JPH0316670A - マスキングテープ - Google Patents

マスキングテープ

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JPH0316670A
JPH0316670A JP1149311A JP14931189A JPH0316670A JP H0316670 A JPH0316670 A JP H0316670A JP 1149311 A JP1149311 A JP 1149311A JP 14931189 A JP14931189 A JP 14931189A JP H0316670 A JPH0316670 A JP H0316670A
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JP
Japan
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meth
masking tape
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acrylate
weight
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JP1149311A
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Masaharu Morita
森田 正治
Kinnosuke Hino
比野 欣之輔
Hideaki Shirai
英明 白井
Toshio Yamazaki
山崎 利夫
Etsuo Ogawa
悦男 小川
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Nichiban Co Ltd
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Nichiban Co Ltd
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  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明はマスキングテープに関し、さらに詳しくは、優
れた破断強度を有するとともに、温度変化に対しても安
定して良好な手切れ性を有するマスキングテープに関す
る。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題]マスキ
ングテーブは、通常、紙材の片面に塗装面と密着せしめ
る粘着剤層を有し、他面には、塗料の含浸を防止すると
ともに,塗装後の剥離を容易にする腰を持たせるための
樹脂層を有してなる. ところで、従来、この樹脂層としては、シェラック等の
天然物やポリビニルアルコール樹脂、酢酸ビニル、酢酸
ビニルーアクリル酸エステル系共重合体等の合成樹脂か
らなる樹脂層が知られている. しかしながら、これらの樹脂層を有するマスキングテー
ブは、以下に示すような欠点があった。
すなわち、シエラック等の天然物からなる樹脂層を有す
るマスキングテープにあっては、耐候性に劣り、経時劣
化が著しく、天然物であるがゆえに、例えば色相が経時
により濃くなるという不都合があった. さらに、白色系塗料を用いて、その上から塗装する場合
にあっては、係る樹脂層が塗料に溶出し、塗装面がピン
ク色に着色するいわゆるビンキング現象を引き起こすこ
とがあるとともに、この着色塗料が垂れるという不都合
もあった.また、前記に示すような従来の合成樹脂から
なる樹脂層を有するマスキングテープにあっては、耐候
性、品質安定性および柔軟性においては、比較的良好な
ものの、その反面剛性に欠けることから、いわゆる手切
れ性が十分でなく、その結果、係るテープの刃物による
切断が必要となったり、また手で切断する場合には、過
度の力を必要とするという不都合があった.さらには、
柔軟性に冨むがゆえに、微妙なライン取りが困難である
という不都合があった. 本発明は前記事情によりなされたものである.すなわち
,本発明の目的は,耐候性、品質安定性、柔軟性に優れ
るとともに、適度な剛性を有し、手切れ性、微妙なライ
ン取りを行うことができるマスキングテープを提供する
ことにある.[課題を解決するための手段】 本発明のマスキングテープは、粘着剤層上に紙材を介し
て樹脂層を有し、該樹脂層がヒドロキシ(メタ)アクリ
レート、 (メタ)アクリロニトリルおよび(メタ)ア
クリル酸よりなる群から選ばれた1種以上と(メタ)ア
クリル酸エステルとスチレンとの共重合体を含有してな
