JP2004182118A - 自動ブレーキ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両のエンジン停止時に車両が予期せず動き出した場合、例えば坂道に駐車し、パーキングブレーキをかけ忘れた時、車両を自動的に停車させる。
【解決手段】エンジンの動作状態を検出するエンジン状態検出部11と、車両の車速を検出する車速検出部12と、運転者が操作する以外のブレーキ信号によってブレーキを作動させるブレーキ制御部13と、これらシステムを制御するためのシステム制御部14とで構成し、エンジン状態検出部11および車速検出部12からの信号により、エンジン停止時に車両が移動が移動したと判断した時は、直ちにブレーキを作動させる。
【選択図】 図1
【解決手段】エンジンの動作状態を検出するエンジン状態検出部11と、車両の車速を検出する車速検出部12と、運転者が操作する以外のブレーキ信号によってブレーキを作動させるブレーキ制御部13と、これらシステムを制御するためのシステム制御部14とで構成し、エンジン状態検出部11および車速検出部12からの信号により、エンジン停止時に車両が移動が移動したと判断した時は、直ちにブレーキを作動させる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両が停止状態であるにも拘らず、予期に反して自走した場合に、自動でブレーキをかけて車両を停止させるための自動ブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両を駐車させる時には、運転者はエンジンを停止させてパーキングブレーキを掛けてから車両を離れるものである。また、車両に乗車したままエンジンを停止して停車する場合も、パーキングブレーキを掛けることが望まれる。このようなパーキングブレーキは、車両を停止させておくために必要なものであるが、パーキングブレーキを掛けたまま車両を発車させて、エンストを起こしたり、ブレーキを磨耗させたりする場合もある。このため、発車の際にはパーキングブレーキを自動的に非制動状態にする装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−58427号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、パーキングブレーキを掛けたまま発車することもあれば、パーキングブレーキを掛け忘れることもある。駐車のためにエンジンを停止した後、運転者がパーキングブレーキを掛けることを忘れたまま車両を離れると、平坦地においては車両は停車していると考えられるが、多少でも傾斜した場所に停車した場合には、車両が勝手に自走してしまうことがあった。また、車両に乗車したままエンジンを停止して停車している場合も、パーキングブレーキを掛けないでいたり、フットブレーキを踏んでいないと、傾斜地では車両が自走してしまうことがあった。さらに、エンジンをかけたまま停車して、車両から降りて荷物の積み下ろしなどの作業を行う場合にも、AT車でチェンジレバーをP位置に入れなかったり、パーキングブレーキを掛け忘れた場合に、車両が自走してしまうことがあった。
【0005】
本発明は、このような従来の問題を解決するものであり、車両の停止中に予期に反して車両が自走した場合でも、車両を停止させることのできる自動ブレーキ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の自動ブレーキ装置は、車両の停車条件を検出する停車条件検出手段と、前記車両の車速を検出する車速検出手段と、前記車速を減速するブレーキ手段と、前記停車条件および前記車速に基づいて前記ブレーキ手段を作動させるブレーキ制御手段とを備え、前記停車条件検出手段で所定の停車条件が検出され、かつ前記車速検出手段で所定値以上の車速が検出された場合に、前記ブレーキ制御手段が前記ブレーキ手段を作動させることを特徴とする。この構成により、車両の停止中に予期に反して車両が自走した場合でも、ブレーキを作動させて車両を停止させることができる。
【0007】
また、本発明の自動ブレーキ装置は、前記停車条件検出手段が、少なくともエンジンの状態を検出するエンジン状態検出手段を備え、前記エンジン状態検出手段で前記エンジンの状態が停止状態であることを検出し、かつ前記車速検出手段で所定値以上の車速が検出された場合に、前記ブレーキ制御手段が前記ブレーキ手段を作動させることを特徴とする。この構成により、駐車時にエンジンを停止して車両から離れる時にパーキングブレーキを掛け忘れた場合、万一車両が動き出した時でも、ブレーキを作動させて車両を停止させることができる。
