JP2004188283A - 塗装用マスキング材およびそのリサイクル方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の課題は、自動車等の塗装に使用されるマスキング材であって、熱可塑性樹脂からなるマスキング材の基材がリサイクル可能であるマスキング材を提供するものである。
【解決手段】マスキング材11の表面にアクリル系等の離型性塗料を塗布し、該表面に塗膜13を形成する。使用済みのマスキング材11から塗膜13を剥離し、再びマスキング材11を成形材料として再利用する。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は塗装用マスキング材およびそのリサイクル方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のマスキング材としては、耐熱性を有し、繰返し使用可能なものとして、熱可塑性プラスチックに充填材を添加したもの、あるいはエンジニアリングプラスチックを材料としたものが提供されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−187961号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記マスキング材は繰返し使用が可能であるが、繰返し使用することにより徐々に変形が重なって大きくなり、ある程度の回数繰返した後には廃棄処分しなければならない。
廃棄処分したマスキング材は、再びプラスチック材料としてリサイクルすることが望ましい。このようなリサイクルの際にはマスキング材表面に付着している塗膜を除去する必要がある。塗膜は、リサイクルプラスチックに混合されるとリサイクルプラスチックの物性劣化の原因となる。しかし従来の熱可塑性プラスチックを材料とするマスキング材にあっては、塗膜に対する離型性に乏しく、塗膜を剥離する作業に手間を要していた。特にマスキング材の材料として、エンジニアリングプラスチックに成形性を改良する目的で熱可塑性樹脂やゴム等を添加した材料を使用する場合にあっては、該マスキング材と塗膜との密着性がよいため、マスキング材上に塗膜を剥がせるように形成する場合には、マスキング材表面に離型処理を施すことが必要であった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するための手段として、熱可塑性プラスチックからなり、表面に離型性塗料を塗布した塗装用マスキング材を提供するものである。熱可塑性プラスチックには充填材が添加されても良い。
【0006】
また本発明の塗装用マスキング材に使用される熱可塑性プラスチックは、エンジニアリングプラスチックとその他の熱可塑性プラスチックとのポリマーアロイであることが望ましい。
該エンジニアリングプラスチックとしては、例えば、ポリアミド(PA)、ポリエステル(PE)、ポリアセタール(POM)、ポリカーボネート(PC)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリスルフォン(PSF)、ポリエーテルスルフォン(PES)、ポリフェニレンエーテル(PPE)、変性ポリフェニレンエーテル(変性PPE)、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、ポリアリレート(PAR)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリアミドイミド(PAI)、ポリイミド(PI)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリアミノビスマレイミド、メチルペンテンコポリマー(TPX)からなる組から選ばれた1種または2種以上のエンジニアリングプラスチックがあり、またその他の熱可塑性プラスチックとしては、ポリオレフィン、スチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂から選ばれた1種または2種以上の熱可塑性プラスチックがある。
なお上記ポリマーアロイには更にエラストマーおよび/またはゴムが添加されてもよく、また更に相溶化剤が添加されてもよい。
【0007】
本発明の塗装用マスキング材の上記離型性塗料としては、ガラス転移点40℃以上のアクリル系共重合体エマルジョンとガラス転移点5℃〜−20℃のアクリル系共重合体エマルジョンの混合物であることが望ましい。
本発明の塗装用マスキング材は、通常、熱可塑性プラスチックシートの真空および/または圧空成形品である。
【0008】
