JP2004182415A - エレベーターの制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】特定階のかご呼びサービス切り離し時、かご呼びサービス切り離しを一時的に解除する手段を知らない訪問客があった場合、接客者に煩わしさを感じさせず、しかも防犯効果を維持できるエレベーターの制御装置を提供する。
【解決手段】かご呼びサービス切り離し指令手段が作動した時、かご呼びサービス切り離し階のかご呼び釦2Cが操作されると、かご呼びサービス切り離し階のホール呼び応答灯2DHLを通常の点灯方法と異なる点灯方法で点灯する。その後、かご呼びサービス切り離し階のホール呼び2Dを操作することにより、かご呼びサービス切り離し階のかご呼び応答灯2CLを点灯する。
【選択図】 図1
【解決手段】かご呼びサービス切り離し指令手段が作動した時、かご呼びサービス切り離し階のかご呼び釦2Cが操作されると、かご呼びサービス切り離し階のホール呼び応答灯2DHLを通常の点灯方法と異なる点灯方法で点灯する。その後、かご呼びサービス切り離し階のホール呼び2Dを操作することにより、かご呼びサービス切り離し階のかご呼び応答灯2CLを点灯する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はエレベーターの制御装置に係り、特に特定階のかご呼びサービス切り離しを指定するためのかご呼びサービス切り離し指令装置を備えたエレベーターの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種装置としては、かご内のかご呼び登録釦(行先階登録釦)のうち、かごが待機している階床の行先階登録釦を押し、次に行きたい階床の行先階登録釦を押した場合に限って目的階のかご呼びを登録し、目的階へのサービスに応ずるようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平1−127579号公報
(第2頁、右欄上段16行〜右欄下段13行、図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のエレベーターにおいては、防犯等の目的で特定階のかご呼びサービスの切り離しが指定されている状態において訪問客があった場合、訪問客はかご呼び登録の仕方を知らないので、接客者は来客者を玄関階に迎えに行き、同乗して戻ってくる必要があった。
【0005】
そのため、煩わしいだけでなく、接客者は、来客者が同乗した状態で目的階のかご呼び登録を行うことになり、特定階のかご呼びサービスの切り離しが指定されている状態下でのかご呼び登録方法(特定階のかご呼びサービス切り離し時の切り離し一時解除方法)が来客者に観られ、かご呼びサービスの切り離しの効果(防犯)が失われてしまう問題が発生する。
【0006】
本発明の目的は、一部又は全部の階床のかご呼びサービス切り離し時、接客者が玄関階まで迎えに行く煩わしさを解消するとともに、かご呼びサービス切り離しによる防犯効果を維持できるエレベーターの制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上述の目的を達成するため、一部又は全部の階床のかご呼びサービスを切り離すこと、および、かご呼びサービス切り離しを一時的に解除することが可能なエレベーターの制御装置において、かご呼びサービス切り離し時に、かご呼びサービス切り離し階床のかご呼び釦が操作された時、かご呼びサービス切り離し階のホール呼び応答灯を、通常の点灯方法と異なる点灯方法で点灯し、その後かご呼びサービス切り離し階のホール呼びが登録された時、かご呼びサービス切り離し階のかご呼び応答灯を点灯する構成としたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用した一実施形態を図1により説明する。
【0009】
図1は、本発明の一実施形態の電気結線図である。エレベーターは3階床以上の階床間をサービスするのが一般的であるが、以下の例では1階から2階までを就行するものとして説明する。また、図1は主に2階の呼び関係の結線図を示してある。
【0010】
