JP2004191248A - 計量スプーン - Google Patents

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和代 山田
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Abstract

【課題】シート成形で成形した計量スプーンで、洗剤の量にかかわらず、容易に粉末洗剤をすくい取ることができる計量スプーンを安価に提供する。
【解決手段】箱状の計量部とこれに連設される柄からなりシート成形によって成形される計量スプーンであって、計量部の前側側壁の上端縁に斜め上方に拡開するすくい面を設けると共に、該部を直線状とするという手段を採用した。また、計量部の左右側壁の上端縁にも斜め上方に拡開する拡開面を設けた。また、計量部の上部に段差部を設け、さらに、計量部の後側側壁から柄の前端下部にかけてなだらかに膨出するリブを形成すると共に、柄の外周に下方に折り返したリブを形成した。これらの計量スプーンは、素材として再生ペットを利用したシートをシート成形して成形する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、洗濯用洗剤等の粉末状の物質を必要量だけ計量するための計量スプーンに関するものであり、特に、シート成形によって成形したものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、市販の粉末状洗剤の包装容器には、洗濯の量に応じて適量の洗剤量を量るために、計量用のスプーンが洗剤と共に封入されている。この様な計量スプーンは、一箱の洗剤を使い切るまで使用されることから、安価で、且つ丈夫なものが好ましい。そのため、従来の計量スプーンは合成樹脂を射出成形したものが多く用いられている。
【0003】
しかし、計量スプーンは一般に、一箱ごとに使い捨てられることが多いが、近年の環境問題を考慮すれば、その廃棄性が問題となる。そのため、比較的焼却処分が容易な素材を使用したシート成形による計量スプーンが提案されている(例えば、「特許文献1」参照。)。その構成は同公報に図示された通りであり、本体と柄が本体の側面から柄にかけて設けられた膨出部により連結され、この膨出部が補強用リブとして作用するものであり、更に水平な上面を有すると共に、その周囲に折り返し部を有している。
【0004】
しかし、かかる構成の計量スプーンでは、洗剤の量が少なくなって、容器の底にスプーンの先端を押し当てて洗剤をすくおうとする場合、折り返し部がじゃまになって、洗剤を最後まですくい取ることができないという問題が残されていた。このため、少なくとも計量部上部に水平面が形成され、その水平面に折り返し部が設けられた計量部と柄部とからなるシート成形により成形された計量スプーンにおいて、計量スプーンの先端部が計量部から斜めに形成されたすくい取り部を有する計量スプーンが提案されている(例えば、「特許文献2」参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開平4−343029号公報
【特許文献2】
特開平8−110258号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この計量スプーンは計量部から外方に向かって斜め下方にすくい取り部が形成され、計量部の他の上面は水平面に形成されているため、すくい取り部が容器底部に完全に密着することがなく、必ずしも、最後まで粉末洗剤をすくい取ることができないものであった。また、計量部の他の外周には折り返し部があるため、洗剤をすくうために洗剤の中に計量スプーンを突き入れるときに折り返し部が抵抗となり、スプーン全体に余分の力が加わり、柄部等が折れ曲がるおそれがあった。
【0007】
本発明は、かかる現状に鑑みなされたものであって、計量スプーンをシート成形で成形すると共に、洗剤の量にかかわらず、容易に粉末洗剤をすくい取ることができる計量スプーンを安価に提供できるようにすることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、箱状の計量部とこれに連設される柄からなりシート成形によって成形される計量スプーンであって、計量部の前側側壁の上端縁に斜め上方に拡開するすくい面を設けると共に、該部を直線状とするという手段を採用した。また、計量部の左右側壁の上端縁にも斜め上方に拡開する拡開面を設けた。
【0009】
少なくともスプーンの前端に直線状のすくい面を設けたので、洗剤等の粉末状物質が残り少なくなった場合にも、上記先端部が容器の底面に当接密着して、洗剤等を確実にすくい取ることができるようになる。また、洗剤等にスプーンを突き挿す際の抵抗を軽減でき、柄の折損を防止できる。
【0010】
また、計量部の上部に段差部を設けるという手段を採用した。
【0011】
かかる段差部を目安として、洗剤等の量を正確に計量することができる。また、スプーンを積み重ねる場合に、上下のスプーンが密着せず、自動供給等を容易に行うことができる。
【0012】
さらに、計量部の後側側壁から柄の前端下部にかけてなだらかに膨出するリブを形成すると共に、柄の外周に下方に折り返したリブを形成するという手段も採用した。
【0013】
これらのリブにより、柄が強固に補強され、折損等を防止できる。
【0014】
また、柄の後端に凹部を設け、その内側に凹凸を形成するという手段も採用した。
【0015】
該凹部に指先を入れて柄を保持することにより、確実に柄を持つことができ、更に、該部の凹凸により、指先の滑りを防止できる。
【0016】
