JP2004197376A - 遊技機の解錠機構用シリンダ - Google Patents
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Abstract
【課題】キー差し込み穴にキーを差し込んで回す操作をしなくても、枠体やガラス窓のロックを外せるようにする。
【解決手段】シリンダ4の回動軸4cと、そのシリンダ4と向かい合わせ且つ同軸配置したモータ8の回転軸8aを連結し、その連結された回動軸4c(回転軸8a)に爪付きカム20取り付ける。爪付きカム20は、左右に回動させることで、第1及び第2のスライドバー5,6を移動可能な第1及び第1の係止爪20a,20bを備えているよって前記シリンダ4の回動軸4cを、ソレノイド18の動作でフリーの状態にすれば、爪付きカム20をモータ8により回動させることができる。
【選択図】 図1
【解決手段】シリンダ4の回動軸4cと、そのシリンダ4と向かい合わせ且つ同軸配置したモータ8の回転軸8aを連結し、その連結された回動軸4c(回転軸8a)に爪付きカム20取り付ける。爪付きカム20は、左右に回動させることで、第1及び第2のスライドバー5,6を移動可能な第1及び第1の係止爪20a,20bを備えているよって前記シリンダ4の回動軸4cを、ソレノイド18の動作でフリーの状態にすれば、爪付きカム20をモータ8により回動させることができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スロットマシン、パチスロ機、パチンコ機など、ホールに設置され、不特定多数のプレーヤーを対象とする遊技機の施錠機構を解除する解錠機構にあって、キー操作以外の手段によって施錠機構のロック解除を可能にするシリンダに関する。
【0002】
【従来の技術】
ホール内に設置されている遊技機は、内部を勝手に操作されることを防止するため、ガラス扉や枠体は施錠機構により開かないようロックされている。
前記施錠機構は、例えば特許文献1に記載のように、シリンダのキー差し込み穴に差し込んだキーで爪付きカムを左右に回動させ、枠内に配置されたスライドバーの係止部と前記爪付きカムとの係止作用でスライドバーを押し上げ或いは押し下げ動作することによって枠体或いは窓枠のロックを解除する解錠機構と一体になっていて、キーを持っていないホール関係者以外は施錠機構のロックを解除できず、解除するにはキーをキー差し込み穴に差し込み、回動させる必要がある。
しかし、ホール内においては、呼び出しランプが点灯する度に係員が馳せ参じ、プレーヤーの対応に追われ、解錠するには隣り合うプレーヤー同士の狭い隙間から不自然な姿勢で肩越しにキーを回す操作をしなくてはならないし、特に近年は、ホールの係員に若い女性の姿も見受けられるようになった背景もあって、解錠操作のしやすさが求められている。
そこで、特許文献2に記載のように、電波、赤外線、超音波等の無線手段、或いは管理センターからの指令により、アクチュエータによってロックを解除するリモートコントロール式解錠機構の開発も進みつつある。
そしてそのリモートコントロール式解錠機構を採用する場合、前記既存の施錠機構は、爪付きカムが中立位置にある状態(キーが抜かれた状態)では、セキュリティとの絡みからスライドバーが爪付きカムとの係止作用によって移動しない構造になっていて、単にリモートコントロール式解錠機構付加しただけでは解錠できないので、既存の解錠機構を外し、解錠機構をそっくり丸ごと付け換えてしまったり、既存の解錠機構をリモートコントロール式解錠機構の支障にならないよう改造しているのが実情である。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−301251号公報
【特許文献2】
特開平9−135483号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
既存の解錠機構は手動式で、長年の実績から信頼性が確立されている一方、リモートコントロール式解錠機構は、妨害電波などに対して100%の動作保証はできないとか、送信器の電池が消耗すれば電池交換しなくてはならないなど、今後解決しなくてはならない多くの課題が残されている。
そのため前者のように、既存の解錠機構をリモートコントロール式解錠機構に付け換えると、キーによる解錠操作が全くできなくなってしまうので、不測の事態に備えて手動式の解錠機構を残しておくことも重要であり、既存の解錠機構とリモートコントロール式解錠機構とを併用するのが望ましい。
