JP2004194037A - スイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】人体を信号伝送経路とする通信システムに好適なスイッチを提供する。
【解決手段】本発明は、操作部1と、第1の端子2と、第2の端子3とを有し、操作部により第1の端子2と第2の端子3との間の導通状態を変化させるスイッチSにおいて、第1の端子2と第2の端子3とは別に第3の端子4を有し、操作部1は、その表面が導電性を有し、操作部1により第1の端子2と第2の端子3との間の導通状態を変化させたときに操作部1の表面と第3の端子4とを導通しているリード部材5を設けたものであることを特徴としている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、操作部を操作して端子間の導通状態を変化させるスイッチに関するものであり、特に、人体を信号伝送経路とする通信システムに好適なスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
人体を信号伝送経路とする通信システムは、信号通信用の電極を備えた2つの送受信器を有して構成されるものであり、一方の送受信器の電極を身体の一部に接するように取り付け、機器に組み込まれたもう一方の送受信器の電極に身体の他の部分を接触させることにより、人体を信号伝送経路として通信するシステムである。
【0003】
この種の通信システムとしては、特許第3319462号公報に示されるものがある。このものは、人体に情報通信用の電極を接触させて取り付ける第1の送受信器と、情報通信をする相手先の機器に組み込まれる第2の送受信器を有するデータ伝送システム(通信システム)において、通信を行わないときに第1の送受信器を省電力モードにして、第1の送受信器の消費電力を抑えるものである。通常、このようにすると、2つの送受信器間で通信を開始するために、通信の開始を指示する操作と、人体を通る信号伝送経路を形成する操作と、の2回の操作が必要となる。
【0004】
特許第3319462号公報の構成は、これらを1回の操作で行うために、第2の送受信器は、人体と接触して信号伝送経路を形成するタッチ電極と、タッチ電極への人体の接触を検知するタッチセンサと、タッチセンサの検出信号に応じて通信開始の指示をするスタート信号を発生するスタート信号発生器を有し、第1の送受信器は、スタート信号を検出するスタート信号検出器を有するものである。そして、第2の送受信器は、そのタッチセンサが人体の接触を検知したときにスタート信号を発生し、第1の送受信器は、このスタート信号を検知して通信を開始するようにしている。
【0005】
【特許文献1】
特許第3319462号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前述の特許第3319462号公報に開示された構成は、使用者が第2の送受信器のタッチ電極に触れる1回の操作によって、通信の開始を指示する操作と人体を通る信号伝送経路を形成する操作とを行うことができる。そのため、複数の操作を必要とせず、第1の送受信器の消費電力を抑えながら、第1の送受信器と第2の送受信器との間の通信を行うことができるので有用である。
【0007】
しかしながら、タッチセンサは、一般的に特性のばらつきがあり、安定した通信システムを構成するためには、タッチセンサを特性にしたがって選別する必要がある。
【0008】
本発明は、上記事由に鑑みてなしたもので、その目的とするところは、人体を信号伝送経路とする通信システムに好適なスイッチを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、操作部と、第1の端子と、第2の端子とを有し、操作部により第1の端子と第2の端子との間の導通状態を変化させるスイッチにおいて、第1の端子と第2の端子とは別に第3の端子を有し、操作部は、その表面が導電性を有し、操作部により第1の端子と第2の端子との間の導通状態を変化させたときに操作部の表面と第3の端子とを導通しているリード部材を設けたものであることを特徴としている。
【0010】
