JP2004187337A - 管内通線方法、管内通線具および配管検査装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】線状体にねじり力を加えずとも、エルボ継手などの段差を容易に乗り越えて挿入できる管内通線方法、管内通線具および配管検査装置を提供する。
【解決手段】配管3内に誘導体1を挿入する管内通線方法、管内通線具および配管検査装置であって、配管内に押し込み挿入するために誘導体1には線状体2が連結されてあり、誘導体1を振動させるための加振装置5を設けてある。
【選択図】 図3
【解決手段】配管3内に誘導体1を挿入する管内通線方法、管内通線具および配管検査装置であって、配管内に押し込み挿入するために誘導体1には線状体2が連結されてあり、誘導体1を振動させるための加振装置5を設けてある。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は線状体を押し込むことにより管内に挿入する通線方法、及び、その通線方法に使用される管内通線具、並びに、管内検査具を備えた検査部と、その検査部に接続された線状体を設けた配管検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記管内通線方法、管内通線具および配管検査装置では、従来、図4に示すように概球状の誘導体1には索条などからなる線状体2の一端部が連結されており、線状体2を管3内に押し込むことにより、誘導体1を管3内に挿入するように構成している(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開昭60−223409号公報(第1図、第2図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このため、誘導体1が配管内のエルボ継手4などの段差に衝突した場合、誘導体の先端形状が例え丸くても、引っかかって乗り越えられずに通過できないことがあるが、これを解消するために、線状体にねじり力を加えて誘導体を回転させながら押し込むことにより乗り越えさせている。
しかしながら、例えば、センサ用のケーブルを内蔵している線状体の場合は特に、ねじり力により断線しやすくなるという欠点がある。
【0005】
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、エルボ継手などの段差を有する配管であっても、容易に乗り越えて挿入、通線できるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の管内通線方法の発明の特徴構成は、線状体を押し込むことにより管内に挿入する通線方法において、加振装置により少なくとも線状体の先端側を振動させながら管内に挿入する点にある。
【0007】
[作用]
線状体を配管内に挿入する際、その先端側が加振装置により振動していることにより、先端側の表面と配管の内表面との接触部分が常に相対的に止まらずに動いているため浮いたような状態になり、エルボ継手などの段差があっても先端側が引っかかりにくくなる。
【0008】
[効果]
配管内にエルボ継手などの段差があっても簡単に乗り越えて通過させることができ、線状体に無理な力をかけることなく、容易に挿入し通線できる。
【0009】
請求項2記載の管内通線具の発明の特徴構成は、配管内に押し込むことにより挿入操作される線状体を備えた管内通線具において、線状体の先端側を振動させる加振装置を設けてある点にある。
【0010】
[作用]
線状体を配管内に挿入する際、その先端側が加振装置により振動していることにより、先端側の表面と配管の内表面との接触部分が常に相対的に止まらずに動いているため浮いたような状態になり、エルボ継手などの段差があっても先端側が引っかかりにくくなる。
【0011】
[効果]
配管内にエルボ継手などの段差があっても簡単に乗り越えて通過させることができ、線状体に無理な力をかけることなく、容易に挿入し通線できる。
【0012】
請求項3記載の管内通線具の発明の特徴構成は、前記線状体の先端に誘導体を備え、前記誘導体に前進しやすく後退しにくい表面処理部を形成してある点にある。
【0013】
[作用]
加振装置により誘導体が振動した場合、誘導体の表面と配管の内表面との接触部分が相対的に動くため、誘導体の表面に施された表面処理部により誘導体が前進しても後退しないような方向に動き、自走することができる。
【0014】
[効果]
誘導体が自走するため、線状体を管内に押し込む力が小さくても誘導体を挿入しやすくなり、線状体に無理な力をかけることなく、容易に挿入し通線できる。
