JP2004188864A - インクジェットプリンタ - Google Patents

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    • B41J11/00214Curing or drying the ink on the copy materials, e.g. by heating or irradiating using irradiation using UV radiation

Abstract

【課題】小型で画像形成効率が良く、インクの種類に関わりなく良好な画像を形成することができるインクジェットプリンタを提供することを目的とする。
【解決手段】紫外線を照射することによって硬化するインクを吐出するノズル5が設けられた記録ヘッド6と、インクを硬化させる紫外線を照射する紫外線照射装置9とをするインクジェットプリンタにおいて、発光波長ピークが異なる複数の紫外線光源15a,15bを設けた。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクジェットプリンタに係り、特に紫外線を照射することでインクを硬化させて画像を形成するインクジェットプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
インクジェットプリンタとして、近年、紫外線を照射することによって硬化するインクを吐出するノズルが設けられた記録ヘッドと、インクを硬化させるための紫外線を照射する紫外線照射装置とを有するインクジェットプリンタが用いられている。(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
紫外線を記録媒体に照射させるための紫外線光源としては、従来、高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、熱陰極管、冷陰極管、LED、レーザダイオード等が用いられる。ここで、熱陰極管、冷陰極管、LED、レーザダイオード等は、単一の波長を発光波長ピークに持つものである。そして、従来のインクジェットプリンタでは、例えば、単一の波長を発光波長ピークに持つ線上の冷陰極管を複数本配設して紫外線照射装置を構成していた。
【0004】
また、例えば樹脂製フィルムや金属等のインクを吸収しない材質の記録媒体に画像を形成させるインク組成物として、紫外線照射により高分子化する成分を含んでなるインク組成物や(例えば、特許文献2参照)、色材、紫外線硬化剤、光重合開始剤等を含んでなるインク組成物が提案されている(例えば、特許文献3)。
【0005】
紫外線硬化型インクの色材としては、重合性化合物の主成分に溶解または分散することができる色材を使用するが、耐候性の点から顔料が好ましい。
【0006】
【特許文献1】
特開昭60−132767号公報
【特許文献2】
特開平3−216379号公報
【特許文献3】
米国特許5623001号明細書
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、紫外線光源として水銀ランプやメタルハライドランプを用いた従来のインクジェットプリンタ(特許文献1)では、水銀ランプやメタルハライドランプは相当の大きさを有するため、インクジェットプリンタ全体が大型化するという問題があった。また、紫外線照射装置を保持するキャリッジの重量が重くなるため、キャリッジの移動速度が減速して画像形成効率が低下するという問題があった。
【0008】
一方、紫外線光源として、熱陰極管、冷陰極管、LED、レーザダイオード等を用いた従来のインクジェットプリンタでは、単一のピーク波長の紫外線しか照射することができなかった。ところが、紫外線硬化型インクは、色材として使用される顔料等の種類によって、紫外線の波長に対する感度が異なるため、硬化しやすい紫外線の波長が異なる。したがって、従来のインクジェットプリンタでは、設けられた紫外線光源の発光波長ピークの波長に対して感度を持たないインクが硬化しづらく、形成される画像の画質が悪くなるという問題があった。
【0009】
そこで、本発明は、小型で画像形成効率が良く、インクの種類に関わりなく良好な画像を形成することができるインクジェットプリンタを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明によるインクジェットプリンタは、紫外線を照射することによって硬化するインクを吐出するノズルが設けられた記録ヘッドと、インクを硬化させる紫外線を照射する紫外線照射装置とを有し、前記ノズルから吐出したインクを記録媒体に着弾させた後、この記録媒体に前記紫外線照射装置により紫外線を照射することでインクを硬化させて、画像を形成するインクジェットプリンタにおいて、前記紫外線照射装置は、発光波長ピークが異なる複数の紫外線光源を有することを特徴とする。
【0011】
