JP2004182136A - ヘリコプタの耐衝撃構造及びそれに用いるエネルギー吸収部材 - Google Patents

ヘリコプタの耐衝撃構造及びそれに用いるエネルギー吸収部材 Download PDF

Info

Publication number
JP2004182136A
JP2004182136A JP2002353075A JP2002353075A JP2004182136A JP 2004182136 A JP2004182136 A JP 2004182136A JP 2002353075 A JP2002353075 A JP 2002353075A JP 2002353075 A JP2002353075 A JP 2002353075A JP 2004182136 A JP2004182136 A JP 2004182136A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiber
reinforced composite
absorbing member
energy absorbing
helicopter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002353075A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3888630B2 (ja
Inventor
Toru Hayashi
徹 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Heavy Industries Ltd filed Critical Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority to JP2002353075A priority Critical patent/JP3888630B2/ja
Priority to US10/724,186 priority patent/US6959894B2/en
Priority to DE60317110T priority patent/DE60317110T2/de
Priority to EP03257598A priority patent/EP1426289B1/en
Priority to DE60307208T priority patent/DE60307208T2/de
Priority to EP05076706A priority patent/EP1607655B1/en
Publication of JP2004182136A publication Critical patent/JP2004182136A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3888630B2 publication Critical patent/JP3888630B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F7/00Vibration-dampers; Shock-absorbers
    • F16F7/12Vibration-dampers; Shock-absorbers using plastic deformation of members
    • F16F7/124Vibration-dampers; Shock-absorbers using plastic deformation of members characterised by their special construction from fibre-reinforced plastics
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64CAEROPLANES; HELICOPTERS
    • B64C1/00Fuselages; Constructional features common to fuselages, wings, stabilising surfaces or the like
    • B64C1/06Frames; Stringers; Longerons ; Fuselage sections
    • B64C1/061Frames
    • B64C1/062Frames specially adapted to absorb crash loads
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F7/00Vibration-dampers; Shock-absorbers
    • F16F7/12Vibration-dampers; Shock-absorbers using plastic deformation of members
    • F16F7/121Vibration-dampers; Shock-absorbers using plastic deformation of members the members having a cellular, e.g. honeycomb, structure
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64CAEROPLANES; HELICOPTERS
    • B64C27/00Rotorcraft; Rotors peculiar thereto
    • B64C27/04Helicopters
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F2224/00Materials; Material properties
    • F16F2224/02Materials; Material properties solids
    • F16F2224/0241Fibre-reinforced plastics [FRP]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Vibration Dampers (AREA)

