JP2002336748A - マスキング材 - Google Patents

マスキング材

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JP2002336748A
JP2002336748A JP2001148170A JP2001148170A JP2002336748A JP 2002336748 A JP2002336748 A JP 2002336748A JP 2001148170 A JP2001148170 A JP 2001148170A JP 2001148170 A JP2001148170 A JP 2001148170A JP 2002336748 A JP2002336748 A JP 2002336748A
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masking material
copolymer
thermoplastic resin
rubber
styrene
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JP2001148170A
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English (en)
Inventor
Masanori Ogawa
正則 小川
Kuninori Ito
邦矩 伊藤
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Nagoya Oil Chemical Co Ltd
Original Assignee
Nagoya Oil Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、塗装の際に塗装されるべきでない部
分を保護するマスキング材を効率よく生産することわ課
題とする。 【解決手段】アクリロニトリルとスチレンおよび/また
はメチルメタクリレートとの15:85〜40:60重
量比の共重合体成分と、合成ゴム成分とを90:10〜
70:30重量比の割合で含む熱可塑性樹脂シートを真
空成形または圧空成形または真空圧空成形によって成形
しマスキング材11とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は塗装の際に被塗物の所定
位置に該塗装が及ぼされないように、該所定位置を保護
するために用いられるマスキング材に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】塗装に際しては被塗物に存在する塗装が
施されるべきではない個所(マスキング個所)にマスキ
ング材が取付けられる。該マスキング材は塗装後加熱処
理によって塗膜が乾燥硬化して流動性を消失した後で取
はずされる。このようなマスキング材としては、従来ポ
リプロピレンシートを真空成形したものが提供されてい
る(特開平2−126966号公報)。ポリプロピレン
は耐溶剤性に富み、また真空成形によれば、マスキング
材を効率良く大量生産することが出来る。
【0003】このようなマスキング材は最近では自動車
のセンターピラー、バンパー等の塗装に多用されてい
る。例えば自動車を二色塗装する場合には、まず車体全
体を所定の色にスプレー塗装し、次いでセンターピラー
にマスキング材を取付けて異なる色の塗料をスプレー塗
装する。またバンパーに塗装を施す場合には、バンパー
の空気取入れ口にマスキング材を取付けてスプレー塗装
し、該空気取入れ口に塗料が侵入することを防止し、か
つ空気取入れ口の内側を地色に残す。
【0004】このようなマスキング材は大型であり、取
付けや取はずしの際に撓むと作業性が悪くなる。しかし
真空成形によるマスキング材は薄い熱可塑性樹脂シート
を材料とするするから少しの外力でも大きく撓み易い。
したがって該マスキング材には縦横にリブを設けて剛性
を付与することが提案されている(実用新案登録第25
36762号)。更にマスキング材は被マスキング部に
しっかりと取付けるため、被マスキング部に係合する突
部を設けることが好ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】真空成形においては一