請求項1に記載の発明によれば、発光波長ピークが異なる複数の紫外線光源が設けられているため、記録媒体に着弾したインクに対して、複数の波長の紫外線が照射される。これにより、異なる波長の紫外線に感度を持つインクのそれぞれに対して、硬化するのに最適な波長の紫外線が照射されることになる。
【0012】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のインクジェットプリンタにおいて、前記紫外線照射装置は、単一の紫外線照射装置内に、発光波長ピークが異なる複数の紫外線光源を有することを特徴とする。
【0013】
請求項2に記載の発明によれば、単一の紫外線照射装置内に、発光波長ピークが異なる複数の紫外線光源が設けられているため、紫外線照射装置を1つしか設けない場合であっても、記録媒体に着弾したインクに対して、複数の波長の紫外線が照射される。
【0014】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のインクジェットプリンタにおいて、前記紫外線照射装置は、複数設けられており、各紫外線照射装置ごとに、発光波長ピークが異なる紫外線光源を有することを特徴とする。
【0015】
請求項3に記載の発明によれば、それぞれの紫外線照射装置から異なる波長の紫外線が発せられるため、記録媒体に着弾したインクに対して、複数の波長の紫外線が照射される。
【0016】
また、請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタにおいて、前記記録ヘッドにより近接する位置に、より短波長成分を発光波長ピークに持つ紫外線光源を設けたことを特徴とする。
【0017】
請求項4に記載の発明によれば、記録ヘッドにより近接する位置に、より短波長成分を発光波長ピークに持つ紫外線光源が設けられているため、記録ヘッドから記録媒体へ吐出されたインクに対して、まずは短波長の紫外線が照射される。
【0018】
また、請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタにおいて、前記紫外線光源の発光波長ピークは、220nm〜400nmであることを特徴とする。
【0019】
請求項5に記載の発明によれば、紫外線光源の発光波長ピークが、220nm〜400nmであるため、インクが良好に硬化する。
【0020】
また、請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタにおいて、前記紫外線光源は、熱陰極管、冷陰極管、LED、及び半導体レーザのいずれか1つであることを特徴とする。
【0021】
請求項6に記載の発明によれば、小型な紫外線光源により、記録媒体に着弾したインクに対して、複数の波長の紫外線が照射される。
【0022】
また、請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタにおいて、前記インクは、カチオン硬化型のインクであることを特徴とする。
【0023】
請求項7に記載の発明によれば、インクがカチオン硬化型のインクであるため、比較的低照度の紫外線を照射することで硬化する。
【0024】
また、請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタにおいて、前記記録ヘッドはシリアルヘッド方式であり、この記録ヘッドの主走査方向における両側部の少なくとも一方に前記紫外線照射装置を設けたことを特徴とする。
【0025】
請求項8に記載の発明によれば、記録ヘッドの往復移動する方向の両側部の少なくとも一方に紫外線照射装置を設けられているため、記録ヘッド及び紫外線照射装置が往復移動することにより、記録ヘッドのノズルから吐出され記録媒体に着弾したインクに、複数の波長の紫外線が照射される。
【0026】
また、請求項9に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタにおいて、前記記録ヘッドはラインヘッド方式であり、この記録ヘッドの記録媒体が搬送される方向における下流側に前記紫外線照射装置を設けたことを特徴とする。
【0027】
請求項9に記載の発明によれば、ラインヘッド方式の記録ヘッドの記録媒体が搬送される方向における下流側に紫外線照射装置が設けられているため、記録媒体が移動することにより、記録ヘッドのノズルから吐出され記録媒体に着弾したインクに、複数の波長の紫外線が照射される。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図1から図7を参照して説明する。
【0029】
図1に示すように、本実施形態によるインクジェットプリンタは、プリンタ本体1と、プリンタ本体1を支持する支持台2を備えている。プリンタ本体1には、棒状のガイドレール3が設けられており、このガイドレール3には、キャリッジ4が支持されている。このキャリッジ4は、図示しない駆動機構によって主走査方向Xをガイドレール3に沿って往復移動するようになっている。