Abstract

【課題】ヘリコプタを含め実構造に即した形状の耐衝撃構造を提供すること、及びこれに適用できるエネルギー吸収部材を提供すること。
【解決手段】クラッシュ時の地面反力分布に合致させてチューブ束ね形態のエネルギ吸収部材1をフレーム2に直結して床下に配置したり、クラッシュ時に衝撃荷重が集中する側壁部の概略直下にチューブ束ね形態のエネルギ吸収部材をフレームに直結して配置したりし、床下外板3にキールビームとして働く多数の湾曲パネル4を概略機軸方向に一体に平行に設けると共に湾曲パネル間にトラスフレーム5を設け、前記フレームに湾曲パネル上に配した床ビーム6を結合してフレーム・床ビーム構造体7を形成したヘリコプタの耐衝撃構造。繊維強化複合材の複数本の中空チューブと外皮層とを束ね配置し、それらの隙間に発泡材を挿入し、これらが一体成形されているエネルギー吸収部材。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ヘリコプタの耐衝撃構造及びそれに用いるエネルギー吸収部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば回転翼航空機であるヘリコプタは、その特性上、有視界、山間部、低高度で運用される場合が多く、常に障害物との接触等による事故の危険がはらんでおり、万一墜落しても搭乗者生存性確保のための耐衝撃性が強く要求されている。
【0003】
ヘリコプタの耐衝撃構造の基本思想は、図16のaに示す潰れ易い機首H、潰れ易い底部Gに対して、図16のbに示すように接地時に床Dの破壊を防ぐために強固な連続したキールKを採用すると共に、図16のcに示す外板Pに強くて破れにくいものを採用し、キールK上の梁Bに強固なものを採用し、フレームFに強固で連続したものを採用することにある。
【0004】
引き込み脚等の脚が有効機能しない可能性のあるヘリコプタには、図17に示す一般的なクラッシュ環境に対して実構造に即した形状で、実機胴体構造に衝撃吸収能力を持たせた耐衝撃構造様式のものが要求される。
【0005】
従来、ヘリコプタの床構造は、実運用中に遭遇しうる飛行、地上荷重等で設計されており、図17に示すクラッシュのような不慮の接地衝撃に対する衝撃吸収に考慮が払われていないのが現状である。
【0006】
従来、ヘリコプタの耐衝撃構造としては、米国特許第4593870号、米国特許第5069318号、米国特許第5024399号が開示されている。ところで、ヘリコプタは、一般的地面では、図18に示すように床下クラッシュ荷重が外壁部に集中するが、上記の開示された耐衝撃構造では地面反力に適した床部材の配置となっていない。また、図19に示すようにウェブ交差部Xが潰れず、床下有効ストロークが生かされないことから、充分な床面加速度低減がなされない。さらに、脚が有効機能しない状況下での、図17に示すヘリコプタの一般的なクラッシュ環境の水平速度・沈下速度の合クラッシュ速度環境下での有効機能を宣言しているものは見当たらない。
【0007】
ヘリコプタの耐衝撃構造をはじめ、一般産業用の耐衝撃構造に用いる耐衝撃吸収部材としては、特開2002−286066、特開2002−36413、特開2001−153169、特開2000−192432、米国特許第5,746,537号に開示されているように、軽量な繊維強化複合材チューブの軸圧縮破壊を用いた例や、圧縮破壊エネルギー吸収用途に発泡材を全断面に亘り挿入した例がある。
【0008】
然し乍ら、長い吸収ストロークを確保して衝撃荷重を低減させつつ全体的な横だおれの不安定のない繊維強化複合材チューブ特有の高い衝撃エネルギー吸収を発揮させるために、チューブ単体の断面を単に大型化すると、壁面の局所不安定座屈傾向が増加し、図20に示す衝撃エネルギー吸収上好ましい安定した順次破壊モードが得られない。また発泡材を全断面に亘り充填すると、複合材の順次破壊モードで発生する破壊小片の逃げ場が無くなり、破壊小片のコンパクションが発生し、部材全体の著しい剛化が生じ、有効ストロークが減少して、所要の衝撃吸収性能が得られにくい。また、チューブ壁面の局所不安定座屈を抑制するため、チューブ開口断面を小型化した場合、部材全体の縦横比(長さ/断面長)が細長くなり、曲げや偏心圧縮に弱くなることから、所要の軸圧縮破壊エネルギー吸収性能が得られない。その解決策として、チューブ開口断面を小型化し、束ねる形態とし、チューブ本数を任意調節する場合、チューブ本数の増加と共に剛な壁部交差数が増すことから、図21に示すように衝撃吸収性能上有害な初期荷重ピークが増大する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、引き込み脚等の脚が有効機能しない可能性のあるヘリコプタを含め、実際のクラッシュ環境に対応して実構造に即した形状で実機胴体構造に衝撃吸収能力を持たせることのできるヘリコプタの耐衝撃構造を提供すること、及びこのヘリコプタの耐衝撃構造をはじめ一般産業用の耐衝撃構造にも適用できて、実構造に即した形状で、所要の衝撃吸収能力を備えさせることのできるように、有害な初期荷重ピークを抑制すると共に圧縮破壊エネルギーの吸収性能を高め、さらに有効ストロークを増大させた軽量高性能なエネルギー吸収部材を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明のヘリコプタの耐衝撃構造の1つは、一般的な地面でのクラッシュ時の地面反力分布に合致させてエネルギー吸収部材をフレームに直結して床下に配置したことを特徴とするものである。
【0011】
本発明のヘリコプタの耐衝撃構造の他の1つは、クラッシュ時に衝撃荷重が集中するフレーム側壁部の概略直下にチューブ束ね形態のエネルギー吸収部材をフレームに直結して配置したことを特徴とするものである。
【0012】
上記2つのヘリコプタの耐衝撃構造においては、クラッシュ時には前進速度による水平荷重を受け持ちつつ垂直荷重に対してパンタグラフ状に潰れるようにした複数の湾曲パネルを、概略機軸方向に、床下外板に接合して配置したものが好ましい。このヘリコプタの耐衝撃構造においては、通常運用時に前記湾曲パネルを保持するフレーム部材として機能し、クラッシュ時に湾曲パネルのパンタグラフ状変形を妨げないように湾曲パネル間を概略X字型に繋ぐトラストフレームを設けたものが好ましい。
【0013】
上記段落0012に記載のヘリコプタの耐衝撃構造においては、エネルギー吸収部材を直結したフレームに、湾曲パネルの上に配した床ビームを結合して、フレーム・床ビーム構造体を形成したものも好ましい。
【0014】
上記段落0013に記載のヘリコプタの耐衝撃構造においては、フレーム・床ビーム構造体の上方に、両側端のフレームに結合して門型の胴体構造を構成したものも好ましい。
【0015】
これらのヘリコプタの耐衝撃構造に用いる本発明のエネルギー吸収部材の1つは、独立した複数本の繊維強化複合材中空チューブのみを束ね、且つ各繊維強化複合材中空チューブの壁面同士の交差数を低減して配置し、一体成形したことを特徴とするものである。
【0016】
本発明のエネルギー吸収部材の他の1つは、独立した複数本の繊維強化複合材中空チューブを繊維強化複合材製外皮層にて束ね配置したことを特徴とするものである。
【0017】
上記段落0016に記載のエネルギー吸収部材においては、各繊維強化複合材中空チューブの壁面同士の交差数、又は、繊維強化複合材中空チューブの壁面と繊維強化複合材製外皮層との交差数を低減して配置したものが好ましい。
【0018】
上記段落0016、0017に記載のエネルギー吸収部材においては、各繊維強化複合材中空チューブの壁面同士、又は、繊維強化複合材中空チューブの壁面と繊維強化複合材製外皮層が、4面以上交差しないように配置したものが好ましい。
【0019】
上記段落0015〜0018のいずれかに記載のエネルギー吸収部材においては、繊維強化複合材中空チューブ、及び/又は、それを束ねる繊維強化複合材製外皮層を肉厚方向で複数の層に構成し、その端部層間に母材と比して強度の低いフィルム状層材を挿入したものも好ましい。