般に上型と下型とからなる真空成形装置の上型と下型と
の間に加熱軟化した熱可塑性樹脂シートを導入し、該上
型と下型とによって該熱可塑性樹脂シートを挾持しつゝ
下型を真空引きして該シートを成形する。従来のポリプ
ロピレンシートを材料とするマスキング材にあっては、
成形温度に加熱軟化した場合の材料の流動性が大きく、
特に上記したようなリブや突部を設けた複雑形状のマス
キング材にあってはこのような材料の大きな流動性によ
って特に下型に対する型離れ性が悪く、型離れの際に変
形を起こし正確な形状を得ることが困難になり、かつ型
離れ作業性が悪くなって生産性が大幅に低下する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、アクリロニトリルとスチ
レンおよび/またはメチルメタクリレートとの15:8
5〜40:60重量比の共重合体成分と、合成ゴム成分
とを90:10〜70:30重量比の割合で含む熱可塑
性樹脂シートを材料とし、真空成形または圧空成形また
は真空圧空成形によって成形されているマスキング材を
提供するものである。一般に該熱可塑性樹脂は合成ゴム
成分を幹とし、共重合体成分を枝とするグラフト共重合
体であるか、あるいは該熱可塑性樹脂は合成ゴム成分と
共重合体成分との混合物である。該熱可塑性樹脂シート
の厚みは0.1〜2mmであることが好ましい。本発明を
以下に詳細に説明する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明において使用される熱可塑
性樹脂シートとはアクリロニトリルとスチレンおよび/
またはメチルメタクリレートとの15:85〜40:6
0重量比の共重合体成分と、合成ゴム成分とを90:1
0〜70:30重量比の割合で含むものである。
【0008】上記合成ゴム成分としては、例えばアクリ
ルゴム(AR),ブチルゴム、ケイ素ゴム、ウレタンゴ
ム(UR)、フッ化物系ゴム、多硫化物系ゴム、グラフ
トゴム、ブタジエンゴム(BR)、ポリブタジエン、イ
ソプレンゴム(IR)、ポリイソプレン、クロロプレン
ゴム(CR)、ポリイソブチレンゴム(IBR)、ポリ
ブテンゴム、チオコールゴム、多硫化ゴム、ポリエーテ
ルゴム、エピクロロヒドリンゴム、ノルボルネンターポ
リマー、ヒドロキシ又はカルボキシ−末端変性ポリブタ
ジエン、部分水添スチレン−ブタジエンブロック共重合
体、クロルスルホン化ゴム、イソブテン−イソプレンゴ
ム(IIR)、アクリレート−ブタジエンゴム(AB
R)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、アクリロ
ニトリル−ブタジエンゴム(NBR)、ピリジン−ブタ
ジエンゴム、スチレン−イソプレンゴム(SIR)、ス
チレン−エチレン共重合体、ポリスチレン−ポリブタジ
エン−ポリスチレン(SBS)、ポリスチレン−ポリイ
ソプレン−ポリスチレン(SIS)、ポリ(α−メチル
スチレン)−ポリブタジエン−ポリ(αメチルスチレ
ン)(α−MeSBα−MeS)、ポリ(αメチルスチ
レン)−ポリイソプレン−ポリ(α−メチルスチレ
ン)、塩素化ポリエチレンゴム、エチレン−プロピレン
共重合体(EP),ブタジエン−スチレン共重合体(B
S)、エチレン−プロピレン−エチリデン共重合体、エ
チレン−プロピレン−ジエン共重合体、エチレン−プロ
ピレン共重合体ゴム、エチレン−ブテン−1共重合体ゴ
ム、エチレン−プロピレン−エチルデンノルボルネン共
重合体ゴム、エチレン−プロピレン−ジシクロペンタジ
エン共重合体ゴム、エチレン−プロピレン−1,4ヘキ
サジエン共重合体ゴム、エチレン−ブテン−1−エチリ
デンノルボルネン共重合体ゴム、エチレン−ブテン−1
−ジシクロペンタジエン共重合体ゴム、エチレン−ブテ
ン−1−1,4ヘキサジエン共重合体ゴム、アクリロニ
トリル−クロロプレンゴム(NCR)、スチレン−クロ
ロプレンゴム(SCR)、スチレン−ブタジエン−スチ
レン(SBS)共重合体、スチレン−イソプレン−スチ
レン(SIS)共重合体、スチレン−水素添加ポリオレ
フィン−スチレン(SEBS)共重合体等のスチレン系
熱可塑性エラストマーやブタジエン−スチレンブロック
共重合体、スチレン−ゴム中間ブロック−スチレン共重
合体等のブロック共重合体等の合成ゴムが使用される。
