JP2004190481A - ドアストッパ - Google Patents

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【課題】ドアの開放を規制すると同時にドアを開放状態に保持でき、ドアの閉塞方向に強い外力が加わったときでも、簡単な操作によりドアの閉塞を阻止できるドアストッパを提供する。
【解決手段】ドア1に磁石25を備えた係止部10を設け、床に床面とほぼ同一面をなす回転板34から成る可動部30を設け、ドア1をほぼ全開したときに、磁石25により回転板34を吸引して係止部10の係止体19に回転板34の端部を係止し、これによりドア1のそれ以上の開放を規制すると共にドア1を開放状態に保持する。更に、操作体41、作動体45、ばね46などから成るロック部40を設け、操作体41のロック操作により作動体45を下動させて作動体45の下端を回転板34の透孔35に嵌挿させてドア1の閉塞を阻止し、アンロック操作によりロック解除する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ドアの開放度を規制すると共にドアを開放状態に保持するドアストッパに関する。
玄関や部屋のドアを開放したときに、ドアが壁等に衝突して互いに損傷することを防止するために、従来、図7に示すようなドアストッパ(或いは戸当り装置)が設けられている。このドアストッパSは、床部に固着された金属などから成る基材S1と、この基材S1にドアが当接する上部位置に取り付けられたゴム等の緩衝部材S2と、基材S1に取り付けられてドアに係止されるフック状の煽り止め具S3とにより構成されている。
ところが、この種ドアストッパは、通常、壁際に床から突出して設けられるため、床の掃除の邪魔になったり、足を引っ掛けてけがをしたりするといった不都合があった。しかも、ドアを開放状態に保持するために煽り止め具S3をドアの係止部に係止し、或いは係止した煽り止め具S3を外す作業を人が行わなければならす、その作業の際、煽り止め具S3及びドアの係止部が低所にあるために、腰を曲げたりかがんだりしなければならず、非常に煩雑で負担が大きいという問題もあった。
この発明が解決しようとする課題は、ドアのそれ以上の開放を規制すると同時にドアを開放状態に保持でき、しかもドアの閉塞方向に強い外力が加わったときでも、簡単な操作によりドアの閉塞を阻止できるドアストッパを提供することにある。
上記した課題を解決するために、本発明は、ドアの開放度を規制すると共にドアを開放状態に保持するドアストッパにおいて、ドアまたは床の一方に設けられた磁石から成る係止部と、前記ドアまたは床の他方に設けられ前記磁石により吸引されて前記係止部に係止し前記ドアに閉塞方向に力が加わることで前記係止部から脱離する可動部と、ロック操作により開放状態にある前記ドアの閉塞を阻止しアンロック操作によりロック解除するロック部とを備えていることを特徴としている。
このような構成によれば、ドアをあるところまで開放すると、係止部の磁石により可動部が吸引されて係止部に係止し、これによりドアの開放が規制されると共に、ドアを開放状態に保持することができる。この状態で、ドアに閉塞方向へ力を加えると、磁石による可動部の吸引が解除されて可動部の係止が外れ、ドアを閉塞することが可能な状態になる。
そのため、可動部は磁石により吸引されて係止部に係止する構造でよく、平常時には、可動部を床側に設けたときに、可動部が床から突出しないようにすることが可能であり、また逆に床面に係止部の磁石を埋設し、磁石の吸引時のみ可動して係止部に係止するように可動部をドア側に設けたときにも、床面から係止部の磁石が突出しないようにすることが可能で、非常にコンパクトな構成にして床面の掃除の邪魔になったり足で引っ掛けたりすることを防止できる。
一方、ドアが開放状態に保持されているときに、ロック部をロック操作すれば、ロック部によってドアの閉塞を阻止することができるため、強い風などの外力がドアの閉塞方向
に作用しても、ドアが勝手に閉塞してしまうことを容易に防止することが可能である。
また、本発明は、前記ロック部が、前記ドアに設けられてロック操作及びアンロック操作される操作体と、前記操作体のロック操作により前記ドアの閉塞を阻止すべく作動する作動体とから成ることを特徴としている。こうすると、操作体をロック操作或いはアンロック操作することで、作動体によりドアの閉塞が阻止或いは阻止解除される。このとき、ロック部が低所に配設されていても、足でも操作部を操作できるため、腰を曲げたりかがんだりする必要もなく、簡単な操作によりドアの閉塞阻止及び阻止解除を行うことができる。