【0020】
上記段落0016〜0019のいずれかに記載のエネルギー吸収部材において、各繊維強化複合材中空チューブとそれを束ねる繊維強化複合材製外皮層は、一体成形されていることが好ましい。
【0021】
上記段落0015〜0020のいずれかに記載のエネルギー吸収部材においては、各繊維強化複合材中空チューブ同士の隙間と、各繊維強化複合材中空チューブとそれを束ねる繊維強化複合材製外皮層との間の隙間及び各繊維強化複合材中空チューブの内部に、適宜選択して発泡材を挿入したものも好ましい。
【0022】
上記段落0015〜0021のいずれかに記載のエネルギー吸収部材においては、各繊維強化複合材中空チューブが、順次破壊で生じる破壊小片を収容する断面空間部が設けられていることが好ましい。
【0023】
上記段落0015〜0022のいずれかに記載のエネルギー吸収部材においては、各繊維強化複合材中空チューブの断面形状が、円形、楕円形、方形、三角形、六角形、八角形のいずれかであることが好ましい。
【0024】
上記段落0015〜0023のいずれかに記載のエネルギー吸収部材においては、各繊維強化複合材中空チューブは一列配置又は複数列配置で、繊維強化複合材製外皮層により円形、楕円形、長方形、正方形のいずれかに束ね配置されていることが好ましい。
【0025】
上記段落0021〜0024のいずれかに記載のエネルギー吸収部材においては、各繊維強化複合材中空チューブ、発泡材、繊維強化複合材製外皮層が一体成形されていることが好ましい。
【0026】
【発明の実施の形態】
本発明によるヘリコプタの耐衝撃構造及びこれに用いるエネルギー吸収部材の実施形態を図によって説明する。先ず、ヘリコプタの耐衝撃構造を図1〜図3によって説明すると、図1はヘリコプタの床下の骨格構造を示すもので、図中の灰色部分がチューブ束ね形態のエネルギー吸収部材1で、このエネルギー吸収部材1は、図17に示される一般的な地面でのクラッシュ時の地面反力分布に合致させて床下に配置され、図2、図3に示されるようにフレーム2に直結されている。上記のチューブ束ね形態のエネルギー吸収部材1は、図17に示されるクラッシュ時に衝撃荷重が集中するフレーム側壁部の概略直下でフレーム2に直結して配置する場合もある。図1において、3は床下外板で、この床下外板3上に図2、図3に示されるように通常運用時にはキールビームとして働き、図17に示されるクラッシュ時には前進速度による水平荷重を受け持ちつつ垂直荷重に対してパンタグラフ状に潰れるようにした多数の湾曲パネル4が、概略機軸方向で、一体に平行に設けられている。この湾曲パネル4間には、図2に示されるように通常運用時に湾曲パネル4を保持し、クラッシュ時には湾曲パネル4の変形を妨げないように概略X字型のトラスフレーム5が設けられている。前記のエネルギー吸収部材1を直結したフレーム2には、図2に示すように湾曲パネル4の上に配した床ビーム6を結合して、フレーム・床ビーム構造体7を形成している。
【0027】
上記のように構成された本発明によるヘリコプタの耐衝撃構造は、チューブ束ね形態のエネルギー吸収部材1を一般的な地面でのクラッシュ時の地面反力分布に合致させて床下に配置し、フレーム2に直結しているので、床下クラッシュ荷重が外壁部に集中しても単位質量当たりのエネルギー吸収に優れたチューブ束ね形態のエネルギー吸収部材1により圧潰エネルギーが安定して吸収される。また、床下外板3上に、通常運用時にキールビームとして働き、クラッシュ時に前進速度による水平荷重を受け持ちつつ垂直荷重に対してパンタグラフ状に潰れるようにした多数の湾曲パネル4が、概略機軸方向で、一体に平行に設けられているので、床下ストロークSが確保され、クラッシュ時に床下ストロークSが有効に生かされ、床面加速度が充分に低減される。しかも湾曲パネル4間にはトラスフレーム5が設けられているので、通常運用時には湾曲パネル4を保持するクレーム部材として機能し、クラッシュ時には変形を妨げることなく確実にパンタグラフ状に潰れ、床下における不慮の接地衝撃吸収能力が高いものとなる。さらに、チューブ束ね形態のエネルギー吸収部材1を直結したフレーム2に、湾曲パネル4の上に配した床ビーム6を結合して、フレーム・床ビーム構造体7を形成しているので、その上方に、両側端のフレーム2に結合して例えば図4に示すような門型の胴体構造8を構成することができ、通常運用時にフレーム・床ビーム構造体7で胴体構造8を支え、クラッシュ時にはフレーム・床ビーム構造体7は前記チューブ束ね形態のエネルギー吸収部材1及び湾曲パネル4により衝撃が吸収されて損壊が防止されるので、胴体構造8も損壊が防止されて胴体構造8の内側の乗員空間9が維持され、搭乗者生存性が向上する。しかもこの胴体構造8は、クラッシュ時に天井重量物(トランスミッション、エンジン等)の脱落、貫通を防止する強固な乗員保護殻構造となり、搭乗者生存空間が確保される。
【0028】
次に上述のヘリコプタの耐衝撃構造に用いる本発明によるエネルギー吸収部材1を図によって説明すると、基本的にはエネルギー吸収部材1は、複数本の繊維強化複合材中空チューブのみを束ね、且つ各繊維強化複合材中空チューブの壁面同士の交差数を低減して配置し、一体成形した形態が望ましいが、これに限定されないエネルギー吸収部材1の1つは、図5に示すように開口断面の小さな独立した複数本の繊維強化複合材中空チューブ10を繊維強化複合材製外皮層11にて束ね配置したもので、これにより軽量でエネルギー吸収に優れる繊維強化複合材中空チューブ10の壁面を局所座屈に対して安定化させたものである。
【0029】
上記のエネルギー吸収部材1において、繊維強化複合材中空チューブ10の壁面同士の交差数を低減して配置したり、繊維強化複合材中空チューブ10とそれを束ねる繊維強化複合材製外皮層11との交差数を低減して配置したりすると、交差部の剛化が防止され、有害な初期荷重ピークが抑制される。特に各繊維強化複合材中空チューブ10の壁面同士、又は繊維強化複合材中空チューブ10の壁面とそれを束ねる繊維強化複合材製外皮層11が4面以上交差しないように配置したものは、有害な初期荷重ピークが一層抑制される。尚、繊維強化複合材製外皮層11を図6に示すように肉厚方向で複数の層に構成し、その外皮層11の端部層12間で強度の低いフィルム状層材例えば剥離フィルム13を挿入すれば、有害な初期荷重ピークがより一層抑制される。また、上記のエネルギー吸収部材1において、各繊維強化複合材中空チューブ10とこれを束ねる繊維強化複合材製外皮層11が一体成形されていると、安定して圧潰エネルギーを吸収するので好ましい。
【0030】
本発明のエネルギー吸収部材1の他の1つは、図7に示すように各繊維強化複合材中空チューブ10同士の隙間と、各繊維強化複合材中空チューブ10とチューブ束ねる繊維強化複合材製外皮層11との隙間に発泡材14を挿入したもので、これにより繊維強化複合材中空チューブ10の壁面を局所座屈に対してより安定化させたものである。尚、発泡材14は各繊維強化複合材中空チューブ10同士の隙間と、各繊維強化複合材中空チューブ10と繊維強化複合材製外皮層11との隙間に挿入するだけでなく、繊維強化複合材中空チューブ10の内部にも適宜選択して挿入することもある。また、各繊維強化複合材中空チューブ10は、順次破壊で生じる破壊小片を収容する断面空間部15が設けられていることにより、破壊小片のコンパクションによる部材全体の剛化が防止される。そして、この図7に示されるエネルギー吸収部材1においては、各繊維強化複合材中空チューブ10、発泡材14、チューブを束ねる繊維強化複合材製外皮層11が一体成形されていると、曲げや偏心圧縮に対する強度が得られ、安定して圧潰エネルギーを吸収することができる。
【0031】