【0008】
また、本発明の自動ブレーキ装置は、前記ブレーキ制御手段が、前記エンジン状態検出手段で前記エンジンの状態が動作状態である場合には、前記ブレーキ手段の作動を解除することを特徴とする。この構成により、運転者が車両を再び始動させる時には、ブレーキを自動的に解除することができる。
【0009】
また、本発明の自動ブレーキ装置は、前記停車条件検出手段が、少なくとも運転席の着座を検出する運転席着座検出手段を備え、前記運転席着座検出手段で前記運転席の着座を検出せず、かつ前記車速検出手段で所定値以上の車速が検出された場合に、前記ブレーキ制御手段が前記ブレーキ手段を作動させることを特徴とする。この構成により、配達等のためにエンジンを動作させたまま停車して車両から離れる時、または駐車のためにエンジンを停止して車両から離れる時に、AT車の場合にチェンジレバーをP位置に入れなかった場合、またはパーキングブレーキを掛け忘れた場合、万一車両が動き始めた時でも、ブレーキを動作させて車両を停止させることができ、安全を確保することができる。
【0010】
また、本発明の自動ブレーキ装置は、前記ブレーキ制御手段が、前記運転席着座検出手段で前記運転席の着座を検出した場合には、前記ブレーキ手段の作動を解除することを特徴とする。この構成により、運転者が車両を再び始動させる時には、ブレーキを自動的に解除することができる。
【0011】
また、本発明の自動ブレーキ装置は、警報を発する警報手段を備え、前記ブレーキ制御手段が前記ブレーキ手段を作動させる場合に、前記ブレーキ制御手段は前記警報手段で警報を発することを特徴とする。この構成により、車両に乗車したままエンジンを停止し、フットブレーキから足を離した場合、またはパーキングブレーキを掛け忘れた場合、万一車両が動き出した時でも、ブレーキを動作させて車両を停止させることができ、また警報を発することで、運転者に注意を促すことができる。
【0012】
また、本発明の自動ブレーキ装置は、前記ブレーキ制御手段が前記ブレーキ手段の作動を解除する場合に、前記ブレーキ制御手段は前記警報手段で警報を発することを解除することを特徴とする。この構成により、運転者が警報解除釦を押した時、または車両を再び始動させた時には、警報を自動的に解除することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態における自動ブレーキ装置の構成を示している。図1において、本実施の形態1における自動ブレーキ装置は、車両の停車条件を検出する停車条件検出手段の一態様であるエンジンの動作状態を検出するエンジン状態検出部11と、車両の車速を検出する車速検出部12と、運転者が操作する以外にブレーキ信号によりブレーキを作動させるブレーキ制御部13と、これら各部が接続されて、これら各部を制御するシステム制御部14とから構成されている。エンジン状態検出部11は、エンジンのクランク角センサ、スロットルセンサなどの信号からエンジンの動作、停止を検出するものである。車速検出部12は、車輪に取り付けられた回転速度センサからのパルス信号により車輪の一定時間あたりの回転数、車輪の径などから現在の速度を算出するものである。ブレーキ制御部13は、ディスクブレーキの油圧を制御するアクチュエータに制御信号を送って車輪にブレーキを掛け、またブレーキ動作を解除するものである。システム制御部14は、プログラムにより動作するマイコンであり、この自動ブレーキ装置のために独立して設けてもよく、車両に搭載された電子装置の電子制御を行うECU(エレクトロニク・コントロール・ユニット)を利用してもよい。
【0014】
以上のように構成された自動ブレーキ装置について、図2を用いてその動作を説明する。システム制御部14は、エンジンの動作状態をエンジン状態検出部11によって監視し、エンジン動作を検出している(ステップS1)。ここで、エンジンが動作中でない、すなわち停止していることを検出すると(ステップS2)、システム制御部14は、エンジンが停止している間だけ車両の車速を車速検出部12によって検出し続け(ステップS3)、車両の車速がゼロではない、すなわち動き出したことを検出すると(ステップS4)、即座にブレーキ制御部13にブレーキ作動指示信号を出力し(ステップS5)、ブレーキ制御部13が自動的にブレーキを作動させて車両を停車させる(ステップS6)。一方、システム制御部14は、そのままエンジン状態検出部11によりエンジン動作を検出し続け(ステップS7)、運転者が車両に戻ってエンジンを掛けると(ステップS8)、ブレーキ制御部13にブレーキ解除指示信号を出力し(ステップS9)、ブレーキ制御部13が自動的にブレーキ動作を解除して車両の発進を可能にする(ステップS10)。
