JP2004184509A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

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哲也 石川
Toru Komatsu
小松  徹
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Abstract

【課題】所望の画像濃度に基づいて画像形成条件を変更(設定)できるようにすると共に、紙種が異なった場合でも、ユーザの好みに応じた濃度の画像を形成できるようにする。
【解決手段】画像形成手段20と、この画像形成手段20へ供給する転写紙30の種類を選択させるための紙種選択画面及び当該画像形成手段20に設定する画像形成条件を紙種毎に選択させるための画像濃度設定画面を表示する液晶表示パネル41と、この液晶表示パネル41に表示された紙種選択画面で紙種を選択し、及び、画像濃度設定画面で当該紙種に対応する画像濃度を選択するように操作される操作部42と、この操作部42により選択された画像濃度の設定情報に基づいて画像形成条件を設定する制御手段15とを備えるものである。画像濃度設定画面で複数の画像濃度の中から自由に選択された所望の画像濃度に基づく画像形成条件を画像形成手段20に設定することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複写機能、ファクシミリ機能及びプリンタ機能を備えた白黒用及びカラー用のディジタル複合機や複写機等に適用して好適な画像形成装置及び画像形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、原稿画像から取得した画像データに基づいて画像形成を行うデジタル複写機が使用されるに至っている。複写機では原稿の画像情報がスキャナ等により読み込まれ、その原稿の画像情報が一旦、画像メモリに蓄えられる。そして、その画像メモリに蓄えられた画像情報はユーザの要求に応じて画像の縮小、拡大及び回転などの画像処理が施される。ここで画像処理された画像データに基づく画像が画像形成手段(プリンタ)によって所定の用紙に形成される。この際の画像形成条件は、例えば、操作パネル上に表示された画像形成設定画面で設定するようになされる。この画像形成設定画面で設定された画像形成条件に基づいて原稿画像を複写(コピー)することができる。
【0003】
図7Aは、従来例に係る画像形成装置10の構成例を示す概念図、及び、図7Bはその画像形成設定画面P0の表示例を示す図である。図7Aに示す画像形成装置はスキャナ1、制御ROM2、露光ユニット3及び操作部4を有している。スキャナ1では原稿上を露光走査して画像データDINを取得するようになされる。操作部4は図7Bに示す画像形成設定画面P0上で濃度設定情報D31を入力するように操作される。
【0004】
この画像形成設定画面P0の表示例によれば、1つの操作画面内にモード設定表示領域P01、画像形成設定表示領域P02、濃度設定表示領域P03、倍率設定表示領域P04及び、トレイ選択設定表示領域P05が割り当てられている。このモード設定表示領域P01は出力モードを設定する領域であり、その領域P01には出力設定モード、ステープルモード及びソートモードを選択するためのタッチキーが表示される。画像形成設定表示領域P02は両面モードを設定する領域であり、その領域P02には両面→両面モード、両面→片面モード、片面→両面モード、片面→片面モードを選択するためのタッチキーが表示される。この例では片面→片面モードのタッチキーが選択され、表示色が他のモードの表示色に比べて変化している。
【0005】
濃度設定表示領域P03には「ふつう」の選択キー、上向き三角矢印キーや、下向き三角矢印キーが表示される。スケール表示用のポインタアイコン、「自動」のキーが表示される。この領域P03で「ふつう」のポインタアイコンの表示色が他のポインタアイコンの表示色に比べて変化している。また、「自動」キーの表示色が「ふつう」の選択キーの表示色に比べて変化している。これは「自動」の選択キーが選択されていることによる。
【0006】
倍率設定表示領域P04は「倍率」を設定する領域であり、その領域P04には「固定」の選択キー、「任意」の選択キー、「等倍」の選択キー及び「自動」の選択キーが各々表示される。この領域P04で「等倍」のポインタアイコンの表示色が他のポインタアイコンの表示色に比べて変化している。「等倍」の選択キーがタッチされ選択されていることによる。
【0007】
トレイ選択設定表示領域P05は各トレイに入っている転写材のサイズ・紙類を表示する領域であり、その領域P05には「トレイ1普通紙」の選択キー、「A4」の紙サイズ表示、「トレイ2厚紙1」の選択キー、「A3」の紙サイズ表示、「トレイ3薄紙2」の選択キー、「B4」の紙サイズ表示、「手差し普通紙」の選択キーが各々表示される。この領域P05で「トレイ1普通紙」の選択キー及び、「A4」の紙サイズの表示色が他の選択キーの表示色に比べて変化している。これはA4サイズの普通紙が入っているトレイ1が選択されていることによる。
