JP2004195466A - ワーク位置決め装置 - Google Patents

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Yoshinori Naito
義紀 内藤
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Abstract

【課題】ワークの曲げ線から先端までの種々の長さに対応でき、構成が極めて簡単であり、しかもワークと干渉しないワーク位置決め装置を提供する。
【解決手段】突当34の上面に設けた凸部2、又は凹部13A、13B、13Cに、可動突当ブロック1の下面に設けた凹部12A、12B、又は凸部14を係合させ、該可動突当ブロック1を突当34上面の任意の位置に位置決め自在とした。上記突当34側に凸部2が設けられている場合には、該突当34側の凸部2は、所定位置に1つ設けられ、可動突当ブロック1側の凹部12A、12Bは、任意の位置に複数設けられている。上記突当34側に凹部13A、13B、13Cが設けられている場合には、該突当34側の凹部は、任意の位置に複数設けられ、可動突当ブロック1側の凸部14は、所定位置に1つ設けられている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はワーク位置決め装置、特にワークの曲げ線から先端までの種々の長さに対応でき、構成が極めて簡単であり、しかもワークと干渉しないワーク位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、プレスブレーキにおいては、図6に示すように、上部テーブル50に装着されたパンチPと、下部テーブル51に装着されたダイDにより、ワークWに所定の曲げ加工を施すようになっている。
【0003】
この場合、ワークWを当接して所定位置に位置決めするための突当52が、下部テーブル51の後方に配置されている。
【0004】
この構成により、上記突当52を左右方向(X軸方向)と、前後方向(Y軸方向)と、上下方向(Z軸方向)に移動させることにより、ワークWの大きさと形状に基づいて、該突当52を所定位置に位置決めする。
【0005】
この状態で、ワークWを突当52に突き当てれば、該ワークWは所定位置に位置決めされ、前記したように、パンチPとダイDで所定の曲げ加工を施す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、突当52を(図7(A))を最も後方(Y軸方向)へ移動させ、該突当52にワークWの先端を突き当てて位置決めしようとした場合に、該突当3にて位置決めできる最大距離(測長)Lは、図示するように、例えば700mmである。
【0007】
このため、従来は、ワークWの(図7(B))曲げ線mから先端までの長さが、上記測長Lより大きい場合には、突当52側に突当ブロック53を設け、該突当ブロック53にワークWを当接させて位置決めしている。
【0008】
しかし、従来の突当ブロック53は、例えば突当52の先端から所定位置M=300mmの位置に固定されており、そのため、図示する例では、ワークWの曲げ線mから先端までの長さが、例えば1000mmの場合にしか対応できず、位置決め範囲が狭められてしまう。
【0009】
具体的には、突当52は(図8)、当接部材56とハウジング部材54により構成され、該ハウジング部材54は、左右方向(X軸方向)に延びたストレッチ55上で移動自在であり、前記突当ブロック53は、このハウジング部材54上に固定されている。
【0010】
この場合、前記突当ブロック53を、モータやシリンダなどの駆動手段を用いて任意の位置(Y軸方向)に位置決めすることも可能であるが、その際には、構成が非常に複雑になり、そのためコスト高ともなり、更に、このような駆動手段は、ワークWと干渉するおそれがあり、そのため加工範囲が制限される。
【0011】
本発明の目的は、ワークの曲げ線から先端までの種々の長さに対応でき、構成が極めて簡単であり、しかもワークと干渉しないワーク位置決め装置を提供する。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、
突当34の上面に設けた凸部2(図2)、又は凹部13A(図4)、13B、13Cに、可動突当ブロック1の下面に設けた凹部12A(図2)、12B、又は凸部14(図4)を係合させ、該可動突当ブロック1を突当34上面の任意の位置に位置決め自在としたことを特徴とするワーク位置決め装置という技術的手段を講じている。
【0013】