【0015】
このように、本実施の形態1によれば、運転者がエンジンを停止して車両から離れた駐車時において、システム制御部14が、エンジン状態検出部11および車速検出部12からの信号を受けて、エンジンが停止状態にも拘らず、車両が移動していると判断した時は、ブレーキ制御部13にブレーキ作動指示信号を出力し、ブレーキ制御部13が直ちにブレーキを掛けるので、万一車両が駐車中に動き出したとしても、即座に車両を停止させることができる。
【0016】
(実施の形態2)
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図3は本発明の実施の形態2における自動ブレーキ装置の構成を示している。本実施の形態2が、図1に示した実施の形態1と異なるのは、システム制御部14に警報部15が接続されていることだけであり、他の構成は図1と同様なので、同様な構成要素には同様な符号を付して構成についての重複した説明は省略する。警報部15は、ブザーや音声メッセージ等の音による警報装置またはLEDなどの光や文字による警報装置と、警報解除釦を備えている。
【0017】
次に、本実施の形態2における動作について図4を用いて説明する。本実施の形態2では、運転者がエンジンを停止して停車し、パーキングブレーキを掛け忘れてそのまま車両内に居る状態を想定している。システム制御部14は、エンジンの動作状態をエンジン状態検出部11によって監視し、エンジン動作を検出している(ステップS1)。ここで、エンジンが停止していることを検出すると(ステップS2)、システム制御部14は、エンジンが停止している間だけ車両の車速を車速検出部12によって検出し続け(ステップS3)、車両の車速がゼロではない、すなわち動き出したことを検出すると(ステップS4)、即座にブレーキ制御部13にブレーキ作動指示信号を出力し(ステップS5)、ブレーキ制御部13が自動的にブレーキを作動させて車両を停車させる(ステップS6)。同時に、システム制御部14は、警報部15に警報指示信号を出力し(ステップS11)、警報部15は、警報装置を作動させる(ステップS12)。これにより、運転者がパーキングブレーキの掛け忘れに気がついて、警報部15の警報解除釦を押した場合には(ステップS13)、その信号により、システム制御部14が警報部15に警報解除信号を出力し(ステップS14)、警報部15は警報装置の警報動作を停止する(ステップS15)。一方、運転者が車両内に居ない場合は、システム制御部14は、そのままエンジン状態検出部11によりエンジン動作を検出し続け(ステップS7)、運転者が車両に戻ってエンジンを掛けると(ステップS8)、ブレーキ制御部13にブレーキ解除指示信号を出力するとともに(ステップS9)、警報部15に警報指示信号を出力し(ステップS16)、ブレーキ制御部13が自動的にブレーキ動作を解除して車両の発進を可能にするとともに(ステップS10)、警報部15は警報装置の警報動作を停止する(ステップS17)。
【0018】
このように、本実施の形態2によれば、運転者がエンジンを停止して車両内に居る場合、または車両から離れた場合において、システム制御部14が、エンジン状態検出部11および車速検出部12からの信号を受けて、エンジンが停止状態にも拘らず、車両が移動していると判断した時には、ブレーキ制御部13にブレーキ作動指示信号を出力し、ブレーキ制御部13が直ちにブレーキを掛けるとともに、警報部15に警報指示信号を出力して、警報部15に警報を発生させるので、万一車両が停車中に動き出したとしても、即座に車両を停止させることができるとともに、運転者に車両が自走したことについての注意を促すことができる。
【0019】
(実施の形態3)
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。図5は本実施の形態3における自動ブレーキ装置の構成を示している。図1において、本実施の形態3における自動ブレーキ装置は、車両の停車条件を検出する停車条件検出手段の一態様である運転席の着座を検出する運転席着座検出部21と、車両の車速を検出する車速検出部22と、運転者が操作する以外にブレーキ信号によりブレーキを作動させるブレーキ制御部23と、これら各部が接続されて、これら各部を制御するシステム制御部24とから構成されている。運転席着座検出部21は、運転席の座席部分または周辺に設けられて運転者の着座を検出する物体検出センサを備えている。物体検出センサは、機械式スイッチ、近接スイッチ、光電スイッチ、赤外線センサなど、いずれの物体検出センサも使用可能であるが、運転席に置いた荷物などによって誤動作しないように構成する必要がある。車速検出部22、ブレーキ制御部23およびシステム制御部24は、実施の形態1の車速検出部12、ブレーキ制御部13およびシステム制御部14と同様なものである。