【0008】
また、制御ROM2には予めデータ変換テーブルが設けられ、操作部4からの濃度設定情報D31、この例では「自動」の選択キーが選択され、この自動濃度設定に基づいて画像データDINを露光出力データへ変換するようになされる。露光ユニット3では露光出力データに基づいて画像を感光体ドラムに書き込むようになされる。感光体ドラムに書き込まれた静電潜像は現像剤により現像され、その後、予め選択された転写紙に転写するようになされる。
【0009】
なお、特許文献1には電子写真プロセス制御装置が開示されている。この制御装置では、出力画像の品質に影響を与える複数の画像形成設定情報を取得するセンサ手段と、このセンサ手段に接続されたニューラルネットワークとを備え、このニューラルネットワークでは各々のセンサ手段により取得された複数の画像形成設定情報から最適な現像バイアスを求めて現像バイアス制御部へ出力するようになされる。
【0010】
特許文献2には画像形成方法及び装置が開示されている。この装置では、像担持体上に形成された画像濃度を検知する手段と、被記録体上に記録された画像の濃度を検出する手段を備え、この2つの検出手段の検知結果によって、画像形成条件を変更するようになされる。
【0011】
特許文献3には画像形成装置が開示されている。この装置では画像を転写する紙の厚さ、表面性、電気抵抗、地肌色等の特性を紙種毎に記憶し、使用する転写材の特性に応じて転写条件と現像条件とを一括して選択し変更するようになされる。
【0012】
【特許文献1】
特開平5−197270号公報
【特許文献2】
特開平6−198973号公報
【特許文献3】
特開平9−304979号公報
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来方式の画像形成装置10によれば、次のような問題がある。
▲1▼ 図7Aに示した操作部4で画像濃度を設定する場合に、この操作部4に画像形成設定画面P0を表示し、その濃度設定表示領域P03の中の上向き三角矢印キーや、下向き三角矢印キーを操作して画像濃度を変更している。
この操作による画像濃度変更は、スキャナ等により入力された画像データを露光出力データに変換する際にのみ使用され、画像形成条件は変更することができない場合が多い。
▲2▼ また、当該画像形成装置に対して外部からプリント出力データを供給して印刷ジョブを実行する場合に、画像形成設定画面P0で濃度設定表示領域P03が網掛けされるなどして選択できないようにされる場合が多い。これは、パーソナルコンピュータ上で画像データDINを編集することにより画像濃度の設定を行われる場合が多いこと、また、スキャナを経由しない場合には濃度設定表示領域P03の設定による画像データ変換自体が行われないことによる。
▲3▼ 従って、操作部4で輝度−濃度変換の設定を変更するのが困難となる。因みに、画像形成装置側で画像濃度設定を行なう方法としては、現像剤の補給量を変更する方法、現像電界を変更する方法などがあるが、この設定を行うのは特殊な操作による作業を必要とするため、ユーザに採って画像形成条件の設定作業が煩雑になる場合が多い。
【0014】
また、書籍や喪中葉書などの画像濃度を薄くして画像形成出力したい場合や、茶封筒や色付き葉書などの転写材に画像濃度を濃くして画像形成出力したい場合がある。色付き転写材で画像濃度を濃くするのは画像部位と非画像部位の濃度差を一定に保つためである。
▲4▼ なお、特許文献1の電子写真プロセス装置によれば、所望する画像品質を得るために画像形成設定情報としてセンサ出力を利用しているが、センサ設置に係るコスト高増が懸念される。また、画像濃度は固定値であり、自由に設定することができない。
▲5▼ 特許文献2の画像形成装置によれば、被記録体の地肌の色に応じて画像濃度を変更することができるが、センサーを用いる必要がある。また、画像部と非画像部の濃度差を一定に保つことができても、自由に画像濃度を設定することができない。
▲6▼ 特許文献3の画像形成装置によれば、転写材の特性に応じて転写条件と現像条件とが一括して選択されしまうため、自由に画像濃度を設定することができない。
【0015】
そこで、この発明は上述した課題を解決したものであって、所望の画像濃度に基づいて画像形成条件を容易に変更(設定)できるようにすると共に、紙種が異なった場合でも、ユーザの好みに応じた濃度の画像を形成できるようにした画像形成装置及び画像形成方法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明に係る画像形成装置は画像情報及び所望の画像形成条件に基づいて画像を形成する装置であって、画像形成手段と、この画像形成手段へ供給する転写紙の種類を選択させるための紙種選択画面及び当該画像形成手段に設定する画像形成条件を紙種毎に選択させるための画像濃度設定画面を表示する表示手段と、この表示手段に表示された紙種選択画面で紙種を選択し、及び、画像濃度設定画面で当該紙種に対応する画像濃度を選択するように操作される操作手段と、この操作手段により選択された画像濃度の設定情報に基づいて画像形成条件を設定する制御手段とを備えることを特徴とするものである。
