の温度に応じてドアをロック、又は、解除することができることにより、調理実行中を含む全ての動作状態において、加熱室内の温度が高温に上昇した場合、ドアをロックさせ、不用意にドアを開けさせないことにより、安全性を向上することができる。
【0012】
請求項2に記載の発明は、特に、請求項1に記載の入力手段において、入力手段は、ドアロック解除キーを有し、ドアロック手段により加熱室のドアがロックされている状態で、前記ドアロック解除キーを入力すると、ドアのロックが解除され、一定時間経過後、再びドアがロックされることにより、使用者は、加熱室が高温の場合でも、ドアのロックを解除することができ、続けて調理が可能である。そして、一定時間経過後、加熱室が高温であれば再び、ドアがロックする為、安全に使用することができる。
【0013】
請求項3に記載の発明は、特に、請求項1に記載の表示手段において、表示手段は、ドアロック手段によりドアがロックされている状態とドアロック解除キーによりドアロックが解除されている状態とが区別できる表示を行うことにより、使用者にとって、加熱調理器の状態が理解しやすくなり、安全に調理することができる。
【0014】
請求項4に記載の発明は、特に、請求項1に記載のドアロック手段において、ドアロック手段は、ドアロック無しから有りの状態になった場合とドアロック有りから無しの状態になった場合の各々において、一定時間の間、ドアロックの状態を保持することにより、加熱室内の温度がドアロックするか否かの境界温度付近に達した場合でも、ロック有りとロック無しが連続的に発生することがなく、使い勝手を良くすることができる。
【0015】
【実施例】
図1は加熱調理器の概略図である。図2は本発明の制御回路のブロック図である。図3はドアロック時の表示画面である。図4はドアロック解除キー6によるドアロック解除時の表示画面である。図5はドアロック機構の概念図(上図)である。図6は加熱室温度の加熱時間に対する温度変化図である。図7は、ドアロック設定キーを有する加熱調理器の概略図である。図8は、ドアロック表示マークを有するドアロック時の表示画面図である。図9は、調理終了表示図である。図10は、ドアロックLEDを有する加熱調理器の概略図である。
【0016】
図1に示すように加熱調理器1は、ドア2を有する、被加熱物を収納する為の加熱室3と加熱出力の種類や加熱時間等を表示する為の表示手段4を有し、各種条件の設定等に使用する入力手段5を有している。そして、入力手段5は、ドアロックを解除する為のドアロック解除キー6を有している。
【0017】
図2は制御回路のブロック図であり、本発明の加熱調理器1は制御手段7により制御される。そして、制御手段7はマイクロコンピュータ8を有しており、マイクロコンピュータ8のプログラムにより実際の制御を行う。
【0018】
マイクロコンピュータ8は、キーボード等の入力手段5から如何なるキーが押されたかのキー情報を読み込む。そして、その入力されたキー情報に基づいて表示手段4及び加熱手段9、ドアロック手段11を駆動する。また、マイクロコンピュータ8は、温度検出手段10から加熱室の温度情報を読み込む。そして、入力した温度情報に基づいてドアロック手段11を駆動する。
【0019】
図3はドアロック時の表示画面である。加熱室の温度が高温でドアロックしている場合の表示を示し、他の状態と区別する。
【0020】
図4はドアロック解除キー6によるドアロック解除時の表示画面である。ドアロックが解除されている場合の表示を示し、他の状態と区別している。
【0021】
図5はドアロック機構の概念図(上図)であり、ドアロック時、ソレノイド14を駆動させ、鉄心15を吸着させることで、ドアロック凸金具13をソレノイド14側に引き寄せ、ドア側のドアロック凹金具12に挿入することでドア2を加熱室3にロックさせる。
【0022】
図6は、加熱室温度の加熱時間に対する温度変化図で、横軸を調理スタートからの加熱時間とし、縦軸を加熱室3の温度としている。
【0023】
図7は、ドアロック解除キーとは、別に、ドアロック設定キー16を有する加熱調理器の概略図である。
【0024】
図8は、ドアロック表示マーク17を有するドアロック時の表示画面図であり、調理実行中の場合のように図3の表示画面を用いて、ドアロック状態を示せない場合において、ドアロックが働いていることを示すものである。
【0025】
図9は、調理終了表示図である。調理終了後、食品の取り忘れ防止の為、表示している。
【0026】
図10は、ドアロックLED18を有する加熱調理器の概略図であり、ドアロックが働いていることを示すものである。
【0027】
上記の構成において以下に実施例を順次説明していく。
【0028】
(実施例1)