更に本発明は、上記塗装用マスキング材を使用した後、該マスキング材廃棄物から塗膜を剥離除去すると共に粉砕、または粉砕溶融押出しを行ってペレット化する塗装用マスキング材のリサイクル方法を提供するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。
〔熱可塑性プラスチック〕
本発明の塗装用マスキング材に使用する熱可塑性プラスチックとしては、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のポリオレフィン、スチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、塩化ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、メタクリレート系樹脂、塩化ビニリデン系樹脂、ポリエステル系樹脂等、ポリアミド(PA)、ポリエステル(PE)、ポリアセタール(POM)、ポリカーボネート(PC)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリスルフォン(PSF)、ポリエーテルスルフォン(PES)、ポリフェニレンエーテル(PPE)、変性ポリフェニレンエーテル(変性PPE)、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、ポリアリレート(PAR)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリアミドイミド(PAI)、ポリイミド(PI)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリアミノビスマレイミド、メチルペンテンコポリマー(TPX)等のエンジニアリングプラスチックが例示される。
また上記熱可塑性プラスチックとして、2種以上の熱可塑性プラスチックからなるポリマーアロイを使用してもよい。該ポリマーアロイとしては、特に、上記エンジニアリングプラスチックと、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のポリオレフィン、スチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂等の上記エンジニアリングプラスチック以外の熱可塑性プラスチックが混合されることが望ましい。
【0010】
上記ポリマーアロイに使用されるエンジニアリングプラスチック以外の熱可塑性プラスチックとして特に望ましいものは、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−プロピレン共重合体等のポリオレフィン、ポリスチレン、スチレン−アクリロニトリル樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂等のスチレン系樹脂、ポリカプロラクタム(ナイロン6)、ポリヘキサメチレンアジパミド(ナイロン66)、ポリヘキサメチレンセバカミド(ナイロン610)、ポリウンデカ1ラクタム(ナイロン11)、ポリドデカ1ラクタム(ナイロン12)等のポリアミド樹脂である。
【0011】
また本発明で使用される熱可塑性プラスチックに、例えば、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、亜硫酸カルシウム、燐酸カルシウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化チタン、酸化鉄、酸化亜鉛、アルミナ、シリカ、珪藻土、ドロマイト、石膏、タルク、クレー、アスベスト、マイカ、ケイ酸カルシウム、ベントナイト、ホワイトカーボン、カーボンブラック、鉄粉、アルミニウム粉、ガラス粉、石粉、合成樹脂粉末、高炉スラグ、フライアッシュ、セメント、ジルコニア粉、木粉、ヤシ粉、クルミ粉、デン粉、小麦粉、木綿、麻、羊毛、石綿、ケナフ繊維等の天然繊維、ポリアミド繊維、ポリエステル繊維、ポリオレフィン繊維、アクリル繊維、塩化ビニル繊維、塩化ビニリデン繊維等の合成繊維、アセテート繊維等の半合成繊維、アスベスト繊維、ガラス繊維、セラミック繊維、金属繊維、ウィスカー等の無機繊維等の充填材を添加して耐熱性等を向上せしめてもよい。
【0012】
なお熱可塑性プラスチックとして、特に、ポリマーアロイとして使用されるエンジニアリングプラスチックとしては汎用性、成形性、特に真空および/または圧空成形性の点からみて、PPE、変性PPEが望ましい。
【0013】