したがって、操作部により第1の端子と第2の端子との間の導通状態を変化させたときに、操作部の表面と第3の端子はリード部材により導通している。そのため、このスイッチを、第1の端子と第2の端子との間の導通状態の変化によって通信開始を指示し、第3の端子により信号の送受信を行うように、機器に取り付けられた送受信器に設けることにより、使用者は、操作部を人体の一部で操作するだけで、通信の開始の指示と、送受信器間における信号伝送経路の形成とを行うことができる。よって、人体に取り付けられた送受信器と、機器に取り付けられた送受信器との間で、人体を信号伝送経路として通信する通信システムに好適なスイッチが提供できる。
【0011】
請求項2に係る発明は、請求項1記載のスイッチにおいて、リード部材は、弾性を有し、操作部に接する圧力が大きくなるように弾性力を生じるものであることを特徴としている。
【0012】
したがって、リード部材は、操作部に接する圧力が大きくなるように弾性力を生じるので、はんだ付けなどによる接続を行わなくても、安定した電気接続を得ることができる。このため、製造工程を簡略化することができる。
【0013】
請求項3に係る発明は、請求項2記載のスイッチにおいて、リード部材は、操作部の操作に対抗して弾性力を生じるものであることを特徴としている。
【0014】
したがって、リード部材は、操作部の操作に対抗して弾性力を生じるので、操作部を操作した後の復帰動作を行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
次に、請求項1の発明に係る一実施形態を図1を用いて説明する。このスイッチSは、人体Hを信号伝送経路とする通信システムに設けられている。この通信システムは、使用者の人体Hに取り付けられた第1の送受信器E1と、情報通信をする相手の機器に設けられた第2の送受信器E2とを有して構成されている。
【0016】
第1の送受信器E1は、使用者の人体Hに設けられる腕時計型のものであり、人体Hに接する面に基準電位を与える接地電極と、信号を伝送する信号電極とを有している。このものは、人体Hを介して通信の開始を指示する信号SG(以後、スタート信号SGと呼ぶ)を受信したときに第2の送受信器E2との間で通信を開始する。
【0017】
第2の送受信器E2は、ケースCと、スイッチSと、回路基板Pとを有して構成されている。ケースCは、筐体部Caと、支持部Cbとを有して形成される。筐体部Caは、中空部を有して形成され、その中空部にスイッチSと、回路基板Pとを収納する。このものは、使用者により操作される側の面に円形の孔が設けられており、後述のスイッチSの操作部1と嵌め合わされている。支持部Cbは、回路基板Pの筐体部Ca内での位置を定めるものであり、筐体部Caの内側面に板状に突きだした形状に設けられる。このものに回路基板Pをねじ止めで接続する(図示せず)。
【0018】
スイッチSは、操作部1と、第1の端子2と、第2の端子3と、第3の端子4と、リード部材5と、切替部6とを有して形成される。操作部1は、円柱状に形成され、筐体部Caの中空部側の底面の周囲に薄板状の鍔部1aが設けられている。このものは、樹脂により形成され、それが導電性材料でメッキ加工されることにより、その表面が導電性を有するように形成されている。このものは、筐体部Caの操作側の面の孔に嵌め合わされている。そして、このものは、その面の法線方向に動作することができるが、筐体部Caの外部方向への動作は、鍔部1aにより制限されている。このものは、切替部6に接続され、使用者により筐体部Caの内部方向へ操作されると、切替部6にその動作を伝達し、第1の端子2と第2の端子3との間の導通状態を変化させる。また、このものは、リード部材5により第3の端子4と接続されて常に導通している。したがって、使用者が操作部1を操作して第1の端子2と第2の端子3との間の導通状態を変化させたときにも、操作部1の表面と第3の端子4とは導通している。
【0019】
第1の端子2と、第2の端子3と、第3の端子4とは、回路基板P上に設けられた電極パッドにより形成されている。第1の端子2と第2の端子3は、切替部6に接続されている。そして、これらの端子間の導通状態は、切替部6により切り替えられる。また、これらの端子は、回路基板P上の電源回路に接続されている。第3の端子4は、リード部材5により、操作部1に接続されている。また、このものは、回路基板P上の回路において、情報通信回路に接続されている。