【0017】
本発明に係る画像形成装置によれば、所望の画像形成条件に基づいて画像を形成する場合に、表示手段には画像形成手段へ供給する転写紙の種類を選択させるための紙種選択画面及び当該画像形成手段に設定する画像形成条件を紙種毎に選択させるための画像濃度設定画面が表示される。ユーザは、表示手段に表示された紙種選択画面で紙種を選択し、及び、画像濃度設定画面で当該紙種に対応する画像濃度を選択するように操作手段を操作する。これを前提にして、制御手段では操作手段により選択された画像濃度に基づいて画像形成条件を画像形成手段に設定するようになされる。
【0018】
従って、画像濃度設定画面で複数の画像濃度の中から自由に選択された所望の画像濃度に基づく画像形成条件を画像形成手段に設定することができる。これにより、単に転写紙の特性に応じて一義的に画像形成条件を設定する場合に比べて、各種類毎の転写紙の特性に対する画像形成条件の変更自由度を拡大できることから、紙種が異なった場合でも、ユーザの好みに応じた濃度の画像を形成することができる。
【0019】
本発明に係る画像形成方法は、画像情報及び所望の画像形成条件に基づいて画像を形成する方法であって、画像を形成する転写紙の種類を選択させるための紙種選択画面及び画像形成条件を紙種毎に選択させるための画像濃度設定画面を表示し、ここに表示された紙種選択画面で紙種の選択を受け付け、及び、画像濃度設定画面で当該紙種に対応する画像濃度の選択を受け付け、ここで選択された画像濃度の設定情報に基づいて画像形成条件を設定することを特徴とするものである。
【0020】
本発明に係る画像形成方法によれば、画像情報及び所望の画像形成条件に基づいて画像を形成する場合に、画像濃度設定画面で複数の画像濃度の中から自由に選択された所望の画像濃度に基づく画像形成条件を設定することができる。従って、単に転写紙の特性に応じて一義的に画像形成条件を設定する場合に比べて、各種類毎の転写紙の特性に対する画像形成条件の変更自由度を拡大できることから、紙種が異なった場合でも、ユーザの好みに応じた濃度の画像を形成することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、この発明の実施形態に係る画像形成装置及び画像形成方法について説明をする。
図1は、本発明の実施形態としての白黒用の画像形成装置100の構成例を示す断面の概念図である。
この実施形態では、所望の画像形成条件に基づいて画像を形成する場合に、転写紙の種類に対応する画像濃度設定画面で選択された画像濃度に基づいて画像形成条件を設定する制御手段を備え、この画像濃度設定画面で複数の画像濃度の中から自由に選択された所望の画像濃度に基づいて画像形成条件を標準値からの変更を含む設定できるようにすると共に、紙種が異なった場合でも、ユーザの好みに応じた濃度の画像を形成できるようにしたものである。
【0022】
図1に示す画像形成装置100は画像情報(以下画像データという)DIN及び所望の画像形成条件に基づいて画像を形成する装置である。この装置100は複写機能、ファクシミリ機能及びプリンタ機能を備えた白黒用のディジタル複合機や複写機等に適用して好適である。この画像形成装置100はスキャナ11、給紙手段12、通信手段13、操作パネル14、制御手段15及び画像形成手段20を備えている。制御手段15は制御用のROM(以下制御ROMともいう)51や、RAM52、CPU(中央処理ユニット)53等を有している。ROM51にはファクシミリ装置全体を制御するためのシステムプログラムが格納される。この他にROM51には、どの転写材を選択したとき、どの画像濃度設定画面を表示するかという設定情報が予め登録される。
【0023】
また、ROM(制御ROM)51には、画像濃度設定情報D41によって読み出される帯電電流値Ix、帯電グリッド印加電圧VGの基準値、現像バイアス印加電圧VBの基準値が格納される。この画像形成条件は随時変更できるようになされている。RAM52はワークメモリとして使用され、例えば、制御コマンド等を一時記憶するようになされる。CPU53は電源がオンされると、ROM51からシステムプログラムを読み出してシステムを起動し、操作パネル14からの操作データD3に基づいて当該画像形成装置全体を制御するようになされる。この操作データD3には画像濃度設定情報D41が含まれる。
【0024】
スキャナ11は任意の原稿を読み取ってアナログ画像信号(以下単にアナログ信号Sinともいう)を出力するようになされる。例えば、原稿台上に載置された原稿はスキャナ11の光学系により原稿片面の画像が走査され、ラインイメージセンサCCDに読み込まれる。この画像形成装置本体に備えられた制御手段15では例えば、上述のラインイメージセンサCCDにより光電変換されたアナログ信号Sinがアナログ・ディジタル(A/D)変換された後に画像データDINとなされる。
【0025】
また、給紙手段12では制御手段15からの紙種設定データD2に基づいて給紙トレイを選択し、ここで選択されたトレイから転写紙30を繰り出すようになされる。例えば、画像形成装置本体の下方には図示しない複数の給紙トレイが設けられる。給紙トレイ内には普通紙を始め、厚紙、薄紙、上質紙、OHP、色紙、葉書、封筒等の特定の転写材を収容できるようになされる。
