JP2004196126A - アームレスト装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】垂直方向に対して傾けて設けられ、アームレスト2を上方に移動させるに伴って、アームレスト2を使用する乗員に対して車両幅方向に前記アームレストが離れるように、前記アームレストの移動をガイドするガイド部5を備えるようにしたことである。
【選択図】図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、通常車両のドアなどの車室内側に設けられる、アームレストに関する。特に、乗員の好みに応じてその位置を調整可能としているものに関する。
【0002】
【従来の技術】
車両ドアの車室内側の面に取付けられるアームレストで、乗員の好みに応じてアームレストの位置を可変にする装置がある。このような従来技術のアームレスト装置では、乗員が肘を置いて休めるように使用する上面の一部を乗員の体格に合わせて、上下に移動させて上面の位置を変更できるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
実開平4-42433号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなアームレスト装置では、アームレストの上面の一部のみだけが垂直に上方移動するように構成されているために、特に、アームレストの高い調整位置を必要とする、体格の大きな乗員に対しては車両の幅方向の位置は調整されないために、乗員の体格に合わせた調整が不十分で、窮屈な感じを解消できないものであった。
【0005】
同様に、座席の位置を体格に合わせて車両の前後に調整する場合でもアームレストの前後位置は移動しないため、使い難さを感じさせるものであった。
【0006】
従って本発明の技術的課題は、アームレストの位置を上下方向にのみの調整では無く、幅または前後方向の位置が調整されるようにして窮屈な感じを解消し、また使い難さも解消されるようにすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記した技術的課題を解決するために講じた第1の技術的手段は、車室内にあって上下位置が調整可能に取付けられるアームレストと、前記アームレストを移動する駆動機構とを備えるアームレスト装置において、垂直方向に対して傾けて設けられ、前記アームレストを上方に移動させるに伴って、前記アームレストを使用する乗員に対して車両幅方向に前記アームレストが離れるように、前記アームレストの移動をガイドするガイド部を備えるように構成したことである。
【0008】
上方の位置にアームレストを調整して使用する体格の大きい人にとって、アームレストが体から離れるように移動して幅方向にスペースに余裕ができるようになって、窮屈感が無くなる。
【0009】
更に、前記した技術的課題を解決するために講じた第2の技術的手段は、車室内にあって上下位置が調整可能に取付けられるアームレストと、前記アームレストの上下方向の位置を変更可能に移動させる駆動機構とを備えるアームレスト装置において、垂直方向に対して傾けて設けられ、前記アームレストを上方に移動させるに伴って、車両後方に前記アームレストが移動するように、前記アームレストの移動をガイドするガイド部を備えるように構成したことである。
【0010】
この構成によって、上方の位置にアームレストを調整して使用する体格の大きい人にとって、シートを後方に移動させて、適切な運転姿勢をとったときにアームレストも後方に移動しているために、使い難さが解消されるようになる。
【0011】
また、上記第1または第2の技術手段に加えて、第3の技術手段として、前記アームレストと前記アームレストの下方に位置する車体側のトリム部との間の間隙を覆うカバー部を、前記アームレストに形成したことである。
【0012】
この構成によって、前記アームレストが上方に移動したときにも車両側の部分とは、隙間が隠されて車室内の見栄えは保たれる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のアームレスト装置10の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
【0014】
先ず、図1、図2及び図3に示す本発明に係わるアームレスト装置10の第1実施例について説明する。
【0015】
図1に示されるように、アームレスト装置10は車両のドア1の車室側側面に配置される。
【0016】
更に図2及び図3に示されるように、アームレスト装置10は乗員の肘掛け部分となるアームレスト2を備えている。アームレスト2は、アームレスト2を上下に移動可能にする駆動装置3が取付けられる。
【0017】
駆動装置3はアームレスト2に対してネジ22(図2)で固定されるハウジング部33を備える。ハウジング部33には、モータ7と減速機構71が収納されている。更にハウジング部33にはガイド5が下方に伸びるように固定して取付けられ、減速機構71からはスクリュ31が下方に伸びるように取付けられている。ガイド5とスクリュ31は平行に配置され、ガイド5とスクリュ31は下端で互いにブラケット32で連結されている。
【0018】
駆動装置3は更に、ハウジング部33の下方にホルダ6を備える。ホルダ6はネジ62によってドア1の構造体であるパネル部12に固定され、ガイド5とスクリュ31はホルダ6を上下に貫通する構成となっている。ホルダ6内にはスクリュ31と係合するナット61(図1)が固定して取付けられている。このナット61とスクリュ31との係合することによって、モータ7が回転し、減速機構3を介してスクリュ31が回転すると、ナット61はスクリュ31の軸方向に移動する。この構成によって、ハウジング部33のホルダ6に対する位置が変更できるようになっている。