【0020】
リード部材5は、両端を除いて被覆された銅線であり、操作部1と第3の端子4とをはんだ付けにより接続するものである。このものは、操作部1の動作を妨げないように、長さにある程度の余裕を持たせている。
【0021】
切替部6は、切替操作部6aと、導通状態切替部6bとを有して構成されている。切替操作部6aは、樹脂で円柱状に形成されたものであり、操作部1の鍔部1a側の底面の中央部と導通状態切替部6bとに接続されている。このものは、操作部1の操作による動作を導通状態切替部6bに伝達する。また、このものは、内部にばねを有しており、このばねは、操作が終わると、操作部1を元の位置に復帰させる。導通状態切替部6bは、切替操作部6aと、第1の端子2と、第2の端子3とに接続されるものである。このものは、切替操作部6aが押されている間、第1の端子2と第2の端子3との間の導通状態を変化させる。ここでは、切替操作部6aが押されている間、第1の端子2と第2の端子3との間を、開放から短絡に導通状態を変化させる。
【0022】
回路基板Pは、第1の送受信器E1と通信を行い、第2の送受信器E2が組み込まれた機器の制御を行うものであり、第2の送受信器E2の電源回路や情報通信回路、制御回路などが実装されている。このものは、筐体部Caの中空部に収納され、支持部Cbにねじ止め(図示せず)により固定される。また、このものは、第1の端子2と、第2の端子3と、第3の端子4とを電極パッドとして有しており、上述のように、第1の端子2と第2の端子3は、電源回路に、第3の端子4は、情報通信回路に接続されている。そして、この電源回路は、第1の端子2と第2の端子3とが短絡されているときにのみ、回路基板P上の回路に電力が供給されるように接続されている。電源回路が回路基板Pに電力を供給すると、制御回路は、情報通信回路を制御してスタート信号SGを第3の端子4から出力し、送受信の動作を開始する。
【0023】
次に、第1の実施形態の動作について説明する。まず、指Fにより、操作部1を押す(操作する)と、切替操作部6aが導通状態切替部6bに向けて押される。すると、導通状態切替部6bは、第1の端子2と第2の端子3との間を短絡する。そうすると、回路基板Pの電源回路が各回路に電力を供給する。そして、制御回路は、情報通信回路を制御してスタート信号SGを第3の端子4から出力する。このスタート信号SGは、リード部材5を介して操作部1の表面に伝送される。ここで、指Fは、操作部1を操作しているから、操作部1に接している。したがって、このスタート信号SGは、指Fから人体Hを介して第1の送受信器E1に伝送される。すると、第1の送受信器E1は、スタート信号SGを受信すると第2の送受信器E2との間で通信を開始する。
【0024】
このように、第1の実施形態においては、操作部1により第1の端子2と第2の端子3との間の導通状態を変化させたときに、操作部1の表面と第3の端子4はリード部材5により導通している。そのため、このスイッチSを第1の端子2と第2の端子3との間の導通状態の変化によって通信開始を指示し、第3の端子4により信号の送受信を行うように、機器に取り付けられた第2の送受信器E2に設けることにより、使用者は、操作部1を人体Hの一部で操作するだけで、通信の開始の指示と、送受信器間における信号伝送経路の形成とを行うことができる。よって、人体Hに取り付けられた第1送受信器E1と、機器に取り付けられた第2送受信器E2との間で、人体を信号伝送経路として通信する通信システムに好適なスイッチSが提供できる。
【0025】
(第2の実施形態)
次に、すべての請求項の発明に係る一実施形態を図2を用いて説明する。このものは、第1の実施形態と、リード部材5が弾性を有して操作部1の両側に設けられている点が異なっており、その他は第1の実施形態と同じである。
【0026】
リード部材5は、コイルばね状に形成されることにより、弾性を有するように形成されている。このものは、操作部1が操作されていない状態で、操作部1の操作方向(ここでは、押す方向)に対して逆方向に弾性力が生じるように撓ませた状態で設けられている。したがって、このものは、弾性力により操作部1との間の接圧を高めるので、はんだ付けなどの手段を行わなくても安定した電気接続を得ることができる。このため、製造工程を簡略化することができる。また、リード部材5は、操作部1の操作方向に対して逆方向に弾性力を生じるので、操作部1を操作した後の復帰動作を行うことができる。