上記の本発明の各エネルギー吸収部材1において、図示される各繊維強化複合材中空チューブ10の断面形状は、八角形であるが、図8に示すように円形、楕円形、方形、三角形、六角形のいずれでもよい。また、各繊維強化複合材中空チューブ10は、断面八角形の場合であるが、図9に示すように一列配置、二列配置、三列配置で、繊維強化複合材製外皮層11により長方形、正方形、円形、楕円形に束ね配置されていてもよい。さらに、繊維強化複合材中空チューブ10と発泡材14を、図10に示すように円形断面、四角形断面、八角形断面の同じ断面形状として繊維強化複合材製外皮層11にて束ね配置してもよい。この場合、発泡材14は繊維強化複合材中空チューブ10の内部に挿入して繊維強化複合材中空チューブ10と同じ断面形状とすることも好ましい。
【0032】
本発明によるエネルギー吸収部材1において、繊維強化複合材中空チューブ10は、繊維と樹脂の繊維強化複合材中空チューブであり、繊維としてはガラス、カーボン、アラミド、金属、ボロン等の繊維及び複合繊維が選択的に用いられ、樹脂としては熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂が選択的に用いられる。発泡材14は、ポリエチレン系、ポリウレタン系、ポリスチレン系、エポキシ樹脂系、フェノール樹脂系、ポリメタクリルイミド系等の種々の材料が選択的に用いられる。
【0033】
本発明のエネルギー吸収部材1による初期荷重ピーク抑制効果を明らかにするため、従来例のエネルギー吸収部材と実施例1,2のエネルギー吸収部材の荷重一変位特性試験を行った。従来例のエネルギー吸収部材の形態と実施例1,2のエネルギー吸収部材の形態は、図11に示す通りであり、これらエネルギー吸収部材の荷重一変位特性試験の結果は図12のグラフに示す通りで、従来例のエネルギー吸収部材は衝撃吸収性能上有害な初期荷重ピークが著しく大きいのに対し、実施例1のエネルギー吸収部材は初期荷重ピークが著しく抑制され、実施例2のエネルギー吸収部材にあっては初期荷重ピークが解消されている。
【0034】
また、本発明のエネルギー吸収部材1による衝撃エネルギー吸収効果を明らかにするため、図13に示す実施例のエネルギー吸収部材と従来例1,2のエネルギー吸収部材の単位面積当たりのエネルギー吸収性能を測定したところ、図14のグラフに示す通りで、従来例1、2のエネルギー吸収部材に比べ、本発明のエネルギー吸収部材は著しく衝撃エネルギー吸収性能が高いことが判る。
【0035】
さらに、本発明のエネルギー吸収部材による有効ストロークへの効果を明らかにするため、従来のエネルギー吸収部材と実施例1の発泡材充填により断面空間の無いエネルギー吸収部材及び実施例2の断面空間を有するエネルギー吸収部材の荷重一変位特性試験を行ったところ、図15のグラフに示す通りで、従来例のエネルギー吸収部材は不安定破壊により有効ストロークが生かされず、エネルギー吸収されないが、実施例1のエネルギー吸収部材は、破壊小片が発泡材に喰い込んで破壊小片のコンパクションによる部材全体の剛化が防止されて、有効ストロークが生かされ、実施例2のエネルギー吸収部材は、破壊小片が断面空間に収容され、破壊小片のコンパクションによる部材全体の剛化が防止されて、有効ストロークが十分に生かされる。
【0036】
【発明の効果】
以上の説明で判るように本発明のヘリコプタの耐衝撃構造によれば、床下クラッシュ荷重が外壁部に集中してもクラッシュ時の地面反力分布に合致させて床下に配置し、直立するフレームに連結した単位面積当たりのエネルギー吸収に優れたチューブ束ね形態のエネルギー吸収部材により圧潰エネルギーが安定して吸収される。また、床下外板上に、クラッシュ時に前進速度による水平荷重を受け持ちつつ垂直荷重に対してパンタグラフに潰れるようにした多数の湾曲パネルが、概略機軸方向で、一体に平行に設けられ且つトラスフレームによりその間隔が保持されているので、床下ストロークが確保され、クラッシュ時に床下ストロークが有効に生かされ、床面加速度が充分に低減されると共に床下における不慮の接地衝撃吸収が高いものとなる。さらに、エネルギー吸収部材に直結したフレームに湾曲パネル上で床ビームを結合して、フレーム・床ビーム構造体を形成しているので、その上に門型の胴体構造を構成することができ、この胴体構造は、クラッシュ時に複合材製エネルギー吸収部材や湾曲パネルにより衝撃が吸収され損壊が防止されるフレーム・床ビーム構造体により、強固に支持されて内側の乗員空間が維持され、搭乗者生存性が向上する。しかもこの胴体構造は、クラッシュ時に天井重量物(トランスミッション、エンジン等)の脱落、貫通を防止する強固な乗員保護殻構造となり、搭乗者生存空間が確保される。このように本発明のヘリコプタの耐衝撃構造は、引き込み脚等の脚が有効機能しない可能性のあるヘリコプタを含め、実際のクラッシュ環境に対応して実構造に即した形状で実機胴体構造に衝撃吸収能力を持たせることができるという優れた効果がある。
【0037】
また、本発明のエネルギー吸収部材によれば、有害な初期荷重ピークを抑制することができると共に、圧縮破壊エネルギーの吸収性能を高め、さらに有効ストロークを増大させることができるので、ヘリコプタの耐衝撃構造をはじめ一般産業用の耐衝撃構造にも適用できて、実構造に即した形状で、所要の衝撃吸収能力を備えさせることができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の耐衝撃構造を適用したヘリコプタの床下の骨格構造を示す概略斜視図である。
【図2】図1のA部拡大斜視図である。
【図3】図1のB部拡大斜視図である。
【図4】本発明の耐衝撃構造におけるフレーム・床ビーム構造体の上に門型の胴体構造を構成した例を示す斜視図である。
【図5】本発明のエネルギー吸収部材の1つを示す斜視図である。
【図6】図5のエネルギー吸収部材の一部変更例を示す斜視図である。
【図7】本発明のエネルギー吸収部材の他の1つを示す斜視図である。
【図8】本発明のエネルギー吸収部材における繊維強化複合材中空チューブの断面形状の他の例を示す図である。
【図9】
断面八角形の繊維強化複合材中空チューブの束ね配置の例を示す図である。
【図10】本発明のエネルギー吸収部材の他の1つにおいて、同じ円形断面、四角形断面、八角形断面の繊維強化複合材中空チューブを繊維強化複合材製外皮層にて束ね配置した中に発泡材を挿入配置した種々の例を示す図である。
【図11】初期荷重ピークを測定する荷重一変位特性試験を行う従来例のエネルギー吸収部材の形態と実施例1,2のエネルギー吸収部材の形態を示す図である。
【図12】図11に示す従来例、実施例1,2のエネルギー吸収部材の荷重一変位特性試験の結果を示すグラフである。
【図13】衝撃エネルギー吸収性能を測定する実施例のエネルギー吸収部材と従来例1,2のエネルギー吸収部材を示す斜視図である。
【図14】図13に示す実施例のエネルギー吸収部材と従来例1,2のエネルギー吸収部材のエネルギー吸収性能を測定した結果を示すグラフである。
【図15】従来例のエネルギー吸収部材と実施例1,2のエネルギー吸収部材の荷重一変位特性試験による有効ストロークを有無を示すグラフである。
【図16】ヘリコプタの耐衝撃構造の基本思想を説明するための図で、aはヘリコプタの機首側の概略縦断側面図、bは同じく機首側の接地時の概略側面図、cは機体の概略縦断面図である。
【図17】ヘリコプタの一般的なクラッシュ環境を示す図である。
【図18】一般的地面での床下クラッシュ荷重が外壁部に集中する状態を示す図である。
【図19】従来のヘリコプタの床部材の潰れ状況を示す斜視図である。
【図20】複合材チューブ特有の衝撃エネルギー吸収上好ましい安定した順次破壊モードを示す図である。
【図21】複合材チューブの軸方向圧潰時の一般的な荷重一変位特性を示す図である。
【符号の説明】
1 エネルギー吸収部材
2 フレーム
3 床下外板
4 湾曲パネル
5 トラスフレーム
6 床ビーム
7 フレーム・床ビーム構造体
8 胴体構造
9 乗員空間
10 繊維強化複合材中空チューブ
11 繊維強化複合材製外皮層
12 端部層
13 剥離フィルム
14 発泡材
15 断面空間部

