JP2004184868A - 楽音パラメータ編集装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】データ形式の適合しない楽音パラメータでも簡単な操作で編集に供することができるようにする。
【解決手段】楽音パラメータを読み込む際にその楽音パラメータのデータ形式を認識し、認識したデータ形式が編集に適さない形式であった場合に、読み込む楽音パラメータを編集に適したデータ形式に変換するための変換プログラムを検索し、適当なプログラムが発見された場合にその変換プログラムを実行して読み込んだ楽音パラメータのデータ形式を編集に適したデータ形式に変換する。さらに、読み込み可能な楽音パラメータの一覧を表示し、その際に、編集に適するデータ形式であるか又は適当な変換プログラムが発見された楽音パラメータと、適当な変換プログラムが発見されなかった楽音パラメータとを区別して表示するようにするとよい。
【選択図】 図5
【解決手段】楽音パラメータを読み込む際にその楽音パラメータのデータ形式を認識し、認識したデータ形式が編集に適さない形式であった場合に、読み込む楽音パラメータを編集に適したデータ形式に変換するための変換プログラムを検索し、適当なプログラムが発見された場合にその変換プログラムを実行して読み込んだ楽音パラメータのデータ形式を編集に適したデータ形式に変換する。さらに、読み込み可能な楽音パラメータの一覧を表示し、その際に、編集に適するデータ形式であるか又は適当な変換プログラムが発見された楽音パラメータと、適当な変換プログラムが発見されなかった楽音パラメータとを区別して表示するようにするとよい。
【選択図】 図5
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、楽音合成装置等を動作させる際に用いる楽音パラメータの編集に使用する楽音パラメータ編集装置及び、コンピュータをこのような楽音パラメータ編集装置として機能させるためのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、予め設定した音色データ等の楽音パラメータを用いて楽音を発生させる、シンセサイザ,電子楽器,音源モジュール等の楽音合成装置が知られている。そして、このような楽音合成装置は、必ずしも楽音パラメータの編集に必要な操作子を有していなかったり、有していても操作性が悪かったりするため、楽音パラメータの編集を行う場合、楽音パラメータの編集を別の楽音パラメータ編集装置によって行うことも多い。
【0003】
ところで、楽音パラメータのデータ形式は、楽音合成装置の有する機能に大きく依存する。従って、兄弟関係にあるようなシリーズ機種においても、多かれ少なかれ機種毎に異なることが多い。しかし、他の機種で作成した楽音パラメータを用いて編集を行いたいという要求があるため、データ形式を変換する変換プログラムを用意しておき、データ形式の合わない楽音パラメータを用いる場合には、その変換プログラムによって、使用する機種に適したデータ形式に変換した上で編集を行うようにしていた。
また、関連する技術として、特許文献1には、演奏データを他のフォーマットの演奏データに変換するための変換情報を複数記憶しておき、また複数の楽曲の演奏データ毎に、その複数の変換情報のいずれかを指示する識別情報を記憶しておき、演奏データの読み出し時に読み出した演奏データをその識別情報で指示される変換情報で変換して発音させる電子楽器が開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特許第2570045号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に記載の電子楽器では、変換情報や識別情報は予め記憶させておくものであり、予め変換情報のいずれかを指示する識別情報を記憶していない演奏データには変換処理を行えない。従って、新たな変換情報や新たな形式の演奏データに対応できるようにするためには労力を要するという問題があった。
また、上述した従来の楽音パラメータ編集装置においては、データ形式の変換が必要な場合、変換元と変換先のデータ形式を参照して適当な変換プログラムを選択し、個別にその変換プログラムを起動して変換処理を行い、その変換後の楽音パラメータを改めて読み出して編集作業を行う必要があり、操作が煩雑であるという問題があった。また、機種が多岐に亘る場合には、その全てに対応するために変換プログラムも多数必要であり、その中から適当な変換プログラムを選択することにも労力を要していた。
この発明は、これらの問題を解決し、データ形式の適合しない楽音パラメータでも簡単な操作で編集に供することができるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、この発明は、楽音パラメータを読み込む読込手段と、その手段によって読み込んだ楽音パラメータを編集する編集手段とを有する楽音パラメータ編集装置において、上記読込手段によって楽音パラメータを読み込む際にその楽音パラメータのデータ形式を認識する手段と、その手段によって認識したデータ形式が上記編集手段による編集に適さない形式であった場合に、上記読込手段によって読み込む楽音パラメータを上記編集手段による編集に適したデータ形式に変換するための変換プログラムを検索する手段と、その手段によって適当なプログラムが発見された場合にその変換プログラムを実行して、上記読込手段によって読み込んだ楽音パラメータのデータ形式を上記編集手段による編集に適したデータ形式に変換する手段とを設けたものである。