【0020】
次に、本実施の形態3における動作について図6を用いて説明する。本実施の形態3は、運転車がエンジンを掛けたまま車両を停止させて、作業等のために車両から離れた場合を想定している。システム制御部24は、運転者の運転席への着座状態を運転席着座検出部21によって監視している(ステップS21)。運転者が車両を停止させて、運転席を離れると(ステップS22)、システム制御部24は、車両の車速を車速検出部22によって検出し続け(ステップS23)、車両の車速がゼロではない、すなわち動き出したことを検出すると(ステップS24)、即座にブレーキ制御部23にブレーキ作動指示信号を出力し(ステップS25)、ブレーキ制御部23が自動的にブレーキを作動させて車両を停車させる(ステップS26)。システム制御部24は、そのまま運転者の運転席への着座状態を運転席着座検出部21によって検出し続け(ステップS27)、運転者が運転席に着座すると(ステップS28)、ブレーキ制御部23にブレーキ解除指示信号を出力し(ステップS29)、ブレーキ制御部23が自動的にブレーキ動作を解除して車両の発進を可能にする(ステップS30)。
【0021】
このように、本実施の形態3によれば、運転者がエンジン掛けたまま車両を停止して車両から離れた場合において、運転者がAT車の場合にチェンジレバーをP位置に入れなかった場合やパーキングブレーキを掛け忘れた場合には、システム制御部24が、運転席着座検出部21および車速検出部22からの信号を受けて、運転者が居ないにも拘らず、車両が移動していると判断した時には、ブレーキ制御部23にブレーキ作動指示信号を出力し、ブレーキ制御部23が直ちにブレーキを掛けるので、万一車両が動き出したとしても、即座に車両を停止させることができる。
【0022】
(実施の形態4)
本発明の第4の実施の形態は、上記した実施の形態3に実施の形態2における警報部15を追加した構成を有するものであり、動作は実施の形態2と同様なので、重複した説明は省略する。
【0023】
なお、上記各実施の形態において、車両が移動していることは、車速がゼロ以外の所定値以下であるか否かで検出するようにしてもよいが、車速がゼロより大きい場合に車両が移動していると検出することがより望ましい。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の自動ブレーキ装置は、駐車時または停車時にパーキングブレーキの掛け忘れやAT車のチェンジレバーのP位置への入れ忘れがあっても、車両が自走した場合には直ちにブレーキを動作させて車両を停止させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における自動ブレーキ装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1における自動ブレーキ装置の動作を示すフロー図
【図3】本発明の実施の形態2における自動ブレーキ装置の構成を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態2における自動ブレーキ装置の動作を示すフロー図
【図5】本発明の実施の形態3における自動ブレーキ装置の構成を示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態3における自動ブレーキ装置の動作を示すフロー図
【符号の説明】
11 エンジン状態検出部(停車条件検出手段)
12 車速検出部
13 ブレーキ制御部
14 システム制御部
15 警報部
21 運転席着座検出部(停車条件検出手段)
22 車速検出部
23 ブレーキ制御部
24 システム制御部