【0009】上記熱可塑性樹脂において、共重合体成分
中アクリロニトリルの含有重量比率が15に満たない場
合には、結果物であるマスキング材の耐溶剤性と剛性が
低下し、85を越えると成形性が低下して複雑形状が得
られにくゝなる。また熱可塑性樹脂中の合成ゴム成分の
含有重量比率が10に満たない場合には、結果物である
マスキング材が硬く脆くなって亀裂等の破損が発生し易
くなり、35を越えるとマスキング材の剛性が低下し撓
み易くなる。
【0010】本発明の熱可塑性樹脂を製造する一般的に
な方法は、合成ゴムエマルジョン中でアクリロニトリル
とスチレンおよび/またはメチルメタクリレートとを共
重合する方法である。この方法により、アクリロニトリ
ルとスチレンおよび/またはメチルメタクリレートは該
合成ゴムにグラフト共重合するか、あるいはアクリロニ
トリルとスチレンおよび/またはメチルメタクリレート
との共重合体が該合成ゴムにミクロンブレンドする。
【0011】上記エマルジョン重合方法に代えて、懸濁
重合や溶液重合等も適用されることは云うまでもない。
また本発明の熱可塑性樹脂は、上記アクリロニトリルと
スチレンおよび/またはメチルメタクリレートとの共重
合体と、上記合成ゴムとをロール等を用いて加熱混練し
てもよい。またアクリロニトリルとスチレンおよび/ま
たはメチルメタクリレートとの共重合体成分には、更に
耐熱性を向上させるためにN−フェニルマレイミド、ジ
ビニルベンゼン、エチレングリコールジメタクリレー
ト、プロピレングリコールジメタクリレート、グリシジ
ルメタクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレート等
の反応性ビニル単量体や多価ビニル単量体を共重合させ
てもよい。
【0012】したがって本発明の熱可塑性樹脂は、上記
グラフト共重合体かあるいは混合物(主としてミクロブ
レンド)として提供されるが、本発明の熱可塑性樹脂
は、上記グラフト共重合体と混合物との混在物であって
もよい。
【0013】本発明の熱可塑性樹脂には、剛性と耐熱性
とを向上せしめるためにエンジニアリングプラスチック
が混合されてもよい。このようなエンジニアリングプラ
スチックとしては、ポリアミド、ポリカーボネート、ポ
リエステル、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポ
リフェニレンエーテル、ポリフェニレンスルフィド、ポ
リエーテルエーテルケトン、ポリアミドイミド、ポリエ
ーテルイミド、メチルペンテンコポリマー等がある。上
記エンジニアリングプラスチックは二種以上混合されて
もよい。上記エンジニアリングプラスチックのうち望ま
しいものは成形性の点からみてポリフェニレンエーテル
である。
【0014】上記熱可塑性樹脂には更に必要に応じ更に
ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン
共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のポリオレ
フィン、塩化ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、メタクリ
レート系樹脂、塩化ビニリデン系樹脂、プロピオン酸ビ
ニル系樹脂、スチレン−ブタジエン共重合体、ポリエス
テル系樹脂等の熱可塑性樹脂の一種または二種以上が混
合されてもよい。
【0015】更に上記熱可塑性樹脂には、炭酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウム、硫酸バリウム、硫酸カルシウ
ム、亜硫酸カルシウム、燐酸カルシウム、水酸化カルシ
ウム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム、酸化
マグネシウム、酸化チタン、酸化鉄、酸化亜鉛、アルミ
ナ、シリカ、ケイ藻土、ドロマイト、石膏、タルク、ク
レー、アスベスト、マイカ、ガラス繊維、カーボン繊
維、ケイ酸カルシウム、炭酸カルシウム、ベンナイト、
ホワイトカーボン、カーボンブラック、鉄粉、アルミニ
ウム粉、石粉、高炉スラグ、フライアッシュ、セメン
ト、ジルコニア粉等の無機充填材、木綿、麻、竹繊維、
ヤシ繊維、羊毛等の天然繊維、ポリアミド繊維、ポリエ
ステル繊維、アクリル繊維、ビスコース繊維、アセテー