図において、P、Nは電源、1Cは1階かご呼び釦、2Cは2階かご呼び釦、X511は1階かご呼び釦1Cが操作された時オン(励磁される)するリレー、X512は2階かご呼び釦2Cが操作された時オン(励磁される:以下単にオンという)するリレー、X511a1はリレーX511のA接点(リレーが無励磁状態で開いており、励磁状態で閉じる接点:以下単にA接点という)、X512a1〜512a4はリレーX512のA接点、Z512はかご呼び登録リレー、Z512a1〜Z512a2はリレーZ512のA接点、2Dは2階ダウンホール呼び釦、Z812は2階ダウンホール呼び登録リレー、Z812a1〜Z812a3はリレーZ812のA接点、2DHLは2階ダウンホール呼び応答灯、2CLは2階かご呼び応答灯、ANGは暗号制御装置、ANGa1は2階かご呼び釦操作によりオンするリレーX512のA接点と、1階かご呼び釦操作によりオンするリレーX511のA接点の入力順序で、暗号の成立を判定し暗号成立時オンする暗号制御装置のA接点、NST1は2階かご呼びサービス切り離し時オンする図示しないリレーNSTのトランスファー接点、NSTa1〜NSTa3は2階かご呼びサービス切り離し時オンする図示しないリレーNSTのA接点、Z912b1〜Z912b2はエレベーターが2階到着時オンする図示しないリレーZ912のB接点(リレーが無励磁状態で閉じており、励磁状態で開く接点:以下単にB接点という)、Fは一定時間毎にオンする図示しないフリッカー装置のフリッカー接点を示す。
【0011】
最初に2階のかご呼びサービス切り離しスイッチが操作されていない場合の説明を下記に示す。2階のかご呼び釦2Cが操作されるとリレーX512がオンする。また、2階のかご呼びサービス切り離しスイッチが操作されていないためリレーNSTはオフ(無励磁:以下単にオフという)となる。このため、P−X512a1−NST1−Z512−Nの回路が形成されリレーZ512がオンする。このリレーZ512によって2階のかご呼びが登録され、エレベーターが2階にいない場合はリレーZ912がオフしているため、P−Z512a1−Z912b1−Z512−Nの回路で、エレベーターが2階に到着しリレーZ912がオンするまで、リレーZ512はオンすることになる。また、Z512がオンすることによりP−Z512a2−2CL−Nの回路が形成され2階かご呼び応答灯2CLが点灯する。一方、ホール呼びにおいても、2階ダウンホール呼び釦2Dが操作されると、P−2D−Z812−Nの回路が形成されリレーZ812がオンする。このリレーZ812によって2階ダウンホール呼びが登録され、エレベーターが2階にいない場合は、リレーZ912がオフしているため、P−Z812a1−Z912b2−Z812−Nの回路で、エレベーターが2階に到着しリレーZ912がオンするまで、リレーZ812はオンすることになる。また、Z812がオンすることによりP−Z812a2−2DHL−Nの回路が形成され、2階ダウンホール呼び応答灯2DHLが点灯する。
【0012】
次に、2階かご呼びサービス切り離し時の動作を説明する。2階のかご呼び釦2Cが操作されると、リレーX512がオンする。また、2階のかご呼びサービス切り離しスイッチが操作されているため、リレーNSTはオンしている。このため、P−X512a1−NST1−ANGa1−Z512−Nの回路が、ANGa1がオンするまで形成されないためリレーZ512がオンできない。このリレーZ512がオンできないため2階のかご呼びが登録されない。次に2階かご呼びサービス切り離し時、1階または2階のかご呼び釦を操作すると、リレーX511またはリレーX512がオンし、X511a1またはX512a2のリレーA接点によりP−NSTa1−X511a1−ANG−Nの回路またはP−NSTa1−X512a2−ANG−Nの回路が形成され、かご呼び釦の押し順により暗号が成立すると暗号制御装置ANGのA接点ANGa1がオンする。この時に、2階のかご呼び釦2Cが操作されるとリレーX512がオンし、P−X512a1−NST1−ANGa1−Z512−Nの回路が形成され、リレーZ512がオンし、2階のかご呼びが登録される。このため、かご呼び釦の押し順による暗号を知らない人は2階のかご呼びが登録できないことになる。しかし、1階(玄関のある階床)のホール等から2階の利用者に携帯電話等で連絡し、かご内に乗り込み2階のかご呼び釦2Cを操作することにより、P−NSTa2−X512a3−F−2DHL−Nの回路が形成され、2階のかご呼び釦2Cを操作している間2階ダウンホール呼び応答灯2DHLが一定時間毎にオンするフリッカー接点Fにより、フリッカーする。このため携帯電話等で連絡を受けた2階の接客者は訪問客がかご内に乗り込んだことを知ることができる。この時、2階の接客者が2階ダウンホール呼び釦2Dを操作すると、P−2D−Z812−Nの回路が形成され、リレーZ812がオンし、2階ダウンホール呼びが登録される。また、この時2階ダウンホール呼びが登録されるため、P−NSTa3−Z812a3−X512a4−2CL−Nの回路が形成され、2階かご呼び応答灯が点灯する。このため、2階のかご呼び釦を操作している利用者は、2階ダウンホール呼びが登録されたことを確認し、2階のかご呼び釦から手を離すことができ、2階かご呼びサービス切り離し時も、2階の利用者は1階まで来客を迎えに行かなくても2階に訪問客を招くことが可能となる。