【0030】
キャリッジ4には、図2に示すように、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のインクを吐出するノズル5が設けられた記録ヘッド6が搭載されている。記録ヘッド6は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色で1つの記録ユニットを構成し、主走査方向Xに2つの記録ユニットが、副走査方向Yにずれて配置されている。各記録ヘッド6には、各色のインクを貯留する中間タンク7が、それぞれインク供給管8を介して連通している。
【0031】
また、キャリッジ4内であって、これら記録ヘッド6の主走査方向における両側部には、ノズル5から記録媒体17に吐出されたインクに対して紫外線を照射する紫外線照射装置9が設けられている。
【0032】
また、紫外線照射装置9と記録ヘッド6との間には、記録ヘッド6側に入射する紫外線を捕捉する光トラップ10が設けられている。光トラップ10は、記録媒体17側に向かって開口する箱型の部材であり、その内面で入射した紫外線を繰り返して反射させることにより、紫外線を捕捉するものである。
【0033】
キャリッジ4の移動可能範囲の中央部分は、図1に示すように、記録媒体17に記録を行う記録領域とされている。キャリッジ4の移動可能範囲であって記録領域の外側一端には、図示しないインク供給路を介して、キャリッジ4に搭載されている中間タンク7にインクを供給するインク供給部12が設けられている。また、キャリッジ4の移動可能範囲であって記録領域の外側他端は、記録ヘッド6をクリーニングするメンテナンスユニット13が設けられている。
【0034】
また、プリンタ本体1には、記録媒体17を主走査方向Xと直交する副走査方向Yに送るための搬送機構(図示しない)が設けられている。搬送機構は、例えば、図示しない搬送モータ及び搬送ローラ等を備えており、搬送モータの駆動により搬送ローラを回転させることで記録媒体17を副走査方向Yに搬送するようになっている。また、搬送機構は、画像記録時において、キャリッジ4の動作に合わせて、記録媒体17の搬送と停止とを繰り返し記録媒体17を間欠的に搬送する。
【0035】
また、キャリッジ4の下方の記録領域には、記録媒体17を非記録面から支持するプラテン14が設けられている。このプラテン14は、平板状の部材で構成されている。
【0036】
次に、紫外線照射装置9について、図3を参照して、詳細に説明する。
【0037】
紫外線照射装置9は、記録媒体17側に向かって開口する箱型のカバー部材16を有しており、このカバー部材16の内面全域には、紫外線光源15から拡散して照射された紫外線を反射させる反射部材18が設けられている。反射部材18としては、例えば、全波長域に亘って紫外線を効率良く反射する高純度のアルミ製の反射板が適用される。特に、アルミを主に含有する金属化合物の薄膜をガラス表面に蒸着させたコールドミラー(ガラス成形板)は、紫外線を効率良く反射する一方で、インクの硬化に寄与しない可視光線及び赤外線をミラー後方に透過させることで、光源の発熱による発光効率低下を抑制することができるため、好ましい。
【0038】
カバー部材16の内部には、異なる波長を発光波長ピークに持つ線状の紫外線光源15a,15bが、主走査方向Xに複数本配置されている。この紫外線光源15は、2つの記録ユニットの副走査方向Yの長さを合わせた長さと等しい長さを有する。
【0039】
また、紫外線光源15は、主走査方向Xの列の両端が、短波長成分を発光波長ピークに持つ紫外線光源15aとなり、主走査方向Xの列の中央が、長波長成分を発光波長ピークに持つ紫外線光源15bとなるように配列されている。
【0040】
なお、この紫外線光源15としては、熱陰極管、冷陰極管、LED、及び半導体レーザのうち、少なくともいずれか一つが適用される。
【0041】
ここで、本実施形態に用いられるインクについて説明する。
【0042】
本実施形態に用いられるインクとしては、特に、「光硬化技術−樹脂・開始剤の選定と配合条件及び硬化度の測定・評価−(技術協会情報)」に記載の「光硬化システム(第4章)」の「光酸・塩基発生剤を利用する硬化システム(第1節)」、「光誘導型交互共重合(第2節)」等に適合するインクが適用可能であり、通常のラジカル重合により硬化するものであってもよい。
【0043】
具体的には、本実施形態に用いられるインクは、光としての紫外線の被照射により硬化する性質を具備する光硬化型インクであり、主成分として、重合性化合物(公知の重合性化合物を含む。)と、光開始剤と、色材とを少なくとも含むものである。ただし、本実施形態に用いるインクとして、上記「光誘導型交互共重合(第2節)」に適合するインクを用いる場合には、光開始剤は除外されてもよい。