【0015】
請求項4記載の管内通線具の発明の特徴構成は、前記誘導体に加振装置を設けてある点にある。
【0016】
[作用]
加振装置により誘導体が振動した場合、管軸方向の振動成分が大きいと、誘導体の表面と配管の内表面との接触部分が相対的に管軸方向に動くため、誘導体が管軸方向により前進しやすくなり、自走することができる。
【0017】
[効果]
誘導体が自走するため、線状体を管内に押し込む力が小さくても誘導体を挿入しやすくなり、線状体に無理な力をかけることなく、容易に挿入し通線できる。
【0018】
請求項5記載の配管検査装置の発明の特徴構成は、管内検査具を備えた検査部と、その検査部に接続された線状体を設けた配管検査装置において、前記検査部の管内挿入を誘導する誘導部を前記検査部の前方に設け、前記誘導部を振動させる加振装置を設けてある点にある。
【0019】
[作用]
管内検査具を備えた検査部を管内に挿入する際、誘導部が加振装置により振動していることにより、その誘導部の表面と配管の内表面との接触部分が常に相対的に止まらずに動いているため浮いたような状態になり、エルボ継手などの段差があっても誘導部が引っかかりにくくなる。
【0020】
[効果]
配管内にエルボ継手などの段差があっても簡単に乗り越えて通過させることができ、検査部や線状体に無理な力をかけることなく、容易に挿入し検査できる。
【0021】
請求項6記載の配管検査装置の発明の特徴構成は、前記誘導部又は前記検査部の少なくとも一方が前進しやすく後退しにくい表面処理部を設けてある点にある。
【0022】
[作用]
加振装置により誘導部が振動した場合、その誘導部又は検査部の少なくとも一方の表面と配管の内表面との接触部分が相対的に動くため、誘導部又は検査部の少なくとも一方の表面に施された処理加工により誘導部及び検査部が前進しても後退しないような方向に動き、自走することができる。
【0023】
[効果]
誘導部及び検査部が自走するため、線状体を管内に押し込む力が小さくても誘導部及び検査部を挿入しやすくなり、誘導部及び検査部や線状体に無理な力をかけることなく、容易に挿入し検査できる。
【0024】
請求項7記載の配管検査装置の発明の特徴構成は、前記誘導部の振動方向が管軸方向の成分を有するよう加振装置を設けてある点にある。
【0025】
[作用]
加振装置により誘導部が振動した場合、管軸方向の振動成分が大きいと、その誘導部の表面と配管の内表面との接触部分が相対的に管軸方向に動くため、その誘導部が管軸方向に前進しやすくなり、自走することができる。
【0026】
[効果]
誘導部が自走するため、線状体を管内に押し込む力が小さくても検査具を挿入しやすくなり、誘導部や線状体に無理な力をかけることなく、容易に挿入し検査できる。
【0027】
請求項8記載の配管検査装置の発明の特徴構成は、前記検査部に超音波探触子を有している点にある。
【0028】
[作用]
配管の肉厚を検査するための超音波探触子を管内に挿入する際、誘導部が加振装置により振動していることにより、誘導部の表面と配管の内表面との接触部分が常に相対的に止まらずに動いているため浮いたような状態になり、エルボ継手などの段差があっても誘導部が引っかかりにくくなる。
【0029】
[効果]
配管内にエルボ継手などの段差があっても簡単に乗り越えて通過させることができるため、検査具やケーブルに無理な力をかけることなく容易に挿入し検査でき、また、検査具をエルボ継手よりも挿通方向下手側まで容易に挿入できることにより、配管の肉厚を測定する検査範囲を広くすることができる。
【0030】
請求項9記載の配管検査装置の発明の特徴構成は、検査部に管内カメラを設けてある点にある。
【0031】
[作用]
配管の内部を観察するためのカメラを管内に挿入する際、誘導部が加振装置により振動していることにより、誘導部の表面と配管の内表面との接触部分が常に相対的に止まらずに動いているため浮いたような状態になり、エルボ継手などの段差があっても誘導部が引っかかりにくくなる。
【0032】
[効果]
配管内にエルボ継手などの段差があっても簡単に乗り越えて通過させることができるため、管内カメラやケーブルに無理な力をかけることなく容易に挿入し観察でき、また、管内カメラをエルボ継手よりも挿通方向下手側まで挿入できることにより、配管内を観察する検査範囲を広くすることができる。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。尚、図面において従来例と同一の符号で表示した部分は、同一又は相当の部分を示している。
[第1実施形態]