【0007】
このような楽音パラメータ編集装置において、上記読込手段によって読み込み可能な楽音パラメータの一覧を表示する一覧表示手段を設け、その一覧表示手段を、上記一覧に表示する各楽音パラメータのデータ形式を認識する手段と、その手段によって認識したデータ形式が上記編集手段による編集に適さない形式であった場合に、上記各楽音パラメータを上記編集手段による編集に適したデータ形式に変換するための変換プログラムを検索する検索手段とを有し、上記一覧を表示する際に、上記編集手段による編集に適するデータ形式であるか又は上記検索手段によって適当な変換プログラムが発見された楽音パラメータと、上記検索手段によって適当な変換プログラムが発見されなかった楽音パラメータとを区別して表示する手段とするとよい。
また、この発明のプログラムは、コンピュータをこのような楽音パラメータ編集装置として機能させるためのプログラムである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好ましい実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、この発明の楽音パラメータ編集装置の実施形態である楽音パラメータ編集用パーソナルコンピュータ(以下、「編集用PC」という)と、その編集用PCと接続された音源モジュールの構成を示すブロック図である。
図1に示した音源モジュール10は、CPU11,ROM12,RAM13,操作表示部14,楽音合成部15,PCI/F16を備え、これらがシステムバス17によって接続されており、PCI/F16は編集用PC20の通信I/F25と接続され、編集用PC20とデータ通信が可能となっている。そして、楽音パラメータをRAM13に記憶し、楽音合成部15がCPU11の制御下でこの楽音パラメータに基づいた楽音信号を生成して出力する。ここでは音源モジュール10はラックマウント型のものとするが、電子楽器等に搭載されているものでもよい。
【0009】
一方、編集用PC20は、ハードウェア構成としては公知のPCであり、CPU21,ROM22,RAM23,ハードディスクドライブ(HDD)24,通信インタフェース(I/F)25を備え、これらがシステムバス26によって接続されている。また、図示は省略したが、ディスプレイ等の表示手段と接続され、画面の表示が可能であるとする。
そして、HDD24やROM22に種々の制御プログラムやアプリケーションプログラムを記憶しており、CPU21がこれを実行することにより、後述する各手段の機能を始めとする種々の機能を実現する。RAM23はCPU21のワークメモリとして用いる。
【0010】
ところで、上述した音源モジュール10で楽音合成部15における楽音合成に用いる楽音パラメータは、1又は2以上の音色データや音源モジュール10の設定データ等を含むライブラリである。そして、ROM12に記憶しているものを読み出すこともできるが、編集用PC20によって編集したものを用いることができる。編集用PC20のHDD24には、この編集を行うため、この発明のプログラムの実施形態である図2に示した音色編集プログラム30を記憶しており、CPU21は、これを実行することにより、楽音パラメータ編集装置として機能する。
【0011】
この音色編集プログラム30には、図2に示すように、音色エディタ31と変換プログラム32を含んでいる。音色エディタ31は、CPU21を読込手段と編集手段として機能させ、楽音パラメータを読み込んでそれを編集するためのプログラムであり、音源モジュール10での使用に適したデータ形式の楽音パラメータを編集するためのものである。しかし、過去に別の機種に対応したデータ形式で編集した楽音パラメータを再利用したいという要求があり、このような楽音パラメータを読み込む際に音色エディタ31における編集に適したデータ形式に変換するためのプログラムが、変換プログラム32である。
【0012】
そして、変換プログラムは変換元のデータ形式毎に作成し、必要な数だけ用意しておくものとし、例えばダイナミックリンクライブラリ(DLL)の形でHDD24に記憶させておくことができる。例えば図3に示すように、編集に適した形式がw2cであり、w1c,w2c,w4c,w6cの4つの形式のデータを読み込み可能にする場合には、w2c以外の3つの形式に対応した変換プログラムとして、図に丸で示したような3つの変換プログラムを用意しておく。もちろん、より多くの形式のデータを読み込み可能にするため、変換プログラムを後から必要に応じて追加することも可能であり、変換プログラムをモジュール化したことにより、このように高い拡張性を得ることができる。また、変換プログラムは、2つのデータ形式の間で相互変換が可能なプログラムとすることもできる。
【0013】
ユーザが編集用PC20において楽音パラメータの編集を行う場合、音色エディタ31を起動し、編集する楽音パラメータの読み込みを選択すると、編集用PC20は表示手段に図4に示すような読み込み対象選択ウィンドウ40を表示する。このウィンドウは、位置選択部41,一覧表示部42,決定キー43,キャンセルキー44を含んでいる。そして、プルダウンメニューとなっている位置選択部41で読み出したい楽音パラメータのファイルが記憶されている位置(フォルダ等)を選択すると、その位置に記憶している楽音パラメータのファイルの一覧を一覧表示部42に表示する。そして、ユーザがその中から読み出したいファイルを選択して決定キー43を押下すると、そのファイルの楽音パラメータを読み出して編集対象とする。キャンセルキー44が押下された場合には、そのまま読み込み対象選択ウィンドウ40を閉じる。