【0026】
当該画像形成装置100で適用される薄紙は例えば、52.3〜63.9kg/m(1000枚)程度であり、普通紙は64.0〜81.4kg/m(1000枚)程度であり、厚紙は83.0〜130.0kg/m(1000枚)程度であり、超厚紙は150.0kg/m(1000枚)程度である。転写材の厚み(紙厚)は0.05〜0.15mm程度である。
【0027】
この画像形成装置100には操作パネル14が備えられる。操作パネル14は表示手段の一例となる液晶表示パネル41と、操作手段の一例となる操作部42から構成される。液晶表示パネル41は制御手段15に接続され、表示データD1に基づいて紙種選択画面及び画像濃度設定画面を表示するようになされる。紙種選択画面は画像形成手段20へ供給する転写紙30の種類を選択させるために表示され、画像濃度設定画面は当該画像形成手段20に設定する画像形成条件を紙種毎に選択させるために表示される。
【0028】
この制御手段15には操作部42が接続され、液晶表示パネル41に表示された紙種選択画面で紙種を選択し、及び、画像濃度設定画面で当該紙種に対応する画像濃度を選択するように操作される。制御手段15では液晶表示パネル41に表示された紙種選択画面で選択される転写紙30の設定情報(以下転写材情報という)D41に基づいて画像濃度設定画面の表示の有無を判断する。例えば、普通紙、厚紙、薄紙、上質紙、OHP、色紙、葉書、封筒などのいずれかを選択した場合に、制御手段15は表示「有」と判断し、この液晶表示パネルに普通紙、厚紙、薄紙、上質紙、OHP、色紙、葉書、又は封筒に対応した出力画像濃度設定画面を表示するようになされる。
【0029】
この画像形成手段20は感光体ドラム21、帯電極22、露光ユニット23、現像器24、転写極25、分離極26、定着部27及びクリーナー28を有している。感光体ドラム21は像担持体の一例であり、静電潜像が形成される。感光体ドラム21にはOPC感光体等が用いられ、所定のプロセス線速で矢示方向に回転可能となされている。画像形成条件としては転写材にもよるが、例えば、線速度を80〜500mm/sec程度に設定するとよい。
【0030】
帯電極22は帯電手段の一例であり、感光体ドラム21の周囲に配置され、帯電電位に基づいて感光体ドラム21を一様に帯電するようになされる。帯電極22にはスコロトロン帯電器等が使用される。帯電電位は500V乃至900V程度である。
【0031】
露光ユニット23は画像書込み手段の一例であり、帯電極22により帯電された感光体ドラム21上に静電潜像を書き込むようになされる。露光ユニット23には露光走査方式のレーザー記録装置が使用される。レーザー記録装置は図示しないレーザダイオード、ポリゴンミラー、fθレンズ、書込みドライバ等から構成される。
【0032】
現像器24は現像手段の一例であり、露光ユニット23により形成された静電潜像を可視画像化する。例えば、感光体ドラム21上に書き込まれた静電潜像を現像バイアスに基づいて白黒用のトナーにより現像するようになされる。現像バイアスに関しては、濃い、やや濃い、ふつう、やや薄い、薄いの5段階について、100V置きに800V、700V,600V、500V、400Vが準備される。
【0033】
転写極25は転写手段の一例であり、現像器24により可視画像化された感光体ドラム21上のトナー画像を転写するようになされる。例えば、図示しない給紙トレイに収容された転写紙30は、各トレイにそれぞれ設けられた送り出しローラおよび給紙ローラにより給紙される。この転写紙30は搬送ローラ、レジストローラ等を経て、転写ローラに搬送され、画像先端に同期したタイミングで転写極25上へ供給される。感光体ドラム21上のトナー画像が転写紙30の一方の面(表面)に転写するようになされる。
【0034】
分離極26は感光体ドラム21に付着した転写紙30を感光体ドラム21から分離するようになされる。分離極26には転写紙30を感光体ドラム21から分離する極性の所定の分離電位が印加される。感光体ドラム21から分離された転写紙30は定着部27に搬送される。定着部27では転写紙30上のトナー像を定着するようになされる。例えば、トナー画像が転写された転写紙30は、そのまま定着部27へ移動され、定着部27では熱と圧力によりトナー像を定着するような定着処理がなされる。
【0035】
この定着後の画像形成済みの転写紙30は、図示しない排紙ローラに挟持されて機外の排紙トレイ上に載置される。また、像形成体用のクリーナー28では感光体ドラム21の周囲に残留したトナーが掻き落され、感光体ドラム21がクリーニングされる。次の帯電、露光、現像及び転写等に対処するためである。これにより、次の画像形成サイクルに入る。
【0036】
上述した制御手段15では、操作部42により選択された画像濃度の設定情報に基づいて画像形成条件を設定するようになされる。画像形成条件としては転写材にもよるが、例えば、線速度を80〜500mm/sec程度に設定される。