上記変性PPEとしては、PPEにスチレン、α−メチルスチレン、α−エチルスチレン、α−メチルビニルトルエン、α−メチルジアルキルスチレン、o、mまたはp−ビニルトルエン、o−エチルスチレン、p−エチルスチレン、2,4−ジメチルスチレン、o−クロロスチレン、p−クロロスチレン、o−ブロモスチレン、2,4−ジクロロスチレン、2−クロロ−4−メチルスチレン、2,6−ジクロロスチレン、ビニルナフタレン、ビニルアントラセン等のスチレン系モノマーをグラフト重合したり、ポリスチレン、スチレン−アクリロニトリル樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂(ABS)、ハイインパクトポリスチレン(HIPS)等のスチレン系樹脂を混合してポリマーアロイ化したものがある。
【0014】
本発明で使用される熱可塑性プラスチック、特にエンジニアリングのポリマーアロイには、成形性、可撓性等を向上せしめるためにエラストマーおよび/またはゴムが添加されてもよい。
上記エラストマーとしては例えば、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体(SBS)、スチレン−イソプレンスチレンブロック共重合体(SIS)、α−メチルスチレン−ブタジエン−α−メチルスチレンブロック共重合体、α−メチルスチレン−イソプレン−α−メチルスチレンブロック共重合体、スチレン−水素添加ポリオレフィン−スチレンブロック共重合体(SEBS、SEPS)等のスチレン系エラストマー、ポリオレフィン系エラストマー、ポリウレタン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、ポリアミド系エラストマー等があり、上記ゴムとしては例えば、アクリルゴム、ブチルゴム、ケイ素ゴム、ウレタンゴム、フッ素化物系ゴム、グラフトゴム、ブタジエンゴム、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、ポリイソブチレンゴム、ポリブテンゴム、イソブテン−イソプレンゴム、アクリレート−ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム、ピリジン−ブタジエンゴム、スチレン−イソプレンゴム、アクリロニトリル−クロロプレンゴム、スチレン−クロロプレンゴム等の合成ゴム、天然ゴム等がある。
【0015】
熱可塑性プラスチックとして、PPE、PPS等の芳香族系のエンジニアリングプラスチックが使用される場合、上記エラストマーおよび/またはゴムとしては、該PPEあるいは変性PPEと相溶性が良いスチレン系エラストマーを選択することが望ましい。
【0016】
なおポリマーアロイには、各成分の混和性を更に改良する目的で相溶化剤が添加されてもよい。例えば、PPE、変性PPE、PPSのような芳香族系エンジニアリングプラスチックとポリアミド樹脂とのポリマーアロイの場合には、相溶化剤としては例えば、(a)(i)エチレン性炭素−炭素二重結合又は炭素−炭素三重結合及び;(ii)カルボン酸、酸無水物、酸アミド、イミド、カルボン酸エステル、アミン又はヒドロキシル基;の両者を含む化合物;(b) 液状ジエン重合体;(c) エポキシ化合物;(d) ポリカルボン酸又はそれらの誘導体;(e) 酸化ポリオレフィンワックス;(f) アシル官能基含有化合物;(g) クロルエポキシトリアジン化合物;及び(h) マレイン酸又はフマル酸のトリアルキルアミン塩が例示される。上記相溶化剤(a) 〜(h) の詳細は特開平9−12497号公報に示されており、更に各相溶化剤(a) 〜(h) は米国特許第4,315,086号明細書((a) 、(b) および(c) に関する文献)、米国特許第4,873,286号明細書((d) に関する文献)、米国特許4,659,760号明細書((e) に関する文献)、米国特許第4,642,358号明細書および米国特許第4,600,741号明細書((f) に関する文献)、米国特許第4,895,945号明細書、米国特許第5,096,979号明細書、米国特許第5,089,566号明細書および5,041,504号明細書((g) に関する文献)、米国特許第4,755,566号明細書((h) に関する文献)で開示される。
【0017】
また上記芳香族エンジニアリングプラスチックとポリオレフィン樹脂からなるポリマーアロイの場合の相溶化剤としては例えば、ポリフェニレンエーテルとポリプロピレンとを化学結合で結合させたブロックまたはグラフト共重合体、ポリプロピレンとポリスチレンとのブロックまたはグラフト共重合体、ポリフェニレンエーテルとエチレン−ブテン共重合体とのブロックまたはグラフト共重合体、アルケニル芳香族化合物(スチレン)と共役ジエン(ブタジエン、イソプレン)とのジブロック共重合体またはトリブロック共重合体を水素添加したポリマー等が使用される。
