JP2004182611A - 頭髪用乳化化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】頭髪への塗布時に、べたつきがなく髪を思いのままに整髪できる優れたスタイル形成性があり、強いスタイル保持力と再整髪性を有するとともに、温度変化による生地の荒れや硬さの変化を抑え、製剤安定性に優れた頭髪用乳化化粧料を提供することにある。
【解決手段】(a)室温で液状の油性成分、(b)室温で固形状の油性成分、(c)界面活性剤、(d)1,2−オクタンジオール、並びに(e)水を含有することを特徴とする頭髪用乳化化粧料とする。

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は頭髪用乳化化粧料に係り、その目的は、塗布時にべたつきがなく髪を思いのままに整髪でき、強いスタイル保持力と再整髪性を有するとともに、温度変化による生地の荒れや硬さの変化を抑え、製剤安定性に優れた頭髪用乳化化粧料を提供することにある。
【0002】
【従来の技術】
頭髪を整髪する場合において、ヘアオイルやヘアポマードなどは毛髪を押さえつけて固めて整髪するセット効果には優れているが、柔らかで適度なまとまりを付与することが出来ず、また、油っぽさやべたつき感を与えるという欠点がある。一方、各種界面活性剤を用いて水中に油性成分を懸濁させた水溶性の毛髪化粧料は、前記ヘアオイルやヘアポマードなどに比べてべたつき感は少ないものの、水分の蒸発に伴いスタイル保持力が低下するという欠点がある。また、水溶性の毛髪化粧料に関しては、皮膜性高分子化合物を配合することによりスタイル保持力は向上するものの、ごわつきが発生し易く毛髪の柔軟性が失われ、再整髪性に乏しいという欠点がある。
【0003】
この欠点を解決するために、近年、油分を比較的高配合量とした乳化化粧料であるヘアクリームやヘアワックスが提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2、および特許文献3参照)。しかしながら、これらの乳化化粧料は、毛髪に柔らかで適度なまとまりを好適に付与することができるものの、べたつき感を与える場合があるといった欠点を有していた。また、油性成分を比較的高配合としていることから、製品保存中の温度変化により、製剤の生地荒れや硬さの変化が著しく生じる場合があるといった問題がある。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−45546号公報
【特許文献2】
特開平11−124316号公報
【特許文献3】
特開平11−171737号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、塗布時にべたつきがなく髪を思いのままに整髪ができ、強いスタイル保持力と再整髪性を有するとともに、温度変化による生地の荒れや硬さの変化を抑え、製剤安定性に優れた頭髪用乳化化粧料を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち、請求項1に係る発明は、(a)室温で液状の油性成分、(b)室温で固形状の油性成分、(c)界面活性剤、(d)1,2−オクタンジオール、並びに(e)水を含有することを特徴とする頭髪用乳化化粧料に関する。
請求項2に係る発明は、前記(a)室温で液状の油性成分を1〜40重量%、前記(b)室温で固形状の油性成分を1〜40重量%、前記(c)界面活性剤を1〜20重量%、前記(d)1,2−オクタンジオールを0.01〜2重量%、並びに前記(e)水を40〜90重量%含有することを特徴とする請求項1に記載の頭髪用乳化化粧料に関する。
請求項3に係る発明は、前記(c)界面活性剤が、少なくとも、HLB10未満のノニオン性界面活性剤の1種以上と、HLB10以上のノニオン性界面活性剤の1種以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の頭髪用乳化化粧料に関する。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の頭髪用乳化化粧料は、必須成分として(a)室温で液状の油性成分、(b)室温で固形状の油性成分、(c)界面活性剤、(d)1,2−オクタンジオール、(e)水を含むことを特徴とする。本発明の組成物は、かかる構成を有することで、優れたヘアスタイル形成性と保持力、及び再整髪性を有すると共に、毛髪に対して不快なべたつきを与えず、かつ製剤安定性に優れるという優れた効果を奏することができる。
尚、本明細書において「室温」とは、20〜30℃をいう。また、「液状」とは、物質自体に流動性がある状態を、「固形状」とは、物質自体に流動性がない状態をいう。
【0008】
本発明の構成成分である(a)室温で液状の油性成分とは、20〜30℃において流動性を示す油を指す。