【0044】
上記光硬化型インクは、重合性化合物として、ラジカル重合性化合物を含むラジカル重合系インクとカチオン重合性化合物を含むカチオン重合系インクとに大別されるが、その両系のインクが本実施形態に用いられるインクとしてそれぞれ適用可能であり、ラジカル重合系インクとカチオン重合系インクとを複合させたハイブリッド型インクを本実施形態に用いられるインクとして適用してもよい。
【0045】
しかしながら、酸素による重合反応の阻害作用が少ない又は無いカチオン重合系インクのほうが機能性、汎用性に優れるため、本実施形態では、特に、カチオン重合系インクを用いている。
【0046】
本実施形態に用いられるカチオン重合系インクは、具体的には、オキセタン化合物、エポキシ化合物、ビニルエーテル化合物等のカチオン重合性化合物と、光カチオン開始剤と、色材とを少なくとも含む混合物であり、当然、紫外線の被照射により硬化する性質を具備するものである。
【0047】
ところで、インクに含まれる光開始剤は、短波長の紫外線に対して感度を有する。しかし、インクに含まれる顔料は、紫外線の短波長成分を吸収する性質を有し、また、短波長成分は、顔料の粒子によって散乱しやすいという性質を有する。したがって、インクには、長波長の紫外線に対して感度を持たせるために、増感剤が混合されている。そして、顔料による短波長成分の吸収や散乱の度合いが、顔料の種類によって異なるため、インクが感度を持つ波長も、顔料の種類によって異なる。
【0048】
ここで、単一のピーク波長の紫外線を発生させる紫外線光源を各色のインクに対して、一定時間照射したときのインクの硬化具合を表1及び表2に示す。インクの硬化具合についての評価は、紫外線を照射した直後に指で触れるとインクが硬化しており、指で擦ってもインク表面が傷付かない場合を○、指で擦るとインク表面が傷付きやすい場合を△、紫外線を照射した直後に指で触れるとインクが硬化していない場合を×とした。
【0049】
表1は、ピーク波長が254nmの紫外線蛍光灯を8本使用した場合であり、表2は、ピーク波長が315nmの紫外線蛍光灯を8本使用した場合である。紫外線光源としては、ハイベック社製の紫外線蛍光灯を使用した。
【表1】
Figure 2004188864
【表2】
Figure 2004188864
これによると、イエロー(Y)、マゼンタ(M)の各色のインクは、短波長の紫外線に対して感度が低いため、硬化しにくく、シアン(C)のインクは、長波長の紫外線に対してやや感度が低いため、短時間では硬化しにくい。
【0050】
次に、異なる波長を発光波長ピークに持つ紫外線光源を組み合わせて、各色のインクに対して、一定時間照射したときのインクの硬化具合を表2及び表3に示す。表3は、ピーク波長が254nmの紫外線蛍光灯を2本、ピーク波長が315nmの紫外線蛍光灯を6本使用した場合である。表4は、ピーク波長が254nmの紫外線蛍光灯及びピーク波長が315nmの紫外線蛍光灯を、それぞれ4本ずつ使用した場合である。
【表3】
Figure 2004188864
【表4】
Figure 2004188864
これによると、異なる波長を発光波長ピークに持つ紫外線光源を組み合わせて、各色のインクに照射することにより、すべての色のインクが良好に硬化する。
【0051】
以上より、例えば、ピーク波長が254nmの紫外線光源及びピーク波長が254nmの紫外線光源を6本ずつ、カバー部材16の内部に設けるとよい。そして、ピーク波長が短い254nmの紫外線光源を、主走査方向Xの両端の列に配列し(図3(b)において紫外線光源15aに相当)、ピーク波長が長い313nmの紫外線光源を、主走査方向Xの中央の列に配列するとよい(図3(b)において紫外線光源15bに相当)。
【0052】
次に、本実施形態に用いられる記録媒体17について説明する。
【0053】
本実施形態に用いられる記録媒体17しては、通常のインクジェットプリンタに適用される普通紙、再生紙、光沢紙等の各種紙、各種布地、各種不織布、樹脂、金属、ガラス等の材質からなる記録媒体17が適用可能である。記録媒体17の形態としては、ロール状、カットシート状、板状等が適用可能である。本実施形態では、記録媒体17として、ロール状に巻かれた長尺な樹脂製フィルムを用いている。
【0054】