図2の温度検出手段10は加熱室3の温度を検出し、温度情報を制御手段7に与えている。制御手段7のマイクロコンピュータ8は、入力された温度情報がドアロックの働く、ドアロック温度に到達しているかを判断する。そして、検出温度がドアロック温度に到達した場合、ドアロック手段11を駆動し、ドアをロックさせる。ドアロック手段11は、図5の概略図のようになっており、ドアロックが働く場合、まず、ソレノイド14が駆動し、鉄心15を吸着させることで、ドアロック凸金具13がソレノイド14側に引き寄せられる。そして、ドア2側のドアロック凹金具12にドアロック凸金具13が挿入されドア2はロックされる。したがって、使用者がヒータ調理等を実行した場合に、加熱室3が高温となった時、ドア2をロックさせ、第3者に不用意にドアを開けさせないことができるのである。
【0029】
また、ドアロックが働くドアロック温度は各使用者の使用実態に合わせて外部から入力手段5により温度変更が可能である。従って、使用者はドアロック温度を低く設定することでより安全に使用することができるのである。
【0030】
(実施例2)
使用者がヒータ調理等を実行し、加熱室3が高温となり、ドア2がロックされている場合において、さらに続けて調理の実行を希望する時には、ドアロック解除キー6を入力する。
【0031】
ドアロック解除キー6のキー入力情報は、図2の入力手段5を通じて、制御手段7に送られる。制御手段7のマイクロコンピュータ8は、ドアロック解除キー6のキー入力情報を受け取ると一定時間の間、ドアロック解除の判断をし、ドアロック手段11に対してドアロック解除の指令を出す。ドアロック手段11は、ドアロック解除の指令を受け取ると、図5のソレノイド14を停止させる。ソレノイド14が停止することで、ソレノイド14による鉄心15の吸着がなくなり、ドアロック凸金具13がソレノイド14とは反対側に戻る。それにより、ドア2のドアロック凹金具12からドアロック凸金具13が外れることになり、ドアロックが解除される。また、ドアロック解除キー6の入力から一定時間経過すると制御手段7のマイクロコンピュータ8は、ドアロック手段11に対してドアロックの指令を出す。ドアロック手段11は、ドアロックの指令を受け、再び、図5のソレノイド14を駆動させる。ソレノイド14が駆動することで、鉄心15が吸着し、ドアロック凸金具13がソレノイド14側に引き寄せられる。それにより、ドア2側のドアロック凹金具12にドアロック凸金具13が挿入され、ドア2は再び、ロックされる。したがって、使用者は、加熱室が高温の場合でも、ドアロック解除キー6を入力することでドアロックが解除でき、続けて調理が可能である。そして、一定時間経過後、加熱室が高温であれば再び、ドアロックし、安全に使用できるのである。
【0032】
また、入力手段5にドアロック解除キー6とは別にドアロック設定キー16を新たに設けた、他の実施の形態もあり得る。図7にドアロック設定キー16を追加した加熱調理器の概略図を示す。この場合、加熱室の温度に関わらず、調理中を含む全ての動作状態において使用者以外の第3者に不用意にドアを開けさせない為、使用者の意志によりドアロック設定キー16を入力することでドアをロックすることができるものである。こうすることで、より一層、安全に使用できるのである。
【0033】
(実施例3)
ドアロックしている場合、図2の表示手段4は図3の表示を行う。そして、ドアロック解除キー6の入力により、ドアロックが解除されている場合には、図2の表示手段4は図4の表示を行う。よって、使用者にとっては、ドアロックしている場合とドアロック解除キー6によりドアロックが解除されている場合とを区別して表示させることで、加熱調理器の動作状態が解りやすくなり、安全に調理ができるのである。
【0034】
また、ヒータ調理等を実行している途中で加熱室の温度が高温となりドアがロックされている場合において、調理実行中には、調理の進行状況を示す残り時間表示等を行う必要があり、図3の表示が行えない。従って、調理実行中は、図8に示すようなドアロック表示マーク17を点灯させ、ドアロック状態を示す。さらに、調理終了後、食品の取り忘れ防止の為、図9のような終了表示を行っている為、加熱室が高温でドアロックが働いている場合において、調理終了時には、図3の表示が行えない。従って、調理終了後は図9の終了表示と図3のドアロック表示を交互に点灯させるものである。よって、こうすることで使用者は、さらに安全に調理ができるのである。
【0035】
また、さらに、ドアロック状態を図3、図8のようにLCDや蛍光表示管等を用いて表示する方法以外に他の実施の形態として、図10のドアロック状態を示すドアロックLED18を設けることでも可能である。
【0036】
(実施例4)