そして、これらの計量スプーンは、素材として再生ペットを利用したシートをシート成形して成形することとした。
【0017】
これにより、再生ペットの利用分野が広がると共に、使い捨てされる計量スプーンを安価に製造できると共に、廃棄も容易となった。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかる計量スプーンの好ましい実施形態を、図面に従って説明する。図1は、計量スプーンの一実施形態の斜視図、図2(A)は計量スプーンの正面図、(B)は平面図、(C)は左側面図である。
【0019】
図において、1は粉末洗剤を計量するための計量部、2はこの計量部の一側壁に連設された柄である。計量部1は上面開口の箱形であるが、上記柄2を設けた側壁3と対向する前側の側壁4の上端縁部に約45度の角度で上方に拡開するすくい面5を形成すると共に、該部を直線状としている。また、他の左右の側壁6、7の上端縁にも同様に斜め上方に拡開する拡開面8、9を設けている。このすくい面5は、洗剤の残量が少なくなり、洗剤容器の底面から洗剤をすくい取る場合、スプーンの直線状の先端の全幅にわたって洗剤容器の底面に当接させ、洗剤を確実にすくい取ることができるようにしたものである。左右の側壁6、7の拡開面8、9も同様の作用を有する。なお、このすくい面5、および拡開面8、9を3つの側壁に連続して設けることにより、計量部の開口全体の変形を防止し、計量スプーン全体の強度を強くしている。さらに、計量スプーンの先端にすくい面5を設けたたことによって、スプーンを洗剤に突き挿す際、ほとんど抵抗なくスプーンを突き挿すことができ、折損を防止できる。
【0020】
また、計量部1の上部には段差部10を設けている。これは図示したように、洗剤の量を計量するためのメモリとして利用するもので、例えば、計量部1にほぼいっぱいに洗剤を入れた場合は約45cc、段差部10まで洗剤を入れた場合には約30ccの洗剤が計量できるようにしておく。さらに、この段差部10は計量スプーンを積み重ねた場合に、上下のスプーンが互いに密着しないようにする作用も有する。これは、洗剤の製造工程で計量スプーンを自動供給する場合等に有用である。
なお、計量部1の底面には、補強のための円状突出部11を設けてもよい
【0021】
次に、12は計量部1の後端の側壁3から柄2の前端下部にかけてなだらかに膨出したリブであり、連設する柄2を補強するものである。柄2は持ちやすいように側面視凹状に反った形状とし、その外周は全周にわたって下方に折り返したリブ13を形成し、計量部1に洗剤を入れた場合に、その重量に対して容易に屈曲しないように補強している。また、柄2の後端部分には凹部14を設け、指が入りやすい形状とし、柄が持ちやすいようにする。さらに、該凹部14には指の形の凹凸15を形成して滑り止めとしている。
【0022】
なお、上記構成の計量スプーンは、シート成形により一体に成形する。また、素材は廃棄ペットボトル等から生産された再生ペットを利用する。再生ペットは衛生上食品等の容器として利用することが困難なため、その新しい利用分野として、本願のような計量スプーンの素材として利用するものである。また、廃棄する場合も焼却容易である。
【0023】
【発明の効果】
以上述べたように、上記構成にかかる本発明の計量スプーンは、その量に関係なく、洗剤等の粉末状の物質をすくい取りやすい。特に、残量が少なくなった場合にも、計量部の先端が直線状で、すくい面を有しているため、このすくい面全体を洗剤容器の底面や側壁面に当接させることにより、最後まで確実に洗剤等の粉末状の物資をすくい取ることができる。
【0024】
また、柄は根本のリブで補強すると共に、その外周全体にもリブを形成しているため、計量スプーンは破損することがない。
【0025】
また、柄を凹状に反った形状とすると共に、後端部に凹部を設けているため、持ちやすい。
【0026】
さらに、再生ペットを素材としてシート成形によって生産できるので、安価に製造でき、廃棄も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる計量スプーンの実施形態の斜視図である。
【図2】(A)は計量スプーンの正面図、(B)は平面図、(C)は左側面図である。
【符号の説明】
1 計量部
2 柄
3 側壁
4 側壁
5 すくい面
6 側壁
7 側壁
8 拡開面
9 拡開面
10 段差部
11 円状突出部
12 リブ
13 リブ
14 凹部
15 凹凸

Claims (6)

  1. 箱状の計量部とこれに連設される柄からなりシート成形によって成形される計量スプーンであって、計量部の前側側壁の上端縁に斜め上方に拡開するすくい面を設けると共に、該部を直線状としたことを特徴とする計量スプーン。
  2. 計量部の左右側壁の上端縁にも斜め上方に拡開する拡開面を設けた請求項1記載の計量スプーン。
  3. 計量部の上部に段差部を設けた請求項1または請求項2記載の計量スプーン。
  4. 計量部の後側側壁から柄の前端下部にかけてなだらかに膨出するリブを形成すると共に、柄の外周に下方に折り返したリブを形成した請求項1から請求項3の何れか1項記載の計量スプーン。
  5. 柄の後端に凹部を設け、その内側に凹凸を形成した請求項1から請求項4の何れか1項記載の計量スプーン。
  6. 素材として再生ペットを利用したシートをシート成形して成形したことを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項記載の計量スプーン。
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