【0037】
制御手段15は操作部42により選択された画像濃度の設定情報に基づいて帯電極22に印加する電圧値、現像器24に印加する電圧値又は現像器24に供給する現像剤量の算出条件のうち、少なくとも1つを標準値から変更するようになされる。現像器24内のトナー濃度を変えるためである。出力画像濃度を変更する方法としては現像電界を変更する方法、または、現像剤補給量制御条件を変更する方法が採られるが、これらの変更手段は問わない。
【0038】
この例で制御手段15は画像濃度設定情報D41に対応した帯電電流値Ix、帯電グリッド印加電圧VGをROM51から読み出して帯電極22Bに供給する。また、制御手段15は画像濃度設定情報D41に対応した現像バイアス印加電圧VBをROM51から読み出して現像器24に供給するようになされる。
【0039】
また、制御手段15は液晶表示パネル41に表示された画像濃度設定画面で画像濃度が選択されたか否かを監視し、画像濃度設定画面で一定時間内に画像濃度が選択されなかった場合、画像濃度に関して標準値に基づいて画像形成条件を設定するようになされる。例えば、プリントジョブ終了後に濃度設定を標準値に戻すようになされる。ユーザはわざわざ濃度設定をし直すために画像形成装置100のもとまで行かなくても済むようになる。
【0040】
なお、通信手段13は当該画像形成装置100の外部から画像情報の一例となる印刷情報Dpを供給される場合であって、制御手段15は、印刷情報(以下プリンタ出力データという)Dpを受信した際に画像濃度設定画面を表示するように液晶表示パネル41を制御する。外部からプリンタ出力データDpを供給された場合も、転写紙30の種類に対応する画像濃度設定画面で選択された画像濃度に基づいて画像形成条件を設定するためである。外部設定されるプリンタ出力データDpは、例えば、画像データDINと紙種設定データD2から構成される。通信手段13には通信モデムが使用される。通信手段13は公衆電話回線やインターネット、LAN(Local Area Network)等に接続される。
【0041】
図2は液晶表示パネルにおける紙種選択画面P1の表示例を示すイメージ図である。図2に示す紙種選択画面P1は、液晶表示パネルの同一画面内で給紙先選択画面P11と紙種選択OK−キャンセル画面P12から構成される。給紙先選択画面P11には「紙種設定」表示アイコンK0、「トレイ1」選択キーK1、「トレイ2」選択キーK2、「トレイ3」選択キーK3、「手差し」選択キーK4が表示される。
【0042】
この例で、紙種選択OK−キャンセル画面P12には、「普通紙」選択キーK5、「厚紙1」選択キーK6、「厚紙2」選択キーK7、「厚紙3」選択キーK8、「薄紙1」選択キーK9、「薄紙2」選択キーK10、「上質紙」選択キーK11、「OHP」選択キーK12、「色紙」選択キーK13、「葉書」選択キーK14、「封筒」選択キーK15、「指定紙」選択キーK16が表示される。「OK」キーK17、「キャンセル」キーK18が表示される。この例では、「トレイ1」選択キーK1がタッチされ、「普通紙」選択キーK5が選択された場合を示している。
【0043】
この「普通紙」選択キーK5が選択されると、画像形成時に、制御手段15は紙種設定データD2を給紙手段12に出力する。給紙手段12では図示しない普通紙がセットされた給紙トレイから転写紙30を送り出しローラにより繰り出し、この転写紙30を給紙ローラへ搬送するようになされる。この転写紙30は搬送ローラ、レジストローラ等を経て、転写ローラの方へ搬送され、画像先端に同期したタイミングで転写極25上へ供給するようになされる。
【0044】
図3は液晶表示パネルにおける画像濃度設定画面P2の表示例を示すイメージ図である。図3に示す画像濃度設定画面P2は紙種選択画面P1上に重ねて表示される。例えば、画像濃度設定画面P2は図2に示した紙種選択画面P1で紙種を選択して「OK」キーK17がタッチされると表示が切り替わる。
【0045】
この画像濃度設定画面P2には「画像濃度設定」の表示アイコンK20、「濃い」選択キーK21、「やや濃い」選択キーK22、「ふつう」選択キーK23、「やや薄い」選択キーK24、「薄い」選択キーK25の5つが表示される。「OK」キーK26や、「キャンセル」キーK27も表示される。この例では、「ふつう」選択キーK23がデフォルト値によって選択され、タッチされた状態と同じ表示の場合を示している。
【0046】
ユーザは、この画像濃度設定画面P2で5つの画像濃度の中から所望の画像濃度を自由に選択することができる。ここで選択された所望の画像濃度に基づいて画像形成条件を標準値「ふつう」からの変更を含む画像濃度を設定することができる。これにより、紙種が異なった場合でも、ユーザの好みに応じた濃度の画像を形成できるようになる。
【0047】