【0018】
なおポリマーアロイに使用される樹脂相互間の相溶性を改良するために、相溶性を向上せしめるための相溶化処理を施した熱可塑性プラスチックを使用してもよい。該相溶化処理を施した熱可塑性プラスチックとは、例えば、エンジニアリングプラスチックの末端に、その他の熱可塑性樹脂の有する官能基と反応させるための、エポキシ基、カルボキシル基、酸無水物基等の反応性官能基が導入され変性されているエンジニアリングプラスチック(熱可塑性プラスチック)のことである。なお反応性官能基の導入は、公知の方法によって行われる。
【0019】
〔その他の添加剤〕
また本発明の塗装用マスキング材には、顔料や染料、DOP、DBP等の可塑剤、酸化防止剤、帯電防止剤、結晶化促進剤、難燃剤、防炎剤、防虫剤、防腐剤、ワックス類、滑剤、老化防止剤、紫外線吸収剤、化学発泡剤またはカプセル型発泡剤等の発泡剤等が添加されてもよい。これらの成分は1種または2種以上相互に混合して添加されても良い。
【0020】
本発明のマスキング材は、真空および/または圧空成形、プレス成形、射出成形等によって製造されるが、望ましい成形方法は大量生産に好適な真空成形または圧空真空成形である。
【0021】
〔離型性塗料〕
本発明の塗装用マスキング材に使用される離型性塗料としては、アクリル系(例えば、特開平9−286934号公報、特開平11−310750号公報、特開平11−228906号公報、特開平11−172160号公報、特開平11−21476号公報、特開平9−95631号公報、特開平7−292292号公報、特開平7−233338号公報および特開平6−322297号公報)、アクリルシリコン系(例えば、特開平6−322296号公報、特開平11−279457号公報および特開2001−288399号公報)、アクリルウレタン系(例えば、特開平9−137087号公報)、ポリビニルアセタール系(例えば、特開平5−59310号公報、特開平5−59310号公報、特開平5−112742号公報、特開平−171068号公報および特開平5−171069号公報)、フッ素系(例えば、特開平5−339519号公報および特開平10−46062号公報)、エポキシシリコン系(例えば、特開平6−172710号公報および特開平6−166820号公報)、ウレタン系(例えば、特開2000−129171号公報)、セルロース系(例えば、特開2000−345109号公報)等がある。
【0022】
特に望ましい離型性塗料としてはガラス転移点40℃以上のアクリル系共重合体エマルジョンとガラス転移点5℃〜−20℃のアクリル系重合体エマルジョンの混合物(特開平9−286934号公報)がある。
【0023】
上記離型性塗料として市販されているものは、例えば、ピーラシールド PA−2(株式会社リンレイ製)等がり、容易に離型性塗料を購入することが出来る。
【0024】
マスキング材の表面に離型性塗料を塗布する際は、スプレー塗布等の公知の塗布方法によって行うことが出来る。離型性塗料はマスキング材の表面に全面的に塗布されるが、所望により部分的に塗布してもよい。
本発明で使用される離型性塗料のうち、特にアクリル系の離型性塗料は、マスキング材の表面に対する適度な親和性(密着性)を有しているため、塗装前に予めマスキング材の表面をプライマー処理等の離型性塗料(塗膜)とマスキング材の表面との親和性を向上せしめる処理を施す必要がない。更にマスキング材上に形成された上記アクリル系の離型性塗料からなる塗膜は、マスキング材の使用時にマスキング材から剥離しない程度の密着性を有しており、かつ意図的に塗膜を剥離しようとする場合は、マスキング材から容易に塗膜を剥離することが出来る。
【0025】
本発明の塗装用マスキング材において、マスキング材に使用される材料(熱可塑性プラスチック)と離型性塗料の最も望ましい組合せは、PPEまたは変性PPEとポリプロピレンとのポリマーアロイを材料とするマスキング材に、上記アクリル系の離型性塗料を塗布する組合せである。
この組合せよりなるマスキング材は使用時には表面に付着した塗膜が剥離して周囲に飛散し汚染するようなことがなく、しかも塗膜を離型除去することは容易である。
【0026】
〔リサイクル〕
本発明のマスキング材にあっては使用後、該マスキング材廃棄物から塗膜を剥離除去する。前記したように該マスキング材廃棄物から塗膜を剥離除去することは簡単であり、手間を要しない。塗膜を除去した後は該マスキング材廃棄物は粉砕され、粉砕物をそのまま成形用樹脂材料として再利用するか、あるいは該粉砕物を加熱溶融し押出機から押出しカッティングしてペレットとし、該ペレットを成形用樹脂材料とする。