Claims (17)

  1. 一般的な地面でのクラッシュ時の地面反力分布に合致させてエネルギー吸収部材をフレームに直結して床下に配置したことを特徴とするヘリコプタの耐衝撃構造。
  2. クラッシュ時に衝撃荷重が集中するフレーム側壁部の概略直下にチューブ束ね形態のエネルギー吸収部材をフレームに直結して配置したことを特徴とするヘリコプタの耐衝撃構造。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のヘリコプタの耐衝撃構造において、クラッシュ時には前進速度による水平荷重を受け持ちつつ垂直荷重に対してパンタグラフ状に潰れるようにした複数の湾曲パネルを、概略機軸方向に、床下外板に接合して配置したことを特徴とするヘリコプタの耐衝撃構造。
  4. 請求項3記載のヘリコプタの耐衝撃構造において、通常運用時に前記湾曲パネルを保持するフレーム部材として機能し、クラッシュ時に湾曲パネルのパンタグラフ状変形を妨げないように湾曲パネル間を概略X字型に繋ぐトラスフレームを設けたことを特徴とするヘリコプタの耐衝撃構造。
  5. 請求項3又は請求項4のいずれかに記載のヘリコプタの耐衝撃構造において、エネルギー吸収部材を直結したフレームに、湾曲パネルの上に配した床ビームを結合して、フレーム・床ビーム構造体を形成したことを特徴とするヘリコプタの耐衝撃構造。
  6. 請求項5記載のヘリコプタの耐衝撃構造において、フレーム・床ビーム構造体の上方に、両側端のフレームに結合して門型の胴体構造を構成したことを特徴とするヘリコプタの耐衝撃構造。
  7. 独立した複数本の繊維強化複合材中空チューブのみを束ね、且つ各繊維強化複合材中空チューブの壁面同士の交差数を低減して配置し、一体成形したことを特徴とするエネルギー吸収部材。
  8. 独立した複数本の繊維強化複合材中空チューブを繊維強化複合材製外皮層にて束ね配置したことを特徴とするエネルギー吸収部材。
  9. 請求項8記載のエネルギー吸収部材において、各繊維強化複合材中空チューブの壁面同士、又は、繊維強化複合材中空チューブの壁面と繊維強化複合材製外皮層との交差数を低減して配置したことを特徴とするエネルギー吸収部材。
  10. 請求項7又は請求項9に記載のエネルギー吸収部材において、各繊維強化複合材中空チューブの壁面同士、又は、繊維強化複合材中空チューブの壁面とそれを束ねる繊維強化複合材製外皮層が4面以上交差しないように配置したことを特徴とするエネルギー吸収部材。
  11. 請求項7〜10のいずれかに記載のエネルギー吸収部材において、繊維強化複合材中空チューブ、及び/又は、それを束ねる繊維強化複合材製外皮層を肉厚方向で複数の層に構成し、その端部層間に母材と比して強度の低いフィルム状層材を挿入したことを特徴とするエネルギー吸収部材。
  12. 請求項8〜11のいずれかに記載のエネルギー吸収部材において、各繊維強化複合材中空チューブとそれを束ねる繊維強化複合材製外皮層が一体成形されていることを特徴とするエネルギー吸収部材。
  13. 請求項7〜12のいずれかに記載のエネルギー吸収部材において、各繊維強化複合材中空チューブ同士の隙間と、各繊維強化複合材中空チューブとそれを束ねる繊維強化複合材製外皮層との間の隙間及び各繊維強化複合材中空チューブの内部に、適宜選択して発泡材を挿入したことを特徴とするエネルギー吸収部材。
  14. 請求項7〜13のいずれかに記載のエネルギー吸収部材において、各繊維強化複合材中空チューブは、順次破壊で生じる破壊小片を収容する断面空間部が設けられていることを特徴とするエネルギー吸収部材。
  15. 請求項7〜14のいずれかに記載のエネルギー吸収部材において、各繊維強化複合材中空チューブの断面形状が、円形、楕円形、方形、三角形、六角形、八角形のいずれかであることを特徴とするエネルギー吸収部材。
  16. 請求項7〜15のいずれかに記載のエネルギー吸収部材において、各繊維強化複合材中空チューブは一列配置又は複数列配置で、繊維強化複合材製外皮層により円形、楕円形、長方形、正方形のいずれかに束ね配置されていることを特徴とするエネルギー吸収部材。
  17. 請求項13〜16のいずれかに記載のエネルギー吸収部材において、各繊維強化複合材中空チューブ、発泡材、繊維強化複合材製外皮層が一体成形されていることを特徴とするエネルギー吸収部材。
JP2002353075A 2002-12-04 2002-12-04 エネルギー吸収部材及びそれを用いるヘリコプタの耐衝撃構造 Expired - Lifetime JP3888630B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002353075A JP3888630B2 (ja) 2002-12-04 2002-12-04 エネルギー吸収部材及びそれを用いるヘリコプタの耐衝撃構造
US10/724,186 US6959894B2 (en) 2002-12-04 2003-12-01 Impact resistant structure for the helicopter and energy absorber used for the same
DE60317110T DE60317110T2 (de) 2002-12-04 2003-12-03 Aufprallenergieabsorbierende Vorrichtung
EP03257598A EP1426289B1 (en) 2002-12-04 2003-12-03 Impact resistant structure for the helicopter and energy absorber used for the same
DE60307208T DE60307208T2 (de) 2002-12-04 2003-12-03 Crashresistente Hubschrauberzelle und der dabei eingesetzte Stossdämpfer
EP05076706A EP1607655B1 (en) 2002-12-04 2003-12-03 Impact energy absorber