上記本発明の構成によれば、突当34を(図1)当接部材3とハウジング部材4により構成し、例えば、該突当34の(図2)ハウジング部材4の上面の所定位置に凸部2を設け、可動突当ブロック1の下面の任意の位置に、突当34側の凸部2に係合可能な複数の凹部12A、12Bを設ければ、突当34側の凸部2に、可動突当ブロック1側の後方(右側)の凹部12Bを係合させた場合には(図3(A))、曲げ線mから先端までの長さが800mmのワークWが位置決め可能となり、該突当34側の凸部2に、可動突当ブロック1側の前方(左側)の凹部12Aを係合させた場合には(図3(B))、曲げ線mから先端までの長さが900mmのワークWが位置決め可能となり、これにより,ワークの曲げ線から先端までの種々の長さに対応できるようになる。
【0014】
また、可動突当ブロック1側の該当する凹部12A、12Bを(図3(A)又は図3(B))、突当34側の凸部2に係合させることにより、該可動突当ブロック1を任意の位置に位置決めする際には、手動での位置決めが可能であることから、モータやシリンダなどの駆動手段が不要であり、そのため、構成が極めて簡単であり、且つワークWと干渉しない。
【0015】
従って、本発明によれば、ワークの曲げ線から先端までの種々の長さに対応でき、構成が極めて簡単であり、しかもワークと干渉しないワーク位置決め装置を提供することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、実施の形態により添付図面を参照して、説明する。
図1は本発明の全体図であり、図示するワーク位置決め装置は、例えばプレスブレーキに適用されけいる。
【0017】
図1において、プレスブレーキは、上部テーブル9に装着されたパンチPと、下部テーブル10に装着されたダイDから成る金型P、Dを有している。
【0018】
この構成により、例えば下降式プレスブレーキの場合には、下部テーブル10を下降させれば、パンチPとダイDの協働により、ワークWに所定の曲げ加工を施すことができる。
【0019】
下部テーブル10の両側には、Y軸方向に延びるサポータ11が取り付けられ、各サポータ11には、Y軸モータMyで回転駆動するボールねじ8が内蔵され、該ボールねじ8には、ナット7を介してポスト6が螺合している。
【0020】
上記各ポスト6には、Z軸モータMzで回転駆動するボールねじ(図示省略)が内蔵され、該ボールねじには、ナット(図示省略)を介してストレッチ5が螺合している。
【0021】
上記ストレッチ5は、下部テーブル10に平行に長手方向(X軸方向)に延び、該ストレッチ5には、X軸ガイド16を介して、後述する突当34を構成するハウジング部材4が滑り結合している。
【0022】
また、ハウジング部材4には、X軸モータMxで回転駆動するピニオン(図示省略)が内蔵され、該ピニオンは、ストレッチ5に取り付けられたラック(図示省略)と噛み合っている。
【0023】
この構成により、X軸モータMxを駆動すれば、ハウジング部材4がストレッチ5上でX軸方向に移動し、またY軸モータMyとZ軸モータMzを駆動すれば、ストレッチ5全体がY軸方向とZ軸方向に移動する。
【0024】
これにより、ワークWの大きさ・形状に応じて、突当34全体を所定位置に位置決めすることができる。
【0025】
突当34は、後述する可動突当ブロック1と共に、本発明に係るワーク位置決め装置を構成し、該突当34は、当接部材3と、該当接部材3が取り付けられているハウジング部材4により構成されている。
【0026】
このうち、当接部材3は、よく知られているように、曲げ線mから先端までの長さが、既述した測長L(=700mm、例えば図3(A))以下のワークWを位置決めする場合に、該ワークWを突き当てる部材である。
【0027】
また、ハウジング部材4は、既述したように、当接部材3を取り付けてストレッチ5上を左右方向(X軸方向)に移動自在であり、その上面には、後述するように、凸部2(図2)、又は凹部13A、13B、13Cが(図4)設けられている。
【0028】
可動突当ブロック1は、曲げ線mから先端までの長さが、前記測長L(=700mm)より大きいワークWを位置決めする場合に(例えば図3(A)、図3(B))、該ワークWを突き当てる部材である。
【0029】
上記可動突当ブロック1は、その下面に、前記突当34側の凸部2、又は凹部13A、13B、13Cに係合可能な凹部12A、12B(図2)、又は凸部14(図4)が設けられており、後述するように、前記突当34側のハウジング部材4上面の任意の位置に位置決め自在となっている(例えば図3(A)、図3(B))。
【0030】
また可動突当ブロック1について、その幅は(X軸方向)、前記突当34側のハウジング部材4の幅とほぼ同じであり、長さは(Y軸方向)、前記凹部12A、12B(図2)、又は凸部14(図4)を設けることができる程度の長さである。