ト繊維、塩化ビニル繊維、塩化ビニリデン繊維等の有機
合成繊維、アスベスト繊維、ガラス繊維、炭素繊維、セ
ラミック繊維、金属繊維、ウィスカー等の無機繊維、リ
ンター、リネン、サイザル、木粉、ヤシ粉、クルミ粉、
でん粉、小麦粉等の有機充填材等の補強材を添加して形
状保持性、寸法安定性、圧縮および引張強度等を向上せ
しめてもよい。上記充填材は通常上記熱可塑性樹脂に対
して0.5〜200重量%程度添加される。
【0016】上記熱可塑性樹脂のシートは、またマスキ
ング部位識別のために顔料や染料等により着色され色分
けされてもよく、更にまたDOP,DBP等の可塑剤、
酸化防止剤、帯電防止剤、結晶化促進剤、難燃剤、防炎
剤、防虫剤、防腐剤、ワックス類、滑剤、老化防止剤、
紫外線吸収剤、化学発泡剤またはカプセル型発泡剤のよ
うな発泡剤等が添加されてもよい。これらの成分は一種
または二種以上相互に混合して添加せられてもよい。該
熱可塑性シートに帯電防止剤が混合され、あるいは表面
に塗布されたものを使用したマスキング材にあっては、
有機溶剤溶液型塗料を使用した場合、マスキング材の帯
電が防止される結果、放電による有機溶剤蒸気の爆発等
の危険が防止される。
【0017】上記熱可塑性樹脂のシートには更にポリエ
チレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合
体、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のポリオレフィ
ン、塩化ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、メタクリレー
ト系樹脂、塩化ビニリデン系樹脂、スチレン系樹脂、プ
ロピオン酸ビニル系樹脂、スチレン−ブタジエン共重合
体、ポリエステル系樹脂等の熱可塑性樹脂のシートまた
は該熱可塑性樹脂の発泡体のシートが積層されてもよ
い。本発明のマスキング材は上記熱可塑性樹脂シートを
加熱軟化せしめて真空成形、圧空成形、あるいは真空圧
空成形によって成形されるが、これら成形方法によれ
ば、複雑形状のマスキング材であっても大量に生産する
ことが出来る。
【0018】上記熱可塑性樹脂のシートからなるマスキ
ング材の表面の一部または全部には例えばコロナ放電処
理やプライマー処理等の処理を行なって塗料や接着剤に
対する親和性を更に高めてもよい。上記プライマー処理
に用いられるプライマーとしては塩素化ポリプロピレ
ン、エチレン−酢酸ビニル共重合体のような変性ポリオ
レフィンまたはオレフィン共重合体、スチレン−ブタジ
エンゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム、クロロ
プレンゴム、ポリブタジエンのような合成ゴム、アクリ
ル系合成樹脂、ビニル系合成樹脂あるいはアミノ基、ア
ミド基等を含むアクリル系合成樹脂、ビニル系合成樹
脂、アミノ系合成樹脂やエポキシ樹脂等の合成ゴムまた
は合成樹脂系のプライマー、あるいはアルミニウムイソ
プロピレート、アルミニウムトリスアセチルアセトネー
ト等のアルミニウムアルコラートまたはアルミニウムキ
レート化合物、2−エチルヘキシル鉛、ヘキサデシルリ
チウム等のアルキル金属、ジブチルスズジアセテート、
ジ−n−ブチルスズジオキシド等の有機スズ化合物、メ
チルビニルジクロロシラン等のシラン化合物、アセチル
アセトンリチウム、アセチルアセトンベリリウム等の
1,3−ジカルボニルの金属錯塩、テトラブチルチタネ
ート等の有機チタン化合物、ホウ酸トリ−n−ブチル、
ホウ酸トリフェニル等のホウ酸化合物、リン酸トリオレ
イル、リン酸トリデシル等のリン酸エステル、ステアリ
ン酸マグネシウム、ナフテン酸コバルト等のカルボン酸
金属塩、n−ドデシルメルカプトカリウム塩等の金属チ
オアルコラート、2−エチルヘキサンジチオ酸亜鉛等の
チオジカルボン酸塩、ジメチルジチオカルバミン酸ニッ
ケル、ジメチルジチオカルバミン酸銅等のジチオカルバ
ミン酸金属塩、ベンゼンスルホン酸ニッケル等のスルホ
ン酸金属塩、ジブチルリン酸バナジウム等の有機リン酸
金属塩等の低分子量のプライマーがあり、上記プライマ
ーは一種または二種以上の混合物として用いられる。上
記プライマーは上記マスキング材として用いられるエン
プラの塗料ビヒクルあるいは接着剤として一般的に用い