【0027】
このような再生樹脂の用途としては溶融紡糸によって繊維とし、該繊維を使用してあるいは該繊維と他の繊維とを混合して編織物や不織布等の繊維製品としたり、あるいは該繊維をプラスチックやセメント等に混合して補強繊維として使用することが考えられる。
また該成形用樹脂材料を、再びマスキング材の材料として使用することも可能である。
【0028】
以下、本発明を実施例によって説明する。なお本発明は以下に示す実施例のみに限定されるものではない。
〔実施例1〕
図1〜図4に本発明の第1実施例が示される。本実施例のマスキング材(1) は例えば自動車のセンターピラー(2) のような柱状体のマスキングに使用される。該マスキング材(1) は内側にセンターピラー(2) の本体(2A)の嵌合部(1B)を形成した本体(1A)と、該本体(1A)の両側壁(1C,1C) の下縁に沿って形成された該センターピラー(2) のフランジ(2B,2B) を嵌合するフランジ嵌合部(1D,1D) と、該フランジ嵌合部(1D,1D) から延設された裏当て部(1E,1E) と、上部に延設された上当て部(1F)とからなり、本体(1A)には長手方向の補強縦リブ(1G)と短手方向の補強横リブ(1H)とが形成されている。
【0029】
該マスキング材(1) は、炭酸カルシウム5質量%を含むPPE(45質量%)とPP(55質量%)のポリマーアロイのシート(厚み0.4mm)を真空成形し、その後アクリル系の離型性塗料(ピーラシールド PA−2、株式会社リンレイ製)を150g/m(wet)の塗布量で表面に塗布し、100℃で5分間加熱乾燥して、該表面に離型性塗料からなる塗膜(3) を形成して製造された。上記マスキング材(1) は図2に示すようにセンターピラー(2) の本体(2A)を該マスキング材(1) の嵌合部(1B)に嵌合し、更に該センターピラー(2) 側縁のフランジ(2B,2B) を該マスキング材(1) のフランジ嵌合部(1D,1D) に嵌合して仮止めを行った。
上記仮止め後、図3に示すように該マスキング材(1) の裏当て部(1E,1E) を折り返してセンターピラー(2) の裏当て(2C)に当て、該裏当て部(1E,1E) を粘着テープ(4) やタッカー等で固定した。
【0030】
このようにして上記マスキング材(1) を図4に示すようにセンターピラー(2) に取り付けた後、熱硬化性メラミン−アルキド樹脂塗料等によってマスキング材(1) と共に塗装を行った。
上記塗装を工程を複数回繰返し行った後、離型性塗料からなる塗膜(3) をマスキング材(1) から剥離し、該マスキング材を成形用樹脂材料として再利用した。
【0031】
〔実施例2〕
図5〜図7に本発明の第2実施例を示す。図5に示されるように自動車の車体(12)の塗装において、フロントバンパー(12A) の下側スカート部(12B) の空気取入れ口(14)に本実施例のマスキング材(11)が取付けられる。該スカート部(12B) の空気取入れ口(14)の内側には縦横の補強桟(14A,14B) と左右一対の支柱(14C) とが設けられており、該マスキング材(11)には該補強桟(14A,14B) および支柱(14C) を嵌合するための縦横の嵌合溝(15A,15B) および嵌合溝(15C) が形成されており、前面周縁にはフランジ(15D) が形成されており、更に周面には粘着層(16)が形成されている。
【0032】
該マスキング材(11)はタルク20質量%を含むポリプロピレンシート(厚み0.4mm)を真空成形し、その後アクリル系の離型性塗料(ピーラシールド PA−2、株式会社リンレイ製)を200g/m(wet)の塗布量で表面に塗布し、100℃で5分間加熱乾燥して、該表面に離型性塗料からなる塗膜(13)を形成して製造された。
【0033】
図6および図7に示されるように、該マスキング材(11)は該空気取入れ口(14)の内側に嵌着され、該空気取入れ口(14)の補強桟(14A,14B) はマスキング材(11)の嵌合溝(15A,15B) に嵌合され、支柱(14C) は嵌合溝(15C) に嵌合される。
このようにしてマスキング個所であるスカート部(12B) の空気取入れ口(14)にマスキング材(11)を取付けた上で車体(12)を塗装した。
上記塗装工程を複数回繰返し行った後、離型性塗料からなる塗膜(13)をマスキング材(11)から剥離し、該マスキング材(11)を成形用樹脂材料として再利用した。
【0034】
〔実施例3〕