【0014】
そして、この発明の第1の特徴は、上記のように選択されたファイルの楽音パラメータを読み出して編集対象とする際に、そのデータ形式が編集に適さないものであった場合に、自動的に適当な変換プログラム32を検索し、その変換プログラム32によって編集に適したデータ形式に変換してから編集に供する点である。
また、この発明の第2の特徴は、上記の一覧表示部42に一覧を表示する際に、データ形式が編集に適したものであるか又は編集に適した形式に変換するための変換プログラムがあるファイルと、編集に適した形式に変換するための変換プログラムがないファイルとを区別して表示するようにした点である。図4では、最下段のファイルについてのみ適当な変換プログラムがなく、これを他のファイルよりも薄く表示した表示例を示している。
なお、これらの特徴は一方のみでもその効果を発揮する。
【0015】
以下、これらの特徴に係る処理について説明する。図5及び図6は、音色エディタ31のうち楽音パラメータの読み込みに係る部分の処理を示すフローチャートである。
音色エディタ31の実行中において楽音パラメータの読み込みが指示されると、編集用PC20のCPU21は、音色エディタ31の読み込み処理に係る部分を実行することにより、図5のフローチャートに示す処理を開始する。
まず、ステップS1で図6に示す読み込み可能ファイル一覧表示処理を行う。
この処理は、図4に示した読み込み対象選択ウィンドウ40を表示する処理であり、この処理において、CPU21は一覧表示手段として機能する。そして、まずステップS21で枠を表示する。次に、ステップS22で、位置選択部41で選択されている位置にある読み出し可能なファイルを検索する。このとき、ファイルの種類等で条件を付けてもよい。
【0016】
そして、ステップS23でありであれば、ステップS24以降の処理を行い、そのファイルの楽音パラメータのデータ形式を確認して認識し、そのデータ形式が音色エディタ31による編集に適さない形式であった場合にはその楽音パラメータを編集に適したデータ形式に変換するための変換プログラムを検索する。そして、編集に適するデータ形式であるか又は適当な変換プログラムが発見された楽音パラメータのファイルは濃く、適当な変換プログラムが発見されなかった楽音パラメータのファイルは薄く表示し、これらを区別できるようにする。
なお、楽音パラメータのデータ形式を示す情報は、ファイルを作成した時にそのヘッダやファイル名の拡張子等に含めてあり、これを参照してデータ形式を確認するものとする。また、変換プログラムの検索は、例えばデータ形式と必要な変換プログラムとを対応させたテーブルを記憶させておき、このテーブルを用いて行うようにするとよい。
ステップS26又はS29の後はステップS22に戻って処理を繰り返すが、読み込み可能なファイルがもうなければステップS23からもとの処理に戻る。
【0017】
図5の説明に戻ると、次のステップS2では、ユーザが読み込みファイルを選択して決定キー43を押下するまで待機する。
その後、ステップS3に進み、選択されたファイルの楽音パラメータのデータ形式を確認して認識する。
そして、ステップS4でそのデータ形式が音色エディタ31による編集に適するものであるか否かを判断し、適するものであれば、ステップS5でそのファイルの楽音パラメータをRAM23に読み込み、ステップS6で読み込んだデータについての編集画面を表示して処理を終了する。そして、以降CPU21は編集に関する処理を行う。
例えば、図3及び図4に示した例で拡張子が「.W2c」のファイルを選択した場合には、そのままで編集に適するデータ形式であるので、このようにそのまま読み込みを行う。
【0018】
一方、ステップS4で適さないデータ形式であった場合には、ステップS7でその楽音パラメータを編集に適したデータ形式に変換するための変換プログラムを検索する。そして、適当な変換プログラムが発見されればステップS8からステップS9に進み、その変換プログラムを起動し、選択されたファイルの楽音パラメータを読み出してその変換プログラムによって編集に適したデータ形式に変換した上でRAM23に読み込む。そしてステップS6の処理を行って終了する。
例えば、図3及び図4に示した例で拡張子が「.w6c」のファイルを選択した場合には、この処理によってw6c−w2c.DLLの変換プログラムを検索して起動し、データ形式を行ってから読み込みを行う。
また、ステップS8で適当な変換プログラムがなかった場合には、ステップS10でその旨の警告を表示する。この警告は、ポップアップ画面の表示等によって行えばよい。例えば図3及び図4に示した例で拡張子が「.w7c」のファイルを選択した場合がこれに該当する。
【0019】
そして、ステップS11で警告解除又は終了の操作があったか否か判断し、警告解除の操作があればステップS2に戻って処理を繰り返し、終了の操作があれば処理を終了する。この場合、楽音パラメータの読み込みは行われていないので、画面は図5のフローチャートの処理を開始する前の状態に戻る。
