JP2004187235A - スピーカ装置 - Google Patents

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voice coil
diaphragm
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cone
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Hideaki Sugiura
秀明 杉浦
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Tohoku Pioneer Corp
Pioneer Corp
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Tohoku Pioneer Corp
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Abstract

【課題】ボイスコイルと振動板のセンターを容易に且つ正確に位置決めすることのできるスピーカ装置を提供する。
【解決手段】マグネット14およびヨーク11を含む磁気回路13と、磁気回路13の磁気ギャップ12に配置されたボイスコイル16と、ボイスコイル16に結合された状態で振動可能な振動板17とを備え、振動板17の周縁が筐体20に固定されているスピーカ装置10おいて振動板17の中心位置を合わせる際に、振動板17に設けられた凹部31と、筐体20に設けられた凸部28aとを係合させることにより位置決めする。なお、凹部31を、振動板の裏面に貼付されたパッキン30に設けるのが望ましい。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スピーカ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
スピーカ装置としては、従来より種々のものが開示されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。
【0003】
また、近年家庭用や車載用としてよく用いられているスピーカ装置としては、図1に示すようなものがある。このスピーカ装置100は、ムービングコイル方式によるものであり、ポールヨーク106の上部に環状マグネット104が配置され、この環状マグネット104の上部に環状プレート105が配置されている。これらポールヨーク106、環状マグネット104、環状プレート105によって磁気回路107が形成されている。
【0004】
磁気回路107の磁気ギャップ107aには、ボイスコイルボビン103の端部に巻回されたボイスコイル102が配置されており、ボイスコイルボビン103は略円錐形状の振動板であるコーン紙101の中央孔に固着されている。
この中央孔にはキャップ113が取り付けられている。コーン紙101の外周部にはエッジ108が設けられており、紙製のパッキン114を介してフレーム112の外周部に取り付けられている。
【0005】
また、コーン紙101の中央部は、ダンパ109を介してフレーム112に支持されている。これにより、コーン紙101、ボイスコイル102およびボイスコイルボビン103が一体となった状態でスピーカ装置100の中心軸X方向に振動可能となっている。
また、フレーム112には、正負の入力端子110が取り付けられており、正負の入力端子110にはボイスコイル102の両端がそれぞれリード線(錦糸線)111を介して電気的に接続されている。
【0006】
そして、外部の電源から入力端子110に駆動信号(駆動電流)が供給されることにより、磁気回路107の磁気ギャップ107a内でボイスコイル102が駆動信号に応じた電磁駆動力を受け、これにより、ボイスコイル102がボイルコイルボビン103およびコーン紙101と一体となってスピーカ装置100の中心軸X方向に振動し、コーン紙101から駆動信号に応じた音響エネルギーが放射される。
なお、マグネット104の代わりに電磁マグネットとして作用する励磁コイルを用いて磁気回路を形成するものもある。
【0007】
【特許文献1】
特公昭56−15196号公報(第1頁、第1図)
【特許文献2】
実開昭57−106387号公報(第2−3頁、第1図)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
前述したような従来技術の場合、コーン紙101のパッキン114に紙を用い、コーン紙101の取付けの際には目視でセンター出しを行っている。
このため、ボイスコイル102とコーン紙101のセンター合わせを正確に行うことが困難であり、コーン紙101が斜めに取り付けられる場合があるという問題が生じる。また、コーン紙101のパッキン114が紙のため、成形によるエッジ108の歪みを外観から検出しにくいという問題がある。
【0009】
本発明が解決しようとする課題としては、上述した従来技術において生じるコーン紙の中心のずれという問題が一例として挙げられる。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載した本発明に係るスピーカ装置は、マグネットおよびヨークを含む磁気回路と、前記磁気回路の磁気ギャップに配置されたボイスコイルと、前記ボイスコイルに結合された状態で振動可能な振動板とを備え、
前記振動板の周縁が筐体に固定されているスピーカ装置であって、
前記振動板が、当該振動板に設けられた凹部と、前記筐体に設けられた凸部とを係合させることにより位置決めされていることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明に係わる実施の形態について図面に基づいて説明する。図2は本発明に係るスピーカ装置の断面図、図3はスピーカ装置の正面図、図4はスピーカ装置の背面図である。
【0012】
このスピーカ装置10は、中央にヨーク11を有し、このヨーク11の外側にはヨーク14との間に磁気ギャップ12を形成して磁気回路13を構成する環状のマグネット14および環状のプレート15を有している。なお、マグネット14は、直流電源により励磁されるものであってもよいし、永久磁石を用いたものであってもよい。