図3は、先端に誘導部を形成する誘導体1(又は誘導球B)を有した管内通線具をガス供給用の配管3内に挿入した状態で、誘導体1には線状体2が連結されており、配管3内に挿入した誘導体1を線状体2の配管外側からの押し引き操作で管長手方向に沿って移動させることができるようにしてあり、前記誘導体1の内部には、誘導体1全体を振動させる加振装置5を設けてあり、加振装置5は振動用電動モーターMにより駆動され、振動用電動モーターMを作動させるための直流電源ケーブル12が線状体2内を挿通して図外の制御装置に接続してあり、配管3に挿入した誘導体1がエルボ継手4に到達した場合においても、誘導体1が段差に引っかかることはなく滑るようにして乗り越えて通過することができるよう構成してある。
【0034】
[第2実施形態]
図1,図2は、管内検査具としての超音波探触子6を備えた検査部を後方に形成すると共に、前方に誘導部を一体に形成する検査具本体20を、ガス供給用の配管3内に挿入した状態で、超音波探触子6の表面と円筒状の管内面とを超音波伝播媒質としての軟質弾性体7を介して接触させて、超音波探触子6から発信した超音波の反射エコーの受信結果に基づいて、配管3の肉厚を測定できるように構成してある配管検査装置Aを示している。
【0035】
前記検査具本体20は、内部に空気圧シリンダ8が設けてあり、その中にシール用Oリング9を外嵌してあるピストン形状の超音波探触子6が装着され、空気給排用ホース10が底部に連通された空気圧シリンダ8に加圧空気を供給することにより、超音波探触子6が管径方向外方側に移動し、空気圧シリンダ8内の加圧空気を空気給排用ホース10を通して吸引排出することにより、超音波探触子6が管径方向内方側に移動して伸縮作動する機構を設けて構成してある。
【0036】
また、配管検査装置Aの検査具本体20には線状体2が連結されており、超音波探触子6が管径方向内方側に移動した状態で配管3内に挿入した検査具本体20を、線状体2の配管外側からの押し引き操作で、管長手方向に沿って移動させることができるようにしてある。
【0037】
前記検査具本体20の内部には、検査具本体20全体を振動させる加振装置5を設けてあり、加振装置5は振動用電動モーターMにより駆動され、振動用電動モーターMを作動させるための直流電源ケーブル12が空気給排用ホース10内を挿通しており、図外の制御装置に接続してある。
【0038】
また、超音波探触子6を作動させるための超音波信号ケーブル11も空気給排用ホース10内を挿通しており、図外の解析装置に接続してある。
【0039】
そして、空気給排用ホース10は、可撓性を備えた硬質のホースを使用してあり、その内部には超音波信号ケーブル11と直流電源ケーブル12を挿通しており、配管3内に挿入した配管検査装置Aを管長手方向に沿って移動させるための線状体2として構成されている。
【0040】
前記加振装置5は、直流電動モーターMの回転軸に不均一な重量配分を有するローターを付加した振動モーターであり、直流電源の供給により電動モーターMの回転軸とともにローターが回転し、それにより加振装置5自体が振動し、加振装置5を内蔵した検査具本体20が振動するよう駆動自在に設けてある。
【0041】
次に、上述の配管検査装置Aをエルボ継手4などの段差に引っかかることなく通過させる方法について図3を参照しながら説明する。
加振装置5により検査具本体20を常に振動させて、検査具本体20における誘導部の表面と配管3の内表面との接触部分が常に相対的に止まらずに動いているため、図3に示すように、配管3に挿入した配管検査装置Aがエルボ継手4に到達した場合においても、検査具本体20の大きさに比較して段差が充分小さく且つ検査具本体20の形状が丸みを帯びた概球状である限り、検査具本体20が段差に引っかかることはなく滑るようにして乗り越えて通過することができる。
【0042】
配管検査装置Aをエルボ継手4よりも挿通方向下手側まで挿入させた後、空気圧シリンダ8に加圧空気を供給することにより超音波探触子6が管径方向外方側に移動させ、超音波探触子6の表面と円筒状の管内面とを超音波伝播媒質としての軟質弾性体7を介して接触させて、超音波探触子6から発信した超音波の反射エコーの受信結果に基づいて、配管3の肉厚を測定する。
【0043】
また、配管検査装置Aを配管の直管部ではなくエルボ継手などネジ継手近傍の管部(ネジ部)に位置させた後、空気圧シリンダ8に加圧空気を供給することにより超音波探触子6が管径方向外方側に移動させ、超音波探触子6の表面と円筒状の管内面とを超音波伝播媒質としての軟質弾性体7を介して接触させて、超音波探触子6から発信した超音波の反射エコーの受信結果に基づいて、ネジ部における管3の肉厚を測定する。