図4は図3に示した画像濃度設定画面P2からの画像形成条件の設定例を示す図である。図4に示す制御ROM51には、画像濃度設定情報D41によって読み出される帯電電流値Ix、帯電グリッド印加電圧VGの基準値、現像バイアス印加電圧VBの基準値が格納されている。この例では、操作部41によって選択された「濃い」、「やや濃い」、「やや薄い」、「薄い」等の新規の画像濃度設定情報D41をアドレスとして、制御手段15ではこの画像濃度設定情報D41に対応した帯電電流値Ix、帯電グリッド印加電圧VGが制御ROM51から読み出され、この「濃い」、「やや濃い」、「ふつう」、「やや薄い」、「薄い」に対応した帯電電流値Ix、帯電グリッド印加電圧VGを帯電極22Bに供給するようになされる。
【0048】
また、「濃い」、「やや濃い」、「やや薄い」、「薄い」等の新規の画像濃度設定情報D41をアドレスとして、制御手段15では画像濃度設定情報D41に対応した現像バイアス印加電圧VBが制御ROM51から読み出され、この「濃い」、「やや濃い」、「ふつう」、「やや薄い」、「薄い」に対応した現像バイアス印加電圧VBを現像器24に供給するようになされる。
【0049】
【表1】
Figure 2004184509
【0050】
表1は具体的な現像バイアス及び帯電電位の数値を記述したものである。この例で現像バイアスに関して、画像濃度で示す濃い、やや濃い、ふつう、やや薄い、薄いの5段階について、100V置きに800V、700V,600V、500V、400Vが準備される。上述した画像濃度設定画面P2で例えば、「やや濃い」の選択キーK22をタッチすると、制御ROM51から700Vの現像バイアスを設定する制御値が読み出され、この制御値に基づいて現像器24に700Vを印加するようになされる。
【0051】
また、感光体ドラム21上の帯電電位に関しては、100V置きに900V、800V,700V、600V、500Vが準備される。上述した画像濃度設定画面P2で同様にして、「やや濃い」の選択キーK22をタッチすると、制御ROM51から800Vの帯電グリッド印加電圧VGを設定する制御値が読み出され、この制御値に基づいて帯電器22に800Vを印加するようになされる。
【0052】
この例で制御手段15は液晶表示パネル41に表示された画像濃度設定画面P2で所望の画像濃度が選択された場合、当該画像濃度の設定情報に基づく画像形成ジョブ終了後に、画像濃度の設定情報を標準値に戻すようになされる。例えば、画像濃度「ふつう」を設定する600Vの現像バイアスが設定される。
【0053】
このように、操作パネル14からの紙種入力による転写条件の選択と、濃度画面選択画面P2での濃度入力による現像条件の選択とを独立して行う構成としたので、自由に出力画像濃度を選択できるようになった。
【0054】
続いて、本発明に係る画像形成方法について画像形成装置100の画像形成時の処理例について説明をする。この実施形態では、画像データDIN及び所望の画像形成条件に基づいて画像を形成する場合を前提とし、転写材情報D41の入力操作に基づいて画像濃度を選択する場合▲1▼と、外部からのプリンタ出力データDpに基づいて画像濃度を選択する場合▲2▼の2つに分けて説明をする。
【0055】
[▲1▼:転写材情報入力操作に基づく画像濃度選択処理]
図5は画像形成装置100における転写材情報入力操作に基づく画像濃度選択例を示すフローチャートである。この例では予め画像形成モードが選択されている場合を前提とする。
【0056】
これを画像処理条件にして、図5に示すフローチャートのステップA1で紙種選択画面P1を液晶表示パネル41に表示する。この紙種選択画面P1は画像を形成する転写紙30の種類を選択させるために表示される。このとき、ユーザは操作部42を使用して液晶表示パネル41に表示された紙種選択画面P1で紙種を選択する。
【0057】
次に、ステップA2に移行して制御手段15は操作部42から転写材情報D41を入力する。制御手段15では転写材情報D41に基づいて画像濃度選択画面P2の表示制御を実行する。この例ではステップA3に移行して、制御手段15では画像濃度設定画面P2を表示するかが判断される。画像濃度設定画面P2の表示有無は、紙種選択画面P1で紙種の選択を受け付け、転写材情報D41に基づいて表示を切換えるようになされる。
【0058】
例えば、普通紙、厚紙、薄紙、上質紙、OHP、色紙、葉書、封筒などのいずれかが選択された場合に、制御手段15では表示「有」と判断し、この液晶表示パネル41に普通紙、厚紙、薄紙、上質紙、OHP、色紙、葉書、又は封筒に対応した出力画像濃度設定画面P2を表示するようになされる。図2に示した例では、「トレイ1」選択キーK1がタッチされ、「普通紙」選択キーK5が選択された場合である。
【0059】
この紙種選択画面P1で画像濃度が選択された場合は、ステップA4で画像濃度選択画面P2を液晶表示パネル41に表示する。例えば、図3に示したように、紙種選択画面P1上に画像濃度設定画面P2が重ねて表示される。このとき、画像濃度設定画面P2で当該紙種に対応する画像濃度を選択するように操作パネル14が操作される。図3に示した例では、「ふつう」選択キーK23が選択された場合である。
【0060】