【0013】
以上説明したように本実施形態によれば、特定階のかご呼びサービス切り離しを指定するかご呼びサービス切り離し指令が作動した時、特定階のかご呼び釦を操作すると、特定階のホール呼び応答灯を通常の点灯方法と異なるフリッカーさせる手段を設けたため、来客がかご内に乗ったことが、特定階で知ることができるため、特定階にいる利用者は、ホール釦を操作するだけで来客を特定階に呼べることになる。また、特定階のかご呼び釦を操作している来客も特定階のかご呼び応答灯が点灯することで、特定階のホール呼びが登録されたことを確認でき、特定階のかご呼び釦の操作を止めるタイミングを知ることができる。このため、特定階にいる利用者が来客を迎えに行く煩わしさがなくなる。また、かご内に同乗する必要もないため、かご呼びサービス切り離しを一時的に解除する手段を見られることなく、防犯上も安全である。
【0014】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、一部又は全部の階床のかご呼びサービス切り離し時、接客者が玄関階まで迎えに行く煩わしさを解消するとともに、かご呼びサービス切り離しによる防犯効果を維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るエレベーターの制御装置の電気結線図である。
【符号の説明】
2C 2階かご呼び釦
2D 2階ダウンホール呼び釦
2CL 2階かご呼び応答灯
2DHL 2階ダウンホール呼び応答灯
F 一定時間毎にオンするフリッカー接点
ANG 暗号制御装置
【発明の属する技術分野】
本発明はエレベーターの制御装置に係り、特に特定階のかご呼びサービス切り離しを指定するためのかご呼びサービス切り離し指令装置を備えたエレベーターの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種装置としては、かご内のかご呼び登録釦(行先階登録釦)のうち、かごが待機している階床の行先階登録釦を押し、次に行きたい階床の行先階登録釦を押した場合に限って目的階のかご呼びを登録し、目的階へのサービスに応ずるようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平1−127579号公報
(第2頁、右欄上段16行〜右欄下段13行、図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のエレベーターにおいては、防犯等の目的で特定階のかご呼びサービスの切り離しが指定されている状態において訪問客があった場合、訪問客はかご呼び登録の仕方を知らないので、接客者は来客者を玄関階に迎えに行き、同乗して戻ってくる必要があった。
【0005】
そのため、煩わしいだけでなく、接客者は、来客者が同乗した状態で目的階のかご呼び登録を行うことになり、特定階のかご呼びサービスの切り離しが指定されている状態下でのかご呼び登録方法(特定階のかご呼びサービス切り離し時の切り離し一時解除方法)が来客者に観られ、かご呼びサービスの切り離しの効果(防犯)が失われてしまう問題が発生する。
【0006】
本発明の目的は、一部又は全部の階床のかご呼びサービス切り離し時、接客者が玄関階まで迎えに行く煩わしさを解消するとともに、かご呼びサービス切り離しによる防犯効果を維持できるエレベーターの制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上述の目的を達成するため、一部又は全部の階床のかご呼びサービスを切り離すこと、および、かご呼びサービス切り離しを一時的に解除することが可能なエレベーターの制御装置において、かご呼びサービス切り離し時に、かご呼びサービス切り離し階床のかご呼び釦が操作された時、かご呼びサービス切り離し階のホール呼び応答灯を、通常の点灯方法と異なる点灯方法で点灯し、その後かご呼びサービス切り離し階のホール呼びが登録された時、かご呼びサービス切り離し階のかご呼び応答灯を点灯する構成としたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用した一実施形態を図1により説明する。
【0009】