また、本発明は、前記作動体が、前記ドア側に上下動自在に設けられ、下動時にその下端が前記床側に係合して前記ドアの閉塞を阻止することを特徴としている。この場合、作動体をドアの下部に上下動可能に設ければよいため、コンパクトな構成を実現することが可能である。
また、本発明は、前記操作体のロック操作時に前記作動体を下動可能にし、前記操作体のアンロック操作時に前記作動体を上動状態に保持する保持手段を備えていることを特徴としている。こうすれば、必要なときにだけ操作体をロック操作すれば、保持手段により作動体が下動可能になってドアの閉塞を阻止することができ、それ以外のときには操作体をアンロック操作すれば、作動体を上動した状態のままに保持できる。
また、本発明は、前記可動部が、前記床に配設され床面とほぼ同一面を成す基体と、床面とほぼ同一面を成すように前記基体に一端が回転自在に支持された回転板とから成り、前記係止部が、前記ドアに取り付けられるケースと、前記ケース内に保持された磁石とから成り、前記係止部のケース内に前記ロック部の一部が収容され、前記ドアの開放時に、前記回転板が前記磁石に吸引され、前記回転板の上端が上動して前記ケースの内壁に係止することで前記ドアの開放を阻止することを特徴としている。
こうすることで、可動部の基体及び回転板が床面から突出することがなく、床面の掃除の邪魔になったりや足が引っ掛かることもなく、非常にコンパクトな構成となる。
以上のように、請求項1に記載の発明によれば、可動部は磁石により吸引されて係止部に係止する構造でよく、平常時には、可動部を床側に設けたときに、可動部が床から突出しないようにすることが可能であり、また逆に床面に係止部の磁石を埋設し、磁石の吸引時のみ可動して係止部に係止するように可動部をドア側に設けたときにも、床面から係止部の磁石が突出しないようにすることが可能であるため、床面の掃除の邪魔になったり足で引っ掛けたりしないように非常にコンパクトな構成のドアストッパを提供することができる。
更に、ドアが開放状態に保持されているときに、ロック部をロック操作すれば、ロック部によってドアの閉塞を阻止することができるため、簡単な操作により、外力がドアの閉塞方向に作用してもドアが勝手に閉塞することを防止することができ、玄関のドアなどに適用すれば、強い風によりドアが勝手に閉まることを防止して荷物の出し入れ等を容易に行うことが可能になり、非常に使い勝手がよい。
また、請求項2に記載の発明によれば、操作体をロック操作或いはアンロック操作することで、作動体によりドアの閉塞を阻止或いは阻止解除でき、このとき足で操作部を操作することができるため、腰を曲げたりかがんだりする必要もなく、簡単な操作によりドアの閉塞阻止及び阻止解除を行うことができる。
また、請求項3に記載の発明によれば、作動体をドアの下部に上下動可能に設ければよいため、コンパクトな構成を実現することが可能である。
また、請求項4に記載の発明によれば、必要なときにだけ操作体をロック操作することにより、保持手段により作動体が下動可能になってドアの閉塞を阻止することができ、それ以外のときには操作体をアンロック操作しておけば、作動体を上動状態に保持できる。
また、請求項5に記載の発明によれば、可動部の基体が床面から突出することがなく、床面の掃除の邪魔になったり足で引っ掛けたりすることもなく、非常にコンパクトな構成となる。
この発明の一実施形態について図1ないし図6を参照して説明する。但し、図1は正面図、図2は左側面図、図3は右側面図、図4は平面図、図5は一部の平面図、図6は分離状態における動作説明用の斜視図である。
これらの図に示すように、一端側が蝶番により回転可能に支持されたドア1の他端側の下隅部には、ドアストッパの係止部10が取り付けられ、ドア1の開放度がほぼ全開(例えば約90゜や約180゜)したときの係止部10の下方における床面には、ドアストッパの可動部30が埋設されている。
係止部10は、ドア1に取り付けられるケース11と、ケース11内に保持された磁石25とから成る。そして、ケース11はドア1に直接ねじ止めされるほぼ四角形の板状の主部12と、この主部12の左端部を除く部分を包被して主部12に取り付けられる下面側が開口したカバー13とにより構成される。尚、14は主部12に形成された複数のねじ挿通孔である。