そして、ステップA5に移行して制御手段15は画像濃度の選択又は一定時間の経過有無を監視する。画像濃度が選択された場合又は一定時間が経過した場合は、ステップA6に移行して、画像濃度の設定情報に基づいて画像形成条件を設定する。例えば、制御手段15は操作部42により選択された画像濃度の設定情報に基づいて帯電極22に印加する電圧値、現像器24に印加する電圧値又は現像器24に供給するトナー補給量(現像剤量)の制御(算出)条件のうち、少なくとも1つを標準値から変更するようになされる。
【0061】
また、制御手段15は画像濃度設定情報D41に対応した帯電電流値Ix、帯電グリッド印加電圧VGをROM51から読み出して帯電極22Bに供給する。更に、制御手段15は画像濃度設定情報D41に対応した現像バイアス印加電圧VBをROM51から読み出して現像器24に供給するようになされる。
【0062】
例えば、上述した画像濃度設定画面P2で「やや濃い」の選択キーK22がタッチされたとすると、制御ROM51から700Vの現像バイアスを設定する制御値が読み出され、この制御値に基づいて現像器24に700Vを印加するようになされる。また、その画像濃度設定画面P2で「やや濃い」の選択キーK22をタッチされたとすると、制御ROM51から800Vの帯電グリッド印加電圧VGを設定する制御値が読み出され、この制御値に基づいて帯電器22に800Vを印加するようになされる。
【0063】
なお、制御手段15は液晶表示パネル41に表示された画像濃度設定画面P2で一定時間内に画像濃度が選択されなかった場合は、画像濃度に関して標準値に基づいて画像形成条件を設定するようになされる。例えば、プリントジョブ終了後に濃度設定を標準値に戻すようになされる。わざわざ濃度設定をし直すために画像形成装置100のもとまで行かなくても済むようになる。また、ステップA3で画像濃度設定画面P2を表示しない場合は、転写材情報入力操作に基づく画像濃度選択処理を終了する。
【0064】
[▲2▼:外部印刷情報に基づく画像濃度選択処理]
図6は画像形成装置100における外部印刷情報に基づく画像濃度選択例を示すフローチャートである。この例では予め画像形成モードが選択されている場合を前提とする。当該画像形成装置100の外部からプリンタ出力データDpを供給される場合であって、制御手段15はこのプリンタ出力データDpを受信した際に画像濃度設定画面P2を表示するように液晶表示パネル41を制御するものである。外部からプリンタ出力データDp等の画像データDINを供給された場合も、転写紙30の種類に対応する画像濃度設定画面P2で選択された画像濃度に基づいて画像形成条件を設定するためである。
【0065】
これを画像処理条件にして、図6に示すフローチャートのステップB1で制御手段15は外部からプリンタ出力データ(印刷情報)Dpを入力する。制御手段15ではプリンタ出力データDpに基づいて画像濃度選択画面P2の表示制御を実行する。そして、ステップB2で制御手段15ではプリンタ出力データDpから紙種選択データD2を検出する。その後、制御手段15でステップB3に移行してこの紙種選択データD2に基づいて画像濃度設定画面P2を表示するかが判断される。
【0066】
このとき、制御手段15はプリンタ出力データDpから紙種選択データD2が検出された場合は、ステップB4に移行して紙種選択データD2に基づいて液晶表示パネル41に画像濃度設定画面P2を表示するようになされる。この画像濃度設定画面P2で紙種毎に画像形成条件を選択させるためである。このとき、図3に示したように、紙種選択画面P1上に画像濃度設定画面P2が重ねて表示される。
【0067】
例えば、普通紙、厚紙、薄紙、上質紙、OHP、色紙、葉書、封筒などのいずれかが選択された場合に、制御手段15では表示「有」と判断し、この液晶表示パネル41に普通紙、厚紙、薄紙、上質紙、OHP、色紙、葉書、又は封筒に対応した画像濃度設定画面P2を表示するようになされる。
【0068】
そして、ステップB5で画像濃度の選択又は一定時間の経過有無を監視する。画像濃度が選択された場合又は一定時間が経過した場合は、ステップB6に移行して、画像濃度の設定情報に基づいて画像形成条件を設定する。トナー補給量制御条件又は現像電界を変更するためである。例えば、上述した画像濃度設定画面P2で「濃い」の選択キーK21がタッチされたとすると、制御ROM51から800Vの現像バイアスを設定する制御値が読み出され、この制御値に基づいて現像器24に800Vを印加するようになされる。また、制御ROM51から900Vの帯電グリッド印加電圧VGを設定する制御値が読み出され、この制御値に基づいて帯電器22に900Vを印加するようになされる。
【0069】
このように、本発明に係る実施形態としての画像形成装置及び画像形成方法によれば、所望の画像形成条件に基づいて画像を形成する場合に、制御手段15では操作部42により選択された画像濃度に基づいて画像形成条件を画像形成手段20に設定するようになされる。
【0070】
従って、画像濃度設定画面P2で「濃い」、「やや濃い」、「普通」、「やや薄い」、「薄い」等の5つの画像濃度の中から自由に選択された所望の画像濃度に基づく、帯電電流値Ix、帯電グリッド印加電圧VGを帯電極22Bに設定すること、及び、現像バイアス印加電圧VBを現像器24に各々設定することができる。これにより、単に転写紙30の特性に応じて一義的に画像形成条件を設定する場合に比べて、各種類毎の転写紙30の特性に対する画像形成条件の変更自由度を拡大できることから、紙種が異なった場合でも、ユーザの好みに応じた濃度の画像を形成できるようになる。