特に、本実施形態で用いられる記録媒体17として、所謂軟包装に用いられる透明又は不透明な非吸収性の樹脂製フィルムが適用できる。樹脂製フィルムの具体的な樹脂の種類として、ポリエチレンテレフタレート、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリエステルアミド、ポリエーテル、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリ-ρ-フェニレンスルフィド、ポリエーテルエステル、ポリ塩化ビニルポリ(メタ)アクリル酸エステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン等が適用可能であり、さらには、これら樹脂の共重合体、これら樹脂の混合物、これら樹脂を架橋したもの等も適用可能である。中でも、樹脂製フィルムの樹脂の種類として、延伸したポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリプロピレン、ナイロンのいずれかを選択するのが、樹脂製フィルムの透明性、寸法安定性、剛性、環境負荷、コスト等の面で好ましく、2〜100μm(好ましくは6〜50μm)の厚みを有する樹脂製フィルムを用いるのが好ましい。また、樹脂製フィルムの支持体の表面にコロナ放電処理、易接着処理等の表面処理を施してもよい。
【0055】
さらに、本実施形態に用いられる記録媒体17として、樹脂により表面を被覆した各種紙、顔料を含むフィルム、発泡フィルム等の不透明な公知の記録媒体17も適用可能である。
【0056】
次に、本実施形態の作用について説明する。
【0057】
記録媒体17に画像を形成する際には、キャリッジ4の駆動機構が作動してキャリッジ4が記録媒体17の上方を主走査方向Xに往復移動するとともに、所定の画像情報に基づいてキャリッジ4に搭載された記録ヘッド6のノズル5から所定の色のインクを吐出される。吐出されたインクは順次記録媒体17に着弾する。この記録媒体17に着弾したインクに対して、キャリッジ4に設けられた紫外線照射装置9を構成する紫外線光源15により、紫外線が順次照射され、インクが記録媒体17上で硬化する。この間、搬送機構が作動して記録媒体17が副走査方向Yに搬送されることにより、画像が記録媒体17に形成される。なお、ノズル5面にインクが付着した場合等には、記録ヘッド6は、適宜、メンテナンスユニット13によりをクリーニングされる。
【0058】
ここで、紫外線の照射によるインクの硬化について説明する。キャリッジが往復移動することにより、記録媒体17に着弾したインクに対して、短波長成分を発光波長ピークに持つ紫外線光源15a及び長波長成分を発光波長ピークに持つ紫外線光源15bより、紫外線が照射される。このとき、短波長の紫外線に感度を持つインクは、短波長成分を発光波長ピークに持つ紫外線光源15aから照射された短波長の紫外線によって硬化し、長波長の紫外線に感度を持つインクは、長波長成分を発光波長ピークに持つ紫外線光源15bから照射された長波長の紫外線によって硬化する。
【0059】
また、短波長成分を発光波長ピークに持つ紫外線光源15aが、主走査方向Xの両端に配列されており、長波長成分を発光波長ピークに持つ紫外線光源15bが、主走査方向Xの中央に配列されているため、記録媒体17に着弾したインクに対しては、キャリッジ3が往方向に移動する場合であっても、復方向に移動する場合であっても、必ず、まず短波長の紫外線が照射された後、長波長の紫外線が照射される。インクは、これに含まれる光開始材が、短波長の紫外線に対して感度を有するため、顔料による短波長の紫外線の吸収や散乱が少ないインクは、初めに照射された短波長の紫外線により硬化する。一方、顔料による短波長の紫外線の吸収や散乱が多いインクは、短波長の紫外線は内部まで浸透しないため、初めに照射された短波長の紫外線では表面のみが硬化し、次に長波長の紫外線が照射されることよって、長波長に感度を持たせる増感剤の作用により、内部まで硬化する。
【0060】
以上より、本実施形態によれば、発光波長ピークが異なる複数の紫外線光源15a,15bが設けられており、記録媒体17に着弾したインクに対して、複数の波長の紫外線が照射される。したがって、異なる波長の紫外線に感度を持つインクであっても、硬化するのに最適な波長の紫外線が照射されることにより、それぞれ良好に硬化することができるため、インクの種類に関わりなく良好な画像を形成することができる。
【0061】
また、短波長成分を発光波長ピークに持つ紫外線光源15aが、主走査方向Xの両端に配列されており、長波長成分を発光波長ピークに持つ紫外線光源15bが、主走査方向Xの中央に配列されているため、必ず、まず短波長の紫外線が照射された後、長波長の紫外線が照射される。インクは、基本的には短波長の紫外線に対して感度を有するため、まず短波長の紫外線を照射することにより、インクを効率的に硬化させることができる。また、長波長に対して感度を持つインクであっても、まず短波長の紫外線を照射することにより、記録媒体に着弾してから短時間で表面が硬化するため、にじみや色混じりをより防止することができ、良好な画像を形成することができる。
【0062】
なお、本実施形態では、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の記録ヘッド6からなる記録ユニットを2つ設け、各記録ユニットに対して1つずつ紫外線照射装置9を設けるようにしたが、これに限られるものではなく、記録ヘッド6の主走査方向Xにおける両側部の少なくとも一方に紫外線照射装置9を設ければ、記録ヘッド6及び紫外線照射装置9の個数、配設位置は任意である。