なお、図5のステップS3及びステップS7の処理は、図6のステップS24及びステップS27の処理と重複する部分が大きいので、ここでの処理結果を記憶しておき、これを利用して確認や検索を行うようにしてもよい。
【0020】
以上の処理を行うことにより、編集に適さないデータ形式の楽音パラメータでも、自動的に変換プログラムを検索して変換処理を行うことができるので、データ形式の適合しない楽音パラメータでも簡単な操作で編集に供することができる。
また、読み込み可能な楽音パラメータの一覧を表示する際に、そのまま又はデータ形式を変換して編集可能なものと、適当な変換プログラムがないため編集不可能なものとを区別可能なように表示することができるので、編集不可能なものを誤って読み込もうと試みることがなくなり、操作性を向上させることができる。この区別は、上述のように濃淡で行うのみならず、色や点滅の有無等によって行うようにしてもよい。
楽音パラメータ編集装置においては、装置の機能によって必要なパラメータ数が異なり、データ形式も異なることになるが、簡単な処理でデータ形式を他の機種のものに適合させることができるので、データ形式の変換の機会が多く、特に上記の処理による効果が大きい。
【0021】
なお、上述した実施形態では楽音パラメータ編集時の読み込みについて説明したが、楽音パラメータを楽音合成のために音源モジュール10に読み出す際にも同様に適用することができる。また、編集後の楽音パラメータをHDD24等に記録する際にデータ形式の選択を受け付け、編集した楽音パラメータをそのデータ形式に変換するための変換プログラムを自動的に検索して実行し、そのデータ形式に変換した上で記録を行うようにしてもよい。
さらにまた、ここでは楽音パラメータ編集装置を編集用PC20として音源モジュールと別に設ける例について説明したが、音源モジュールあるいはそれを設けた電子楽器等と一体に構成してもよい。この場合でも、楽音パラメータは外部から読み込み可能にするとよい。
また、この発明のプログラムは、初めからコンピュータに記憶させておくだけでなく、適当な記録媒体に記録して提供したり、ネットワークを介したダウンロードによって提供したりすることもできる。
【0022】
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明の楽音パラメータ編集装置によれば、自動的に変換プログラムを検索して変換処理を行うことができるので、データ形式の適合しない楽音パラメータでも簡単な操作で編集に供することができる。
また、この発明のプログラムによれば、コンピュータをこのような楽音パラメータ編集装置として機能させ、同様な効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の楽音パラメータ編集装置の実施形態である編集用PCと、その編集用PCと接続された音源モジュールの構成を示すブロック図である。
【図2】その編集用PCに実行させる音色編集プログラムの構成例を示す図である。
【図3】楽音パラメータのデータ形式と変換プログラムの関係について説明するための図である。
【図4】図1に示した編集用PCが表示する読み込み対象選択ウィンドウの表示例を示す図である。
【図5】編集用PCにおける楽音パラメータの読み込みに係る処理を示すフローチャートである。
【図6】図5に示した読み込み可能ファイル一覧表示処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…音源モジュール、11,21…CPU、12,22…ROM、13,23…RAM、14…操作表示部、15…楽音合成部、16…PCI/F、17,26…システムバス、20…編集用PC、24…HDD、25…通信I/F、30…音色編集プログラム、31…音色エディタ、32…変換プログラム、40…読み込み対象選択ウィンドウ、41…位置選択部、42…一覧表示部、43…決定キー、44…キャンセルキー
【発明の属する技術分野】
この発明は、楽音合成装置等を動作させる際に用いる楽音パラメータの編集に使用する楽音パラメータ編集装置及び、コンピュータをこのような楽音パラメータ編集装置として機能させるためのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、予め設定した音色データ等の楽音パラメータを用いて楽音を発生させる、シンセサイザ,電子楽器,音源モジュール等の楽音合成装置が知られている。そして、このような楽音合成装置は、必ずしも楽音パラメータの編集に必要な操作子を有していなかったり、有していても操作性が悪かったりするため、楽音パラメータの編集を行う場合、楽音パラメータの編集を別の楽音パラメータ編集装置によって行うことも多い。
【0003】
ところで、楽音パラメータのデータ形式は、楽音合成装置の有する機能に大きく依存する。従って、兄弟関係にあるようなシリーズ機種においても、多かれ少なかれ機種毎に異なることが多い。しかし、他の機種で作成した楽音パラメータを用いて編集を行いたいという要求があるため、データ形式を変換する変換プログラムを用意しておき、データ形式の合わない楽音パラメータを用いる場合には、その変換プログラムによって、使用する機種に適したデータ形式に変換した上で編集を行うようにしていた。