室温で液状の油性成分としては、例えば流動パラフィン、スクワランなどの炭化水素;ホホバ油、液状ラノリンなどのロウ類;オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール、ヘキシルデカノールなどの高級アルコール;メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、メチルシクロポリシロキサンなどのシリコーン類;トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、オクタン酸セチル、イソノナン酸イソノニル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸オクチルなどのエステル;ヤシ油、パーム油、ツバキ油、ヒマシ油、オリーブ油、アボガド油、マカデミアナッツ油などの天然油分等を例示することができる。
【0009】
前記(a)室温で液状の油性成分は、1種を単独で用いても良く、2種以上を組み合わせても良い。また、本発明における室温で液状の油性成分の配合量は、好ましくは1〜40重量%、より好ましくは2〜35重量%である。1重量%より配合量が少ないと整髪性に劣るために好ましくなく、40重量%より多く配合するとべたつきが大きくなるために好ましくない。
【0010】
本発明の構成成分である(b)室温で固形状の油性成分とは、20〜30℃において固形状であり、流動性を示さない油を指す。室温で固形状の油性成分としては、例えば、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、セレシン、ポリエチレンワックスなどの炭化水素;カルナウバロウ、キャンデリラロウ、ミツロウ、モクロウ、鯨ロウ、ラノリン、セラックなどのロウ類;ミリスチルアルコール、セタノール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、キミルアルコール、バチルアルコールなどの高級アルコール;ステアリン酸ステアリル、ミリスチン酸ミリスチルなどのエステル等を例示することができる。
【0011】
前記(b)室温で固形状の油性成分は、1種を単独で用いても良く、2種以上を組み合わせても良い。また本発明における室温で固形状の油性成分の配合量は、好ましくは1〜40重量%、より好ましくは2〜35重量%である。1重量%より配合量が少ないと整髪性、再整髪性に劣るために好ましくなく、40重量%より多く配合するとべたつきが大きくなるために好ましくない。
【0012】
本発明において、室温で液状の油性成分と室温で固形状の油性成分を組み合わせることで、高い整髪性を実現することができる。
【0013】
また、本発明の構成成分である(c)界面活性剤としては、化粧料一般に用いられる界面活性剤を配合することができ、ノニオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤のいずれを使用してもよく、またその構造や軟化温度などに規定されない。
【0014】
ノニオン性界面活性剤としては、例えば、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ヒマシ油、硬化ヒマシ油、及びこれらのアルキレンオキシド付加物、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンアルキルフェノール、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンステロール及びその誘導体、ポリオキシエチレンラノリン及びその誘導体、ポリオキシエチレンミツロウ誘導体、シュガーエステル類等を例示することができる。アニオン性界面活性剤としては、例えば、高級脂肪酸石鹸、アルキル硫酸エステル塩、アルキルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、アルキルエーテルリン酸エステル、アルキルエーテルカルボン酸塩、アシルメチルタウリン塩、N−アシル−N−メチル−β−アラニン塩、N−アシルグリシン塩、N−アシルグルタミン酸、ポリオキシエチレンアルキルカルボン酸塩、アルキルフェニルエーテルスルホンサン酸塩、アルキルスルホコハク酸及びその塩、N−アシルサルコシン及びその塩、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド硫酸塩等を例示することができる。
カチオン性界面活性剤としては、例えば、アルキルアミン塩、脂肪酸アミドアミン塩、エステル含有3級アミン塩等のアミン塩;モノアルキル型4級アンモニウム塩、ジアルキル型4級アンモニウム塩、トリアルキル型4級アンモニウム塩、ベンザルコニウム型4級アンモニウム塩等のアルキル4級アンモニウム塩;アルキルピリジニウム塩等の環式4級アンモニウム塩;塩化ベンゼトニウム等を例示することができる。