図1は、本発明の一実施形態の電気結線図である。エレベーターは3階床以上の階床間をサービスするのが一般的であるが、以下の例では1階から2階までを就行するものとして説明する。また、図1は主に2階の呼び関係の結線図を示してある。
【0010】
図において、P、Nは電源、1Cは1階かご呼び釦、2Cは2階かご呼び釦、X511は1階かご呼び釦1Cが操作された時オン(励磁される)するリレー、X512は2階かご呼び釦2Cが操作された時オン(励磁される:以下単にオンという)するリレー、X511a1はリレーX511のA接点(リレーが無励磁状態で開いており、励磁状態で閉じる接点:以下単にA接点という)、X512a1〜512a4はリレーX512のA接点、Z512はかご呼び登録リレー、Z512a1〜Z512a2はリレーZ512のA接点、2Dは2階ダウンホール呼び釦、Z812は2階ダウンホール呼び登録リレー、Z812a1〜Z812a3はリレーZ812のA接点、2DHLは2階ダウンホール呼び応答灯、2CLは2階かご呼び応答灯、ANGは暗号制御装置、ANGa1は2階かご呼び釦操作によりオンするリレーX512のA接点と、1階かご呼び釦操作によりオンするリレーX511のA接点の入力順序で、暗号の成立を判定し暗号成立時オンする暗号制御装置のA接点、NST1は2階かご呼びサービス切り離し時オンする図示しないリレーNSTのトランスファー接点、NSTa1〜NSTa3は2階かご呼びサービス切り離し時オンする図示しないリレーNSTのA接点、Z912b1〜Z912b2はエレベーターが2階到着時オンする図示しないリレーZ912のB接点(リレーが無励磁状態で閉じており、励磁状態で開く接点:以下単にB接点という)、Fは一定時間毎にオンする図示しないフリッカー装置のフリッカー接点を示す。
【0011】
最初に2階のかご呼びサービス切り離しスイッチが操作されていない場合の説明を下記に示す。2階のかご呼び釦2Cが操作されるとリレーX512がオンする。また、2階のかご呼びサービス切り離しスイッチが操作されていないためリレーNSTはオフ(無励磁:以下単にオフという)となる。このため、P−X512a1−NST1−Z512−Nの回路が形成されリレーZ512がオンする。このリレーZ512によって2階のかご呼びが登録され、エレベーターが2階にいない場合はリレーZ912がオフしているため、P−Z512a1−Z912b1−Z512−Nの回路で、エレベーターが2階に到着しリレーZ912がオンするまで、リレーZ512はオンすることになる。また、Z512がオンすることによりP−Z512a2−2CL−Nの回路が形成され2階かご呼び応答灯2CLが点灯する。一方、ホール呼びにおいても、2階ダウンホール呼び釦2Dが操作されると、P−2D−Z812−Nの回路が形成されリレーZ812がオンする。このリレーZ812によって2階ダウンホール呼びが登録され、エレベーターが2階にいない場合は、リレーZ912がオフしているため、P−Z812a1−Z912b2−Z812−Nの回路で、エレベーターが2階に到着しリレーZ912がオンするまで、リレーZ812はオンすることになる。また、Z812がオンすることによりP−Z812a2−2DHL−Nの回路が形成され、2階ダウンホール呼び応答灯2DHLが点灯する。
【0012】
次に、2階かご呼びサービス切り離し時の動作を説明する。2階のかご呼び釦2Cが操作されると、リレーX512がオンする。また、2階のかご呼びサービス切り離しスイッチが操作されているため、リレーNSTはオンしている。このため、P−X512a1−NST1−ANGa1−Z512−Nの回路が、ANGa1がオンするまで形成されないためリレーZ512がオンできない。このリレーZ512がオンできないため2階のかご呼びが登録されない。次に2階かご呼びサービス切り離し時、1階または2階のかご呼び釦を操作すると、リレーX511またはリレーX512がオンし、X511a1またはX512a2のリレーA接点によりP−NSTa1−X511a1−ANG−Nの回路またはP−NSTa1−X512a2−ANG−Nの回路が形成され、かご呼び釦の押し順により暗号が成立すると暗号制御装置ANGのA接点ANGa1がオンする。この時に、2階のかご呼び釦2Cが操作されるとリレーX512がオンし、P−X512a1−NST1−ANGa1−Z512−Nの回路が形成され、リレーZ512がオンし、2階のかご呼びが登録される。このため、かご呼び釦の押し順による暗号を知らない人は2階のかご呼びが登録できないことになる。しかし、1階(玄関のある階床)のホール等から2階の利用者に携帯電話等で連絡し、かご内に乗り込み2階のかご呼び釦2Cを操作することにより、P−NSTa2−X512a3−F−2DHL−Nの回路が形成され、2階のかご呼び釦2Cを操作している間2階ダウンホール呼び応答灯2DHLが一定時間毎にオンするフリッカー接点Fにより、フリッカーする。