後者の場合、改造に手間がかかることは勿論であるが、爪付きカムが中立位置にある状態では、何らかの手段でスライドバーを移動させない補助ロック機構を別途追加しておかなくてはセキュリティが手薄になり、不安である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、手動式とリモートコントール式との併用を、補助ロック機構なしで高いセキュリティを発揮可能とした解錠機構であって、その構成は、キー差し込み穴を備えた可動ユニットとその可動ユニットを回動可能に支持する固定ユニットとが互いに密着して同軸配置され、固定ユニットから可動ユニットのキー差し込み穴にまで連続して貫通するピン穴に、スプリング力によりドライバーピンを介してキー差し込み穴内にタンブラーピンが頭出しするよう内蔵されていて、キー差し込み穴に挿入したキーによりそのキーの凹凸形状に対応したストローク分だけタンブラーピンを押し戻し、タンブラーピンとドライバーピンとの継ぎ目を可動ユニットと固定ユニットの境界と一致させることにより、可動ユニットを回動可能とし、その可動ユニットの回動操作で遊技機の枠体やガラス窓のロックを解除する遊技機の解錠機構用シリンダにあって、総てのドライバーピンを、タンブラーピンとの接触面が可動ユニットと固定ユニットの境界と一致する位置までスプリング力に抗して強制的に移動させるアクチュエータを設けたことにある。
【0006】
そして前記解錠機構は、アクチュエータによりタンブラーピンを引き戻し操作することで、タンブラーピンとの接触面を可動ユニットと固定ユニットの境界と一致する位置までスプリング力に抗して強制的に移動させるようにしたり、ドライバーピンを押し戻し操作することによりタンブラーキーとの接触面を可動ユニットと固定ユニットの境界と一致する位置までスプリング力に抗して強制的に移動させるようにできる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る解錠機構を図面に基づいて説明する。
図1は、遊技機の枠体内側に取り付けられる解錠機構と施錠機構の一部とを示したもので、1は、枠体(図示せず)に取り付けられる固定用プレート1aとその固定用プレート1aに対して直角に折り曲げ形成された張り出しプレート1bとから成る断面L字型をした長尺のフレームであり、前記固定用プレート1aには、ブラケット3を介して円柱形のシリンダ4が組み付けられている。
このシリンダ4は、一般にいわれている錠前に相当するもので、詳細については後述するが、筒状の固定ユニット内に円柱状の可動ユニットが回動自在に同軸配置されており、可動ユニットには軸心の延長上に回動軸4cが突設されている。
【0008】
前記張り出しプレート1bには、ガラス窓用である第1のスライドバー5と、窓枠用である第2のスライドバー6とが、相対的に長手方向へスライド自在に重なり合って組み付けられている。
そしてそれら重なり合った張り出しプレート1bと、第1及び第2のスライドバー5、6の各面は、いずれもシリンダ4が組み付けられている付近にて、L字内を避けて外側に膨出するよう折れ曲がり形成されており、それによって各プレート1b、5、6相互間の移動範囲が規制されている。
【0009】
又、張り出しプレート1bには、折れ曲がり部分にコ字状のモータ保持金具7が延設されていて、そのモータ保持金具7内に、モータ8を前記シリンダ4に対して向かい合わせて配置固定することができるようになっていて、モータ8の回転軸8aはシリンダ4の回動軸4cに連結される。
【0010】
更に、前記第1のスライドバー5には起立片5aが設けられ、その起立片5aと第2のスライドバー6に形成された切り起こし片6aとが引っ張りバネ9で連結されることにより、第1のスライドバー5は常時A方向(上方)へ付勢され、上限は前記した折れ曲がり部分にて規制されている。
そしてその第1のスライドバー5には、ガラス窓ロック用の係合爪10が突設されていて、図示しない係合部との係合作用によりガラス窓をロックする施錠機構を構成する。
【0011】
一方 前記第2のスライドバー6は、引っ張りバネ9により、第1のスライドバー6とは逆に、常時B方向(下方)へ付勢され、下限は前記第1のスライドバー6と同様、折れ曲がり部分にて規制されている。
そして第2のスライドバー6は、張り出しプレート1bの端部に枢着された係合爪11の基端部に軸着されていて、図示しない係合部との係合作用により枠体をロックする施錠機構を構成する。
【0012】
前記シリンダ4は、図2に示すように、キー差し込み穴12を備えた円柱状の可動ユニット4aとその可動ユニット4aを支持する円筒状の固定ユニット4bとを互いに密着して同軸配置し、固定ユニット4bの周面を筒状のケース13で覆うことにより回動可能に支持し、固定ユニット4bから可動ユニット4aのキー差し込み穴12にまで連続して貫通するピン穴14に、スプリング15の力により、ドライバーピン16を介してキー差し込み穴12内にタンブラーピン17が頭出しするよう内蔵されている。