両性界面活性剤としては、例えば、アルキルグリシン塩、カルボキシメチルグリシン塩、N−アシルアミノエチル−N−2−ヒドロキシエチルグリシン塩等のグリシン型両性界面活性剤;アルキルアミノプロピオン酸塩、アルキルイミノジプロピオン酸塩等のアミノプロピオン酸型両性界面活性剤;アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン等のアミノ酢酸ベタイン型両性界面活性剤;アルキルヒドロキシスルホベタイン等のスルホベタイン型両性界面活性剤等を例示することができる。
これらのうち、ノニオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤を用いるのが好ましく、ノニオン性界面活性剤を用いるのがより好ましい。また、界面活性剤は1種以上であれば何種類用いても良いが、2種類以上を組み合わせて用いるのが好ましい。
【0015】
界面活性剤を2種以上組み合わせる場合、組み合わせる界面活性剤としては限定されないが、HLB10未満のノニオン性界面活性剤の1種以上と、HLB10以上のノニオン性界面活性剤の1種以上を組み合わせることが好ましい。その理由としては、乳化安定性に優れ、且つ製剤の生地荒れや硬さの変化を抑える効果を奏するためである。HLB10未満のノニオン性界面活性剤としては、例えば、親油型モノステアリン酸グリセリン、モノステアリン酸ソルビタンなどを、HLB10以上のノニオン性界面活性剤としては、例えば、モノステアリン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン、ポリオキシエチレン(50)硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン(20)セチルエーテルなどを例示することができる。HLB10未満のノニオン性界面活性剤とHLB10以上のノニオン性界面活性剤の配合比率は、特に限定されないが、重量比として1:10〜10:1、より好ましくは1:5〜5:1である。HLB10未満のノニオン性界面活性剤がHLB10以上のノニオン性界面活性剤の0.1倍より少なく、又は10倍より多く配合すると乳化安定性に劣るため好ましくない。
また本発明における界面活性剤の配合量は、1〜20重量%、より好ましくは2〜15重量%である。1重量%より配合量が少ないと乳化安定性に劣るために好ましくなく、20重量%より多く配合するとぬるつきなどの原因となり手触りが悪くなるので好ましくない。
【0016】
本発明の構成成分である(d)1,2−オクタンジオールは、多価アルコールの1種で、化粧料に使用した場合、しっとり感を与えることができると共に、製剤の防腐効果を保持することができるうえ、製剤の乳化安定性を高めることができる。1,2−オクタンジオールの配合量としては、好ましくは0.01〜2重量%、より好ましくは0.05〜1.5重量%である。0.01重量%より配合量が少ないとしっとり感の付与効果や乳化安定性の効果が期待できないため好ましくなく、2重量%より多く配合すると原料臭が生じるために好ましくない。
【0017】
また、本発明の構成成分である(e)水としては、特に限定されないが蒸留水、イオン交換水などの精製水を使用することが好ましい。配合量としては、好ましくは40〜90重量%、より好ましくは45〜80重量%であり、40重量%より配合量が少ないと乳化安定性に劣るために好ましくなく、90重量%より多く配合すると整髪性に劣るために好ましくない。
【0018】
本発明の頭髪用乳化化粧料は、本発明の所望の効果の発現が阻害されない範囲であれば、上記した成分の他、例えば、低級アルコール、多価アルコール、糖アルコール、紫外線吸収剤、香料、防腐剤、キレート剤、抗菌剤、酸化防止剤、保湿剤、清涼剤、ビタミン類、カチオン性ポリマー、ノニオン性ポリマー、両性ポリマー、アニオン性ポリマー、植物抽出液、噴射剤、pH調整剤、アミノ酸、抗炎症剤、収斂剤、色素、増粘剤等のその他の添加剤を所望により含有させても良い。本発明の頭髪用乳化化粧料におけるその他の添加剤の含有量は、当該添加剤の所望の効果が得られる範囲で適宜調整すれば良い。
【0019】
本発明の頭髪用乳化化粧料は、前記各構成成分を混合し、公知の方法、例えばホモミキサーを用いた転相乳化法により乳化することにより製造することができる。
【0020】
尚、本発明の頭髪用乳化化粧料は、例えば、液状、クリーム状、ジェル状、ワックス状、スプレー状、フォーム状などの各種剤形に調製して使用できる。
【0021】
【実施例】
以下、本発明を実施例に基づき更に説明するが、本発明はこれらの実施例に何ら限定されるものではない。尚、配合量は特記しない限り全て重量%である。
【0022】
(試料の調製)
表1及び表2に記した組成に従い、実施例1乃至11、及び比較例1乃至5の各試料を常法に準じてそれぞれ調製し、下記評価に供した。結果をそれぞれ表1及び表2に併記する。
【0023】
【試験例】
評価はすべて、23℃、60%RHの一定条件下で実施した。
(試験例1:スタイル形成性)