図8〜図11に本発明の第3実施例を示す。本実施例のマスキング材(21)は自動車のドア(22)の窓枠(22A) のマスキング材(21)に使用される。該マスキング材(21)は断面L字形の3個の部材(24A,24B,24C) からなり、各部材(24A,24B,24C) には長手方向の補強用縦リブ(25A) と短手方向の補強用横リブ(25B) が形成されている。
【0035】
該マスキング材(21)はPPE(60質量%)とPA(40質量%)のポリマーアロイのシート(厚み0.5mm)を真空圧空成形し、その後アクリル系の離型性塗料(ピーラシールド PA−2、株式会社リンレイ製)を150g/m(wet)の塗布量で表面に塗布し、100℃で5分間加熱乾燥して、該表面に離型性塗料からなる塗膜(23)を形成して製造された。
【0036】
該マスキング材(21)をドア(22)の窓枠(22A) に取付けるには、図9に示すように該マスキング材(21)の各部材(24A,24B,24C) を窓枠(22A) に当接すると共に各部材(24A,24B,24C) の接続部相互を重ね合わせて粘着テープ(26)等で該接続部分を上から固定した。
この場合、図10に示すように各部材(24A,24B,24C) 相互の接続部分において、一方の接続端の横リブ(25B) を他方の接続端の横リブ(25B) の下側に嵌合し、また図11に示すように各部材(24A,24B,24C) の上縁鉤部(27)を該窓枠(22A) の上縁に引掛ける。
【0037】
塗装後は該マスキング材(21)をドア(22)の窓枠(22A) から剥離する。該ドア(22)の窓枠(22A) はマスキング材(21)によって保護されていたので窓枠(22A) には塗料の塗膜は形成されない。
上記塗装工程を複数回繰返し行った後、離型性塗料からなる塗膜(23)をマスキング材(21)から剥離し、該マスキング材(21)を成形用樹脂材料として再利用した。
【0038】
〔実施例4〕
図12〜図16に本発明の第4実施例を示す。(32)は、自動車のインストルーメントパネルであって、前面にはグローブボックス取付け穴(36A) 、オーディオ取付け穴(36B,36C) 、計器類取付部(36D) 、小物入れ取付け部(36E) 等が設けられており、該インストルーメントパネル(32)は上部(32A) と下部(32B) とに分割されている。
【0039】
該インストルーメントパネル(32)は、図13に示すように基材(34)と、該基材(34)表面に貼着される表装材(35)とからなり、該表装材(35)は不織布、合成皮革等からなる表皮材(35A) と、該表皮材(35A) に裏打ちされている不織布、プラスチック発泡体シート等のワディング材(35B) とからなり、該表皮材(35A) は所定の色(基色)に着色されており、該ワディング材(35B) の厚みを弾性的に変化させることが可能である。
上部(32A) と下部(32B) との境界に沿って基材(34)には凹溝(34A) が設けられており、表装材(35)はこの部分で該凹溝(34A) 内にきめ込むことによってパーティングラインPLが形成されている。該表装材(35A) はきめ込み部分でワディング材(35B) が厚みを圧縮され、その弾性復元力によって凹溝(34A) 内に固定されている。
【0040】
上記インストルーメントパネル(32)は上下共通の表装材(35A) によって化粧されているから上下同色(基色)である。これをこのまま自動車車体に取付けてもよいが、上下異色にするには図12に示すようなマスキング材(31)を使用する。該マスキング材(31)はインストルーメントパネル上部(32A) に適嵌する形状を有し、端縁部には係合フランジ(31A) が形成されている。
該マスキング材(31)は図14に示すように該インストルーメントパネル上部(32A) に被着され、図15に示すように係合フランジ(31A) をパーティングラインPLの隙間Sに挿着することによって固定される。該マスキング材(31)の係合フランジ(31A) をパーティングラインPLの隙間Sに挿着すると、該表装材(35)のワディング材(35B) が厚みを圧縮され、その弾性復元力によって該係合フランジ(31A) が表装材(35)によって挟圧され固定される。
【0041】
マスキング材(31)をインストルーメントパネル上部(32A) に取付けた上で、インストルーメントパネル下部(32B) をスプレー塗装等で上部(32A) とは異色に塗装する。塗装後はマスキング材(31)を取外す。
このようにして図16に示すような上下異色のインストルーメントパネル(32)が簡単に得られる。
【0042】
本実施例のマスキング材(31)はPPE(40質量%)とPP(60質量%)のポリマーアロイ100質量部に、0.5質量部のカーボンブラックを添加混合した、ポリマーアロイのシート(厚み0.4mm)を圧空成形し、その後アクリル系の離型性塗料(ピーラシールド PA−2、株式会社リンレイ製)を150g/m(wet)の塗布量で表面に塗布し、100℃で5分間加熱乾燥して、該表面に離型性塗料からなる塗膜(33)を形成して製造された。