前記ケース13には、ピン穴14に対応する部位に小透孔13aが穿設されており、その小透孔13aを介し、ケース13の外表面に組み付けられたアクチュエータとしてのソレノイド18によって、ドライバーピン16をスプリング15に抗して引き戻しできるようになっている。
【0013】
この実施例の場合、図3の(a)に示すように、ドライバーピン16は先端側を小径とした二段構造で、大径部は後端面が開口したカップ形状になっていて、そのカップ状内には、底面中央にソレノイド18のロッド部18aが連結されると共に、ケース13との間にスプリング15が介在されるようセットできるようになっている。
又、タンブラーピン17は円柱状でいずれも先端が面取され、中間部分にはフランジ17aが設けられていて、個々のタンブラーピン17、17・におけるフランジ17aから先端までの長さは、キー19の側面に形成されたディンプル19a,19a・の深さに応じたものが適用される。
そしてピン孔14には段部が形成されていて、前記ドライバーピン16における大径部と小径部との境、タンブラーピン17におけるフランジ17aとがそれぞれストッパとして作用する。
【0014】
このように形成されたシリンダ4は、キー差し込み穴12内にキー19を挿入すると、図3の(b)に示すように、そのキー19の凹凸形状としてのディンプル19aに対応したストローク分だけタンブラーピン17が押し戻され、タンブラーピン17とドライバーピン16との継ぎ目が可動ユニット4aと固定ユニット4bの境界と一致するので、可動ユニット4aはキー19の操作で回動可能となる。
これは一般的なシリンダの基本的機構である。
【0015】
又このシリンダにはソレノイド18が組み付けられているので、図3の(c)に示すように、ソレノイド18の引っ張り動作によりドライバーピン16を引き戻せば、ドライバーピン16のタンブラーピン17に対する当接面が可動ユニット4aと固定ユニット4bの境界に一致させることができるので、ドライバーピンの位置とは無関係に、可動ユニット4aが回動可能となる。
そのため可動ユニット4aの回動軸4cとモータ8の回転軸とが連結されていても、シリンダ4をフリーとする(回動ユニットを回動自在とする)ことで、モータ8により回動軸4cを回動させることが可能となる。
【0016】
前記シリンダ4の回動軸4c(回転軸8a)には2つの係止爪20a、20bを持った爪付きカム20が取り付けられており 一方第1のスライドバー5には、折れ曲がり部分に舌片21を設けることで、第1の係止爪20aとの係止作用によりB方向に対する第1の係止部21aが形成され、又第2のスライドバー6には、同じく折れ曲がり部分に舌片22を設けることで、第2の係止爪20bとの係止作用によりA方向に対する第2の係止部22aが形成されている。
【0017】
このように形成された解錠機構用シリンダを採用することで、シリンダのキー差し込み孔にキーを差し込んで回動させる以外に、ソレノイドの動作でドライバーピンを引き戻してフリー状態とすれば、モータにより爪付きカムを回動させることができる。
爪付きカム20を回動(図面において時計回転方向)させれば、図4の(b)に示すように、その爪付きカム20に形成されている第1の係止爪20aと第1の係止部21aとの係止作用で、第1のスライドバー5がB方向に移動し、ガラス窓のロックが外れ、図4の(c)に示すように、逆方向へ回動させることにより、第2の係止爪20bと係止部22aとの係止作用で第2のスライドバー6をA方向に移動させ、枠体のロックを外すことができる。
そしてキーが抜かれた状態、ソレノイドが動作していないときには、第1の係止爪20aが第2のスライドバー6における折れ曲がり面に接触し、第2のスライドバーが固定されるので、枠体のロック解除をすることができず、セキュリティも万全である。
【0018】
前記実施例はドライバーピンをアクチュエータで強制的に引き戻すことで、ドライバーピンのタンブラーピンに対する当接面を可動ユニットと固定ユニットとの境界に一致させているが、ドライバーピンを、タンブラーピンに対する当接面が可動ユニットと固定ユニットとの境界に一致するよう押し戻すようにもできる。
次にその変更例を説明する。
【0019】
図5はその変更例を示したもので、前記実施例と同一機能を持つ部材については同一符号を使用し、共通部分は説明を省略した。
図5に示すように、キー差し込み穴12を挟んだピン穴14の反対側に、プッシャーとして、ソレノイド18がタンブラーピン17と向かい合わせに配置されており、スペーサ23を介し、プッシュピン24をスプリング25の押し戻し力に抗してキー差し込み穴12内に押し出し、先端でタンブラーピン17をピン穴14内に押し込み動作するようになっており、常態では図6の(a)に示す如く、ドライバーピン16とタンブラーピン17との境界と、可動ユニット4aと固定ユニット4bとの境界とにはズレがあり、可動ユニット4aを回動させることはできない。