【0031】
図2は、本発明の第1実施形態を示す図である。
【0032】
図2において、当接部材3は、ハウジング部材4の先端から前方に例えば100mmだけ突出しており、該ハウジング部材4の上面には、所定位置、例えば該ハウジング部材4の先端から後方200mの位置に、凸部2が設けられている。
【0033】
この場合、凸部2として、従来の突当ブロック53(図8)を利用してもよく、これにより、本発明によれば、ワーク位置決め装置の構成が一層簡単になる。
【0034】
また、この凸部2には、可動突当ブロック1の下面に設けられた凹部12A、12Bが係合可能となっている。
【0035】
そして、この凹部12A、12Bは、任意の位置に、例えば前方凹部12Aは、該可動突当ブロック1の先端から後方100mmの位置に、後方凹部12Bは、前方凹部12Aから更に後方100mmの位置に、それぞれ設けられている。
【0036】
この構成により、後述するように(図3)、可動突当ブロック1の凹部12A、又は12Bを、前記ハウジング部材4の凸部2に係合させれば、該可動突当ブロック1を任意の位置に位置決めすることができ、これにより、前記凹部の数が多ければ多い程、本発明によれは、ワークWの曲げ線mから先端までの種々の長さに十分対応することができる。
【0037】
また、ハウジング部材4(図2)の前記凸部2には、その両側にねじ穴2Aが、また、可動突当ブロック1には、凹部12A、12Bまで貫通し前記凸部2のねじ穴2Aに対応するねじ穴12A1、12B1がそれぞれ形成されている。
【0038】
この構成により、可動突当ブロック1の凹部12A、又は12Bを、ハウジング部材4の凸部2に係合させた後(図3(A)、又は図3(B))、所定の固定手段である例えばボルト15を前記ねじ穴12A1、又は12B1を通過させねじ穴2Aにねじ込めば、該可動突当ブロック1を突当34側にしっかり固定することができる。
【0039】
以下、上記構成を有する本発明の第1実施形態の動作を、図3に基づいて説明する。
【0040】
図3において、突当34は、X軸モータMx(図1)、Y軸モータMyと、Z軸モータMzを駆動することにより、ワークWの形状・大きさに応じて所定位置に位置決めされ、この場合、前後方向(Y軸方向)の位置は、最も後方であるものとする。
【0041】
また、図3においては、位置決めしようとするワークWの曲げ線mから先端までの長さが、いずれも測長L(=700mm)より大きいものとする。
【0042】
(1)−A 曲げ線mから先端までの長さが800mmのワークWを位置決めする場合の動作(図3(A))。
【0043】
図3(A)に示すように、突当34側のハウジング部材4上の凸部2に、可動突当ブロック1側の後方(右側)の凹部12Bを係合させる。
【0044】
この状態で、上記可動突当ブロック1の後方凹部12Bの上方から、ボルト15をねじ込めば、該可動突当ブロック1は、突当34側に固定される。
【0045】
このとき、図示するように、可動突当ブロック1の先端は、ハウジング部材4の先端と一致し、該ハウジング部材4の先端から当接部材3の先端までは、既述したように100mmであることから、可動突当ブロック1の先端は、当接部材3の先端から後方100mmの位置に位置決めされている。
【0046】
従って、このように突当34のハウジング部材4上で位置決めされた可動突当ブロック1の先端に、図示するワークWを突き当てれば、曲げ線mから先端までの長さが800mmの該ワークWを位置決めすることができる。
【0047】
(1)−B 曲げ線mから先端までの長さが900mmのワークWを位置決めする場合の動作(図3(B))。
【0048】
図3(B)に示すように、突当34側のハウジング部材4上の凸部2に、可動突当ブロック1側の前方(左側)の凹部12Aを係合させる。
【0049】
この状態で、上記可動突当ブロック1の前方凹部12Aの上方から、ボルト15をねじ込めば、該可動突当ブロック1は、突当34側に固定される。
【0050】
このとき、図示するように、可動突当ブロック1の先端は、ハウジング部材4の先端より後方100mmの位置に位置決めされ、該ハウジング部材4の先端から当接部材3の先端までは、100mmであることから、該可動突当ブロック1の先端は、当接部材3の先端から後方200mmの位置に位置決めされている。
【0051】
従って、このように突当34のハウジング部材4上で位置決めされた可動突当ブロック1の先端に、図示するワークWを突き当てれば、曲げ線mから先端までの長さが900mmの該ワークWを位置決めすることができる。
【0052】
(1)−C 曲げ線mから先端までの長さが1000mmのワークWを位置決めする場合の動作(図3(C))。