【0027】
このように、第2の実施形態においては、リード部材5は、操作部1に接する圧力が大きくなるように弾性力を生じるので、はんだ付けなどによる接続を行わなくても、安定した電気接続を得ることができる。このため、製造工程を簡略化することができる。また、リード部材5は、操作部1の操作に対抗して弾性力を生じるので、操作部1を操作した後の復帰動作を行うことができる。
【0028】
なお、リード部材5は、弾性力が操作部1の操作方向と同じ直線上に生じるものについて説明したが、それに限るものではなく、例えばスライド式のスイッチに用いるときなど、リード部材5に操作部1の復帰動作をさせないときには、弾性力が操作方向と異なる直線上に生じるものであってもよい。
【0029】
(第3の実施形態)
次に、請求項1の発明に係る一実施形態を図3を用いて説明する。このものは、第1の実施形態と、リード部材5が複数の部材により形成される点が異なっており、その他は第1の実施形態と同じである。
【0030】
リード部材5は、スライド可動部5aと、スライド固定部5bとを有して構成される。スライド可動部5aは、長方形の板状の導体であり、はんだ付けにより操作部1aに接続されている。このものは、スライド固定部5bと導通を保ちながら操作部1の操作方向に移動する。スライド固定部5bは、一対の導体であり、側面からみてコ字状に形成された板材を、その中央部において、スライド可動部5aの厚さより少し短い間隔をあけて分けたような形状をしている。これらのものは、コ字の開放側の端部が第3の端子4にはんだ付けにより接続されている。そして、これらのものは、スライド可動部5aを挟んで接しており、スライド可動部5aが導通を保ちながら操作部1の操作方向に移動することができるようにしている。
【0031】
したがって、第3の実施形態のように、リード部材5を複数の部材により構成しても、第1の実施形態と同様の作用と効果を得ることができる。
【0032】
(第4の実施形態)
次に、同じく請求項1の発明に係る他の実施形態を図4を用いて説明する。このものは、第3の実施形態と、リード部材5の構成が異なっており、その他は第3の実施形態と同じである。
【0033】
操作部1は、長方形の板状に形成された導体であり、導通を保ちながら回転動作ができるようにリード部材5に接続されている。
【0034】
リード部材5は、支柱部5cと、回動部5dとを有して構成されている。支柱部5cは、長方形の板状に形成された導体である。このものは、一辺が第3の端子4にはんだ付けにより接続されている。また、この対辺には、回動部5dが設けられている。回動部5dは、支柱部5cと操作部1とに接続され、操作部1を回転動作ができるように支持する。このものは、支柱部5cと操作部1との両方と導通している。
【0035】
したがって、第4の実施形態のように、操作部1が回転動作をできるようにリード部材5を構成しても、第1の実施形態と同様の作用と効果を得ることができる。
【0036】
(第5の実施形態)
次に、同じく請求項1の発明に係る他の実施形態を図5乃至図7を用いて説明する。このものは、第1の実施形態と、パッケージ部7を有している点と、第1の端子2と、第2の端子3と、第3の端子4とが回路基板Pとは別体で設けられている点が異なっており、その他は第1の実施形態と同じである。
【0037】
パッケージ部7は、樹脂で形成された直方体形状のものであり、切替操作部6aと、導通状態切替部6bとを内部に有している。そして、このものは、その一面に、第1の端子2と、第2の端子3と、第3の端子4とを有している。ここで、第1の端子2と、第2の端子3と、第3の端子4とは、長方形の板状の導体により形成されている。そして、パッケージ部7は、その逆側の面に操作部1の鍔部1aの径よりも小さな孔を有し、その孔と操作部1が嵌め合わされるように形成されている。したがって、スイッチSは、パッケージ部7により一体化されている。このスイッチSは、第1の端子2と、第2の端子3と、第3の端子4とが、回路基板P上の電極パッドP1,P2,P3にそれぞれ接続されており、これらの端子が第1の実施形態で説明した同じ回路と接続されるようにされている。
【0038】