キー差し込み穴12内にキー19を挿入すると、図6の(b)に示すように、そのキー19の凹凸形状としてのディンプル19aに対応したストローク分だけタンブラーピン17が押し戻され、タンブラーピン17とドライバーピン16との継ぎ目が可動ユニット4aと固定ユニット4bの境界と一致するので、可動ユニット4aはキー19の操作で回動可能となる。
又、ソレノイド18によりタンブラーピン17を押し戻し、タンブラーピン17とドライバーピン16との継ぎ目を、可動ユニット4aと固定ユニット4bの境界と一致させれば、可動ユニット4aをフリー状態にできる。
このように構成すれば、アクチュエータがシリンダ内に組み込まれ、突起物もなくなる。
【0020】
以上いずれの実施例も、可動ユニットと固定ユニットとを内外同軸に組み合わせ、キーの側面に形成されたディンプルによって動作されるタンブラーキーを直線上に配置した構造であるが、タンブラーピンを引き戻し操作することで、タンブラーキーとの接触面を可動ユニットと固定ユニットの境界と一致する位置までスプリング力に抗して強制的に移動させる前者の実施例では、可動ユニットと固定ユニットとを軸方向に同軸配置し、円筒状のキー先端の凹凸により、円軌跡上に配置されたタンブラーキーを動作させる構造にも適用される。
【0021】
又、ドライバーピンを、タンブラーピンとの接触面が可動ユニットと固定ユニットの境界と一致する位置までスプリング力に抗して強制的に移動させるアクチュエータは、電気式アクチュエータであるソレノイド以外に、電気モータ、エアー圧、或いは油圧利用のアクチュエータ等を好適利用することもできる
上記実施例はいずれもパチンコ機について説明したが、遊技機全般に適用でき、一斉解放させる場合には好適である。
【0022】
【発明の効果】
本発明によれば、キーがなくてもシリンダをフリー状態にできるので、施錠機構と解錠機構との組み合わせに対してリモートコントロール式解錠機構を追加した場合、その追加したリモートコントロール式解錠機構と既存の手動式解錠装置との併用を図ることができ、リモートコントロール式解錠機構にトラブルが生じた場合、手動にて対応できる。
【0023】
そしてタンブラーピンを引き戻し操作することで、タンブラーキーとの接触面を可動ユニットと固定ユニットの境界と一致する位置までスプリング力に抗して強制的に移動させる構成とすれば、可動ユニットと固定ユニットとを軸方向に同軸配置し、円筒状のキー先端の凹凸により、円軌跡上に配置されたタンブラーキーを動作させる構造にも適用できる。
又、ドライバーピンを押し戻し操作することによりタンブラーピンとの接触面を可動ユニットと固定ユニットの境界と一致する位置までスプリング力に抗して強制的に移動させる構成とすれば、アクチュエータがシリンダ内に組み込まれ、突起物もなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシリンダが採用された施錠 解錠機構の説明図である。
【図2】シリンダの構造を示した説明図である。
【図3】シリンダの動作を示した説明図である。
【図4】解錠操作の説明図である。
【図5】シリンダの構造を示した変更例の説明図である。
【図6】シリンダの動作を示した変更例の説明図である
【符号の説明】
1・・フレーム、1a・・固定用プレート、1b・・張り出しプレート、2・・切り欠き、3・・ブラケット、4・・シリンダ、4a・・可動ユニット、4b・・固定ユニット、4c・・回動軸、5・・第1のスライドバー、5a・・起立片、6・・第2のスライドバー、6a・・切り起こし片、7・・モータ保持金具、8・・モータ、8a・・回転軸、9・・引っ張りバネ、10、11・・係合爪、12・・キー差し込み穴、13・・ケース、14・・ピン穴、15・・スプリング、16・・ドライバーピン、17・・タンブラーピン、18・・ソレノイド、19・・キー、19a・・ディンプル、20・・爪付きカム、20a・・第1の係止爪、20b・・第2の係止爪、21・・舌片、21a・・第1の係止部、22・・舌片、22a・・第2の係止部、23・・スペーサ、24・・プッシュピン、25・・スプリング、A・・上方、B・・下方。
【発明の属する技術分野】
本発明は、スロットマシン、パチスロ機、パチンコ機など、ホールに設置され、不特定多数のプレーヤーを対象とする遊技機の施錠機構を解除する解錠機構にあって、キー操作以外の手段によって施錠機構のロック解除を可能にするシリンダに関する。
【0002】
【従来の技術】