カバー13内の右下部には、磁石25を収容する磁石スペース15が形成されると共に、磁石25の中央の透孔26に挿通されて磁石25を支持するボス16がカバー13の内側に一体的に植設されている。ところで、この磁石25は、特に図1及び図3に示されるように、直方体状の磁石本体27と、磁石本体27を挟むように配設された2枚の四角形のヨーク板28とにより構成されている。
また、カバー13の左端面には、ロック部40を構成する操作体41が挿通される四角形の透孔17が形成されている。更に、カバー13内の左端部前寄りの位置に、ロック部40を構成する作動体45が上下動自在に収納される作動体スペース18が形成されている。更に、主部12の下端には、上端が前方に突出した断面L字状の左右に長尺の係止体19が一体形成され、この係止体19の段差部20に後述する可動部30の回転板が当接するようになっている。
次に、可動部30は、特に図1、図2及び図5に示されるように、床の所定位置に配設されねじ止めされる四角形状の薄型の基体31と、基体31に形成された四角形の凹部32と、この凹部32に配設されロール状に加工された前端部が支軸33を介して回転自在に支持された回転板34とにより構成され、基体31が薄型であるため、基体31が床面からほとんど突出することはなく床面とほぼ同一面を成し、回転板34も磁石25に吸引されない状態では基体31の上面と同一面を形成して床面とほぼ同一面を成す。
ここで、回転板34の左端部には、作動体45の下端部が挿脱自在に遊挿する楕円形状の透孔35が形成されており、この透孔35は上記した操作体41、作動体45や後述す
るばねと共にロック部40を構成する。尚、37は基体31を床に固定するための複数のねじ挿通孔である。
従って、ドア1がほぼ全開状態にまで開放されると、ドア1側の係止部10の磁石25により回転板34が吸引され、回転板34の後端部が上動して係止体19の段差部20に当接し、ドア1のそれ以上の開放が阻止されると共に、磁石25による回転板34の吸引状態が維持されることから、ドア1が開放状態に保持されるのである。一方、この状態からドア1を閉じるには、ドア1に対して閉塞方向(図6参照)に少し力を加えることにより、磁石25による回転板34の吸引が解除され、ドア1が簡単に閉塞方向に回転する。
続いて、ロック部40の操作体41は、特に図1、図4及び図6に示されるように、平面視L字状を成し、幅広の左端部がカバー13の透孔17から外部に導出され、右端部がカバー13内の磁石スペース15の上方位置においてカバー13の内面に一体形成された凸字状のボス22(図3参照)に回転可能に枢支されている。
また、ロック部40の作動体45は、特に図1に示されるように、円柱形状を成す上端部45a及び下半部45bと、これら上端部45a及び下半部45bの間に位置する直方体状の係合部45cとから成り、この作動体45の上端部45aに渦巻きばね46が巻回されてばね46の両端が、作動体スペース18におけるカバー13の上内面及び作動体45の係合部45cの上面にそれぞれ係止され、係合部45cを介して作動体45が下方に付勢されている。このとき、磁石25により吸引される前の状態における回転板34及び基体31の上面よりもわずかに上に、下動状態の作動体45の下端面が位置するように、作動体45を配設するのが望ましい。
ところで、操作体41のほぼ中央部にはボス42(図1参照)が一体的に形成され、作動体45の係合部45cの中央部に形成された上下に長い長孔47に、操作体41のボス42が遊挿して係合し、ボス22を中心にして操作体41が回転するようになっている。この操作体41の左端部が押し上げられた状態にあると、操作体41のボス42が長孔47の上面に当接し、後に詳述するように作動体45がばね46に抗して上動状態に保持される。一方、操作体41の左端部が押し下げられると、ばね46の付勢により作動体45が下動する。
このとき、操作体41の右端は、特に図1に示されるように、カバー13内において保持手段としての板ばね49に係合し、この板ばね49はほぼ凹字状を成し、その両端がカバー13の右側内面の係止部に係止され中央部が左方に突出して湾曲しており、この湾曲した中央部に操作体41の右端が摺接するようになっている。