られるエンプラ以外の合成樹脂との双方に良好な接着性
を有する合成樹脂またはゴムあるいは上記各種のプライ
マーが用いられる。上記プライマーとして特に望ましい
ものとしては第4級アンモニウム塩を含むアクリル系合
成樹脂やアミノ系合成樹脂がある。
【0019】上記各種のプライマーの一種または二種以
上の混合物を用いてプライマー処理を施すには、上記各
種のプライマーの一種または二種以上の混合物の溶液ま
たはエマルジョン(ラテックス)を上記マスキング材の
表面に塗布し乾燥させる。上記プライマー処理に先立
ち、上記マスキング材本体の表面に親和処理を施しても
よい。上記親和処理としては、該表面を若干炭化させて
親和性を与える火炎処理や硫酸処理、表面を粗にしかつ
若干炭化させるコロナ放電処理等がある。
【0020】
【作用】本発明に使用する上記熱可塑性樹脂のシート
は、適度な耐熱性、耐溶剤性を有し、また成形温度に加
熱軟化させた時の材料の流動性が小さい。したがって該
熱可塑性樹脂シートを成形温度における加熱軟化状態に
おいて真空成形あるいは圧空成形、あるいは真空圧空成
形した場合、型離れ時の外力が及ぼされても変形を起し
にくゝ、型離れ性が良好であり、正確な成形形状を得る
ことが出来る。
【0021】〔第1実施例〕図1〜図8に本発明の第1
実施例が示される。本実施例のマスキング材(11)は例え
ば自動車のセンターピラー(12)のような柱状体のマスキ
ングに使用される。そして該マスキング材(11)は内側に
センターピラー(12)の本体(12A) の嵌合部(11B) を形成
した断面コの字型の本体(11A) と、該本体(11A) の両側
壁(11C,11C)の下縁に沿って形成された該センターピラ
ー(12)のフランジ(12B,12B) を嵌合するフランジ嵌合部
(11D,11D) と、該フランジ嵌合部(11D,11D) から延設さ
れた裏当て部(11E,11E) と、上部に延設された上当て部
(11F) とからなり、本体(11A)のには長手方向の補強縦
リブ(11G) と短手方向の補強横リブ(11H) とが形成され
ている。該マスキング材(11)はアクリロニトリル:スチ
レン:メチルメタクリレート=20:60:20重量比
の共重合体成分と、ポリブタジエン成分とを80:20
重量比の割合で含み、大部分がグラフト共重合体であ
り、若干のミクロブレンド物を含む熱可塑性樹脂配合物
のシート(厚み1.0mm)を真空成形することによって
製造される。
【0022】上記マスキング材(11)の製造工程を図2〜
図5に示す。図に示す真空成形装置(15)は、上型(16)と
下型(17)とからなり、該下型(17)に真空経路が接続して
いる。上記熱可塑性樹脂シートSは加熱炉内で170℃
に加熱軟化され、基台(19)上を矢印イ方向に送られ、成
形位置で停止する。次いで図3に示すように上型(16)が
下降して該シートSは基台(19)と上型(16)との間で挾持
固定され、同時に下型(17)が上昇して該シートSを真空
成形する。このようにして成形物M(マスキング材(1
1))が成形されるが、該成形物Mは下部両側にアンダー
カット部U(フランジ嵌合部(11D,11D) )が形成されて
いる。
【0023】成形後は図4に示すように、下型(17)を下
降させて脱型を行なうが、この際該アンダーカット部U
が下型(17)のフランジ嵌合部成形部(18,18) に引掛り、
該成形物Mは変形するが、該熱可塑性樹脂は成形温度に
おける加熱軟化状態でも材料の流動性が小さいので、下
型(17)の下降に引きずられることなく、下型(17)は該成
形物Mから円滑に脱型し、かつ弾性復元力によって略元
の形状に復帰する。下型(17)脱型後は図5に示すように
上型(16)を上昇させ、シートSを矢印イ方向に送り、再
び図2に示す状態から成形を行なう。成形された成形物
Mはカッターによって切り離され、トリミングされてマ
スキング材(11)となる。
【0024】上記マスキング材(11)は図6に示すように
センターピラー(12)の本体(12A) を該マスキング材(11)
の嵌合部(11B) に嵌合し、更に該センターピラー(12)側
縁のフランジ(12B) を該マスキング材(11)のフランジ嵌
合部(11D,11D) に嵌合して仮止めを行なう。上記仮止め
の後、図7に示すように該マスキング材(11)の裏当て部