ホール内に設置されている遊技機は、内部を勝手に操作されることを防止するため、ガラス扉や枠体は施錠機構により開かないようロックされている。
前記施錠機構は、例えば特許文献1に記載のように、シリンダのキー差し込み穴に差し込んだキーで爪付きカムを左右に回動させ、枠内に配置されたスライドバーの係止部と前記爪付きカムとの係止作用でスライドバーを押し上げ或いは押し下げ動作することによって枠体或いは窓枠のロックを解除する解錠機構と一体になっていて、キーを持っていないホール関係者以外は施錠機構のロックを解除できず、解除するにはキーをキー差し込み穴に差し込み、回動させる必要がある。
しかし、ホール内においては、呼び出しランプが点灯する度に係員が馳せ参じ、プレーヤーの対応に追われ、解錠するには隣り合うプレーヤー同士の狭い隙間から不自然な姿勢で肩越しにキーを回す操作をしなくてはならないし、特に近年は、ホールの係員に若い女性の姿も見受けられるようになった背景もあって、解錠操作のしやすさが求められている。
そこで、特許文献2に記載のように、電波、赤外線、超音波等の無線手段、或いは管理センターからの指令により、アクチュエータによってロックを解除するリモートコントロール式解錠機構の開発も進みつつある。
そしてそのリモートコントロール式解錠機構を採用する場合、前記既存の施錠機構は、爪付きカムが中立位置にある状態(キーが抜かれた状態)では、セキュリティとの絡みからスライドバーが爪付きカムとの係止作用によって移動しない構造になっていて、単にリモートコントロール式解錠機構付加しただけでは解錠できないので、既存の解錠機構を外し、解錠機構をそっくり丸ごと付け換えてしまったり、既存の解錠機構をリモートコントロール式解錠機構の支障にならないよう改造しているのが実情である。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−301251号公報
【特許文献2】
特開平9−135483号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
既存の解錠機構は手動式で、長年の実績から信頼性が確立されている一方、リモートコントロール式解錠機構は、妨害電波などに対して100%の動作保証はできないとか、送信器の電池が消耗すれば電池交換しなくてはならないなど、今後解決しなくてはならない多くの課題が残されている。
そのため前者のように、既存の解錠機構をリモートコントロール式解錠機構に付け換えると、キーによる解錠操作が全くできなくなってしまうので、不測の事態に備えて手動式の解錠機構を残しておくことも重要であり、既存の解錠機構とリモートコントロール式解錠機構とを併用するのが望ましい。
後者の場合、改造に手間がかかることは勿論であるが、爪付きカムが中立位置にある状態では、何らかの手段でスライドバーを移動させない補助ロック機構を別途追加しておかなくてはセキュリティが手薄になり、不安である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、手動式とリモートコントール式との併用を、補助ロック機構なしで高いセキュリティを発揮可能とした解錠機構であって、その構成は、キー差し込み穴を備えた可動ユニットとその可動ユニットを回動可能に支持する固定ユニットとが互いに密着して同軸配置され、固定ユニットから可動ユニットのキー差し込み穴にまで連続して貫通するピン穴に、スプリング力によりドライバーピンを介してキー差し込み穴内にタンブラーピンが頭出しするよう内蔵されていて、キー差し込み穴に挿入したキーによりそのキーの凹凸形状に対応したストローク分だけタンブラーピンを押し戻し、タンブラーピンとドライバーピンとの継ぎ目を可動ユニットと固定ユニットの境界と一致させることにより、可動ユニットを回動可能とし、その可動ユニットの回動操作で遊技機の枠体やガラス窓のロックを解除する遊技機の解錠機構用シリンダにあって、総てのドライバーピンを、タンブラーピンとの接触面が可動ユニットと固定ユニットの境界と一致する位置までスプリング力に抗して強制的に移動させるアクチュエータを設けたことにある。
【0006】
そして前記解錠機構は、アクチュエータによりタンブラーピンを引き戻し操作することで、タンブラーピンとの接触面を可動ユニットと固定ユニットの境界と一致する位置までスプリング力に抗して強制的に移動させるようにしたり、ドライバーピンを押し戻し操作することによりタンブラーキーとの接触面を可動ユニットと固定ユニットの境界と一致する位置までスプリング力に抗して強制的に移動させるようにできる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る解錠機構を図面に基づいて説明する。