【0063】
例えば、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色それぞれの記録ヘッド6の間に、紫外線照射装置9を設けるようにしてもよい。なお、この場合、紫外線照射装置9には、近接する記録ヘッド6から吐出される色のインクの感度に適した波長の紫外線を発生させる紫外線光源15をそれぞれ組み合わせて、設けるようにしてもよい。これにより、各色のインクが記録媒体17に着弾してから短時間の間に、それぞれの色のインクに対して、そのインクに適した波長の紫外線が照射される。したがって、より効率よく各色のインクを硬化させることができる。
【0064】
また、本実施形態では、紫外線光源15を、主走査方向Xの両端の列が、短波長成分を発光波長ピークに持つ紫外線光源15aとなり、主走査方向Xの中央の列が、長波長成分を発光波長ピークに持つ紫外線光源15bとなるように配列したが、紫外線光源15の配列はこれに限るものではなく、例えば、短波長成分を発光波長ピークに持つ紫外線光源15aと長波長成分を発光波長ピークに持つ紫外線光源15bとを交互に配列してもよい。
【0065】
また、本実施形態では、カバー部材16は、記録媒体17側に向かって開口する箱型の形状としが、これに限るものではなく、記録媒体17側に向かって開口するアーチ型の形状としてもよい。これにより、カバー部材16をアーチ型とすることにより、箱型とした場合と比べて、主走査方向Xの幅を、紫外線光源15の数を減らすことなく小さくできる。したがって、キャリッジ4を小型化することができるとともに、インクジェットプリンタ全体の小型化することができる。
【0066】
また、本実施形態では、紫外線の被照射により硬化するインクを用いたが、必ずしもこれには限定されず、紫外線以外の光の被照射により硬化するものであってもよい。ここでいう「光」とは、広義の光であって、紫外線、電子線、X線、可視光線、赤外線等の電磁波を含むものである。つまり、本実施形態に用いられるインクには、紫外線以外の光で重合して硬化する重合性化合物と、紫外線以外の光で重合性化合物同士の重合反応を開始させる光開始剤とが適用されてもよい。紫外線以外の光で硬化する光硬化型のインクを用いる場合は、紫外線光源15に代えて、その光を照射する光源を適用しなければならない。
【0067】
次に、本発明によるインクジェットプリンタの第二実施形態について、図5及び図6を参照して、説明する。なお、第一実施形態と同一符号を付したものについては、第一実施形態と同様であるため、説明を省略する。
【0068】
プリンタ本体(図示しない)内の所定位置には、平板状の支持部材22が固定されており、この支持部材22の下方には、平板状の部材で構成され記録媒体17を非形成面から支持するプラテン(図示しない)が設けられている。また、プリンタ本体内には、プラテンに対して記録媒体17を搬送するとともに、プラテン上で画像が形成された記録媒体17をプラテンから搬出する搬送機構(図示しない)が設けられている。
【0069】
支持部材22には、図5及び図6に示すように、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のインクを吐出するノズル5を形成してなる記録ヘッド6が搭載されている。これらの記録ヘッド6は、記録媒体17の略全幅にわたる長さを有し、記録媒体17の搬送方向Zに直交するように設けられたライヘッド方式の記録ヘッド6である。これら記録ヘッド6の記録媒体が搬送される方向Zにおける下流側には、ノズル5から記録媒体17に吐出されたインクに対して紫外線を照射する紫外線照射装置9が設けられている。この紫外線照射装置9は、紫外線光源15と、この紫外線光源15を覆うカバー部材16を有しており、このカバー部材16の内部全域には紫外線を反射する反射部材18が設けられている。
【0070】
ここで、紫外線光源15は、記録媒体を搬送する方向Zの上流側の列が、短波長成分を発光波長ピークに持つ紫外線光源15aとなり、記録媒体を搬送する方向Zの下流側の列が、長波長成分を発光波長ピークに持つ紫外線光源15bとなるように配列されている。
【0071】
次に、本実施形態の作用について説明する。
【0072】
搬送機構が作動して記録媒体17が搬送されるとともに、所定の画像情報に基づいて支持部材22に搭載された記録ヘッド6のノズル5から所定の色のインクを吐出される。吐出されたインクは順次記録媒体17に着弾する。この記録媒体17に着弾したインクに対して、支持部材22に設けられた紫外線照射装置9を構成する紫外線光源15により、紫外線が順次照射され、インクが記録媒体17上で硬化する。この間、搬送機構により記録媒体17が搬送されていくことにより、記録媒体17に画像が形成される。
【0073】