このため携帯電話等で連絡を受けた2階の接客者は訪問客がかご内に乗り込んだことを知ることができる。この時、2階の接客者が2階ダウンホール呼び釦2Dを操作すると、P−2D−Z812−Nの回路が形成され、リレーZ812がオンし、2階ダウンホール呼びが登録される。また、この時2階ダウンホール呼びが登録されるため、P−NSTa3−Z812a3−X512a4−2CL−Nの回路が形成され、2階かご呼び応答灯が点灯する。このため、2階のかご呼び釦を操作している利用者は、2階ダウンホール呼びが登録されたことを確認し、2階のかご呼び釦から手を離すことができ、2階かご呼びサービス切り離し時も、2階の利用者は1階まで来客を迎えに行かなくても2階に訪問客を招くことが可能となる。
【0013】
以上説明したように本実施形態によれば、特定階のかご呼びサービス切り離しを指定するかご呼びサービス切り離し指令が作動した時、特定階のかご呼び釦を操作すると、特定階のホール呼び応答灯を通常の点灯方法と異なるフリッカーさせる手段を設けたため、来客がかご内に乗ったことが、特定階で知ることができるため、特定階にいる利用者は、ホール釦を操作するだけで来客を特定階に呼べることになる。また、特定階のかご呼び釦を操作している来客も特定階のかご呼び応答灯が点灯することで、特定階のホール呼びが登録されたことを確認でき、特定階のかご呼び釦の操作を止めるタイミングを知ることができる。このため、特定階にいる利用者が来客を迎えに行く煩わしさがなくなる。また、かご内に同乗する必要もないため、かご呼びサービス切り離しを一時的に解除する手段を見られることなく、防犯上も安全である。
【0014】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、一部又は全部の階床のかご呼びサービス切り離し時、接客者が玄関階まで迎えに行く煩わしさを解消するとともに、かご呼びサービス切り離しによる防犯効果を維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るエレベーターの制御装置の電気結線図である。
【符号の説明】
2C 2階かご呼び釦
2D 2階ダウンホール呼び釦
2CL 2階かご呼び応答灯
2DHL 2階ダウンホール呼び応答灯
F 一定時間毎にオンするフリッカー接点
ANG 暗号制御装置
Claims (1)
- 一部又は全部の階床のかご呼びサービスを切り離すこと、および、かご呼びサービス切り離しを一時的に解除することが可能なエレベーターの制御装置において、かご呼びサービス切り離し時に、かご呼びサービス切り離し階床のかご呼び釦が操作された時、かご呼びサービス切り離し階のホール呼び応答灯を、通常の点灯方法と異なる点灯方法で点灯し、その後かご呼びサービス切り離し階のホール呼びが登録された時、かご呼びサービス切り離し階のかご呼び応答灯を点灯する構成としたことを特徴とするエレベーターの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002352574A JP2004182415A (ja) | 2002-12-04 | 2002-12-04 | エレベーターの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002352574A JP2004182415A (ja) | 2002-12-04 | 2002-12-04 | エレベーターの制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004182415A true JP2004182415A (ja) | 2004-07-02 |
Family
ID=32754158
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002352574A Pending JP2004182415A (ja) | 2002-12-04 | 2002-12-04 | エレベーターの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004182415A (ja) |
-
2002
- 2002-12-04 JP JP2002352574A patent/JP2004182415A/ja active Pending
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