(11E,11E)を折返してセンターピラー(12)の裏当て(12C)
に当て、該裏当て部(11E,11E) を粘着テープ(14)やタ
ッカー等で固定する。このようにして上記マスキング材
(11)を図8に示すようにセンターピラー(12)に取付けた
後、熱硬化性メラミン−アルキド樹脂塗料等によってマ
スキング材(11)と共に塗装する。
【0025】〔比較例〕図9には上記第1実施例に対す
る比較例が示される。この比較例では第1実施例の熱可
塑性樹脂シートSに代えて、ポリプロピレンシートS1
が使用され、該シートS1 を200℃に加熱軟化させて
第1実施例と同一形状の成形物M1 (マスキング材)が
成形される。この成形物M1 を脱型する場合には、下型
(17)のフランジ嵌合部成形部(18,18) が該成形物M1
アンダーカット部U1 , U1 に引掛り、該成形物M1
変形するが、該ポリプロピレンは成形温度に加熱軟化し
た状態で材料の流動性が大きく、その結果下型(17)の下
降と共に成形物M1 は下方に引きづり込まれ、脱型が非
常に困難であるし、弾性復元力が小さく大きな永久歪み
が残り、正確な形状が得られない。
【0026】〔第2実施例〕図10には本発明の第2実
施例が示される。本実施例のマスキング材(21)は内側に
センターピラー(22)の本体(22A) の嵌合部(21B) を形成
した断面コの字型の本体(21A) と、該本体(21A) の両側
壁(21C,21C) の下縁に沿って形成された該センターピラ
ー(22)のフランジ(22B,22B) を嵌合するフランジ嵌合部
(21D,21D) と、該フランジ嵌合部(21D,21D) から延設さ
れた裏当て部(21E,21E) と、上部に延設された上当て部
(21F) とからなり、本体(21A) の周囲には長手方向の補
強リブ(21G) と短手方向のリブ(21H) とが形成されてい
るが、第1実施例の場合と異なり本実施例では、長手方
向の補強リブ(21G) が断続されている。該マスキング材
(21)はアクリロニトリル:スチレン=15:85重量比
の共重合体成分と、ポリブタジエン成分とを87:13
重量比の割合で含み、グラフト共重合体とミクロブレン
ド物を含む熱可塑性樹脂に、更にカーボンブラック3重
量%を混合した熱可塑性樹脂配合物のシート(厚み0.
5mm)を第1実施例と同様に真空成形することによって
製造される。第2実施例の場合も第1実施例と同様に型
離れ性が良好でかつ形状が正確な成形物が得られる。
【0027】上記マスキング材(21)は第1実施例のマス
キング材(11)と同様にしてピラー(22)の本体(22A) を該
マスキング材(21)の嵌合部(21B) に嵌合し、更に該セン
ターピラー(22)側縁のフランジ(22B) を該マスキング材
(21)のフランジ嵌合部(21D,21D) に嵌合して仮止めを行
ない、該マスキング材(21)の裏当て部(21E,21E) を折返
してピラー(22)の裏当てに当て、該裏当て部(21E,21E)
を粘着テープやタッカー等で止着する。このようにして
塗料等によってマスキング材(21)と共に塗装する。第1
実施例のマスキング材(11)は長手方向の補強リブ(11G)
が連続しているから、該補強リブ(11G) に沿って折り曲
がり易かったが、本実施例のマスキング材(21)は長手方
向の補強リブ(21G) が断続しているから、リブ(21G) に
沿っての折り曲げ剛性が向上する。
【0028】〔第3実施例〕図11〜図14に本発明の
第3実施例を示す。図11において(33)は自動車のフロ
ントバンパーであり、塗装に際しては該フロントバンパ
ー(33)の下側スカート部(34)の空気取入れ口(35)に本実
施例のマスキング材(31)が取付けられる。該スカート部
(34)の空気取入れ口(35)の内側には縦横の補強桟(36A,3
6B) が設けられており、該マスキング材(31)には該補強
桟(36A,36B) を嵌合するための縦横の嵌合溝(32A,32B)
が形成されており、前面周縁にはフランジ(32C) が形成
されており、更に該横嵌合溝(32B) の上側には左右一対
の係合突起(32D,32D) および横嵌合溝(32B) の裏側中央
部には把手(32E) が形成されている。該マスキング材(3
1)はアクリロニトリル:スチレン:N−フェニルマレイ