図1は、遊技機の枠体内側に取り付けられる解錠機構と施錠機構の一部とを示したもので、1は、枠体(図示せず)に取り付けられる固定用プレート1aとその固定用プレート1aに対して直角に折り曲げ形成された張り出しプレート1bとから成る断面L字型をした長尺のフレームであり、前記固定用プレート1aには、ブラケット3を介して円柱形のシリンダ4が組み付けられている。
このシリンダ4は、一般にいわれている錠前に相当するもので、詳細については後述するが、筒状の固定ユニット内に円柱状の可動ユニットが回動自在に同軸配置されており、可動ユニットには軸心の延長上に回動軸4cが突設されている。
【0008】
前記張り出しプレート1bには、ガラス窓用である第1のスライドバー5と、窓枠用である第2のスライドバー6とが、相対的に長手方向へスライド自在に重なり合って組み付けられている。
そしてそれら重なり合った張り出しプレート1bと、第1及び第2のスライドバー5、6の各面は、いずれもシリンダ4が組み付けられている付近にて、L字内を避けて外側に膨出するよう折れ曲がり形成されており、それによって各プレート1b、5、6相互間の移動範囲が規制されている。
【0009】
又、張り出しプレート1bには、折れ曲がり部分にコ字状のモータ保持金具7が延設されていて、そのモータ保持金具7内に、モータ8を前記シリンダ4に対して向かい合わせて配置固定することができるようになっていて、モータ8の回転軸8aはシリンダ4の回動軸4cに連結される。
【0010】
更に、前記第1のスライドバー5には起立片5aが設けられ、その起立片5aと第2のスライドバー6に形成された切り起こし片6aとが引っ張りバネ9で連結されることにより、第1のスライドバー5は常時A方向(上方)へ付勢され、上限は前記した折れ曲がり部分にて規制されている。
そしてその第1のスライドバー5には、ガラス窓ロック用の係合爪10が突設されていて、図示しない係合部との係合作用によりガラス窓をロックする施錠機構を構成する。
【0011】
一方 前記第2のスライドバー6は、引っ張りバネ9により、第1のスライドバー6とは逆に、常時B方向(下方)へ付勢され、下限は前記第1のスライドバー6と同様、折れ曲がり部分にて規制されている。
そして第2のスライドバー6は、張り出しプレート1bの端部に枢着された係合爪11の基端部に軸着されていて、図示しない係合部との係合作用により枠体をロックする施錠機構を構成する。
【0012】
前記シリンダ4は、図2に示すように、キー差し込み穴12を備えた円柱状の可動ユニット4aとその可動ユニット4aを支持する円筒状の固定ユニット4bとを互いに密着して同軸配置し、固定ユニット4bの周面を筒状のケース13で覆うことにより回動可能に支持し、固定ユニット4bから可動ユニット4aのキー差し込み穴12にまで連続して貫通するピン穴14に、スプリング15の力により、ドライバーピン16を介してキー差し込み穴12内にタンブラーピン17が頭出しするよう内蔵されている。
前記ケース13には、ピン穴14に対応する部位に小透孔13aが穿設されており、その小透孔13aを介し、ケース13の外表面に組み付けられたアクチュエータとしてのソレノイド18によって、ドライバーピン16をスプリング15に抗して引き戻しできるようになっている。
【0013】
この実施例の場合、図3の(a)に示すように、ドライバーピン16は先端側を小径とした二段構造で、大径部は後端面が開口したカップ形状になっていて、そのカップ状内には、底面中央にソレノイド18のロッド部18aが連結されると共に、ケース13との間にスプリング15が介在されるようセットできるようになっている。
又、タンブラーピン17は円柱状でいずれも先端が面取され、中間部分にはフランジ17aが設けられていて、個々のタンブラーピン17、17・におけるフランジ17aから先端までの長さは、キー19の側面に形成されたディンプル19a,19a・の深さに応じたものが適用される。
そしてピン孔14には段部が形成されていて、前記ドライバーピン16における大径部と小径部との境、タンブラーピン17におけるフランジ17aとがそれぞれストッパとして作用する。
【0014】
このように形成されたシリンダ4は、キー差し込み穴12内にキー19を挿入すると、図3の(b)に示すように、そのキー19の凹凸形状としてのディンプル19aに対応したストローク分だけタンブラーピン17が押し戻され、タンブラーピン17とドライバーピン16との継ぎ目が可動ユニット4aと固定ユニット4bの境界と一致するので、可動ユニット4aはキー19の操作で回動可能となる。
これは一般的なシリンダの基本的機構である。
【0015】