図6は、加熱室温度の加熱時間に対する温度変化図であり、横軸を調理開始からの加熱時間とし、縦軸を加熱室3の温度としている。加熱室3の温度が低温の状態から、使用者がヒータ調理等を実行した場合、加熱室3の温度は徐々に上昇していく。調理開始からドアロック温度に到達するまでの区間を図6において、ドアロック解除状態Aとする。図6のドアロック解除状態Aにおいて、加熱時間経過と共に加熱室3の温度が上昇し、ドアのロックが働くドアロック温度に到達した時、ドアロックがかかり、図6のドアロック有り状態Bに移行する。そして、この時、マイクロコンピュータ8は、ドアロック判定マスク時間Tを設定する。マイクロコンピュータ8は、マスク時間Tをカウントし、マスク時間中は、ドアロック判定を行わない。従って、図6のドアロック有り状態Bにおいて、加熱室の温度がドアロック温度に対して、上昇、下降を繰り返した場合においてもマスク時間T中はドアロックの状態を保持するのである。そして、ドアロック有り状態Bにおいて、ドアロック判定マスク時間T経過後、マイクロコンピュータ8はドアロック判定を行う。そして、図6のように、加熱室3の温度がドアロック温度未満となっている時は、ドアロック解除状態Cに移行するのである。従って、こうすることで、ドアロック無しから有りの状態になった場合とドアロック有りから無しの状態になった場合の各々において、ドアロック判定マスク中、ドアロックの状態を保持する為、使い勝手が良いのである。
【0037】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、下記の効果がある。
【0038】
(1)加熱室内の温度が高温に上昇した場合、ドアをロックさせ、不用意にドアを開けせないこととし、安全性が向上する。
【0039】
(2)ドアロック解除キーを設け、使用者が、ドアロックされている状態で、ドアロック解除キーを入力すると、ドアロックが解除され、加熱室が高温の場合でも、続けて調理が実行できるようにしている。そして、一定時間経過後、加熱室が高温であれば再び、ドアロックすることとし、操作性が向上する。
【0040】
(3)ドアロックされている状態とドアロック解除キーによりドアロックが解除されている状態とを区別して表示させることで、加熱調理器の状態が理解しやすくなり、安全に調理ができるのである。
【0041】
(4)ドアロック無しから有りの状態になった場合とドアロック有りから無しの状態になった場合の各々において、一定時間の間、ドアロックの状態を保持することとし、使い勝手の良い加熱調理器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における加熱調理器の概略図
【図2】本発明の実施例における制御回路のブロック図
【図3】本発明の実施例におけるドアロック時の表示画面図
【図4】本発明の実施例におけるドアロック解除キーによるドアロック解除時の表示画面図
【図5】本発明の実施例におけるドアロック機構の概念図(上図)
【図6】本発明の実施例における加熱室温度の加熱時間に対する温度変化図
【図7】本発明の実施例におけるドアロック設定キーを有する加熱調理器の概略図
【図8】本発明の実施例におけるドアロック表示マークを有するドアロック時の表示画面図
【図9】本発明の実施例における調理終了表示図
【図10】本発明の実施例におけるドアロックLEDを有する加熱調理器の概略図
【符号の説明】
1 加熱調理器
2 ドア
3 加熱室
4 表示手段
5 入力手段
6 ドアロック解除キー
7 制御手段
8 マイクロコンピュータ
9 加熱手段
10 温度検出手段
11 ドアロック手段
12 ドアロック凹金具
13 ドアロック凸金具
14 ソレノイド
15 鉄心
16 ドアロック設定キー
17 ドアロック表示マーク
18 ドアロックLED
Claims (4)
- ドアを有し、被加熱物を収納する加熱室と、前記被加熱物を加熱する加熱手段と、前記加熱手段を制御する制御手段と、前記加熱室内の温度を検出する温度検出手段と、加熱出力の種類や加熱時間等を設定する為の入力手段と、設定された各種条件を表示する表示手段と、前記加熱室のドアをロックする為のドアロック手段とを備え、前記ドアロック手段は、前記温度検出手段により検出される加熱室内の温度に応じてドアをロック、又は、解除することを特徴とした加熱調理器。
- 入力手段は、ドアロック解除キーを有し、ドアロック手段により加熱室のドアがロックされている状態で、前記ドアロック解除キーを入力すると、ドアのロックが解除され、一定時間経過後、再びドアがロックされることを特徴とした請求項1に記載の加熱調理器。
- 表示手段は、ドアロック手段によりドアがロックされている状態とドアロック解除キーによりドアロックが解除されている状態とが区別できる表示を行うことを特徴とした請求項1に記載の加熱調理器。
- ドアロック手段は、ドアロック無しから有りの状態になった場合とドアロック有りから無しの状態になった場合の各々において、一定時間の間、ドアロックの状態を保持することを特徴とした請求項1に記載の加熱調理器。
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- 2002-12-20 JP JP2002370339A patent/JP2004198077A/ja active Pending
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