ミド=15:80:5重量比の共重合体成分と、EPD
M成分とを80:20重量比でミクロブレンドした熱可
塑性樹脂配合物のシート(厚み0.6mm)を第1実施例
と同様に真空成形することによって製造される。
【0029】上記マスキング材(31)を真空成形する場
合、第1実施例と同様に図13に示す上型(16A) と下型
(17A) とからなる真空成形装置(15A) を使用するが、成
形物M 2 を脱型する場合、下型(17A) の係合突起成形部
(18A) が成形物M2 とアンダーカット部U2 (係合突起
(32D,32D) )に引掛り、そのために該成形物M2 は変形
するが、下型(17A) 脱型後は弾性復元力によって略元の
形状に戻る。即ちこのマスキング材(31)の材料である熱
可塑性樹脂配合物は加熱軟化状態でも材料の流動性が低
いので、成形物M2 は下型(17A) の下降に際して引込ま
れることがなく、型離れは容易である。
【0030】このマスキング材の材料として、ポリプロ
ピレンを用いた場合には、前述の比較例と同様下型の下
降と共に成形物が引込まれてしまい、型離れが困難にな
る。
【0031】該マスキング材(31)は把手(32E) を手で持
って図14に示すように該空気取入れ口(35)の内側に嵌
着され、該空気取入れ口(35)の補強桟(36A,36B) はマス
キング材(31)の嵌合溝(32A,32B) に嵌合される。そして
該マスキング材(31)は係合突起(32D,32D) が横桟(36B)
の奥側に係合することによって該空気取入れ口(35)の内
側に固定される。このようにしてマスキング個所である
スカート部(34)の空気取入れ口(35)にマスキング材(31)
を取付けた上でフロントバンパー(33)を塗装し、該塗装
後熱処理によって塗膜を乾燥硬化させ、その後把手(32
E) を手がかりとして該空気取入れ口(35)から取はずさ
れる。
【0032】〔第4実施例〕本発明を図15〜図19に
本発明の第4実施例を示す。(42)は自動車のインストル
ーメントパネルであって、前面にはグローブボックス取
付け穴(45)、オーディオ取付け穴(46,47) 、計器類取付
部(48)、小物入れ取付部(49)等が設けられており、該イ
ンストルーメントパネル(42)は上部(42A) と下部(42B)
とに分割されている。
【0033】該インストルーメントパネル(42)は、図1
6に示すように基材(44)と、該基材(44)表面に貼着され
る表装材(43)とからなり、該表装材(43)は不織布、合成
皮革等からなる表皮材(43A) と、該表皮材(43A) に裏打
ちされている不織布、プラスチック発泡体シート等から
なるワディング材(43B) とからなり、該表皮材(43A)は
所定の色(基色)に着色されており、該ワディング材(4
3B) の厚みを弾性的に変化させることが可能である。
【0034】基材(44)には上部(42A) と下部(42B) との
境界に沿って凹溝(44A) が設けられており、表装材(43)
はこの部分で該凹溝(44A) 内にきめ込むことによってパ
ーティングラインPLが形成されている。該表装材(43)
はきめ込み部分でワディング材(43B) が厚みを圧縮さ
れ、その弾性復元力によって凹溝(44A) 内に固定されて
いる。
【0035】上記インストルーメントパネル(42)は上下
共通の表装材(43)によって化粧されているから上下同色
(基色)である。これをこのまゝ自動車車体に取付けて
もよいが、上下異色にするには図15に示すようなマス
キング材(41)を使用する。該マスキング材(41)はインス
トルーメントパネル(42)上部(42A) に適嵌する形状を有
し、端縁部には係合フランジ(41A) が形成されている。
【0036】該マスキング材(41)は図17に示すように
該インストルーメントパネル上部(52A) に被着され、図
18に示すように係合フランジ(41A) をパーティングラ
インPLの隙間Sに挿着することによって固定される。
該マスキング材(41)の係合フランジ(41A) をパーティン
グラインPLの隙間Sに挿着すると、該表装材(43)のワ
ディング材(43B) が厚みを圧縮され、その弾性復元力に
よって該係合フランジ(41A) が表装材(43)によって挾圧
され固定される。
【0037】マスキング材(41)をインストルーメントパ
