JP2004194445A - ステッピングモータ - Google Patents

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screw shaft
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stepping motor
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Junichi Kiyohara
純一 清原
Takashi Maeda
孝 前田
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

【課題】スクリューシャフトに予圧を付与する弾性部材の加工を容易にし、且つ取付構造を簡易化する。
【解決手段】スクリューシャフト3の端部3a、3bがピポット軸受8、10にて支持されるピポット受け構造とされ、スクリューシャフト3が板バネ13によって軸方向に付勢されている。スクリューシャフト3を付勢する板バネ13は、L字状の折曲部分が、ピポット軸受10が配設されるブラケット11に形成された切欠き14に圧入されることによって取り付けられる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、CD−ROMドライブ等の光ディスク装置のヘッド送り機構や、デジタルカメラ装置のレンズ送り機構に用いられるステッピングモータに関する。
【0002】
【従来の技術】
光ディスク装置におけるCD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD等の光ディスクへの記録、再生時のピックアップや、デジタルカメラ装置におけるオートフォーカス、オートズーム時のレンズ送りに使用されているステッピングモータは、スクリューシャフトの両端部がピポット受け構造となっている場合がほとんどである。
【0003】
このようなステッピングモータでは、スクリューシャフトの両端部におけるピポット受けを安定させ、該軸方向のがたつきを防止するために、軸受を介して板バネ等の弾性部材を用い、一方の端部においてスクリューシャフトを軸方向に付勢することによって、スクリューシャフトに予圧を付与している。このようにスクリューシャフトを付勢する弾性部材は、ネジ止めやステッピングモータに嵌め込む等の方法によって取り付けられている(例えば、特許文献1や特許文献2を参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−271793号公報
【0005】
【特許文献2】
特開平11−8966号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、弾性部材をネジ止めにより取り付ける場合には、部品点数が多くなり、組立も複雑化するという問題がある。また、弾性部材を嵌め込みにより取り付ける場合には、弾性部材形状をステッピングモータの取付位置に嵌め込みやすいように複雑な形状に加工する必要がある。
【0007】
そこで、本発明は、スクリューシャフトに予圧を付与する弾性部材の取付構造を簡易化したステッピングモータを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成する本発明に係るステッピングモータは、スクリューシャフトの両端部がピポット軸受にて支持されるピポット受け構造とされ、スクリューシャフトが軸方向に付勢されているものであって、スクリューシャフトの一端部を支持するピポット軸受が配設されるブラケットと、スクリューシャフトを付勢する弾性部材とを備えてなり、上記ブラケットに切欠きが形成され、この切欠きに弾性部材の一部が圧入されて取り付けられることを特徴とする。
【0009】
上述した構成を有する本発明に係るステッピングモータは、スクリューシャフトのスポット受け構造を安定させるために、このスクリューシャフトを付勢して予圧を付与する板バネ等の弾性部材を、ピポット軸受が配設されるブラケットに形成された切込みへの圧入という簡易な方法で取り付けている。このため、本発明によれば、予圧付与用の弾性部材を取り付けるのに、ネジ止めの必要が無く、また、板状のバネの如く単純な形状の弾性部材の使用が可能となり、部品点数が最小限に抑えられるとともに、組立の短縮、簡易化が図られる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るステッピングモータの具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0011】
ステッピングモータ1は、図1に示すように、モータ本体2と、モータ本体2から突出して設けられ回転駆動されるスクリューシャフト3とを備えてなり、このスクリューシャフト3の両端部がそれぞれ詳細を後述するピポット軸受にて支持されている。
【0012】
モータ本体2は、ステータヨーク4に囲われた環状の第1のコイル5、第2のコイル6と、スクリューシャフト3を保持する円筒状のロータマグネット7とを備えてなる。
【0013】
ステッピングモータ1は、このモータ本体2によってスクリューシャフト3が回転駆動される。具体的には、モータ本体2において、第1のコイル5及び第2のコイル6に通電すると、これら第1のコイル5及び第2のコイル6と、ロータマグネット7との間の磁気相互作用でロータマグネット7が回転することにより、ロータマグネット7に保持されたスクリューシャフト3が回転駆動される。
【0014】
また、モータ本体2には、該モータ本体2から突出した側のスクリューシャフト3の端部3aを支持するピポット軸受8が配設されるフレーム9と、モータ本体2内に収容された側のスクリューシャフト3の端部3bを支持するピポット軸受10が配設されるブラケット11が取り付けられている。このような2個のピポット軸受8、10でスクリューシャフト3を支持するピポット受け構造においては、スクリューシャフト3の軸方向へのがたつきを防止するために、後述するようにスクリューシャフト3が軸方向に付勢される。
【0015】