また、関連する技術として、特許文献1には、演奏データを他のフォーマットの演奏データに変換するための変換情報を複数記憶しておき、また複数の楽曲の演奏データ毎に、その複数の変換情報のいずれかを指示する識別情報を記憶しておき、演奏データの読み出し時に読み出した演奏データをその識別情報で指示される変換情報で変換して発音させる電子楽器が開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特許第2570045号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に記載の電子楽器では、変換情報や識別情報は予め記憶させておくものであり、予め変換情報のいずれかを指示する識別情報を記憶していない演奏データには変換処理を行えない。従って、新たな変換情報や新たな形式の演奏データに対応できるようにするためには労力を要するという問題があった。
また、上述した従来の楽音パラメータ編集装置においては、データ形式の変換が必要な場合、変換元と変換先のデータ形式を参照して適当な変換プログラムを選択し、個別にその変換プログラムを起動して変換処理を行い、その変換後の楽音パラメータを改めて読み出して編集作業を行う必要があり、操作が煩雑であるという問題があった。また、機種が多岐に亘る場合には、その全てに対応するために変換プログラムも多数必要であり、その中から適当な変換プログラムを選択することにも労力を要していた。
この発明は、これらの問題を解決し、データ形式の適合しない楽音パラメータでも簡単な操作で編集に供することができるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、この発明は、楽音パラメータを読み込む読込手段と、その手段によって読み込んだ楽音パラメータを編集する編集手段とを有する楽音パラメータ編集装置において、上記読込手段によって楽音パラメータを読み込む際にその楽音パラメータのデータ形式を認識する手段と、その手段によって認識したデータ形式が上記編集手段による編集に適さない形式であった場合に、上記読込手段によって読み込む楽音パラメータを上記編集手段による編集に適したデータ形式に変換するための変換プログラムを検索する手段と、その手段によって適当なプログラムが発見された場合にその変換プログラムを実行して、上記読込手段によって読み込んだ楽音パラメータのデータ形式を上記編集手段による編集に適したデータ形式に変換する手段とを設けたものである。
【0007】
このような楽音パラメータ編集装置において、上記読込手段によって読み込み可能な楽音パラメータの一覧を表示する一覧表示手段を設け、その一覧表示手段を、上記一覧に表示する各楽音パラメータのデータ形式を認識する手段と、その手段によって認識したデータ形式が上記編集手段による編集に適さない形式であった場合に、上記各楽音パラメータを上記編集手段による編集に適したデータ形式に変換するための変換プログラムを検索する検索手段とを有し、上記一覧を表示する際に、上記編集手段による編集に適するデータ形式であるか又は上記検索手段によって適当な変換プログラムが発見された楽音パラメータと、上記検索手段によって適当な変換プログラムが発見されなかった楽音パラメータとを区別して表示する手段とするとよい。
また、この発明のプログラムは、コンピュータをこのような楽音パラメータ編集装置として機能させるためのプログラムである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の好ましい実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、この発明の楽音パラメータ編集装置の実施形態である楽音パラメータ編集用パーソナルコンピュータ(以下、「編集用PC」という)と、その編集用PCと接続された音源モジュールの構成を示すブロック図である。
図1に示した音源モジュール10は、CPU11,ROM12,RAM13,操作表示部14,楽音合成部15,PCI/F16を備え、これらがシステムバス17によって接続されており、PCI/F16は編集用PC20の通信I/F25と接続され、編集用PC20とデータ通信が可能となっている。そして、楽音パラメータをRAM13に記憶し、楽音合成部15がCPU11の制御下でこの楽音パラメータに基づいた楽音信号を生成して出力する。ここでは音源モジュール10はラックマウント型のものとするが、電子楽器等に搭載されているものでもよい。
【0009】
一方、編集用PC20は、ハードウェア構成としては公知のPCであり、CPU21,ROM22,RAM23,ハードディスクドライブ(HDD)24,通信インタフェース(I/F)25を備え、これらがシステムバス26によって接続されている。また、図示は省略したが、ディスプレイ等の表示手段と接続され、画面の表示が可能であるとする。
そして、HDD24やROM22に種々の制御プログラムやアプリケーションプログラムを記憶しており、CPU21がこれを実行することにより、後述する各手段の機能を始めとする種々の機能を実現する。RAM23はCPU21のワークメモリとして用いる。
【0010】
ところで、上述した音源モジュール10で楽音合成部15における楽音合成に用いる楽音パラメータは、1又は2以上の音色データや音源モジュール10の設定データ等を含むライブラリである。そして、ROM12に記憶しているものを読み出すこともできるが、編集用PC20によって編集したものを用いることができる。編集用PC20のHDD24には、この編集を行うため、この発明のプログラムの実施形態である図2に示した音色編集プログラム30を記憶しており、CPU21は、これを実行することにより、楽音パラメータ編集装置として機能する。