磁気ギャップ12には、細い銅線などからなるボイスコイル16が前後に移動自在に設けられており、このボイスコイル16は略円錐形状をした振動板であるコーン紙17の中央孔に取り付けられている。コーン紙17の中央孔の前にはキャップ18が取り付けられている。
【0013】
ヨーク11の後面には、筐体としてのフレーム20を構成する円形の取付面21がネジ22により取り付けられており、取付面21から、ヨーク11およびマグネット14を内包するように複数本(ここでは5本)のアーム23が前方に向かって放射状に広がるように設けられている。
アーム23の途中位置には、端子支持リング24が取り付けられており、端子支持リング24の下部には、正負両極用の一対のスピーカ端子25a、25bが取付けられている。正負のスピーカ端子25a、25bにはボイスコイル16がリード線(錦糸線)26、26を介して各々電気的に接続されている。
【0014】
また、端子支持リング24とコーン紙17の間にはダンパ27が設けられており、ボイスコイル16が磁気ギャップ12に正確に位置するように支持している。
このダンパ27は、ボイスコイル16の前後移動に柔軟に追従できるように、伸縮性を有している。また、アーム23の先端にはリング部28が一体的に設けられており、このリング部28には、コーン紙17の外周縁17aが取り付けられている。
【0015】
なお、コーン紙17の外周縁付近には、同心円状に複数個のエッジ17bが設けられている。エッジ17bは略円弧状に曲げられており、コーン紙17がスムーズに振動できるようにするとともに、振動時の異常な動きを抑制するようになっている。
【0016】
従って、外部の電源に接続されたスピーカ端子25a、25bからボイスコイル16に信号電流が流れると、ボイスコイル16は磁界を発生し、磁気回路13との作用でボイスコイル16が前後に振動する。これにより、コーン紙17が前後に振動して、空気の粗密波として音を発生することになる。
【0017】
図5には、フレーム20のリング部28に対するコーン紙17の外周縁17aの取付け部、すなわち、図2中”V”位置の拡大図が示されている。コーン紙17の外周縁17aの背面(図1および図5において右側面)にはパッキンとしてのコーンパッキン30が貼り付けられており、コーンパッキン30の背面側には凹部31が形成されている。
なお、コーンパッキン30には、ベーク等の硬質な材料が使用されている。
【0018】
一方、フレーム20のリング部28の前面(図1および図5において右側面)には凸部28aが設けられている。
従って、コーンパッキン30の凹部31にリング部28の凸部28aを嵌合させることによりコーン紙17の位置決めをして、コーン紙17をフレーム20に取り付ける。
【0019】
凹部31および凸部28aの大きさは、凹部31に凸部28aを嵌合させることによりリング部28の位置決めを行うことができるように、ガタがない大きさとする。できれば、凸部28aは先端部から基端部にテーパ状に広がるようにしておき、凹部31の大きさを凸部28aの基端部よりも若干小さめにするのが望ましい。
なお、凸部28aの位置および凹部31の位置は、両者によりコーン紙17の位置決めを行ったときに、コーン紙17に取り付けられているボイスコイル16が磁気ギャップ12の中央に位置するように位置決めして置く。
【0020】
以上説明したスピーカ装置10によると、コーン紙17に設けられた凹部31をフレーム20のリング部28に設けられた凸部28aに嵌合させることにより、コーン紙17をフレーム20の所定位置に位置決めすることができる。これにより、別個治具を用いることなく、ボイスコイル16とコーン紙17のセンター合わせを容易に正確に行うことができるので、ボイスコイル16のストロークの直進性を向上させることができる。
【0021】
また、コーン紙17に取り付けられているコーンパッキン30を、ベーク等の硬質な材料により形成したので、コーン紙17のフレーム20に対する位置決めを正確に行うことができるとともに、成形によるエッジ17bの歪みを外観から検出することができる。
また、薄いコーンパッキン30には、凸部を設けるのではなく凹部31を設けるようにしたので、加工が容易である。
【0022】
なお、本発明のスピーカ装置10は、前述した実施形態に限定されるものでなく、適宜な変形、改良等が可能である。
例えば、前述の実施形態においては、コーン形のスピーカ装置について説明したが、ドーム形のスピーカ装置にも同様に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のスピーカ装置を示す断面図である。
【図2】本発明に係るスピーカ装置の実施形態を示す断面図である。
【図3】図2中III方向から見た正面図である。
【図4】図2中IV方向から見た背面図である。
【図5】図2中V位置の拡大断面図である。
【符号の説明】
14 マグネット
11 ヨーク
13 磁気回路
12 磁気ギャップ
16 ボイスコイル
17 コーン紙(振動板)
20 フレーム(筐体)
10 スピーカ装置
31 凹部
28a 凸部
30 コーンパッキン(パッキン)

Claims (3)

  1. マグネットおよびヨークを含む磁気回路と、前記磁気回路の磁気ギャップに配置されたボイスコイルと、前記ボイスコイルに結合された状態で振動可能な振動板とを備え、
    前記振動板の周縁が筐体に固定されているスピーカ装置であって、
    前記振動板が、当該振動板に設けられた凹部と、前記筐体に設けられた凸部とを係合させることにより位置決めされていることを特徴とするスピーカ装置。
  2. 前記凹部が、前記振動板の裏面に貼付されたパッキンに設けられていることを特徴とする請求項1に記載したスピーカ装置。
  3. 前記パッキンが、硬質材により構成されていることを特徴とする請求項2に記載したスピーカ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008294996A (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Panasonic Electric Works Co Ltd 通話装置

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