重さ2.5g、長さ20cmのウェーブ毛毛束に試料を1g塗布しなじませた後、空気を含ませるように毛先の方からにぎる操作を10回行い、形成されたスタイルについて評点法による目視官能評価を行った。評価は官能評価パネラー10名を用いた。評点は、にぎった形がほとんど保持されていないものを0点、にぎった形が保持されているものを+1点、にぎった形がくっきりと保持されているものを+2点とした3段階評価を行った。
【0024】
(試験例2:スタイルの保持力)
試験例1のスタイル形成性で評価した毛束を、35℃、80%RH条件下に5時間放置した後、同様の評価を実施した。
【0025】
(試験例3:スタイルの再整髪性)
試験例2のスタイルの保持力で評価した毛束を10回コームで梳いた後、再度試験例1のスタイル形成性と同じ方法でスタイリングした後、同様の評価を実施した。
【0026】
(試験例4:べたつき)
重さ1g、長さ10cmの直毛毛束に試料を0.2g塗布しなじませた後、1cm程度の幅になるように平たく押さえつけて10回なでつけ、形成された毛束について評点法による触感の官能評価を行った。評価は官能評価パネラー10名を用い、毛束を触った際のべたつきを評価した。評点は、非常にべたつくものを0点、ややべたつくものを+1点、ほとんどべたつかないものを+2点とした、3段階評価を行った。
【0027】
<試験例1〜4の評価基準>
◎:10人の評点平均が1.5以上
○:10人の評点平均が1.0以上1.5未満
△:10人の評点平均が0.5以上1.0未満
×:10人の評点平均が0.1以上0.5未満
××:10人の評点平均が0.1未満
【0028】
(試験例5:安定性(生地あれ))
試料を40℃およびCycle(5℃から45℃への昇温、および45℃から5℃への降温を1サイクルとし、1日2サイクル実施する条件)に放置し、2週間後25℃に戻した後に25℃放置試料と比較した。
比較はガラス板にへらを用いて各試料を軽く伸ばし、その均一さを25℃試料と比較した。
【0029】
<試験例5の評価基準>
◎:25℃試料と隣接比較で差異がない
△:25℃試料と隣接比較では差異はあるが、離間比較では差異がない
×:25℃試料と離間比較でも差異が確認された
【0030】
(試験例6:安定性(硬さ変化))
試料を40℃およびCycle(5℃から45℃への昇温、および45℃から5℃への降温を1サイクルとし、1日2サイクル実施する条件)に放置し、2週間後25℃に戻した後に25℃放置試料と比較した。
硬さ測定はレオメーターにて測定した。条件は、アダプター球型10φを用い、進入速度6cm/min、挿入距離1cmにて実施し、その力の最大値を評価した。
【0031】
<試験例6の評価基準>
◎:25℃試料の硬さを標準として、変化が±20%未満
△:25℃試料の硬さを標準として、変化が+20〜+50%、または−20〜−50%
×:25℃試料の硬さを標準として、変化が+50%を超える、または−50%を下回る
【0032】
【表1】
Figure 2004182611
【0033】
【表2】
Figure 2004182611
【0034】
表1及び表2の結果から、本発明に係る頭髪用乳化化粧料は、スタイルの形成性、保持力、再整髪性に優れると共にべたつき感を抑え、且つ製剤の安定性にも優れることがわかった。
【0035】
以下、本発明に係る頭髪用乳化化粧料の処方例を示す。尚、含有量は重量%である。
<処方例1:ヘアワックス>
Figure 2004182611
【0036】
<処方例2:スタイリングクリーム>
Figure 2004182611
【0037】
<処方例3:ヘアミルク>
Figure 2004182611
【0038】
【発明の効果】
以上詳述した如く、本発明は、(a)室温で液状の油性成分、(b)室温で固形状の油性成分、(c)界面活性剤、(d)1,2−オクタンジオール、並びに(e)水を含有することを特徴とする頭髪用乳化化粧料であるから、頭髪への塗布時に優れたヘアスタイルの形成性があり、そのヘアスタイルの保持力、再整髪性に優れると共にべたつき感を抑える。更に製剤安定性にも優れ、製剤の生地荒れや硬さの変化を抑えることができる。

Claims (3)

  1. (a)室温で液状の油性成分、(b)室温で固形状の油性成分、(c)界面活性剤、(d)1,2−オクタンジオール、並びに(e)水を含有することを特徴とする頭髪用乳化化粧料。
  2. 前記(a)室温で液状の油性成分を1〜40重量%、前記(b)室温で固形状の油性成分を1〜40重量%、前記(c)界面活性剤を1〜20重量%、前記(d)1,2−オクタンジオールを0.01〜2重量%、並びに前記(e)水を40〜90重量%含有することを特徴とする請求項1に記載の頭髪用乳化化粧料。
  3. 前記(c)界面活性剤が、少なくとも、HLB10未満のノニオン性界面活性剤の1種以上と、HLB10以上のノニオン性界面活性剤の1種以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載の頭髪用乳化化粧料。
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