ここで、紫外線の照射によるインクの硬化について説明する。記録媒体17が搬送されることにより、記録媒体17に着弾したインクに対して、短波長成分を発光波長ピークに持つ紫外線光源15a及び長波長成分を発光波長ピークに持つ紫外線光源15bより、紫外線が照射される。このとき、短波長の紫外線に感度を持つインクは、短波長成分を発光波長ピークに持つ紫外線光源15aから照射された短波長の紫外線によって硬化し、長波長の紫外線に感度を持つインクは、長波長成分を発光波長ピークに持つ紫外線光源15bから照射された長波長の紫外線によって硬化する。
【0074】
また、短波長成分を発光波長ピークに持つ紫外線光源15aが、搬送方向Zの上流側に配列されており、長波長成分を発光波長ピークに持つ紫外線光源15bが、搬送方向Zの下流側に配列されているため、記録媒体17に着弾したインクに対しては、短波長の紫外線が照射された後、長波長の紫外線が照射される。したがって、記録媒体17に着弾したインクは、顔料による短波長の紫外線の吸収や散乱が少ないものは、初めに照射された短波長の紫外線により硬化する。一方、顔料による短波長の紫外線の吸収や散乱が多いインクは、初めに照射された短波長の紫外線では表面のみが硬化し、次に長波長の紫外線が照射されることよって内部まで硬化する。
【0075】
以上より、本実施形態によれば、発光波長ピークが異なる複数の紫外線光源15a,15bが設けられているため、異なる波長の紫外線に感度を持つインクであっても、硬化するのに最適な波長の紫外線が照射されることにより、それぞれ良好に硬化することができ、インクの種類に関わりなく良好な画像を形成することができる。
【0076】
また、記録媒体17に着弾したインクに対して、短波長の紫外線が照射された後、長波長の紫外線が照射されるため、まず短波長の紫外線を照射することにより、インクを効率的に硬化させることができ、長波長に対して感度を持つインクであっても、まず短波長の紫外線を照射することにより、記録媒体に着弾してから短時間で表面が硬化するため、にじみや色混じりをより防止することができ、良好な画像を形成することができる。
【0077】
なお、本実施形態では、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の記録ヘッド6からなる記録ユニットに対して、記録媒体が搬送される方向Zにおける下流側に、1つの紫外線照射装置を設けるようにしたが、図7に示すように、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色それぞれの記録ヘッド6の間に、紫外線照射装置9を設けるようにしてもよい。
【0078】
この場合、紫外線照射装置9には、各紫外線照射装置9の搬送方向Zの上流側に設けられている記録ヘッド6から吐出される色のインクの感度に適した波長の紫外線を発生させる紫外線光源15を、それぞれ設けるようにしてもよい。これにより、各色のインクが記録媒体17に着弾してから短時間の間に、それぞれの色のインクに対して、そのインクに適した波長の紫外線が照射される。したがって、より効率よく各色のインクを硬化させることができる。
【0079】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、発光波長ピークが異なる複数の紫外線光源が設けられており、記録媒体に着弾したインクに対して、複数の波長の紫外線が照射される。したがって、異なる波長の紫外線に感度を持つインクであっても、硬化するのに最適な波長の紫外線が照射されることにより、それぞれ良好に硬化することができるため、インクの種類に関わりなく良好な画像を形成することができる。
【0080】
請求項2に記載の発明によれば、単一の紫外線照射装置内に、発光波長ピークが異なる複数の紫外線光源が設けられているため、紫外線照射装置を1つしか設けない場合であっても、インクの種類に関わりなく良好な画像を形成することができる。
【0081】
請求項3に記載の発明によれば、それぞれの紫外線照射装置から異なる波長の紫外線が発せられ、記録媒体に着弾したインクに対して、複数の波長の紫外線が照射されるため、インクの種類に関わりなく良好な画像を形成することができる。
【0082】
請求項4に記載の発明によれば、記録ヘッドにより近接する位置に、より短波長成分を発光波長ピークに持つ紫外線光源が設けられており、記録ヘッドから記録媒体へ吐出されたインクに対して、まずは短波長の紫外線が照射される。したがって、長波長に対して感度を持つインクであっても、記録媒体に着弾してから短時間で表面が硬化するため、にじみや色混じりをより防止することができる。
【0083】
請求項5に記載の発明によれば、紫外線光源の発光波長ピークが、220nm〜400nmであるため、インクを良好に硬化させることができ、良好な画像を形成することができる。
【0084】