【0044】
[第3実施形態]
図5は、検査具として第2実施形態で示した超音波センサの代わりに、検査部において管内カメラ13を備えた配管検査装置Aの実施形態を示し、検査部を構成する検査具本体20には、線状体2が連結されており、配管3内に挿入した検査具本体20を線状体2の配管外側からの押し引き操作で管長手方向に沿って移動させることができるようにしてあり、カメラ信号ケーブル14は可撓性を備えた硬質のケーブルを使用してあり、配管3内に挿入した配管検査装置Aを管長手方向に沿って移動させるための線状体2として構成されており、加振装置5は検査具本体20に線状体2で連結された誘導体1である誘導球Bに内蔵され、誘導球Bが振動するよう駆動自在に設けて誘導部を構成してある。
つまり、検査部を誘導部とは、第2実施形態とは異なって、夫々別体に構成してある。
【0045】
[第4実施形態]
図6は、第1実施形態で示した誘導体1(先端に誘導球B部分を一体形成した)の表面に表面処理として起毛処理を施した管内通線具の実施形態を示し、誘導体1には線状体2が連結されており、配管3内に挿入した誘導体1を線状体2の配管外側からの押し引き操作で管長手方向に沿って移動させることができるようにしてあり、加振装置5は誘導体1に内蔵され、誘導体1が振動するよう駆動自在に設けてあり、その振動方向は管軸方向の成分を含むように構成されてあり、起毛処理は誘導体1の前方から後方に毛先が向かうよう植えられており、振動により被挿入物1が前方へ自走するよう構成してある。
【0046】
[第5実施形態]
図7は、第1実施形態で示した線状体2の先端にあり、且つ、誘導体1の一部である誘導球B以外の箇所30に加振装置を設けた管内通線具の実施形態を示し、先端の誘導球Bには索条などの振動伝達部材16が連結されており、振動伝達部材16の後方には誘導体の残部である被挿入物30が連結されており、被挿入物30には線状体2が連結されており、配管3内に挿入した誘導球Bを線状体2の配管外側からの押し引き操作で管長手方向に沿って移動させることができるようにしてあり、加振装置5は被挿入物30に内蔵され、振動伝達部材16を介して誘導球Bが振動するよう駆動自在に設けてある。
【0047】
[その他の実施形態]
1.本発明による管内通線方法、管内通線具および配管検査装置は、線状体の先端部を振動させるための加振装置を配管内に挿入しない部分に設けてあってもよい。
2.本発明による管内通線具および配管検査装置は、誘導体又は誘導部が直管部内にある間は加振装置の駆動を止め、エルボ継手などの段差や曲りのある箇所に達したときのみだけ加振装置を駆動させる制御手段を設けてあってもよい。
3.本発明による管内通線具および配管検査装置は、誘導体又は誘導部が直管部内にある間は加振装置の駆動電源の電圧を低くし、エルボ継手などの段差や曲りのある箇所に達したときのみだけ加振装置の駆動電源の電圧を高くする制御手段を設けてあってもよい。
4.本発明による管内通線具および配管検査装置は、加振装置としての振動モーターに交流モーターを用いてもよい。
5.本発明による管内通線具および配管検査装置は、振動による自走するための表面処理として、誘導体又は誘導部の前方から後方に先が向かうよう金属片や針状のものを用いてもよい。
6.前記表面処理部は、線状体2の先端側に検査部と誘導部を設けてあるものにあっては、それら検査部と誘導部の少なくとも一方に設けてあれば良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第2実施形態を示す側面図
【図2】第2実施形態を示す側面図
【図3】本発明の通線状態(エルボ継手通過時)を示す図
【図4】従来技術の説明図
【図5】第3実施形態を示す図
【図6】第4実施形態を示す側面図
【図7】第5実施形態を示す図
【符号の説明】
1 誘導体
2 線状体
3 管
4 エルボ継手
5 加振装置
6 超音波探触子
7 軟質弾性体
8 空気圧シリンダ
9 シール用Oリング
10 空気給排用ホース
11 超音波信号ケーブル
12 直流電源ケーブル
13 管内カメラ
14 カメラ信号ケーブル
15 起毛処理表面部
16 振動伝達部材
20 検査具本体
30 被挿入物
A 配管検査装置
B 誘導球
M 振動用電動モーター
【発明の属する技術分野】