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002353075A JP3888630B2 (ja) 2002-12-04 2002-12-04 エネルギー吸収部材及びそれを用いるヘリコプタの耐衝撃構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004182136A true JP2004182136A (ja) 2004-07-02
JP3888630B2 JP3888630B2 (ja) 2007-03-07

Family

ID=32310731

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002353075A Expired - Lifetime JP3888630B2 (ja) 2002-12-04 2002-12-04 エネルギー吸収部材及びそれを用いるヘリコプタの耐衝撃構造

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6959894B2 (ja)
EP (2) EP1426289B1 (ja)
JP (1) JP3888630B2 (ja)
DE (2) DE60307208T2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006341651A (ja) * 2005-06-07 2006-12-21 Kawasaki Heavy Ind Ltd 航空機の耐衝撃構造
JP2007112432A (ja) * 2005-10-21 2007-05-10 Agusta Spa ヘリコプター用衝撃吸収甲板
JP2010247789A (ja) * 2009-04-20 2010-11-04 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 衝撃吸収構造体およびその製造方法
JP2011098656A (ja) * 2009-11-06 2011-05-19 Toyota Motor Corp エネルギー吸収構造
JP2012167787A (ja) * 2011-02-16 2012-09-06 Isuzu Motors Ltd 衝撃エネルギー吸収体の複合構造及び衝撃エネルギー吸収体
JPWO2011132292A1 (ja) * 2010-04-22 2013-07-18 トヨタ自動車株式会社 エネルギー吸収構造体
CN104890604A (zh) * 2015-06-23 2015-09-09 湖南大学 一种多胞汽车缓冲吸能装置
RU2565165C2 (ru) * 2010-04-12 2015-10-20 Премиум Аэротек Гмбх Фюзеляж воздушного судна с интегрированной энергопоглощающей деформационной конструкцией и воздушное судно с таким фюзеляжем