フレーム9には、スクリューシャフト3が挿通する挿通孔9aが形成されており、この挿通孔9aに対向位置してピポット軸受8が配設されている。ピポット軸受8は、スクリューシャフト3の端部3aを受ける受け面を有し、この受け面にスクリューシャフト3の端部3aを当接させることでスクリューシャフト3を支持する。このピポット軸受8は、本実施の形態では円錐状に形成されたスクリューシャフト3の端部3aを受ける曲面形状を有する鋼球8aと、該鋼球8aを保持する保持体8bとからなる。
【0016】
ブラケット11は、図2及び図3に示すように、円盤状を呈し、中央にピポット軸受10が配設される軸受取付孔12が形成されている。ブラケット11は、軸受取付孔12に配設されたピポット軸受10の軸方向への移動を許容してその移動のガイドを行うとともに、軸方向以外の方向への移動を規制する。
【0017】
また、ブラケット11には、軸受取付孔12に配設されたピポット軸受10を介してスクリューシャフト3を軸方向に付勢し、ピポット軸受8、10によるスクリューシャフト3のピポット受け構造を安定させて軸方向へのがたつきを防止するための予圧を与える板バネ13が取り付けられる切欠き14が形成されている。
【0018】
ブラケット11に取り付けられる板バネ13は、図4に示すように、長板状の板バネが折曲されてなるものであり、L字状に折曲された部位が切欠き14に圧入される。ステッピングモータ1では、この板バネ13の圧入位置を変更することにより、板バネ14によって付与する予圧の大きさを自在に調整することができる。
【0019】
ブラケット11に配設されるピポット軸受10は、フレーム4に配設されたピポット軸受8と同様の構成を有している。すなわち、ピポット軸受10は、円錐状に形成されたスクリューシャフト3の端部3bを受ける曲面形状を有する鋼球10aと、該鋼球10aを保持する保持体10bとからなる。
【0020】
スクリューシャフト3は、上述したように両端部がピポット軸受8、10に支持されており、これら端部3a、3bのピポット軸受8、10との当接面が、鋼球8a、10aの曲面形状と合致するよう、円錐状に形成されている。
【0021】
また、スクリューシャフト3は、詳しい図示は省略するが、例えばデジタルカメラ装置のレンズや、光ディスク装置のヘッド等が搭載されたスライダが取り付けられ、このスライダを上述したようなモータ本体2による回転に伴って、軸方向へ移動させる機能を有している。なお、モータ本体3の回転方向を切り替えることによって、スライダの移動方向が制御される。
【0022】
上述したステッピングモータ1では、スクリューシャフト3のスポット受け構造を安定させるために予圧を付与する板バネ13が、ブラケット11に形成された切込み14への圧入という簡易な方法で取付可能とされている。したがって、このステッピングモータ1では、予圧付与用の板バネを取り付けるのに、ネジ止めの必要が無いため、部品点数が最小限に抑えられるとともに、組立の短縮、簡易化が図られ、生産性を向上させることができる。また、ステッピングモータ1では、単に折曲させているだけという非常に単純な形状の板バネ14の使用が可能とされるため、予圧付与用の板バネをブラケット11に取り付けるために複雑な形状に加工する必要がなくなり、このような構造の簡易化により生産性の向上を図ることができる。
【0023】
なお、上述した実施の形態においては、板バネ13を、ブラケット11の切欠き14に圧入するL字状の部位と、ブラケット11の半径方向に亘って伸び、ピポット軸受10を付勢する長板状の部位とが同じ幅としているが、このような形状に限定するものではない。例えば図5に示すように、切欠き14に圧入するL字状の部位を、ピポット軸受10を付勢する長板状の部位に比して幅広な板バネ21を使用しても良い。このようにL字状の部位を幅広することで、板バネ21をより安定してブラケット11に固定することができるようになる。
【0024】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明に係るステッピングモータでは、スクリューシャフトのスポット受け構造を安定させるために、このスクリューシャフトを付勢して予圧を付与する弾性部材、例えば板バネが、ピポット軸受が配設されるブラケットに形成された切込みへの圧入という簡易な方法で取り付けられている。したがって、本発明によれば、予圧付与用の弾性部材を取り付けるのに、ネジ止めの必要が無くなり、また、板状のバネの如く単純な形状の弾性部材の使用が可能となり、部品点数を最小限に抑えることができるとともに、組立の短縮、簡易化を図ることができる。そして、このような少ない部品点数や、簡易な組立によって、ステッピングモータの生産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るステッピングモータの縦断面図である。
【図2】板バネが取り付けられたブラケットの平面図である。
【図3】ブラケットの斜視図である。
【図4】板バネの斜視図である。
【図5】他の構成を有する板バネの斜視図である。
【符号の説明】
1 ステッピングモータ
2 モータ本体
3 スクリューシャフト
4 ステータヨーク
5 第1のコイル
6 第2のコイル
7 ロータマグネット
8 ピポット軸受
8a 鋼球
8b 保持体
9 フレーム
10 ピポット軸受
10a 鋼球
10b 保持体
11 ブラケット
12 軸受取付孔
13 板バネ
14 切欠き

Claims (3)

  1. スクリューシャフトの両端部がピポット軸受にて支持されるピポット受け構造とされ、上記スクリューシャフトが軸方向に付勢されているステッピングモータにおいて、
    上記スクリューシャフトの一端部を支持するピポット軸受が配設されるブラケットと、
    上記スクリューシャフトを付勢する弾性部材とを備え、
    上記ブラケットには、切欠きが形成され、該切欠きに上記弾性部材の一部が圧入されて取り付けられることを特徴とするステッピングモータ。
  2. 上記弾性部材は、板バネであり、
    該板バネの折曲された一端部側が、上記切欠きに圧入されることを特徴とする請求項1記載のステッピングモータ。
  3. 上記板バネは、上記切欠きに圧入される部位が、他の部位に比して幅広とされていることを特徴とする請求項2記載のステッピングモータ。
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