本発明は線状体を押し込むことにより管内に挿入する通線方法、及び、その通線方法に使用される管内通線具、並びに、管内検査具を備えた検査部と、その検査部に接続された線状体を設けた配管検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記管内通線方法、管内通線具および配管検査装置では、従来、図4に示すように概球状の誘導体1には索条などからなる線状体2の一端部が連結されており、線状体2を管3内に押し込むことにより、誘導体1を管3内に挿入するように構成している(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開昭60−223409号公報(第1図、第2図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このため、誘導体1が配管内のエルボ継手4などの段差に衝突した場合、誘導体の先端形状が例え丸くても、引っかかって乗り越えられずに通過できないことがあるが、これを解消するために、線状体にねじり力を加えて誘導体を回転させながら押し込むことにより乗り越えさせている。
しかしながら、例えば、センサ用のケーブルを内蔵している線状体の場合は特に、ねじり力により断線しやすくなるという欠点がある。
【0005】
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、エルボ継手などの段差を有する配管であっても、容易に乗り越えて挿入、通線できるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の管内通線方法の発明の特徴構成は、線状体を押し込むことにより管内に挿入する通線方法において、加振装置により少なくとも線状体の先端側を振動させながら管内に挿入する点にある。
【0007】
[作用]
線状体を配管内に挿入する際、その先端側が加振装置により振動していることにより、先端側の表面と配管の内表面との接触部分が常に相対的に止まらずに動いているため浮いたような状態になり、エルボ継手などの段差があっても先端側が引っかかりにくくなる。
【0008】
[効果]
配管内にエルボ継手などの段差があっても簡単に乗り越えて通過させることができ、線状体に無理な力をかけることなく、容易に挿入し通線できる。
【0009】
請求項2記載の管内通線具の発明の特徴構成は、配管内に押し込むことにより挿入操作される線状体を備えた管内通線具において、線状体の先端側を振動させる加振装置を設けてある点にある。
【0010】
[作用]
線状体を配管内に挿入する際、その先端側が加振装置により振動していることにより、先端側の表面と配管の内表面との接触部分が常に相対的に止まらずに動いているため浮いたような状態になり、エルボ継手などの段差があっても先端側が引っかかりにくくなる。
【0011】
[効果]
配管内にエルボ継手などの段差があっても簡単に乗り越えて通過させることができ、線状体に無理な力をかけることなく、容易に挿入し通線できる。
【0012】
請求項3記載の管内通線具の発明の特徴構成は、前記線状体の先端に誘導体を備え、前記誘導体に前進しやすく後退しにくい表面処理部を形成してある点にある。
【0013】
[作用]
加振装置により誘導体が振動した場合、誘導体の表面と配管の内表面との接触部分が相対的に動くため、誘導体の表面に施された表面処理部により誘導体が前進しても後退しないような方向に動き、自走することができる。
【0014】
[効果]
誘導体が自走するため、線状体を管内に押し込む力が小さくても誘導体を挿入しやすくなり、線状体に無理な力をかけることなく、容易に挿入し通線できる。
【0015】
請求項4記載の管内通線具の発明の特徴構成は、前記誘導体に加振装置を設けてある点にある。
【0016】
[作用]
加振装置により誘導体が振動した場合、管軸方向の振動成分が大きいと、誘導体の表面と配管の内表面との接触部分が相対的に管軸方向に動くため、誘導体が管軸方向により前進しやすくなり、自走することができる。
【0017】
[効果]
誘導体が自走するため、線状体を管内に押し込む力が小さくても誘導体を挿入しやすくなり、線状体に無理な力をかけることなく、容易に挿入し通線できる。
【0018】
請求項5記載の配管検査装置の発明の特徴構成は、管内検査具を備えた検査部と、その検査部に接続された線状体を設けた配管検査装置において、前記検査部の管内挿入を誘導する誘導部を前記検査部の前方に設け、前記誘導部を振動させる加振装置を設けてある点にある。
【0019】
[作用]
管内検査具を備えた検査部を管内に挿入する際、誘導部が加振装置により振動していることにより、その誘導部の表面と配管の内表面との接触部分が常に相対的に止まらずに動いているため浮いたような状態になり、エルボ継手などの段差があっても誘導部が引っかかりにくくなる。