そして、磁石25による回転板34の吸引によってドア1が開放状態に保持されているときに、操作体41のロック操作、つまり操作体41の左端部を下方に押し下げたときには、操作体41の右端が板ばね49の湾曲部分を下から上に向かって摺接し、作動体45がばね46の付勢により下動して作動体45の下端が回転板34の透孔35に嵌挿する。このとき、操作体41の右端が板ばね49の湾曲部分を乗り越える際に、いわゆるクリック感が生じるため、ロック操作を行ったという感触を操作者に与えることができる。
更に、操作体41の左端部が透孔17の下面に当接することで、操作体41の左端部の押し下げが規制されるため、操作体41の右端が湾曲部分を乗り越えた位置で停止し、作動体45の下端が回転板34の透孔35に嵌挿した状態に保持されてロック状態となり、ドア1に強い風などの外力が閉塞方向に働いてもドア1の閉塞が阻止されるのである。
また、操作体41をアンロック操作、つまり操作体41の左端部を上方に押し上げたと
きには、操作体41のボス42が長孔47の上面に当接しつつ作動体45がばね46に抗して押し上げられ、作動体45の下端が回転板34の透孔35から抜け出てロック状態が解除(アンロック状態)されると共に、作動体45が上動状態に保持される。
その際、操作体41の右端が板ばね49の湾曲部分を上から下に向かって摺接するが、操作体41の右端が湾曲部分を乗り越えたときに、板ばね49のばね力により操作体41に加わる時計回りのモーメントがばね46のばね力により操作体41に加わる反時計回りのモーメントを上回るように、板ばね49及びばね46のばね力を各々設定しておくのが望ましい。
従って、例えば玄関のドアに適用したときに、ドア1をほぼ全開位置まで開放すると、ドア1側の係止部10の磁石25により、床側の可動部30の回転板34が吸引され、回転板34の上端部が上動して係止体19の段差部20に係止し、これによってドア1を開放するだけで、ドア1のそれ以上の開放を規制すると同時に、ドア1を開放状態に保持することができ、玄関からの荷物の出し入れ等を非常に容易に行うことができる。
一方、このように磁石25による回転板34の吸引することでドア1を開放状態に保持しているだけでは、強い風が吹くなど、ドア1に対して磁石25の吸着によるドア1の保持力を上回るような何らかの外力がドア1の閉塞方向に加わった場合には、ドア1の磁石25による回転板34の吸着が解除されてドアが勝手に閉まることがある。このようなときに、操作体41を押し下げることで、作動体45がばね46に抗して下動してその下端が回転板34の透孔35に嵌挿するため、ユーザは腰を曲げたりかがんでフックを引っ掛ける等の特別な作業をすることなく、簡単な操作によって強い風等によりドア1が勝手に閉塞することを防止できる。
また、仮にドア1が閉じているときに、操作体41が押し下げられて作動体45が下動していて、その状態のままドア1を開放したとしても、上記したように作動体45の下端面は回転板34及び基体31の上面よりもわずかに上に位置していることから、磁石25により回転板34が吸引されて回転板34の後端部が上動しようとするものの、作動体45の下端部が回転板34の透孔35に嵌り込む状態になるまで作動体45の下端部が回転板34の上面を摺動する。そのため、作動体45の下端部が透孔35に嵌り込むまで、いずれの部材の損傷を招くこともなくドア1の開放を継続することができ、作動体45の下端部が透孔35に嵌り込むと同時に回転板34の後端が上動して係止体19の段差部20に係止することで、ドア1の開放を規制すると同時にドア1を開放状態にロックできる。
従って、上記した実施形態によれば、可動部30が従来のように床から大きく突出することがなく、平常時では回転板34は床面とほぼ同一面を成すため、床の掃除の邪魔になったり足で引っ掛けたりすることがなく見栄えも良好で、ドア1をほぼ全開状態に開放するだけで、非常に簡単にドア1の開放を規制できると共にドア1を開放状態に保持することができ、非常にコンパクトで取り扱い易い構成のドアストッパを提供することができる。
また、操作体41をロック操作、つまり操作体41を押し下げるだけで、開放状態にあるドア1の閉塞を阻止してロック状態に保持できるため、強い風やその他の外力がドア1に閉塞方向に作用しても、ドア1を開放状態に確実に保持でき、非常に便利である。このとき、操作体41の左端部がカバー13の外部に導出された構造であるため、足で簡単に操作体41を押し下げたり押し上げたりすることができる。