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両が停止状態であるにも拘らず、予期に反して自走した場合に、自動でブレーキをかけて車両を停止させるための自動ブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両を駐車させる時には、運転者はエンジンを停止させてパーキングブレーキを掛けてから車両を離れるものである。また、車両に乗車したままエンジンを停止して停車する場合も、パーキングブレーキを掛けることが望まれる。このようなパーキングブレーキは、車両を停止させておくために必要なものであるが、パーキングブレーキを掛けたまま車両を発車させて、エンストを起こしたり、ブレーキを磨耗させたりする場合もある。このため、発車の際にはパーキングブレーキを自動的に非制動状態にする装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−58427号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、パーキングブレーキを掛けたまま発車することもあれば、パーキングブレーキを掛け忘れることもある。駐車のためにエンジンを停止した後、運転者がパーキングブレーキを掛けることを忘れたまま車両を離れると、平坦地においては車両は停車していると考えられるが、多少でも傾斜した場所に停車した場合には、車両が勝手に自走してしまうことがあった。また、車両に乗車したままエンジンを停止して停車している場合も、パーキングブレーキを掛けないでいたり、フットブレーキを踏んでいないと、傾斜地では車両が自走してしまうことがあった。さらに、エンジンをかけたまま停車して、車両から降りて荷物の積み下ろしなどの作業を行う場合にも、AT車でチェンジレバーをP位置に入れなかったり、パーキングブレーキを掛け忘れた場合に、車両が自走してしまうことがあった。
【0005】
本発明は、このような従来の問題を解決するものであり、車両の停止中に予期に反して車両が自走した場合でも、車両を停止させることのできる自動ブレーキ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の自動ブレーキ装置は、車両の停車条件を検出する停車条件検出手段と、前記車両の車速を検出する車速検出手段と、前記車速を減速するブレーキ手段と、前記停車条件および前記車速に基づいて前記ブレーキ手段を作動させるブレーキ制御手段とを備え、前記停車条件検出手段で所定の停車条件が検出され、かつ前記車速検出手段で所定値以上の車速が検出された場合に、前記ブレーキ制御手段が前記ブレーキ手段を作動させることを特徴とする。この構成により、車両の停止中に予期に反して車両が自走した場合でも、ブレーキを作動させて車両を停止させることができる。
【0007】
また、本発明の自動ブレーキ装置は、前記停車条件検出手段が、少なくともエンジンの状態を検出するエンジン状態検出手段を備え、前記エンジン状態検出手段で前記エンジンの状態が停止状態であることを検出し、かつ前記車速検出手段で所定値以上の車速が検出された場合に、前記ブレーキ制御手段が前記ブレーキ手段を作動させることを特徴とする。この構成により、駐車時にエンジンを停止して車両から離れる時にパーキングブレーキを掛け忘れた場合、万一車両が動き出した時でも、ブレーキを作動させて車両を停止させることができる。
【0008】
また、本発明の自動ブレーキ装置は、前記ブレーキ制御手段が、前記エンジン状態検出手段で前記エンジンの状態が動作状態である場合には、前記ブレーキ手段の作動を解除することを特徴とする。この構成により、運転者が車両を再び始動させる時には、ブレーキを自動的に解除することができる。
【0009】
また、本発明の自動ブレーキ装置は、前記停車条件検出手段が、少なくとも運転席の着座を検出する運転席着座検出手段を備え、前記運転席着座検出手段で前記運転席の着座を検出せず、かつ前記車速検出手段で所定値以上の車速が検出された場合に、前記ブレーキ制御手段が前記ブレーキ手段を作動させることを特徴とする。この構成により、配達等のためにエンジンを動作させたまま停車して車両から離れる時、または駐車のためにエンジンを停止して車両から離れる時に、AT車の場合にチェンジレバーをP位置に入れなかった場合、またはパーキングブレーキを掛け忘れた場合、万一車両が動き始めた時でも、ブレーキを動作させて車両を停止させることができ、安全を確保することができる。
【0010】
また、本発明の自動ブレーキ装置は、前記ブレーキ制御手段が、前記運転席着座検出手段で前記運転席の着座を検出した場合には、前記ブレーキ手段の作動を解除することを特徴とする。この構成により、運転者が車両を再び始動させる時には、ブレーキを自動的に解除することができる。
【0011】
また、本発明の自動ブレーキ装置は、警報を発する警報手段を備え、前記ブレーキ制御手段が前記ブレーキ手段を作動させる場合に、前記ブレーキ制御手段は前記警報手段で警報を発することを特徴とする。この構成により、車両に乗車したままエンジンを停止し、フットブレーキから足を離した場合、またはパーキングブレーキを掛け忘れた場合、万一車両が動き出した時でも、ブレーキを動作させて車両を停止させることができ、また警報を発することで、運転者に注意を促すことができる。