【0020】
[効果]
配管内にエルボ継手などの段差があっても簡単に乗り越えて通過させることができ、検査部や線状体に無理な力をかけることなく、容易に挿入し検査できる。
【0021】
請求項6記載の配管検査装置の発明の特徴構成は、前記誘導部又は前記検査部の少なくとも一方が前進しやすく後退しにくい表面処理部を設けてある点にある。
【0022】
[作用]
加振装置により誘導部が振動した場合、その誘導部又は検査部の少なくとも一方の表面と配管の内表面との接触部分が相対的に動くため、誘導部又は検査部の少なくとも一方の表面に施された処理加工により誘導部及び検査部が前進しても後退しないような方向に動き、自走することができる。
【0023】
[効果]
誘導部及び検査部が自走するため、線状体を管内に押し込む力が小さくても誘導部及び検査部を挿入しやすくなり、誘導部及び検査部や線状体に無理な力をかけることなく、容易に挿入し検査できる。
【0024】
請求項7記載の配管検査装置の発明の特徴構成は、前記誘導部の振動方向が管軸方向の成分を有するよう加振装置を設けてある点にある。
【0025】
[作用]
加振装置により誘導部が振動した場合、管軸方向の振動成分が大きいと、その誘導部の表面と配管の内表面との接触部分が相対的に管軸方向に動くため、その誘導部が管軸方向に前進しやすくなり、自走することができる。
【0026】
[効果]
誘導部が自走するため、線状体を管内に押し込む力が小さくても検査具を挿入しやすくなり、誘導部や線状体に無理な力をかけることなく、容易に挿入し検査できる。
【0027】
請求項8記載の配管検査装置の発明の特徴構成は、前記検査部に超音波探触子を有している点にある。
【0028】
[作用]
配管の肉厚を検査するための超音波探触子を管内に挿入する際、誘導部が加振装置により振動していることにより、誘導部の表面と配管の内表面との接触部分が常に相対的に止まらずに動いているため浮いたような状態になり、エルボ継手などの段差があっても誘導部が引っかかりにくくなる。
【0029】
[効果]
配管内にエルボ継手などの段差があっても簡単に乗り越えて通過させることができるため、検査具やケーブルに無理な力をかけることなく容易に挿入し検査でき、また、検査具をエルボ継手よりも挿通方向下手側まで容易に挿入できることにより、配管の肉厚を測定する検査範囲を広くすることができる。
【0030】
請求項9記載の配管検査装置の発明の特徴構成は、検査部に管内カメラを設けてある点にある。
【0031】
[作用]
配管の内部を観察するためのカメラを管内に挿入する際、誘導部が加振装置により振動していることにより、誘導部の表面と配管の内表面との接触部分が常に相対的に止まらずに動いているため浮いたような状態になり、エルボ継手などの段差があっても誘導部が引っかかりにくくなる。
【0032】
[効果]
配管内にエルボ継手などの段差があっても簡単に乗り越えて通過させることができるため、管内カメラやケーブルに無理な力をかけることなく容易に挿入し観察でき、また、管内カメラをエルボ継手よりも挿通方向下手側まで挿入できることにより、配管内を観察する検査範囲を広くすることができる。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。尚、図面において従来例と同一の符号で表示した部分は、同一又は相当の部分を示している。
[第1実施形態]
図3は、先端に誘導部を形成する誘導体1(又は誘導球B)を有した管内通線具をガス供給用の配管3内に挿入した状態で、誘導体1には線状体2が連結されており、配管3内に挿入した誘導体1を線状体2の配管外側からの押し引き操作で管長手方向に沿って移動させることができるようにしてあり、前記誘導体1の内部には、誘導体1全体を振動させる加振装置5を設けてあり、加振装置5は振動用電動モーターMにより駆動され、振動用電動モーターMを作動させるための直流電源ケーブル12が線状体2内を挿通して図外の制御装置に接続してあり、配管3に挿入した誘導体1がエルボ継手4に到達した場合においても、誘導体1が段差に引っかかることはなく滑るようにして乗り越えて通過することができるよう構成してある。
【0034】
[第2実施形態]
図1,図2は、管内検査具としての超音波探触子6を備えた検査部を後方に形成すると共に、前方に誘導部を一体に形成する検査具本体20を、ガス供給用の配管3内に挿入した状態で、超音波探触子6の表面と円筒状の管内面とを超音波伝播媒質としての軟質弾性体7を介して接触させて、超音波探触子6から発信した超音波の反射エコーの受信結果に基づいて、配管3の肉厚を測定できるように構成してある配管検査装置Aを示している。