【0011】
この音色編集プログラム30には、図2に示すように、音色エディタ31と変換プログラム32を含んでいる。音色エディタ31は、CPU21を読込手段と編集手段として機能させ、楽音パラメータを読み込んでそれを編集するためのプログラムであり、音源モジュール10での使用に適したデータ形式の楽音パラメータを編集するためのものである。しかし、過去に別の機種に対応したデータ形式で編集した楽音パラメータを再利用したいという要求があり、このような楽音パラメータを読み込む際に音色エディタ31における編集に適したデータ形式に変換するためのプログラムが、変換プログラム32である。
【0012】
そして、変換プログラムは変換元のデータ形式毎に作成し、必要な数だけ用意しておくものとし、例えばダイナミックリンクライブラリ(DLL)の形でHDD24に記憶させておくことができる。例えば図3に示すように、編集に適した形式がw2cであり、w1c,w2c,w4c,w6cの4つの形式のデータを読み込み可能にする場合には、w2c以外の3つの形式に対応した変換プログラムとして、図に丸で示したような3つの変換プログラムを用意しておく。もちろん、より多くの形式のデータを読み込み可能にするため、変換プログラムを後から必要に応じて追加することも可能であり、変換プログラムをモジュール化したことにより、このように高い拡張性を得ることができる。また、変換プログラムは、2つのデータ形式の間で相互変換が可能なプログラムとすることもできる。
【0013】
ユーザが編集用PC20において楽音パラメータの編集を行う場合、音色エディタ31を起動し、編集する楽音パラメータの読み込みを選択すると、編集用PC20は表示手段に図4に示すような読み込み対象選択ウィンドウ40を表示する。このウィンドウは、位置選択部41,一覧表示部42,決定キー43,キャンセルキー44を含んでいる。そして、プルダウンメニューとなっている位置選択部41で読み出したい楽音パラメータのファイルが記憶されている位置(フォルダ等)を選択すると、その位置に記憶している楽音パラメータのファイルの一覧を一覧表示部42に表示する。そして、ユーザがその中から読み出したいファイルを選択して決定キー43を押下すると、そのファイルの楽音パラメータを読み出して編集対象とする。キャンセルキー44が押下された場合には、そのまま読み込み対象選択ウィンドウ40を閉じる。
【0014】
そして、この発明の第1の特徴は、上記のように選択されたファイルの楽音パラメータを読み出して編集対象とする際に、そのデータ形式が編集に適さないものであった場合に、自動的に適当な変換プログラム32を検索し、その変換プログラム32によって編集に適したデータ形式に変換してから編集に供する点である。
また、この発明の第2の特徴は、上記の一覧表示部42に一覧を表示する際に、データ形式が編集に適したものであるか又は編集に適した形式に変換するための変換プログラムがあるファイルと、編集に適した形式に変換するための変換プログラムがないファイルとを区別して表示するようにした点である。図4では、最下段のファイルについてのみ適当な変換プログラムがなく、これを他のファイルよりも薄く表示した表示例を示している。
なお、これらの特徴は一方のみでもその効果を発揮する。
【0015】
以下、これらの特徴に係る処理について説明する。図5及び図6は、音色エディタ31のうち楽音パラメータの読み込みに係る部分の処理を示すフローチャートである。
音色エディタ31の実行中において楽音パラメータの読み込みが指示されると、編集用PC20のCPU21は、音色エディタ31の読み込み処理に係る部分を実行することにより、図5のフローチャートに示す処理を開始する。
まず、ステップS1で図6に示す読み込み可能ファイル一覧表示処理を行う。
この処理は、図4に示した読み込み対象選択ウィンドウ40を表示する処理であり、この処理において、CPU21は一覧表示手段として機能する。そして、まずステップS21で枠を表示する。次に、ステップS22で、位置選択部41で選択されている位置にある読み出し可能なファイルを検索する。このとき、ファイルの種類等で条件を付けてもよい。
【0016】
そして、ステップS23でありであれば、ステップS24以降の処理を行い、そのファイルの楽音パラメータのデータ形式を確認して認識し、そのデータ形式が音色エディタ31による編集に適さない形式であった場合にはその楽音パラメータを編集に適したデータ形式に変換するための変換プログラムを検索する。そして、編集に適するデータ形式であるか又は適当な変換プログラムが発見された楽音パラメータのファイルは濃く、適当な変換プログラムが発見されなかった楽音パラメータのファイルは薄く表示し、これらを区別できるようにする。
なお、楽音パラメータのデータ形式を示す情報は、ファイルを作成した時にそのヘッダやファイル名の拡張子等に含めてあり、これを参照してデータ形式を確認するものとする。また、変換プログラムの検索は、例えばデータ形式と必要な変換プログラムとを対応させたテーブルを記憶させておき、このテーブルを用いて行うようにするとよい。
ステップS26又はS29の後はステップS22に戻って処理を繰り返すが、読み込み可能なファイルがもうなければステップS23からもとの処理に戻る。