Families Citing this family (50)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003078858A1 (en) * 2002-03-15 2003-09-25 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Skeleton member structure
EP1593872A1 (en) * 2004-05-06 2005-11-09 Grupo Antolin-Ingenieria, S.A. Shock absorber and manufacturing procedure thereof
JP4304122B2 (ja) * 2004-05-25 2009-07-29 三菱電機株式会社 電気車制御装置
EP1607272B1 (de) * 2004-06-16 2008-08-13 Jacob Composite GmbH Bauteil zur Energieaufnahme bei einem Aufprall
JP4723942B2 (ja) * 2004-09-28 2011-07-13 アイシン精機株式会社 車両の衝撃吸収具及び車両の衝撃吸収構造
FR2884801B1 (fr) 2005-04-22 2008-11-14 Eurocopter France Atterrisseur auxillaire de nez, structure porteuse et aeronef a voilure tournante
EP1923273B1 (en) * 2005-09-09 2010-12-01 Toyoda Iron Works Co., Ltd. Impact absorption member for vehicle
FR2896768B1 (fr) * 2006-01-27 2009-10-09 Eurocopter France Structure composite anti-crash a flambage controle pour aeronef.
FR2896770B1 (fr) * 2006-01-27 2008-04-11 Eurocopter France Structure composite anti-crash a maintien lateral pour aeronef.
US8869673B2 (en) 2006-01-31 2014-10-28 Sikorsky Aircraft Corporation Structural panel with ballistic protection
US8709584B2 (en) * 2006-01-31 2014-04-29 Sikorsky Aircraft Corporation Composite aircraft floor system
US9097496B2 (en) 2006-04-20 2015-08-04 Sikorsky Aircraft Corporation Lightweight projectile resistant armor system with surface enhancement
US7735779B2 (en) * 2006-11-02 2010-06-15 The Boeing Company Optimized fuselage structure
US8376275B2 (en) * 2006-12-08 2013-02-19 The Boeing Company Energy absorbing structure for aircraft
US8043458B2 (en) * 2007-06-21 2011-10-25 Sikorsky Aircraft Corporation Method of forming panels using an in-situ tape placement process and panels formed therefrom
US7828246B2 (en) * 2007-09-14 2010-11-09 Spectrum Aeronautical, Llc Wing with sectioned tubular members
US7867928B2 (en) * 2007-12-14 2011-01-11 Sikorsky Aircraft Corporation Fluid resistant composite sandwich panel
WO2009089449A2 (en) * 2008-01-09 2009-07-16 Bernard Hanafin Combined helicopter landing pad and clamshell enclosure
WO2009098971A1 (ja) * 2008-02-04 2009-08-13 Toyoda Gosei Co., Ltd. 衝撃吸収装置
FR2932556B1 (fr) 2008-06-12 2014-09-12 Nexter Systems Dispositif de protection de plancher pour une cabine de vehicule
US8539737B2 (en) 2008-09-19 2013-09-24 Ford Global Technologies, Llc Twelve-cornered strengthening member
US8181422B2 (en) * 2008-12-23 2012-05-22 Spirit Aerosystems, Inc. Energy-absorbing structural composite element
DE102009012472A1 (de) * 2009-03-12 2010-09-16 Comat Composite Materials Gmbh Zug-Druckstange mit definiertem Lastversagen
WO2010117283A1 (en) 2009-04-07 2010-10-14 Axip Limited Energy absorption device
JP5297288B2 (ja) 2009-07-17 2013-09-25 三菱重工業株式会社 衝撃吸収構造体
JP5129827B2 (ja) * 2010-02-12 2013-01-30 三菱重工業株式会社 衝撃吸収構造体及び衝撃吸収構造体の製造方法、並びに、移動体
DE102010003497B4 (de) 2010-03-31 2018-04-05 Benteler Sgl Gmbh & Co. Kg Verfahren zur Herstellung eines Aufprallschutzelementes
FR2959479B1 (fr) * 2010-04-30 2012-06-15 Eads Europ Aeronautic Defence Structure de fuselage d'aeronef comportant un dispositif absorbeur d'energie
US20120104793A1 (en) * 2010-10-29 2012-05-03 Aptera Motors, Inc. Automotive vehicle composite body structure
EP2505490A1 (en) * 2011-03-28 2012-10-03 Airbus Opérations SAS Shock absorber
DE102012013881A1 (de) 2012-07-12 2013-01-24 Daimler Ag Strukturbauteil für eine Kraftfahrzeug-Karosserie und Verfahren zu dessen Herstellung
EP2876042B1 (en) * 2013-11-20 2018-01-03 AIRBUS HELICOPTERS DEUTSCHLAND GmbH Helicopter airframe
EP2889212B1 (en) 2013-12-30 2016-01-06 AIRBUS HELICOPTERS DEUTSCHLAND GmbH Subfloor structure with an integral hull for a rotary wing aircraft
PL2905228T3 (pl) * 2014-02-06 2018-05-30 Airbus Helicopters Deutschland GmbH Płatowiec kadłubowy i zbiornik
US9637212B2 (en) * 2014-04-10 2017-05-02 The Boeing Company Aircraft body mounted energy absorbing rub strip
EP3023669B1 (fr) * 2014-11-20 2020-12-30 Airbus (Sas) Dispositif d'absorption d'énergie cinétique et aéronef comportant un tel dispositif
US10315698B2 (en) 2015-06-24 2019-06-11 Ford Global Technologies, Llc Sixteen-cornered strengthening member for vehicles
US10393315B2 (en) 2016-04-26 2019-08-27 Ford Global Technologies, Llc Cellular structures with twelve-cornered cells
US10704638B2 (en) 2016-04-26 2020-07-07 Ford Global Technologies, Llc Cellular structures with twelve-cornered cells
US10422401B2 (en) * 2016-07-06 2019-09-24 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Energy-absorbing structure for vehicle
US10473177B2 (en) 2016-08-23 2019-11-12 Ford Global Technologies, Llc Cellular structures with sixteen-cornered cells
US10220881B2 (en) 2016-08-26 2019-03-05 Ford Global Technologies, Llc Cellular structures with fourteen-cornered cells
US10300947B2 (en) * 2016-08-30 2019-05-28 Ford Global Technologies, Llc Twenty-eight-cornered strengthening member for vehicles
US10279842B2 (en) 2016-08-30 2019-05-07 Ford Global Technologies, Llc Twenty-eight-cornered strengthening member for vehicles
US10429006B2 (en) 2016-10-12 2019-10-01 Ford Global Technologies, Llc Cellular structures with twelve-cornered cells
US11034315B2 (en) * 2018-04-17 2021-06-15 Tesla, Inc. Advanced thin-walled structures for enhanced crash performance
US11292522B2 (en) 2019-12-04 2022-04-05 Ford Global Technologies, Llc Splayed front horns for vehicle frames
US11873111B2 (en) * 2021-01-07 2024-01-16 Textron Innovations Inc. Fuel cell protection system
CN113044198A (zh) * 2021-03-09 2021-06-29 上海交通大学 一种飞机地板下可固接-铰接转换的碰撞吸能斜支柱
CN114412959A (zh) * 2022-03-04 2022-04-29 西南石油大学 一种空间全方位自锁的串联薄壁管吸能系统