【0012】
また、本発明の自動ブレーキ装置は、前記ブレーキ制御手段が前記ブレーキ手段の作動を解除する場合に、前記ブレーキ制御手段は前記警報手段で警報を発することを解除することを特徴とする。この構成により、運転者が警報解除釦を押した時、または車両を再び始動させた時には、警報を自動的に解除することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態における自動ブレーキ装置の構成を示している。図1において、本実施の形態1における自動ブレーキ装置は、車両の停車条件を検出する停車条件検出手段の一態様であるエンジンの動作状態を検出するエンジン状態検出部11と、車両の車速を検出する車速検出部12と、運転者が操作する以外にブレーキ信号によりブレーキを作動させるブレーキ制御部13と、これら各部が接続されて、これら各部を制御するシステム制御部14とから構成されている。エンジン状態検出部11は、エンジンのクランク角センサ、スロットルセンサなどの信号からエンジンの動作、停止を検出するものである。車速検出部12は、車輪に取り付けられた回転速度センサからのパルス信号により車輪の一定時間あたりの回転数、車輪の径などから現在の速度を算出するものである。ブレーキ制御部13は、ディスクブレーキの油圧を制御するアクチュエータに制御信号を送って車輪にブレーキを掛け、またブレーキ動作を解除するものである。システム制御部14は、プログラムにより動作するマイコンであり、この自動ブレーキ装置のために独立して設けてもよく、車両に搭載された電子装置の電子制御を行うECU(エレクトロニク・コントロール・ユニット)を利用してもよい。
【0014】
以上のように構成された自動ブレーキ装置について、図2を用いてその動作を説明する。システム制御部14は、エンジンの動作状態をエンジン状態検出部11によって監視し、エンジン動作を検出している(ステップS1)。ここで、エンジンが動作中でない、すなわち停止していることを検出すると(ステップS2)、システム制御部14は、エンジンが停止している間だけ車両の車速を車速検出部12によって検出し続け(ステップS3)、車両の車速がゼロではない、すなわち動き出したことを検出すると(ステップS4)、即座にブレーキ制御部13にブレーキ作動指示信号を出力し(ステップS5)、ブレーキ制御部13が自動的にブレーキを作動させて車両を停車させる(ステップS6)。一方、システム制御部14は、そのままエンジン状態検出部11によりエンジン動作を検出し続け(ステップS7)、運転者が車両に戻ってエンジンを掛けると(ステップS8)、ブレーキ制御部13にブレーキ解除指示信号を出力し(ステップS9)、ブレーキ制御部13が自動的にブレーキ動作を解除して車両の発進を可能にする(ステップS10)。
【0015】
このように、本実施の形態1によれば、運転者がエンジンを停止して車両から離れた駐車時において、システム制御部14が、エンジン状態検出部11および車速検出部12からの信号を受けて、エンジンが停止状態にも拘らず、車両が移動していると判断した時は、ブレーキ制御部13にブレーキ作動指示信号を出力し、ブレーキ制御部13が直ちにブレーキを掛けるので、万一車両が駐車中に動き出したとしても、即座に車両を停止させることができる。
【0016】
(実施の形態2)
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図3は本発明の実施の形態2における自動ブレーキ装置の構成を示している。本実施の形態2が、図1に示した実施の形態1と異なるのは、システム制御部14に警報部15が接続されていることだけであり、他の構成は図1と同様なので、同様な構成要素には同様な符号を付して構成についての重複した説明は省略する。警報部15は、ブザーや音声メッセージ等の音による警報装置またはLEDなどの光や文字による警報装置と、警報解除釦を備えている。
【0017】