【0017】
図5の説明に戻ると、次のステップS2では、ユーザが読み込みファイルを選択して決定キー43を押下するまで待機する。
その後、ステップS3に進み、選択されたファイルの楽音パラメータのデータ形式を確認して認識する。
そして、ステップS4でそのデータ形式が音色エディタ31による編集に適するものであるか否かを判断し、適するものであれば、ステップS5でそのファイルの楽音パラメータをRAM23に読み込み、ステップS6で読み込んだデータについての編集画面を表示して処理を終了する。そして、以降CPU21は編集に関する処理を行う。
例えば、図3及び図4に示した例で拡張子が「.W2c」のファイルを選択した場合には、そのままで編集に適するデータ形式であるので、このようにそのまま読み込みを行う。
【0018】
一方、ステップS4で適さないデータ形式であった場合には、ステップS7でその楽音パラメータを編集に適したデータ形式に変換するための変換プログラムを検索する。そして、適当な変換プログラムが発見されればステップS8からステップS9に進み、その変換プログラムを起動し、選択されたファイルの楽音パラメータを読み出してその変換プログラムによって編集に適したデータ形式に変換した上でRAM23に読み込む。そしてステップS6の処理を行って終了する。
例えば、図3及び図4に示した例で拡張子が「.w6c」のファイルを選択した場合には、この処理によってw6c−w2c.DLLの変換プログラムを検索して起動し、データ形式を行ってから読み込みを行う。
また、ステップS8で適当な変換プログラムがなかった場合には、ステップS10でその旨の警告を表示する。この警告は、ポップアップ画面の表示等によって行えばよい。例えば図3及び図4に示した例で拡張子が「.w7c」のファイルを選択した場合がこれに該当する。
【0019】
そして、ステップS11で警告解除又は終了の操作があったか否か判断し、警告解除の操作があればステップS2に戻って処理を繰り返し、終了の操作があれば処理を終了する。この場合、楽音パラメータの読み込みは行われていないので、画面は図5のフローチャートの処理を開始する前の状態に戻る。
なお、図5のステップS3及びステップS7の処理は、図6のステップS24及びステップS27の処理と重複する部分が大きいので、ここでの処理結果を記憶しておき、これを利用して確認や検索を行うようにしてもよい。
【0020】
以上の処理を行うことにより、編集に適さないデータ形式の楽音パラメータでも、自動的に変換プログラムを検索して変換処理を行うことができるので、データ形式の適合しない楽音パラメータでも簡単な操作で編集に供することができる。
また、読み込み可能な楽音パラメータの一覧を表示する際に、そのまま又はデータ形式を変換して編集可能なものと、適当な変換プログラムがないため編集不可能なものとを区別可能なように表示することができるので、編集不可能なものを誤って読み込もうと試みることがなくなり、操作性を向上させることができる。この区別は、上述のように濃淡で行うのみならず、色や点滅の有無等によって行うようにしてもよい。
楽音パラメータ編集装置においては、装置の機能によって必要なパラメータ数が異なり、データ形式も異なることになるが、簡単な処理でデータ形式を他の機種のものに適合させることができるので、データ形式の変換の機会が多く、特に上記の処理による効果が大きい。
【0021】
なお、上述した実施形態では楽音パラメータ編集時の読み込みについて説明したが、楽音パラメータを楽音合成のために音源モジュール10に読み出す際にも同様に適用することができる。また、編集後の楽音パラメータをHDD24等に記録する際にデータ形式の選択を受け付け、編集した楽音パラメータをそのデータ形式に変換するための変換プログラムを自動的に検索して実行し、そのデータ形式に変換した上で記録を行うようにしてもよい。
さらにまた、ここでは楽音パラメータ編集装置を編集用PC20として音源モジュールと別に設ける例について説明したが、音源モジュールあるいはそれを設けた電子楽器等と一体に構成してもよい。この場合でも、楽音パラメータは外部から読み込み可能にするとよい。
また、この発明のプログラムは、初めからコンピュータに記憶させておくだけでなく、適当な記録媒体に記録して提供したり、ネットワークを介したダウンロードによって提供したりすることもできる。
【0022】
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明の楽音パラメータ編集装置によれば、自動的に変換プログラムを検索して変換処理を行うことができるので、データ形式の適合しない楽音パラメータでも簡単な操作で編集に供することができる。
また、この発明のプログラムによれば、コンピュータをこのような楽音パラメータ編集装置として機能させ、同様な効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の楽音パラメータ編集装置の実施形態である編集用PCと、その編集用PCと接続された音源モジュールの構成を示すブロック図である。
【図2】その編集用PCに実行させる音色編集プログラムの構成例を示す図である。
【図3】楽音パラメータのデータ形式と変換プログラムの関係について説明するための図である。
【図4】図1に示した編集用PCが表示する読み込み対象選択ウィンドウの表示例を示す図である。