又このシリンダにはソレノイド18が組み付けられているので、図3の(c)に示すように、ソレノイド18の引っ張り動作によりドライバーピン16を引き戻せば、ドライバーピン16のタンブラーピン17に対する当接面が可動ユニット4aと固定ユニット4bの境界に一致させることができるので、ドライバーピンの位置とは無関係に、可動ユニット4aが回動可能となる。
そのため可動ユニット4aの回動軸4cとモータ8の回転軸とが連結されていても、シリンダ4をフリーとする(回動ユニットを回動自在とする)ことで、モータ8により回動軸4cを回動させることが可能となる。
【0016】
前記シリンダ4の回動軸4c(回転軸8a)には2つの係止爪20a、20bを持った爪付きカム20が取り付けられており 一方第1のスライドバー5には、折れ曲がり部分に舌片21を設けることで、第1の係止爪20aとの係止作用によりB方向に対する第1の係止部21aが形成され、又第2のスライドバー6には、同じく折れ曲がり部分に舌片22を設けることで、第2の係止爪20bとの係止作用によりA方向に対する第2の係止部22aが形成されている。
【0017】
このように形成された解錠機構用シリンダを採用することで、シリンダのキー差し込み孔にキーを差し込んで回動させる以外に、ソレノイドの動作でドライバーピンを引き戻してフリー状態とすれば、モータにより爪付きカムを回動させることができる。
爪付きカム20を回動(図面において時計回転方向)させれば、図4の(b)に示すように、その爪付きカム20に形成されている第1の係止爪20aと第1の係止部21aとの係止作用で、第1のスライドバー5がB方向に移動し、ガラス窓のロックが外れ、図4の(c)に示すように、逆方向へ回動させることにより、第2の係止爪20bと係止部22aとの係止作用で第2のスライドバー6をA方向に移動させ、枠体のロックを外すことができる。
そしてキーが抜かれた状態、ソレノイドが動作していないときには、第1の係止爪20aが第2のスライドバー6における折れ曲がり面に接触し、第2のスライドバーが固定されるので、枠体のロック解除をすることができず、セキュリティも万全である。
【0018】
前記実施例はドライバーピンをアクチュエータで強制的に引き戻すことで、ドライバーピンのタンブラーピンに対する当接面を可動ユニットと固定ユニットとの境界に一致させているが、ドライバーピンを、タンブラーピンに対する当接面が可動ユニットと固定ユニットとの境界に一致するよう押し戻すようにもできる。
次にその変更例を説明する。
【0019】
図5はその変更例を示したもので、前記実施例と同一機能を持つ部材については同一符号を使用し、共通部分は説明を省略した。
図5に示すように、キー差し込み穴12を挟んだピン穴14の反対側に、プッシャーとして、ソレノイド18がタンブラーピン17と向かい合わせに配置されており、スペーサ23を介し、プッシュピン24をスプリング25の押し戻し力に抗してキー差し込み穴12内に押し出し、先端でタンブラーピン17をピン穴14内に押し込み動作するようになっており、常態では図6の(a)に示す如く、ドライバーピン16とタンブラーピン17との境界と、可動ユニット4aと固定ユニット4bとの境界とにはズレがあり、可動ユニット4aを回動させることはできない。
キー差し込み穴12内にキー19を挿入すると、図6の(b)に示すように、そのキー19の凹凸形状としてのディンプル19aに対応したストローク分だけタンブラーピン17が押し戻され、タンブラーピン17とドライバーピン16との継ぎ目が可動ユニット4aと固定ユニット4bの境界と一致するので、可動ユニット4aはキー19の操作で回動可能となる。
又、ソレノイド18によりタンブラーピン17を押し戻し、タンブラーピン17とドライバーピン16との継ぎ目を、可動ユニット4aと固定ユニット4bの境界と一致させれば、可動ユニット4aをフリー状態にできる。
このように構成すれば、アクチュエータがシリンダ内に組み込まれ、突起物もなくなる。
【0020】
以上いずれの実施例も、可動ユニットと固定ユニットとを内外同軸に組み合わせ、キーの側面に形成されたディンプルによって動作されるタンブラーキーを直線上に配置した構造であるが、タンブラーピンを引き戻し操作することで、タンブラーキーとの接触面を可動ユニットと固定ユニットの境界と一致する位置までスプリング力に抗して強制的に移動させる前者の実施例では、可動ユニットと固定ユニットとを軸方向に同軸配置し、円筒状のキー先端の凹凸により、円軌跡上に配置されたタンブラーキーを動作させる構造にも適用される。
【0021】
又、ドライバーピンを、タンブラーピンとの接触面が可動ユニットと固定ユニットの境界と一致する位置までスプリング力に抗して強制的に移動させるアクチュエータは、電気式アクチュエータであるソレノイド以外に、電気モータ、エアー圧、或いは油圧利用のアクチュエータ等を好適利用することもできる