Family Cites Families (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3552525A (en) * 1969-02-12 1971-01-05 Hexcel Corp Energy absorber
US3682463A (en) * 1969-08-16 1972-08-08 Dornier System Gmbh Progressively-acting shock absorber element
US3664463A (en) * 1970-11-10 1972-05-23 Martin Marietta Corp Deployable shock absorber
FR2288648A1 (fr) * 1974-03-05 1976-05-21 Peugeot & Renault Pare-chocs composite absorbeur d'energie
GB1531460A (en) * 1975-04-17 1978-11-08 Imp Metal Ind Kynoch Ltd Energy absorber
US3997133A (en) * 1975-07-30 1976-12-14 Textron, Inc. Crash attenuation landing gear
US4227593A (en) * 1976-10-04 1980-10-14 H. H. Robertson Company Kinetic energy absorbing pad
US4084029A (en) * 1977-07-25 1978-04-11 The Boeing Company Sine wave beam web and method of manufacture
US4336868A (en) * 1978-05-10 1982-06-29 Textron, Inc. Composite fibrous tube energy absorber
US4352484A (en) * 1980-09-05 1982-10-05 Energy Absorption Systems, Inc. Shear action and compression energy absorber
DE3049425C2 (de) * 1980-12-30 1991-09-05 Messerschmitt-Bölkow-Blohm GmbH, 8000 München Aufprall-Schutz-Bauteil
DE3401189A1 (de) * 1983-01-25 1984-07-26 Westland PLC, Yeovil, Somerset Verbund-hubschrauberrumpf
US4593870A (en) * 1983-09-09 1986-06-10 Bell Helicopter Textron Inc. Energy absorbing composite aircraft structure
FR2632604B1 (fr) * 1988-06-08 1991-07-12 Aerospatiale Cadre en materiau composite notamment pour fuselage d'aeronef, et son procede de fabrication
US5069318A (en) * 1989-12-26 1991-12-03 Mcdonnell Douglas Corporation Self-stabilized stepped crashworthy stiffeners
JP2858181B2 (ja) 1991-01-21 1999-02-17 横浜ゴム株式会社 エネルギー吸収構造体
DE4313592C2 (de) * 1993-04-26 2000-02-17 Daimler Chrysler Aerospace Großraumflugzeug
US5451015A (en) * 1993-05-18 1995-09-19 Bell Helicopter Textron Inc. Crashworthy composite aircraft structure with integral fuel tank
US5366181A (en) * 1993-12-01 1994-11-22 The United States Of America As Represented By The Administrator Of The National Aeronautics And Space Administration Landing gear energy absorption system
DE4425829C1 (de) 1994-07-21 1995-10-12 Daimler Benz Aerospace Ag Strukturelement im Sandwich-Form
US5547148A (en) * 1994-11-18 1996-08-20 United Technologies Corporation Crashworthy landing gear
US5746537A (en) * 1996-03-20 1998-05-05 The United States Of America As Represented By The Administrator Of The National Aeronautics And Space Administration Crash-energy absorbing composite structure and method of fabrication
US5746419A (en) * 1996-10-16 1998-05-05 General Motors Corporation Energy absorbing device
US6082926A (en) * 1998-07-28 2000-07-04 Texas A&M University System Energy absorbant module
JP2000192432A (ja) 1998-12-25 2000-07-11 Mitsubishi Chemicals Corp 乗物用衝突緩衝体
US6472043B1 (en) 1999-01-18 2002-10-29 The Yokohama Rubber Co., Ltd. Shock absorber
DE19922295C1 (de) * 1999-05-14 2000-07-27 Eurocopter Deutschland Unterbodenstruktur einer Rumpfzelle eines Luftfahrzeuges
JP2001153169A (ja) 1999-11-26 2001-06-08 Japan Automobile Research Inst Inc ハイブリッド型衝撃吸収用部材
JP2002036413A (ja) 2000-07-28 2002-02-05 Sunstar Eng Inc 中空充填補強構造体及び構造体補強方法
IT1319048B1 (it) * 2000-10-18 2003-09-23 Adlev Srl Sistema per l'assorbimento dell'energia d'urto per veicoli
JP2002286066A (ja) 2001-03-27 2002-10-03 Kawasaki Heavy Ind Ltd 衝突エネルギー吸収部材及びこれを用いた衝突エネルギー吸収構造

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006341651A (ja) * 2005-06-07 2006-12-21 Kawasaki Heavy Ind Ltd 航空機の耐衝撃構造
JP4520367B2 (ja) * 2005-06-07 2010-08-04 川崎重工業株式会社 航空機の耐衝撃構造
JP2007112432A (ja) * 2005-10-21 2007-05-10 Agusta Spa ヘリコプター用衝撃吸収甲板
JP2010247789A (ja) * 2009-04-20 2010-11-04 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 衝撃吸収構造体およびその製造方法
US8813926B2 (en) 2009-04-20 2014-08-26 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Impact-absorbing structure and method for producing the same
JP2011098656A (ja) * 2009-11-06 2011-05-19 Toyota Motor Corp エネルギー吸収構造
RU2565165C2 (ru) * 2010-04-12 2015-10-20 Премиум Аэротек Гмбх Фюзеляж воздушного судна с интегрированной энергопоглощающей деформационной конструкцией и воздушное судно с таким фюзеляжем
JPWO2011132292A1 (ja) * 2010-04-22 2013-07-18 トヨタ自動車株式会社 エネルギー吸収構造体
JP2012167787A (ja) * 2011-02-16 2012-09-06 Isuzu Motors Ltd 衝撃エネルギー吸収体の複合構造及び衝撃エネルギー吸収体
CN104890604A (zh) * 2015-06-23 2015-09-09 湖南大学 一种多胞汽车缓冲吸能装置
CN104890604B (zh) * 2015-06-23 2017-07-04 湖南大学 一种多胞汽车缓冲吸能装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20050001093A1 (en) 2005-01-06
EP1426289A1 (en) 2004-06-09
US6959894B2 (en) 2005-11-01
EP1607655A1 (en) 2005-12-21
DE60317110D1 (de) 2007-12-06
JP3888630B2 (ja) 2007-03-07
EP1426289B1 (en) 2006-08-02
DE60317110T2 (de) 2008-08-07
DE60307208D1 (de) 2006-09-14
EP1607655B1 (en) 2007-10-24
DE60307208T2 (de) 2007-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3888630B2 (ja) エネルギー吸収部材及びそれを用いるヘリコプタの耐衝撃構造
RU2286918C2 (ru) Композитная балка со встроенным инициатором разлома и фюзеляж самолета, содержащий такие балки
US10286956B2 (en) Motor vehicle
CN207790854U (zh) 单元结构、结构部件和夹层结构
US8047465B2 (en) Composite anti-crash structure with lateral retention, for an aircraft
US4957250A (en) Device for intercepting and retaining of cargo in a transport cabin
US7780116B2 (en) Composite anti-crash structure with controlled buckling for an aircraft
WO2011018930A1 (ja) 乗物用シート
GB2444645A (en) Energy absorbing structure for aircraft
JP5494230B2 (ja) 車体構造
US8813926B2 (en) Impact-absorbing structure and method for producing the same
US8828513B2 (en) Energy absorbing stitch ripping composite tubes containing collapsible cells
CN110005749A (zh) 包括不同刚度的主阻尼器装置和副阻尼器装置的阻尼系统,相关结构和飞行器
GB2228548A (en) Energy absorbing device
CN106741189B (zh) 电动汽车底盘防撞系统
EP2876042B1 (en) Helicopter airframe
US8827057B2 (en) Shock absorbing structure
JP4520367B2 (ja) 航空機の耐衝撃構造
JP3486839B2 (ja) 耐衝撃構造材
ES2879395T3 (es) Sistema de colisión para vehículo sobre carriles
JPH10235763A (ja) Frp厚肉エネルギー吸収体
WO2011132292A1 (ja) エネルギー吸収構造体
CN112373672A (zh) 一种飞机货舱地板下部结构的吸能结构
JPH08174726A (ja) 衝撃吸収構造
JP5435037B2 (ja) 車両のリヤボディー構造

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20041221

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20041221

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20041227

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20041221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050531

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050531

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050722

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050913

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051104

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060704

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060803

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20060908

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061121

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061124

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3888630

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101208

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111208

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111208

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121208

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121208

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131208

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131208

Year of fee payment: 7

EXPY Cancellation because of completion of term