請求項6に記載の発明によれば、紫外線光源は、熱陰極管、冷陰極管、LED、及び半導体レーザのいずれかであるため、紫外線光源を小型化することができる。したがって、インクジェットプリンタ全体を小型化することができる。また、シリアルヘッド方式のインクジェットプリンタにおいては、キャリッジの移動速度が減速せず画像形成効率を良くすることができる。
【0085】
請求項7に記載の発明によれば、インクがカチオン硬化型のインクであり、比較的低照度の紫外線でインクを硬化させることができるため、消費電力を低下させることができる。
【0086】
請求項8に記載の発明によれば、記録ヘッド及び紫外線照射装置が往復移動することにより、記録ヘッドのノズルから吐出され記録媒体に着弾したインクに、複数の波長の紫外線が照射され、インクの種類に関わりなく良好な画像を形成することができる。
【0087】
請求項9に記載の発明によれば、記録媒体が移動することにより、記録ヘッドのノズルから吐出され記録媒体に着弾したインクに、複数の波長の紫外線が照射され、インクの種類に関わりなく良好な画像を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるインクジェットプリンタの一実施形態の構成を示す図である。
【図2】(a)は、本発明によるインクジェットプリンタのキャリッジの斜視図であり、(b)は、本発明によるインクジェットプリンタのキャリッジを下方から見た場合の斜視図である。
【図3】(a)は、本発明によるインクジェットプリンタの紫外線照射装置の斜視図であり、(b)は、(a)のA−A断面図である。
【図4】(a)は、本発明によるインクジェットプリンタの紫外線照射装置の斜視図であり、(b)は、(a)のA−A断面図である。
【図5】(a)は、第二実施形態によるインクジェットプリンタの支持部材の斜視図であり、(b)は、第二実施形態によるインクジェットプリンタの支持部材を下方から見た場合の斜視図である。
【図6】第二実施形態によるインクジェットプリンタの支持部材の正面図である。
【図7】第二実施形態によるインクジェットプリンタの支持部材の正面図である。
【符号の説明】
4 キャリッジ
6 記録ヘッド
9 紫外線照射装置
15 紫外線光源
16 カバー部材
18 反射部材

Claims (9)

  1. 紫外線を照射することによって硬化するインクを吐出するノズルが設けられた記録ヘッドと、インクを硬化させる紫外線を照射する紫外線照射装置とを有し、前記ノズルから吐出したインクを記録媒体に着弾させた後、この記録媒体に前記紫外線照射装置により紫外線を照射することでインクを硬化させて、画像を形成するインクジェットプリンタにおいて、前記紫外線照射装置は、発光波長ピークが異なる複数の紫外線光源を有することを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 前記紫外線照射装置は、単一の紫外線照射装置内に、発光波長ピークが異なる複数の紫外線光源を有することを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタ。
  3. 前記紫外線照射装置は、複数設けられており、各紫外線照射装置ごとに、発光波長ピークが異なる紫外線光源を有することを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタ。
  4. 前記記録ヘッドにより近接する位置に、より短波長成分を発光波長ピークに持つ紫外線光源を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタ。
  5. 前記紫外線光源の発光波長ピークは、220nm〜400nmであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタ。
  6. 前記紫外線光源は、熱陰極管、冷陰極管、LED、及び半導体レーザのいずれか1つであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタ。
  7. 前記インクは、カチオン硬化型のインクであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタ。
  8. 前記記録ヘッドはシリアルヘッド方式であり、この記録ヘッドの主走査方向における両側部の少なくとも一方に前記紫外線照射装置を設けたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタ。
  9. 前記記録ヘッドはラインヘッド方式であり、この記録ヘッドの記録媒体が搬送される方向における下流側に前記紫外線照射装置を設けたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタ。
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