【0053】
この場合には、図3(C)に示すように、可動突当ブロック1を用いることなく、既述したように、従来の突当ブロック53を(図8)利用したハウジング部材4上の凸部2に、ワークWを突き当てるだけで、従来どおり、曲げ線mから先端までの長さが1000mmのワークWを位置決めすることができる。
【0054】
図4は、本発明の第2実施形態を示す図であり、前記第1実施形態とは(図2)、可動突当ブロック1側に凸部14が、突当34側に凹部13A、13B、13Cがそれぞれ設けられている点が異なる。
【0055】
即ち、可動突当ブロック1の下面には、所定位置、例えば該可動突当ブロック1の先端から後方100mmの位置に、凸部14が設けられており、該凸部14は、突当34側の凹部13A、13B、13Cに係合可能となっている。
【0056】
また、図4において、当接部材3は、ハウジング部材4の先端から前方に例えば100mmだけ突出しており、該ハウジング部材4の上面には、任意の位置に、前記凹部13A、13B、13Cが設けられている。
【0057】
例えば、前方凹部13Aは、該ハウジング部材4の先端から後方100mmの位置に、中央凹部13Bは、前方凹部13Aから更に後方100mmの位置に、後方凹部13Cは、中央凹部13Bから更に後方100mmの位置に、それぞれ設けられている。
【0058】
この構成により、後述するように(図5)、可動突当ブロック1の凸部14を、前記ハウジング部材4の凹部13A、13B、又は13Cに係合させれば、該可動突当ブロック1を任意の位置に位置決めすることができ、同様に、前記凹部の数が多ければ多い程、本発明によれは、ワークWの曲げ線mから先端までの種々の長さに十分対応することができる。
【0059】
可動突当ブロック1には(図4)、その両側に前記凸部14を貫通するねじ穴14Aが、また、ハウジング部材4の前記凹部13A、13B、13Cには、可動突当ブロック1の前記ねじ穴14Aに対応するねじ穴13A1、13B1、13C1がそれぞれ形成されている。
【0060】
この構成により、可動突当ブロック1の凸部14を、ハウジング部材4の凹部13A、13B、又は13Cに係合させた後(図5(A)、図5(B)、又は図5(C))、所定の固定手段である例えばボルト15を前記ねじ穴14Aを通過させねじ穴13A1、13B1、又は13C1にねじ込めば、該可動突当ブロック1を突当34側にしっかり固定することができる。
【0061】
以下、上記構成を有する本発明の第2実施形態の動作を、図5に基づいて説明する。
【0062】
図5において、突当34は、同様に、X軸モータMx(図1)、Y軸モータMyと、Z軸モータMzを駆動することにより、ワークWの形状・大きさに応じて所定位置に位置決めされ、この場合、前後方向(Y軸方向)の位置は、最も後方であるものとする。
【0063】
また、図5においては、位置決めしようとするワークWの曲げ線mから先端までの長さが、同様に、いずれも測長L(=700mm)より大きいものとする。
【0064】
(2)−A 曲げ線mから先端までの長さが800mmのワークWを位置決めする場合の動作(図5(A))。
【0065】
図5(A)に示すように、突当34側のハウジング部材4上の前方凹部13Aに、可動突当ブロック1側の凸部14を係合させる。
【0066】
この状態で、上記可動突当ブロック1の上方から、ボルト15をねじ込めば、該可動突当ブロック1は、突当34側に固定される。
【0067】
このとき、図示するように、可動突当ブロック1の先端は、ハウジング部材4の先端と一致し、該ハウジング部材4の先端から当接部材3の先端までは、既述したように100mmであることから、可動突当ブロック1の先端は、当接部材3の先端から後方100mmの位置に位置決めされている。
【0068】
従って、このように突当34のハウジング部材4上で位置決めされた可動突当ブロック1の先端に、図示するワークWを突き当てれば、曲げ線mから先端までの長さが800mmの該ワークWを位置決めすることができる。
【0069】
(2)−B 曲げ線mから先端までの長さが900mmのワークWを位置決めする場合の動作(図5(B))。
【0070】
図5(B)に示すように、突当34側のハウジング部材4上の中央凹部13Bに、可動突当ブロック1側の凸部14を係合させる。
【0071】
この状態で、上記可動突当ブロック1の上方から、ボルト15をねじ込めば、該可動突当ブロック1は、突当34側に固定される。
【0072】
このとき、図示するように、可動突当ブロック1の先端は、ハウジング部材4の先端より後方100mmの位置に位置決めされ、該ハウジング部材4の先端から当接部材3の先端までは、100mmであることから、該可動突当ブロック1の先端は、当接部材3の先端から後方200mmの位置に位置決めされている。