更に、板ばね49により、操作体41のロック操作時に作動体45を下動可能にし、操作体41のアンロック操作時に作動体45を上動状態に保持できるため、ドア1の閉塞を
阻止してロックする必要があるときだけ操作体41を操作することが可能になる。
なお、上記した実施形態では、操作体41の回転に連動して作動体45が上下動し、これによってドア1を開放状態にロック或いはアンロックするように構成した場合について説明したが、作動体を回転自在に設け、作動体の一方向への回転時にその下部が床側に係合してドア1の閉塞を阻止し、作動体の他方向への回転時にその係合が解除するようにしてもよい。この場合の係合として、床側に設けた係合部にフック状の作動体の先端が係合するような態様が考えられる。
また、ドア側に設けた操作体のロック操作及びアンロック操作により、操作体自体が床側に係合するように構成しても構わない。
更に、上記した実施形態では、磁石から成る係止部をドア側に、可動部を床側に設けた場合について説明したが、これとは逆に磁石から成る係止部を床側に、可動部をドア側に設けてもよいのはいうまでもない。
また、押しボタン、及びこの押しボタンを押すことによって床面からドアに向かって突出する係合部材を各々床に出没自在に設け、係合部材をドアに係合することで、ドアを開放状態にロック或いはアンロックするようにしてもよいのは勿論である。
更に、上記した実施形態では、保持手段として板ばね49を用いたが、保持手段はこれに限定されるものではなく、要するに操作体のロック操作時に作動体を一方向へ回転可能にし、操作体のアンロック操作時に他方向へ回転した状態に保持し得るものであればよい。
また、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行うことが可能である。
この発明の一実施形態の正面図である。 この発明の一実施形態の左側面図である。 この発明の一実施形態の右側面図である。 この発明の一実施形態の平面図である。 この発明の一実施形態の一部の平面図である。 この発明の一実施形態の分離状態における動作説明用の斜視図である。 従来例の斜視図である。
符号の説明
1 ドア
10 係止部
19 係止体
20 段差部
25 磁石
30 可動部
34 回転板
35 透孔
40 ロック部
41 操作体
42 ボス
45 作動体
46 ばね
47 長孔
49 板ばね(保持手段)

Claims (5)

  1. ドアの開放度を規制すると共にドアを開放状態に保持するドアストッパにおいて、
    ドアまたは床の一方に設けられた磁石から成る係止部と、
    前記ドアまたは床の他方に設けられ前記磁石により吸引されて前記係止部に係止し前記ドアに閉塞方向に力が加わることで前記係止部から脱離する可動部と、
    ロック操作により開放状態にある前記ドアの閉塞を阻止しアンロック操作によりロック解除するロック部と
    を備えていることを特徴とするドアストッパ。
  2. 前記ロック部が、前記ドアに設けられてロック操作及びアンロック操作される操作体と、前記操作体のロック操作により前記ドアの閉塞を阻止すべく作動する作動体とから成ることを特徴とする請求項1に記載のドアストッパ。
  3. 前記作動体が、前記ドア側に上下動自在に設けられ、下動時にその下端が前記床側に係合して前記ドアの閉塞を阻止することを特徴とする請求項2に記載のドアストッパ。
  4. 前記操作体のロック操作時に前記作動体を下動可能にし、前記操作体のアンロック操作時に前記作動体を上動状態に保持する保持手段を備えていることを特徴とする請求項3に記載のドアストッパ。
  5. 前記可動部が、前記床に配設され床面とほぼ同一面を成す基体と、床面とほぼ同一面を成すように前記基体に一端が回転自在に支持された回転板とから成り、
    前記係止部が、前記ドアに取り付けられるケースと、前記ケース内に保持された磁石とから成り、前記係止部のケース内に前記ロック部の一部が収容され、
    前記ドアの開放時に、前記回転板が前記磁石に吸引され、前記回転板の上端が上動して前記ケースの内壁に係止することで前記ドアの開放を阻止することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のドアストッパ。
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