【0071】
この実施形態では画像形成装置に関して白黒用の複合機や複写機等の場合について説明したが、これに限られることはなく、カラー画像用の複合機や複写機等にも適用することができる。
【0072】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る画像形成装置及び画像形成方法によれば、所望の画像形成条件に基づいて画像を形成する場合に、紙種選択画面で選択された転写紙の種類に対応する画像濃度設定画面で更に選択された画像濃度に基づいて画像形成条件を設定する制御手段を備えるものである。
【0073】
この構成によって、画像濃度設定画面で複数の画像濃度の中から自由に選択された所望の画像濃度に基づく画像形成条件を画像形成手段に設定することができる。従って、単に転写紙の特性に応じて一義的に画像形成条件を設定する場合に比べて、各種類毎の転写紙の特性に対して画像形成条件の設定自由度が拡大することから、紙種が異なった場合でも、ユーザの好みに応じた濃度の画像を形成することができる。これにより、画像形成装置の機能向上に寄与するところが大きい。
【0074】
この発明は、複写機能、ファクシミリ機能及びプリンタ機能を備えた白黒用及びカラー用のディジタル複合機や複写機等に適用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態としての白黒用の画像形成装置100の構成例を示す断面の概念図である。
【図2】液晶表示パネルにおける紙種選択画面P1の表示例を示すイメージ図である。
【図3】液晶表示パネルにおける画像濃度設定画面P2の表示例を示すイメージ図である。
【図4】図3に示した画像濃度設定画面P2からの画像形成条件の設定例を示す図である。
【図5】画像形成装置100における転写材情報入力操作に基づく画像濃度選択例を示すフローチャートである。
【図6】画像形成装置100における外部印刷情報に基づく画像濃度選択例を示すフローチャートである。
【図7】A及びBは従来例に係る画像形成装置10の構成例及び画像形成設定画面P0の表示例を各々示す図である。
【符号の説明】
11 スキャナ
12 給紙手段
13 通信手段
14 操作パネル
15 制御手段
20 画像形成手段
21 感光体ドラム(像担持体)
22 帯電極(帯電手段)
23 露光ユニット(画像書込み手段)
24 現像器(現像手段)
25 転写極(転写手段)
26 分離極
27 定着部(定着手段)
28 クリーナー
41 液晶表示パネル(表示手段)
42 操作部(操作手段)
51 制御ROM(制御手段)
52 RAM(制御手段)
53 CPU(制御手段)
100 画像形成装置

Claims (3)

  1. 画像情報及び所望の画像形成条件に基づいて画像を形成する装置であって、
    画像形成手段と、
    前記画像形成手段へ供給する転写紙の種類を選択させるための紙種選択画面及び当該画像形成手段に設定する画像形成条件を紙種毎に選択させるための画像濃度設定画面を表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示された紙種選択画面で紙種を選択し、及び、前記画像濃度設定画面で当該紙種に対応する画像濃度を選択するように操作される操作手段と、
    前記操作手段により選択された画像濃度の設定情報に基づいて前記画像形成条件を設定する制御手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成手段は、
    少なくとも、像担持体を帯電する帯電手段と、
    前記帯電手段により帯電された像担持体上に静電潜像を書き込む画像書込み手段と、
    前記画像書込み手段により形成された静電潜像を可視画像化する現像手段と、
    前記現像手段により可視画像化された像担持体上の画像を転写紙に転写する転写手段とを有し、
    前記制御手段は、
    前記操作手段により選択された画像濃度の設定情報に基づいて前記帯電手段に印加する電圧値、前記現像手段に印加する電圧値又は前記現像手段に供給する現像剤量の算出条件のうち、少なくとも1つを標準値から変更することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 画像情報及び所望の画像形成条件に基づいて画像を形成する方法であって、
    前記画像を形成する転写紙の種類を選択させるための紙種選択画面及び前記画像形成条件を紙種毎に選択させるための画像濃度設定画面を表示し、
    表示された前記紙種選択画面で紙種の選択を受け付け、及び、前記画像濃度設定画面で当該紙種に対応する画像濃度の選択を受け付け、
    選択された前記画像濃度の設定情報に基づいて前記画像形成条件を設定することを特徴とする画像形成方法。
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