【0019】
ガイド5は、ホルダ6内に取付けられるガイドシュー51によってガイド5に対してホルダ6の姿勢が一定に保たれるように、少ない隙間で係合している。そして、ホルダ6は、パネル部12に固定されているために、ドア1に対してアームレスト2をガイド5とスクリュ31の伸びる方向に一定の姿勢を保ちつつ移動できる構成になっている。
【0020】
図3に示すように、ガイド5及びスクリュ31は車両の幅方向で、垂直方向に対して角度aを持つように傾いている。角度aは、アームレスト21を図2の状態から図3の状態に上方に移動させるに伴って、アームレスト2を使用する乗員より車両幅方向で離れるように、即ちパネル12の方向に移動するように構成されている。これによって、体格が大きく、アームレスト2の位置を高くして使用する乗員に対して、アームレスト2の位置を高くすると同時に、幅方向のスペースが広くなるように構成されているために窮屈な感じが解消する。
【0021】
図2、図3に示されるように、アームレスト2の上面の縁部から下方にドア5のトリム部11の側面を覆うように延びる、カバー部21が形成され、図3に示すようにアームレスト2が上下移動しても、トリム部11とは隙間が出来ないような構成となっている。尚、カバー部はトリム部11の内側に配置しても外側に配置しても見栄えを確保する効果を得ることができる。
【0022】
アームレスト2は、乗員の肘掛けに使用される部分がすべて移動できるように構成されているために、アームレスト2の上面には段差などが発生せず、快適に使用できる。更にはアームレスト2の上面には広い面が確保されるために、通常窓ガラスの昇降を行う操作スイッチ8などが取付けられる。このために、操作スイッチ8と乗員手の位置が一定に保たれるために、乗員は運転中に前方から視線をそらすことなく、容易に操作スイッチ8の操作できる。
【0023】
上記した、アームレスト装置10の作動は、図示しない調整用にスイッチ操作によって、モータ7をいずれかの方向に回転させ、アームレストの上下方向の位置を設定する。
【0024】
次に、図4に基づいて本発明に係わるアームレスト装置10の第2の実施例について説明する。
【0025】
第2の実施例のアームレスト装置10では、アームレスト2を上方に移動させるに伴って、アームレスト2を使用する乗員に対してアームレスト2を後方に移動するように、垂直方向に対してガイド5とスクリュ31を傾けて取付けられる構成にしている。このことによって、体格が大きく、アームレスト2の位置を高くし、かつ座席の位置を後方に設定して運転する乗員に対して、アームレスト2の後方向の移動させるために、使い難さが解消されるようになる。
【0026】
上記第1、第2の実施例では、幅と前後方向に傾きをもてアームレスト2の位置を変更できる構成を個別に示したが、傾きを前後、左右に複合して傾け、両方の作用を行わせるように構成しても、良いことは自明である。
【0027】
上記実施例では、ドア1の車室側側面に配置されるアームレスト装置10について説明したが、本発明に係わるアームレスト装置10は、車両の幅方向の中央部にあるコンソールボックスに取付けても良い。
【0028】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明に係わるアームレスト装置によって、乗員の希望に応じてアームレストの位置は上下方向に調整できるばかりでは無く、幅または前後方向の位置が調整されるようになるために窮屈な感じが解消され、また使い難さも解消されるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1の実施形態におけるアームレスト装置をドアに装着した状態を示す側面図である。
【図2】図1における、A−A断面図で、でアームレストが下方位置に調整された状態を示す。
【図3】図1における、A−A断面図で、でアームレストが上方位置に調整された状態を示す。
【図4】本発明第2の実施形態におけるアームレスト装置をドアに装着した状態を示す側面図である。
【符号の説明】
2 アームレスト
3 駆動機構
5 ガイド部
10 アームレスト装置
11 トリム部
22 カバー部
Claims (3)
- 車室内にあって上下位置が調整可能に取付けられるアームレストと、
前記アームレストを移動する駆動機構とを備えるアームレスト装置において、
垂直方向に対して傾けて設けられ、前記アームレストを上方に移動させるに伴って、前記アームレストを使用する乗員に対して車両幅方向に前記アームレストが離れるように、前記アームレストの移動をガイドするガイド部を備えるアームレスト装置。 - 車室内にあって上下位置が調整可能に取付けられるアームレストと、
前記アームレストの上下方向の位置を変更可能に移動させる駆動機構とを備えるアームレスト装置において、
垂直方向に対して傾けて設けられ、前記アームレストを上方に移動させるに伴って、車両後方に前記アームレストが移動するように、前記アームレストの移動をガイドするガイド部を備えるアームレスト装置。 - 前記アームレストと前記アームレストの下方に位置する車体側のトリム部との間の間隙を覆うカバー部を、前記アームレストに形成した請求項1または請求項2に記載するアームレスト装置。
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- 2002-12-18 JP JP2002367085A patent/JP4228684B2/ja not_active Expired - Fee Related
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