【0035】
前記検査具本体20は、内部に空気圧シリンダ8が設けてあり、その中にシール用Oリング9を外嵌してあるピストン形状の超音波探触子6が装着され、空気給排用ホース10が底部に連通された空気圧シリンダ8に加圧空気を供給することにより、超音波探触子6が管径方向外方側に移動し、空気圧シリンダ8内の加圧空気を空気給排用ホース10を通して吸引排出することにより、超音波探触子6が管径方向内方側に移動して伸縮作動する機構を設けて構成してある。
【0036】
また、配管検査装置Aの検査具本体20には線状体2が連結されており、超音波探触子6が管径方向内方側に移動した状態で配管3内に挿入した検査具本体20を、線状体2の配管外側からの押し引き操作で、管長手方向に沿って移動させることができるようにしてある。
【0037】
前記検査具本体20の内部には、検査具本体20全体を振動させる加振装置5を設けてあり、加振装置5は振動用電動モーターMにより駆動され、振動用電動モーターMを作動させるための直流電源ケーブル12が空気給排用ホース10内を挿通しており、図外の制御装置に接続してある。
【0038】
また、超音波探触子6を作動させるための超音波信号ケーブル11も空気給排用ホース10内を挿通しており、図外の解析装置に接続してある。
【0039】
そして、空気給排用ホース10は、可撓性を備えた硬質のホースを使用してあり、その内部には超音波信号ケーブル11と直流電源ケーブル12を挿通しており、配管3内に挿入した配管検査装置Aを管長手方向に沿って移動させるための線状体2として構成されている。
【0040】
前記加振装置5は、直流電動モーターMの回転軸に不均一な重量配分を有するローターを付加した振動モーターであり、直流電源の供給により電動モーターMの回転軸とともにローターが回転し、それにより加振装置5自体が振動し、加振装置5を内蔵した検査具本体20が振動するよう駆動自在に設けてある。
【0041】
次に、上述の配管検査装置Aをエルボ継手4などの段差に引っかかることなく通過させる方法について図3を参照しながら説明する。
加振装置5により検査具本体20を常に振動させて、検査具本体20における誘導部の表面と配管3の内表面との接触部分が常に相対的に止まらずに動いているため、図3に示すように、配管3に挿入した配管検査装置Aがエルボ継手4に到達した場合においても、検査具本体20の大きさに比較して段差が充分小さく且つ検査具本体20の形状が丸みを帯びた概球状である限り、検査具本体20が段差に引っかかることはなく滑るようにして乗り越えて通過することができる。
【0042】
配管検査装置Aをエルボ継手4よりも挿通方向下手側まで挿入させた後、空気圧シリンダ8に加圧空気を供給することにより超音波探触子6が管径方向外方側に移動させ、超音波探触子6の表面と円筒状の管内面とを超音波伝播媒質としての軟質弾性体7を介して接触させて、超音波探触子6から発信した超音波の反射エコーの受信結果に基づいて、配管3の肉厚を測定する。
【0043】
また、配管検査装置Aを配管の直管部ではなくエルボ継手などネジ継手近傍の管部(ネジ部)に位置させた後、空気圧シリンダ8に加圧空気を供給することにより超音波探触子6が管径方向外方側に移動させ、超音波探触子6の表面と円筒状の管内面とを超音波伝播媒質としての軟質弾性体7を介して接触させて、超音波探触子6から発信した超音波の反射エコーの受信結果に基づいて、ネジ部における管3の肉厚を測定する。
【0044】
[第3実施形態]
図5は、検査具として第2実施形態で示した超音波センサの代わりに、検査部において管内カメラ13を備えた配管検査装置Aの実施形態を示し、検査部を構成する検査具本体20には、線状体2が連結されており、配管3内に挿入した検査具本体20を線状体2の配管外側からの押し引き操作で管長手方向に沿って移動させることができるようにしてあり、カメラ信号ケーブル14は可撓性を備えた硬質のケーブルを使用してあり、配管3内に挿入した配管検査装置Aを管長手方向に沿って移動させるための線状体2として構成されており、加振装置5は検査具本体20に線状体2で連結された誘導体1である誘導球Bに内蔵され、誘導球Bが振動するよう駆動自在に設けて誘導部を構成してある。
つまり、検査部を誘導部とは、第2実施形態とは異なって、夫々別体に構成してある。
【0045】
[第4実施形態]