次に、本実施の形態2における動作について図4を用いて説明する。本実施の形態2では、運転者がエンジンを停止して停車し、パーキングブレーキを掛け忘れてそのまま車両内に居る状態を想定している。システム制御部14は、エンジンの動作状態をエンジン状態検出部11によって監視し、エンジン動作を検出している(ステップS1)。ここで、エンジンが停止していることを検出すると(ステップS2)、システム制御部14は、エンジンが停止している間だけ車両の車速を車速検出部12によって検出し続け(ステップS3)、車両の車速がゼロではない、すなわち動き出したことを検出すると(ステップS4)、即座にブレーキ制御部13にブレーキ作動指示信号を出力し(ステップS5)、ブレーキ制御部13が自動的にブレーキを作動させて車両を停車させる(ステップS6)。同時に、システム制御部14は、警報部15に警報指示信号を出力し(ステップS11)、警報部15は、警報装置を作動させる(ステップS12)。これにより、運転者がパーキングブレーキの掛け忘れに気がついて、警報部15の警報解除釦を押した場合には(ステップS13)、その信号により、システム制御部14が警報部15に警報解除信号を出力し(ステップS14)、警報部15は警報装置の警報動作を停止する(ステップS15)。一方、運転者が車両内に居ない場合は、システム制御部14は、そのままエンジン状態検出部11によりエンジン動作を検出し続け(ステップS7)、運転者が車両に戻ってエンジンを掛けると(ステップS8)、ブレーキ制御部13にブレーキ解除指示信号を出力するとともに(ステップS9)、警報部15に警報指示信号を出力し(ステップS16)、ブレーキ制御部13が自動的にブレーキ動作を解除して車両の発進を可能にするとともに(ステップS10)、警報部15は警報装置の警報動作を停止する(ステップS17)。
【0018】
このように、本実施の形態2によれば、運転者がエンジンを停止して車両内に居る場合、または車両から離れた場合において、システム制御部14が、エンジン状態検出部11および車速検出部12からの信号を受けて、エンジンが停止状態にも拘らず、車両が移動していると判断した時には、ブレーキ制御部13にブレーキ作動指示信号を出力し、ブレーキ制御部13が直ちにブレーキを掛けるとともに、警報部15に警報指示信号を出力して、警報部15に警報を発生させるので、万一車両が停車中に動き出したとしても、即座に車両を停止させることができるとともに、運転者に車両が自走したことについての注意を促すことができる。
【0019】
(実施の形態3)
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。図5は本実施の形態3における自動ブレーキ装置の構成を示している。図1において、本実施の形態3における自動ブレーキ装置は、車両の停車条件を検出する停車条件検出手段の一態様である運転席の着座を検出する運転席着座検出部21と、車両の車速を検出する車速検出部22と、運転者が操作する以外にブレーキ信号によりブレーキを作動させるブレーキ制御部23と、これら各部が接続されて、これら各部を制御するシステム制御部24とから構成されている。運転席着座検出部21は、運転席の座席部分または周辺に設けられて運転者の着座を検出する物体検出センサを備えている。物体検出センサは、機械式スイッチ、近接スイッチ、光電スイッチ、赤外線センサなど、いずれの物体検出センサも使用可能であるが、運転席に置いた荷物などによって誤動作しないように構成する必要がある。車速検出部22、ブレーキ制御部23およびシステム制御部24は、実施の形態1の車速検出部12、ブレーキ制御部13およびシステム制御部14と同様なものである。
【0020】
次に、本実施の形態3における動作について図6を用いて説明する。本実施の形態3は、運転車がエンジンを掛けたまま車両を停止させて、作業等のために車両から離れた場合を想定している。システム制御部24は、運転者の運転席への着座状態を運転席着座検出部21によって監視している(ステップS21)。運転者が車両を停止させて、運転席を離れると(ステップS22)、システム制御部24は、車両の車速を車速検出部22によって検出し続け(ステップS23)、車両の車速がゼロではない、すなわち動き出したことを検出すると(ステップS24)、即座にブレーキ制御部23にブレーキ作動指示信号を出力し(ステップS25)、ブレーキ制御部23が自動的にブレーキを作動させて車両を停車させる(ステップS26)。システム制御部24は、そのまま運転者の運転席への着座状態を運転席着座検出部21によって検出し続け(ステップS27)、運転者が運転席に着座すると(ステップS28)、ブレーキ制御部23にブレーキ解除指示信号を出力し(ステップS29)、ブレーキ制御部23が自動的にブレーキ動作を解除して車両の発進を可能にする(ステップS30)。
【0021】