ネル上部(42A) に取付けた上で、インストルーメントパ
ネル下部(42B) をスプレー塗装等で上部(42A) とは異色
に塗装する。塗装後はマスキング材(41)を取りはずす。
このようにして図19に示すような上下異色のインスト
ルーメントパネル(42)が簡単に得られる。
【0038】本実施例のマスキング材(41)はアクリロニ
トリル:スチレン=15:85重量比の共重合体成分
を、シリコンゴム成分に77:23重量比で含むグラフ
ト共重合体樹脂70重量%とポリカーボネート30重量
%とのポリマーアロイである熱可塑性樹脂配合物のシー
ト(厚み0.7mm)を真空圧空成形することによって製
造される。本実施例の場合も第1実施例〜第3実施例と
同様に型離れが良好でかつ正確な成形物が得られる。
【0039】
【発明の効果】本発明のマスキング材に使用する熱可塑
性樹脂シートは真空成形の際の成形温度において材料の
流動性が小さいので、成形物は型離れすることが容易で
正確な形状のマスキング材を効率良く生産することが出
来る。
【図面の簡単な説明】
図1〜図8は本発明の第1実施例を示すものである。
【図1】斜視図
【図2】成形前の説明図
【図3】成形時の説明図
【図4】成形後の脱型過程の説明図
【図5】脱型後の説明図
【図6】仮止め状態の図8におけるA−A断面図
【図7】固定状態の図8におけるA−A断面図
【図8】ピラー取付状態斜視図
【図9】比較例の脱型過程の説明図
【図10】第2実施例の斜視図図11〜図14は本発明
の第3実施例を示すものである。
【図11】斜視図
【図12】裏面斜視図
【図13】成形後脱型過程の説明図
【図14】マスキング材取付状態側断面図図15〜図1
9は本発明の第4実施例を示すものである。
【図15】塗装前のインストルーメントパネルとマスキ
ング材の斜視図
【図16】図13におけるA−A断面図
【図17】マスキング材被着塗装状態の斜視図
【図18】図15におけるB−B断面図
【図19】異色インストルーメントパネルの斜視図
【符号の説明】
11,21,31,41 マスキング材
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 51/04 C08L 51/04 //(C08L 25/12 21:00 21:00) B29K 21:00 B29K 21:00 25:00 25:00 B29L 31:00 B29L 31:00 Fターム(参考) 4D073 AA01 BB03 DB03 DB08 DB12 DB19 DB28 4D075 AA01 AD12 CA50 DA23 DB02 DC12 4F071 AA10 AA22 AA22X AA33X AA34X AA77 AF05 AF45 AH19 BA01 BB13 BC01 BC12 4F208 AA13 AA45 AC03 MA01 MB01 MC03 MH06 4J002 AC002 AC022 AC032 AC062 AC072 AC082 AC092 AC102 BB052 BB152 BB182 BB242 BB272 BC042 BC061 BC071 BC092 BD122 BG042 BN151 BP012 CH022 CH042 CK022 CN022 CP032 FD011 GT00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アクリロニトリルとスチレンおよび/また
    はメチルメタクリレートとの15:85〜40:60重
    量比の共重合体成分と、合成ゴム成分とを90:10〜
    70:30重量比の割合で含む熱可塑性樹脂シートを材
    料とし、真空成形または圧空成形または真空圧空成形に
    よって成形されていることを特徴とするマスキング材
  2. 【請求項2】該熱可塑性樹脂は合成ゴム成分を幹とし、
    共重合体成分を枝とするグラフト共重合体である請求項
    1に記載のマスキング材
  3. 【請求項3】該熱可塑性樹脂は合成ゴム成分と共重合体
    成分との混合物である請求項1に記載のマスキング材
  4. 【請求項4】該熱可塑性樹脂シートの厚みは0.1〜2
    mmである請求項1〜3に記載のマスキング材
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