上記実施例はいずれもパチンコ機について説明したが、遊技機全般に適用でき、一斉解放させる場合には好適である。
【0022】
【発明の効果】
本発明によれば、キーがなくてもシリンダをフリー状態にできるので、施錠機構と解錠機構との組み合わせに対してリモートコントロール式解錠機構を追加した場合、その追加したリモートコントロール式解錠機構と既存の手動式解錠装置との併用を図ることができ、リモートコントロール式解錠機構にトラブルが生じた場合、手動にて対応できる。
【0023】
そしてタンブラーピンを引き戻し操作することで、タンブラーキーとの接触面を可動ユニットと固定ユニットの境界と一致する位置までスプリング力に抗して強制的に移動させる構成とすれば、可動ユニットと固定ユニットとを軸方向に同軸配置し、円筒状のキー先端の凹凸により、円軌跡上に配置されたタンブラーキーを動作させる構造にも適用できる。
又、ドライバーピンを押し戻し操作することによりタンブラーピンとの接触面を可動ユニットと固定ユニットの境界と一致する位置までスプリング力に抗して強制的に移動させる構成とすれば、アクチュエータがシリンダ内に組み込まれ、突起物もなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシリンダが採用された施錠 解錠機構の説明図である。
【図2】シリンダの構造を示した説明図である。
【図3】シリンダの動作を示した説明図である。
【図4】解錠操作の説明図である。
【図5】シリンダの構造を示した変更例の説明図である。
【図6】シリンダの動作を示した変更例の説明図である
【符号の説明】
1・・フレーム、1a・・固定用プレート、1b・・張り出しプレート、2・・切り欠き、3・・ブラケット、4・・シリンダ、4a・・可動ユニット、4b・・固定ユニット、4c・・回動軸、5・・第1のスライドバー、5a・・起立片、6・・第2のスライドバー、6a・・切り起こし片、7・・モータ保持金具、8・・モータ、8a・・回転軸、9・・引っ張りバネ、10、11・・係合爪、12・・キー差し込み穴、13・・ケース、14・・ピン穴、15・・スプリング、16・・ドライバーピン、17・・タンブラーピン、18・・ソレノイド、19・・キー、19a・・ディンプル、20・・爪付きカム、20a・・第1の係止爪、20b・・第2の係止爪、21・・舌片、21a・・第1の係止部、22・・舌片、22a・・第2の係止部、23・・スペーサ、24・・プッシュピン、25・・スプリング、A・・上方、B・・下方。
Claims (3)
- キー差し込み穴を備えた可動ユニットとその可動ユニットを回動可能に支持する固定ユニットとが互いに密着して同軸配置され、固定ユニットから可動ユニットのキー差し込み穴にまで連続して貫通するピン穴に、スプリング力によりドライバーピンを介してキー差し込み穴内にタンブラーピンが頭出しするよう内蔵されていて、キー差し込み穴に挿入したキーによりそのキーの凹凸形状に対応したストローク分だけタンブラーピンを押し戻し、タンブラーピンとドライバーピンとの継ぎ目を可動ユニットと固定ユニットの境界と一致させることにより、可動ユニットを回動可能とし、その可動ユニットの回動操作で遊技機の枠体やガラス窓のロックを解除する遊技機の解錠機構用シリンダにあって、総てのドライバーピンを、タンブラーピンとの接触面が可動ユニットと固定ユニットの境界と一致する位置までスプリング力に抗して強制的に移動させるアクチュエータを設けた遊技機の解錠機構用シリンダ。
- タンブラーピンを引き戻し操作することで、タンブラーピンとの接触面を可動ユニットと固定ユニットの境界と一致する位置までスプリング力に抗して強制的に移動させる請求項1に記載した遊技機の解錠機構用シリンダ。
- ドライバーピンを押し戻し操作することによりタンブラーピンとの接触面を可動ユニットと固定ユニットの境界と一致する位置までスプリング力に抗して強制的に移動させる請求項1に記載した遊技機の解錠機構用シリンダ。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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JP2006116019A (ja) * | 2004-10-20 | 2006-05-11 | Maruka:Kk | 遊技機用電動式解錠装置 |
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2002
- 2002-12-17 JP JP2002365763A patent/JP2004197376A/ja active Pending
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