このように、第5の実施形態においては、スイッチSをパッケージ部7により一体化するので、装置(例えば第2の送受信器E2)に組み込む部品数を減らし、製造工程を簡単にすることができる。また、装置におけるスイッチSの取り替えを容易にすることもできる。
【0039】
なお、図6のように、スイッチSをねじであるスイッチ固定部Cdにより、筐体部Caに固定し、スイッチSの各端子2,3,4と回路基板Pの対応する電極パッドP1,P2,P3にケーブルL(L1,L2,L3)により接続すると、回路基板Pを操作部1から離して配置することが可能になる。
【0040】
したがって、第2の送受信器E2を図7のようなドアDに設けるときに、屋外にスイッチSを、屋内に回路基板Pをそれぞれ設け、その間をケーブルLで接続することにより構成することができる。こうすることにより、回路基板Pを雨などから保護することができる。また、スイッチSは、屋外に設けられるので劣化しやすいが、スイッチSを取り替えることは容易である。このため、スイッチSは、第2の送受信器E2の信頼性を向上し、保守作業を容易にすることができる。
【0041】
なお、操作部1の操作方向としては、押すものについて説明したが、それに限るものではなく、第1の端子2と、第2の端子3との導通状態を変化させるものであれば、その操作方向は任意に定めることができる。
【0042】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、操作部により第1の端子と第2の端子との間の導通状態を変化させたときに、操作部の表面と第3の端子はリード部材により導通している。そのため、このスイッチを第1の端子と第2の端子との間の導通状態の変化によって通信開始を指示し、第3の端子により信号の送受信を行うように、機器に取り付けられた送受信器に設けることにより、使用者は、操作部を人体の一部で操作するだけで、通信の開始の指示と、送受信器間における信号伝送経路の形成とを行うことができる。よって、人体に取り付けられた送受信器と、機器に取り付けられた送受信器との間で、人体を信号伝送経路として通信する通信システムに好適なスイッチが提供できる。
【0043】
請求項2に係る発明によれば、請求項1記載のスイッチの効果に加え、リード部材は、操作部に接する圧力が大きくなるように弾性力を生じるので、はんだ付けなどによる接続を行わなくても、安定した電気接続を得ることができる。このため、製造工程を簡略化することができる。
【0044】
請求項3に係る発明によれば、請求項2記載のスイッチの効果に加え、リード部材は、操作部の操作に対抗して弾性力を生じるので、操作部を操作した後の復帰動作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の要部を示す部分断面図である。
【図2】第2の実施形態の要部を示す部分断面図である。
【図3】第3の実施形態の要部を示す部分断面図である。
【図4】第4の実施形態の要部を示す部分断面図である。
【図5】第5の実施形態を示す部分断面図である。
【図6】第5の実施形態の他の組み込み形態を示す、要部の部分断面図である。
【図7】第5の実施形態をドアに組み込んだ例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 操作部
2 第1の端子
3 第2の端子
4 第3の端子
5 リード部材
6 切替部
P 回路基板
C ケース

Claims (3)

  1. 操作部と、第1の端子と、第2の端子とを有し、操作部により第1の端子と第2の端子との間の導通状態を変化させるスイッチにおいて、第1の端子と第2の端子とは別に第3の端子を有し、操作部は、その表面が導電性を有し、操作部により第1の端子と第2の端子との間の導通状態を変化させたときに操作部の表面と第3の端子とを導通しているリード部材を設けたものであることを特徴とするスイッチ。
  2. リード部材は、弾性を有し、操作部に接する圧力が大きくなるように弾性力を生じるものであることを特徴とする請求項1記載のスイッチ。
  3. リード部材は、操作部の操作に対抗して弾性力を生じるものであることを特徴とする請求項2記載のスイッチ。
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