ることを特徴とする. 以下、本発明を詳細に説明する. 本発明に係る樹脂層に含有する共重合体は、主に、(メ
タ)アクリル酸エステルとスチレンとのほか、ヒドロキ
シ(メタ)アクリレート、(メタ)アクリロニトリルお
よび(メタ)アクリル酸のうち1種または2種以上のモ
ノマーとを共重合して得られた樹脂である. (メタ)アクリル酸エステルとしては,例えばメチル(
メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プ
チル(メタ〕アクリレート、2一エチルヘキシル(メタ
)アクリレート等を挙げることができる. この共重合体における(メタ)アクリル酸エステルの含
有量は、95〜20重量%、好ましくは70〜30重量
%である. スチレンの含有量は,0.1〜40重量%、好ましくは
,5〜30重量%である. ヒドロキシ(メタ)アクリレートとしては、例えば、2
−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロ
キシプロビル(メタ)アクリレート、l−ヒドロキシブ
ロビル(メタ)アクリレート等を挙げることができる. ヒドロキシ(メタ)アクリレートの含有量は、0〜99
重量%である. (メタ)アクリロニトリルの含有量は、0.1〜30重
量%である. (メタ)アクリル酸の含有量は、0〜40重量%である
. このような共重合体の分子量としては、通常、1000
0〜sooooo、好ましくは10000〜10000
0である. なお、樹脂層には,このような共重合体のほか熱硬化性
樹脂、熱可塑性樹脂、例えばエポキシ樹脂、フェノール
樹脂、ポリアミド樹脂等を含有せしめることもできる. 樹脂層の厚さは、0.1〜20μ.m、好ましくは、l
〜lOgmである. 本発明のマスキングテープは、このような樹脂層を紙材
の片面に有する。
紙材抄紙の材質としては、公知のものを好適に使用する
ことができ、例えば、木材バルブ、クラフトバルプ、マ
ニラ麻、ビニロン、レーヨン、ナイロン、テトロン、ポ
リビニルアルコール等をあげることができる。
また、紙材としては、前記材質抄紙原紙に、ブチルゴム
、ブタジエンゴム、ポリイソブチレンゴム、天然ゴム、
ヘベアプラスゴム、SBR、NBR等を含浸せしめたも
のも好適に使用することができる。
紙材の厚さは、20〜200μm、好ましくは、30〜
100μmである。
本発明のマスキングテープは、この紙材の樹脂層を有す
る面とは反対の面に、粘着剤層を有する。
粘着剤としては、例えば、天然ゴム系粘着剤、合成ゴム
系粘着剤、アクリル系粘着剤、シリコーン系粘着剤等を
挙げることができる。
また、粘着剤層には、前記粘着剤のほか、樹脂,充填剤
、顔料、染料、紫外線吸収剤,老化防止剤、軟化剤等を
含有せしめることもできる.粘着剤層の厚さは、5〜l
00μm、好ましくは、10〜30μmである. このような本発明のマスキングテーブは、例えば、前記
紙材上に、常法により前記樹Ill!層を設け,その反
対面に前記粘着剤層を設けてから、その幅を、通常、3
〜120Qm mに切断して得ることができる. なお、前記幅は、本発明のマスキングテーブが剛性を有
することから、その幅を1200〜5000m mとし
、いわゆる幅広のシート状のマスキングテープとするこ
とらできる. このようにして得られた本発明のマスキングテーブは、
本来のマスキングテーブとしてだけでなく、例えば、梱
包用のいわゆる紙粘着テープとしても好適に用いること
ができる. [実施例】 (実施例l) 紙材として、木材パルブ、ビニロン、ポリビニルアルコ
ール単繊維からなる和紙(厚さ55μm)を用い、その
片面に下記の組成からなる共重合体を樹脂層用組成物と
して塗工し、樹脂層(厚さ5μm)を形成した. 匙紅亘里里戒1 メチルアクリレート・・・・・・・lO重量部スチレン
・・・・・・・・・・・・30重量部2−ヒドロキシエ
チル メタクリレート・・・・・・・・・50重量部アクリロ
ニトリル・・・・・・・・lO重量部つぎに、このよう
な樹脂層を設けた紙材の反対面に下記の粘着剤層用組成
物を塗工し、粘着剤層(厚さ25μm)を形成した. k隻剋屓里旦遮1 天然ゴム・・・・・・・・・・・100重量部石油系樹
脂・・・・・・・・・・・55重量部軟化剤・・・・・
・・・・・・・・20重量部このようにして得られたテ
ープ原反を切断し、幅15m mのマスキングテーブを
得た.このマスキングテーブにつき、下記に示す手切れ
性試験及び破断強度測定を行った。
結果を第1表に示す。
(手切れ性試験) l.端裂抵抗値の測定 端裂抵抗値を旧JIS.Z−1523に記載の端裂抵抗
引き裂き装置(V型切り込みジグ付き)を用い、マスキ
ングテーブの23℃及び40℃における端裂抵抗値を測
定した。