上記塗装工程を複数回繰返し行った後、離型性塗料からなる塗膜(33)をマスキング材(31)から剥離し、該マスキング材(31)を成形用樹脂材料として再利用した。
【0043】
【発明の効果】
本発明のマスキング材の表面に形成される離型性塗料の塗膜は容易に剥がすことが出来、マスキング材を再利用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
図1〜図4は本発明の第1実施例を示すものである。
【図1】マスキング材の斜視図
【図2】仮止め状態のマスキング材の図4におけるA−A断面図
【図3】固定状態のマスキング材の図4におけるA−A断面図
【図4】ピラーに取付けられたマスキング材の斜視図
図5〜図7は本発明の第2実施例を示すものである。
【図5】マスキング材の斜視図
【図6】マスキング材取付状態の横断面図
【図7】マスキング材取付状態の縦断面図
図8〜図11は本発明の第3実施例を示すものである。
【図8】マスキング材の斜視図
【図9】マスキング材取付状態斜視図
【図10】図10におけるマスキング材のA−A断面図
【図11】図10におけるマスキング材のB−B断面図
図12〜図16は本発明の第4実施例を示すものである。
【図12】塗装前のインストルーメントパネルとマスキング材の斜視図
【図13】図12におけるマスキング材のA−A断面図
【図14】マスキング材被着塗装状態の斜視図
【図15】図14におけるマスキング材のB−B断面図
【図16】異色インストルーメントパネルの斜視図
【符号の説明】
1,11,21,31 マスキング材
3,13,23,33 離型性塗料からなる塗膜

Claims (9)

  1. 熱可塑性プラスチックからなり、表面に離型性塗料を塗布したことを特徴とする塗装用マスキング材
  2. 該熱可塑性プラスチックには充填材が添加されている請求項1に記載の塗装用マスキング材
  3. 該熱可塑性プラスチックはエンジニアリングプラスチックとその他の熱可塑性プラスチックとのポリマーアロイである請求項1または請求項2に記載の塗装用マスキング材
  4. 該エンジニアリングプラスチックは、ポリアミド(PA)、ポリエステル(PE)、ポリアセタール(POM)、ポリカーボネート(PC)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリスルフォン(PSF)、ポリエーテルスルフォン(PES)、ポリフェニレンエーテル(PPE)、変性ポリフェニレンエーテル(変性PPE)、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、ポリアリレート(PAR)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリアミドイミド(PAI)、ポリイミド(PI)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリアミノビスマレイミド、メチルペンテンコポリマー(TPX)からなる組から選ばれた1種または2種以上のエンジニアリングプラスチックであり、該その他の熱可塑性プラスチックは、ポリオレフィン、スチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂から選ばれた1種または2種以上の熱可塑性プラスチックである請求項3に記載の塗装用マスキング材
  5. 上記ポリマーアロイには更にエラストマーおよび/またはゴムが添加されている請求項3または請求項4に記載の塗装用マスキング材
  6. 上記ポリマーアロイには更に相溶化剤が添加されている請求項3〜請求項5に記載の塗装用マスキング材
  7. 該離型性塗料はガラス転移点40℃以上のアクリル系共重合体エマルジョンとガラス転移点5℃〜−20℃のアクリル系共重合体エマルジョンの混合物である請求項1〜請求項6に記載の塗装用マスキング材
  8. 該マスキング材は熱可塑性プラスチックシートの真空および/または圧空成形品である請求項1〜請求項7に記載の塗装用マスキング材
  9. 請求項1〜請求項8に記載のマスキング材を使用した後、該マスキング材廃棄物から塗膜を剥離除去すると共に粉砕して粉砕物とし、該粉砕物を成形用樹脂材料として再利用するマスキング材のリサイクル方法
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