図6は、第1実施形態で示した誘導体1(先端に誘導球B部分を一体形成した)の表面に表面処理として起毛処理を施した管内通線具の実施形態を示し、誘導体1には線状体2が連結されており、配管3内に挿入した誘導体1を線状体2の配管外側からの押し引き操作で管長手方向に沿って移動させることができるようにしてあり、加振装置5は誘導体1に内蔵され、誘導体1が振動するよう駆動自在に設けてあり、その振動方向は管軸方向の成分を含むように構成されてあり、起毛処理は誘導体1の前方から後方に毛先が向かうよう植えられており、振動により被挿入物1が前方へ自走するよう構成してある。
【0046】
[第5実施形態]
図7は、第1実施形態で示した線状体2の先端にあり、且つ、誘導体1の一部である誘導球B以外の箇所30に加振装置を設けた管内通線具の実施形態を示し、先端の誘導球Bには索条などの振動伝達部材16が連結されており、振動伝達部材16の後方には誘導体の残部である被挿入物30が連結されており、被挿入物30には線状体2が連結されており、配管3内に挿入した誘導球Bを線状体2の配管外側からの押し引き操作で管長手方向に沿って移動させることができるようにしてあり、加振装置5は被挿入物30に内蔵され、振動伝達部材16を介して誘導球Bが振動するよう駆動自在に設けてある。
【0047】
[その他の実施形態]
1.本発明による管内通線方法、管内通線具および配管検査装置は、線状体の先端部を振動させるための加振装置を配管内に挿入しない部分に設けてあってもよい。
2.本発明による管内通線具および配管検査装置は、誘導体又は誘導部が直管部内にある間は加振装置の駆動を止め、エルボ継手などの段差や曲りのある箇所に達したときのみだけ加振装置を駆動させる制御手段を設けてあってもよい。
3.本発明による管内通線具および配管検査装置は、誘導体又は誘導部が直管部内にある間は加振装置の駆動電源の電圧を低くし、エルボ継手などの段差や曲りのある箇所に達したときのみだけ加振装置の駆動電源の電圧を高くする制御手段を設けてあってもよい。
4.本発明による管内通線具および配管検査装置は、加振装置としての振動モーターに交流モーターを用いてもよい。
5.本発明による管内通線具および配管検査装置は、振動による自走するための表面処理として、誘導体又は誘導部の前方から後方に先が向かうよう金属片や針状のものを用いてもよい。
6.前記表面処理部は、線状体2の先端側に検査部と誘導部を設けてあるものにあっては、それら検査部と誘導部の少なくとも一方に設けてあれば良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第2実施形態を示す側面図
【図2】第2実施形態を示す側面図
【図3】本発明の通線状態(エルボ継手通過時)を示す図
【図4】従来技術の説明図
【図5】第3実施形態を示す図
【図6】第4実施形態を示す側面図
【図7】第5実施形態を示す図
【符号の説明】
1 誘導体
2 線状体
3 管
4 エルボ継手
5 加振装置
6 超音波探触子
7 軟質弾性体
8 空気圧シリンダ
9 シール用Oリング
10 空気給排用ホース
11 超音波信号ケーブル
12 直流電源ケーブル
13 管内カメラ
14 カメラ信号ケーブル
15 起毛処理表面部
16 振動伝達部材
20 検査具本体
30 被挿入物
A 配管検査装置
B 誘導球
M 振動用電動モーター
Claims (9)
- 線状体を押し込むことにより管内に挿入する通線方法において、加振装置により少なくとも線状体の先端側を振動させながら管内に挿入する管内通線方法。
- 配管内に押し込むことにより挿入操作される線状体を備えた管内通線具において、線状体の先端側を振動させる加振装置を備えた管内通線具。
- 線状体の先端に誘導体を備え、前記誘導体に前進しやすく後退しにくい表面処理部を形成してある請求項2に記載の管内通線具。
- 前記誘導体に加振装置を設けてある請求項2または3に記載の管内通線具。
- 管内検査具を備えた検査部と、その検査部に接続された線状体を設けた配管検査装置において、前記検査部の管内挿入を誘導する誘導部を前記検査部の前方に設け、前記誘導部を振動させる加振装置を設けてある配管検査装置。
- 前記誘導部又は前記検査部の少なくとも一方が前進しやすく後退しにくい表面処理部を設けてある請求項5に記載の配管検査装置。
- 前記誘導部の振動方向が管軸方向の成分を有するよう加振装置を設けてある請求項5または6に記載の配管検査装置。
- 前記検査部に超音波探触子を有する請求項5〜7のいずれか1項記載の配管検査装置。
- 前記検査部に管内カメラを設けてある請求項5〜7のいずれか1項記載の配管検査装置。
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-
2002
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