【図5】編集用PCにおける楽音パラメータの読み込みに係る処理を示すフローチャートである。
【図6】図5に示した読み込み可能ファイル一覧表示処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…音源モジュール、11,21…CPU、12,22…ROM、13,23…RAM、14…操作表示部、15…楽音合成部、16…PCI/F、17,26…システムバス、20…編集用PC、24…HDD、25…通信I/F、30…音色編集プログラム、31…音色エディタ、32…変換プログラム、40…読み込み対象選択ウィンドウ、41…位置選択部、42…一覧表示部、43…決定キー、44…キャンセルキー
Claims (3)
- 楽音パラメータを読み込む読込手段と、該手段によって読み込んだ楽音パラメータを編集する編集手段とを有する楽音パラメータ編集装置であって、
前記読込手段によって楽音パラメータを読み込む際に該楽音パラメータのデータ形式を認識する手段と、
該手段によって認識したデータ形式が前記編集手段による編集に適さない形式であった場合に、前記読込手段によって読み込む楽音パラメータを前記編集手段による編集に適したデータ形式に変換するための変換プログラムを検索する手段と、
該手段によって適当なプログラムが発見された場合に該変換プログラムを実行して、前記読込手段によって読み込んだ楽音パラメータのデータ形式を前記編集手段による編集に適したデータ形式に変換する手段とを設けたことを特徴とする楽音パラメータ編集装置。 - 請求項1記載の楽音パラメータ編集装置であって、
前記読込手段によって読み込み可能な楽音パラメータの一覧を表示する一覧表示手段を有し、
該一覧表示手段は、前記一覧に表示する各楽音パラメータのデータ形式を認識する手段と、該手段によって認識したデータ形式が前記編集手段による編集に適さない形式であった場合に、前記各楽音パラメータを前記編集手段による編集に適したデータ形式に変換するための変換プログラムを検索する検索手段とを有し、前記一覧を表示する際に、前記編集手段による編集に適するデータ形式であるか又は前記検索手段によって適当な変換プログラムが発見された楽音パラメータと、前記検索手段によって適当な変換プログラムが発見されなかった楽音パラメータとを区別して表示する手段であることを特徴とする楽音パラメータ編集装置。 - コンピュータを、
楽音パラメータを読み込む読込手段と、
該手段によって読み込んだ楽音パラメータを編集する編集手段と、
前記読込手段によって楽音パラメータを読み込む際に該楽音パラメータのデータ形式を認識する手段と、
該手段によって認識したデータ形式が前記編集手段による編集に適さない形式であった場合に、前記読込手段によって読み込む楽音パラメータを前記編集手段による編集に適したデータ形式に変換するための変換プログラムを検索する手段と、
該手段によって適当なプログラムが発見された場合に該変換プログラムを実行して、前記読込手段によって読み込んだ楽音パラメータのデータ形式を前記編集手段による編集に適したデータ形式に変換する手段と、
前記読込手段によって読み込み可能な楽音パラメータの一覧を表示する一覧表示手段として機能させるためのプログラムであって、
該一覧表示手段が、前記一覧に表示する各楽音パラメータのデータ形式を認識する手段と、該手段によって認識したデータ形式が前記編集手段による編集に適さない形式であった場合に、前記各楽音パラメータを前記編集手段による編集に適したデータ形式に変換するための変換プログラムを検索する検索手段とを有し、前記一覧を表示する際に、前記編集手段による編集に適するデータ形式であるか又は前記検索手段によって適当な変換プログラムが発見された楽音パラメータと、前記検索手段によって適当な変換プログラムが発見されなかった楽音パラメータとを区別して表示する手段であることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2002354033A JP2004184868A (ja) | 2002-12-05 | 2002-12-05 | 楽音パラメータ編集装置及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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ID=32755174
Family Applications (1)
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JP2002354033A Pending JP2004184868A (ja) | 2002-12-05 | 2002-12-05 | 楽音パラメータ編集装置及びプログラム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015172771A (ja) * | 2015-05-14 | 2015-10-01 | ヤマハ株式会社 | 電子楽器のコンテンツデータ管理装置及びプログラム |
-
2002
- 2002-12-05 JP JP2002354033A patent/JP2004184868A/ja active Pending
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