なお、引張速度は、200mm/分とした。
2.テープ切断性の官能試験 無作為に選択した100人を対照に、後述する比較例l
及び比較例2に記載のマスキングテーブと実施例のマス
キングテープとの手切れ感を対比し、実施例のマスキン
グテープの手による切断が容易であると感じた人数を以
下に示す基準で評価するテープ切断性の官能試験を行っ
た。
70人以上・・・・・・・・・・良好 30人以上、70人未満・・・・・同等30人未満・・
・・・・・・・・不良 (破断強度) マスキングテープ(幅1smm)をインストロン試験機
にて引彊速度300mm/分で引係り,破断する値をそ
の破断強度として測定した。
なお、測定は、23℃及び40℃のそれぞれにつき行っ
た。
(実施例2) 樹脂層用組成物を下記に示す組成の共重合体としたほか
は、実施例lと同様にマスキングテーブを作製し、実施
例1と同様のテープ切断性の官能試験を行った。
結果を第1表に示す。
凰阪置里旦或1 エチルアクリレート・・・・・・・20重量部スチレン
・●・・・・・・・・・・30重量部2−ヒドロキシエ
チル アクリレート・・・・・・・・・・20重量部アクリル
酸・・・・・・・・・・・20重量部(実施例3) 樹脂層用組成物を下記に示す組成の共重合体としたほか
は、実施例lと同様にマスキングテーブを作製し、実施
例lと同様のテープ切断性の官能試験を行った。
結果を第た。に示す。
肚胆簾貝旦瓜肋 メチルアクリレート・・・・・・・50重量部スチレン
・・・・・・・・・・・・30重量部アクリロニトリル
・・・・・・・・20重量部(比較例l) 樹脂層用組成物を下記のとおりとしたほかは、実施例l
と同様にマスキングテーブを作製し、実施例1と同様の
端裂抵抗値及び破断強度の測定を行った。
結果を第1表及び第2表に示す。
凰胆置里旦戒1 シェラック・・・●・・・・●・100重量部(比較例
2) 樹脂層用組成物を下記のとおりとしたほかは、実施例l
と同様にマスキングテーブを作製し、実施例1と同様の
端裂抵抗値及び破断強度の測定を行った。
結果を第1表及び第2表に示す。
艶胆亘里旭或胞 酢酸ビニルーアクリル酸 エチル共重合体・・・・・・・・・90重量部ポリビニ
ルアルコール・・・・・・lO重量部第1表 第2表 [評価] 本発明のマスキングテープは、第1表及び第
2表からち明らかなように、シェラックを含有する樹脂
層を有するマスキングテーブ及び酢酸ビニルーアクリル
酸エチル共重体を含有する樹脂層を有するマスキングテ
ープと比較すると、破断強度において、ほぼ同等または
優れているにも関わらず、端裂抵抗値が、いずれの比較
例の端裂抵抗値より低く,また23℃と40℃との端裂
抵抗値の変動が比較例のマスキングテーブより少ない.
すなわち,本発明のマスキングテープは、比較例のマス
キングテーブより、同等または優れた破断強度を有しな
がらも,温度変化に対し、安定した手切れ性を有すると
ともに、良好な手切れ性を有する. また、このことは、同時に行った切断性の官能試験によ
っても裏ずけられた. [発明の効果J 本発明によると、 tll破断強度に優れるとともに、良好な耐候性,すな
わち、温度変化に対しても安定し,かつ良好な手切れ性
を有するマスキングテープを提供することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)粘着剤層上に紙材を介して樹脂層を有し、該樹脂
    層がヒドロキシ(メタ)アクリレート、(メタ)アクリ
    ロニトリルおよび(メタ)アクリル酸よりなる群から選
    ばれた1種以上と(メタ)アクリル酸エステルとスチレ
    ンとの共重合体を含有してなることを特徴とするマスキ
    ングテープ。
JP1149311A 1989-06-14 1989-06-14 マスキングテープ Expired - Fee Related JP2726107B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010079367A (ko) * 2001-07-09 2001-08-22 김명원 공기 통풍 구조의 수박 및 과일류 적치대
JP2002336748A (ja) * 2001-05-17 2002-11-26 Nagoya Oil Chem Co Ltd マスキング材

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JP2002336748A (ja) * 2001-05-17 2002-11-26 Nagoya Oil Chem Co Ltd マスキング材
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