このように、本実施の形態3によれば、運転者がエンジン掛けたまま車両を停止して車両から離れた場合において、運転者がAT車の場合にチェンジレバーをP位置に入れなかった場合やパーキングブレーキを掛け忘れた場合には、システム制御部24が、運転席着座検出部21および車速検出部22からの信号を受けて、運転者が居ないにも拘らず、車両が移動していると判断した時には、ブレーキ制御部23にブレーキ作動指示信号を出力し、ブレーキ制御部23が直ちにブレーキを掛けるので、万一車両が動き出したとしても、即座に車両を停止させることができる。
【0022】
(実施の形態4)
本発明の第4の実施の形態は、上記した実施の形態3に実施の形態2における警報部15を追加した構成を有するものであり、動作は実施の形態2と同様なので、重複した説明は省略する。
【0023】
なお、上記各実施の形態において、車両が移動していることは、車速がゼロ以外の所定値以下であるか否かで検出するようにしてもよいが、車速がゼロより大きい場合に車両が移動していると検出することがより望ましい。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の自動ブレーキ装置は、駐車時または停車時にパーキングブレーキの掛け忘れやAT車のチェンジレバーのP位置への入れ忘れがあっても、車両が自走した場合には直ちにブレーキを動作させて車両を停止させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における自動ブレーキ装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1における自動ブレーキ装置の動作を示すフロー図
【図3】本発明の実施の形態2における自動ブレーキ装置の構成を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態2における自動ブレーキ装置の動作を示すフロー図
【図5】本発明の実施の形態3における自動ブレーキ装置の構成を示すブロック図
【図6】本発明の実施の形態3における自動ブレーキ装置の動作を示すフロー図
【符号の説明】
11 エンジン状態検出部(停車条件検出手段)
12 車速検出部
13 ブレーキ制御部
14 システム制御部
15 警報部
21 運転席着座検出部(停車条件検出手段)
22 車速検出部
23 ブレーキ制御部
24 システム制御部
Claims (7)
- 車両の停車条件を検出する停車条件検出手段と、前記車両の車速を検出する車速検出手段と、前記車速を減速するブレーキ手段と、前記停車条件および前記車速に基づいて前記ブレーキ手段を作動させるブレーキ制御手段とを備え、前記停車条件検出手段で所定の停車条件が検出され、かつ前記車速検出手段で所定値以上の車速が検出された場合に、前記ブレーキ制御手段が前記ブレーキ手段を作動させることを特徴とする自動ブレーキ装置。
- 前記停車条件検出手段は、少なくともエンジンの状態を検出するエンジン状態検出手段を備え、前記エンジン状態検出手段で前記エンジンの状態が停止状態であることを検出し、かつ前記車速検出手段で所定値以上の車速が検出された場合に、前記ブレーキ制御手段が前記ブレーキ手段を作動させることを特徴とする請求項1に記載の自動ブレーキ装置。
- 前記ブレーキ制御手段は、前記エンジン状態検出手段で前記エンジンの状態が動作状態である場合には、前記ブレーキ手段の作動を解除することを特徴とする請求項2に記載の自動ブレーキ装置。
- 前記停車条件検出手段は、少なくとも運転席の着座を検出する運転席着座検出手段を備え、前記運転席着座検出手段で前記運転席の着座を検出せず、かつ前記車速検出手段で所定値以上の車速が検出された場合に、前記ブレーキ制御手段が前記ブレーキ手段を作動させることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の自動ブレーキ装置。
- 前記ブレーキ制御手段は、前記運転席着座検出手段で前記運転席の着座を検出した場合には、前記ブレーキ手段の作動を解除することを特徴とする請求項4に記載の自動ブレーキ装置。
- 警報を発する警報手段を備え、前記ブレーキ制御手段が前記ブレーキ手段を作動させる場合に、前記ブレーキ制御手段は前記警報手段で警報を発することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の自動ブレーキ装置。
- 前記ブレーキ制御手段が前記ブレーキ手段の作動を解除する場合に、前記ブレーキ制御手段は前記警報手段で警報を発することを解除することを特徴とする請求項6に記載の自動ブレーキ装置。
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