【0073】
従って、このように突当34のハウジング部材4上で位置決めされた可動突当ブロック1の先端に、図示するワークWを突き当てれば、曲げ線mから先端までの長さが900mmの該ワークWを位置決めすることができる。
【0074】
(2)−C 曲げ線mから先端までの長さが1000mmのワークWを位置決めする場合の動作(図5(C))。
【0075】
図5(C)に示すように、突当34側のハウジング部材4上の後方凹部13Cに、可動突当ブロック1側の凸部14を係合させる。
【0076】
この状態で、上記可動突当ブロック1の上方から、ボルト15をねじ込めば、該可動突当ブロック1は、突当34側に固定される。
【0077】
このとき、図示するように、可動突当ブロック1の先端は、ハウジング部材4の先端より後方200mmの位置に位置決めされ、該ハウジング部材4の先端から当接部材3の先端までは、100mmであることから、該可動突当ブロック1の先端は、当接部材3の先端から後方300の位置に位置決めされている。
【0078】
従って、このように突当34のハウジング部材4上で位置決めされた可動突当ブロック1の先端に、図示するワークWを突き当てれば、曲げ線mから先端までの長さが1000mmの該ワークWを位置決めすることができる。
【0079】
【発明の効果】
上記のとおり、本発明によれば、ワーク位置決め装置を、突当の上面に設けた凸部、又は凹部に、可動突当ブロックの下面に設けた凹部、又は凸部を係合させ、該可動突当ブロックを突当上面の任意の位置に位置決め自在とするように構成したことにより、ワークの曲げ線から先端までの種々の長さに対応でき、構成が極めて簡単であり、しかもワークと干渉しないワーク位置決め装置を提供するという効果を奏することとなった。
【0080】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示す図である。
【図3】図2の動作説明図である。
【図4】本発明の第2実施形態を示す図である。
【図5】図4の動作説明図である。
【図6】従来のワーク位置決め装置の説明図である。
【図7】従来のワーク突き当て状態の説明図である。
【図8】従来の具体例を示す図である。
【符号の説明】
1 可動突当ブロック
2 突当34側の凸部
3 当接部材
4 ハウジング部材
5 ストレッチ
6 ポスト
7 ナット
8 ボールねじ
9 上部テーブル
10 下部テーブル
11 サポータ
12A、12B 可動突当ブロック1側の凹部
13A、13B、13C 突当34側の凹部
14 可動突当ブロック1側の凸部
15 ボルト
34 突当
D ダイ
P パンチ
W ワーク
m 曲げ線

Claims (5)

  1. 突当の上面に設けた凸部、又は凹部に、可動突当ブロックの下面に設けた凹部、又は凸部を係合させ、該可動突当ブロックを突当上面の任意の位置に位置決め自在としたことを特徴とするワーク位置決め装置。
  2. 上記突当側に凸部が設けられている場合には、該突当側の凸部は、所定位置に1つ設けられ、可動突当ブロック側の凹部は、任意の位置に複数設けられている請求項1記載のワーク位置決め装置。
  3. 上記突当側に凹部が設けられている場合には、該突当側の凹部は、任意の位置に複数設けられ、可動突当ブロック側の凸部は、所定位置に1つ設けられている請求項1記載のワーク位置決め装置。
  4. 上記突当側の凸部、又は凹部に、可動突当ブロック側の凹部、又は凸部を係合させた場合に、該可動突当ブロック側を所定の固定手段により突当側に固定する請求項1記載のワーク位置決め装置。
  5. 上記突当が当接部材とハウジング部材により構成され、該突当側の凸部、又は凹部が、ハウジング部材に設けられている請求項1記載のワーク位置決め装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2881188A1 (de) * 2013-12-04 2015-06-10 Trumpf Maschinen Austria GmbH & CO. KG. Hinteranschlageinheit für Biegemaschine

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EP2881188A1 (de) * 2013-12-04 2015-06-10 Trumpf Maschinen Austria GmbH & CO. KG. Hinteranschlageinheit für Biegemaschine

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